JP2008018562A - インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008018562A JP2008018562A JP2006190478A JP2006190478A JP2008018562A JP 2008018562 A JP2008018562 A JP 2008018562A JP 2006190478 A JP2006190478 A JP 2006190478A JP 2006190478 A JP2006190478 A JP 2006190478A JP 2008018562 A JP2008018562 A JP 2008018562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- acid
- mass
- liquid composition
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【解決手段】色材を含むインクと、前記色材を凝集あるいは沈降させる作用を有する液体組成物とを有するインクセットであって、前記インクに水酸基を3〜5個有する単糖類を含有し、前記液体組成物に式(1)X−(CH(OH))n−Y(n=2〜4、X=−COOH又は−CHO、Y=−CH2OH又は−COOH)で表される酸を含有するインクセット。
【選択図】なし
Description
水系のインクジェットプリンターでは、カール発生により高速で媒体搬送を行うことは困難な場合がある。このカール対策としては水系インクに糖類を添加する手法がある。
また、高速化のため、高速印字に対応した高浸透インク(FD)があるが、それを用いるとその浸透性のため濃度低下が生じてしまう。これを解決するために、高浸透インク(FD)と処理液との反応を利用し、色材を紙媒体上に残すことを意図した二液システムが検討されている。
しかし、二液システムに糖類含有FDインクを用いると凝集体が不均一となり、特にベタ印字部で濃度ムラが発生するので高速・高画質の両立は困難であった。
このような中、二液システム(液体組成物と着色インク)において、カラー画像の品位が低下する現象(ブリーディング)を抑制するため、アルドン酸の多価金属塩を含む液体組成物を用いる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、ベタ印字部での濃度ムラ改善やインクジェットプリンター高速化に応用しうることの記載がなかった。
二液システムにおいて、液体組成物と着色インクの印字位置ズレによる濃度ムラを防ぐために、印字位置合わせ処理を行う方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、糖類含有FDインクでの濃度ムラ改善方法についての記載はなかった。
このように、二液システムにおいて、ベタ印字部での濃度ムラ等の発生がない等、高画質、高速印字の両立については、未だ充分なレベルではないのが実状であった。
即ち、本発明は下記の手段により達成されるものである。
<3>前記液体組成物全質量中の前記式(1)で表される酸添加量が1〜10質量%である上記<1>又は<2>に記載のインクジェット用インクセット。
<5>前記液体組成物が式(1)で表される酸とは異なる有機酸を更に含有する上記<1>〜<4>のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
<7>前記色材が顔料である上記<1>〜<6>のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
<9>前記液体組成物に含有する前記単糖類の量が10〜30質量%である上記<8>に記載のインクジェット用インクセット。
<11>上記<1>〜<9>のいずれか1項に記載のインクセットを収納したインクジェット用インクタンク。
<13>前記記録媒体を加温する機構を有する上記<12>に記載のインクジェット記録装置。
従って、本発明のインクジェット用インクセットを用いてインクジェット記録装置により印字することにより、ベタ印字部での濃度ムラが発生しにくく、高速・高画質印字の両立が可能となる。
本発明におけるインクは、少なくとも色材及び水酸基を3〜5個有する単糖類を含有し、また必要に応じて樹脂や添加剤等を含有し、一般的には有機溶媒や水等の溶媒に前記成分を分散したものである。
本発明におけるインクは、水系インクジェットプリンターでの高速記録媒体移動の障害となるカール発生を抑制するために、水酸基を3〜5個有する特定の単糖類(以下、「本発明における単糖類」ともいう。)を含有する。
本発明における水酸基を3〜5個有する単糖類は、アルドース又はケトースで、テトロース、ペントース、ヘキソースが挙げられる。前記水酸基を3〜5個有する単糖類の具体例としては、エリトロース、トレオース;リボース、アラビノース、キシロース、リキソース;アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、又はタロースが挙げられ、中でも、使用時のインク粘度、入手性の観点からグルコース、ガラクトース、マンノース、グロース、アラビノース、キシロース、エリトロースが好ましく、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロース、エリトロースがより好ましくグルコース、ガラクトース、キシロースが特に好ましい。
本発明における単糖類は、1種単独で用いても複数種を併用して用いてもよい。
本発明における色材としては、顔料、染料のいずれであってもかまわないが、画像保存性の観点から顔料であることが好ましい。
本発明におけるインクに使用される顔料としては、自己分散可能な顔料であるか、若しくは実質的に樹脂によって分散された顔料であることが好ましい。
自己分散可能な顔料とは、表面に親水性官能基を有し、所謂高分子分散剤を含まず、自身で溶媒中に分散可能な顔料である。
本発明において、顔料が「自己分散可能」であるか否かは、以下の試験により確認される。
