JP2008022328A - 携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信認証システム並びに携帯端末装置及び無線通信ユニット用プログラム - Google Patents

携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信認証システム並びに携帯端末装置及び無線通信ユニット用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】病院など特定エリアにある携帯端末装置及び無線通信ユニットの使用を制限することができる無線通信認証システムを提供する。
【解決手段】通信機器60は携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32からの認証信号を検知すると、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32に送信し、携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32はその無線認証認識信号を受信すると、認証信号の発信を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末装置及び当該装置と無線認証を行なう無線通信ユニットからなる無線通信認証システム並びに携帯端末装置及び無線通信ユニット用のプログラムに関する。
近年、携帯電話等の携帯端末装置の普及に伴い、携帯端末装置の使用を制限する各種の使用制限装置が提案されている。例えば、携帯端末装置に保存された個人情報等の情報流出を防止するため、置き忘れや盗難により該装置が所有者又は使用者の手元から離れたとき、装置そのものを使用不能にすると共に装置が一定距離以上離れたことを警告可能な携帯端末装置の無線通信ユニット、使用制限装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この使用制限装置は、送信器と受信器とを備え識別コード信号を一定の強度で送信器から送り出す識別信号送信ユニットと、受信器と送信器とを備え受信器で受信した識別コード信号に基づいて使用制限を解除する信号を対象機器へ送り出すと共に同じコード信号の確認コード信号を一定の強度で送信器から送信する使用制限解除ユニットとを備える。そして、両ユニット間の距離が一定以内であれば識別信号送信ユニットから受信した識別コード信号が自己のものであることを検出した信号に基づいて使用制限解除ユニットから上記確認コード信号を送信すると共に、使用制限解除信号を対象機器へ送り出し、上記両ユニット間の距離が一定以上となりそれぞれのユニットにおいて相手方ユニットからのコード信号の受信レベルが所定値以下になると、上記使用制限解除ユニットは使用制限解除信号の送り出しを停止させ、識別信号送信ユニットは警報信号を発する。
特許2931276号公報
しかしながら、識別信号による無線認証を行う携帯端末装置及び無線通信ユニットからなるシステムを持つユーザが病院など特定エリアに入ったとき、その識別信号が病院内の計測機器などに影響を及ぼす可能性がある。しかしながら、本システムの使用にあっては、現在病院など特定エリアでの使用態様に関して何らの手当てもなされていない。また、このような特定エリアは病院に限られない。例えば病院と同様、空港などにおいても識別信号が他の機器に影響を及ぼす可能性がある。機器への影響ではなく、映画館などの公共の場では、識別信号による無線認証の結果生ずる、携帯端末装置又は無線通信ユニットの発呼動作は好ましくない。
また、上記のように二つの装置(携帯端末装置と無線通信ユニット)を備えるシステムを有するユーザが特定エリアに入ったとき、たとえ携帯端末装置の電源を切ることができたとしても、無線通信ユニットの電源を切り忘れることがあり得る。逆に、無線通信ユニットの電源を切ることができたとしても、携帯端末装置の電源を切り忘れることもある。このように、ユーザが携帯端末装置と無線通信ユニットを有する場合、いずれかの装置の電源をオフにする操作を忘れる可能性は高くなり、周囲の機器に悪影響を及ぼす可能性も高いものとなる。
本発明は、病院などの如き特定エリアにおいて、携帯端末装置及び無線通信ユニットの使用を何らかの形で制限することができる携帯端末装置、無線通信ユニット及び無線通信認証システムを提供する。
本発明は、携帯端末装置及び無線通信ユニットからなる無線通信認証システムが特定エリアに入ると、携帯端末装置と無線通信ユニットの間の認証を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する無線通信ユニット及びそのような無線通信ユニットとともに使用される携帯端末装置を提供する。
また、本発明は、携帯端末装置及び無線通信ユニットからなる無線通信認証システムが特定エリアに入ると、携帯端末装置と無線通信ユニットの間の認証を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する携帯端末装置及びそのような携帯端末装置とともに使用される無線通信ユニットを提供する。
本発明の無線通信認証システムは、無線通信ユニットと、当該無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行う携帯端末装置と、を備える無線通信認証システムであって、前記無線通信ユニットと前記携帯端末装置の少なくとも一方が、無線認証のための認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記認証信号の発信を停止する。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、無線通信ユニットと携帯端末装置の認証が停止するため、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
