JP2008028179A - 搬送機構およびそれを備えた処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハ等の基板を搬送する搬送機構において、構成を簡単にしながらも一度に搬送できる基板の枚数を増加させ、更に可動部のケーブルレスを実現する。
【解決手段】案内ガイド18によって移動可能な移動ベース21と、移動ベースに回転可能に載置されたロボットベース20と、ロボットベース20上に固定された第1アーム27と、第1アーム27の両端に支持された2つの第2アーム28と、その各々の先端に支持されたピンセット30とを備えるとともに、移動ベース21を挟むように敷設された第1及び第2のリニアモータの可動子12、14を連結部材16、17を介してロボットベース20に連結させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、半導体ウエハ等の基板に対してCVDやエッチング等の処理を施す半導体基板処理装置などに用いられ、半導体ウエハ(以下、ウェハという)等の被処理体を処理室に挿入または処理室から搬出する真空内搬送機構に関する。
半導体デバイスの製造工程は多数の工程からなり、例えば、半導体ウェハ上に回路パターンを形成するための主な工程としては、ウェハの洗浄工程、金属膜や絶縁膜を形成する成膜工程、フォトレジストで配線パターンを形成するフォトリソグラフィ工程、レジストパターンが形成されたウェハをエッチングするエッチング工程、その他不純物を注入する工程等が多数回繰り返し行われるのが一般的である。
上記エッチング工程において例えばプラズマを用いる場合や、成膜工程において例えばCVD装置により処理を行う場合、ウェハを真空チャンバ内に搬入してこのチャンバ内で処理を行っている。このようなシステム構成としては、たとえば、多角形に形成した真空の共通搬送室に複数の真空処理室を放射状にゲートバルブで連結してなるクラスタ装置がある。
しかしながら、半導体デバイスの高密度化、高集積化の要求により、処理の更なる効率化が求められ、成膜種類も増加した。また、少量多品種の半導体デバイスの要求もあり、共通搬送室により多くの真空処理室を連結する必要が生じている。多角形状(クラスタ式)の共通搬送室に放射状に真空処理室を接続すると、真空処理室間がデットスペースとなるため、スペースの有効利用とならず、フットプリントの増大につながる。
このため、拡張性やフットプリントの向上を図ることを目的として、横長の共通搬送室を設け、この側壁に、大気搬送室とウエハ受け渡しを行うロードロック室や真空処理室を配置し、共通搬送室内部には直線的な走行が可能で、真空処理室とウエハの受け渡しを行うために伸縮可能な搬送アームを有すロボットを設置したリニア走行型の装置構成が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし、このような装置構成の場合は、搬送アームを有したロボットを直線走行させる機構やロボットアームを駆動するための動力ケーブル、走行軸の位置検出やロボットアームを制御するために必要なリニアエンコーダのセンサケーブル等からの塵埃や放出ガスが問題になる。
そこで特許文献1では、この可動ケーブルを無くすために、ある所定の位置に停止中に非接触でバッテリー充電を行いロボット走行とロボットアームの駆動をこのバッテリにて行う方式としたり、特許文献2では、隔壁を設けて大気側から搬送アームをリンク式で動かす機構の提案がなされている。
特開2004−265894号公報(第7頁,第5図) 特開2003−332404号公報(第12頁,第1図)
ところが、特許文献1では、ステージを移動させるための第1の駆動源とロボットを駆動するための第2の駆動源に電力を供給するバッテリーの寿命に伴う交換や、バッテリーの非接触給電部の電磁ノイズの低減、走行軸や真空ロボットの位置制御を行う制御部(ドライブ部)の発熱処理が必要になるなどの問題がある。
また、特許文献2では、一方向の真空処理室へのアクセスしかできないという問題がある。更に、伸縮動作を形成するリンク機構の駆動部を、走行軸方向に搬送台の両側に配置する必要があるため、走行軸が長くなる。これに伴い、真空容器の容積が増し、フットプリントの増大、真空引き時間の増大、真空ポンプ容量の増大等の問題も発生する。
そこで、本発明は、走行性能や搬送アームの駆動性能を低下させることなく,ケーブルレスでロボット走行とアーム伸縮機能を実現し、ケーブルからの発塵と放出ガスをなくしメンテナンス性の向上を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため,本発明は,次のようにしたものである。