黒色と、シアン、マゼンタ、イエローの3原色顔料のほか、赤、緑、青、茶、白等の特定色顔料や、金、銀色等の金属光沢顔料、無色の体質顔料、プラスチックピグメント等を使用してもよい。
また、本発明に用いられる顔料は、前述の通り、実質的に樹脂によって分散されている顔料も好ましい態様である。ここで、「実質的に樹脂によって分散されいる」とは、樹脂を用いて顔料が分散されていればよく、樹脂と顔料との結合強度の大小に左右されることなく、例えば、顔料が単に樹脂との弱い係わりをもって分散しても、また、樹脂のカプセルに内包するような形態で顔料が存在する状態であってもいずれの状態であってもこれに該当するものとする。
実質的に樹脂によって分散される顔料は、前記「自己分散可能な顔料」の記載中に列挙した、親水性官能基を導入する以前の顔料と同一である。
例えば、ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)にて標準試料としてポリスチレンを用い、樹脂を適当な溶媒(THF、NMP、トルエン等)に溶解し測定することで相対分子量を得ることができる。
上記の通り、インク全質量中における顔料の含有量は、2〜15質量%の範囲が好ましく、3〜10質量%が更に好ましく、4〜8質量%が特に好ましい。
本発明においては、前述の「インクに含有される樹脂」とは以下の方法によって定量される成分をさす。即ち、前記樹脂の含有率は以下の方法によって定量される。
インク組成物を秤量し、質量(A)を測定する。これを加熱乾固させ、インク組成物中の固形分量(B)を秤量する。この固形物を量り取り熱重量分析により顔料以外の熱分解する固形分の質量(C)を測定する。この(C)を樹脂分とし、(B)中の樹脂量が分かる。さらに(A)と(B)の比を用いてインク中の樹脂の含有率を決定できる。
色材として染料を用いる場合は、公知のもの、あるいは新規に合成したものを用いることができ、又前記顔料と併用することもできる。中でも、鮮やかな色彩の得られる、直接染料あるいは酸性染料が好ましい。具体的には次のようなものが挙げられる
特に好ましい染料は、C.I.フードブラック−2、C.I.ダイレクトブラック−154、−168、−195である。
インクは、上記の成分の他に、溶媒として水を含むが、更に水溶性有機溶媒を添加することができる。水溶性有機溶媒をインクに添加すると、インクや液体組成物の保湿性及びインク中の顔料の分散性がさらに良好になり、目詰まりを防止したり、記録ヘッドからインクを吐出する際の吐出安定性を維持し、さらに、インクの長期の保存に対しても顔料、液体組成物に含まれる処理剤の凝集・析出を防ぐことができる。
水溶性有機溶媒の具体例としては、多価アルコール類では、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1、5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセリン等が挙げられる。
含硫黄溶媒としてはチオジエタノール、チオジグリセロール、スルホラン、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。その他、炭酸プロピレン、炭酸エチレン等を併せて用いることも出来る。エタノール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール等のアルコール類も使用することができる。水溶性有機溶媒の含有量としては、1〜60質量%、好ましくは、5〜40質量%で使用される。
さらに、インクに界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤としては、その分子内に親水部と疎水部を合わせ持つ構造を有する化合物等を使用することが出来、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等のいずれを使用しても構わない。
その他、インクの吐出性改善等の特性制御を目的として、ポリエチレンイミン、ポリアミン類、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、多糖類及びその誘導体、その他水溶性ポリマー、アクリル系ポリマーエマルション、ポリウレタン系エマルション等のポリマーエマルション、シクロデキストリン、大環状アミン類、デンドリマー、クラウンエーテル類、尿素及びその誘導体、アセトアミド等を用いることができる。
その他必要に応じ、酸化防止剤、防カビ剤、粘度調整剤、導電剤、紫外線吸収剤等も添加することができる。
以下にインクの調製方法の一例を示す。
本発明に用いるインクが、前記の実質的に樹脂によって分散された顔料を用いたインクである場合には、例えば、前記樹脂(分散剤)を所定量含む水溶液に所定量の前記顔料を添加し、十分に攪拌した後、分散機を用いて分散を行い、遠心分離等で粗大粒子を除いた後、所定の前記水溶性有機溶媒、前記添加剤等を加えて攪拌混合し、次いで濾過を行って得ることができる。この際、予め顔料の濃厚分散体を作製し、インク調製時に希釈する方法も使用できる。また、分散工程の前に顔料の粉砕工程を設けてもよい。あるいは、所定の水溶性有機溶媒、水、分散剤を混合後、顔料を添加して、分散機を用いて分散させてもよい。
本発明における液体組成物(以下、「処理液」と言う場合がある。)は、基本的に顔料等の色材を含まず、且つ、前記インクに含有される色材を凝集あるいは沈降させる作用を有する式(1)X−(CH(OH))n−Y(n=2〜4、X=−COOH又は−CHO、Y=−CH2OH又は−COOH)で表される酸(以下、「式(1)の化合物」ともいう。)を含有する。
本発明における液体組成物は、前記式(1)の化合物(凝集剤)と、水等の溶媒とを少なくとも含むものが用いられ、更に必要に応じて前記凝集剤と異なる凝集剤(特に、有機酸が好ましい)、単糖類、及びその他の成分が含まれていてもよい。
