JP2008019176A - メタノールおよびジメチルエーテルの合成方法 - Google Patents

メタノールおよびジメチルエーテルの合成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液相合成法により相対的に低温、低圧でメタノールおよびジメチルエーテルを合成することができ、かつ1パスの収率が高く、触媒重量当りの生産量が高いメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法を提供する。
【解決手段】Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合してメタノール合成触媒を準備する触媒準備ステップと、メタノール合成触媒を活性溶媒中に分散させて気相合成反応液を準備する反応液準備ステップと、所定の圧力及び温度において水素及び一酸化炭素を含む合成ガスを前記気相合成反応液と接触させて接触後の反応ガスを回収する接触反応ステップと、接触後の反応ガスを冷却してメタノールおよびジメチルエーテルを分離する分離ステップとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水素及び一酸化炭素を含む合成ガスからメタノールおよびジメチルエーテルを合成する方法に関する。
代表的なメタノール合成プロセスは、気相合成法であり、例えばICI,日本−Topsoe,Vulcan、等の研究開発機関によるプロセスが既に実用化されている(非特許文献1)。
気相合成法によるメタノール合成の反応式は、下記の式(1)(2)で示される。
CO+2H→CHOH+21.6kcal(発熱反応)…(1)
CO+3H→CHOH+HO+11.8kcal(発熱反応)…(2)
図5(A)はメタノール合成率に対する圧力と温度の影響を示す理論計算値であり、図5(B)は実触媒のデータである。
反応式(1)(2)を右側に進めるには加圧が必要であり、反応到達度を高くするには温度を低く、圧力を高くする必要がある。ただし、反応速度は温度が高いほうが速い。
図6は気相合成法によるメタノール合成装置の構成図である。反応塔において触媒を通過し、その一部がメタノールに変化した状態で反応ガスを冷却してメタノールを分離し、未反応ガスは高圧のまま原料ガスに混合循環される。
気相合成法における実用的なメタノール合成触媒は銅と亜鉛で、これに添加物を加えて活性を強化している。酸化亜鉛系の触媒の活性温度は約400℃で、この温度では平衡変化率が低いので、非常に高い圧力(数百気圧)下で使用される。また銅系触媒は活性が高く、250〜300℃、50〜150気圧で使用される。
一方、気相合成法に代わるメタノール合成法として、種々の液相合成法が提案されている(例えば、特許文献1,2)。また、非特許文献2は、本発明の従来例に相当するものである。
特許文献1の「メタノールの製造方法」は、水素と酸化炭素(CO,CO)からなる原料ガスを触媒の存在下及び水不溶性ないし水難溶性反応溶媒の存在下で反応させてメタノールを製造する方法であり、反応器内におけるメタノール及び水の少なくとも一部が液体として存在するのに必要な十分高い反応圧力下で反応を行ない、該反応で生成したメタノール及び水をメタノール水溶液として反応器から未反応原料ガスとは独立して排出させるものである。
特許文献2の「メタノール合成用触媒及び該触媒を用いるメタノールの合成方法」は、オーリカルサイト型の銅及び亜鉛から成る複合塩基性炭酸塩の非焼成物又は焼成物を水素含有ガスで還元して得られるメタノール合成用触媒、及び該触媒を用いるものである。
「バイオマス資源を原料とするエネルギー変換技術に関する調査(III)」、新エネルギー・産業技術総合開発機構、平成12年度調査報告書、NEDO−GET−0004、平成13年3月 Energy & Fuels, Vol.17, No.4, 2003
特開平6−263666号公報、「メタノールの製造方法」 特開平9−187654号公報、「メタノール合成用触媒及び該触媒を用いるメタノールの合成方法」
上述したように気相合成法によるメタノール合成は、高温、高圧のため平衡転化率の制限を受け、1パスでの転化率が10%前後と低い問題点があった。また、メタノール合成反応は発熱反応のため気相合成法の場合、熱の除去が転化率に影響する問題点がある。
また、液相合成法である特許文献1の製造方法の場合、実施例における1パスのメタノール収率は94〜97%であり、メタノール生産量は、触媒重量当り19〜152g/kg.h(0.59〜4.75mol/kg.h)であるが、反応温度は200〜250℃、反応圧力は90〜150atmであり、依然として高温、高圧であった。
さらに、液相合成法である特許文献2の製造方法の場合、実施例における1パスのメタノール収率は97〜98.5%であり、メタノール生産量は、触媒重量当り約31.5mol/kg.hであるが、反応温度は225〜230℃、反応圧力は60atmであり、依然として高温、高圧であった。