請求項1に記載の発明は,経路に沿って移動して所定の場所に移動し、アームを伸縮させながらウェハ等の基板を搬送する搬送機構において、略平坦面に敷設された案内レールと、前記案内レールにガイドされて移動可能な移動ベースと、前記移動ベースに回転可能に載置されたロボットベースと、前記ロボットベースに固定された1つの第1アームと、前記第1アームの両端にそれぞれ回転可能に支持された2つの第2アームと、前記2つの第2アームの各々の先端に回転可能に支持され、前記基板を載置する2つのピンセットと、前記案内レールに沿って配置され、前記移動ベースを挟むように敷設される第1及び第2のリニアモータと、前記第1及び第2のリニアモータの各々の可動子と、前記ロボットベースとを結合する連結部材と、を備え、前記第1及び第2のリニアモータの各々の可動子が、互いに反対方向に移動することによって、前記連結部材を介して前記ロボットベースを回転させ、前記2つのピンセットを前記ロボットベースの中心に対して同時に伸縮させる搬送機構とした。
請求項2に記載の発明は,経路に沿って移動して所定の場所に移動し、アームを伸縮させながらウェハ等の基板を搬送する搬送機構において、略平坦面に敷設された案内レールと、前記案内レールにガイドされて移動可能な移動ベースと、前記移動ベースに回転可能に載置されたロボットベースと、前記ロボットベースに固定された1つの第1アームと、前記第1アームの両端にそれぞれ回転可能に支持された2つの第2アームと、前記2つの第2アームの各々の先端に回転可能に支持され、前記基板を載置する2つのピンセットと、前記案内レールに沿って配置され、可動子が前記移動ベースと締結されて該移動ベースを移動させる第1のリニアモータと、前記案内レールに沿って配置され、前記移動ベースの近傍に敷設される第2のリニアモータと、前記第2のリニアモータの可動子と、前記ロボットベースとを結合する連結部材と、を備え、前記第1のリニアモータを停止させているときに、前記第2のリニアモータの可動子を移動させることによって、前記連結部材を介して前記ロボットベースを回転させ、前記2つのピンセットを前記ロボットベースの中心に対して同時に伸縮させる搬送機構とした。
請求項3に記載の発明は,真空雰囲気で基板を処理する複数の処理室と、前記複数の処理室に接続されるとともに、前記基板を前記複数の処理室に対して出し入れする搬送機構を内部に備えた共通搬送室と、前記共通搬送室に接続され、真空雰囲気と大気雰囲気が実現可能なロードロック室と、前記ロードロック室と、前記基板を収納するカセットとの間で目的の前記基板を搬送する大気搬送部と、を備える基板の処理装置において、前記搬送機構が、請求項1または2記載の搬送機構である基板の処理装置とした。
請求項4に記載の発明は,前記共通搬送室が略矩形に形成され、該共通搬送室の2つの長辺には前記複数の処理室が一対ずつ、該共通搬送室をはさんで対向するように接続され、前記搬送機構の前記案内レールが、前記長辺に沿って敷設されている請求項3記載の処理装置とした。
請求項5に記載の発明は、前記搬送機構が、前記2つのピンセットを同時に伸縮させることによって、前記一対の処理室に対して同時に前記基板の出し入れを行う請求項4記載の処理装置とした。
請求項6に記載の発明は、前記第1及び第2のリニアモータの可動子に各々絶対値式リニアスケールが設けられ、前記絶対値式リニアスケールを検知する絶対値リニア位置検出センサが、前記絶対値式リニアスケールの長さと同一の間隔をおいて前記共通搬送室内の長辺に複数配置され、前記絶対値リニア位置検出センサからの情報に基づいて、前記共通搬送室の長辺の全領域にわたって前記第1及び第2のリニアモータの位置制御がおこなわれる請求項3記載の処理装置とした。
請求項1または2に記載の発明によれば、経路に沿って移動するための機構と、アームを伸縮させるための機構とが、2つのリニアモータのみによって実現されるとともに、基板を支持するピンセットを2つ同時に伸縮させることができるので、駆動部の構成が簡単になりながら一度に搬送できる基板の数が増加する。特に、リニアモータを可動マグネット型のリニアモータを使用すれば、搬送機構の可動部から駆動源のケーブル類を無くすことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1の片側のリニアモータの可動子ガイドを無くすことができるため、更に放出ガスやパーティクルを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、特許文献2のように伸縮動作を形成するリンク機構の駆動部を、走行軸方向の搬送台の両側に配置する必要が無いため、必要最小限のリニアモータ長で搬送機構を構成でき、共通搬送室の容積や装置のフットプリントを増大させることがない。
