JP2008019712A - 内燃機関の圧縮比可変装置 - Google Patents

内燃機関の圧縮比可変装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関が緩加速・緩減速状態にあるときは,ドライバの要求特性に適合した適正圧縮比を保持しながら,圧縮比可変装置の切換ハンチングを防ぐことができるようにする。
【解決手段】内燃機関Eの所定の運転条件に対応する切換閾値Tiを境にして,内燃機関Eの圧縮比を高圧縮比と低圧縮比とに切り換えるようにした,内燃機関の圧縮比可変装置において,内燃機関Eが緩加速・緩減速状態に入ったときは,最初に圧縮比の切り換えを実行した後,その切り換えるように,圧縮比の再切換を禁止する。
【選択図】 図13

Description

本発明は,内燃機関の所定の運転条件に対応する切換閾値を境にして,内燃機関の圧縮比を高圧縮比と低圧縮比とに切り換えるようにした,内燃機関の圧縮比可変装置の改良に関する。
かゝる内燃機関の圧縮比可変装置は,内燃機関の圧縮比を,その運転条件に応じて高低切り換えることにより,ノッキング等の異常燃焼を回避しながら燃焼効率を高めて,出力の向上と燃費の低減を図るものとして,種々の形式のものが既に知られている(特許文献1〜4参照)。
また,かゝる内燃機関の圧縮比可変装置において,緩加速・緩減速時のように,内燃機関の運転条件が切換閾値を頻繁に跨ぐような状態(主として負荷変動に起因する)に入ることにより,圧縮可変装置に切換ハンチングの発生が予測される場合には,その発生前の圧縮比を保持するように一定時間切り換えを禁止することにより,装置の耐久性を確保することが特許文献2に開示されている。
特開昭60−142020号公報 特開昭64−15438号公報 特開平9−228858号公報 特開2005−54619号公報
ところで,上記のように,圧縮可変装置に切換ハンチングの発生が予測される場合には,その発生前の圧縮比を保持するように一定時間切り換えを禁止して,切換ハンチングを回避するようにしたものでは,切換ハンチングを回避することができても,ドライバの要求特性に対応した適正圧縮比が保持されたことにはならず,ドライバビリティ,出力向上及び燃費低減の上で不満が残る。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,内燃機関が緩加速・緩減速状態にあるときは,ドライバの要求特性に適合した適正圧縮比を保持しながら,装置の切換ハンチングを防ぐことができるようにした,前記内燃機関の圧縮比可変装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,内燃機関の所定の運転条件に対応する切換閾値を境にして,内燃機関の圧縮比を高圧縮比と低圧縮比とに切り換えるようにした,内燃機関の圧縮比可変装置において,内燃機関が緩加速・緩減速状態に入ったときは,最初に圧縮比の切り換えを実行した後,その切り換えた状態を所定時間持続させる手段を備えることを第1の特徴とする。尚,前記手段は,後述する本発明の電子制御ユニット50に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記最初の圧縮比の切り換えを,内燃機関の運転条件が前記切換閾値に達してから,圧縮比可変装置の切換所要相当時間の経過後に実行することを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記最初の圧縮比の切り換え実行後,その切り換えた状態を持続させる前記所定時間を,内燃機関の運転条件の前記切換閾値近傍での滞在時間以下に設定することを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第3の特徴に加えて,前記滞在時間を,内燃機関の運転条件に基づいて算出することを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記切換閾値を,少なくとも内燃機関のスロットル開度に基づいて設定することを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,内燃機関が緩加速・緩減速状態に入ったときは,最初に圧縮比の切り換えを実行した後,その切り換えた状態を所定時間持続させることにより,ドライバが要求する適正圧縮比を保持しながら,装置の切換ハンチングを防ぐことができる。これによりドライバビリティの向上は勿論,機関出力の向上及び燃費低減を図り,同時に圧縮比可変装置の耐久性を高めることができる。
