JP2008022399A - 中継接続ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる車載LAN間においてメッセージの中継を可能な限り高速に行うことができる中継接続ユニットを提供することである。
【解決手段】第1通信線にメッセージを送信するための送信権が周期的に割り当てられるように構成された第1車載LAN通信手段からなる第1ポートと、第2通信線にメッセージを送信する第2車載LAN通信手段からなる第2ポートと、前記第1ポートまたは第2ポートを介して受信する受信メッセージを受信した部分から順次記憶するバッファを備え、前記受信メッセージの少なくとも一部を前記バッファに記憶した部分から順次前記第2ポートまたは第1ポートを介して送信する中継処理手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は車載用の中継接続ユニットに関し、詳しくは、複数の通信線を用いて送受信されるメッセージの中継を高速に行うことができる中継接続ユニットに関するものである。
近年、自動車に多数の電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が搭載されており、その数は増加する傾向にある。各ECUは通信線を介して互いに接続されることにより車載LANを構築し、ECU間でメッセージを送受信できるように構成される。さらに、各通信線を介して送受信されるメッセージの量を削減するために、複数の通信線を中継接続ユニットによって接続し、一本の通信線(車載LANの単一セグメント)に接続されるECUの数を削減することが行われている。
図10は非特許文献1の「CAN入門」に示されている従来の一般的な中継接続ユニット90の構成を概略的に示す図である。すなわち、中継接続ユニット90は、ワイヤハーネスからなる通信線91A,91Bにそれぞれ接続された車載LAN通信手段からなるポート92A,92Bと、該ポート92A,92Bに接続されたCPU(演算処理部)93と、少なくとも中継するべきメッセージの識別情報と中継先ポートの関係を示す中継情報を記録してなるメモリ94とを備えている。
CPU93はポート92A,92Bを介して受信したメッセージを全て受け取った後に、このメッセージに付された識別情報を前記メモリ94に記録された前記中継情報に含まれる識別情報と順次比較し、他のポート92B,92Aに中継送信するべきメッセージであるかどうかを判別する。そして、CPU93は当該メッセージを中継送信するべきであると判別した場合には、このメッセージをポート92B,92Aに中継送信することが行われている。
また、近年はより高速に通信可能であるFlexRay(登録商標)規格に準拠する車載LANを幹線として用いることが考えられっている。例えば、通信線91Aを幹線とする場合には、通信線91Bを支線として複数のECU95A,95B…をCAN規格に準拠する通信線91Bにまとめて接続し、これらを前記中継接続ユニット90によって幹線91Aに接続するように構成する。このようなECU95A,95B…のグループはそれぞれ中継接続ユニット90を介して幹線91Aに接続されることにより、この幹線91Aに接続された別の中継接続ユニット90’および通信線91Cを介して別のグループのECU95C,95D…とメッセージの送受信を行うことが可能となる。
CAN入門 発行:2003年10月1日 発行者:ルネサステクノロジ インターネット(URL:http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/specific/can_lin_mcu/candoc/rjj99z0001_entry_0400.pdf)
ところが、中継接続ユニット90を用いて通信方式の異なる車載LAN間で中継する場合は各通信線91A,91Bの通信方式が異なることによって独特の問題が発生する。例えば、FlexRayの場合、通信線91Aにメッセージを送信するための送信権が周期的に割り当てられることにより、より確実な通信を行えるように構成されているので、中継接続ユニット90が送信権を待つ時間があることにより、遅れが生じるという問題がある。