また、本発明の無線通信認証システムは、無線通信ユニットと、当該無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行う携帯端末装置と、を備える無線通信認証システムであって、前記無線通信ユニットと前記携帯端末装置の少なくとも一方が、無線認証のための認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記無線通信認証システムのユーザに対し、前記無線通信認証システムの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知が発行される。ユーザは、無線通信ユニット或いは携帯端末装置の電源をオフにすることによって、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
本発明の第1の無線通信ユニットは、携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットであって、前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記送受信部による認証信号の発信を停止する制御部と、を備える。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、無線通信ユニットが認証を停止することによって、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
本発明の第2の無線通信ユニットは、携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットであって、前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記無線通信ユニットのユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する制御部と、前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行する通知部と、を備える。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、無線通信ユニットが、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行し、ユーザが無線通信ユニットの電源をオフにすることによって、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
本発明の第1の携帯端末装置は、無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置であって、前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記送受信部による認証信号の発信を停止する制御部と、を備える。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、携帯端末装置が認証を停止することによって、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
本発明の第2の携帯端末装置は、無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置であって、前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記携帯端末装置のユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する制御部と、前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する通知部と、を備える。
この構成により、特定エリアを担当する所定の通信機器が無線認証を認識すると、携帯端末装置が、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行し、ユーザが携帯端末装置の電源をオフにすることによって、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
また、上述の無線通信ユニットまたは携帯端末装置では、前記送受信部及び前記制御部を、ICモジュールにより構成された無線認証部に組み込むことができる。この構成により、無線認証に組み込みが容易となるとともに、無線通信ユニットまたは携帯端末装置の構成を簡単にすることができる。
また、上述の第1又は第2の無線通信ユニット及び第1又は第2携帯端末装置を動作させるプログラムも本発明に含まれる。
本発明は、特定エリアにある携帯端末装置及び無線通信ユニットの使用態様を変化させることができ、無線通信ユニットと携帯端末装置間の無線認証によって特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態の携帯端末装置及び無線通信ユニットからなる無線通信認証システムについて、図面を用いて説明する。
図1は、ユーザが本発明の携帯端末装置及び無線通信ユニットを持って、病院などの特定エリアに進入する際、携帯端末装置及び無線通信ユニットの使用を制限する状況を示す概念図である。病院、空港などの特定エリアにおいては、特殊な機器が配置され、このような機器に対し、携帯端末装置と無線通信ユニットの間の無線認証の認証信号が悪影響を及ぼす可能性は否定できない。従って、このような場所では無線認証に何らかの制限をかけることが望ましい場合がある。また特殊な機器への影響ではなく、映画館など公共の場などでは、識別信号による無線認証の結果生ずる、携帯端末装置又は無線通信ユニットの発呼動作は好ましくなく、やはり無線認証に何らかの制限をかけることが望ましい場合もある。
