JP2008017368A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の画像形成装置のいずれかに記憶されたデータの機密を保持しつつ任意の画像形成装置にプリントさせる。
【解決手段】 データ受信MFPは、データと送信先のユーザ識別情報とを受け付け、ユーザ識別情報のユーザが携帯する携帯通信端末にデータ識別情報を電子メールで送信する。携帯通信端末は、データ受信MFPから電子メールを受信し(S21)、データ出力MFPを選択する指示を受け付け(S24)、データ出力MFPのIPアドレスおよび公開鍵とデータ受信MFPから受信したデータ識別情報とを含む返信電子メールをデータ受信MFPにする(S30)。さらに、データ受信MFPは、返信電子メールを受信すると、データ識別情報で特定されるデータを公開鍵で暗号化した暗号データをデータ出力MFPに送信し、データ出力MFPは、暗号データを秘密鍵で復号し、画像を形成する。
【選択図】 図10

Description

この発明は画像形成システムに関し、特に、複数の画像形成装置のいずれかに記憶されたデータを任意の画像形成装置にプリントさせる画像形成システムに関する。
近年、ネットワークを用いた通信技術が発達しており、ネットワークに接続された複数の画像形成装置間で、データを容易に送受信することができる。データを送受信する際には、送信元の画像形成装置に、送信するデータと、送信先の画像形成装置のネットワークアドレスとを与えなければならない。また、悪意のある第三者によって、ネットワーク上で送信途上にあるデータが盗聴されることがある。このため、データを暗号化して送信することにより、セキュリティを確保できるが、送信元の画像形成装置は、受信側の画像形成装置が復号する秘密鍵に対応する公開鍵を用いてデータを暗号化しなければならない。
特開2004−242029号公報には、画像データを光学的読み取り手段によって読み取り、読み取った画像データをネットワーク上に送信する機能を有する画像入力装置と、この画像入力装置から送信される画像データをネットワークを介して受信して出力する画像出力装置とを有する画像データ伝送システムにおいて、前記画像出力装置のネットワーク上でのアドレス情報に当該画像出力装置の有する自身の公開鍵情報を付加してなるアドレス・公開鍵情報が機器情報として光学的読み取り手段で読み取ることができるような形態で記録された機器情報記録片を作成し、前記画像入力装置では、前記画像出力装置側に送信すべき画像データの余白部に前記機器情報記録片を重ね合わせた状態で当該画像データの読み取りを行うことによって、送信すべき画像データを読み取るとともに前記機器情報記録片に記録された機器情報を読み取り、その読み取った機器情報に含まれる公開化鍵情報を用いて、前記送信すべき画像データを暗号化し、その暗号化画像データをその読み取った機器情報に含まれるアドレス情報を持つ画像出力装置宛に送信を行い、その暗号化画像データを受け取った画像出力装置では、その暗号化画像データを自身の秘密鍵を用いて復号化する、ことを特徴とする画像データ伝送システムが記載されている。
しかしながら、従来の画像データ伝送システムにおいては、ユーザは、画像出力装置に機器情報記録片を作成させた後、それを画像入力装置に読み込ませなければならず、作業が煩雑になるといった問題があった。
特開2004−242029号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数の画像形成装置のいずれかに記憶されたデータの機密を保持しつつ任意の画像形成装置にプリントさせることが可能な画像形成システムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成システムは、少なくとも2つの画像形成装置と、少なくとも1つの携帯通信端末とからなる画像形成システムであって、少なくとも2つの画像形成装置それぞれは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザが携帯する携帯通信端末の送信先アドレスとを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、データと該データを送信する先のユーザを識別するためのユーザ識別情報とを受け付け、それらを記憶するデータ受付手段と、データが受け付けられることに応じて、ユーザデータでユーザ識別情報に関連付けられた送信先アドレスに、データを識別するためのデータ識別情報を送信する通知手段と、を備え、携帯通信端末は、少なくとも2つの画像形成装置のうち第1の画像形成装置からデータ識別情報を受信する受信手段と、少なくとも2つの画像形成装置のうち第2の画像形成装置を選択する指示を受け付ける選択指示受付手段と、選択された第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵と、第1の画像形成装置から受信したデータ識別情報とを含む送信指示を第1の画像形成装置に送信する指示手段と、を備え、第1の画像形成装置は、送信指示を受信することに応じて、データ識別情報で特定されるデータを公開鍵で暗号化し、暗号データを生成する暗号化手段と、暗号データを第2の画像形成装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備え、第2の画像形成装置は、第1の画像形成装置から暗号データを受信することに応じて、該暗号データを秘密鍵で復号する復号手段と、復号したデータに基づいて画像を形成する画像形成手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、第1の画像形成装置は、データが受け付けられることに応じて、携帯通信端末に、データを識別するためのデータ識別情報を送信するので、携帯通信端末のユーザに第1の画像形成装置にユーザ宛のデータが存在することを知らせることができる。