図11は前記問題点をタイムチャートにして説明する図である。時点Tpsにおいて一方の通信線91Bに接続された1つのECU95Aからのメッセージの送信が開始すると、中継接続ユニット90がこのメッセージを受信完了する時点Tpeは、通信線91Aの送信権が与えられる時点Tp3を過ぎた時点であるから、このメッセージを通信線91Aに中継するのは次の送信権が与えられる時点Tp4である。したがって、メッセージが別の通信線91Cに中継開始される時点TprはECU95Aが送信開始した時点Tpsからかなり(図11では3周期以上)遅れた時点になってしまうことがあった。
非特許文献1に示される中継接続ユニット90のように、メッセージの中継に関する前記一連の処理をCPU93がソフトウエアによって実行する場合には、CPU93に高い処理能力が求められるという問題が生じる。つまり、CPU93によって扱われる中継する必要があるかどうかの判別を行うメッセージ量が増大すればするほど、メッセージが受信ノードに到着するまでの時間が遅延するという問題が生じる。とりわけ、近年においては車載LANがさらに複雑になる傾向があるため、3以上の数の通信線を中継する中継接続ユニットが必要となってきており、前記CPU93に取り込まれるメッセージ数が多くなることは避けられないので、それだけ中継にかかる遅延時間が長くなるという問題が生じる。
本発明は上述の問題を考慮に入れてなされたものであり、異なる車載LAN間においてメッセージの中継を可能な限り高速に行うことができる中継接続ユニットを提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、
第1通信線にメッセージを送信するための送信権が周期的に割り当てられるように構成された第1車載LAN通信手段からなる第1ポートと、
第2通信線にメッセージを送信する第2車載LAN通信手段からなる第2ポートと、
前記第1ポートまたは第2ポートを介して受信する受信メッセージを受信した部分から順次記憶するバッファを備え、前記受信メッセージの少なくとも一部を前記バッファに記憶した部分から順次前記第2ポートまたは第1ポートを介して送信する中継処理手段とを有することを特徴とする中継接続ユニット
を提供している。
前記構成よりなる中継接続ユニットによれば、第2ポートを介してメッセージを受信するときに、バッファはこの受信メッセージをその受信した部分から順次記憶する。そして、中継処理手段がバッファに記憶する受信メッセージを、バッファに記憶した部分から第1ポートを介して送信する。したがって、第2ポートから受信する受信メッセージが最後まで受信完了していなくても、第1通信線の送信権が割り当てられた時点においてバッファに記憶している部分までの受信メッセージ(少なくとも一部)を第1通信線に送信することができる。したがって、第1ポートの通信方式のように送信権が割り当てられるまでメッセージの送信を待つ必要がある車載LANにメッセージを送信する場合にも、可能な限り高速にメッセージを中継することができる。つまり、メッセージの中継にかかる遅延時間を可及的に短くすることができる。
なお、第1ポートはFlexRayなどの時分割通信を行う通信規格に準拠する車載LANにメッセージの送受信を行うものであり、第2ポートはCANなどのCSMA/CA方式の通信規格に準拠する車載LANにメッセージの送受信を行うものであることが考えられる。しかしながら、第2ポートもFlexRayなどの時分割通信を行う通信規格に準拠する車載LANにメッセージの送受信を行うものであってもよい。さらに、第1ポートはFlexRayのダイナミックセグメントを用いて中継送信するものであってもよいが、スタティックセグメントを用いて中継送信するものであれば確実に周期的に中継送信することができるので、それだけ信頼性が向上する。バッファはFIFOであることが好ましい。
前記バッファが前記第1ポートを介して受信するメッセージを記憶する第1バッファと、前記第2ポートを介して受信するメッセージを記憶する第2バッファとからなり、
前記第1通信線の通信速度が第2通信線の通信速度より高速であり、かつ、
前記中継処理手段は、
前記第1ポートを介して受信する受信メッセージを受信した部分から順次前記第1バッファに記憶する第1受信部と、
前記第2バッファにメッセージの少なくとも一部が記憶されており、かつ、前記第1通信線の送信権が割り当てられたときにこの記憶されているメッセージの少なくとも一部を前記第1ポートを介して送信する第1送信部と、
前記第2ポートを介して受信するメッセージの所定の長さを受信する毎に前記第2バッファに記憶する第2受信部と、
前記第1バッファにメッセージの少なくとも一部が記憶されたときにこの記憶されたメッセージを第2ポートを介して送信する第2送信部とを備えてなることが好ましい。
