JP5782291B2 - 内視鏡用マウスピース - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡用マウスピースに関する。
従来、経鼻内視鏡、経口内視鏡等の内視鏡を経口的に食道に挿入する際の補助具として、被検者に咽頭反射を起こさせることなく挿入することができるマウスピースが提案されている。
前記マウスピースは、被検者の口腔内に挿入される筒状部と、該筒状部に内嵌されるガイド部とを備えており、該ガイド部は該筒状部の食道側端部から口腔内に突出すると共に、舌側から口蓋方向に向けて後ろ上がりに湾曲した形状を備えている。前記マウスピースによれば、前記内視鏡を前記ガイド部の内周側に挿通することにより、該内視鏡を該ガイド部の形状に沿って口腔内で口蓋側に湾曲させ、舌根部を迂回して食道に挿入することができる(例えば特許文献1参照)。
従って、前記マウスピースによれば、舌根部を迂回して食道に挿入することにより、被検者に咽頭反射を起こさせることを防止することができる。
特開2008−289520号公報
しかしながら、前記従来のマウスピースは、前記ガイド部が前記筒状部の食道側端部から突出し、口蓋側に向けて大きく湾曲した形状を備えているので、口腔内に挿入する際に口蓋等に接触し、被検者に不快感を与えることがあるという不都合がある。
本発明は、かかる不都合を解消して、被検者に与える不快感を軽減することができるマウスピースを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、被検者の口腔内に挿入される筒状部と、該筒状部に内嵌されると共に内周側に挿入された内視鏡を口腔内で口蓋側に湾曲させることにより舌根部を迂回して食道に案内するガイド部とを備えるマウスピースにおいて、該ガイド部は直管状であって食道側端部の舌側から口蓋側に隆起する隆起部を備え、該隆起部は、該内視鏡を案内して口腔内で口蓋側に湾曲させることを特徴とする。
本発明のマウスピースでは、直管状の前記ガイド部の食道側端部に前記隆起部を備えており、前記内視鏡は該隆起部に案内されて口腔内で口蓋側に湾曲されることにより、舌根部を迂回して食道に案内される。この結果、前記ガイド部は口蓋側に向けて湾曲した形状を備える必要がなく、前記筒状部の食道側端部からの突出量を低減することができる。
従って、本発明のマウスピースによれば、従来のマウスピースに比較して全長を短くすることができ、口腔内に挿入する際に口蓋等に接触することを防止して、被検者に与える不快感を軽減することができる。
本発明のマウスピースにおいて、前記ガイド部は直管状であって、食道側端部の口蓋側に、前記隆起部により口腔内で口蓋側に案内された前記内視鏡が保持される湾入部を備えることが好ましい。
前記内視鏡の経口的挿入は、通常、被検者を左側臥位として行われる。この場合、前記隆起部により口腔内で口蓋側に案内された前記内視鏡が重力方向にずれることが懸念される。
そこで、本発明のマウスピースは、前記ガイド部の食道側端部の口蓋側に前記湾入部を備え、該湾入部により前記内視鏡を保持することにより、該内視鏡が重力方向にずれることを防止することができる。
また、本発明のマウスピースにおいて、前記ガイド部は、前記筒状部の口唇側端部から外方に突出する把持部を備え、該把持部を操作することにより該筒状部に対して回動自在とされると共に、該筒状部に対して所定の位置で係止自在とされていることが好ましい。
前記内視鏡の経口的挿入は、上述のように通常は被検者を左側臥位として行われるが、検査の必要に応じて右側臥位で行う場合もある。また、検査中に、被検者の姿勢を変える必要を生じる場合もある。このような場合、前記内視鏡を一旦抜去して再挿入を行うと、被検者の負担が増加する虞がある。
そこで、本発明のマウスピースは、前記把持部を操作して前記ガイド部を回動させると共に、前記筒状部に対して所定の位置で係止する。このようにすることにより、前記内視鏡を一旦抜去して再挿入を行うことなく、該内視鏡の方向を変えることができ、被検者の負担増加を防止することができる。
本発明のマウスピースの使用形態を示す説明的断面図。 本発明のマウスピースの一実施形態の構成を示す正面図。 図2のIII−III線説明的断面図。 図3の矢示方向から見た平面図。 本発明のマウスピースの他の実施形態の構成を示す説明的断面図。 本発明のマウスピースのさらに他の実施形態の構成を示す正面図。 図6のVII−VII線説明的断面図。 図6及び図7に示すマウスピースの作動説明図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本実施形態のマウスピース1は、被検者の口唇A側から口腔B内に挿入して、内視鏡2を食道Cに案内するために使用される。ここで口腔B内には、口腔Bと鼻腔Dとを隔てる口蓋Eがあり、口蓋Eに対向して舌Fがある。そして、口腔Bと鼻腔Dとの合流部に食道C及び気管Gが開口しており、食道Cと舌Fとの間に舌根部Hがある。
マウスピース1は、図2に示すように、筒状部3の口唇側端部における開口部4の周囲から外方に延在するフランジ部5を備え、フランジ部5の両側に固定用ベルト(図示せず)が挿通されるベルト挿通孔6が形成されている。また、ベルト挿通孔6の側方には、前記固定用ベルトの調節孔に押入されて該固定用ベルトを係止する係止突起7が設けられている。