請求項4に記載の発明によれば、略矩形の共通搬送室に対して一対の処理室を増減させることで、比較的容易に処理装置の構成を変更できる。
請求項5に記載の発明によれば、搬送機構の2つのリニアモータを同期運転することで処理室の位置で停止することができ、2つのリニアモータを位置制御することによりアームの伸縮を正確にコントロールすることができるので、一度に一対の処理室に対して基板の出し入れができる。
請求項6に記載の発明によれば,リニアモータの可動子側にリニアスケールを装着し、位置検出センサを共通搬送室側に固定配置するため、位置検出センサケーブルの可動を無くすことができる。
また、絶対値式リニアエンコーダの位置情報から共通搬送室の全領域の位置情報を認識できるため、万一のトラブルで装置が停止した場合でも、走行位置と搬送アームの伸縮状態が認識できるため、原点復帰動作なしに搬送機構のアームを前記基板処理室に干渉させることなく、システム復帰を行うことができる。
また、絶対値で位置を検出するため、一時的にノイズ等で位置を誤検出しても、瞬間的な位置ずれが発生するだけで、累積した位置ずれを発生させることがなく、自動的に正しい位置に自動復帰させることができる。
まず、本発明に係るウェハ搬送装置が使用されるウェハ処理装置の代表的な全体構成を図1を参照して説明する。
図1において、共通搬送室1は、図中Y方向に長辺をもつ略矩形の真空チャンバである。この共通搬送室1の左右の長辺には、大気搬送エンクロージャ(EFEM)6との間でウエハの受け渡しを行うとともに、大気と真空の状態に交互に繰り返されるロードロック室3およびCVD処理部やエッチング処理部などの処理室4が複数配置されている。処理室4は通常、上述のように真空状態になっている。5はロードロック室3および処理室4と、共通搬送室1の間を隔離するとともに、その開閉を行うゲートバルブである。共通搬送室1内には、ウェハWを搬送する搬送機構2が設けられている。搬送機構2は、共通搬送室1内に図中Y方向に敷設された搬送路に沿って移動可能である。搬送機構2は、搬送路に沿って各処理室4の前まで走行し、後述するアームを伸縮させて各処理室4へウェハWを搬入搬出する。
以上、図1におけるウェハ処理装置のウェハの流れを説明する。各処理室4及び共通搬送室1は、図示しないポンプなどによって減圧され、真空状態となっている。ロードロック室3は大気状態とする。まず、大気搬送エンクロージャ6に設置されている大気ロボット6bがそれに備えるハンドによって、ウェハカセットオープナ6aに載置されているカセットからウェハWを取得する。大気ロボット6bは、ロードロック室3と大気搬送エンクロージャ6とを隔離するゲートバルブ7(上記ゲートバルブ5と機能は同等)が開放された後、ハンドを通過させてウェハWをロードロック室3内に載置する。ゲートバルブ7が閉鎖された後、ロードロック室3は図示しないポンプによって減圧され、共通搬送室1とロードロック室3とを隔離するゲートバルブ5が開放される。搬送機構2が搬送路に沿って2つのロードロック室3の間(図中3Aと3Bとの間)に移動し、後述するアームを伸ばしてウェハWを取得する。そして共通搬送室1とロードロック室3とを隔離するゲートバルブ5が閉鎖される。ロードロック室3は、図示しない窒素導入路などによって内部に窒素などが導入され、再び大気状態へと戻され、大気搬送エンクロージャ6とウェハのやりとりを繰り返す。
一方、搬送機構2が再び搬送路に沿って移動し、目的の処理室4の前で停止すると、目的の処理室4と共通搬送室1を隔離するゲートバルブ5が開放される。
そして、搬送機構2は保持していたウェハWを目的の処理室4に、アームを伸ばして載置する。アームを縮めた後、ゲートバルブ5が閉鎖され、処理室4ではウェハWに所定の処理が行われる。そして、以上の逆の過程で処理が完了したウェハWが、再び大気搬送エンクロージャ6へと返送される。
以下、上記で説明した搬送機構2について説明する。