本発明における液体組成物は、高速印字、高画質の達成のため、式(1)X−(CH(OH))n−Y(n=2〜4、X=−COOH又は−CHO、Y=−CH2OH又は−COOH)で表される酸を含有する。
前記液体組成物に糖類誘導体であるアルドース誘導体の酸を添加することにより、画像の濃度ムラを顕著に改善することができる。
ここで、前記液体組成物に糖類誘導体であるアルドース誘導体の酸を添加すると、驚くべきことに凝集体が均一となり、濃度が低下することもなく、画像の濃度ムラが解消することを見出した。
そのメカニズムは不明であるが、前述のような糖類含有インクと液体組成物との反応では、凝集剤と色材の反応は前記糖類に阻害され、形成される凝集体が不均一なものとなっているものと推測している。
そして、前記凝集体均一化は、前記アルドース誘導体の酸が前記糖類と親和性が高いことによる効果であると推測している。
さらに、前記アルドース誘導体の酸が凝集機能を有することにより、同時に用いることができる低溶解性の有機酸の含有量を低減することができ、その結果有機酸の析出を抑制し、液体組成物の信頼性が向上する。
また、前記酸は脱水により容易に閉環するので、記録媒体の加熱手段と組合わせると繊維のセルロース含有OH基と架橋を形成し、紙のコシを強くするのでカール抑制効果、即ち高速印字等も期待できる。
X,Yが共にCOOHであるアルダル酸で、n=2であるとき、エリトラル酸、トレアル酸、n=3であるとき、リバル酸、アラビナル酸、キシラル酸、n=4であるとき、アラル酸、アルトラル酸、グルカル酸、マンナル酸、イダル酸、ガラクタル酸が挙げられる。
X,YがそれぞれCHO、COOHであるウロン酸で、n=2であるとき、エリトルロン酸、トレウロン酸、n=3であるとき、リブロン酸、アラビヌロン酸、キシルロン酸、リキスロン酸が挙げられ、n=4であるとき、アルロン酸、アルトルロン酸、グルクロン酸、マンヌロン酸、グルロン酸、イズロン酸、ガラクツロン酸、タルロン酸が挙げられる。
上記の中でも、糖類との親和性の観点から、nが4である酸(アロン酸、アルトロン酸、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸、イドン酸、ガラクトン酸、タロン酸)が好ましく、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸、ガラクトン酸、タロン酸がより好ましく、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸が特に好ましい。
前記式(1)で表される酸は、単独で用いても複数を併用してもよい。
前記式(1)で表される酸の含有量が10質量%より多くなると、インクの吐出安定性が悪化する場合があり、形成される画像の濃度が低下し、濃度ムラが生じる可能性が高くなる。
本発明において、前記式(1)で表される酸以外の凝集剤としては、有機酸を用いることが好ましい。
本発明における有機酸の具体例としては、2−ピロリドン−5−カルボン酸、4−メチル−4−ペンタノリド−3−カルボン酸、フランカルボン酸、2−ベンゾフランカルボン酸、5−メチル−2−フランカルボン酸、2,5−ジメチル−3−フランカルボン酸、2,5−フランジカルボン酸、4−ブタノリド−3−カルボン酸、3−ヒドロキシ−4−ピロン−2,6−ジカルボン酸、2−ピロン−6−カルボン酸、4−ピロン−2−カルボン酸、5−ヒドロキシ−4−ピロン−5−カルボン酸、4−ピロン−2,6−ジカルボン酸、3−ヒドロキシ−4−ピロン−2,6−ジカルボン酸、チオフェンカルボン酸、2−ピロールカルボン酸、2,3−ジメチルピロール−4−カルボン酸、2,4,5−トリメチルピロール−3−プロピオン酸、3−ヒドロキシ−2−インドールカルボン酸、2,5−ジオキソ−4−メチル−3−ピロリン−3−プロピオン酸、2−ピロリジンカルボン酸、4−ヒドロキシプロリン、1−メチルピロリジン−2−カルボン酸、5−カルボキシ−1−メチルピロリジン−2−酢酸、2−ピリジンカルボン酸、3−ピリジンカルボン酸、4−ピリジンカルボン酸、ピリジンジカルボン酸、ピリジントリカルボン酸、ピリジンペンタカルボン酸、1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルニコチン酸、2−キノリンカルボン酸、4−キノリンカルボン酸、2−フェニル−4−キノリンカルボン酸、4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボン酸、6−メトキシ−4−キノリンカルボン酸、フタル酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、これらの化合物の誘導体、又はこれらの塩等の化合物が挙げられる。これらはpH調整等の機能も有する。
また前記液体組成物全質量中における有機酸の添加量は、好ましくは3質量%以上10質量%以下であり、より好ましくは、3質量%以上8質量%以下であり、更に好ましくは、5質量%以上8質量%以下である。有機酸の添加量が3質量%未満の場合には、記録媒体上でインクと液体組成物が接触・混合した時に顔料の凝集が不充分となり、画像濃度、滲み、色間滲みが悪化する場合が存在し、一方、添加量が10質量%を超える場合には、噴射特性が低下し、液体が正常に噴射しにくくなる場合がある。
本発明において、前記式(1)で表される酸、及び有機酸のほかに、凝集剤として無機電解質、有機アミン化合物などを用いることができる。
−無機電解質−
無機電解質としては、アルカリ金属塩または多価金属塩などが使用される。また、pH調整剤も用いることができる。
無機電解質としては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン及び、アルミニウムイオン、バリウムイオン、カルシウムイオン、銅イオン、鉄イオン、マグネシウムイオン、マンガンイオン、ニッケルイオン、スズイオン、チタンイオン、亜鉛イオン等の多価金属イオンと、塩酸、臭酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ホウ酸、チオシアン酸、並びに、酢酸、蓚酸、乳酸、フマル酸、フマル酸、クエン酸、サリチル酸、フタル酸、安息香酸等の有機カルボン酸及び、有機スルホン酸の塩等が挙げられる。