また、携帯通信端末は、第2の画像形成装置を選択する指示を受け付けると、第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵と、データ識別情報とを含む送信指示を第1の画像形成装置に送信するので、第1の画像形成装置に存在するデータを画像形成させる第2の画像形成装置を選択することができる。さらに、第1の画像形成装置は、送信指示を受信することに応じて、データを第2の画像形成装置の公開鍵で暗号化した暗号データを第2の画像形成装置に送信し、暗号データを受信した第2の画像形成装置は、暗号データを秘密鍵で復号し、復号したデータに基づいて画像を形成する。このため、第1の画像形成装置から第2の画像形成装置へは暗号データが送信されるので、セキュリティを確保することができる。その結果、複数の画像形成装置のいずれかに記憶されたデータの機密を保持しつつ任意の画像形成装置にプリントさせることが可能な画像形成システムを提供することができる。
好ましくは、少なくとも2つの画像形成装置それぞれは、該画像形成装置のネットワーク上の位置を示すネットワークアドレスと公開鍵とを符号化したコードを表示する表示手段をさらに備え、携帯通信端末の選択指示受付手段は、第2の画像形成装置が表示するコードを読み取るコード読取手段と、読み取ったコードを復号するコード復号手段と、を含む。
この局面に従えば、携帯通信端末のユーザは、第2の画像形成装置が表示するコードを読み取らせるだけの簡単な操作で、第2の画像形成装置のネットワークアドレスと公開鍵とを携帯通信端末に入力することができる。
好ましくは、携帯通信端末は、少なくとも2つの画像形成装置それぞれのネットワーク上の位置を示すネットワークアドレスおよび公開鍵を記憶する装置情報記憶手段をさらに備える。
好ましくは、携帯通信端末の受信手段は、データ識別情報を含む電子メールを受信する電子メール受信手段を含み、指示手段は、選択された第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵と、第1の画像形成装置から受信したデータ識別情報とを含み、電子メール受信手段により受信された電子メールに対応する返信用の電子メールを生成する返信用電子メール生成手段を含む。
この局面に従えば、携帯通信端末は、データ識別情報を含む電子メールを受信し、第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵とデータ識別情報とを含み、受信された電子メールに対応する返信用の電子メールを生成し、送信するので、携帯通信端末のユーザは、受信した電子メールを返信する簡単な操作で、第1の画像形成装置に記憶されているデータを第2の画像形成装置にプリントさせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像形成システム1は、それぞれがネットワーク2に接続されたMFP(Multi
Function Peripheral)100,101,102とパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)105と、携帯通信端末200とを含む。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks)を用いたネットワーク等であってもよい。さらに、ネットワーク2は、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)に接続されている。
PC105は、一般的なコンピュータであり、MFP100,101,102を制御するためのプリンタドライバプログラムがインストールされている。なお、MFP100,101,102の種類が異なる場合、PC105には、MFP100,101,102を制御するための3種類のプリンタドライバプログラムがそれぞれインストールされる。
MFP100,101,102各々は、原稿を読取るためのスキャナ装置、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置およびファクシミリ装置を含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においてはMFP100,101,102を例に説明するが、MFP100,101,102に代えて、画像を形成する機能を備えた装置であれば、たとえば、プリンタ、ファクシミリ装置等であってもよい。また、MFP100,101,102は、機能が同じなので以下の説明では特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