図2は本発明の実施形態1に係るウェハの搬送機構2を示す上から見た平面図であり、共通搬送室1内でアームが延びた状態(図中A)と縮んだ状態(図中B)で走行場所を変えて示している。図3は走行方向(図1におけるY方向)から見た側断面図である。ただし後述する支持板29とピンセット30は図示を省略している。図4は搬送機構2のアーム部の構成と動力伝達を示す図である。図5は搬送機構2のアーム部の伸縮特性を示すグラフである。図6は絶対値リニアスケールと位置検出センサとの配列関係を示す図である。
図2および図3において、1は図1における共通搬送室である。この共通搬送室1内に以下のものが配置されている。
共通搬送室1内には、搬送室の長辺に沿って2本の案内ガイド18(案内レールともいう)がその底面の中央に並んで敷設されている。それぞれの案内ガイド18は、ガイド部18aと可動ブロック18bとからなり、直線棒状のガイド部18aに沿って可動ブロック18bが可動可能である。可動ブロック18bは数個用意され、これらの上に後述する移動ベース21が載置される。案内ガイド18の外側には、可動マグネット型の第1と第2のリニアモータの固定子11、13が案内ガイド18に沿って配置されている。12は第1のリニアモータの可動子、14は第2のリニアモータの可動子である。リニアモータの可動子は固定子に対してリニア移動するのは言うまでもない。案内ガイド18の可動ブロック18bには、移動ベース21が載置されてレール部18aに沿って移動可能である。移動ベース21上には、移動ベース21に対して図示しない回転ベアリングで回転可能に支持されているロボットベース20が設けられている。ロボットベース20には後述する第1アーム27が固定されている。16と17は第1と第2のリニアモータの可動子12、14と、ロボットベース20とを連結する連結部材である。連結部材16、17はそれぞれ同じ構成であるので、ここでは連結部材16の構成について説明する。連結部材16は2つの長尺部材16a,16bから成り、長尺部材16aは可動子12の上に垂直に固定され、その上方先端に凸部16a1が形成してあり、また、ロボットベース20の上部にもその直径の両端近傍に凸部20a、20bが形成してあり、そてぞれの凸部の周囲には図示しないベアリングが設けられて、回動可能となっている。
一方、長尺部材16bの両端部近郷には、凸部16a1の挿入される開口孔16b1と凸部20aの挿入される開口孔16b2とがそれぞれあけられていて、開口孔16b1に凸部16a1を挿入し、開口孔16b2に凸部20aを挿入することで、長尺部材16bの一端は凸部16a1のベアリングを中心に回動し、また他端は凸部20aのベアリングを中心に回動できるようになっている。これと同じく、連結部材17の長尺部材17bもその一端は凸部17a1のベアリングを中心に回動し、また他端は凸部20bのベアリングを中心に回動できるようになっている。したがって、第1と第2のリニアモータの可動子12、14が、互いに反対方向に動くことにより、この動作が連結部材16及び17を介してロボットベース20に伝えられ、第1のリニアモータの可動子12と第2のリニアモータの可動子14とが互いに移動ベース21に対して近接するよう移動すると、図2においてロボットベース20は反時計回りに回転するし、第1のリニアモータの可動子12と第2のリニアモータの可動子14とが互いに移動ベース21に対して離れるよう移動すると、ロボットベース20は時計回りに回転する。
なお、案内ガイド18の側面には、案内ガイドからのパーティクルの飛散を防止するためにパーティクル防止カバー35が設けられている。パーティクル防止カバー35は、案内ガイド18の可動ブロック18bがガイド部18aに対して走行したときに飛散させる粉塵を抑えるための板状のもので、移動ベース21から垂下するように固定され、かつガイド部18bやガイド部18bが敷設されている面と接触しない程度の隙間をもって可動ブロック18aを隠すように設けられている。図3では、移動ベース21の側面(第1及び第2のリニアモータに対向する面)のそれぞれ全域にわたって設けられているが、勿論、移動ベース21の側面全域(図3における正面やその反対側の面にも)にも、ガイド部18aやガイド部18aの敷設面に接触しないように設けてもよい。これにより、可動ブロック18bからパーティクルの飛散があっても、パーティクル防止カバー35によってその飛散が抑えられるので、後述するピンセット30上のウェハWへパーティクルが付着することを抑制できる。
図4において、搬送機構2のアーム部の構成と動力伝達について詳細に説明する。