また、従来の液相合成法では、メタノール(CHOH)から有用性の高いジメチルエーテル((CHO)を合成するには、さらに別のプロセスが必要であった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、液相合成法により相対的に低温、低圧でメタノールおよびジメチルエーテルを合成することができ、かつ1パスの収率が高く、触媒重量当りの生産量が高いメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法を提供することにある。
本発明によれば、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合してメタノール合成触媒を調製する触媒調製ステップと、
前記メタノール合成触媒を活性溶媒中に分散させて気相合成反応液を調製する反応液調製ステップと、
所定の圧力及び温度において水素及び一酸化炭素を含む合成ガスを前記気相合成反応液と接触させて接触後の反応ガスを回収する接触反応ステップと、
前記接触後の反応ガスを冷却してメタノールおよびジメチルエーテルを分離する分離ステップとを有する、ことを特徴とするメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法テップとを有する、ことを特徴とするメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法が提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記活性溶媒は、炭素数が4以上のアルコールであるのがよい。
また、前記活性溶媒は、メタノールであるのがよい。
また、前記活性溶媒は、オクタン、ヘキサデカン、ケロシン、灯油、又は軽油から選択される、ことが好ましい。
また、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトの重量比率は、1:2〜2:1の範囲である。
また、前記所定の圧力は30〜50atmであり、前記所定の温度は170〜190℃である、ことが好ましい。
上記本発明の方法によれば、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合したメタノール合成触媒を用いるので、Cu/Zn触媒で生成したメタノールをその場でアルミナ又はゼオライト触媒で脱水することにより合成ガスの転化率を高め、かつジメチルエーテルを同時に合成することができる。
また、水素及び一酸化炭素を含む合成ガスを気相合成反応液と接触させて合成する液相合成法において、従来より低温低圧(例えば170〜190℃、30〜50atm)でメタノールを合成するので、1パスでの転化率を上げることができ、かつ気相合成法に比べて反応熱の除去に有利である。
従って、本発明の方法によれば、液相合成法により相対的に低温、低圧でメタノールおよびジメチルエーテルを合成することができ、かつ1パスの収率が高く、触媒重量当りの生産量が高いことが、後述する実施例により確認された。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明によるメタノールおよびジメチルエーテルの合成反応式は、数1の式(3)(4)(5)(6)で示される。
Figure 2008019176
式(3)は、上述した気相合成法による反応式(1)と同一である。
式(4)(5)(6)は、気相合成法による反応式と相違し、ジメチルエーテル((CHOCH)の合成反応を示している。
すなわち、本発明の方法では、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合したメタノール合成触媒を用い、Cu/Zn触媒で生成したメタノールをアルミナ又はゼオライトで脱水することにより合成ガスの転化率を高め、かつジメチルエーテルを合成する点に特徴がある。
本発明によるメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法は、触媒調製、反応液調製、接触反応、及び分離の各ステップからなる。
触媒調製ステップでは、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合してメタノール合成触媒を調製する。
反応液調製ステップでは、触媒調製ステップで調製したメタノール合成触媒を活性溶媒中に分散させて気相合成反応液を調製する。
接触反応ステップでは、所定の圧力及び温度において水素及び一酸化炭素を含む合成ガスを前記気相合成反応液と接触させて接触後の反応ガスを回収する。
分離ステップでは、接触後の反応ガスを冷却してメタノールおよびジメチルエーテルを分離する分離ステップとを有する。
本発明におけるメタノール合成触媒としては、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合したものを用いる。
