JP4349833B2 - ストロボ用調光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ発光量を調節するストロボ用調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動調光式のストロボ装置、いわゆるオートストロボ装置に用いられるストロボ用調光装置が知られている。ストロボ用調光装置は、ストロボ発光中に被写体で反射されたストロボ反射光の光量積分を行い、この積分量が所定レベルに達したときにストロボ発光を停止させている。ストロボ反射光を受光する調光センサとしては、入射する光の光強度に応じた光電流を流すフォトダイオードやフォトトランジスタ等の受光素子が用いられ、受光素子からの光電流でコンデンサを充電することにより光量積分を行っている。
【0003】
ストロボ光によって適正な露光量が得られるように各種の工夫が施されたストロボ用調光装置が知られており、例えば、特許文献1に記載されたものでは、複数の受光素子を用いて撮影画面内の複数の領域のそれぞれについてストロボ反射光の受光を行い、主要被写体の位置や大きさにかかわらず高い調光精度が得られるようにしている。
【0004】
また、撮影距離が近距離のときには、被写体からのストロボ反射光が強くなるため短時間で適正な露光量に達し、ストロボ発光量が微小な微小発光となる。しかし、発光初期ではストロボ光の発光立ち上がりが急峻である等といったストロボ装置の特性と、ストロボ反射光が強いことに起因して、発光停止の僅かな遅延が大きな露光オーバーを招く。このような問題を解決するために、特許文献2に記載されたものでは、短時間のストロボ発光を断続的に繰り返し行うことで、実質的にストロボ光の発光立ち上がりを穏やかにして、微小発光時の調光精度の向上を図っている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3184633号
【特許文献2】
特開平5−260369号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ストロボ用調光装置に用いられる受光素子は、被写体までの距離や被写体の明るさなどの様々な撮影条件において、良好な調光精度を得るために3桁以上のダイナミックレンジが必要とされている。被写体の大きさ,距離,反射率などによってもストロボ反射光の光強度は変化するが、通常は想定する撮影条件下でストロボ反射光の光強度が最も高くなる場合に対応させて受光素子が扱う最大の光電流の大きさが決められる。
【0007】
しかしながら、一般に半導体受光素子で大電流を扱う場合には、その受光面積を大きくする必要があるが、受光面積を大きくするほど接合容量が大きくなり半導体受光素子の応答速度が遅くなる。すなわち、光の入射開始から実際に光電流が出力されるまでの遅延が大きくなる。そして、このように半導体受光素子の応答速度が遅くなると、微小発光時、例えば被写体が近距離のとき、撮影感度が高いとき、アベイラブル光が比較的に強いとき等の条件下において、調光精度の悪化を招くという問題があった。これは、半導体受光素子からの光電流に基づいて得られる積分量と、実際のストロボ反射光による露光量との対応関係が大きく崩れているためである。
【0008】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、ストロボ光の微小発光時の調光精度を改善することができるストロボ用調光装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を流す受光面積が大きい第1の半導体受光素子と、第1の半導体受光素子からの光電流に基づいて光量積分する第1の積分手段と、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を流す受光面積が小さい第2の半導体受光素子と、第2の半導体受光素子からの光電流に基づいて光量積分する第2の積分手段と、第1の積分手段による第1の積分値の適正露光量に対応した比較基準として設定される第1の所定レベルと、第2の積分手段による第2の積分値の適正露光量に対応した比較基準とされ、撮影感度が低く設定されている場合に、第2の半導体受光素子の光電流が飽和したときに前記第2の積分手段が出力する積分電圧値よりも高い値に設定され、撮影感度が高く設定されている場合に、第2の半導体受光素子の光電流が飽和したときに前記第2の積分手段が出力する積分電圧値よりも低い値に設定される第2の所定レベルとを用い、第1の積分値が第1の所定レベルに達するか、第2の積分値が第2の所定レベルに達したときに発光停止信号を出力する信号発生手段とを備えたものである。
【0010】
請求項2記載の発明では、第1の半導体受光素子と第2の半導体受光素子とを、同一のシリコン基板に形成したものである。