第1アーム27は、その略中央部分でロボットベース20に支持されており、ロボットベース20の回転中心と第1アーム27の略中央部分が一致するようになっている。第1アーム27はロボットベース20の回転とともに一体的に回転する。第1アーム27の両端には、それぞれ2つの第2アーム28が第1アーム27に対して回転可能に支持されている。また、第2アーム28のそれぞれの先端部には支持板29を介してピンセット30が取り付けられている。ピンセット30にはウェハ(基板)Wが載置できるようになっている。ピンセット30にはウェハWを保持するための、例えば図示しない支持パッドが複数設けられている。
第1アーム27の内部には、移動ベース21と図示しない部材で連結されているプーリAが設けられている。プーリAにはベルト31が巻装されている。そして、ベルト31は第1アーム27両先端内部の2つのプーリBにも巻装されている。プーリBは第2アーム28に図示しない部材で連結されている。また、プーリCがプーリBと同軸で第2アーム28に内蔵されている。プーリCは図示しない部材によって第1アーム27に連結されている。プーリCにはベルト32が巻装されている。ベルト32はプーリDにも巻装されている。プーリDは第2アーム28の先端内部で回転可能に支持されている。プーリDには支持板29が固定されている。さらに支持板29にはピンセット30が固定されている。そして、プーリA:Bの比率を2:1、プーリC:Dの比率を1:2に構成する。
なお、どちらか一方の第2アーム28の第1アーム27に対する支持部には、図3で示すアーム支柱36が介在している。これは搬送機構2が図2のBのような状態になったときに、互いの第2アーム同士やピンセット30が干渉しないように、互いを異なった高さにするための部材である。このアーム支柱36は円筒状になっていて、どちらかの第2アーム28に連結固定されるとともに、プーリBにも連結固定されている。そして、このアーム支柱36の高さ寸法によって得られる第1アーム27と一方の第2アーム28およびピンセット30との隙間に、もう一方の第2アーム28およびピンセット30とが存在できるように構成している。
以上の構成により、搬送機構2のアーム部は、ロボットベース20が回転すると、2つのピンセット30は搬送機構2の中心に向かって、直線的(図中X方向)に移動する。
以上説明したリニア機構の構成と、アーム部の構成とを組み合わせた搬送機構2は、第1及び第2のリニアモータの可動子を同時に、かつ反対方向に移動させると、連結部材16、17を介してロボットベース20が回転するので、これにより、2つのピンセット30が、同時に反対方向に伸縮動作する。そして、搬送機構2を図1のような共通搬送室1内に設置すれば、2つのピンセット30を共通搬送室1の長辺に配置された1対のロードロック室または処理室に同時に進退させることができるようになる。
また、第1及び第2のリニアモータの可動子を同時に、かつ同じ方向に移動させると、搬送機構2の移動ベース21及びアーム部全体をその方向に移動させることができるのはいうまでもない。この動作によって、共通搬送室1に接続された1対のロードロック室または処理室の各々に対して搬送機構2のアーム部を移動させて、所望のウェハWの出し入れを行える。
ここで、第1及び第2のリニアモータの構成及び搬送機構の動作について更に詳細に説明する。上述のように、本実施例では可動マグネット型のリニアモータを使用している。可動マグネット型のリニアモータの可動子12、14は、固定子11、13に対して電磁力で非接触で可動するため、可動子の直線状の動きを規制するためのガイド部材が必要である。このガイド部材を可動子ガイド19として示す。可動子ガイド19は、案内ガイド18と同様のものを用いている。従って可動子ガイド19も、レール部19aと可動ブロック19bとで構成されている。ここで可動子ガイド19は、可動子ガイドの別の設置場所50(破線で示す)で示すように、レールを共通搬送室1内の内壁等に敷設し、そのレール部に対して移動可能な可動ブロックを部材を介して可動子12、14に装着しても良い。しかし、この場合可動子ガイドのレール部は搬送機構2の移動範囲全体に渡って敷設しなくてはならず、コスト、直進性保持などの面で不利となる。
そこで、本実施例ではこの可動子ガイド19を図の実線の位置に設置している。可動子ガイド19のレール部19aは、第1及び第2のリニアモータの可動子12、14上に固定されている。レール部19aは可動子12、14の上に載置されており、可動子12、14がロボットベース20を回転させてアーム部を伸縮させるための距離を移動するとき、可動ブロックがレール部を外れない程度に必要十分な長さがあればよい。そして、可動ブロック19bと、移動ベース21とを規制部材23とによって連結している。これにより、可動子12、14は案内ガイド18によって走行方向が規制されている移動ベース21とともにその直線状の動きが規制される。