携帯通信端末200は、一般的な携帯電話であり、基地局と無線で通信することにより電話網に接続し、通話が可能である。また、携帯通信端末200は、電子メールの送受信機能を備えている。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図3は、MFPの機能の概要を示す機能ブロック図である。図2および図3を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150とユーザインターフェースとしての操作パネル160とを含む。メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、フラッシュメモリ118Aが装着されるカードインターフェース(I/F)118とを含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、LCD、有機ELD等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部112は、MFP100をネットワーク2に接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介してMFP101,102またはPC105との間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワーク2を介してインターネットに接続されたコンピュータと通信が可能である。また、通信I/F112は、電子メールサーバとの間で電子メールを送受信する。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部117は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
カードI/F118は、フラッシュメモリ118Aが装着される。CPU111は、カードI/F118を介してフラッシュメモリ118Aにアクセス可能である。CPU111は、カードI/F118に装着されたフラッシュメモリ118Aに記録されたプリントプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、フラッシュメモリ118Aに記録されたプリントプログラムに限られず、HDD116に記憶されたプリントプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク2に接続された他のコンピュータが、MFP100のHDD116に記憶されたプリントプログラムを書換える、または、新たなプリントプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク2に接続された他のコンピュータからプリントプログラムをダウンロードして、そのプリントプログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
本実施の形態における画像形成システム1において、MFP100,101,102およびPC105間で、データが送受信される。データを送受信するプロトコルは、受信側の装置において送信元を特定することができれば、任意のプロトコルを用いることが可能である。データを送受信するプロトコルは、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)およびSMPT(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post OFFICE Protocol)等が用いられる。
本実施の形態におけるMFP100が備えるHDD116は、ユーザ毎に予め割当てられた記憶領域(以下「ユーザBOX」という)を有する。MFP100は、受信したデータを、そのデータの送信先のユーザに割当てられたユーザBOXに格納する。これにより、上述した通信プロトコルで外部から受信したデータを送信先のユーザに届けることができる。送信先のユーザが、MFP100にログインすると、MFP100は、ログインしたユーザに、そのユーザに割当てられたユーザBOXへのアクセスを許可する。ログインしたユーザは、ユーザBOXにアクセスすることにより、自身に届けられたデータに対して、表示、印刷または送信等の処理を実行させることができる。
また、MFP100にログインしたユーザが、別のユーザに割当てられたユーザBOXにデータを格納することによっても、別のユーザにデータを届けることができる。この場合、ログインしたユーザが送信元のユーザとなり、送信元のユーザが指定したユーザBOXが割当てられたユーザが送信先のユーザとなる。この場合のデータは、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データ、HDD116に記憶されたデータを含む。このように、本実施の形態においては、ユーザBOXにデータを格納することによって、データを別のユーザに届けることができる。したがって、本実施の形態におけるデータ送受信は、ユーザBOXにデータを格納する処理を含む。
図4は、携帯通信端末の機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、携帯通信端末200は、携帯通信端末200の全体を制御するためのCPU201と、カメラ202と、データを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ203と、通話部205と接続された無線通信部204と、情報を表示する表示部206と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部207とを含む。
無線通信部204は、電話通信網に接続された基地局装置と無線通信する。無線通信部204は、携帯通信端末を電話通信網に接続し、通話部205を用いた通話を可能とする。無線通信部204は、基地局装置から受信した無線信号を復調した音声信号を復号して通話部205に出力する。また、無線通信部204は、通話部205から入力される音声を符号化し、基地局装置に送信する。通話部205は、マイクおよびスピーカを備え、無線通信部204から入力される音声をスピーカから出力し、マイクから入力される音声を無線通信部204に出力する。さらに、無線通信部204は、CPU201により制御され、携帯通信端末200を電子メールサーバに接続し、電子メールを送受信する。