【0011】
請求項3記載の発明では、信号発生手で設定される第1の所定レベルと第2の所定レベルとが同じ値となるように、第1,第2の半導体受光素子の受光面積と第1,第2の積分手段とを調整したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明を実施した自動調光式のストロボ装置の構成を図1に示す。このストロボ装置2は、ストロボ発光部3と、ストロボ用調光装置としての調光ユニット4とから構成されている。ストロボ発光部3は、ストロボ発光に先立って充電されるメインコンデンサやこのメインコンデンサを充電する充電回路、メインコンデンサの電荷を放電することでストロボ光を放出するXe管、シンクロ信号の入力によってトリガ電圧をXe管に印加して放電を開始させるトリガ回路、発光停止信号に入力によってストロボ発光を停止する発光停止回路等から構成される。
【0013】
調光ユニット4は、第1及び第2センサ系、基準電圧発生回路11、OR回路12から構成される。第1センサ系は、第1の半導体受光素子としての第1フォトトランジスタ13と、第1の積分手段としての第1積分コンデンサ14と、第1コンパレータ15とから構成されている。同様に第2センサ系は、第2の半導体受光素子としての第2フォトトランジスタ17と、第2の積分手段としての第2積分コンデンサ18と、第2コンパレータ19とから構成されている。
【0014】
第1フォトトランジスタ13は、被写体で反射されたストロボ反射光を受光しその光強度に応じた光電流を流す。この第1フォトトランジスタ13としては受光面積が大きく大電流を取り扱うことができるものが用いられている。第1フォトトランジスタ13のエミッタ端子に第1積分コンデンサ14の一方の端子が接続されており、この第1積分コンデンサ14の充電電圧が第1積分電圧V1として取り出される。第1フォトトランジスタ13からの光電流で第1積分コンデンサ14を充電することによって、第1フォトトランジスタ13で受光したストロボ反射光の光量積分を行い、その積分値を第1積分電圧V1として出力する。
【0015】
第1積分電圧V1は、第1コンパレータ15の一方の端子に入力される。第1コンパレータ15の他方の入力端子には基準電圧発生回路11からの第1基準電圧Vref1が入力されており、第1積分電圧V1が第1基準電圧Vref1に達した瞬間に第1コンパレータ15の出力信号が反転してその信号レベルが「Hレベル」となる。
【0016】
第2センサ系は、第1センサ系と同様に第2フォトトランジスタ17でストロボ反射光を受光し、その結果流れる光電流で第2積分コンデンサ18を充電することによりストロボ反射光の光量積分を行い、第2積分コンデンサ18の充電電圧を積分値に応じた第2積分電圧V2として出力する。
【0017】
第2積分電圧V2は、第2コンパレータ19の一方の端子に入力され、この第2コンパレータ19の他方の入力端子には基準電圧発生回路11からの第2基準電圧Vref2が入力される。これにより、第2積分電圧V2が第2基準電圧Vref2を超えた瞬間に第2コンパレータ19の出力信号が反転してその信号レベルが「Hレベル」となる。なお、厳密には第1積分電圧V1が第1基準電圧Vref1を超えた瞬間に、また第2積分電圧V2が第2基準電圧Vref2を超えた瞬間に、コンパレータの出力信号が「Hレベル」に反転する。
【0018】
第2センサ系は、微小発光時の調光精度を高めるために設けられており、第2フォトトランジスタ17としては光の入射に対して応答速度が速いものが用いられている。すなわち、第2フォトトランジスタ17は、第1フォトトランジスタ13よりも受光面積が小さくされて寄生容量が小さいものが用いられている。
【0019】
OR回路12は、各コンパレータ15,19とともに発光停止信号を出力するための信号発生手段を構成しており、各コンパレータ15,19の出力信号がOR回路12に入力され、各入力信号のOR演算の結果を出力する。したがって、第1積分電圧V1が第1基準電圧Vref1に達した時点、または第2積分電圧V2が第2基準電圧Vref2に達した時点のいずれか早いタイミングでOR回路12の出力信号が「Hレベル」となり、これが発光停止信号としてストロボ発光部3に送られる。
【0020】
第1基準電圧Vref1は、ストロボ発光を行った際に適正な露光量となるときの第1積分電圧V1と同じ値に決められる。同様に第2基準電圧Vref2は、ストロボ発光を行った際に適正な露光量となるときの第2積分電圧V2と同じ値に決められる。なお、各基準電圧Vref1,2は、撮影に用いられる絞り,撮影感度を考慮して決められる。
【0021】