可動子ガイド19が上記の構成のとき、搬送機構2を図2のAからBの状態に動かす動作について説明する。まず、図2のAの状態から可動子12、14が互いに近接するように動くと、ロボットベース20が連結部材16、17を介して図の反時計回りに回転する。そして2つのピンセット30らは互いにロボットベース20に近接するように縮む。このとき、可動子12、14上に載置された可動子ガイド19のレール部19aも可動子とともに移動するが、可動ブロック19bがレール部19aに対して滑るので、移動ベース21は動かない。また、このとき可動ブロックは上述のようにレール部が必要十分な長さにあれば、レール部から外れない。よって、アームが縮む動作のみが達成される。そして、可動子12、14が同時に図2の右方向に動くと、連結部材16、17を介して移動ベース21が図2Bの方向へ移動する。
次に、搬送機構2のアーム部の動作制御について説明する。
図5(a)は、搬送機構2の動作特性を示すグラフである。(b)は搬送機構2を上面から見た簡略図である。ロボットベース20と2つのピンセット30のうち1つは図示していない。そして、ロボットベース20の回転中心における回転方向をθ、第1及び第2のリニアモータの可動子の移動方向をL、搬送機構2の回転中心からウェハWの中心までの距離をRとしている。
予め、ピンセット30に載置したウェハWの中心が搬送機構2の中心となるよう第1及び第2のリニアモータの可動子を移動させ、アームを縮めておき、その状態を例えば原点姿勢としておく。そして、図5(a)で示す動作特性のように、原点姿勢からの第1及び第2のリニアモータの可動子の移動量と、そのときの第1アームの動作回転角度量と、ウエハの中心位置の移動量との関係を予め把握しておく。ここで、図5(a)において、横軸はリニア軸移動量であって、原点姿勢からの第1及び第2のリニアモータの可動子の移動量を示している。縦軸は第1アームの動作回転量θ(deg)と、ピンセットに載置しているウエハの中心位置の移動量Rを示している。このように、実際はリニア軸移動量とウエハの中心位置の移動量は完全にリニアな関係ではないため、アームの伸縮量の指令はこの関係に基づき払い出され、第1及び第2のリニアモータを位置制御する。
次に、第1及び第2のリニアモータの位置制御について説明する。リニアモータの位置を認識するため、以下に説明する絶対値式リニアエンコーダを使用する。 本発明のように、リニアモータの直線状の動きをアーム部の回転に変換する機構の場合は、システム立ち上げ時にアームの姿勢や走行位置を直ちに認識できなければならない。アーム姿勢や現在位置が認識できない状態で、原点復帰動作を行うと、アーム部を共通搬送室1の内壁や処理室4やロードロック室3に干渉させることになり、ウェハWをピンセット30が搬送中であれば、ウエハWを落下させ、破損させることになる。このためには、本発明の搬送機構では真空仕様の絶対値式リニアエンコーダの装着が必須となる。
真空仕様のリニア型絶対値エンコーダは、たとえば、本出願人が先に出願した特開2003−185472(アブソリュートエンコーダおよびその絶対値信号生成処理方法)で示す回転型ディスクのスリットを直線に引き伸ばすことで実現することができる。このエンコーダスケールは、磁性体スリットをエッチングで形成するため、任意のスケール長を容易に作製することができる。また、磁気式のため光学式のようにスケールの汚れの影響を受けにくく、信頼性が高い。
図6は、第1及び第2のリニアモータの可動子12、14に装着される絶対値式リニアスケール40、41と、共通搬送室1内の側壁等に、第1及び第2のリニアモータに沿って配置される絶対値リニア位置検出センサ42,43との配列関係を示す図である。リニアスケール40,41と位置検出センサ42,43との配列は、リニアスケール40、41の長さの間隔で配置すればよく、例えばロードロック室3Aと処理室4A、ロードロック室3Bと処理室4Bのそれぞれ中央部分に等間隔で配置する。位置検出センサ42,43の信号は、電気制御部内の絶対値式エンコーダ処理ユニット45に入力され、各位置検出センサ42、43の位置情報から、第1及び第2のリニアモータの可動子の、共通搬送室1内での現在位置を認識する。46は第1及び第2のリニアモータ駆動用のドライバであるパワードライブ部を示している。絶対値式エンコーダ処理ユニット45からの位置情報と、図5に示すリニア軸動作量とアーム動作量の関係より、コントローラ44からの推力指令に基づき、第1及び第2のリニアモータを位置制御し、搬送機構2のアーム伸縮量(ウェハ中心位置)を制御する。
