JP2008018181A - 内視鏡用マウスピース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】口腔内に挿入されるマウスピース本体2の挿入端部2b側に挿通孔5の底面5a側をマウスピース本体2の挿入方向に向けて延長した延長ガイド部6を設けるとともに、口腔内へのマウスピース本体2の装着時に延長ガイド部6の終端部の位置は、挿通孔5における内視鏡の挿入口側の底面5aの位置より口腔の上顎側に配置したものである。
【選択図】 図3
Description
(1)被験者の口をあけた状態に保つこと、
(2)内視鏡検査中に、被験者が苦痛その他の原因で歯を噛み締めた際、内視鏡を保護すること、
の2つが大きな目的である。
そして、本請求項1の発明では、口腔内へのマウスピース本体の装着時に延長ガイド部の終端部の位置が挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より口腔の上顎側に配置することにより、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを回避しやすくするようにしたものである。
そして、本請求項2の発明では、延長ガイド部の長さを挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の端部位置から20mm以上50mm以下、また前記延長ガイド部の終端部の下面の最大高さは前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の端部の下面から5mm以上20mm以下、前記延長ガイド部の終端部の厚みは2mm以上8mm以下にそれぞれ設定することにより、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを回避しやすくするようにしたものである。
そして、本請求項3の発明では、マウスピース本体における挿通孔の下側壁部の空間部に舌を挿入させることにより、舌を自然の状態に保つことができ、口腔内へのマウスピース本体の装着時において舌部とマウスピース本体との干渉を防ぐようにしたものである。
そして、本請求項4の発明では、マウスピース本体全体を口腔内に収納可能な大きさに形成することにより、マウスピース本体全体を唇内に収納した状態で、口を閉じやすくなる。これにより、顎の位置と舌の位置を自然な状態に保て、舌根部や、咽頭部にストレスがない状態で内視鏡を挿入できるため、嘔吐感を覚えることがなく、咽頭反射が防止できる。さらに、マウスピース本体の下側歯受面と上側歯受面の少なくとも一方の歯受面の口腔外方向端に設けたリブによってマウスピース本体が口腔内に脱落することを防止することができる。
そして、本請求項5の発明では、口腔内へのマウスピース本体の装着時にマウスピース本体全体を口腔内(唇内)に収納した際に、飲み込み防止用突起部の部分が口腔の外側に露出された状態で保持されることにより、マウスピース本体の装着時に口が閉じた状態を保ちつつ飲み込み防止ができるようにしたものである。
そして、本請求項6の発明では、口腔内へのマウスピース本体の装着時に延長ガイド部の終端部の位置が挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より口腔の上顎側に配置することにより、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを回避しやすくすることができる。さらに、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピース本体における挿通孔の下側壁部の空間部に舌を挿入させることにより、舌を自然の状態に保つことができ、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを一層、回避しやすくするようにしたものである。
そして、本請求項7の発明では、口腔内へのマウスピース本体の装着時に延長ガイド部の終端部の位置が挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より口腔の上顎側に配置することにより、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを回避しやすくすることができる。さらに、マウスピースを被験者の口部に装着させた状態で、マウスピース本体における挿通孔の下側壁部の空間部に舌を挿入させることにより、舌を自然の状態に保つことができ、マウスピースの内視鏡挿通穴に内視鏡の挿入部を挿入させた際に、内視鏡の挿入部が被験者の口内の舌根部と接触することを一層、回避しやすくする。さらに、マウスピース本体の下側歯受面と上側歯受面の少なくとも一方の歯受面の口腔外方向端に設けたリブによってマウスピース本体が口腔内に脱落することを防止することができるようにしたものである。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
記
(付記項1) 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記口腔内に挿入される前記マウスピース本体の挿入端部側に少なくとも前記挿通孔の底面側を前記マウスピース本体の挿入方向に向けて延長した延長ガイド部を設け、
前記口腔内への前記マウスピース本体の装着時に前記延長ガイド部の終端部の位置は、前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より前記口腔の上顎側に配置可能にしたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。
下顎側の少なくとも口腔内方向側に舌部とマウスピース本体との干渉を防ぐ空間部を設けたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。
Claims (7)
- 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記口腔内に挿入される前記マウスピース本体の挿入端部側に少なくとも前記挿通孔の底面側を前記マウスピース本体の挿入方向に向けて延長した延長ガイド部を設け、
前記口腔内への前記マウスピース本体の装着時に前記延長ガイド部の終端部の位置は、前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より前記口腔の上顎側に配置可能にしたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。 - 前記延長ガイド部の長さは、前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の端部位置から20mm以上50mm以下、また前記延長ガイド部の終端部の下面の最大高さは前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の端部の下面から5mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用マウスピース。
- 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記マウスピース本体における前記挿通孔の下側壁部に口腔内への装着時において舌部と前記マウスピース本体との干渉を防ぐ空間部を設けたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。 - 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記マウスピース本体は、口腔内装着時に前記挿通孔の下側の壁面によって下側の歯を受ける下側歯受面と、前記挿通孔の上側の壁面によって上側の歯を受ける上側歯受面がそれぞれ構成され、
少なくとも一方の前記歯受面の口腔外方向端に前記マウスピース本体が口腔内に脱落することを防止し、かつ前歯と唇の間に収納可能なリブを設けたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。 - 前記マウスピース本体は、口腔内装着時に口腔外方向の端部近傍の側方に突出した少なくとも一つの飲み込み防止用突出部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用マウスピース。
- 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記口腔内に挿入される前記マウスピース本体の挿入端部側に少なくとも前記挿通孔の底面側を前記マウスピース本体の挿入方向に向けて延長した延長ガイド部を設け、
前記口腔内への前記マウスピース本体の装着時に前記延長ガイド部の終端部の位置は、前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より前記口腔の上顎側に配置可能にするとともに、
前記マウスピース本体における前記挿通孔の下側壁部に口腔内への装着時において舌部と前記マウスピース本体との干渉を防ぐ空間部を設けたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。 - 口腔内に挿入される状態で装着される筒状のマウスピース本体を有し、前記マウスピース本体の筒内によって内視鏡の挿入部の挿通を案内する挿通孔が形成される内視鏡用マウスピースにおいて、
前記口腔内に挿入される前記マウスピース本体の挿入端部側に少なくとも前記挿通孔の底面側を前記マウスピース本体の挿入方向に向けて延長した延長ガイド部を設け、
前記口腔内への前記マウスピース本体の装着時に前記延長ガイド部の終端部の位置は、前記挿通孔における前記内視鏡の挿入口側の底面の位置より前記口腔の上顎側に配置可能にするとともに、
前記マウスピース本体における前記挿通孔の下側壁部に口腔内への装着時において舌部と前記マウスピース本体との干渉を防ぐ空間部を設け、
かつ前記マウスピース本体は、口腔内装着時に前記挿通孔の下側の壁面によって下側の歯を受ける下側歯受面と、前記挿通孔の上側の壁面によって上側の歯を受ける上側歯受面がそれぞれ構成され、
少なくとも一方の前記歯受面の口腔外方向端に前記マウスピース本体が口腔内に脱落することを防止し、かつ前歯と唇の間に収納可能なリブを設けたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006194700A JP2008018181A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | 内視鏡用マウスピース |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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2006
- 2006-07-14 JP JP2006194700A patent/JP2008018181A/ja active Pending
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