この例では、各フォトトランジスタの受光面積の比率と、各積分コンデンサの静電容量を適当に調整することにより、例えば第2フォトトランジスタ17の受光面積を第1フォトトランジスタ13の1/4とし、第2積分コンデンサ18の静電容量を第1積分コンデンサ14の1/4とすることにより、第1基準電圧Vref1と第2基準電圧Vref2とを同じにしている。なお、ここで各フォトトランジスタ13,17のその他の性能は同じものとする。すなわち、同じ光強度のストロボ反射光を受光した場合に、第2フォトトランジスタ17は第1フォトトランジスタ15の1/4の大きさの光電流を流すものとする。
【0022】
なお、各フォトトランジスタ13,17の受光面積と各積分コンデンサの静電容量を上記のような関係と必ずしもする必要はない。また、本発明を実施する上での適正な露光量は、必ずしも過不足のない露光量を意味せずに、撮影装置あるいはストロボ装置の設計思想、撮影者の意図などを考慮したものとすることができる。
【0023】
図2に示すように、第1フォトトランジスタ13と第2フォトトランジスタ17は、1個のシリコン基板20に作成されたものが用いられている。p形のシリコン基板20には、各フォトトランジスタ13,17を構成する符号「n」,「p」で示されるn形領域、p形領域やエミッタ電極13a,17a、コレクタ電極13b,17bがそれぞれ形成されている。このように、同一のシリコン基板20上に作成された第1フォトトランジスタ13と第2フォトトランジスタ17を用いることにより、省スペース化、組立工程の簡略化を図っている。もちろん、第1フォトトランジスタ13と、第2フォトトランジスタ17とを別々の部品としてもよい。なお、図2中の符号21で示す領域は、分離用拡散領域である。
【0024】
次に上記構成について説明する。露光動作に同期したシンクロ信号が入力されると、これに応答してストロボ発光部3によるストロボ発光が開始される。ストロボ発光部3からのストロボ光は被写体に向けて照射されて、被写体で反射したストロボ反射光の一部は感光材料、例えば写真フイルムや撮像素子等に入射して露光を与え、また一部のストロボ反射光は第1フォトセンサ13及び第2フォトセンサ17に入射する。
【0025】
第1フォトセンサ13にストロボ反射光が入射すると、その入射したストロボ反射光の光強度に応じた光電流が流れ、第1積分コンデンサ14が充電される。これにより第1積分コンデンサ14の充電電圧、すなわち第1積分電圧V1が上昇する。また、第2フォトセンサ17にストロボ反射光が入射すると、その入射したストロボ反射光の光強度に応じた光電流が流れ、第2積分コンデンサ18が充電され、第2積分コンデンサ14の充電電圧、すなわち第2積分電圧V2が上昇する。
【0026】
例えば撮影距離が近距離の場合には、被写体からのストロボ反射光の光強度が高いため、各フォトトランジスタ13,17からは、それぞれ受光面積に応じた比較的に大きな光電流が流れる.しかしながら、第1フォトセンサ13からの光電流は、その寄生容量が大きいために、ストロボ反射光の入射に応答して直ちに流れるのではなく、ストロボ反射光の入射から遅れて光電流が流れる。一方の第2フォトセンサ17は寄生容量が小さいため、ストロボ反射光の入射に応答してほとんど遅れがなく光電流が流れる。
【0027】
このため、図3に示すように、第1積分電圧V1,第2積分電圧V2はそれぞれ急激に上昇するが、第1積分電圧V1はストロボ発光開始に遅れて上昇を開始し、第2積分電圧V2はほとんど遅れることなく上昇を開始する。そして、ストロボ発光の初期において、ほぼ同様な上昇率で各積分電圧V1,V2が上昇するが、第2フォトトランジスタ17の遅延はほとんどない。なお、実際にはストロボ発光が停止されると、それにともなって各積分電圧の上昇は停止するが、図3では、ストロボ発光が継続した場合の積分電圧の変化を描いてある。
【0028】
ここで撮影感度が高く設定されているとすると、各基準電圧Vref1,2は低い値に設定されているため、第1積分電圧V1よりも先に第2積分電圧V2が第2基準電圧Vref2に達し、第2コンパレータ19の出力信号が「Hレベル」に反転する。そして、この出力信号の反転がストロボ発光部3に対する発光停止信号としてOR回路12から出力されてストロボ発光部3がストロボ発光を停止する。
【0029】
このように撮影感度が高く、近距離のストロボ発光時のように、微小発光となる場合では、単位時間あたりの露光量が大きくストロボ発光の停止の僅かな遅れが大きな露光量の違いとなってしまうが、上記のようにほとんど遅延なく出力される第2フォトセンサ17からの光電流で光量積分に応じた第2積分電圧V2が第2基準電圧Vref2に達することで、遅延なく所定の露光量に達したことを検出でき、精度のよい調光精度を得ることができる。
【0030】
他方、撮影感度が低く設定されている場合、例えば上記の撮影感度が高い場合に比べて撮影感度が1/2に設定されている場合には、撮影感度が高い場合の2倍の露光量、すなわち2倍のストロボ発光量が必要となるため、第1基準電圧Vref1,第2基準電圧Vref2が撮影感度が高い場合の2倍の電圧に設定される。
