JP2008018034A - 羽毛布団 - Google Patents

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【課題】羽毛布団は本来軽量でボリュームがあり、保温性に優れているものがベストとされているが、本発明にあっては、経襠と緯襠と表裏側地で形成された小区画室の表裏側地に弛みを生じさせることで、羽毛を小区画室内に充填した際の羽毛の反発力を利用して容易に側地を押し広げ、小区画室のボリュームをアップし嵩高状態を得る。
【解決手段】布団の経方向と平行に並列した帯状の経襠布と、布団の緯方向と平行に並列した帯状の緯襠布とを交差させ、前記両襠布の一方の側縁を表側地に、他方の側縁を裏側地に縫着してなる小区画室の、対向する経襠布又は緯襠布間に、前記対向する襠布の間隔よりも短い長さの緊張体を設けた。また、緊張体は、経方向襠布と並行に緯方向襠布間に、又は緯方向襠布と並行に経方向襠布間に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボリューム感を有し嵩高な状態で羽毛を充填することの出来る羽毛布団に関する。
羽毛布団は袋状に縫い合わせた側地内に詰め物として羽毛を封入してなるが、羽毛は極めて軽くまた移動し易いために袋体の中で使用中に一方に偏り全く羽毛の存在しない部分が生ずるようなことが生ずる。そのために、上記羽毛の移動を阻止し布団全面にほぼ均等に羽毛を配置するために表裏の側地間に襠布を設けて布団内部を複数の小区画に分割し、その中でのみ自由に移動し得るようにしている。(特許文献1,2)。
然し、小区画は、2枚の経襠布と2枚の緯襠布とで囲われた平面視方形のものであり、その上面と下面とは表側地と裏側地とで覆われているからその内容積はおのずから経緯襠布と表裏側地の体積で決まってしまい、内部に詰める羽毛の量を多くすれば羽毛の密度の高い詰物となるではあろうが、柔軟軽量でボリューム感がある詰物とすることは難しい。小区画室に詰め込む羽毛の量を多くすれば、小区画室内の保気量は少なくなり、羽毛同志の接圧も高くなり移動しにくくなることは明らかで、これは保温空気の把持量、ドレープ性等の低下につながることにもなる。然し、羽毛量が少な過ぎれば羽毛の移動が激しく、また、羽毛が保持することの出来る保温のための空気量も少なくなるために断熱効果も低下させることになる。
従って、特に小区画室の室内容量を大きくすることによって小区画室内に封入した羽毛を圧迫することなく、ボリューム感があり保温性に優れている羽毛布団を得るようにする事が望ましい。
実開平3−67168号公報 実用登録第3062911号公報
羽毛布団は本来軽量でボリュームがあり、保温性に優れているものがベストとされているが、本発明にあっては、経襠と緯襠と表裏側地で形成された小区画室の表裏側地に弛みを生じさせることで、羽毛を小区画室内に充填した際の羽毛の反発力を利用して容易に側地を押し広げ、小区画室のボリュームをアップし嵩高状態を得るようにすることを目的としている。
請求項1記載の発明にあっては、布団の経方向と平行に並列した帯状の経襠布と、布団の緯方向と平行に並列した帯状の緯襠布とを交差させ、前記両襠布の一方の側縁を表側地に、他方の側縁を裏側地に縫着してなる小区画室の、対向する経襠布又は緯襠布間に、前記対向する襠布の間隔よりも短い長さの緊張体を設けた。
請求項2記載の発明にあっては、緊張体は、経方向襠布と並行に緯方向襠布間に、又は緯方向襠布と並行に経方向襠布間に設けた。
本発明の羽毛布団は、布団の経方向に向いて複数が並列した経襠布と、布団の緯方向に向いて複数が並列した緯襠布とを交差させ、前記襠布の一方の側縁を表側地に、他方の側縁を裏側地にそれぞれ縫着してなる小区画室の、対向する経襠布又は緯襠布間に、前記対向する襠布の間隔よりも短い長さの緊張体を設けたために、緊張体により対向する経襠布又は緯襠布が引かれその間隔が短くなり、襠布と一体に縫着されている側地は小区画室の範囲で弛みが生発する。その弛みは、小区画室に羽毛が充填されたとき羽毛の反発力で側地が押し上げられることで吸収され小区画室のボリュームアップに連なる。
上記の如く本発明にあっては、小区画に封入する羽毛の量を増加することなく、布団としてボリュウムを増加することを可能にしている。
本発明を実施するための最良の形態を図面と共に次に説明する。
図1は本発明羽毛布団1の一部表側地2を取り除いた状態の斜視図で、図2は緊張体3に沿って切断した断面図である。