本発明の第2の特徴によれば,内燃機関の圧縮比を,切り換え指令の圧縮比に確実に対応させることができる。
本発明第3の特徴によれば,前記最初の圧縮比の切り換え後,運転条件の変化時,次の適正な圧縮比に切り換えるべきタイミングの見逃しを防ぐことができる。
本発明の第4の特徴によれば,前記滞在時間を,内燃機関の運転条件に基づいて算出することにより,算出滞在時間を実滞在時間に極力近づけることができる。
本発明の第5の特徴によれば,切換閾値を,少なくとも内燃機関のスロットル開度に基づいて算出することにより,切換閾値を内燃機関のトルクに対応したものとすることができると共に,その切換閾値の算出の精度を高めることができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の圧縮比可変装置を備える内燃機関の要部縦断正面図,図2は図1の2−2線拡大断面図で低圧縮比状態を示す。図3は高圧縮比状態を示す,図2との対応図,図4は図2の4−4断面図,図5は図3の5−5線拡大断面図,図6は図2の6−6線断面図,図7は図3の7−7線断面図,図8は高圧縮比状態から低圧縮比状態への切り換え作用説明図,図9は低圧縮比状態から高圧縮比状態への切り換え作用図,図10は電子制御ユニットに備える切換閾値算出マップ,図11は同電子制御ユニットに備える切換所要相当時間判定マップ,図12は同電子制御ユニットに備える切換閾値滞在時間算出マップ,図13は同電子制御ユニットの制御プログラミングの実行手順を示すフローチャート,図14は制御ユニットの作用説明図である。
先ず,図1〜図9により内燃機関Eの圧縮比可変装置の基本構成について説明する。
図1〜図3において,内燃機関Eにおいて,クランクケース3にベアリング8,8′を介して支承されるクランク軸9には,シリンダブロック2のシリンダボア2a内を昇降するピストン5にコンロッド7を介してピストン5が連接される。このピストン5は,ピストンピン6を介してコンロッド7の小端部7aに連結されるピストンインナ5aと,このピストンインナ5aの外周面に摺動可能に嵌合していて,ピストンインナ5a上で所定の低圧縮比位置L(図2参照)と高圧縮比位置H(図3参照)との間を移動し得るピストンアウタ5bとからなっており,そのピストンアウタ5bが,その外周に装着された複数のピストンリング10a〜10cを介してシリンダボア2aの内周面に摺動自在に嵌合すると共に,ヘッド部5bhをシリンダヘッド4の燃焼室4aに臨ませている。
ピストンインナ及びアウタ5a,5bの摺動嵌合面には,ピストン5の軸方向に延びて互いに係合する複数のスプライン歯11a及びスプライン溝11bがそれぞれ形成され,ピストンインナ及びアウタ5a,5bは,それらの軸線周りに相対回転できないようになっている。またピストンインナ5a及びピストンアウタ5bの軸方向相対移動を規制する止環18が,ピストンインナ5aを挟んでヘッド部5bhと反対でピストンアウタ5bの内周面に係止される。
ピストンインナ5aとヘッド部5bhとの間には,それらの間の第1軸方向間隔S1 を制御する第1カム機構151 が介裝され,またピストンインナ5a及び止環18間には,それらの間の第2軸方向間隔S2 を制御する第2カム機構152 が介裝される。これら第1及び第2カム機構151 ,152 により前記第1及び第2軸方向間隔S1 ,S2 を互いに反対に増減させることによって,ピストンアウタ5bは,ピストンインナ5aに対してピストンピン寄りの低圧縮比位置Lと,燃焼室4a寄りの高圧縮比位置Hとに交互に保持される。