【0031】
このように撮影感度が低く設定されている下で、撮影距離が近距離の場合にストロボ発光を行なうと、図3に示されるように第1積分電圧V1,第2積分電圧V2がそれぞれ上昇するが、第2フォトトランジスタ17は、その受光面積が小さいため、一定光量以上が入射しても、出力する光電流が飽和し、光入力があっても光電流がほとんど流れなくなり、第2積分電圧V2の上昇が鈍化する。しかし、第1フォトトランジスタ13は、その受光面積が大きいため、大光量でも光電変換が可能であるため、第1積分電圧V1の上昇が持続される。
【0032】
そして、第1積分電圧V1が低い撮影感度に対応して設定された第1基準電圧Vref1に先に達し、第1コンパレータ15の出力が「Hレベル」となり、これにより後段のOR回路12の出力である発光停止信号が「Hレベル」となって、ストロボ発光が停止される。したがって、撮影感度が低く、近距離の場合でも高い調光精度が得られる。
【0033】
上記実施形態では、各調光センサとしてフォトトランジスタを用いているが、例えばフォトダイオード等の他の半導体受光素子を用いてもよい。また、積分回路としてはコンデンサに限らずに、光電流の大きさを周期的にサンプリングした各結果に基づいて積分量を演算で求めるものでもよい。また、2個の半導体受光素子を用いた例について説明しているが、受光面積が異なる3個以上の半導体受光素子を用いてもよい。もちろん、この場合にも各半導体受光素子を同一のシリコン基板上に作成したものを用いることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のストロボ用調光装置によれば、受光面積が大きい第1の半導体受光素子と受光面積が小さい第2の半導体受光素子とを設け、あるいはそれ以上の半導体受光素子を設け、それぞれの受光結果に基づく光量積分を行い、いずれかの光量積分値が対応する所定レベルに達したときにストロボ発光を停止させるための発光停止信号を出力するようにしたから、ストロボが微小発光する際にも高い調光精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動調光式のストロボ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】各フォトトランジスタを一体に形成したシリコン基板を示す説明図である。
【図3】ストロボ反射光の光強度が高い強いときの各積分電圧の変化と発光停止信号の発生タイミングを示すグラフである。
【符号の説明】
3 ストロボ発光部
4 調光ユニット
11 基準電圧発生回路
12 OR回路
13,17 フォトセンサ
14,18 積分コンデンサ
15,18 コンパレータ

Claims (3)

  1. 被写体からのストロボ反射光を受光して光量積分を行い、この積分値が所定レベルに達したときにストロボ発光を停止させるための発光停止信号を出力するストロボ用調光装置において、
    ストロボ反射光の強さに応じた光電流を流す受光面積が大きい第1の半導体受光素子と、第1の半導体受光素子からの光電流に基づいて光量積分する第1の積分手段と、ストロボ反射光の強さに応じた光電流を流す受光面積が小さい第2の半導体受光素子と、第2の半導体受光素子からの光電流に基づいて光量積分する第2の積分手段と、前記第1の積分手段による第1の積分値の適正露光量に対応した比較基準として設定される第1の所定レベルと、前記第2の積分手段による第2の積分値の適正露光量に対応した比較基準とされ、撮影感度が低く設定されている場合に、前記第2の半導体受光素子の光電流が飽和したときに前記第2の積分手段が出力する積分電圧値よりも高い値に設定され、撮影感度が高く設定されている場合に、前記第2の半導体受光素子の光電流が飽和したときに前記第2の積分手段が出力する積分電圧値よりも低い値に設定される第2の所定レベルとを用い、前記第1の積分値が前記第1の所定レベルに達した時点または前記第2の積分値が前記第2の所定レベルに達した時点のいずれかの早いタイミングで発光停止信号を出力する信号発生手段とを備えることを特徴とするストロボ用調光装置。
  2. 前記第1の半導体受光素子と第2の半導体受光素子とは、同一のシリコン基板に形成されていることを特徴とする請求項1記載のストロボ用調光装置。
  3. 前記信号発生手で設定される前記第1の所定レベルと前記第2の所定レベルとが同じ値となるように、前記第1,第2の半導体受光素子の受光面積と前記第1,第2の積分手段とが調整されていることを特徴とする請求項1または2記載のストロボ用調光装置。
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