カメラ202は、レンズおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の光電変換素子を備え、レンズで集光した光をCMOSセンサに結像し、CMOSセンサは受光した光を光電変換して画像データをCPU201に出力する。
表示部206は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部207は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。
図5は、MFPが備えるCPU111の機能の概要をHDD116に記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。図5を参照して、HDD116は、装置情報31とユーザデータ33とを予め記憶する。図6は、装置情報のフォーマットの一例を示す図である。図6を参照して、装置情報31は、MFP100に固有の情報であり、IP(Internet Protocol)アドレスと、公開鍵と、電子メールアドレスとを含む。IPアドレスは、MFP100に割当てられたネットワーク2上の位置情報である。公開鍵は、MFP100が記憶する秘密鍵に対応する。電子メールアドレスは、MFP100に割当てられた電子メールアドレスである。
図7は、ユーザデータのフォーマットの一例を示す図である。図7を参照して、ユーザデータは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、そのユーザに割当てられたHDD116の領域であるユーザBOXを識別するためのBOX番号と、そのユーザが携帯する携帯通信端末200に割当てられた電子メールアドレスとを関連付ける。
図5に戻って、CPU111は、装置情報を2次元コードに変換する2次元コード変換部11と、2次元コードを表示部160Aに表示する2次元コード表示部13と、入力されるデータを受け付け、HDD116に格納するデータ受付部17と、データが受け付けられたことを送信先のユーザに通知するための通知部15と、入力されるコマンドを受け付けるコマンド受付部19と、受け付けたコマンドに従ってデータを暗号化し、暗号データを生成する暗号化部21と、受け付けたコマンドに従って暗号データを送信するデータ送信部23と、暗号データを受け付ける暗号データ受付部25と、暗号データを復号する復号部27と、画像形成部140を制御する画像形成制御部29とを含む。
2次元コード変換部11は、HDD116に記憶された装置情報を読出し、装置情報に含まれるIPアドレスと公開鍵とを2次元コードに変換し、2次元コードを2次元コード表示部13に出力する。2次元コード表示部13は、操作部160Bに設けられた2次元コードの表示を指示するためのボタンの押下を検出すると、2次元コードを表示部160Aに表示する。2次元コードは、例えば、QRコード(Quick Response Code)、PDF417(Portable Document Format 417)を用いることができる。なお、ここでは、IPアドレスと公開鍵とを2次元コードに変換する例を示すが、2次元コードに限定するものではなく、表示部160Aに表示可能な画像であれば、バーコードであってもよく、文字であってもよい。
データ受付部17は、入力されたデータを受け付け、受け付けたデータをHDD116に格納する。これにより、受け付けたデータ35がHDD116に記憶される。データ受付部17は、通信I/F112、ファクシミリ部117、原稿読取部130またはHDD116からデータを受け付ける。通信I/F112は、他のMFP101,102およびPC105のいずれかからデータを受信する場合、ネットワーク2に接続された電子メールサーバから電子メールを受信する場合、ネットワーク2がインターネットに接続されている場合にはインターネットに接続されたコンピュータからデータを受信する場合、受信したデータをCPU111に出力する。ファクシミリ部117は、他のファクシミリ装置が送信するファクシミリデータを受信すると、受信したファクシミリデータをCPU111に出力する。また、原稿読取部130は、原稿を読み取って出力する画像データを、CPU111に出力する。また、ユーザが操作部160Bを操作してHDD116に記憶されているデータを指定すると、HDD116は、指定されたデータをCPU111に出力する。
データ受付部17は、データとともにデータの送信先を識別するための送信先識別情報を受信した場合には、その送信先識別情報のユーザ識別情報に割当てられたユーザBOXにデータを格納するとともに、送信先識別情報を通知部15に出力する。また、データ受付部17が、データとともにデータの送信先を識別するための送信先識別情報を受信しない場合には、送信先がMFP100自身である。例えば、MFP100に割当てられたファクシミリ番号宛のファクシミリデータを受信した場合である。この場合、データ受付部17は、データをHDD116に割当てられた共有BOXに格納する。共有BOXは、MFP100のすべてのユーザがアクセス可能な領域である。
データ受付部17は、データとともに、データの送信先を識別するための送信先識別情報を受信した場合、その送信先識別情報のユーザ識別情報を通知部15に出力する。また、データ受付部17は、MFP100にログインしたユーザが、別のユーザに割当てられたユーザBOXにデータを格納する場合、そのユーザBOXに割当てられたユーザのユーザ識別情報を通知部15に出力する。
