JP3421902B2 - ジメチルエーテルの製造方法 - Google Patents
ジメチルエーテルの製造方法Info
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Description
および水蒸気のいずれか一方または両方が含まれる混合
ガス、あるいはこれにさらに二酸化炭素が含まれる混合
ガスからジメチルエーテルを製造する方法に関する。
性で安定であり、フロンに代わる噴射剤(プロペラン
ト)、合成ガソリンの中間原料、LPGの代替燃料及び
ディーゼル機関の燃料などの用途がある。これらの用途
に用いる場合、高純度のジメチルエーテルが求められる
ので、製造プロセスのうちの精製プロセスの簡略化のた
めに、高選択率の反応でジメチルエーテルを合成するこ
とが望まれる。さらに、原料原単位の低減のためにも高
選択率の反応が望まれる。
酸化炭素および水素の混合ガスからジメチルエーテルを
製造する方法は、以下に述べるように二段法と一段法が
ある。
テルの工業的製造方法は二段法であり、これは先ず一段
目の反応としてCO/H2の合成ガスからメタノールを
合成し、次いで二段目としてこのメタノールの脱水反応
でジメチルエーテルを製造するものである。
から一段でジメチルエーテルを合成する技術の開発が行
われている。
ル脱水触媒を混合。 反応器型式:反応器に充填、あるいはこれらの触媒を交
互に層状にして反応器に充填し、これに一酸化炭素、二
酸化炭素および水素の混合ガスを供給して、ジメチルエ
ーテルを製造する方法が記載されている。
混合物を熱、高温水蒸気および機械的応力に耐えるよう
に、テトラエチルオルトシリケートなどのケイ素化合物
で処理し、その後成型した触媒。
れに更に二酸化炭素および/または水蒸気が含まれる混
合ガスからジメチルエーテルを製造する方法において、
触媒を溶媒に懸濁してスラリー状態で使用する。
0069)号公報 触媒:メタノール合成触媒、メタノール脱水触媒および
水性ガスシフト触媒を共粉砕した後、加圧密着させ、そ
の後再度粉砕した触媒。 反応器型式:一酸化炭素と水素および水蒸気のいずれか
一方または両方が含まれる混合ガス、あるいはこれにさ
らに二酸化炭素が含まれる混合ガスからジメチルエーテ
ルを製造する方法において、前記触媒を溶媒に懸濁して
スラリー状態で使用する。
の困難性は高いCO転化率と高いジメチルエーテル選択
率の両方の達成にある。すなわち、二段法では反応中間
体であるメタノールを合成するもので、後述する様に、
平衡的に不利であり、CO転化率が大きくできないメタ
ノール合成反応を原料製造に用いるため、原料価格が高
くなり、一方、一段法ではジメチルエーテル選択率が低
いという問題があった。これらはジメチルエーテルの製
造コスト上大きな問題であり、特に、ジメチルエーテル
の選択率が低いとその後の分離精製工程に大きな負担が
かかるため、安価に大量生産される必要があるジメチル
エーテルにとっては極めて大きな問題になっていた。
を混合して用いる一段合成の高い原料ガスの転化率を維
持しつつ、そのジメチルエーテル選択率が低いことを解
決できるジメチルエーテルの製造方法を提供することを
目的としている。
反応は、下記に示す3つの平衡反応により進行する。 CO+2H2 ⇔ CH3OH (1) (メタノール合成反応) 2CH3OH ⇔ CH3OCH3+H2O (2) (脱水反応) H2O+CO ⇔ H2+CO2 (3) (シフト反応)
るメタノール合成反応であり、これは平衡的な制約があ
り、所望の転化率を得るためには高圧の条件(80〜1
20kg/cm2)が必要となる。しかし、一段法では平
衡的に著しく有利な反応(2)が同一の反応器で続いて起
きることにより反応生成物のメタノールが消費されるの
で、(1)の不利な反応平衡が補われる。このことより、
従来のメタノール合成の場合に比べ、ジメチルエーテル
合成ははるかに容易である。即ち、これは一段法によっ
てCO/H2の転化率を向上させられるということを意
味する。
O、H2、反応生成物のメタノール、ジメチルエーテ
ル、CO2およびアルカンなどの微量の副生物からな
る。これらの組成は、主に前記(1)〜(3)のそれぞれの
反応速度および平衡に支配されるので、一段法では目的
とする生成物のみの比率を高めることは困難である。特
