JP2008026763A - ストロボ用調光装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、小型の各種撮影機器への搭載に適し、しかもストロボ光の微小発光時の調光精度を改善するストロボ用調光装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るストロボ用調光装置1は、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を生成する半導体受光素子2と、同一の半導体受光素子2による光電流に基づいて、それぞれ異なる電圧上昇速度で電圧積分するよう構成される複数の電圧積分手段3,4と、発光開始からの時刻を計測する計時手段5と、該計時手段5に予め設定される所定時間T経過前で且つ前記電圧上昇速度の速い電圧積分手段3による積分値が適正露光量に対応して予め決められた所定レベルに達した場合にはその時点、そうでない場合には、前記所定時間T経過後で且つ前記電圧上昇速度の遅い電圧積分手段4による積分値が前記所定レベルに達した時点で発光停止信号を出力する信号発生手段6とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストロボ発光量を調節するストロボ用調光装置に関するものである。
自動調光式のストロボ装置、いわゆるオートストロボ装置に用いられるストロボ用調光装置が知られている。ストロボ用調光装置は、ストロボ発光中に被写体で反射されたストロボ反射光の光量積分を行い、この積分量が基準レベルに達したときにストロボ発光を停止させている。ストロボ反射光を受光する調光センサとしては、入射する光の光強度に応じた光電流を流すフォトダイオードやフォトトランジスタ等の受光素子が用いられ、受光素子からの光電流でコンデンサを充電することにより光量積分を行っている。
ところで、撮影距離が近距離のときや、撮影感度が高いとき、アベイラブル光が比較的に強いとき等には、被写体からのストロボ反射光が強くなるため短時間で適正な露光量に達してしまう。そのため、発光初期ではストロボ光の発光立ち上がりが急峻である等といったストロボ装置の特性と、ストロボ反射光が強いことに起因して、発光停止の僅かな遅延が大きな露光オーバーを招く。このため、特許文献1に記載されたものでは、受光面積が異なる複数の半導体受光素子を設けるとともに、適正露光量に対応して予め決められた前記基準レベルを複数設定し、これをストロボ反射光の強弱に応じて切り替えることにより、上記問題を解決している。
特開2004−309793号公報
しかしながら、上記特許文献1に係るストロボ用調光装置では、複数の半導体受光素子が必要となるため、ストロボ用調光装置の小型化をする上で不利であり、近年増えつつあるデジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機等の小型の各種撮影機器に搭載することが困難であるという問題がある。また、このストロボ用調光装置では、前記基準レベルを切り替えるために、何らかの手段によってストロボ反射光の強弱を判断する必要がある。しかも、各半導体受光素子は、それぞれ別の位置で受光するため、必ずしも同一条件で受光することが保証されず、その結果、調光精度を高く維持することが困難であるという問題もある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、小型の各種撮影機器への搭載に適し、しかもストロボ光の微小発光時の調光精度を改善することができるストロボ用調光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る閃光放電管保持部材は、被写体からのストロボ反射光を受光して光量積分を行い、この積分値が所定レベルに達したときにストロボ発光を停止させるための発光停止信号を出力するストロボ用調光装置において、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を生成する半導体受光素子と、同一の半導体受光素子による光電流に基づいて、それぞれ異なる電圧上昇速度で電圧積分するよう構成される複数の電圧積分手段と、発光開始からの時刻を計測する計時手段と、該計時手段に予め設定される所定時間経過前で且つ前記電圧上昇速度の速い電圧積分手段による積分値が適正露光量に対応して予め決められた所定レベルに達した場合にはその時点、そうでない場合には、前記所定時間経過後で且つ前記電圧上昇速度の遅い電圧積分手段による積分値が前記所定レベルに達した時点で発光停止信号を出力する信号発生手段とを備えることを特徴とする。