通知部15は、データ受付部17からユーザ識別情報が入力されると、ユーザデータ33を検索して、ユーザ識別情報に関連付けられた電子メールアドレスを取得する。そして、通知部15は、データ受付部17がHDD116に記憶したデータを識別するためのデータ識別情報を含み、ユーザ識別情報に関連付けられた電メールアドレスを送信先とする電子メールを生成し、その電子メールを電子メールサーバに送信する。送信先のユーザを識別するための送信先識別情報(ユーザ識別情報)に関連付けられた電子メールアドレスに電子メールが送信されるので、送信先のユーザの携帯通信端末200がその電子メールを受信する。なお、電子メールに、電子メールにデータを送信してきた送信元の情報、たとえば、送信元のユーザを識別するためのユーザ識別情報を含めるようにしてもよい。
コマンド受付部19は、電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれる送信指示を抽出する。コマンド受付部19が受信する電子メールは、通知部15が送信した電子メールに対する返信メールである。従って、コマンド受付部19は、携帯通信端末200から送信される電子メールを受信する。送信指示は、データ識別情報と、送信先の装置のIPアドレスと、送信先の装置の公開鍵とを含む。コマンド受付部19は、暗号化部21にデータ識別情報と公開鍵とを出力し、IPアドレスをデータ送信部23に出力する。
暗号化部21は、データ識別情報で特定されるデータをHDD116から読出し、公開鍵を用いて暗号化し、暗号データを生成する。暗号化部21は、暗号データをデータ送信部23に出力する。データ送信部23は、入力される暗号データをIPアドレスで特定される装置に送信する。
暗号データ受付部25は、通信I/F部112が他のMFP101,102またはPC105から暗号データを受信すると、その暗号データを受け付け、復号部27に出力する。復号部27は、秘密鍵を用いて暗号データを復号し、復号したデータを画像形成制御部29に出力する。画像形成制御部29は、画像形成部140を制御して、復号部27から入力されるデータに基づいて画像を形成する。
図8は、携帯通信端末が備えるCPU201の機能の概要をフラッシュメモリ203に記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。図8を参照して、CPU201は、受信された電子メールを受け付ける電子メール受付部51と、受け付けられた電子メールを表示するための電子メール表示部53と、受信された電子メールに対する返信用の電子メールを生成するための返信電子メール生成部55と、電子メールを送信するための電子メール送信部57と、2次元コードを読み取るためのコード読取部59と、2次元コードを解読するためのコード解読部61とを含む。
電子メール受付部51は、無線通信部204に電子メールを受信させ、無線通信部204からそれが受信した電子メールを受け付け、電子メール表示部53および返信電子メール生成部55に出力する。電子メール表示部53は、ユーザの指示に応じて、電子メール受付部51が受け付けた電子メールを表示する。電子メール受付部51が受け付けた電子メールが、先に説明したMFP100の通知部15が送信する電子メールの場合、ユーザは、発信元の電子メールアドレスから自分宛に送信されたデータがMFP100に記憶されていることを知ることができる。また、その電子メールはデータ識別情報を含んでいるので、どのようなデータが送信されてきたのかを知ることができる。さらに、電子メールが送信元のユーザ識別情報を含んでいれば、送信元のユーザを知ることができる。
コード読取部59は、操作部207に予め備えられたシャッターボタンの押下を検出すると、カメラ202に画像を撮像させ、カメラ202から画像データを受け付ける。ユーザが、カメラ202の画角をMFP101が表示部160Aに表示する2次元コードに向け、シャッターを押下すると、コード読取部59は、2次元コードの画像データを受け付け、それをコード解読部61に出力する。コード解読部61は、入力される2次元コードの画像データを解読して、MFP101のIPアドレスと公開鍵とを取得し、それらを返信電子メール生成部55に出力する。
返信電子メール生成部55は、電子メール受付部51から入力される電子メールの送信元の電子メールアドレスを宛先とし、その電子メールに含まれるデータ識別情報と、コード解読部61から入力されるIPアドレスおよび公開鍵とを含む返信用の電子メールを生成し、電子メール送信部57に出力する。電子メール送信部57は、入力される返信用の電子メールを電子メールサーバに送信する。
次に、MFP100,101,102および携帯通信端末200それぞれで実行される処理について説明する。ここでは、携帯通信端末200のユーザ宛のデータがMFP100で受信され、MFP100で受信されたデータをMFP101に印刷させる場合を例に説明する。以下、説明のために、携帯通信端末200のユーザ宛のデータが受信されるMFP100を、データ受信MFP100といい、データを印刷させるMFP101をデータ出力MFP101という。
図9は、データ受信MFPで実行される宛先指定データ管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。この宛先指定データ管理処理は、データ受信MFP100のCPU111が画像形成プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図10は、携帯通信端末で実行されるプリント指示処理の流れの一例を示すフローチャートである。このプリント指示処理は、携帯通信端末200のCPU201がプリント指示プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。図11は、データ出力MFPで実行される印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。この印刷処理は、データ出力MFP101のCPU111が画像形成プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