図2,図3及び図6に示すように,第1カム機構151 は,ピストンアウタ5bのヘッド部5bh内壁に形成される上部の第1固定カム161 と,ピストンインナ5aの上面に一体に突設された枢軸部12に回動可能に嵌合しつゝピストンインナ5aの上面に支承される下部の第1回転カム板171 とからなっている。
第1回転カム板171 は,その軸線周りに設定される第1及び第2回転位置A,B間を回転し得るもので,その往復回転により第1固定カム161 と協働して,前記第1軸方向間隔S1 を増減させ得る。具体的には,第1固定カム161 は,周方向に並ぶ複数のカム山161 ,161 …で構成され,第1回転カム板171 には,同じく周方向に並ぶ複数のカム山171 ,171 …が一体に形成される。
而して,第1回転カム板171 が第1回転位置Aにあるときは,この第1回転カム板171 の隣接するカム山171 ,171 間の谷に上部の第1固定カム161 のカム山161 が出入り可能であり(図6の(a),(b)参照),その結果,ピストンアウタ5bの低圧縮比位置L又は高圧縮比位置Hへの移行が許容される。そして上下のカム山161 a,171 aが噛み合えば,第1カム機構151 は軸方向収縮状態となって前記第1軸方向間隔S1 を減少させることになる。
また第1回転カム板171 が第2回転位置Bにあるときは,第1回転カム板171 及び第1固定カム161 のカム山161 a,171 a同士が平坦な頂面を衝合させる(図6の(a)参照)ことで,第1カム機構151 は軸方向拡張状態となって,前記第1軸方向間隔S1 を増加させ,ピストンアウタ5bを高圧縮比位置Hに保持することになる。
ピストンインナ5a及び第1回転カム板171 間には,第1回転カム板171 を第1回転位置A及び第2回転位置Bへ交互に回転させる第1アクチュエータ201 が設けられる。
第1アクチュエータ201 は図2及び図4に示すような構成を有する。即ち,ピストンインナ5aには,ピストンピン6を挟んでそれと平行に延びる一対の有底のシリンダ孔211 ,211 と,各シリンダ孔211 の中間部の上壁を貫通する長孔291 ,291 とが設けられ,第1回転カム板171 の下面に一体的に突設されて,その直径線上に並ぶ一対の受圧ピン281 ,281 が上記長孔291 ,291 を通してシリンダ孔211 ,211 に臨ませてある。長孔291 ,291 は,受圧ピン281 ,281 が第1回転カム板171 と共に第1回転位置A及び第2回転位置B間を移動することを妨げないようになっている。
各シリンダ孔211 には,対応する受圧ピン281 を挟んで作動プランジャ231 及び有底円筒状の戻しプランジャ241 が摺動可能に嵌装される。その際,作動プランジャ231 ,231 同士及び戻しプランジャ241 ,241 同士は,それぞれピストン5の軸線に関して点対称に配置される。
各シリンダ孔211 内には,作動プランジャ231 の内端が臨む第1油圧室251 が画成され,該室251 に油圧を供給すると,その油圧を受けて作動プランジャ231 が受圧ピン281 を介して第1回転カム板171 を第2回転位置Bへ回転するようになっている。
また各シリンダ孔211 の開放側端部には,円筒状のばね保持筒351 が止環361 を介して係止され,このばね保持筒351 と前記戻しプランジャ241 との間に,その戻しプランジャ241 を受圧ピン281 側に付勢する戻しばね271 が縮設される。
而して,第1回転カム板171 の第1回転位置Aは,各シリンダ孔211 の底面に当接する作動プランジャ231 の先端に受圧ピン281 が当接することにより規定され,第1回転カム板171 の第2回転位置Bは,受圧ピン281 に押された戻しプランジャ241 がばね保持筒351 の先端に当接することにより規定される。