上記構成からなるストロボ用調光装置によれば、所定時間経過前では電圧上昇速度の速い電圧積分手段による積分値を基に発光が停止されるため、被写体からのストロボ反射光が強い場合に好適に対応できる一方、所定時間経過前に積分値が所定レベルに達しなかった場合には、電圧上昇速度の遅い電圧積分手段による積分値が前記所定レベルに達するまで発光を行うため、被写体からのストロボ反射光が弱い場合にも好適に対応できる。そして半導体受光素子は一つで済むため、小型化にも有利で、小型の各種撮影機器への搭載に適する。
また、上記ストロボ用調光装置においては、前記複数の電圧積分手段は、容量の等しい複数のコンデンサを備えて構成されるとともに、各コンデンサは、前記光電流に基づいて電流値の等しい電流を生成する電流源によって充電され、前記コンデンサと電流源との間には、抵抗値が互いに異なる抵抗素子が配置される構成が好ましい。
このようにすれば、抵抗素子の抵抗値により前記各電圧積分手段の電圧上昇速度を変更することができる。具体的には、抵抗値が大きいと電圧上昇速度が速くなり、抵抗値が小さいと電圧上昇速度が遅くなる。光電流に基づいて電流値の等しい電流を生成する電流源としては、例えばカレントミラー回路が該当する。
以上のように、本発明のストロボ用調光装置によれば、小型の各種撮影機器への搭載に適し、しかもストロボが微小発光する際にも高い調光精度を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るストロボ用調光装置の構成を図1に示す。該ストロボ用調光装置1は、ストロボ装置(図示しない)に組み込まれており、メインコンデンサや閃光放電管等を備えるストロボ発光部(図示しない)に接続されている。
ストロボ用調光装置1は、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を生成する半導体受光素子2と、同一の半導体受光素子2による光電流に基づいて、それぞれ異なる電圧上昇速度で電圧積分するよう構成される複数の電圧積分手段3,4と、発光開始からの時刻を計測する計時手段5と、該計時手段5に予め設定される所定時間T経過前で且つ前記電圧上昇速度の速い電圧積分手段(第1電圧積分手段)3による積分値が適正露光量に対応して予め決められた所定レベルに達した場合にはその時点、そうでない場合には、前記所定時間T経過後で且つ前記電圧上昇速度の遅い電圧積分手段(第2電圧積分手段)4による積分値が前記所定レベルに達した時点で発光停止信号を出力する信号発生手段6とを備える。
そして、前記複数の電圧積分手段3,4は、容量の等しい複数のコンデンサ7,8を備えて構成されるとともに、各コンデンサ7,8は、前記光電流に基づいて電流値の等しい電流を生成する電流源9によって充電され、前記コンデンサ7,8と電流源との間には、抵抗値が互いに異なる抵抗素子10,11が配置される。
具体的には、ストロボ用調光装置1には、前記半導体受光素子2としてのフォトトランジスタが一つ設けられるとともに、前記二つのコンデンサ7,8及び二つの抵抗素子10,11が設けられ、さらに、前記電流源9としてのカレントミラー回路、コンパレータ12,13、基準電圧発生回路14、前記計時手段5としてのタイマ回路、二つのAND回路15,16、NOT回路17、及びOR回路18を備える。