に反応中間体であるメタノールの残存が避けられない。
媒の比率を変化させることにより、各反応の反応速度を
制御できる。このことで、反応生成物の組成は制御でき
る。しかし、3種類の反応が同時に進行し、3種類の反
応がすべて平衡反応であるため平衡上の制約により、こ
の制御には限界がある。この反応形式によって通常の反
応条件下では、CO2を除く選択率としてジメチルエー
テルの選択率は95%を越えることは極めて困難であ
る。
する。
応平衡をもとにした、H2、CO、メタノール、CO2、
水の反応平衡組成図を示す。一例として、反応温度30
0℃、反応圧力50気圧、初期のCO/H2比=1の条
件では、反応平衡達成時のジメチルエーテル選択率(出
発物質:CO、炭素モル基準、CO2を除外)は98%
である。しかし、反応平衡の達成は、実際には不可能で
あり反応中間体であるメタノールが残存することにより
ジメチルエーテル選択率はこの数値よりかなり低いもの
となる。また、これにより低温の条件、例えば、反応温
度240℃、反応圧力50気圧、初期のCO/H2比=
1の条件では、反応平衡達成時のジメチルエーテル選択
率は99%とやや大きくなるが、この条件では反応速
度、特にメタノール合成反応(1)の速度が小さく、反応
平衡には全く近づき得ないのが実際である。
ール合成触媒、脱水触媒または脱水及びシフト触媒を混
合して用いることにより、粗ジメチルエーテルを生成さ
せ、これをさらに二段目の反応で脱水及び/またはシフ
ト触媒を用いることにより、残存メタノールの大部分を
ジメチルエーテルに転化させることにより、最終的にジ
メチルエーテルの選択率を高くするものである。
成触媒+脱水触媒+シフト触媒を用いることにより、C
O/H2原料混合ガスの転化率を大きくすることができ
る。また、二段目の反応で、脱水触媒及び/またはシフ
ト触媒を用い、これらの反応に特に適した反応条件を選
択することにより、残存するメタノールの大部分をジメ
チルエーテルに転化させ、ジメチルエーテルの選択率を
大きくできる。
シフト触媒のみを用い、メタノール合成触媒を用いない
ようにし、脱水及び/またはシフト反応に特に適した反
応条件と選択すると、脱水及び/またはシフト反応のみ
の反応を進行させ、これらの反応のみを反応平衡に近づ
けることができる。このようなメタノール合成触媒の不
存在下の反応系では、新たにメタノールは生成せず、残
存メタノールはジメチルエーテルに転化し、結果的にジ
メチルエーテルの選択率を大きくすることができる。
化炭素と水素及び水蒸気のいずれか一方または両方が含
まれる混合ガス、あるいはこれにさらに二酸化炭素が含
まれる混合ガスを用い、該原料ガスを一段目の反応とし
て、メタノール合成触媒、脱水触媒及びシフト触媒を含
む触媒に接触させ、次いで二段目の反応として、脱水触
媒及びシフト触媒の少なくとも一方を含む触媒に接触さ
せることを特徴とするジメチルエーテルの製造方法を提
供するものである。
は公知のメタノール合成触媒、脱水触媒および水性ガス
シフト触媒を組み合わせたものである。メタノール合成
触媒としては、通常工業的にメタノール合成に用いられ
る酸化銅−酸化亜鉛、酸化亜鉛−酸化クロム、酸化銅−
酸化亜鉛/酸化クロム、酸化銅−酸化亜鉛/アルミナ等
がある。脱水触媒としては酸塩基触媒であるγ−アルミ
ナ、シリカ、シリカ・アルミナ、ゼオライトなどがあ
る。ゼオライトの金属酸化物成分としてはナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属の酸化物、カルシウム、マグ
ネシウム等のアルカリ土族の酸化物等である。水性ガス
シフト触媒としては酸化銅−酸化亜鉛、酸化銅−酸化ク
ロム−酸化亜鉛、酸化鉄−酸化クロムなどがある。メタ
ノール合成触媒は強いシフト触媒活性を有するので水性
ガスシフト触媒を兼ねることができる。脱水触媒及び水
性ガスシフト触媒を兼ねるものとしてアルミナ担持酸化
銅触媒を用いることができる。
び水性ガスシフト触媒の混合割合は、特に限定されるこ
となく各成分の種類あるいは反応条件等に応じて適宜選
定すればよいが、通常は重量比でメタノール合成触媒1
に対して脱水触媒は0.1〜5程度、好ましくは0.2
〜2程度、そして、水性ガスシフト触媒は、0.2〜5
程度、好ましくは0.5〜3程度の範囲が適当であるこ
