JP2008017712A - 微生物培地 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記の成分を含む微生物培地。
下記の成分を含む微生物培地。
(A)微生物の生育栄養成分、
(B)胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸、デオキシコール酸塩、およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる1種以上の成分、
(C)α−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質、および
(D)β−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質。
【選択図】なし
Description
一方、サルモネラ菌の検査方法として、サルモネラ菌陽性のα−D−ガラクトシダーゼの発色酵素基質とサルモネラ菌陰性のβ−D−ガラクトシダーゼの発色酵素基質を含む培地を使用してサルモネラ菌を選択的に検出する方法も提案されている(特許文献1)。
1.下記の成分を含む微生物培地。
(A)微生物の生育栄養成分、
(B)胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸、デオキシコール酸塩、およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる1種以上、
(C)α−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質、および
(D)β−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質。
2.微生物の生育栄養成分が、肉エキス、ペプトン類、および酵母エキスからなる群から選ばれる1種以上を含む、上記1に記載の微生物培地。
3.成分(A)の含有量が2〜20g/L、成分(B)の含有量が0.05〜2g/L、成分(C)の含有量が0.005〜1.0g/L、成分(D)の含有量が0.005〜1.0g/Lの範囲である上記1または2に記載の微生物培地。
4.pH調整剤を含む、上記1から3のいずれか1項に記載の微生物培地。
5.pH調整剤の含有量が0.1〜10g/Lの範囲である、上記4に記載の微生物培地。
6.ゲル化剤を含む、上記1から5のいずれか1項に記載の微生物培地。
7.多孔質マトリックス層と水溶性高分子化合物層を含む、上記1から6のいずれか1項に記載の微生物培地。
8.水溶性高分子化合物層が1〜4層である、上記7記載の微生物培地。
9.多孔質マトリックス層と2または3層の水溶性高分子化合物層とを含み、多孔質マトリックス層から最も離れた側の水溶性高分子化合物層に接して台紙を含んでもよい積層物が、その積層物より大きな粘着シートの中心部に多孔質マトリックス層が上になるように接着され、その上に前記積層物より大きな透明フィルムが多孔質マトリックス層に接しかつ前記積層物と中心部を合わせるように被せられ、この透明フィルムの前記積層物からはみ出している部分が粘着シートの前記積層物が接着されていない部分と接着されている上記7または8に記載の微生物培地。
10.水溶性高分子化合物層全体に対する各成分の合計含有量の範囲を培地に対する目付で表すとき、成分(A)が2〜10g/m2、成分(B)が0.3〜3g/m2、成分(C)が0.02〜1.2g/m2、成分(D)が0.02〜1.2g/m2、pH調整剤が0.1〜10g/m2である、上記7から9のいずれか1項に記載の微生物培地。
11.水溶性高分子化合物層に含まれる水溶性高分子化合物が、鹸化度75〜95%、分子量25000〜250000のポリビニルアルコールである、上記7から10のいずれか1項に記載の微生物培地。
12.多孔質マトリックス層が目付40〜100g/m2、通気度70〜240L/m2・secのナイロンメルトブロー不織布である、上記7から11のいずれか1項に記載の微生物培地。
13.粘着シートがアクリル系粘着剤またはゴム系粘着剤を塗布した、ポリエステルフィルム、白色ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリオレフィン系合成紙またはポリオレフィンラミネート紙であり、透明フィルムがポリオレフィンフィルムまたは剥離処理ポリオレフィンフィルムである、上記9から12のいずれか1項に記載の微生物培地。
14.粘着シートの厚さが0.07〜0.5mmであり、透明フィルムの厚さが20〜80μmである、上記9から13のいずれか1項に記載の微生物培地。