前記基準電圧発生回路14は、各コンパレータ12,13に基準電圧Vrefを入力する。該基準電圧Vrefは、ストロボ発光を行った際に適正な露光量となるときの第1積分電圧V1若しくは第2積分電圧V2と同じ値に決められる。また、前記タイマ回路5は、発光信号が入力されると「Hレベル」の信号を出力し、発光信号の入力から予め設定される所定時間Tが経過すると、「Lレベル」の信号を出力する。前記所定時間Tは、適正露光量に対応して予め設定され、具体的には、5μsecに設定される。
そして、前記第1コンデンサ7と、第1抵抗素子10と、第1コンパレータ12と、第1AND回路15とは、第1センサ系を構成する。同様に、前記第2コンデンサ8と、第2抵抗素子11と、第2コンパレータ13と、第2AND回路16とは、第2センサ系を構成する。
前記カレントミラー回路9は、前記フォトトランジスタ2がストロボ反射光を受光することで生成する光電流と等しい電流値の電流を流す。第1センサ系から具体的に説明すると、前記カレントミラー回路9を構成するトランジスタのコレクタ端子には、前記第1抵抗素子10が接続されており、この第1抵抗素子10の下流側に接続された第1コンデンサ7の充電電圧が第1積分電圧V1として取り出される。即ち、フォトトランジスタ2による光電流に対応して生成された電流で第1コンデンサ7を充電することによって光量積分が行われ、その積分値が第1積分電圧V1として出力される。
第1積分電圧V1は、第1コンパレータ12の一方の端子に入力される。第1コンパレータ12の他方の入力端子には基準電圧発生回路14からの基準電圧Vrefが入力されており、第1積分電圧V1が基準電圧Vrefに達した瞬間に第1コンパレータ12の出力信号が反転してその信号レベルが「Hレベル」となる。
第1コンパレータ12の出力信号は、前記第1AND回路15の一方の端子に入力される。第1AND回路15の他方の端子には、前記タイマ回路5からの信号が入力されており、第1AND回路15は、各入力信号のAND演算の結果を出力する。従って、両端子からの信号が「Hレベル」となる場合にその出力信号が「Hレベル」となる。
第2センサ系は、第1センサ系と同様にフォトトランジスタ2による光電流に対応して生成された電流で第2コンデンサ8を充電することによりストロボ反射光の光量積分を行い、第2コンデンサ8の充電電圧を積分値に応じた第2積分電圧V2として出力する。
第2積分電圧V2は、第2コンパレータ13の一方の端子に入力され、この第2コンパレータ13の他方の入力端子には基準電圧発生回路14からの基準電圧Vrefが入力されており、第2積分電圧V2が基準電圧Vrefを超えた瞬間に第2コンパレータ13の出力信号が反転してその信号レベルが「Hレベル」となる。
第2コンパレータ13の出力信号は、前記第2AND回路16の一方の端子に入力される。第2AND回路16の他方の端子には、前記タイマ回路5からの信号が入力されており、第2AND回路16は、各入力信号のAND演算の結果を出力する。従って、両端子からの信号が「Hレベル」となる場合にその出力信号が「Hレベル」となる。
前記各コンパレータ12,13、AND回路15,16、NOT回路17、及びOR回路18は、前記発光停止信号を出力するための信号発生手段6を構成しており、各AND回路15,16の出力信号が入力され、各入力信号のOR演算の結果を出力する。従って、前記所定時間T経過前で且つ第1積分電圧V1が基準電圧Vrefに達した時点、若しくは、前記所定時間T経過後で且つ第2積分電圧V2が基準電圧Vrefに達した時点のいずれかでOR回路18の出力信号が「Hレベル」となり、これが発光停止信号として前記ストロボ発光部に送られる。
次に上記構成からなるストロボ用調光装置1の動作について説明する。露光動作に同期した発光信号がタイマ回路5に入力されると、これに応答して前記ストロボ発光部によるストロボ発光が開始される。ストロボ発光部からのストロボ光は被写体に向けて照射されて、被写体で反射したストロボ反射光の一部は感光材料、例えば写真フイルムや撮像素子等に入射して露光を与え、また一部のストロボ反射光はフォトトランジスタ2に入射する。