とが多い。メタノール合成触媒に水性ガスシフト触媒を
兼ねさせた場合には、上記の水性ガスシフト触媒の量は
メタノール合成触媒の量に合算される。
シフト触媒及び脱水触媒+シフト触媒である。脱水触媒
には前述のものを使用できる。脱水シフト触媒には脱水
活性とシフト活性を兼ね備える触媒として、γ−アルミ
ナに酸化銅を担持した触媒を用いることができる。
媒、シフト触媒及び脱水シフト触媒としてあげたものを
用いることができる。
粒径が300μm以下、好ましくは1〜200μm程
度、特に好ましくは10〜150μm程度が適当であ
る。そのために必要によりさらに粉砕することができ
る。
いずれも固定床、懸濁スラリー床のいずれであってもよ
い。触媒は、固定床で用いる場合には公知の方式により
適宜造粒して用いる。一方、スラリー床の場合の溶媒に
は、反応条件下において液体状態を呈するものであれ
ば、そのいずれもが使用可能である。例えば、脂肪族、
芳香族および脂環族の炭化水素、アルコール、エーテ
ル、エステル、ケトンおよびハロゲン化物、これらの化
合物の混合物等を使用できる。また、硫黄分を除去した
軽油、減圧軽油、水素化処理したコールタールの高沸点
留分等も使用できる。溶媒中に存在させる触媒量は溶媒
の種類、反応条件などによって適宜決定されるが、通常
は溶媒に対して1〜50重量%であり、2〜30重量%
程度が好ましい。
モル比で20〜0.1、好ましくは10〜0.2の混合
比のものを使用できる。一方、水素と一酸化炭素の割合
(H2/CO比)が著しく小さな(例えば、0.1以下)
混合ガスあるいは水素を含まない一酸化炭素の場合に
は、別途スチームを供給して反応器中でシフト反応(3)
を行わせ一酸化炭素の一部をスチームにより水素と二酸
化炭素に変換することが必要である。水蒸気の供給量は
CO供給量に対して1以下が好ましい。また、反応の結
果生ずる二酸化炭素の量は原料ガス組成として、50%
以下が好適である。
50〜400℃が好ましく、特に200〜350℃の範
囲が好ましい。反応温度が150℃より低くても、また
400℃より高くても一酸化炭素の転化率が低くなる。
反応圧力は10〜300kg/cm2、特に15〜15
0kg/cm2が好ましい。反応圧力が10kg/cm 2
より低いと一酸化炭素の転化率が低く、また300kg
/cm2より高いと反応器が特殊なものとなり、また昇
圧のために多大なエネルギーが必要であって経済的でな
い。空間速度(触媒1kgあたりの標準状態における混
合ガスの供給速度)は、100〜50000l/kg・
hが好ましく、特に500〜30000l/kg・hで
ある。空間速度が50000l/kg・hより大きいと
一酸化炭素の転化率が低くなり、また100l/kg・
hより小さいと反応器が極端に大きくなって経済的でな
い。
用いることができる。また、本発明の大きな特長とし
て、別個に二段目の反応を行うため、特に脱水反応(2)
およびシフト反応(3)に好適な反応条件を選択すること
が可能である。即ち、(2)と(3)は、反応平衡の解析
によれば低温が有利であり、また(1)に比べ低温でも容
易に十分な反応速度が得られるため、一段目より低温条
件を用いることが好適である。また、反応圧力は、反応
平衡に影響しないので、低圧力を用いることも可能であ
る。
常温〜300℃、特に好ましくは100〜300℃であ
る。反応圧力は、常圧〜一段目の反応圧力の範囲が好ま
しい。高圧の条件の方が、容量の小さい反応器を用いる
ことができ、好適である。ただし、一段目の反応圧力よ
り大きい圧力を用いると、新たに昇圧のエネルギーを必
要とするので好ましくない。空間速度は、触媒の活性の
大きさにより決定されるが、通常は100〜50000
l/kg・hが好ましく、特に500〜3000l/k
g・hである。空間速度が50000l/kg・hより
大きいと、反応平衡に十分近づけることができず、ジメ
チルエーテルの選択率を大きくできないので好ましくな
い。
比率は、各触媒の活性の大きさによるが、通常重量比で
(一段目):(二段目)=1:10〜10:1、好まし
くは1:5〜5:1である。
ルエーテル選択率、メタノール選択率は次の通りであ
る。
型の一段目の反応器(1)と固定床型の二段目の反応器
(2)が直列に接続されている。一段目の反応器(1)の底
部にはマスフローコントローラー(図のFRCA)で流