具体例としては、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、酢酸ナトリウム、リン酸二水素カリウム、四ホウ素ナトリウム、蓚酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、フタル酸水素カリウム、安息香酸カリウム等のアルカリ金属類の塩、および、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸カリウムアルミニウム、酢酸アルミニウム、塩化バリウム、臭化バリウム、ヨウ化バリウム、酸化バリウム、硝酸バリウム、チオシアン酸バリウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、亜硝酸カルシウム、硝酸カルシウム、リン酸二水素カルシウム、チオシアン酸カルシウム、安息香酸カルシウム、酢酸カルシウム、サリチル酸カルシウム、酒石酸カルシウム、乳酸カルシウム、フマル酸カルシウム、クエン酸カルシウム、塩化銅、臭化銅、硫酸銅、硝酸銅、酢酸銅、塩化鉄、臭化鉄、ヨウ化鉄、硫酸鉄、硝酸鉄、蓚酸鉄、乳酸鉄、フマル酸鉄、クエン酸鉄、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、乳酸マグネシウム、塩化マンガン、硫酸マンガン、硝酸マンガン、リン酸二水素マンガン、酢酸マンガン、サリチル酸マンガン、安息香酸マンガン、乳酸マンガン、塩化ニッケル、臭化ニッケル、硫酸ニッケル、硝酸ニッケル、酢酸ニッケル、硫酸スズ、塩化チタン、塩化亜鉛、臭化亜鉛、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、チオシアン酸亜鉛、酢酸亜鉛等の多価金属類の塩等が挙げられる。
その他として、塩化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩酸を用いることができる。
有機アミン化合物としては、1級、2級、3級および4級アミンおよびそれらの塩等が挙げられる。具体例としては、テトラアルキルアンモニウム塩、アルキルアミン塩、ベンザルコニウム塩、アルキルピリジウム塩、イミダゾリウム塩、ポリアミン等が挙げられ、例えば、イソプロピルアミン、イソブチルアミン、t−ブチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、ノニルアミン、ジプロピルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルプロピルアミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミン、ジエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチルアンモニウムブロマイド、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、2−ヘプタデセニル−ヒドロキシエチルイミダゾリン、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、セチルピリジニウムクロライド、ステアラミドメチルピリジウムクロライド、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合体、ジアリルアミン重合体、モノアリルアミン重合体、及び、これら化合物のスルフォニウム塩、ホスホニウム塩等のオニウム塩、又は、リン酸エステル等が挙げられる。
また液体組成物中における凝集剤の添加量は、0.01質量%以上30質量%以下であることが好ましい。より好ましくは、0.1質量%以上15質量%以下であり、更に好ましくは、0.25質量%以上10質量%以下である。
液体組成物中における凝集剤の添加量が0.01質量%未満の場合には、記録媒体上でインクと液体組成物とが接触・混合した時に顔料の凝集が不充分となり、画像濃度、滲み、色間滲みが悪化する場合が存在し、一方、添加量が30質量%を超える場合には、噴射特性が低下し、液体が正常に噴射しにくくなる場合がある。
本発明における液体組成物には、前記インクにおいて用いることができる単糖類を含有することがカール抑制の観点から好ましい。
該単糖類の好ましい例としては、前記インクと同様である。それらの中でも、前記インクと同一の単糖類を用いることが生産性、二液の親和性の点で好ましい。
前記単糖類は単独で用いても、複数種併用してもよい。
また、その他の成分としてもインクに用いるものと同様のものが粘度や表面張力等、所望の物性や特性が得られるように適宜利用できる。
次に本発明のインクセットに用いられるインクおよび液体組成物の好ましい物性について説明する。
本発明のインクセットがインク及び液体組成物を含む態様であり、インクが塩基性であり、液体組成物が酸性の組合せの場合、インクのpHは7.5以上10.5以下であり、液体組成物のpHは2.5以上7.0以下であることが好ましい。
一方、インクが酸性であり、液体組成物が塩基性の組合せの場合、インクのpHは2.5以上7.0以下であり、液体組成物のpHは7.5以上10.5以下であることが好ましい。
より好ましくはインクのpHは3.0以上7.0以下、更に好ましくは3.5以上6.0以下である。
より好ましくは液体組成物のpHは7.5以上10.0以下、更に好ましくは8.0以上9.5以下である。
一方、酸性の液体のpHが7.0を超える場合には、インクと液体組成物とが記録媒体上で接触・混合した際に樹脂や顔料の凝集が不充分となり、画像濃度、滲み、色間滲みが悪化する場合がある
塩基性の液体(インク又は液体組成物)のpHが7.5未満の場合、液体の長期噴射性が低下する場合があり、pHが10.5を超える場合には、記録ヘッドのインク流路構成部分を溶解し、記録ヘッドを故障させる場合がある。