開口部4の直径は、内視鏡2の外径に応じて適宜調整することができ、例えば、13〜16mmの範囲で調整することができる。フランジ部5は、口唇Aを覆うことができる大きさを備えており、歯茎に当って被検者に不快感を与えないようにされている。また、ベルト挿通孔6は、前記固定ベルトが挿通されると共に、唾液吸引チューブ(図示せず)を口腔B内に挿入することができる大きさに形成されている。ベルト挿通孔6をこのような大きさとすることにより、内視鏡検査中に口腔B内に溜まった唾液を前記唾液吸引チューブにより容易に吸引することができる。
筒状部3は、図3に示すように、内周側にガイド部材8が嵌合されると共に、舌F側に食道側端部9から外方に延在する板状の圧舌子10を備えている。ガイド部材8は、直管状(直線状の筒状体)であり、食道側端部11において舌F側から口蓋E側に隆起する隆起部12を備えている。
隆起部12は、図1に示すように筒状部3の開口部4からガイド部材8の内周側に挿入された内視鏡2を案内して口腔B内で口蓋E側に湾曲させるために、食道側端部11側から内部に向けて緩やかなスロープを備えている。また、隆起部12の高さは、内視鏡2の外径に応じて適宜調整することができ、例えば、1.0〜5.0mmの範囲とすることができる。
また、ガイド部材8は、図4に示すように、湾入部13を備えている。湾入部13はガイド部材8の食道側端部11に開口する幅の狭い湾口と、その奥の幅の広い部分とからなる。湾入部13は、図1に示すように隆起部12により口蓋B側に案内された内視鏡2を前記広い部分に保持して、内視鏡2が重力方向にずれることを防止する。
また、ガイド部材8は、図5に示すように、湾入部13を備えない構成であってもよい。
また、マウスピース1は、図6及び図7に示すように、ガイド部材8が筒状部3を貫通して回動自在とされると共に、筒状部3の口唇側端部における開口部4から外方に突出する把持部14を備える構成とされていてもよい。この場合、ガイド部材8は、外周面に突起部15を備えており、筒状部3の開口部4の周囲に設けられた係止部16a,16b,16cのいずれかに突起部15を係合させることにより、筒状部3に対して所定の位置で係止される。係止部16a,16b,16cは、開口部4の中心角で例えば30〜60°の間隔で設けられており、係止部16aを中心として、左に係止部16b、右に係止部16cが設けられている。図6では、係止部16a,16b,16cの3か所の係止部を設けているが、該係止部はさらに多数であってもよい。
図6及び図7に示すマウスピース1では、図8に示すように、把持部14を把持して、突起部15と係止部16a,16b,16cのいずれかとの係合が解除される位置までガイド部材8を引き出した後、筒状部3に対してガイド部材8を回動せしめる。そして、新たな係止位置まで回転させた後、ガイド部材8を筒状部3内に押し込むことにより、突起部15を係止部16a,16b,16cのいずれかとの係合させることにより、ガイド部材8を筒状部3に対して係止する。
例えば、初期状態として、突起部15が中央の係止部16aに係合されているときには、把持部14を把持して、突起部15と係止部16aとの係合が解除される位置までガイド部材8を引き出した後、筒状部3に対してガイド部材8を左右いずれかに回動せしめる。そして、突起部15が係止部16b,16cのいずれかに係止される位置まで回転させた後、ガイド部材8を筒状部3内に押し込むことにより、突起部15を係止部16b,16cのいずれかとの係合させる。
図6及び図7に示すマウスピース1によれば、内視鏡2の経口的挿入を右側臥位で行う場合、或いは左側臥位と右側臥位とに拘わらず検査中に被検者の姿勢を変えた場合に、内視鏡2を一旦抜去して再挿入を行うことなく、内視鏡2の方向を変えることができる。
1…マウスピース、 2…内視鏡、 3…筒状部、 8…ガイド部材、 12…隆起部、 13…湾入部、 14…把持部。

Claims (3)

  1. 被検者の口腔内に挿入される筒状部と、
    該筒状部に内嵌されると共に内周側に挿入された内視鏡を口腔内で口蓋側に湾曲させることにより舌根部を迂回して食道に案内するガイド部とを備えるマウスピースにおいて、
    該ガイド部は直管状であって食道側端部の舌側から口蓋側に隆起する隆起部を備え、
    該隆起部は、該内視鏡を案内して口腔内で口蓋側に湾曲させることを特徴とするマウスピース。
  2. 請求項1記載のマウスピースにおいて、前記ガイド部は、食道側端部の口蓋側に、前記隆起部により口腔内で口蓋側に案内された前記内視鏡が保持される湾入部を備えることを特徴とするマウスピース。
  3. 請求項1又は請求項2記載のマウスピースにおいて、前記ガイド部は、前記筒状部の口唇側端部から外方に突出する把持部を備え、該把持部を操作することにより該筒状部に対して回動自在とされると共に、該筒状部に対して所定の位置で係止自在とされていることを特徴とするマウスピース。
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