上記構成によれば、第1受信部は第1ポートを介してメッセージを受信するときに受信メッセージの受信した部分から順次第1バッファに記憶するので、第2送信部は第1バッファに受信メッセージの少なくとも一部が記憶されているときに第2ポートを介して該メッセージの送信を開始するための送信要求を発生する。ここで、第1通信線の通信速度が第2通信線の通信速度より高速であるから、中継処理手段が第2ポートを介してメッセージを送信するときに、送信するべきメッセージがバッファ内に記憶されていないという事態が発生することはない。
他方、前記第2受信部は第2ポートを介してメッセージを受信するときに、受信メッセージの所定長さを受信する毎に第2バッファに記憶するので、第1送信部は第2バッファに受信メッセージの少なくとも一部が記憶されており、かつ、第1通信線の送信権が割り当てられたときに第2バッファに記憶されているメッセージを第1ポートを介して送信する。ここで、第2バッファには所定の長さ単位で受信メッセージが記憶されるので、この所定の長さを第1ポートを介して送信できる最短メッセージ長に設定することにより、第1通信線の使用効率を良くすることができる。
なお、第1通信線の通信速度が第2通信線の通信速度より高速であるから、第2ポートを介して受信するメッセージは複数のメッセージに分けられると共に、第1通信線の送信権が割り当てられる複数のタイミングにおいて送信される。したがって、この第1通信線に接続される別の中継接続ユニットでは、これらのメッセージを受信するときに、これらをまとめて1つのメッセージとして第2通信線に中継することができる。
なお、前記バッファは第1ポートを介して受信するメッセージを記憶する第1バッファと第2ポートを介して受信するメッセージを記憶する第2バッファに分けているので、バッファにメッセージを記憶する処理の流れが煩雑になることはない。しかしながら第1バッファと第2バッファは1つのバッファ内の領域を分けて形成してもよい。また、第1バッファと第2バッファの領域分けは動的に変更されるものであってもよい。さらに、前記第1,2受信部および第1,2送信部は何れも中継処理手段によって実行されるソフトウェアであってもよい。
複数の第2通信線にそれぞれ接続された複数の第2ポートを備え、
前記バッファは受信メッセージをその識別情報と共に記憶するものであり、
前記中継処理手段は、前記受信メッセージの識別情報とその中継先となる第1ポートあるいは/および第2ポートとの関係を示す中継情報記憶手段を備え、受信メッセージを前記識別情報毎にバッファに記憶すると共に、前記中継情報記憶手段に記憶された識別情報と受信メッセージの識別情報を比較することにより、中継の要否および中継先を判別して前記中継処理を行うものであることが好ましい。
前記構成の中継接続ユニットによれば、第1通信線と複数の第2通信線の間または複数の第2通信線間でメッセージの送受信を行う。また、バッファには受信メッセージと識別情報が記憶されているので、3以上の数のポートがあったとしても、メッセージの識別情報を中継情報記憶手段に記憶されている識別情報と比較することにより中継の要否および中継先を適切に判別して、必要な場合は中継送信することができる。
さらに、複数の第2ポートからそれぞれ受信する複数のメッセージを同時に第1ポートに中継送信する場合にも、識別情報と受信完了した部分までの受信メッセージをまとめて第1ポートに送信することも可能であり、これによってさらに効率的なメッセージの中継を行うことができる。
前記バッファが各受信メッセージの中継先をそれぞれ記憶するものであり、
前記中継処理手段は、前記バッファに記憶する各受信メッセージの識別情報を用いて前記中継情報記憶手段に記憶する中継先となる第1ポートあるいは/および第2ポートの情報を前記中継先としてバッファに記憶する中継判別部を有することが好ましい。
前記構成の中継接続ユニットによれば、中継判別部がバッファに記憶されている各受信メッセージの識別情報を用いて前記中継情報記憶手段に記憶する中継先となる第1ポートあるいは/および第2ポートの情報を前記中継先としてバッファに記憶するので、各ポートからメッセージを受信するときに、各メッセージの識別情報を受信した段階で、このメッセージを中継する必要があるかどうか、および、どの中継先ポートに中継送信する必要があるかを速やかに判断することができる。つまり、中継接続ユニットのハードウェア化によって、中継速度の高速化を図ることができる。