15.粘着シートと透明フィルムとの接着部分の一部をこの粘着シートの粘着力により接着している、上記9から14のいずれか1項に記載の微生物培地。
16.上記1から15のいずれか1項に記載の微生物培地を使用することを特徴とする汚染指標菌および/または食中毒菌の検出方法。
(A)微生物の生育栄養成分、
(B)胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸、デオキシコール酸塩、およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる1種以上、
(C)α−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質、および
(D)β−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質。
微生物の生育栄養成分(A)の具体例としては、肉エキス、ペプトン類、および酵母エキス等が挙げられる。肉エキスには獣肉エキス及び魚肉エキス等がある。ペプトン類としては、ペプトン、ポリペプトン、トリプトン、ソイトン、大豆ぺプトンなどの名称で市販されているものが挙げられる。
胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸(塩)およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる成分(B)は、サルモネラと大腸菌群の生育を促進させ、他の微生物の生育を抑制する選択剤としての機能を有する。従って、この明細書において成分(B)を「選択剤」ということもある。より選択性を高くするために2種以上含むことはより好ましい。また、選択性を上げるために抗生物質(例えば、マクロライド系抗生物質、リンコマイシン、グリンダマイシン、バシトラシン)などを加えても良い。
成分(A)および(B)の含有量が上記範囲内にあると生育が良好であり、24時間程度の培養で汚染指標菌および/または食中毒菌の測定が可能になるので好ましい。
成分(C)および(D)の発色基質の含有量が上記範囲内にあると発色が明瞭で、観察が容易であり、好ましい。
これら以外にβ−D−ガラクトシダーゼの誘導効果のある乳糖やIPTG(イソプロピルチオ−β−D−ガラクトシド)などを加えることはより好ましい。これらのβ−D−ガラクトシダーゼの誘導効果剤の添加量は、好ましくは乳糖は0.5〜10g/L、IPTGは1〜100mg/Lである、
ゲル状の固体培地と同様に、成分(A)および(B)の含有量が上記範囲内にあると生育が良好であり、24時間程度の培養で汚染指標菌および/または食中毒菌の測定が可能になるので好ましい。
成分(C)および(D)の発色基質の含有量が上記範囲内にあると発色が明瞭で、観察が容易であり、好ましい。
pH調整剤の量は、好ましくは0.1〜10g/m2である。
成分(B)の選択剤は、より選択性を高くするために2種以上含むことはより好ましい。また、選択性を上げるために抗生物質などを加えても良い。塩類はpH調整に役立ち上記範囲であれば十分にpH調整効果をもつ。これら以外にβ−D−ガラクトシダーゼの誘導効果のある乳糖やIPTG(イソプロピルチオ−β−D−ガラクトシド)などを加えることはより好ましい。
ポリエステル等のフィルムを台紙として、その上に、微生物の生育栄養成分、発色剤、選択剤等を含有する水溶性高分子化合物の水溶液を塗布し、乾燥または半乾燥状態の水溶性高分子化合物層とする。なお、この水溶性高分子化合物層は2層以上の多層構造であっても良い。多層構造の場合、いずれかの層に微生物の生育栄養成分、発色剤、選択剤等が含有されていればよい。さらに水溶性高分子化合物層上に、多孔質マトリックス層を積層して乾燥する。なお、水溶性高分子化合物層を多層構造とするときは多孔質マトリックス層と接する最上層の水溶性高分子化合物の目付は、1〜20g/m2とすることが好ましい。
ポリエステル等の樹脂フィルム上に、水溶性高分子化合物の水溶液を塗布・乾燥し、水溶性高分子化合物層(C層)を作製する。この層上に微生物の生育栄養成分、発色剤、選択剤等を含んだ水溶性高分子化合物の水溶液を塗布・乾燥し、水溶性高分子化合物層(B層)を作製する。さらにこの層上に微生物の生育栄養成分、選択剤、発色剤等を含んだ水溶性高分子化合物の水溶液を塗布し、水溶性高分子化合物層(A層)を作製し、C層、B層、A層からなる水溶性高分子化合物層の積層体とする。さらに、この積層体上に生育栄養成分、発色剤、選択剤等を含まない多孔質マトリックス層、またはそれらを含む多孔質マトリックス層を積層して乾燥することにより、3層の水溶性高分子化合物層から構成される本発明の微生物培地が得られる。多孔質マトリックス層に接する水溶性高分子化合物層中の水溶性高分子化合物の目付は1〜20g/m2であることが好ましい。