また図2,図3及び図6に示すように,第2カム機構152 は,ピストンインナ5aの下端壁に形成される上部の第2固定カム162 と,前記止環18上でピストンアウタ5bの内周面に回転可能に嵌合する下部の第2回転カム板172 とからなっている,ピストンアウタ5bの内周には,第2回転カム板172 の上面に当接する環状の肩部19が形成されており,この肩部19と前記止環18とで第2回転カム板172 は回転可能に挟持され,ピストンアウタ5bに対して軸方向の移動が阻止される。
第2回転カム板172 は,その軸線周りに設定される第3回転位置C及び第4回転位置D間を回転し得るもので,その往復回転により第2固定カム162 と協働して,前記第2軸方向間隔S2 を増減させるようになっている。具体的には,第2固定カム162 は,周方向に並ぶ複数のカム山162 a,162 a…で構成され,第2回転カム板172 には,同じく周方向に並ぶ複数のカム山172 a,172 a…が一体に形成される。
第2回転カム板172 の第3及び第4回転位置C,D間の回転角度は,前記第1回転カム板171 の第1及び第2回転位置A,B間の回転角度と同一に設定される。また第2固定カム162 及び第2回転カム板172 のカム山162 a,172 aの少なくとも有効高さは,前記第1固定カム161 及び第1回転カム板171 のカム山161 a,172 aのそれと同一に設定される。
而して,第2回転カム板172 が第3回転位置Cにあるときは,第2回転カム板172 及び第2固定カム162 のカム山162 a,172 a同士が平坦な頂面を衝合させる(図6の(d)参照)ことで,第2カム機構152 は軸方向拡張状態となって,前記第2軸方向間隔S2 を増加させ,ピストンアウタ5bを低圧縮比位置Lに保持する。
また第2回転カム板172 が第4回転位置Dにあるときは,この第2回転カム板172 の隣接するカム山172 a,172 a間の谷に第2固定カム162 のカム山162 aが出入り可能であり(図6の(a),(c)参照),その結果,ピストンアウタ5bの低圧縮比位置L又は高圧縮比位置Hへの移行が許容される。そして上下のカム山162 a,172 aが噛み合えば,第2カム機構152 は軸方向収縮状態となって前記第2軸方向間隔S2 の減少をすることになる。
ピストンインナ5a及び第2回転カム板172 間には,第2回転カム板172 を第3回転位置C及び第4回転位置Dへ交互に回転させる第2アクチュエータ202 が設けられる。
第2アクチュエータ202 は図2及び図6に示すような構成を有する。即ち,ピストンインナ5aには,ピストンピン6を挟んでそれと平行に延びる一対の有底のシリンダ孔212 ,212 と,各シリンダ孔212 の中間部の上壁を貫通する長孔292 ,292 とが設けられ,第2回転カム板172 の下面に一体的に突設されて,その直径線上に並ぶ一対の受圧ピン282 ,282 が上記長孔292 ,292 を通してシリンダ孔212 ,212 に臨ませてある。各長孔292 は,受圧ピン282 が第2回転カム板172 と共に第3回転位置C及び第4回転位置D間を移動することを妨げないようになっている。
各シリンダ孔212 には,対応する受圧ピン282 を挟んで作動プランジャ232 及び有底円筒状の戻しプランジャ242 が摺動可能に嵌装される。その際,作動プランジャ232 ,232 同士及び戻しプランジャ242 ,242 同士は,それぞれピストン5の軸線に関して点対称に配置される。
各シリンダ孔212 内には,作動プランジャ232 の内端が臨む第2油圧室252 が画成され,該室252 に油圧を供給すると,その油圧を受けて作動プランジャ232 が受圧ピン282 を介して第2回転カム板172 を第4回転位置Dへ回動するようになっている。
また各シリンダ孔212 の開放側端部には,円筒状のばね保持筒352 が止環362 を介して係止され,このばね保持筒352 と前記戻しプランジャ242 との間に,その戻しプランジャ242 を受圧ピン282 側に付勢する戻しばね272 が縮設される。こうして第2アクチュエータ202 は,前記第1アクチュエータ201 と対称的に構成される。