また、前記中継処理手段における中継先の判別を中継判別部によってハードウェア化することが可能となる。すなわち、中継処理手段内の各部動作を分散させて並列的に行うことができるので、中継速度の低下が問題になることを防止できる。
本発明の中継接続ユニットは、異なる通信方式の車載LAN間でメッセージの中継を行う場合において、最後まで受信できていない受信メッセージを、一部であっても受信した部分まで中継送信することが可能であるから、メッセージの中継に必要な時間を可及的に短くすることができる。
以下、本発明の中継接続ユニット1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図8は本発明の第1実施形態を説明する図であり、図1は第1実施形態に係る中継接続ユニット1(図1には、各中継接続ユニット1を符号1A、1B…によって表し、以下の説明において特に区別が必要なときは中継接続ユニット1A,1B…という)を用いて形成する車載LANシステムLの構成を示し、図2は中継接続ユニット1の内部を概念的に示すブロック図、図3はバッファの一例を説明する図、図4〜図7は各部の詳細な動作を説明する図、図8は中継接続ユニット1を用いたメッセージmの中継を行う例を示す図である。
図1に示す車載LANシステムLにおいて、2は中継接続ユニット1に接続されたECU(以下、各ECU2を区別して説明するときは符号2A,2B…、2C,2D…を用いる)、3は中継接続ユニット1A,1B…を接続する第1通信線(本実施形態ではFlexRayの規格に準拠する通信線)、4は各ECU2…を中継接続ユニット1に接続する第2通信線(本実施例ではCANの規格に準拠する通信線であり、以下、各第2通信線4を区別して説明するときは符号4A,4B…)である。
図2に示すように、前記中継接続ユニット1は、前記第1通信線3にメッセージm(図1には各メッセージma,mb…を図示している)を送信するように構成されたFlexRay通信手段からなる第1ポート10と、前記第2通信線4にメッセージmを送信するCAN通信手段からなる第2ポート11と、各ポート10,11に接続されて該ポート10,11を介して受信するメッセージmを受信できた部分から該ポート11,10を介して中継送信する中継処理手段12とを有する。
また、前記中継処理手段12は、前記第1ポート10または第2ポート11を介して受信するメッセージmを受信できた部分から順次記憶する第1バッファ13aと第2バッファ13b(以下、これらのバッファ13a,13bを区別しない場合には単にバッファ13という)とを備える。
図3は前記第1バッファ13a、第2バッファ13bの構成を説明する図である。図3に示すようにバッファ13は大きく第1バッファ13aの領域Aと第2バッファ13bの領域Bに分けられており、各メッセージm毎に識別情報ID、メッセージ長LEN、記憶メッセージ長MLENおよびデータDを関連づけて記憶するものである。また、データDの部分は例えばFIFO方式で読み書き可能に構成されている。
また、前記中継処理手段12は、第1ポート10を介して受信するメッセージmの受信できた部分を逐一前記第1バッファ13aに記憶する第1受信部15と、前記第2バッファ13bにメッセージmの少なくとも一部が記憶されており、かつ、前記第1通信線の送信権が割り当てられたときにこの記憶されているメッセージmを前記第1ポート10を介して送信する第1送信部16と、前記第2ポート11を介して受信するメッセージmの所定の長さを受信する毎に前記第2バッファ13bに記憶する第2受信部17と、前記第1バッファ13aにメッセージmの少なくとも一部が記憶されたときにこの記憶されたメッセージmを第2ポート11を介して送信する第2送信部18と、各受信メッセージmの識別情報IDと中継の要否の関係を示す中継情報記憶手段19とを備える。
さらに、19a,19bは前記第1受信部15,第2受信部17によって受信する各受信メッセージma,mb…の識別情報IDを用いて前記中継情報記憶手段19に記憶する中継先となる第1ポート10あるいは第2ポート11の情報を参照し、各メッセージma,mb…の中継の要否を判別してバッファ13a,13bに記憶する中継判別部である。なお、本実施形態の場合は、中継接続ユニット1に第1ポート10および第2ポート11がそれぞれ1つずつ形成される例を示しているので、中継判別部19a,19bによる判別は中継の要否のみでよいが、中継接続ユニット1が複数の第2ポート11を有する場合には、前記中継情報記憶手段19が中継先のポート情報を記憶し、前記中継判別部19a,19bは識別情報ID(後述する)を用いて中継先のポート情報を判別するものであることが好ましい。