量制御されたH2ガスの配管とCOガスの配管が自動圧
力制御弁を介して接続されている。一段目の反応器(1)
の頂部からは二段目の反応器(2)の底部に接続され、二
段目の反応器(2)の頂部からは冷却器(3)を介して気液
分離器(4)に接続されている。気液分離器(4)の気体出
口側はガスメーター(5)を介して排気側に接続され、液
体出口側は製品貯槽(6)へ接続されている。尚、反応器
(2)の出口と冷却器(3)の間にはガスクロマトグラフィ
ーに接続する分岐管が設けられ、この出口ガスの組成を
適宜分析できるようになっている。
鉛(Zn(NO3)2・6H2O)117gおよび硝酸ア
ルミニウム(Al(NO3)2・9H2O)52gをイオン
交換水約1lに溶解した水溶液と、炭酸ナトリウム(N
a2CO3)約1.4kgをイオン交換水約1lに溶解し
た水溶液とを、約60℃に保温したイオン交換水約3l
の入ったステンレス製容器中に、pHが7.0±0.5
に保持されるように調節しながら、約2時間かけて滴下
した。滴下終了後、そのまま約1時間保持して熟成を行
った。なお、この間にpHが7.0±0.5から外れるよ
うであれば、約1mol/lの炭酸ナトリウム水溶液を
滴下して、pHを7.0±0.5にあわせた。次に、生成
した沈殿をろ過した後、洗浄液に硝酸イオンが検出され
なくなるまでイオン交換水を用いて洗浄した。得られた
ケーキを120℃で24時間乾燥した後、さらに空気中
350℃で5時間焼成して目的の触媒を得た。得られた
触媒の組成はCuO:ZnO:Al2O3=61:32:
7(重量比)であった。
O)2・H2O)15.7gを溶解し、これにγ−アルミ
ナ(日揮化学製,N612)95gを投入した後、蒸発乾
固した。ついでこのものを空気中450℃で4時間焼成
した。さらに水素気流中、400℃で3時間処理して触
媒を得た。このものの組成はCu:Al2O3=5:95
(重量比)であった。
20μm以下として用いた。
カン5584ml、触媒A430g、触媒B215g、
(触媒A/触媒B=2/1、触媒/熱媒体油15/10
0)を仕込んだ。反応器(2)には触媒Bのみを645g
を仕込んだ。
m2、反応器温度220℃で、H2/N2=1/4とし
て、反応器にガスを50l/分の流量で12時間供給
し、予備還元を行った。
1/1、80l/分として、ガスを流量で流通させた。
反応器(1)において、反応圧力50kg/cm2、反応
温度260℃とし、反応器(2)の反応条件を様々に変化
させ、ジメチルエーテル合成反応を行った。ガス組成の
分析にはガスクロマトグラフトを用い、反応系の出口の
ガス流量はガスメーターを用いて測定し、これによりC
O転化率および各生成物の選択率(炭素モル基準、CO
2を除外した数値として算出)を計算した。その結果を表
1に示す。
6.7l/分として、ガスを流量で流通させた。反応器
(1)において、反応圧力50kg/cm2、反応温度2
80℃とし、反応器(2)の反応条件を様々に変化させ、
ジメチルエーテル合成反応を行った。実施例1〜4と同
様の分析により、CO転化率および各生成物の選択率を
計算した。その結果を表2に示す。
水蒸気)からジメチルエーテルを高い転化率及び選択率
で得ることができる。その結果、生成物からジメチルエ
ーテルを容易に高い純度で取得でき、ジメチルエーテル
を安価に大量生産することができる。
ローシートである。
衡組成図を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 原料ガスとして一酸化炭素と水素及び水
蒸気のいずれか一方または両方が含まれる混合ガス、あ
るいはこれにさらに二酸化炭素が含まれる混合ガスを用
い、該原料ガスを一段目の反応として、メタノール合成
触媒、脱水触媒及びシフト触媒を含む触媒に接触させ、
次いで二段目の反応として、脱水触媒及びシフト触媒の
少なくとも一方を含む触媒に接触させることを特徴とす
るジメチルエーテルの製造方法。 - 【請求項2】 二段目の反応の反応温度が一段目の反応
温度以下である、請求項1のジメチルエーテル製造方
法。 - 【請求項3】 二段目の反応の反応圧力が一段目の反応
圧力以下である、請求項1のジメチルエーテル製造方
法。
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