図1において、ユーザが携帯端末装置10及び無線通信ユニット32を持って、非使用制限エリア110からゲート50を介して、病院内などの特定エリアである使用制限エリア100に進入する。このとき、使用制限エリア100内、例えば、ゲート50の近辺に設置された通信機器60が携帯端末装置10と無線通信ユニット32との間で送受信される無線認証のための認証信号を受信すると、携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32に対し無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を送信する。
無線認証認識信号を受信した携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32は認証信号の発信を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行する。「使用制限」とは、装置の電源を完全にオフにするのみならず、特定エリアに配置された種々の機器への影響が実質的に問題にならない程度、周囲の人々に肉体的、心理的に害を与えない程度まで装置の出力を下げることや、装置の機能に制限を課すことをも含む。
すなわち、ユーザが携帯端末装置10及び無線通信ユニット32を持って、使用制限エリア100に進入すると、通信機器60が無線認証のための認証信号を受信することにより、携帯端末装置10及び無線通信ユニット32が使用制限エリア100にあることを検知することができ、その使用制限エリア100にある携帯端末装置10及び無線通信ユニット32に対し無線認証認識信号を送信することによって、携帯端末装置10及び無線通信ユニット32の使用を制限することができる。
図2は、本実施形態の携帯端末装置10及び無線通信ユニット32より構成される無線通信認証システム及び通信機器60のブロック図である。携帯端末装置10は携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯電子機器より構成される。一方、無線通信ユニット32は、一般的にユーザが常時身に付けるキー、キーホルダー、バッジ、カード等の形態に構成されたものであるが、特にその形態は限定されない。このシステムにおいては、携帯端末装置10と無線通信ユニット32の間で無線認証が行われ、無線認証が成功している間のみ、携帯端末装置10はその使用制限が解除され、使用可能となるが、無線認証が途切れると、携帯端末装置10に使用制限がかかり、機能の一部または全てが使用不可となる。
通信機器60は送受信部61、及び制御部62、アンテナA4より構成される。送受信部61は、アンテナA4を介して携帯端末装置10と無線通信ユニット32の間の認証信号を受信すると、携帯端末装置10と無線通信ユニット32の無線認証を検出したことを制御部62に通知し、制御部62からの無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を送出する指示を受け取ると、アンテナA4を介して携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32に対し無線認証認識信号を送出する。制御部62は送受信部61からの検出通知を受け取ると、無線認証認識信号を生成し、その生成した無線認証認識信号を送受信部61に送出すると同時に、送受信部61に対しその無線認証認識信号の送出を指示する。
無線通信ユニット32は、ボタン電池や、充電可能なバッテリーなどより構成される電池44、警報通知部40、操作部48、無線認証部46、アンテナA3を含む。
無線認証部46は、小型のICカードのように種々の回路が半導体集積回路化されて、チップ上に形成され、構成されている。無線認証部46は、一体のモジュールとして形成され得るが、特にその構成は限定されず、本実施形態では、ID(Identification)記憶部34、送受信部38、制御部36を含む。ID記憶部34は、自己(無線通信ユニット)のIDおよび認証するID情報、特に認証対象の相手側である携帯端末装置10の認証IDを記憶する。制御部36は認証信号を受信した通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき(図2のC1)、送受信部38による認証信号の発信を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行することを制御する。送受信部38は、アンテナA3を介して、前記携帯端末装置10へ無線認証のための認証信号を送信する。警報通知部40は、携帯端末装置10と無線通信ユニット32との間で認証が不成立となったとき、或いは制御部36がユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行したとき、音、光、振動等によってユーザに通知する。操作部48は、使用制限命令通知を受けたとき、ユーザが無線通信ユニット32の使用を停止するための操作を入力する。
携帯端末装置10は、スピーカ14、表示部16、操作部18、無線認証部24、主制御部28、及び主送受信部30、アンテナA1を含む。