他方、前記ECU2…は例えばCANの規格に準拠するメッセージma,mb…,mc,md…の入出力手段20を備えており、前記第1通信線3はFlexRayなどの時分割通信を行う車載LANの規格に準拠するツイストペアケーブルであり、前記通信線4はCANなどのCSMA/CA方式の通信を行う車載LANの規格に準拠するツイストペアケーブルである。
第1通信線3は5Mbps、第2通信線4は500kpsの通信速度でメッセージmを送受信するものである。つまり、本実施形態において第1通信線3は第2通信線4に比べて通信速度が十分に高速であり、この通信線4を幹線として車載LANシステムLを構成する各中継接続ユニット1A,1B…を接続することにより、各中継接続ユニット1にCANによって接続される各ECU2A,2B…,2c,2d…が互いにメッセージmを送受信できるように構成している。また、第1通信線3が第2通信線4に比べて十分に高速であるから、中継接続ユニット1A,1B…と第1通信線3を用いたメッセージmの中継を行っても第1通信線3の通信負荷率に余裕を持たせることができる。
なお、各第2通信線4A,4B…は、LIN,CANなどの種々の規格に準拠する車載LANを構成するものであってもよい。さらには、第2通信線4A,4B…にFlexRay、MOST、D2B、IDB1394、イーサネット(登録商標)等の通信速度が高速である車載LANを採用してもよい。同様に、第1通信線3としてFlexRayよりも通信速度が高速である時分割通信を行う通信規格の車載LANを採用してもよい。
図4は前記第1受信部(以下、FlexRay受信部という)15の動作を説明する図である。図4に示す処理は、FlexRayのサイクルにおいて、中継接続ユニット1内の第1ポート10を介して中継するべきメッセージmの各部分の情報(以下、受信データという)を受信する毎に実行される。なお、中継するべきメッセージmであるかどうかの判別は第1ポート10を介して受信する識別情報IDを用いて前記中継判別部19bによって行われる。
Sa1は受信データDを第1バッファ13aに記憶するステップである。ここで、各メッセージmを構成する受信データDをメッセージmの識別情報ID毎に異なる領域に順次記憶する。また、図3に示す例では第1バッファ13aに記憶される受信データDはビット単位であるが、この受信データDを所定の長さ(例えば8ビット)単位で記憶してもよい。
Sa2は第1バッファ13aに記憶した受信データDが最後のデータであるかどうかを判断するステップである。つまり、最後のデータであった場合には、次のステップSa3の処理を行い、最後のデータでなかった場合には、そのまま終了する。
Sa3は前記ステップSa2において最後のデータであると判断したときに実行され、データ終了処理を実行するステップである。このステップSa3の処理において、受信データの正確性を例えばメッセージmの最後に付けられるCRCデータを用いてチェックすることができる。
前記ステップSa1〜Sa3の処理は第1ポート10を介して受信データの受信処理が行われている間実行され続けるものである。
図5は前記第1送信部(以下、FlexRay送信部という)16の動作を説明する図である。図5に示す処理は、FlexRayのサイクルにおいて、中継接続ユニット1に第1通信線3を用いてメッセージmを送信する送信権(以下、タイムスロットという)が与えられるときに実行される。
Sb1は第2バッファ13bに送信対象となるメッセージmの少なくとも一部の情報(以下、送信データという)が記憶されているかどうかを判断するステップである。そして、送信データDがあると判断したときには続くステップSb2の処理を実行し、送信データDが無いと判断したときには今回のタイムスロットでは何もしないで終了する。
Sb2は第2バッファ13bに記憶されている送信データDを送信するステップである。このとき、第2バッファ13bには、送信データDとして各メッセージma,mb…を構成する各部分の情報がその識別情報IDと共に記憶されているので、送信データDとして元のメッセージma,mb…を構成する各部分の情報と識別情報IDを送信する。
Sb3は第2バッファ13b中の送信済データDの削除処理を行うステップである。