フォトトランジスタ2にストロボ反射光が入射すると、その入射したストロボ反射光の光強度に応じた光電流が流れるとともに、該光電流と同等の電流がカレントミラー回路9によって生成され、それぞれ第1コンデンサ7及び第2コンデンサ8が充電される。これにより第1コンデンサ7の充電電圧(即ち第1積分電圧V1)及び第2コンデンサ8の充電電圧(即ち第2積分電圧V2)が上昇する。ここで、前記第1抵抗素子10は第2抵抗素子11よりも抵抗値が大きく構成されるため、前記第1コンデンサ7の充電電圧(第1積分電圧V1)は、第2コンデンサ8の充電電圧(第2積分電圧V2)よりも速い速度で電圧上昇する。
まず、撮影距離が近距離のときや、撮影感度が高いとき、アベイラブル光が比較的に強いとき等のように、ストロボ反射光が強い場合には、図2に実線で示すように、前記第1積分電圧V1及び第2積分電圧V2は、ストロボ反射光が弱い場合に比べて速い速度で電圧上昇する。すると、発光信号の入力から時間t1経過後に第1積分電圧V1が基準電圧Vrefに達し、第1コンパレータ12の出力信号が「Hレベル」に反転する。そして、この「Hレベル」の出力信号が第1AND回路15の一方の端子に入力される。この際、前記時間t1がタイマ回路5に設定された所定時間T(5μsec後)よりも短いため、第1AND回路15の他方の端子には、前記タイマ回路5から「Hレベル」の信号が入力されているので、第1AND回路15の出力信号も「Hレベル」となり、これが発光停止信号としてOR回路18から出力されてストロボ発光が停止される。
一方、ストロボ反射光が弱い場合には、図2に破線で示すように、前記第1積分電圧V1及び第2積分電圧V2は、ストロボ反射光が強い場合に比べて遅い速度で電圧上昇する。この場合、前記タイマ回路5に設定された時間Tでは、第1積分電圧V1が基準電圧Vrefに達しない。従って、第1コンパレータ12の出力信号は「Lレベル」のままであり、この「Lレベル」の出力信号が第1AND回路15の一方の端子に入力される結果、第1AND回路15の出力信号も「Lレベル」であり、発光信号の入力から所定時間Tまでの間に発光停止信号は出力されない。
そして、所定時間Tが経過すると、前記タイマ回路5から「Hレベル」の信号が「Lレベル」に反転する。すると、この「Lレベル」の信号がNOT回路17により「Hレベル」の信号に反転され、前記第2AND回路16には「Hレベル」の信号が入力されることとなる。なお、所定時間Tでは、第2積分電圧V2が基準電圧Vrefに達していないため、第2コンパレータ13の出力信号は「Lレベル」のままであり、第2AND回路16の出力信号も「Lレベル」である。
その後、時間t2経過後に第2積分電圧V2が基準電圧Vrefに達し、第2コンパレータ13の出力信号が「Hレベル」に反転する。この際、第1AND回路15の他方の端子には、前記タイマ回路5から「Hレベル」の信号が入力されているので、第2AND回路16の出力信号も「Hレベル」となり、これが発光停止信号としてOR回路18から出力されてストロボ発光が停止される。
以上のように、本実施形態に係るストロボ用調光装置1によれば、ストロボが微小発光する際にも高い調光精度を得ることができる。しかも、所定時間T経過前では電圧上昇速度の速い第1コンデンサ7による積分値を基に発光が停止されるため、被写体からのストロボ反射光が強い場合に好適に対応できる一方、所定時間T経過前に積分値が所定レベルに達しなかった場合には、第2コンデンサ8による積分値が前記所定レベルに達するまで発光を行うため、被写体からのストロボ反射光が弱い場合にも好適に対応できる。
そして、上記ストロボ用調光装置1によれば、第1コンデンサ7及び第2コンデンサ8のいずれで積分値の比較を行うかは、所定時間T経過後に自動適に切り替えられることとなるため、ストロボ反射光の強弱に応じて設定を切り替える等の手間が不要となる。しかも、前記第1コンデンサ7及び第2コンデンサ8は、同一のフォトトランジスタ2からの光電流に基づいて充電されるため、第1コンデンサ7及び第2コンデンサ8のいずれであっても、同条件下でのストロボ反射光に基づいて電圧積分することで、調光精度を高く維持することができる。また、フォトトランジスタ2が一つで済むため、小型化にも有利で、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機などの小型の各種撮影機器への搭載に適する。