ポリエステル等の樹脂フィルム上に、微生物の生育栄養成分、発色剤、選択剤等を含む水溶性高分子化合物の水溶液または水溶性高分子化合物のみからなる水溶液を塗布し・乾燥し、水溶性高分子化合物層(B層)を作製する。さらに、この層上に微生物の生育栄養成分、発色剤、選択剤等を含む水溶性高分子化合物の水溶液または水溶性高分子化合物のみからなる水溶液を塗布することで、水溶性高分子化合物層(A層)を作製し、B層、A層からなる水溶性高分子化合物層の積層体とする。この積層体上に多孔質マトリックス層または微生物の生育栄養成分等を含ませた多孔質マトリックス層を積層して乾燥することにより、2層の水溶性高分子化合物層から構成される本発明の微生物培地が得られる。なお、A層に使用する微生物の生育栄養成分は、必要に応じ、熱変性または熱分解しやすいものであってもよい。なお、多孔質マトリックス層に接する水溶性高分子化合物層(A層)中の水溶性高分子化合物の目付は、1〜20g/m2の範囲であることが非常に好ましい。
実施例1
水125mlに鹸化度89%、分子量83000のポリビニルアルコール15gを加えて加熱溶解後、厚さ20μm、サイズ0.5m×0.5mのポリエステルフィルム上に塗布し、120℃で5分間加熱して乾燥し、第1の水溶性高分子化合物層とした。この層に、前記のポリビニルアルコール7.5g、肉エキス1g、ペプトン0.125g、胆汁末0.18g、リン酸二カリウム0.063g、硝酸カリウム0.125g、乳糖1gを水63mlに溶解して得た水溶液を塗布し、110℃で7分間乾燥して第2の水溶性高分子化合物層とした。この第2の水溶性高分子化合物層の上に、前記のポリビニルアルコール2.5g、乳糖・1水和物0.025g、5−ブロモ−6−クロロ−3−インドキシル−β−D−ガラクトピラノシド0.05g、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドキシル−α−D−ガラクトピラノシド0.05gを水50mLに溶解して塗布し、この上に目付65g/m2、通気度110L/(m2・sec)のナイロンメルトブロー不織布を張り合わせ、100℃で30秒間乾燥した。最後に、ペプトン2g、デオキシコール酸ナトリウム2g、ラウリル硫酸ナトリウム0.2gを水0.5Lに溶解した水溶液を、60メッシュ四角錐グラビアロールを用いて不織布上に塗布して、100℃で20秒間乾燥し培地積層物を作製した。この積層物を45×45mmに切断し、厚さ0.1mm、80×85mmに切断した(株)共和製アクリル系微粘着タイプ粘着剤塗布100μm厚白色ポリエステル粘着シートの中央部に接着した後、0.06mm厚、80×85mmポリプロピレンフィルムを85mm方向が5mmずれるように粘着シートに接着し、(株)共和製9mm巾バックシーリングテープをずらした部分を覆うように接着して、エチレンオキサイドガス滅菌を行ってシート状の微生物培地を作製した。
表1に示す菌株を、普通ブイヨンで一夜培養し、滅菌生理食塩水で数十cfu/mLとなるように希釈した菌懸濁液1mLを実施例1で作製した微生物培地に加え、35℃24時間培養した。表1に示すようにサルモネラは青緑、大腸菌群は紫色のスポットとして観察され、サルモネラおよび大腸菌群以外の株による発色は認められなかった。
鶏肉25gを緩衝ペプトン水225mLに入れ、35℃16時間培養した。
あらかじめ滅菌生理食塩水1mLを加えておいた実施例1で作製した微生物培地に上記培養液1白金耳を画線した。35℃24時間培養すると紫色に加え、青色のスポットの観察される微生物培地があった。青色スポットを釣菌し、普通寒天培地で培養後、普通寒天培地上に生育した1コロニーを1本ずつのTSI半高層培地、LIM培地に移植し、35℃24時間培養した。TSI半高層培地、LIM培地はサルモネラ属と判定される結果を示した。
ペプトン10g、ピルビン酸ナトリウム1g、塩化ナトリウム1g、リン酸一カリウム5g、リン酸二カリウム2.2g、硝酸カリウム2.5g、ラウリル硫酸ナトリウム0.05g、デオキシコール酸ナトリウム0.2g、乳糖5g、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドキシル−α−D−ガラクトピラノシド0.1g、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドキシル−β−D−ガラクトピラノシド0.1g、寒天15gに水1Lを加え懸濁後、121℃15分オートクレーブ処理し、よく混合後、滅菌シャーレに分注固化した。