無線認証部24は、無線通信ユニット32の無線認証部46と類似の機能、構成を有し、ID記憶部20、制御部22、送受信部26を含む。送受信部26は、アンテナA2を介して、無線通信ユニット32との間で認証IDの情報を送受信する。制御部22は、ID記憶部20が記憶した認証ID情報、特に認証対象の相手側である無線通信ユニット32の認証IDと、相手側から受信した認証IDを照合したり、無線通信ユニット32に対して応答信号を返信する。また、制御部22は、認証信号を受信した通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき(図2のC2)、送受信部26による認証信号の発信を停止する、或いは主制御部28にユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する必要がある旨を通知したりする。
主制御部28は、携帯端末装置10全体の動作を制御し、特に本発明においては制御部22から使用制限命令を受け取ると、使用制限命令に基づき、表示部16或いはスピーカ14にユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行する。表示部16は液晶表示装置等により構成され、種々の情報、特に本発明においてはユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を受け取ったとき、その使用制限命令通知があったことを意味する情報を文字、図形、記号等の形式で表示し、ユーザに通知する。スピーカ14はこのような情報を音声の形式で通知する。操作部18は、十字キー、テンキー、ダイヤル等により構成され、携帯端末装置10を操作するための操作を入力、特に本発明においては使用制限命令通知を受けたとき、ユーザが携帯端末装置10の使用を停止するための操作を入力する。主送受信部30は、アンテナA1を介して他の携帯端末装置にネットワークを介して接続され、情報の送受信を行なう。
そして、携帯端末装置10と無線通信ユニット32との間では、無線認証が行われ、無線認証が成功している間のみ、携帯端末装置10はその使用制限が解除され、使用可能となるが、無線認証が途切れると、携帯端末装置10に使用制限がかかり、機能の一部または全てが使用不可となる。すなわち、携帯端末装置10が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号(図2のC2)を受信したとき、送受信部26による認証信号の発信を停止し、無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号(図2のC1)を受信したとき、送受信部38による認証信号の発信を停止する。これによって、無線認証が成功できなくなり、携帯端末装置10に使用制限がかかり、携帯端末装置10を操作しても、携帯端末装置10は動作しない。従って、通信機器60が設置された特定エリアに携帯端末装置10の使用が制限される。尚、使用制限とは、携帯端末装置10の総ての機能が使用は不可となる場合(たとえば電源オフの維持)のみならず、機能の一部のみが使用不可となる場合(たとえばアドレス帳の閲覧禁止)も含む。
また、本発明では、携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令を通知することも可能である。このような場合、ユーザがその使用制限命令に従って携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32の使用を停止するための操作を入力する。これによって、通信機器60が担当する特定エリアにおいて、携帯端末装置10の使用が制限される。
尚、図2では二つの無線認証認識信号(図2のC1,C2)を図示しているが、いずれか一方のみを使用しても良い。すなわち、携帯端末装置10が無線認証認識信号C2のみを受信し、認証信号の発信を停止するか、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行してもよい。または、無線通信ユニット32が無線認証認識信号C1のみを受信し、認証信号の発信を停止するか、ユーザに対し使用制限を促す使用制限命令通知を発行してもよい。
携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信した後の動作として、使用制限を自動的に行なう例と、使用制限をユーザに促し、ユーザが携帯端末装置10或いは無線通信ユニット32の使用を停止する例がある。以下、無線通信ユニット32が無線認証認識信号を受信した後の動作例として、実施例1と実施例2を挙げて詳細に説明する。
(実施例1)
実施例1は、無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信した後、使用制限を自動的に行なう例である。
図3は、認証信号、使用制限を示す制御信号のやりとりを説明するシーケンス図である。まず無線通信ユニット32は、周囲に特定の携帯端末装置10を探索するためのサーチ信号S1を、数秒の間隔で定期的に送信する。サーチ信号S1には、無線通信ユニットのID情報が含まれている。
次いで携帯端末装置10は、無線通信ユニット32からサーチ信号S1を受信し、無線通信ユニットのID情報とID記憶部20に登録されたID情報とを照合し、照合が正しいことを確認すると、無線通信ユニット32に対して応答信号S2を送信する。応答信号S2には携帯端末装置10のID情報が含まれている。次いで、無線通信ユニット32は、携帯端末装置10から受信した応答信号S2に含まれるID情報とID記憶部34に登録されたID情報とを照合し、照合が正しい場合には携帯端末装置10に対して、第1の認証信号S3を送信する。第1の認証信号S3は、無線通信ユニット32の制御部36で生成した乱数を暗号化したものである。携帯端末装置10は、受信した第1の認証信号S3を復号化し、生成した乱数を応答信号S4として無線通信ユニット32に送信する。次いで、無線通信ユニット32は、受信した応答信号S4に含まれる乱数と生成した乱数を比較し、正しく認証が行われているかどうかを判断する。認証が正しく行われている場合は、携帯端末装置10に対して、第2の認証信号(図示せず)を送信する。第2の認証信号は第1の認証信号S3とは異なる乱数を使用する。携帯端末装置10は、受信した第2の認証信号の応答信号(図示せず)を無線通信ユニット32に対して送信する。以降、このような認証信号とその応答信号を、例えば数秒の間隔で繰り返し送受信し、認証信号のやり取りが続く。