ところで、上記ストロボ用調光装置1を用いて、撮影距離に対する好適な露光量と実際の露光量との光量差ΔEVの関係について検証を行った。まず、単一の電圧上昇速度で電圧積分する従来のストロボ用調光装置の場合、図3に破線で示すように、近距離では被写体からのストロボ反射光が強いために短時間で適正な露光量を大幅に超過してしまう。これに対し、本実施形態に係るストロボ用調光装置1は、図3に実線で示すように、近距離(撮影距離0.4〜0.5m程度)では、第1コンデンサ7の第1積分電圧V1に基づいて発光を停止し、一方、それ以上の撮影距離では、第2コンデンサ8の第2積分電圧V2に基づいて発光を停止する。このため、特に近距離において、好適な露光量と実際の露光量との光量差ΔEVを小さくすることができていることが確認された。
なお、本発明に係るストロボ用調光装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、各調光センサとしてフォトトランジスタを用いているが、例えばフォトダイオード等の他の半導体受光素子を用いてもよい。また、積分手段としてはコンデンサに限らずに、光電流の大きさを周期的にサンプリングした各結果に基づいて積分量を演算で求めるものでもよい。
本発明に係るストロボ用調光装置は、小型化に有利でありながらストロボが微小発光する際にも高い調光精度を得ることができ、従って、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機などの小型の各種撮影機器への搭載に特に有用である。
本発明の一実施形態に係る自動調光式のストロボ装置の構成を示すブロック図 ストロボ反射光の光強度が強い場合及び弱い場合の各積分電圧の変化と発光停止信号の発生タイミングを示すグラフ 撮影距離に対する好適な露光量と実際の露光量との光量差ΔEVの関係を示すグラフ
符号の説明
1 ストロボ用調光装置
2 半導体受光素子(フォトトランジスタ)
3 第1電圧積分手段
4 第2電圧積分手段
5 計時手段(タイマ回路)
6 信号発生手段
7 第1コンデンサ
8 第2コンデンサ
9 電流源(カレントミラー回路)
10 第1抵抗素子
11 第2抵抗素子
12 第1コンパレータ
13 第2コンパレータ
14 基準電圧発生回路
15 第1AND回路
16 第2AND回路
17 NOT回路
18 OR回路
V1 第1積分電圧
V2 第2積分電圧
Vref 基準電圧
ΔEV 光量差

Claims (2)

  1. 被写体からのストロボ反射光を受光して光量積分を行い、この積分値が所定レベルに達したときにストロボ発光を停止させるための発光停止信号を出力するストロボ用調光装置において、
    ストロボ反射光の強さに応じた光電流を生成する半導体受光素子と、同一の半導体受光素子による光電流に基づいて、それぞれ異なる電圧上昇速度で電圧積分するよう構成される複数の電圧積分手段と、発光開始からの時刻を計測する計時手段と、該計時手段に予め設定される所定時間経過前で且つ前記電圧上昇速度の速い電圧積分手段による積分値が適正露光量に対応して予め決められた所定レベルに達した場合にはその時点、そうでない場合には、前記所定時間経過後で且つ前記電圧上昇速度の遅い電圧積分手段による積分値が前記所定レベルに達した時点で発光停止信号を出力する信号発生手段とを備えることを特徴とするストロボ用調光装置。
  2. 前記複数の電圧積分手段は、容量の等しい複数のコンデンサを備えて構成されるとともに、各コンデンサは、前記光電流に基づいて電流値の等しい電流を生成する電流源によって充電され、前記コンデンサと電流源との間には、抵抗値が互いに異なる抵抗素子が配置されることを特徴とする請求項1記載のストロボ用調光装置。
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