本発明では、絶対値式リニアの採用に限定することで、スケール長と位置検出センサ間隔を同一長にすることができる。スケール長が長くなると、共通搬送室のチャンバ長さ(容積)が増えるが、これを抑えることができる。また、現在位置認識が容易になり、原点復帰動作を行うことなく、システム立上げができる。異常停止などで緊急停止したときのシステム立上げも共通搬送室を大気雰囲気に開放して人が作業することなく可能で、ダウンタイムを最小にできる。
次に、搬送機構2の実施形態2について説明する。
図7は本発明の実施形態2に係る搬送機構2を示す上からの平面図であり、共通搬送室1内でアームが延びた状態(図中A)と縮んだ状態(図中B)で走行場所を変えて示している。図8は走行方向(図1におけるY方向)から見たその側断面図である。
図7および図8において、図2および図3と異なる部分のみ説明する。
33は第3のリニアモータの固定子、34は第3のリニアモータの可動子である。第3のリニアモータは、2本の案内ガイド18に挟まれるように共通搬送室1内の底面に敷設されている。すなわち、移動ベース21の下部に配置されている。第3のリニアモータの可動子34と移動ベース21とが連結され、移動ベース21は第3のリニアモータによって案内ガイド18に従って移動する。第1のリニアモータの可動子12は、ロボットベース20と連結部材16で結合されており、この構成は実施形態1と同じである。そして実施形態1における第2のリニアモータは無い。また、ロボットベース20から上のアーム部についても実施形態1と同じである。
従って、実施形態2では、搬送機構2のアーム部の伸縮動作は、第3と第1のリニアモータ可動子32、14の相対位置を制御することによって行う。例えば、アームを縮めて走行させるときは、図7において第3のリニアモータの可動子34を停止させた状態で、第1のリニアモータの可動子12を図中左の方向に移動させ、アーム(ピンセット)を縮めた後、第1及び第3のリニアモータの可動子を同期させて同一方向に走行させる。そして、ウエハWを搬入搬出する処理室4の前で停止させ、処理室4と共通搬送室1とを隔離するゲートバルブ5を開き、この位置で再び第1のリニアモータの可動子12のみを、図7において右方向に走行させてアーム(ピンセット)を伸長させ、ウェハWを処理室4に投入する。
このように実施形態2では、第3のリニアモータが移動ベース21を直接駆動する。本発明では、移動ベース21やアーム部が大きく、重量もあるため、これらを直接駆動することによって、安定的に駆動が可能である。特に、実施形態2のように、移動ベース21の下部に第3のリニアモータを配置すれば、移動ベース21やアーム部の重心位置を第3のリニアモータが駆動できるため、更に安定的にこれらを駆動できる。
本発明は,半導体製造用の処理装置のウエハ搬送装置のほか、液晶製造装置に用いられるガラス基板などの搬送装置としても有用である。
本発明の搬送機構が用いられる代表的な処理装置の全体上面図である。 本発明第1実施例の搬送機構を示す上面図である。 図2において、搬送機構の走行方向からみた側断面図である。 本発明の搬送機構のアーム部の詳細を示す上面図である。 本発明の搬送機構のリニアモータ可動子の動作量と、そのときの第1アームの動作回転量と、ウェハの中心の移動量との関係を示すグラフである。 本発明第1実施例のリニアスケールの構成及び制御系の構成を示す図である。 本発明第2実施例の搬送機構を示す上面図である。 図7において、搬送機構の走行方向からみた側断面図である。 本発明第2実施例のリニアスケールの構成及び制御系の構成を示す図である。
符号の説明
W 被処理体(半導体ウエハ)
1 共通搬送室
2 搬送機構
3 ロードロック室
4 処理室
5 ゲートバルブ
6 大気搬送エンクロージャ(EFEM)
6a ウェハカセットオープナ
6b 大気ロボット
7 ゲートバルブ
11 第1のリニアモータの固定子
12 第1のリニアモータの可動子
13 第2のリニアモータの固定子
14 第2のリニアモータの可動子
16、17 連結部材
18 案内ガイド
18a レール部
18b 可動ブロック
19 可動子ガイド
19a レール部
19b 可動ブロック
20 ロボットベース
21 移動ベース
23 規制部材
27 第1アーム
28 第2アーム
29 支持板
A、B、C、D プーリ
