JP3077892U - 羽毛掛布団 - Google Patents
羽毛掛布団Info
- Publication number
- JP3077892U JP3077892U JP2000008331U JP2000008331U JP3077892U JP 3077892 U JP3077892 U JP 3077892U JP 2000008331 U JP2000008331 U JP 2000008331U JP 2000008331 U JP2000008331 U JP 2000008331U JP 3077892 U JP3077892 U JP 3077892U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- futon
- futon bag
- cloth
- neck
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- Expired - Lifetime
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- Bedding Items (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】首への当りが柔らかく、首や足先も十分に保温
することができる羽毛掛布団を提供する。 【解決手段】袋状の布団袋10と、布団袋10に充填さ
れた羽毛15とからなる布団であって、布団袋10が、
一枚物の布地の両端を折り返し、その折り返した両端同
士を縫合して形成された。一枚物の布地の両端を折り返
して、両端同士を折り返した部分の中間で縫合している
ので、布団袋10の両端部には布地を縫合した部分がな
く、布団袋10の端部が首に当っても肌触りが悪くな
く、肌が弱い人でも布団袋10の端部がすれて痛くなる
ことを防ぐことができる。また、両端部は布地が折り曲
げられているだけであり、その形状を丸くすることがで
きるので、両端部にも羽毛15を十分に充填することが
できる。よって、首や足先の部分も十分に保温すること
ができる。
することができる羽毛掛布団を提供する。 【解決手段】袋状の布団袋10と、布団袋10に充填さ
れた羽毛15とからなる布団であって、布団袋10が、
一枚物の布地の両端を折り返し、その折り返した両端同
士を縫合して形成された。一枚物の布地の両端を折り返
して、両端同士を折り返した部分の中間で縫合している
ので、布団袋10の両端部には布地を縫合した部分がな
く、布団袋10の端部が首に当っても肌触りが悪くな
く、肌が弱い人でも布団袋10の端部がすれて痛くなる
ことを防ぐことができる。また、両端部は布地が折り曲
げられているだけであり、その形状を丸くすることがで
きるので、両端部にも羽毛15を十分に充填することが
できる。よって、首や足先の部分も十分に保温すること
ができる。
Description
【0001】
本考案は、羽毛掛布団に関する。
【0002】
図3は、従来の羽毛掛布団101 の概略説明図であって、(A) は分解斜視図であ り、(B) は外観斜視図である。同図に示すように、従来の羽毛掛布団101 は、横 まち布111 と縦まち布112 が縫い付けられた下布110 に上布113 を重ね、下布11 0 と上布113 の四辺を縫い合わせて形成されている。下布110 と上布113 の間は 、横まち布111 と縦まち布112 によって複数列、複数行の小袋に区切られ、各小 袋に羽毛115 が収容されている。
【0003】
しかるに、羽毛掛布団101 の四辺の縫合部130 は、下布110 と上布113 とを重 ねた状態で縫い合わされているため固くなっており、羽毛掛布団101 をかぶって 寝たときに縫合部130 が首に当たると肌触りが悪いし、皮ふが弱い人は縫合部13 0 がすれて痛くなるという問題がある。 また、縫合部130 の近傍は下布110 と上布113 との間の間隔が狭くなっている ので、羽毛掛布団101 の端の部分は羽毛が少なく、首の周りや足先の部分を充分 に保温することができないという問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、首への当りが柔らかく、首や足先も十分に保温す ることができる羽毛掛布団を提供することを目的とする。
【0005】
請求項1の羽毛掛布団は、袋状の布団袋と、該布団袋に充填された羽毛とから なる布団であって、前記布団袋が、一枚物の布地の両端を折り返し、その折り返 した両端同士を縫合して形成されたことを特徴とする。 請求項2の羽毛掛布団は、請求項1記載の発明において、前記布団袋の内部に 、複数行で複数列の小袋からなる立体キルトが形成されており、前記各小袋にそ れぞれ羽毛が充填されたことを特徴とする。
【0006】 請求項1の考案は、一枚物の布地の両端を折り返して、両端同士を折り返した 部分の中間で縫合しているので、布団袋の両端部には布地を縫合した部分がなく 、布団袋の端部が首に当っても肌触りが悪くなく、肌が弱い人でも布団袋の端部 がすれて痛くなることを防ぐことができる。また、両端部は布地が折り曲げられ ているだけであり、その形状を丸くすることができるので、両端部にも羽毛を十 分に充填することができる。よって、首や足先の部分も十分に保温することがで きる。 請求項2の考案は、布団袋の内部が複数の小袋に分かれているので、羽毛が片 寄ることを防ぐことができる。しかも、各小袋において羽毛と空気を最適な割合 に保つことができるので、保温効果が高くなる。
【0007】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本実施形態の羽毛掛布団1の概略説明図であり、(A) は外観斜視図であ り、(B) は縦断面図である。同図2に示すように、本実施形態の羽毛掛布団1は 、袋状の布団袋10と、布団袋10に充填された羽毛15とからなる布団である 。本実施形態の羽毛掛布団1は、布団袋10を一枚物の布地によって形成したこ とが特徴である。
【0008】 まず、布団袋10を説明する。 図1に示すように、布団袋10は、側生地11から形成されたものである。こ の側生地11は、縦長な一枚物の布地であり、その長手方向の両端で折り返され て、この両端同士を折り返した部分の中間、つまり布団袋10の長手方向の中間 で縫合されている。また、側生地11の幅方向の両端は、重なり合った側生地1 1が縫い合わされている。 このため、布団袋10は密閉された袋状に形成され、しかも、布団袋10の長 手方向の両端には縫合部分20が形成されていない。