その後、ユーザが携帯端末装置10と無線通信ユニット32を持って、通信機器60が担当する特定エリアに入ろうとすると(図1の状況)、又は入った後、通信機器60が無線通信ユニット32から第1の認証信号S3に対応した認証信号S5を受信すると、その無線通信ユニット32の存在を検知し、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号S6を無線通信ユニット32に対して送信する。無線通信ユニット32は無線認証認識信号S6を受信すると、携帯端末装置10に対する認証信号の送信を停止し、電源がオフになる。
一方、携帯端末装置10は、無線通信ユニット32からの認証信号がなくなったので、無線認証が不成功となり、携帯端末装置10の使用は不可となる。
その後、ユーザが携帯端末装置10と無線通信ユニット32を持って、通信機器60が担当する特定エリアから出て、無線通信ユニット32の電源オンにして、無線通信ユニット32が携帯端末装置10に対し認証信号S7の送信を開始し、携帯端末装置10は、受信した認証信号S7を復号化し、生成した乱数を応答信号S8として無線通信ユニット32に送信する。以降、このような認証信号とその応答信号を、例えば数秒の間隔で繰り返し送受信し、認証信号のやり取りが続く。
図4は、本実施例の無線通信ユニット32の処理フローを示す。まず、送受信部38がアンテナA3を介して、携帯端末装置10に対して、認証信号を送信する(ステップS101)。ここで送信した認証信号は、無線通信ユニット32の制御部36で生成した乱数を暗号化したものである。
認証信号を送信した後、送受信部38は携帯端末装置10からの応答信号を受信する(ステップS102)。携帯端末装置10は、受信した認証信号を復号化し、生成した乱数を応答信号として無線通信ユニット32に送信し、送受信部38はこの応答信号を受信する。
制御部36は、受信した応答信号に含まれる乱数と生成した乱数を比較し、正しく認証が行われているかどうかを判断し、認証が正しく行われている場合は、携帯端末装置10に対して、送受信部38が再度認証信号を送信する(ステップS103)。次に制御部36は送受信部38が通信機器60からの無線認証認識信号を受信したかを判断する(ステップS104)、無線認証認識信号を受信していないと判断した場合、送受信部38は携帯端末装置10からの応答信号を受信し(ステップS105)、ステップS103に戻り、再度認証信号を送信する。ユーザが携帯端末装置10と無線通信ユニット32を持って、通信機器60が担当する特定エリアに入ろうとすると(又は入った後)、通信機器60が無線通信ユニット32からの認証信号を受信すると、その無線通信ユニット32の存在を検知し、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を無線通信ユニット32に対して送信する。ここで無線通信ユニット32が判断するのはこの無線認証認識信号受信の有無である。
一方、ステップS104において、制御部36が、送受信部38は無線認証認識信号を受信したと判断した場合、送受信部38が携帯端末装置10に対する認証信号の送信を停止し、制御部36が電池44による電源をオフにする(ステップS106)。
その後、ユーザが携帯端末装置10と無線通信ユニット32を持って、通信機器60が担当する特定エリアから出て、無線通信ユニット32の電池44による電源をオンにして(ステップS107)、ステップS103に戻り、送受信部38が認証信号を送信する。
一方、図5は携帯端末装置10の処理フローを示す。まず送受信部26がアンテナA2を介して無線通信ユニット32からの認証信号を受信する(ステップS108)。制御部22は、受信した認証信号を復号化し、生成した乱数を応答信号とし、送受信部26がアンテナA2を介して無線通信ユニット32に送信する(ステップS109)。
続いて、応答信号を送信した携帯端末装置10は、次の認証信号の受信ができたかを判断し(ステップS110)、次の認証信号の受信ができたと判断した場合、ステップS109に戻り、応答信号を無線通信ユニット32に送信する。
一方、制御部2は次の送受信部26が認証信号の受信ができなかったと判断した場合、無線通信ユニット32との無線認証が不成功となり、制御部22は主制御部22に使用を停止する旨の命令を出し、主制御部22は、電源オフなどにより、携帯端末装置10の使用を停止状態にする(ステップS111)。
続いて、制御部22は、送受信部26が無線通信ユニット32からの認証信号を受信できたかを判断し(ステップS112)、送受信部26が無線通信ユニット32からの認証信号を受信できなかったと判断した場合、ステップS112を繰り返し実行し、無線通信ユニット32からの認証信号を待つ。
一方、ステップS112において、制御部22は、送受信部26が無線通信ユニット32からの認証信号を受信できたと判断した場合、制御部22は主制御部22に使用を再開する旨の命令を出し、主制御部22は電源オンなどにより携帯端末装置10の使用を再開し(ステップS113)、ステップS109に戻り、応答信号を無線通信ユニット32に送信する。尚、主制御部22が携帯端末装置10の電源をオン・オフいずれの状態にしても、無線認証部24は、アンテナA2を介して外部から電力を電波の形で受け取るため、独自に起動可能である。