30 ピンセット
31、32 ベルト
33 第3のリニアモータの固定子
34 第3のリニアモータの可動子
35 パーティクル防止用カバー
36 アーム支柱
40,41 絶対値式リニアスケール
42,43 絶対値式リニア位置検出センサ
44 コントローラ
45 絶対値エンコーダ処理ユニット
46 パワードライブ部
50 可動子ガイドの別の設置場所

Claims (6)

  1. 経路に沿って移動して所定の場所に移動し、アームを伸縮させながらウェハ等の基板を搬送する搬送機構において、
    略平坦面に敷設された案内レールと、
    前記案内レールにガイドされて移動可能な移動ベースと、
    前記移動ベースに回転可能に載置されたロボットベースと、
    前記ロボットベースに固定された1つの第1アームと、
    前記第1アームの両端にそれぞれ回転可能に支持された2つの第2アームと、
    前記2つの第2アームの各々の先端に回転可能に支持され、前記基板を載置する2つのピンセットと、
    前記案内レールに沿って配置され、前記移動ベースを挟むように敷設される第1及び第2のリニアモータと、
    前記第1及び第2のリニアモータの各々の可動子と、前記ロボットベースとを結合する連結部材と、を備え、
    前記第1及び第2のリニアモータの各々の可動子が、互いに反対方向に移動することによって、前記連結部材を介して前記ロボットベースを回転させ、前記2つのピンセットを前記ロボットベースの中心に対して同時に伸縮させること、を特徴とする搬送機構。
  2. 経路に沿って移動して所定の場所に移動し、アームを伸縮させながらウェハ等の基板を搬送する搬送機構において、
    略平坦面に敷設された案内レールと、
    前記案内レールにガイドされて移動可能な移動ベースと、
    前記移動ベースに回転可能に載置されたロボットベースと、
    前記ロボットベースに固定された1つの第1アームと、
    前記第1アームの両端にそれぞれ回転可能に支持された2つの第2アームと、
    前記2つの第2アームの各々の先端に回転可能に支持され、前記基板を載置する2つのピンセットと、
    前記案内レールに沿って配置され、可動子が前記移動ベースと締結されて該移動ベースを移動させる第1のリニアモータと、
    前記案内レールに沿って配置され、前記移動ベースの近傍に敷設される第2のリニアモータと、
    前記第2のリニアモータの可動子と、前記ロボットベースとを結合する連結部材と、を備え、
    前記第1のリニアモータを停止させているときに、前記第2のリニアモータの可動子を移動させることによって、前記連結部材を介して前記ロボットベースを回転させ、前記2つのピンセットを前記ロボットベースの中心に対して同時に伸縮させること、を特徴とする搬送機構。
  3. 真空雰囲気で基板を処理する複数の処理室と、
    前記複数の処理室に接続されるとともに、前記基板を前記複数の処理室に対して出し入れする搬送機構を内部に備えた共通搬送室と、
    前記共通搬送室に接続され、真空雰囲気と大気雰囲気が実現可能なロードロック室と、
    前記ロードロック室と、前記基板を収納するカセットとの間で目的の前記基板を搬送する大気搬送部と、を備える基板の処理装置において、
    前記搬送機構が、請求項1または2記載の搬送機構であることを特徴とする基板の処理装置。
  4. 前記共通搬送室が略矩形に形成され、該共通搬送室の2つの長辺には前記複数の処理室が一対ずつ、該共通搬送室をはさんで対向するように接続され、前記搬送機構の前記案内レールが、前記長辺に沿って敷設されていることを特徴とする請求項3記載の処理装置。
  5. 前記搬送機構が、前記2つのピンセットを同時に伸縮させることによって、前記一対の処理室に対して同時に前記基板の出し入れを行うことを特徴とする請求項4記載の処理装置。
  6. 前記第1及び第2のリニアモータの可動子に各々絶対値式リニアスケールが設けられ、
    前記絶対値式リニアスケールを検知する絶対値リニア位置検出センサが、前記絶対値式リニアスケールの長さと同一の間隔をおいて前記共通搬送室内の長辺に複数配置され、
    前記絶対値リニア位置検出センサからの情報に基づいて、前記共通搬送室の長辺の全領域にわたって前記第1及び第2のリニアモータの位置制御がおこなわれることを特徴とする請求項3記載の処理装置。

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