羽毛布団1は、所定幅を有し布団長手方向に延びる布帛よりなる経襠布4と、所定幅を有し羽毛布団1の幅方向に延びる布帛よりなる緯襠布5とを交差させ交差部を縫合し複数の小区画室6を形成する。前記布団長手方向とは就寝時身長方向と一致する方向を云い、幅方向とは就寝者の肩幅方向と一致する布団の方向を云う。小区画室6の上面と下面を表側地2,裏側地7で被い、経,緯襠布4,5の上下端縁を折り返し、該上端折り返し部分8を表側地2に、下端折り返し部分9を裏側地7に縫着している。上記経緯襠布4,5、表裏側地2,7の縫着時には、小区画室6内に羽毛を充填する手段として用いる羽毛導入管等を通すための管路等を形成しておく(図示せず)。
小区画室6内には緯襠布5,5間にわたって緊張体3が設けられている。緊張体3は、図1に示す例では、所定幅の帯状体であって、布帛,メッシュ,紐状体等でも差し支えない。緊張体3は小区画室6を形成する経襠布4,4と並行して小区画室6の中央に位置させ、経襠布4,4の両端を緯襠布5,5に固定している。ここで、小区画室6を形成している経襠布4,4の長さよりも前記緊張体3の長さを短くしている。即ち、小区画室6を構成する経襠布4の長さが44cmとした場合、緊張体3の長さを42cmと短くしている。
上記の態様により小区画室6の長手方向中央部は平面視両側の経襠布4,4の部位に比べて前記の如く短く引き合う状態となり、かつ、前記の如く表裏側地2,7は経襠布4,緯襠布5と一体に縫着されているので、前記表裏両側地2,7は、全面に弛みが生じることになる。
即ち、小区画室6は長手方向のほぼ中央部分が緊張体3により引かれることになり表裏側地2,7が弛んでおり、その状態の小区画室6内に図示しない羽毛吹き込み手段によって羽毛10が吹き込まれると、表裏側地2,7は弛んだ状態となっている所に羽毛10が吹き込まれるため、羽毛10は表裏の側地2,7を容易に押し広げて表側地2側も裏側地7側も共に羽毛の圧力で押し上げる力を助長することになり各小区画室のボリューム(嵩高)がアップすることになる。
要は、経襠布4,緯襠布5で囲われた小区画室6の平面視面積を少なくすることで前記囲われた部位を覆う表及び裏側地2,7に弛みを生じさせ、該生地2,7がゆとりを持った状況の小区画室6に羽毛を吹き込んでいるために、羽毛は容易に小区画室6の内容積を拡大しボリュームアップした状態で充填されることになる。
緊張体3の長さを短くすればする程小区画室6の平面視面積は小さくなり小区画室6を覆っている側地の弛みも大きくなるが、小区画室6が球状体の如くなっては使用に耐えないことは明らかである。従って、羽毛を充填したときの小区画室6の内容積も大となり羽毛充填量も増加するが、布団全体として見た場合、平面性に欠けることにもなり、度の過ぎた緊張体3の縮少はなされるべきではない。
図示の例では緊張体3を経襠4と平行に置いたが緯襠5と平行に置くことも可能であり、また、経襠4と平行に置いた状態と、緯襠5と平行に置いた状態とを適宜交互に置くことも差し支えない。
本発明は小区画室内に張られた緊張体の長さを、それと平行する襠布の長さに比して適宜短く調節することによって、小区画室のボリュームを変化させたものであり、特に羽毛布団以外にも詰物の嵩高性を変化させようとする防寒衣服の詰物に利用することも可能である。
本発明羽毛布団の一部側地を切除した斜視図。 本発明羽毛布団の一部経断側面図。
符号の説明
1 羽毛布団
2 表側地
3 緊張体
4 経襠布
5 緯襠布
6 小区画室
7 裏側地
8,9 折り返し部分
10 羽毛

Claims (2)

  1. 布団の経方向と平行に並列した帯状の経襠布と、布団の緯方向と平行に並列した帯状の緯襠布とを交差させ、前記両襠布の一方の側縁を表側地に、他方の側縁を裏側地に縫着してなる小区画室の、対向する経襠布又は緯襠布間に、前記対向する襠布の間隔よりも短い長さの緊張体を設けたことを特徴とする羽毛布団。
  2. 緊張体は、経方向襠布と並行に緯方向襠布間に、又は緯方向襠布と並行に経方向襠布間に設けたとことを特徴とする羽毛布団。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114176372A (zh) * 2021-12-29 2022-03-15 江苏洁瑞雅纺织品有限公司 一种防污透气羽绒被及其制备方法

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