本発明のインクジェット記録方法は、上記本発明のインクジェット用インクセットを用い、インクと液体組成物とを記録媒体に付与して画像を記録(形成)する方法である。特に前記各液体を互いに接触させるように記録媒体上に吐出して、画像を形成する方法であることが好ましい。
これらは、通常のインクジェット記録装置は勿論、インクのドライングを制御するためのヒーター等を搭載した記録装置、又は、中間体転写機構を搭載し、中間体にインク及び液体組成物を吐出(印字)した後、紙等の記録媒体に転写する記録装置等を適用することができる。
該加温する機構をインクジェット記録装置に搭載することにより、インクと液体組成物とが記録媒体に付与され、その混合液を速く乾燥することができる点で好ましい。記録媒体上は前記インク及び液体組成物を付与する前に、加温されても、また、インク及び液体組成物が付与された後で加温されても良いが、インク及び液体組成物が付与された前及び/又は後で加温することがより好ましい。
前記記録媒体を加温する機構としては、前記記録媒体を加温できる機構(媒体加温部)を有するものであれば特に限定されず用いることができ、具体的には、媒体搬送ローラ中にヒーターを組み込んだもの等を適用することができる。
インクジェット記録装置における前記媒体加温部の位置としては、前記記録媒体を効率的に加温できる場所であれば、インクジェット記録装置のいずれの場所であってもよいが、水分の効率的な蒸発の観点から、水平位置としては記録媒体にインク及び液体組成物が付与される位置(記録位置)のヘッド近傍が好ましく、媒体搬送経路中のヘッド部分の前後がより好ましい。また、前記記録媒体に対して、前記媒体加温部の垂直方向の位置としては、前記記録媒体に直接接していても、また離れていてもよいが、水分の効率的な蒸発及び記録媒体の汚染の観点から、ヘッド近傍が好ましく、媒体搬送経路中のヘッド部分の前後がより好ましい。
以上の中でも、ヘッド部分の前及び後に加温部を配置することが好ましい。
前記加温する温度としては、水分の蒸発乾燥の観点から、40〜180℃であることが好ましく、60〜150℃がより好ましく、60〜100℃が特に好ましい。
40℃未満の温度であると、水分蒸発が不十分となる場合があり、180℃を超えると部材変形が顕著となる場合がある。
但し、一つのノズルから複数の体積のドロップを噴射することが可能であるインクジェット装置において、上記ドロップ量とは、印字可能な最小ドロップのドロップ量を指すこととする。
図5は、本発明のインクジェット記録装置の好適な一実施形態の外観構成を示す斜視図である。また、図6は図5に用いられる加熱ローラ(媒体加温部)の一例を示す縦断面図である。更に、図7は本発明のインクジェット記録装置(以下、画像形成装置と称する。)の別の好適な一実施形態の外観構成を示す横断面概略図である。
該画像形成装置102は、媒体搬送経路の最後に位置する搬送ローラ2に対向する位置に加熱ローラ201(媒体加温部)を有している以外は、図3及び4に示す画像形成装置101と同様の構成及び機能を有している。
そして、前記画像形成装置102は、前記加熱ローラ201を搭載することにより、画像形成された記録媒体1の水分は素早く蒸発して、効率的に乾燥した画像を形成することができる。
そして、前記画像形成装置103は、前記加熱用装置207を搭載することにより、画像形成される記録媒体1を加温して、画像形成された後の記録媒体上の水分は素早く蒸発して、効率的に乾燥した画像を得ることができる。
下記のインク組成及び液体組成物(液体組成物)組成に従い、化合物を混合し、攪拌した後、目開き5μmのメンブランフィルターを用いてろ過して、所望のインク及び液体組成物を得た。
・顔料(キャボット社製 MogulL):5質量%
・スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体のナトリウム塩 (分子量約7000):2質量%
・ジエチレングリコール:10質量%
・グリセリン:5質量%
・グルコース:30質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製):1質量%
・純水:残部
このインクのpHは8.4、粘度は11mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
上記インク1において、グルコースを40質量%、ジエチレングリコールを5質量%、グリセリン量を0質量%とした以外は、インク1と同様とした。
このインクのpHは8.4、粘度は10mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
上記インク1において、グルコースを10質量%、ジエチレングリコールを30質量%とした以外は、インク1と同様とした。
このインクのpHは8.4、粘度は8mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
上記インク1において、グルコースを0質量%、ジエチレングリコールを40質量%とした以外は、インク1と同様とした。
このインクのpHは8.4、粘度は6mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
上記インク1において、グルコースを45質量%、ジエチレングリコールを5質量%、グリセリンを0質量%とした以外は、インク1と同様とした。
このインクのpHは8.4、粘度は12mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
上記インク1において、グルコースをガラクトースとした以外は、インク1と同様とした。
このインクのpHは8.3、粘度は11mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
・ジエチレングリコール:15質量%
・グリセリン:5質量%
・グルコン酸:5質量%
・ピロリドンカルボン酸:5質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製):1質量%