而して,第2回転カム板172 の第3回転位置Cは,各シリンダ孔212 ,212 の底面に当接する作動プランジャ232 ,232 の先端に受圧ピン282 ,282 が当接することにより規定され,第2回転カム板172 の第4回転位置Dは,受圧ピン282 に押された戻しプランジャ242 がばね保持筒352 の先端に当接することにより規定される。
以上において,第1回転カム板171 及び第1アクチュエータ201 ,並びに第2回転カム板172 及び第1アクチュエータ202 は,ピストンインナ5a及びピストンアウタ5bの慣性力の差や,ピストンアウタ5bがシリンダボア2aの内面から受ける摩擦抵抗,ピストンアウタ5bが燃焼室4a側から受ける負圧,正圧等,ピストンインナ及びアウタ5a,5bを互いに軸方向に離間させたり近接させようと作用する外力により,ピストンアウタ5bが低圧縮比位置L及び高圧縮比位置H間を移動することを許容する。
再び図1及び図2において,前記ピストンピン6と,その中空部に圧入されたスリーブ40との間に筒状の油室41が画成され,この油室41を第1及び第2アクチュエータ201 ,202 の両油圧室251 ,252 に接続する第1及び第2分配油路421 ,422 がピストンピン6及びピストンインナ5aに渡り設けられる。また油室41は,ピストンピン6,コンロッド7及びクランク軸9に渡り設けられる油路44に接続され,この油路44は,電磁切換弁45を介して油圧源たるオイルポンプ46と,油溜め47とに切換可能に接続される。
[高圧縮比位置から低圧縮比位置への切り換え]
いま,図6の(a)に示すように,ピストンアウタ5bが高圧縮比位置Hに保持されているとする。したがって,第1カム機構151 では,上下のカム山161 a,171 aが互いに頂面を対向させた軸方向拡張状態にあると共に,第2カム機構152 では上下のカム山162 a,172 aを互いに噛み合わせた軸方向収縮状態にある。
この状態において,電磁切換弁45を図1に示すように非通電状態にして,油路44を油溜め47に開放すれば,第1及び第2アクチュエータ201 ,202 の油圧室251 ,252 は,何れも油室41及び油路44を通して油溜め47に開放されるので,第1アクチュエータ201 では,戻しプランジャ241 が戻しばね271 の付勢力で受圧ピン281 を押圧して,第1回転カム板171 を第1回転位置Aへ回転しようとし,第2アクチュエータ201 では,戻しプランジャ242 が戻しばね272 の付勢力で受圧ピン282 を押圧して,第2回転カム板172 を第3回転位置Cへ回転しようとする。
そこで,ピストン5が吸気行程に移ると,ピストンインナ5aには,ピストンアウタ5bに先行して下向きの慣性力が作用するため,第1カム機構151 は,ピストンインナ5a及びピストンアウタ5b間のスラスト荷重から解放される。したがって,先ず第1回転カム板171 が第1アクチュエータ201 の戻しばね271 の付勢力により受圧ピン281 を介して第1回転位置Aへ素早く回転する。その結果,図8の(b)に示すように,第1カム機構151 の上下のカム山161 a,171 aは互いに半ピッチずらした噛み合い可能の配置となる。
次にピストン5が圧縮行程の後半に来ると,ピストンインナ5aには,ピストンアウタ5bに先行して上向きの慣性力が作用するため,ピストンアウタ5bは,図8の(c)のように,第1カム機構151 の上下のカム山161 a,171 aを互いに噛み合せながら,即ち第1カム機構151 を軸方向に収縮させながら,ピストンインナ5aに対して相対的に下降し,低圧縮比位置Lを占めることになる。
このようにピストンアウタ5bがピストンインナ5aに対して相対的に下降すると,第2カム機構152 では,第2固定カム162 に対して第2回転カム板172 が下降することになり,それに伴ない上下のカム山162 a,172 aが噛み合い状態から解放されるので,第2回転カム板172 は第2アクチュエータ202 の戻しばね272 の付勢力により受圧ピン282 を介して第3回転位置Cへ素早く回転する。その結果,図8の(d)に示すように,第2カム機構152 の上下のカム山162 a,172 aは互いに平坦な頂面を当接対向させる。このような第2カム機構152 の軸方向拡張作用により,第2軸方向間隔S2 は増加して,ピストンアウタ5bの低圧縮比位置Lを保持することになり,内燃機関Eは低圧縮比状態となる。