Cu/Zn触媒は、気相合成法用として市販されているICI触媒(以下、ICIと略す)を用いるのが好ましいが、それ以外の周知のCu/Zn触媒であってもよい。
触媒の形状は特に制限はなく、球状品、破砕品、円柱状成形品等の各種形状品の中から使用するプロセスに適合した形状を選択することができる。また触媒の平均粒子径についても制限はないが、通常10μm〜10mm、好ましくは20μm〜5mmのものを、プロセスに応じ適宜選択して使用する。
また使用する触媒の比表面積についても特に制限はないが、通常40〜400m/g、好ましくは200〜300m/gのものを用いる。
活性溶媒は、炭素数が4以上のアルコールであるのがよい。
本発明によるメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法では高級アルコール(炭素数が4以上のブタノールなど)は触媒的な溶媒として働くが、生成したメタノールと比べると、分子量が大きいので、脱水温度がメタノールより40〜80℃ほど高い。本発明はこの異なるアルコールの反応性の差を狙い、メタノールが脱水でき、高級アルコール溶媒は脱水できない温度において、ゼオライト、アルミナなどメタノール脱水用固体酸触媒を共存することによって生成したメタノールをその場で直接ジメチルエーテルまで変換する。
また、前記活性溶媒は、メタノールであるのがよい。
メタノールを活性溶媒に用いた場合には、溶媒と生成物が同一になるため、これらを分離する必要がなくなるため、工程の簡素化が可能になり、また高いCO転化率が得られる。
活性溶媒は、オクタン、ヘキサデカン、ケロシン、灯油、又は軽油からいずれかを選択して使用する。
活性溶媒として、オクタンを使った場合、ジメチルエーテルやメタノールとの分離が容易であるという工業的なメリットがある。またヘキサデカン、ケロシン、灯油、軽油においても同様に比較的高いCO転化率が得られ、かつ分離が容易であるというメリットがある。なお、この場合の分離は一般的に蒸留で行うのがよい。
Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトの重量比率は、好ましくは1:2〜2:1の範囲で使用する。
接触反応ステップにおける所定の圧力は30〜50atmであり、前記所定の温度は170〜190℃であるのがよい。
また本発明の触媒をメタノールおよびジメチルエーテルの合成反応に供するに際しては、予め水素等で還元処理を行わせることが好ましい。
本発明の合成方法を実施する際の原料としては、水素と一酸化炭素を主成分とする合成ガスであれば特に制限はないが、通常、水素/一酸化炭素のモル比が1.0〜3.0、好ましくは1.8〜2.2の範囲であることが望ましい。
本発明の合成方法の反応プロセスとして従来から知られているプロセス、即ち固定床、超臨界固定床、スラリー床、流動床等のいずれにも適用でき、特に制限はないが、好ましいプロセスとして固定床、超臨界固定床、スラリー床を挙げることができ、特に好ましいプロセスとしてはスラリー床と超臨界固定床を、最も好ましいプロセスとしてはスラリー床を挙げることができる。
スラリー床を用いる際の反応条件には特に制限はなく、公知の条件にて行うことができる。通常、ガス空間速度としては1000〜10000h−1の範囲で反応を行うことができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
図1に使用した試験装置の構成図を示す。この図において、1は活性溶媒、2はメタノール合成触媒、3は合成ガス、4は凝縮前の反応ガス、5は凝縮成分、6は凝縮後の出口ガス、10はフロー型半バッチ式反応器、11は撹拌器、12は冷却トラップ、13は流量調節弁、14は圧力調節弁、15は圧力計である。
メタノール合成触媒2の活性は、80mLの内容積を有するフロー型半バッチ式反応器10内で計測した。20mLのブタノール、メタノール、エタノール、及びオクタンを活性溶媒1として選択した。冷却トラップ12は、反応器10の出口と圧力調節弁14の間に設置し、出口ガス4に含まれる凝縮成分5(メタノールおよびジメチルエーテル)を捕獲した。
表1は試験条件である。標準反応条件は、CO/H比=1/2、ガス成分CO/CO/Ar/H=31.9/1.01/3.05/63.95、ガス流速20ml/minであり、触媒は各自粉砕し、混合のみした。
Figure 2008019176
凝縮後の出口ガス6(CO,CO,CH)を熱伝導検出器(TCD)を備えた活性カーボンカラム及びPorapak−Qカラムを用いるオンラインガスクロマトグラフィーで分析した。
軽質炭化水素は、フレームイオン検出器(FID)に装備されたガスクロマトグラフィー(カラム:SE−30)で行った。
液媒1及び冷却トラップ12に捕獲された液体炭化水素は、FIDを備えたシリコンSE−30カラムで分析した。
表2は試験結果である。この表において、CO転化率は、原料であるCOがDMEもしくはメタノール等(生成物)に転換される割合である。また、DME選択率は、上記の生成物の中で、DMEの割合である。