まず、図9を参照して、データ受信MFP100は、宛先を指定したデータを受信したか否かを判断する。通信I/F112がデータと送信先識別情報とを受信したならば、またはHDD116のユーザBOXに別のユーザがデータを格納したならば、処理をステップS02に進め、そうでなければ処理をステップS10に進める。
ステップS02においては、受信したデータをHDD116に格納する。そして、宛先のユーザを特定する(ステップS03)。通信I/F112がデータと送信先識別情報とを受信したならば、その送信先識別情報(ユーザ識別情報)を取得する。また、HDD116のユーザBOXに別のユーザがデータを格納したならば、そのユーザBOXに割当てられたユーザ識別情報を取得する。
そして、HDD116に記憶されているユーザデータ33を検索し(ステップS04)、宛先ユーザの電子メールアドレスを取得する。具体的には、ステップS03で特定した宛先ユーザのユーザ識別情報を含むユーザデータを抽出し、そのユーザデータでユーザ識別情報に関連付けられた携帯通信端末200の電子メールアドレスを取得する。
そして、ステップS01で受信したデータのデータ識別情報を取得し(ステップS06)、データ識別情報を含み、ステップS05で取得した電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成する(ステップS07)。この電子メールの送信元のアドレスは、装置情報31に含まれるMFP100に割当てられた電子メールアドレスが設定される。そして、生成した電子メールを送信し(ステップS08)、HDD116に記憶する(ステップS09)。
MFP100が送信した電子メールは、携帯通信端末200で受信される。図10を参照して、携帯通信端末200のCPU201は、無線通信部204が電子メールを受信したか否かを判断する(ステップS21)。電子メールを受信したならば処理をステップS22に進めるが、そうでなければ処理を終了する。すなわち、プリント指示処理は、携帯通信端末200が、データ受信MFP100の送信した電子メールを受信することを条件に実行される処理である。
次に、受信した電子メールから送信元の電子メールアドレスを抽出する。送信元の装置、ここではデータ受信MFP100を特定するためである。そして、返信メール作成指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS23)。操作部207に予め設けられた返信ボタンがユーザにより押下されたことを検出したならば、返信メール作成指示を受け付け、処理をステップS24に進めるが、そうでなければ処理を終了する。返信メールを用いてプリント指示を送信するようにしているからである。
ステップS24においては、2次元コードを読み取る。ここで携帯通信端末200が読み取る2次元コードは、ユーザがデータの印刷を所望するデータ出力MFP101が表示する2次元コードである。ここで、携帯通信端末200のユーザは、データ出力MFP101の操作部160Bにコード表示指示を入力したとする。図11を参照して、データ出力MFP101のCPU111は、コード表示指示を受け付けたか否かを判断し(ステップS41)、コード表示指示を受け付けたならば処理をステップS42に進め、そうでなければ処理をステップS47に進める。ステップS42においては、HDD116に記憶されている装置情報31を読出す。そして、IPアドレスを取得し(ステップS43)、公開鍵を取得する(ステップS44)。さらに、IPアドレスと公開鍵とを含む2次元コードを生成し(ステップS45)、生成した2次元コードを表示部160Aに表示する。 図12は、データ出力MFPの操作パネルの平面図である。操作パネル160は、表示部160Aと操作部160Bを含む。操作部160Bは、コード表示の文字が表されたボタンを含む。ユーザが、コード表示の文字が表されたボタンを押下すると、データ出力MFP101のCPU111は、コード表示指示を受け付け、表示部160Aに、2次元コード180を表示する。携帯通信端末200のユーザは、携帯通信端末200にデータ出力MFP101が表示する2次元コード180を読み取らせることができる。
図10に戻って、携帯通信端末200のユーザが、携帯通信端末200に2次元コードを読み取らせるためにシャッターボタンを押下すると、携帯通信端末200のCPU201は、データ出力MFP101が表示する2次元コードを読み取る(ステップS24)。そして、読み取った2次元コードを解析し(ステップS25)、データ出力MFP101のIPアドレスを送信先アドレスとして取得し(ステップS26)、公開鍵を取得する(ステップS27)。
次のステップS28において、ステップS21において受信した電子メールに含まれるデータ識別情報を取得する。そして、そのデータ識別情報と、データ出力MFP101のIPアドレスと公開鍵とを含み、ステップS22で抽出した電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成する(ステップS29)。すなわち、ステップS21で受信した電子メールに対して返信するための返信用の電子メールを生成する。そして、返信指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS30)。操作部207に予め設けられた送信ボタンがユーザにより押下されたことを検出したならば、返信指示を受け付け、処理をステップS31に進めるが、そうでなければ処理を終了する。ステップS31においては、ステップS29で生成した返信用の電子メールを送信する。