・純水:残部
上記に水酸化ナトリウムを用いてpH3に調整した。
この処理液の粘度は4mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸を1質量%とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は3.5mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸を10質量%、ピロリドンカルボン酸を0質量%とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は4.5mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコース10質量%を加えた以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は6mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
処理液1において、グルコース30質量%を加えた以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は9mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸を0質量%、ピロリドンカルボン酸を10質量%とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は4.5mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸を15質量%、ピロリドンカルボン酸を0質量%とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は8mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコース40質量%を加えた以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は12mPa・s、表面張力は32mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸をエリトラル酸とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は3.8mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、ピロリドンカルボン酸をコハク酸とした以外は、処理液1と同様にした。
この処理液の粘度は4mPa・s、表面張力は31mN/mであった。
処理液1において、グルコン酸をグルコン酸マグネシウムとした以外は、処理液1と同様にした。
[評価]
(固液分離)
サンプル瓶に、上記で得られたインク:処理液=20g:6gの量を量り取り混合後静置し、固液分離するまでの時間(分)を測定して、下記基準で評価した。
固液分離するまでの時間は、目視観察して透明な上澄み層を確認したときを固液分離したと判断した。結果を表1に記載した。
<評価基準>
◎:5分未満
○:5分以上15分未満
△:15分以上30分未満
×:30分以上
印字装置として、A4の富士ゼロックス製C2紙に800dpi、256ノズルの試作ヘッドを紙幅に並べたヘッドユニット2本からなる試作プリンタを用いて、上記で得られた液体組成物を用いて1.8mg/inch2条件かつ余白部5mmのベタ画像を印字後、更に上記で得られたインクを用いて7.3mg/inch2の条件かつ余白部5mmのベタ画像を印字した。
上記で得られた印字物の印字部の光学濃度をX−Rite404にて測定して下記基準で評価した。結果を表1に記載した。
<評価基準>
◎:OD値1.4以上
○:OD値1.2以上1.4未満
△:OD値1.1以上1.2未満
×:OD値1.1未満
上記で得られた印字物のベタ部の濃度ムラを目視観察により下記基準で評価した。結果を表1に記載した。
<評価基準>
○:ムラなし
×:ムラあり
上記で得られた印字物を温湿度18〜23℃35〜45%RHの条件下で24時間後に四隅のカール高さを測定し平均のカール量(mm)を算出し下記基準で評価した。結果を表1に記載した。
<評価基準>
◎:カール量が20mm未満
○:カール量が20mm以上30mm未満
△:カール量が30mm以上40mm未満
×:カール量が40mm以上
上記で得られた印字物の印字部先端の着弾乱れを目視観察して下記基準で評価した。
<評価基準>
○:乱れなし
×:乱れあり
一方、実施例はいずれの評価においても、不良であるものがなく、特に実施例1、3〜10においては良好であることが分かった。
2 搬送ローラ
3 記録ヘッド
4 メインインクタンク
5 サブインクタンク
6 外部カバー
7 トレイ
8 画像形成部
9 給電信号ケーブル
10 キャリッジ
11 ガイドロッド
12 タイミングベルト
13 駆動プーリ
14 メンテナンスユニット
15 補給装置
16 補給管
41、42、43、44、45 メインインクタンク
51、52、53、54、55 サブインクタンク
56 排気孔
57 補給孔
100、101、102、103 画像形成装置
151 排気用ピン
152 補給用ピン
201 加熱ロール
203 表面層
204 導電層
206 弾性層
207 ヒーターを組み込んだ装置
209 ヒーター
P 用紙搬送方向
Claims (13)
- 色材を含むインクと、前記色材を凝集あるいは沈降させる作用を有する液体組成物と、を有するインクジェット用インクセットであって、前記インクに水酸基を3〜5個有する単糖類を含有し、前記液体組成物に式(1)X−(CH(OH))n−Y(n=2〜4、X=−COOH又は−CHO、Y=−CH2OH又は−COOH)で表される酸を含有するインクジェット用インクセット。