図6は通信機器60の処理フローを示す。制御部62は、送受信部61が無線通信ユニット32からの認証信号の受信ができたかを判断し(ステップS114)、送受信部61が無線通信ユニット32からの認証信号の受信ができなかったと判断した場合、ステップS114を繰り返し実行し、無線通信ユニット32からの認証信号を待つ。
一方、ステップS114において、制御部62は、送受信部61が無線通信ユニット32からの認証信号の受信ができたと判断した場合、送受信部61が無線通信ユニット32に対し無線認証認識信号を送信し(ステップS115)、ステップS114に戻り、無線通信ユニット32からの認証信号の受信ができたかを判断する。
以上説明したように、本発明の実施例1の携帯端末装置10、無線通信ユニット32、無線通信認証システムにおいては、無線認証が正常に行われている間は、携帯端末装置10に使用制限はかけられない。そして、無線通信認証システムを持っているユーザは通信機器60が設置された特定エリアに入ると、その通信機器60が無線通信ユニット32の存在を検知し、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を無線通信ユニット32に対して送信する。無線通信ユニット32は無線認証認識信号を受信すると、携帯端末装置10に対する認証信号の送信を停止し、電源をオフにし、携帯端末装置10と無線通信ユニット32とは互いの認証が不可となり、携帯端末装置10に使用制限がかけられる。このような態様により、特定エリアにある計測器などへの影響など、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
(実施例2)
実施例2は、無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信した後、使用制限をユーザに促し、ユーザ自ら無線通信ユニット32の使用を停止する例である。
図7は、認証信号、使用制限を示す制御信号のやりとりを説明するシーケンス図である。
図7に示すシーケンスにおいて、通信機器60が無線通信ユニット32からの認証信号S3を受信し、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号S6を無線通信ユニット32に対して送信するまでの制御信号のやりとりは図3に示す実施例1と同様であるので、説明を省略する。
無線通信ユニット32は無線認証認識信号S6を受信すると、ユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行し、ユーザがその使用制限命令を受け取ると、無線通信ユニット32の電源をオフにする。
これ以降の制御信号のやりとりは図3に示す実施例1と同様であるので、説明を省略する。
図8は、無線通信ユニット32の処理フローを示す。本実施例においても、携帯端末装置10、通信機器60の処理フローは、図5、図6のものと基本的に同じである。
図8に示すフローチャートにおいて、ステップS101〜105の手順、すなわち、通信機器60から無線認証認識信号を受信したかを判断するまでの動作は、図4に説明した実施例1と同様であるので、説明を省略する。
制御部36は、送受信部38が通信機器60から無線認証認識信号を受信したと判断した場合、ユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を警報通知部40に発行し(ステップS601)、警報通知部40は使用制限命令通知を発行する。ユーザは使用制限命令通知を受け取ると、操作部48を操作し、電池44による電源をオフにする(ステップS602)。尚、警報通知部40はスピーカ、発光素子、バイブレータなどの装置により構成することができ、各々の装置は、音、光、振動等によって使用制限命令をユーザに通知する。
この以降の手順は図4に説明した実施例1と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、本発明の実施例2の携帯端末装置10、無線通信ユニット32、無線通信認証システムにおいては、無線認証が正常に行われている間は、携帯端末装置10に使用制限はかけられない。そして、無線通信認証システムを持っているユーザは通信機器60が設置された特定エリアに入ると、その通信機器60が無線通信ユニット32の存在を検知し、無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を無線通信ユニット32に対して送信する。無線通信ユニット32は無線認証認識信号を受信すると、ユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行し、ユーザがその使用制限命令を受け取ると、無線通信ユニット32の電源をオフにし、携帯端末装置10と無線通信ユニット32とは互いの認証が不可となり、携帯端末装置10に使用制限がかけられる。このような態様により、特定エリアにある計測器などへの影響など、特定エリアで生じ得る問題を未然に防止することができる。
なお、図3〜8の説明では、無線通信ユニット32が、通信機器60からの無線認証認識信号を受信した後、自らの電源をオフにする例(図3)又はユーザに対し使用制限命令通知を発行する例(図7)を示した。ただし、携帯端末装置10に対しては何ら作用を行なっていない。
図9、図10は、図3、図7の各々において、携帯端末装置10に対して電源オフの操作をさらに施す例を示す。図9、図10のシーケンスにおいては、無線通信ユニット32が通信機器60から無線認証認識信号S6を受信した後、電源オフ信号S9を携帯端末装置10に送信する。これを受け、携帯端末装置10は自動的に電源オフの状態となる。このようなシーケンス下においては、無線通信ユニット32の電源を切るのみならず、携帯端末装置10の電源をも確実に切ることができ、特定エリアにおいて、周囲の機器に悪影響を及ぼす可能性をより下げることができる。