携帯通信端末200が送信した電子メールは、データ受信MFP100で受信される。図9を参照して、ステップS10において、データ受信MFP100のCPU111は、電子メールを受信したか否かを判断する。電子メールを受信したならば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理を終了する。ステップS11においては、受信した電子メールがステップS08において送信した電子メールに対して返信された返信電子メールか否かを判断する。返信電子メールであれば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS13においては、受信した電子メールを記憶する等、電子メールを受信した後に行われる通常の処理を実行し、処理を終了する。
CPU111は、ステップS10で受信した電子メールから、それに含まれる送信先アドレスを取得し(ステップS12)、公開鍵を取得し(ステップS14)し、データ識別情報を取得する(ステップS15)。ここで取得する送信先アドレスは、データ出力MFP101に割当てられたIPアドレスである、公開鍵は、データ出力MFP101の公開鍵である。そして、取得したデータ識別情報で特定されるデータ35をHDD116から読出し(ステップS16)、読み出したデータをステップS14で取得した公開鍵を用いて暗号化し、暗号データを生成する(ステップS17)。さらに、暗号データをステップS12で取得したIPアドレス宛に送信する(ステップS18)。ステップS12で取得したIPアドレスは、データ出力MFP101に割当てられたIPアドレスなので、暗号データは、データ出力MFP101に送信される。
再度図11を参照して、ステップS47において、データ出力MFP101のCPU111は、暗号データを受信したか否かを判断し、暗号データを受信したならば処理をステップS48に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS48において秘密鍵を用いて暗号データを復号し、次のステップS49において復号したデータに基づいて用紙に画像を形成する。
なお、本実施の形態においては、データ出力MFP101に2次元コードを表示させ、携帯通信端末200にその2次元コードを読み取らせるようにしたが、携帯通信端末200に、予めMFP100,101,102それぞれに割当てられたIPアドレスと公開鍵との組を記憶しておき、MFP100,101,102のいずれかを選択することによって、データ出力MFPのIPアドレスと公開鍵とを取得するようにしてもよい。この場合、図10のステップS24およびステップS25の処理に代えて、MFP100,101,102のいずれかを選択するためのユーザによる指示を受け付ける処理が実行され、図11におけるステップS41〜ステップS46の処理は実行する必要がない。
以上説明したように本実施の形態における画像形成システムにおいては、データ受信MFP100は、データが受け付けられることに応じて、携帯通信端末200に、受け付けたデータを識別するためのデータ識別情報を送信するので、データ受信MFP100にユーザ宛のデータが存在することを携帯通信端末200のユーザに知らせることができる。
携帯通信端末200ユーザが、データ受信MFP100から電子メールを受信した時点で、近くにあるデータ出力MFP101で、直ちにそのデータを印刷した用紙を手にすることを望む場合等は、データ出力MFP101を選択する指示を携帯通信端末200に入力すればよい。携帯通信端末200は、データ出力MFP101を選択する指示を受け付けると、データ出力MFP101のIPアドレスおよび公開鍵と、データ識別情報とを含む返信用の電子メールを生成し、それをデータ受信MFP100に送信する。このため、データ受信MFP100で受信したデータを画像形成させるためのデータ出力MFP101を、MFP100,101,102のうちからユーザが任意に選択することができる。
さらに、データ受信MFP100は、返信用の電子メールを受信することに応じて、データをデータ出力MFP101の公開鍵で暗号化した暗号データをデータ出力MFP101に送信する。暗号データを受信したデータ出力MFP101は、暗号データを秘密鍵で復号し、復号したデータに基づいて用紙に画像を形成する。このため、データ受信MFP100からデータ出力MFP101へ暗号データが送信されるので、セキュリティを確保することができる。また、ユーザは、近くにあるデータ出力MFP101に、データ受信MFP100に記憶されているデータを印刷させることができるので、直ちにデータを印刷した用紙を手にすることができる。例えば、会社に設置されたデータ受信MFP100において、データが受信された場合、出張先等の会社とは別の場所、例えばコンビニエンスストア等に設置されたデータ出力MFP101に、データ受信MFP100で受信されたデータを印刷させることができる。
また、携帯通信端末200のユーザは、データ出力MFP101が表示する2次元コードを携帯通信端末200に読み取らせるだけの簡単な操作で、データ出力MFP101のIPアドレスと公開鍵とを携帯通信端末200に入力することができる。