表2に示す菌株を、普通ブイヨンで一夜培養し、滅菌生理食塩水で数百cfu/mLとなるように希釈した菌懸濁液0.1mLを上記培地に加え、コーンラージ棒を用いて培地全体に塗布した。35℃24時間培養した結果、表2に示すようにサルモネラおよび大腸菌群は青色のスポットとして観察され、サルモネラおよび大腸菌群以外の株による発色は認められなかった。
Claims (16)
- 下記の成分を含む微生物培地。
(A)微生物の生育栄養成分、
(B)胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸、デオキシコール酸塩、およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる1種以上、
(C)α−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質、および
(D)β−D−ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質。 - 微生物の生育栄養成分が、肉エキス、ペプトン類、および酵母エキスからなる群から選ばれる1種以上を含む、請求項1に記載の微生物培地。
- 成分(A)の含有量が2〜20g/L、成分(B)の含有量が0.05〜2g/L、成分(C)の含有量が0.005〜1.0g/L、成分(D)の含有量が0.005〜1.0g/Lの範囲である、請求項1または2に記載の微生物培地。
- pH調整剤を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の微生物培地。
- pH調整剤の含有量が0.1〜10g/Lの範囲である、請求項4に記載の微生物培地。
- ゲル化剤を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 多孔質マトリックス層と水溶性高分子化合物層を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 水溶性高分子化合物層が1〜4層である、請求項7に記載の微生物培地。
- 多孔質マトリックス層と2または3層の水溶性高分子化合物層とを含み、多孔質マトリックス層から最も離れた側の水溶性高分子化合物層に接して台紙を含んでもよい積層物が、その積層物より大きな粘着シートの中心部に多孔質マトリックス層が上になるように接着され、その上に前記積層物より大きな透明フィルムが多孔質マトリックス層に接しかつ前記積層物と中心部を合わせるように被せられ、この透明フィルムの前記積層物からはみ出している部分が粘着シートの前記積層物が接着されていない部分と接着されている請求項7または8に記載の微生物培地。
- 水溶性高分子化合物層全体に対する各成分の合計含有量の範囲を培地に対する目付で表すとき、成分(A)が2〜10g/m2、成分(B)が0.3〜3g/m2、成分(C)が0.02〜1.2g/m2、成分(D)が0.02〜1.2g/m2、pH調整剤が0.1〜10g/m2である、請求項7から9のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 水溶性高分子化合物層に含まれる水溶性高分子化合物が、鹸化度75〜95%、分子量25000〜250000のポリビニルアルコールである、請求項7から10のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 多孔質マトリックス層が目付40〜100g/m2、通気度70〜240L/m2・secのナイロンメルトブロー不織布である、請求項7から11のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 粘着シートがアクリル系粘着剤またはゴム系粘着剤を塗布した、ポリエステルフィルム、白色ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリオレフィン系合成紙またはポリオレフィンラミネート紙であり、透明フィルムがポリオレフィンフィルムまたは剥離処理ポリオレフィンフィルムである、請求項9から12のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 粘着シートの厚さが0.07〜0.5mmであり、透明フィルムの厚さが20〜80μmである、請求項9から13のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 粘着シートと透明フィルムとの接着部分の一部をこの粘着シートの粘着力により接着している、請求項9から14のいずれか1項に記載の微生物培地。
- 請求項1から15のいずれか1項に記載の微生物培地を使用することを特徴とする汚染指標菌および/または食中毒菌の検出方法。
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