[低圧縮比位置から高圧縮比位置への切り換え]
次に,内燃機関Eの高速運転時,電磁切換弁45を通電状態にして,油路44をオイルポンプ46に接続すると,オイルポンプ46の吐出油圧が油路44及び油室41を通して全油圧室251 ,252 に供給されるので,第1アクチュエータ201 では,作動プランジャ231 が第1油圧室251 の油圧を受けて受圧ピン281 を介して第1回転カム板171 を第2回転Bに向かって回転しようとし,第2アクチュエータ202 では,作動プランジャ232 が第2油圧室252 の油圧を受けて受圧ピン282 を介して第2回転カム板172 を第4回転位置Dに向かって回転しようとする。
そこで,ピストン5が排気行程に移ると,ピストンインナ5aがピストンアウタ5bに先行して上向きの慣性力を受けるため,ピストンインナ5a及び止環18間に介装された第2カム機構152 がスラスト荷重から解放される。したがって,先ず第2回転カム板172 が第2アクチュエータ202 の作動プランジャ232 の油圧による押圧力により受圧ピン282 を介して第4回転位置Dへ素早く回転する。その結果,図9の(b)に示すように,第2カム機構152 の上下のカム山162 a,172 aは互いに半ピッチずらした噛み合い可能の配置となる。
次にピストン5が吸気行程の後半に来ると,ピストンインナ5aには,ピストンアウタ5bに先行して下向きの慣性力が作用するため,ピストンアウタ5bは,図9の(c)のように,第2カム機構152 の上下のカム山162 a,172 aを互いに噛み合せながら,即ち第2カム機構151 を軸方向に収縮させながら,ピストンインナ5aに対して相対的に上昇し,高圧縮比位置Hを占めることになる。
このようにピストンアウタ5bがピストンインナ5aに対して相対的に上昇すると,第1カム機構151 では,第1回転カム板171 に対して第2固定カム161 が上昇することになり,それに伴ない上下のカム山161 a,171 aが噛み合い状態から解放されるので,第1回転カム板171 は第1アクチュエータ201 の作動プランジャ231 の油圧による押圧力により受圧ピン282 を介して第2回転位置Bへ素早く回転する(図5参照)。その結果,図8の(d)に示すように,第1カム機構151 の上下のカム山161 a,172 aは互いに平坦な頂面を当接対向させる。このような第1カム機構151 の軸方向拡張作用により,第1軸方向間隔S1 は増加して,ピストンアウタ5bの高圧縮比位置Hを保持することになる。かくして,内燃機関Eは高圧縮比状態となる。
上記圧縮比可変装置の構成は,特許文献1に開示されたものを踏襲している。
さて,前記電磁切換弁45には,図1に示すように,その作動を制御する電子制御ユニット50が接続され,この電子制御ユニット50には,機関Eの回転数を検出する回転数センサ51,機関Eのスロットル弁の開度を検出するスロットルセンサ52,機関Eの温度(例えば冷却水温度)を検出する温度センサ53等の出力信号が入力される。
また電子制御ユニット50には,切換閾値算出マップ54,切換所要相当時間算出マップ55,切換閾値滞在時間算出マップ56及び,機関Eの運転条件が切換閾値Tiの領域に入ったとき作動を開始するカウンタ57が備えられる。
図10に示すように,切換閾値算出マップ54によれば,切換閾値Tiは,機関回転数Ne及びトルクTqに基づいて算出される。尚,機関回転数Neが高くなると,切り換え遅れ時間が増加することから,緩加速・緩減速と判定したときでも,緩やかさの度合いと共に算出値にヒステリシスを付すことが望ましい。