図6は前記第2受信部(以下、CAN受信部という)17の動作を説明する図である。図6に示す処理は、中継接続ユニット1内の第2ポート11によってメッセージmを受信するときに実行される。
Sc1はCANに準拠する通信プロトコルによってメッセージmを構成するデータDを受信するステップである。なお、この受信ステップSc1の処理において受信中のメッセージmについて、前記中継判別部19bによって中継不要であると判別された場合には、以下のステップSc2…の実行を行うことなく、処理を終了する。
Sc2はステップSc1において受信しているメッセージmが所定の長さ(本実施形態の場合は8ビット)を受信したかどうか判断するステップである。ここで、受信ビット数が8ビット未満であるときには前記ステップSc1に戻って実行し、8ビットを受信すると、次のステップSc3を実行する。
Sc3は前記メッセージmの受信できた部分までの情報(受信データ)を第2バッファ13bに記憶するステップである。なお、各メッセージmを構成する受信データDをメッセージmの識別情報ID毎に異なる領域に順次記憶する。
Sc4は第2バッファ13bに記憶した受信データが最後のデータであり、第2通信線4から受信するべき全データを受信完了したかどうかを判断するステップである。つまり、全データを受信したと判断した場合には、次のステップSc5の処理を行い、続く受信データを受信する必要がある場合には、再びステップSc1に戻って受信処理を続行する。
Sc5は前記ステップSc4において全データを受信したと判断したときに実行され、データ終了処理を実行するステップである。このステップSc4の処理において、受信データDの正確性を例えばメッセージmの最後に付けられるCRCデータを用いてチェックすることができる。
図7は前記第1送信部(以下、CAN送信部という)18の動作を説明する図である。図7に示す処理は、前記FlexRay受信部16がメッセージmの受信動作を始めるときに実行される。
Sd1は第1バッファ13aに送信対象となるメッセージmの少なくとも一部の情報(以下、送信データDという)が記憶されているかどうかを判断するステップである。そして、送信データDがあると判断したときには続くステップSd2の処理を実行し、送信データが無いと判断したときには何もしないで終了する。ここで、第1バッファ13aに複数の識別情報IDに対応する送信データがある場合には、そのうちの1つの識別情報IDに対応する送信データDについて、以下のステップSd2〜Dd5の処理を繰り返す。なお、ステップSd1において送信データDが無いと判断したときにもう一度ステップSd1に戻って送信データを待ち受けるようにしてもよい。
Sd2は第2通信線4を介してメッセージmを送信開始するためのヘッダ情報を送信するステップである。なお、前記ヘッダ情報にはCAN規格に準拠するアービトレーションフィールドやコントロールフィールドが含まれており、これらは前記第1バッファ13aに記憶された情報である。
Sd3は第1バッファ13aに記憶された送信データを前記第2通信線4を介して送信する処理を実行するステップである。
Sd4はステップSd3において送信した送信データDがメッセージmを構成する最後の送信データDを送信完了したかどうかを判断するステップである。ここで最後の送信データDを送信完了したと判断した場合には次のステップSd5を実行し、続く送信データDがあると判断した場合には前記ステップSd3に戻って送信処理を繰り返す。
なお、第1バッファ13aには、前記FlexRay受信部15の動作によって受信した受信データDが順次記憶されており、かつ、第1通信線3の通信速度は第2通信線4の通信速度より高速である。したがって、正常な通信が行われている場合には、1つのメッセージmを構成する送信データの送信を開始してから送信完了するまでの間に第1バッファ13aに送信データDが無くなるという事態が発生することはない。
Sd5は終了処理を実行するステップである。つまり、前記メッセージmの正確性を確認するためのCRCデータなどの冗長項を追加送信するステップである。すなわち、これによって第2通信線4を介するメッセージmの送信を完了する。
Sd6は送信完了したメッセージmに関係する送信済データを第1バッファ13aから削除して、第1バッファ13aの該当する領域を解放するステップである。
図8は図1に図示しているように、前記中継接続ユニット1A,1BをFlexRayの幹線(第1通信線3)に接続し、これらの中継接続ユニット1A,1Bを用いてメッセージmを中継することにより、2本の第2通信線4A,4Bに接続する各ECU2A,2B…,2C,2D…の間でメッセージmを送受信する例を説明する。