さらに、携帯通信端末200のユーザは、データ識別情報を含む電子メールをデータ受信MFP100から受信した後、データ出力MFP101が表示する2次元コードを携帯通信端末200に読み取らせ、受信した電子メールに返信する操作を入力するだけでよいので、操作が簡単である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPの機能の概要を示す機能ブロック図である。 携帯通信端末の機能の概要を示す機能ブロック図である。 MFPが備えるCPUの機能の概要をHDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。 装置情報のフォーマットの一例を示す図である。 ユーザデータのフォーマットの一例を示す図である。 携帯通信端末が備えるCPUの機能の概要をフラッシュメモリに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。 データ受信MFPで実行される宛先指定データ管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。 携帯通信端末で実行されるプリント指示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 データ出力MFPで実行される印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。 データ出力MFPの操作パネルの平面図である。
符号の説明
1 画像形成システム、2 ネットワーク、11 2次元コード変換部、13 2次元コード表示部、15 通知部、17 データ受付部、19 コマンド受付部、21 暗号化部、23 データ送信部、31 装置情報、33 ユーザデータ、35 データ、51 電子メール受付部、53 電子メール表示部、55 返信電子メール生成部、57 電子メール送信部、59 コード読取部、61 コード解読部、100,101,102 MFP、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 カードI/F、118A フラッシュメモリ、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、160A 表示部、160B 操作部、180 2次元コード、200 携帯通信端末、201 CPU、202 カメラ、203 フラッシュメモリ、204 無線通信部、205 通話部、206 表示部、207 操作部。

Claims (4)

  1. 少なくとも2つの画像形成装置と、少なくとも1つの携帯通信端末とからなる画像形成システムであって、
    前記少なくとも2つの画像形成装置それぞれは、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザが携帯する携帯通信端末の送信先アドレスとを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    データと該データを送信する先のユーザを識別するためのユーザ識別情報とを受け付け、それらを記憶するデータ受付手段と、
    前記データが受け付けられることに応じて、前記ユーザデータで前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記送信先アドレスに、前記データを識別するためのデータ識別情報を送信する通知手段と、を備え、
    前記携帯通信端末は、前記少なくとも2つの画像形成装置のうち第1の画像形成装置から前記データ識別情報を受信する受信手段と、
    前記少なくとも2つの画像形成装置のうち第2の画像形成装置を選択する指示を受け付ける選択指示受付手段と、
    前記選択された第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵と、前記第1の画像形成装置から受信した前記データ識別情報とを含む送信指示を前記第1の画像形成装置に送信する指示手段と、を備え、
    前記第1の画像形成装置は、前記送信指示を受信することに応じて、前記データ識別情報で特定されるデータを前記公開鍵で暗号化し、暗号データを生成する暗号化手段と、
    前記暗号データを前記第2の画像形成装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備え、
    前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置から前記暗号データを受信することに応じて、該暗号データを秘密鍵で復号する復号手段と、
    前記復号したデータに基づいて画像を形成する画像形成手段と、をさらに備えた画像形成システム。
  2. 前記少なくとも2つの画像形成装置それぞれは、該画像形成装置のネットワーク上の位置を示すネットワークアドレスと公開鍵とを符号化したコードを表示する表示手段をさらに備え、
    前記携帯通信端末の前記選択指示受付手段は、前記第2の画像形成装置が表示する前記コードを読み取るコード読取手段と、
    前記読み取ったコードを復号するコード復号手段と、を含む請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記携帯通信端末は、前記少なくとも2つの画像形成装置それぞれのネットワーク上の位置を示すネットワークアドレスおよび公開鍵を記憶する装置情報記憶手段をさらに備えた、請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記携帯通信端末の前記受信手段は、前記データ識別情報を含む電子メールを受信する電子メール受信手段を含み、
    前記指示手段は、前記選択された第2の画像形成装置のネットワークアドレスおよび公開鍵と、前記第1の画像形成装置から受信した前記データ識別情報とを含み、前記電子メール受信手段により受信された電子メールに対応する返信用の電子メールを生成する返信用電子メール生成手段を含む、請求項1に記載の画像形成システム。
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