尚、図9、図10において、一般的には、携帯端末装置10の電源がオフとなった後、ユーザが無線通信ユニット32の電源をオンにすると同時に携帯端末装置10の電源もオンに戻す。また、点線で表された無線認証認識信号S6のように、携帯端末装置10が直接無線認証認識信号S6を受信し、自らの電源をオフにすることも可能である。
図3〜10の説明では、通信機器60が無線通信ユニット32からの無線認証信号を検知し、無線通信ユニット32に対し無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を送信する例を示した(図2のC1)。もちろん本発明は、通信機器60が携帯端末装置10からの認証信号を検知し、携帯端末装置10に対し無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を送信する例にも適用可能である。この場合、制御部22が通信機器60から無線認証認識信号を受信したとき、送受信部26による認証信号の発信を停止するか、制御部22がユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行し、かつ当該使用制限命令に基づき、スピーカ14、表示部16(又は図示せぬバイブレータなど)が使用制限命令通知を発行する。
また、一人のユーザが、業務用と仕事用の2台の携帯端末装置(特に携帯電話)を所持することも想定される。このような場合を想定し、無線通信ユニット側からユーザが所持する複数の携帯端末装置に対し、認証信号の発信停止操作(電源オフ操作を含む)の命令を発するよう、無線通信認証システムを構築することができる。このようなシステム構成により、利便性を向上させることができる。もちろん、無線通信ユニットの電源をオンにした後、複数の携帯端末装置に対し、認証信号の発信開始操作(電源オフ操作を含む)の命令を発するよう、システムを構築してもよい。このようなシステムは、無線通信ユニット32のID記憶部34に複数の携帯端末装置10のID情報を記憶させることにより達成することができる。
本発明は、上述した手順を携帯端末装置或いは無線通信ユニットに実行させるプログラムをも提供する。当該プログラムは、制御部22、制御部36に設けられたメモリ領域や、無線認証部24,46を構成するICモジュール内、携帯端末装置、無線通信ユニット内の記憶装置などに保持され、所定の手順を携帯端末装置、無線通信ユニットに実行させる。
以上、詳述したように、本発明の携帯端末装置及び無線通信ユニットは、通信機器からの無線認証認識信号を受信すると、携帯端末装置と無線通信ユニットの間の認証を停止する、或いはユーザに対し使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する。従って、特定エリアにおいて、何らかの形で携帯端末装置と無線通信ユニットの間の無線認証に制限をかけることができ、無線認証によって引き起こされる可能性のある問題を未然に防止することができる。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上のように、本発明よれば、携帯端末装置と無線通信ユニット間における無線認証を、特定エリアにおいて制限することができ、無線認証によって引き起こされる可能性のある問題を未然に防止することができる。
本発明の携帯端末装置及び無線通信ユニットを用いて、病院など特定のエリアに進入する際の携帯端末装置の使用を制限する時の概念図 本発明の実施形態の携帯端末装置及び無線通信ユニットより構成される無線通信認証システム及び通信機器のブロック図 本発明の実施例1の認証信号、使用制限を示す制御信号のやりとりを説明するシーケンス図 本発明の実施例1の無線通信認証システムにおける無線通信ユニットのフローチャート図 本発明の実施例1の無線通信認証システムにおける携帯端末装置のフローチャート図 本発明の実施例1の無線通信認証システムにおける通信機器のフローチャート図 本発明の実施例2の認証信号、使用制限を示す制御信号のやりとりを説明するシーケンス図 本発明の実施例2の無線通信認証システムにおける携帯端末装置のフローチャート図 図3の実施例1の変形例を説明するシーケンス図 図7の実施例1の変形例を説明するシーケンス図
符号の説明
10 携帯端末装置
14 スピーカ
16 表示部
18 操作部
20 ID記憶部
22 制御部
24 無線認証部
26 送受信部
28 主制御部
30 主送受信部
32 無線通信ユニット
34 ID記憶部
36 制御部
38 送受信部
40 警報通知部
44 電池
46 無線認証部
48 操作部
60 通信機器
61 送受信部
62 制御部

Claims (12)

  1. 無線通信ユニットと、当該無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行う携帯端末装置と、を備える無線通信認証システムであって、
    前記無線通信ユニットと前記携帯端末装置の少なくとも一方が、無線認証のための認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記認証信号の発信を停止する、無線通信認証システム。
  2. 無線通信ユニットと、当該無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行う携帯端末装置と、を備える無線通信認証システムであって、