- 前記インク全質量中に含有する単糖類の量が10〜40質量%である請求項1に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記液体組成物全質量中の前記式(1)で表される酸添加量が1〜10質量%である請求項1又は2に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記式(1)で表される酸のnが4である請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記液体組成物が式(1)で表される酸とは異なる有機酸を更に含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記液体組成物全質量中の前記有機酸の添加量が3〜10質量%である請求項5に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記色材が顔料である請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記液体組成物に単糖類を含有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記液体組成物に含有する前記単糖類の量が10〜30質量%である請求項8に記載のインクジェット用インクセット。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクセットにおけるインク及び液体組成物を記録媒体に付与して画像を記録するインクジェット記録方法。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクセットを収納したインクジェット用インクタンク。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセットにおけるインク及び液体組成物を記録媒体に付与して画像を記録するインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体を加温する機構を有する請求項12に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006190478A JP2008018562A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006190478A JP2008018562A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008018562A true JP2008018562A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39074911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006190478A Pending JP2008018562A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008018562A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196184A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Fujifilm Corp | インクジェット記録用インクセット及び画像記録方法 |
JP2009227909A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | インクジェット用インクセット、画像記録方法、及び画像記録装置 |
JP2011057916A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Seiko Epson Corp | インク組成物及びこれを用いたインクジェット記録方法、記録物 |
JP2011126031A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Kao Corp | インクジェット記録用インクセット |
US8722175B2 (en) | 2010-06-29 | 2014-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid composition, recording method, and recorded matter |
JP2019081351A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法、及び記録装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09207424A (ja) * | 1995-04-21 | 1997-08-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
JPH11105415A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
-
2006
- 2006-07-11 JP JP2006190478A patent/JP2008018562A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09207424A (ja) * | 1995-04-21 | 1997-08-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
JPH11105415A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196184A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Fujifilm Corp | インクジェット記録用インクセット及び画像記録方法 |