図11に示すように,切換所要相当時間算出マップ55によれば,切換所要相当時間Tminは,機関回転数Neに基づいて算出される。尚,切換所要相当時間Tminの算出に際しては,機関温度Twを加味することが望ましい。即ち,機関の高温時には,圧縮比可変装置の構成要素の熱膨張による各部クリアランスの縮小に伴ない切換所要相当時間Tminが増加することを加味し,機関の低温時には,反対に,圧縮比可変装置の各部クリアランスの拡大に伴ない切換所要相当時間Tminが減少することを加味する。
図12に示すように,切換閾値滞在時間算出マップ56によれば,機関Eの運転条件が切換閾値Ti近傍に滞在している時間Tmaxは,同じく機関回転数Neに基づいて算出される。
次に,電子制御ユニット50の制御プログラミングの実行手順を,図12の作用図を参照しながら,図13のフローチャートに沿って説明する。
先ず,ステップS1において,回転数センサ51の出力信号から機関回転数Neを読み込み,スロットルセンサ52の出力信号から機関Eの負荷(トルク)Tqを読み込み,また同出力信号から単位時間当たりのスロットル弁の開度変化量,即ちその開度変化速度Apdを読み込み,温度センサ53の出力信号から機関温度Twを読み込む。
ステップS2では,スロットル弁の開度変化速度Apdの,所定値Aps(緩加速・緩減速の上限値に対応するスロットル弁の開度変化速度)に対する大小関係から,機関Eが緩加速・緩減速状態にあるか否かを算出し,緩加速・緩減速状態にあれば,ステップS3に進む。
ステップS3では,切換閾値算出マップ54から切換閾値Ti(トルク)を算出し,また切換所要相当時間算出マップ55から切換所要相当時間Tminを算出し,さらに切換閾値滞在時間算出マップ56から切換閾値滞在時間Tmaxを算出し,ステップS4に進む。
ステップS4では,このときの機関トルクTqが前記切換閾値Ti(トルク)より大か否かを判定し,大であれが,機関Eの運転条件が切換閾値Tiに達しているとして,ステップS5に進みむ。
ステップS5では,即座にカウンタ57の作動を開始すると共に,切り換えフラグCを立てゝからステップS6に進む。
ステップS6では,カウンタ57の作動時間Tが切換所要相当時間Tminより大か否かを判定し,大であればステップS7に進む。
ステップS7では,上記カウンタ57の作動時間Tが切換閾値滞在時間Tmaxより小か否かを判定し,小であればステップS8に進んで,切り換えフラグCが1か否かを判定し,C=1であれば,前記電磁切換弁45に切り換え信号を送り,機関Eの圧縮比の切り換えを行う。
その後,時間の経過に伴ない,ステップS8でC≧2と判定されるに至ると,ステップS10に進んで,圧縮比の再切り換えを禁止する。
ステップS7で,カウンタ57の作動時間Tが切換閾値滞在時間Tmaxより大であると判定されるに至ると,リターンに移り,したがって圧縮比の再切り換え禁止は解除される。
以上より明らかなように,電子制御ユニット50の制御プログラミングの実行によれば,機関Eが緩加速・緩減速状態となって,その運転条件が切換閾値Tiを頻繁に跨ぐような状況に入った場合には,先ず,一度は機関Eの圧縮比の切り換えを行うが,その後,その切り換えた状態を所定時間持続させるべく,圧縮比の再切り換えを禁止する。これにより,最初に切り換えた圧縮比を,機関Eの緩加速・緩減速運転に最適な圧縮比として保持することができる。このような圧縮比の切換及び保持制御は,高圧縮比から低圧縮比,低圧縮比から高圧縮比の何れの場合にも適用される。
一般に,機関Eの緩加速・緩減速状態では,圧縮比は最初に切り換えた方に機関の運転条件が滞在する傾向が強いのであり,この傾向は,ドライバの要求特性が如実に現れるスロットル弁開度変化によりもたらされる。したがって,上記のように,最初に切り換えた圧縮比を,機関Eの緩加速・緩減速に最適な圧縮比として保持することは,ドライバの要求特性に適合することになるから,ドライバビリティを満足させることができ,のみならず出力向上及び燃費低減に寄与し得る。また圧縮比可変装置の切換ハンチングを回避して,該装置の耐久性を高め得ることは勿論である。