    前記無線通信ユニットと前記携帯端末装置の少なくとも一方が、無線認証のための認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記無線通信認証システムのユーザに対し、前記無線通信認証システムの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する、無線通信認証システム。
  3. 携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットであって、
    前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記送受信部による認証信号の発信を停止する制御部と、
    を備える無線通信ユニット。
  4. 携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットであって、
    前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記無線通信ユニットのユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する制御部と、
    前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する通知部と、
    を備える無線通信ユニット。
  5. 請求項3または4記載の無線通信ユニットであって、
    前記送受信部及び前記制御部が、ICモジュールにより構成された無線認証部に組み込まれた無線通信ユニット。
  6. 無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置であって、
    前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記送受信部による認証信号の発信を停止する制御部と、
    を備える携帯端末装置。
  7. 無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置であって、
    前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する送受信部と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記携帯端末装置のユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する制御部と、
    前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する通知部と、
    を備える携帯端末装置。
  8. 請求項6または7記載の携帯端末装置であって、
    前記送受信部及び前記制御部が、ICモジュールにより構成された無線認証部に組み込まれた携帯端末装置。
  9. 携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットを起動するプログラムであって、当該プログラムは、
    前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する手順と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、認証信号の発信を停止する手順と、
    を前記無線通信ユニットに実行させるプログラム。
  10. 携帯端末装置と認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間前記携帯端末装置を使用可能とする無線通信ユニットを起動するプログラムであって、当該プログラムは、
    前記携帯端末装置へ無線認証のための認証信号を送信する手順と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記無線通信ユニットのユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する手順と、
    前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する手順と、
    を前記無線通信ユニットに実行させるプログラム。
  11. 無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置を起動するプログラムであって、当該プログラムは、
    前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する手順と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、認証信号の発信を停止する手順と、
    を前記携帯端末装置に実行させるプログラム。
  12. 無線通信ユニットと認証信号を送受信して無線認証を行い、無線認証が成功している間使用可能となる携帯端末装置を起動するプログラムであって、当該プログラムは、
    前記無線通信ユニットへ無線認証のための認証信号を送信する手順と、
    認証信号を受信した通信機器から無線認証を認識した旨を示す無線認証認識信号を受信したとき、前記携帯端末装置のユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す旨の使用制限命令を発行する手順と、
    前記使用制限命令に基づき、前記ユーザに対し、前記携帯端末装置及び前記無線通信ユニットの使用制限を促す使用制限命令通知を発行する手順と、
    を前記携帯端末装置に実行させるプログラム。
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