【0009】 また、布団袋10の内部には、格子状に横まち布12および縦まち布13が取 り付られており、この横まち布12および縦まち布13によって、布団袋10の 内部には複数行で複数列の小袋からなる立体キルトが形成されている。 各小袋には、それぞれ羽毛15が充填されている。
【0010】 このため、本実施形態の羽毛掛布団1によれば、布団袋10の内部が複数の小 袋に分かれているので、羽毛15が片寄ることを防ぐことができる。しかも、各 小袋において、羽毛15と空気を最適な割合に保つことができるので、保温効果 が高くなる。
【0011】 なお、布団袋10の内部を複数の部屋に分割することができれば、小袋の形状 および、小袋を形成する方法は何でもよい。
【0012】 つぎに本実施形態の羽毛掛布団1の製造方法を説明する。 図2は布団袋10の説明図であり、(A) は展開図であり、(B) は布団袋10の 製造方法の説明図である。同図(A) に示すように、まず、縦長な側生地11の裏 面の全面に、格子状に横まち布12および縦まち布13を縫い付ける。 図2(B) に示すように、側生地11の長手方向の両端を折り返して、この両端 同士を折り返した部分の中間で縫合すると、側生地11が扁平な輪状になる。
【0013】 ついで、輪状になった側生地11の内部において、上下に重なり合った横まち 布12同士および縦まち布13同士を縫合する。ついで、側生地11の幅方向の 両端を羽毛15を吹き込む吹き込み口を残して縫い合わせると、内部に立体キル トが形成された布団袋10ができる。
【0014】 最後に、吹き込み口から羽毛15を各小袋に充填し、吹き込み口を縫合すれば 、本実施形態の羽毛掛布団1が完成する。
【0015】 つぎに、本実施形態の羽毛掛布団1の作用と効果を説明する。 本実施形態の羽毛掛布団1をかぶって寝たときに、布団袋10の長手方向の両 端部には側生地11を縫合した部分がない。このため、布団袋10の長手方向の 端部が首に当たっても肌触りが悪くない。 しかも、当りが柔らかいので、肌が弱い人であっても、布団袋10の端部が首 に当たったことによって、肌がすれて痛くなる心配がない。
【0016】 また、布団袋10の両端部は、側生地11が折り曲げられているだけであり、 端部の形状を丸くすることができる。このため、布団袋10の両端部にも、羽毛 15を十分に充填することができるので、首や足先の部分を十分に保温すること ができる。
【0017】 さらに、布団袋10の端部まで羽毛15が入っているので、布団袋10の端部 にも十分な重さがあり、寝返りを打ったときに羽毛掛布団1の端部がめくれあが ったり、ずれたりすることを防ぐことができる。
【0018】
請求項1の考案は、一枚物の布地の両端を折り返して、両端同士を折り返した 部分の中間で縫合しているので、布団袋の両端部には布地を縫合した部分がなく 、布団袋の端部が首に当っても肌触りが悪くなく、肌が弱い人でも布団袋の端部 がすれて痛くなることを防ぐことができる。また、両端部は布地が折り曲げられ ているだけであり、その形状を丸くすることができるので、両端部にも羽毛を十 分に充填することができる。よって、首や足先の部分も十分に保温することがで きる。 請求項2の考案は、布団袋の内部が複数の小袋に分かれているので、羽毛が片 寄ることを防ぐことができる。しかも、各小袋において羽毛と空気を最適な割合 に保つことができるので、保温効果が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の羽毛掛布団1の概略説明図であ
り、(A) は外観斜視図であり、(B) は縦断面図である。
り、(A) は外観斜視図であり、(B) は縦断面図である。
【図2】布団袋10の説明図であり、(A) は展開図であ
り、(B) は布団袋10の製造方法の説明図である。
り、(B) は布団袋10の製造方法の説明図である。
【図3】従来の羽毛掛布団101 の概略説明図であって、
(A) は分解斜視図であり、(B)は外観斜視図である。
(A) は分解斜視図であり、(B)は外観斜視図である。
1 羽毛掛布団 10 布団袋 15 羽毛
Claims (2)
- 【請求項1】袋状の布団袋と、該布団袋に充填された羽
毛とからなる布団であって、前記布団袋が、一枚物の布
地の両端を折り返し、その折り返した両端同士を縫合し
て形成されたことを特徴とする羽毛掛布団。 - 【請求項2】前記布団袋の内部に、複数行で複数列の小
袋からなる立体キルトが形成されており、前記各小袋に
それぞれ羽毛が充填されたことを特徴とする請求項1記
載の羽毛掛布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008331U JP3077892U (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 羽毛掛布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008331U JP3077892U (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 羽毛掛布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077892U true JP3077892U (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=43210868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008331U Expired - Lifetime JP3077892U (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 羽毛掛布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077892U (ja) |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000008331U patent/JP3077892U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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