この表において、ICIはICI触媒、ZSM−5はゼオライト、Alはアルミナの各重量を意味する。
従って、CO転化率が低いとDME選択率が高くてもトータルの収量は上がらないことを意味する。
Figure 2008019176
表3はアルミナ、ゼオライトを添加していない従来データである。このデータは、非特許文献2に基づく。なお、このデータは、Cu/ZnOのモル比が1:1の場合であり、本発明とは若干条件が相違するが、本発明と比較して転化率が大きく異なることがわかる。
Figure 2008019176
この試験結果から、活性溶媒にエタノールを用いた場合は、CO転化率が8%程度であり非常に低いことがわかる。メタノールを用いた場合は、CO転化率が96%以上であり非常に高いので好ましい。また、ブタノールを用いた場合は、条件により約67〜98%であり、CO転化率が高く、より好ましい。
活性溶媒として、オクタンを使った場合、ジメチルエーテルやメタノールとの分離が容易であるメリットがある。
またヘキサデカン、ケロシン、灯油、軽油においても同様に比較的高いCO転化率が得られ、かつ分離が容易であるというメリットがある。なお、この場合の分離は一般的に蒸留で行うのがよい。
上述した本発明の方法によれば、Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合したメタノール合成触媒を用いるので、Cu/Zn触媒で生成したメタノールをアルミナ又はゼオライトで脱水することにより合成ガスの転化率を高め、かつジメチルエーテルを同時に合成することができることが確認された。
図2〜図4は、実施例1と同様の条件における反応時間と転化率の関係図である。
なおこの実施例では、実施例1のNo.9と同一の触媒と溶媒を用いた。また触媒は各自粉砕後混合し、加圧成型し、再粉砕した。温度と圧力は実施例1と相違し、温度は、170〜190℃、圧力は50atmとした。
図2〜図4から、CO転化率は、温度が低い方が高いことが確認された。
この実施例において、反応終了直前のデータで計算した反応炭素は、図2、3、4の順に1.20、1.54、3.08mmol/hであり、DME生成量は、図2、3、4の順に1.08、1.46、2.26mmol/hであった。
この結果から、反応炭素量及びDME生成量は、温度が高い方が高いことが確認された。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
触媒活性試験に使用した試験装置の構成図である。 170℃、50atmでの反応時間と転化率の関係図である。 180℃、50atmでの反応時間と転化率の関係図である。 190℃、50atmでの反応時間と転化率の関係図である。 メタノール合成率に対する圧力と温度の影響を示す理論計算値(A)と実触媒のデータ(B)である。 気相合成法によるメタノール合成装置の構成図である。
符号の説明
1 液媒、2 触媒、3 原料ガス、
4 凝縮前の出口ガス、5 凝縮成分、6 凝縮後の出口ガス、
10 フロー型半バッチ式反応器、11 撹拌器、
12 冷却トラップ、13 流量調節弁、14 圧力調節弁、
15 圧力計

Claims (6)

  1. Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトを粉末状態で混合してメタノール合成触媒を調製する触媒調製ステップと、
    前記メタノール合成触媒を活性溶媒中に分散させて気相合成反応液を調製する反応液調製ステップと、
    所定の圧力及び温度において水素及び一酸化炭素を含む合成ガスを前記気相合成反応液と接触させて接触後の反応ガスを回収する接触反応ステップと、
    前記接触後の反応ガスを冷却してメタノールおよびジメチルエーテルを分離する分離ステップとを有する、ことを特徴とするメタノールおよびジメチルエーテルの合成方法。
  2. 前記活性溶媒は、炭素数が4以上のアルコールである、ことを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
  3. 前記活性溶媒は、メタノールである、ことを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
  4. 前記活性溶媒は、オクタン、ヘキサデカン、ケロシン、灯油、又は軽油から選択される、ことを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
  5. Cu/Zn触媒とアルミナ又はゼオライトの重量比率は、1:2〜2:1の範囲である、ことを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
  6. 前記所定の圧力は30〜50atmであり、前記所定の温度は170〜190℃である、ことを特徴とする請求項1に記載の合成方法。

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