図8に示すように時点Tsにおいて、第2通信線4Aに接続された1つのECU2がメッセージmを送信すると、このメッセージmが中継接続ユニット1A内の前記CAN受信部17が受信し、8ビット単位で区切った受信データD1を第2バッファ13bに記憶する。
なお、CANのメッセージmは例えばプリアンブルに続いてメッセージmのアービトレーションフィールドを形成する識別情報IDやコントロールフィールドを形成するメッセージ長LENなどの情報が含まれたヘッダ情報から始まっている。したがって、前記中継判別部19bは識別情報IDを受信した段階でこのメッセージmを中継する必要があるかどうか判断し、中継する必要があると判別できたときに、これらの情報ID,LENを第2バッファ13b内に記憶して、一連のデータD1,D2…の中継を行う。
図示する例では、第1通信線3の送信権が中継接続ユニット1Aに与えられるタイムスロットが開始する時点T2において受信データD1のみを受信完了して第2バッファ13bに記憶しているので、時点T2から始まるタイムスロットにおいては、FlexRay送信部16が第2バッファ13bに記憶された送信データD1をメッセージm1として第1通信線3に送信する。
一方、第1通信線3に接続された中継接続ユニット1Bは前記データD1を受信すると、前記中継判別部19aがこの識別情報IDによって中継する必要があるかどうかを判別する。そして、中継する必要があると判別した場合には、FlexRay受信部15が最初のデータD1の受信を開始し、第1バッファ13aにデータを記憶する。前記CAN送信部18は第1バッファ13aに記憶された送信データD1を時点Ts’においてすぐに第2通信線4Bに送信する。
同様に、中継接続ユニット1Aは、続くデータD2〜D6を第1通信線3の送信権が次に中継接続ユニット1Aに与えられるタイムスロットが開始する時点T3においてまとめてメッセージm2として中継送信し、中継接続ユニット1Bはこのメッセージm1を受信すると、これらのデータD2〜D6を第2通信線4Bに中継する。さらに、データD7,D8は時点T4にメッセージm3としてまとめられて中継送信される。なお、前記メッセージmを分割して生成されるメッセージm1〜m3は何れもメッセージmの一部分であることが分かるように識別情報IDを含んでいる。(図7にはメッセージm3の構成のみ拡大図にして示している)
また、図8に示すように、第1通信線3の通信速度が、第2通信線4A,4Bの通信速度よりも高速であるから、中継接続ユニット1BのCAN送信部18がCANのメッセージmを中継送信するとき、CAN送信部18が次の送信データD2〜D6、D7,D8を必要とする時には、これらの送信データD2〜D6、D7,D8が第1バッファ13aに記憶されている。したがって、複数に分けられたメッセージm1〜m3を再び1つのメッセージmにまとめて、CAN送信部18によって送信するときにも、必要な送信データが第1バッファ13aにないという事態が発生することはない。
以上、詳述したように、本発明の中継接続ユニット1を用いることにより、異なる通信方式を採用する車載LANの間でメッセージmの中継を行う場合にも、中継接続ユニット1Bがメッセージmの中継送信を送信元のECU2からメッセージmを送信完了する時点Teよりも前の時点Ts’から中継送信を開始することが可能である。とりわけ、第1通信線にメッセージmを送信するための送信権が周期的に割り当てられるような車載LANを介在させてメッセージmを中継する場合にも可及的に高速に中継を行うことが可能である。
なお、前記第1通信線3の送信権を割り当てられるタイムスロットの開始時点T1,T2…の間隔は短ければ短いほど中継送信の遅れ時間を短くすることができるので有用である。また、より確実な中継を行うことを可能とするためには前記送信権を割り当てられるタイムスロットとしてFlexRayの静的セグメントを用いることが好ましいが、前記タイムスロットとして優先順位を高く設定して動的セグメントを用いてもよい。
図9は第2実施形態に係る中継接続ユニット30の構成を説明する図である。本実施形態において図1〜8に示す第1実施形態と異なる点は、複数の第2通信線4C〜4Fにそれぞれ接続されてそれぞれECU2E〜2Hとの間でメッセージme,mf…の送受信を行う第2ポート11a〜11dを設けた点である。また、前記中継処理手段12内の中継情報記憶手段19には各メッセージmの識別情報ID毎に中継先のポート情報(第1ポート10、第2ポート11a〜11dを識別する情報)を記憶している。