JP2009227909A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | インクジェット用インクセット、画像記録方法、及び画像記録装置 |
JP2011057916A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Seiko Epson Corp | インク組成物及びこれを用いたインクジェット記録方法、記録物 |
JP2011126031A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Kao Corp | インクジェット記録用インクセット |
US8722175B2 (en) | 2010-06-29 | 2014-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid composition, recording method, and recorded matter |
JP2019081351A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法、及び記録装置 |
JP7137782B2 (ja) | 2017-10-31 | 2022-09-15 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法、及び記録装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4517591B2 (ja) | インクジェット用インクセット、及びインクジェット記録方法 | |
JP2005008690A (ja) | インクジェット記録用インクセット、及びインクジェット記録方法、並びにインクジェット記録装置 | |
JP4544174B2 (ja) | インクジェット用液体組成物、インクジェット用インクセット、インクジェット用液体組成物タンク、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法、並びに、インクジェット記録装置 | |
JP4665523B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2004010632A (ja) | インクジェット記録用ブラックインク、インクセットおよびこれを用いたインクジェット記録方法 | |
JP2006015725A (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2007169528A (ja) | インク、インクセット、記録方法、インクカートリッジ、及び記録装置 | |
JP4311010B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2007217472A (ja) | インクジェット用液体組成物、インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法、並びに、インクジェット記録装置 | |
US7182452B2 (en) | Ink set for ink jet recording, ink jet recording method, and ink jet recording apparatus | |
JP2001294788A (ja) | インクジェット記録用カラーインクセットおよびこれを用いたインクジェット記録方法 | |
JP2008019356A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、及び、インクジェット記録装置 | |
JP2006116934A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP2007254502A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP2005001217A (ja) | インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP2008018562A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2007176966A (ja) | インクセット、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録用インクタンク | |
JP2008100371A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2006199896A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット用インクタンク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005248133A (ja) | インクジェット用液体組成物及びインクジェット記録方法 | |
JP4419362B2 (ja) | インクジェット記録用インクセット、及びインクジェット記録方法 | |
JP4609020B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2006089559A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005220182A (ja) | インクジェット用インクセット、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP4329642B2 (ja) | インクジェット用液体組成物、インクジェット用インクセット、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100517 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100608 |