また最初の圧縮比の切り換えは,内燃機関Eの運転条件が前記切換閾値Tiに達してから,圧縮比可変装置の切換所要相当時間Tminの経過後に実行されるので,機関の圧縮比を,切り換え指令の圧縮比に確実に対応させることができる。
そして最初の圧縮比の切り換え実行後,その切り換えた状態を持続させる所定時間は,機関Eの運転条件の切換閾値Ti近傍での滞在時間Tmaxより短く設定されるので,最初の圧縮比の切り換え後,運転条件の変化時,次の適正な圧縮比に切り換えるべきタイミングの見逃しを防ぐことができる。
さらに前記滞在時間Tmaxは,内燃機関Eの運転条件に基づいて算出することにより,算出滞在時間を実滞在時間に極力近づけることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,電磁切換弁45の作動態様は,上記実施例の場合と逆であっても差し支えはない。即ち,該切換弁45の非通電状態で油路44をオイルポンプ46に接続し,通電状態で油路44を油溜め47に接続することもできる。また本発明の圧縮比切換制御は,特許文献1記載のものは勿論,特許文献2〜4に記載されるもの等にも適用可能である。
本発明の圧縮比可変装置を備える内燃機関の要部縦断正面図。 図1の2−2線拡大断面図で低圧縮比状態を示す。 高圧縮比状態を示す,図2との対応図。 図2の4−4断面図。 図3の5−5線拡大断面図。 図2の6−6線断面図。 図3の7−7線断面図。 高圧縮比状態から低圧縮比状態への切り換え作用説明図。 低圧縮比状態から高圧縮比状態への切り換え作用図。 電子制御ユニットに備える切換閾値算出マップ。 同電子制御ユニットに備える切換所要相当時間判定マップ。 同電子制御ユニットに備える切換閾値滞在時間算出マップ。 同電子制御ユニットの制御プログラミングの実行手順を示すフローチャート。 制御ユニットの作用説明図。
符号の説明
E・・・・・・・内燃機関
Ti・・・・・・切換閾値
Tmin・・・・切換所要相当時間
Tmax・・・・切換閾値滞在時間
50・・・・・・手段(電子制御ユニット)

Claims (5)

  1. 内燃機関(E)の所定の運転条件に対応する切換閾値(Ti)を境にして,内燃機関(E)の圧縮比を高圧縮比と低圧縮比とに切り換えるようにした,内燃機関の圧縮比可変装置において,
    内燃機関(E)が緩加速・緩減速状態に入ったときは,最初に圧縮比の切り換えを実行した後,その切り換えた状態を所定時間持続させる手段(50)を備えることを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関の圧縮比可変装置において,
    前記最初の圧縮比の切り換えを,内燃機関(E)の運転条件が前記切換閾値(Ti)に達してから,圧縮比可変装置の切換所要相当時間(Tmin)の経過後に実行することを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
  3. 請求項2記載の内燃機関の圧縮比可変装置において,
    前記最初の圧縮比の切り換え実行後,その切り換えた状態を持続させる前記所定時間を,内燃機関(E)の運転条件の前記切換閾値(Ti)近傍での滞在時間(Tmax)以下に設定することを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
  4. 請求項3記載の内燃機関の圧縮比可変装置において,
    前記滞在時間(Tmax)を,内燃機関(E)の運転条件に基づいて算出することを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
  5. 請求項1〜5の何れかに記載の内燃機関の圧縮比可変装置において,
    前記切換閾値(Ti)を,少なくとも内燃機関(E)のスロットル開度に基づいて設定することを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
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