本実施形態のように構成された中継接続ユニット30を用いることにより、第2通信線4C〜4Fの間で相互にメッセージmを中継して送受信することが可能であり、各第2通信線4C〜4Fを用いて送受信するメッセージmの量を削減できるので、大量のデータを送受信する場合にも衝突などの問題を起こすことがない。また、必要なときには第1通信線3を介して別の中継接続ユニット(図外)との間でメッセージmを中継して送受信することも可能であると共に、可能な限り中継の遅れ時間を短くすることができる。
第1実施形態の中継接続ユニットを用いた車載LANの構成図である。 前記中継接続ユニットの構成図である。 前記中継接続ユニットに設けるバッファの構成を示す図である。 第1受信部による処理を説明する図である。 第1送信部による処理を説明する図である。 第2受信部による処理を説明する図である。 第2送信部による処理を説明する図である。 前記中継接続ユニットを用いてメッセージを中継する例を示す図である。 第2実施形態に係る中継接続ユニットの構成を説明する図である。 従来の中継接続ユニットの構成を示す図である。 従来の中継接続ユニットを用いてメッセージを中継する例を示す図である。
符号の説明
1(1A,1B) 中継接続ユニット
2(2A,2B…) ECU
3 第1通信線
4 第2通信線
10 第1ポート
11 第2ポート
13 バッファ
13a 第1バッファ
13b 第2バッファ
15 第1受信部
16 第1送信部
17 第2受信部
18 第2送信部
19 中継情報記憶手段
19a,19b 中継判別部

Claims (4)

  1. 第1通信線にメッセージを送信するための送信権が周期的に割り当てられるように構成された第1車載LAN通信手段からなる第1ポートと、
    第2通信線にメッセージを送信する第2車載LAN通信手段からなる第2ポートと、
    前記第1ポートまたは第2ポートを介して受信する受信メッセージを受信した部分から順次記憶するバッファを備え、前記受信メッセージの少なくとも一部を前記バッファに記憶した部分から順次前記第2ポートまたは第1ポートを介して送信する中継処理手段とを有することを特徴とする中継接続ユニット。
  2. 前記バッファが前記第1ポートを介して受信するメッセージを記憶する第1バッファと、前記第2ポートを介して受信するメッセージを記憶する第2バッファとからなり、
    前記第1通信線の通信速度が第2通信線の通信速度より高速であり、かつ、
    前記中継処理手段は、
    前記第1ポートを介して受信する受信メッセージを受信した部分から順次前記第1バッファに記憶する第1受信部と、
    前記第2バッファにメッセージの少なくとも一部が記憶されており、かつ、前記第1通信線の送信権が割り当てられたときにこの記憶されているメッセージの少なくとも一部を前記第1ポートを介して送信する第1送信部と、
    前記第2ポートを介して受信するメッセージの所定の長さを受信する毎に前記第2バッファに記憶する第2受信部と、
    前記第1バッファにメッセージの少なくとも一部が記憶されたときにこの記憶されたメッセージを第2ポートを介して送信する第2送信部とを備えてなる請求項1に記載の中継接続ユニット。
  3. 複数の第2通信線にそれぞれ接続された複数の第2ポートを備え、
    前記バッファは受信メッセージをその識別情報と共に記憶するものであり、
    前記中継処理手段は、前記受信メッセージの識別情報とその中継先となる第1ポートあるいは/および第2ポートとの関係を示す中継情報記憶手段を備え、受信メッセージを前記識別情報毎にバッファに記憶すると共に、前記中継情報記憶手段に記憶された識別情報と受信メッセージの識別情報を比較することにより、中継の要否および中継先を判別して前記中継処理を行うものである請求項1または請求項2に記載の中継接続ユニット。
  4. 前記バッファが各受信メッセージの中継先をそれぞれ記憶するものであり、
    前記中継処理手段は、前記バッファに記憶する各受信メッセージの識別情報を用いて前記中継情報記憶手段に記憶する中継先となる第1ポートあるいは/および第2ポートの情報を前記中継先としてバッファに記憶する中継判別部を有する請求項3に記載の中継接続ユニット。
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