JP2008016762A - GaN−HEMTの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエハ面内のHEMT特性の均一性を向上して、HEMTの出力を向上することにより、HEMT素子の歩留りを向上し、信頼性を高める。
【解決手段】基板100上に、バッファ層102と、バッファ層上に設けられたUID−GaNチャネル層104と、UID−GaNチャネル層上に設けられたUID−AlGaN電子供給層108と、UID−AlGaN電子供給層上に最上層として設けられたキャップ層110との積層構造を含む半導体本体150を用意し、この半導体本体の、キャップ層の表面である第1主面160上に第1絶縁膜112を形成する。次に、この第1絶縁膜に、オーミック電極用のコンタクトホール118及びゲート電極用のコンタクトホール120を同時に開口して、これらのコンタクトホールに、オーミック電極124及びゲート電極128をそれぞれ形成する。
【選択図】図4
【解決手段】基板100上に、バッファ層102と、バッファ層上に設けられたUID−GaNチャネル層104と、UID−GaNチャネル層上に設けられたUID−AlGaN電子供給層108と、UID−AlGaN電子供給層上に最上層として設けられたキャップ層110との積層構造を含む半導体本体150を用意し、この半導体本体の、キャップ層の表面である第1主面160上に第1絶縁膜112を形成する。次に、この第1絶縁膜に、オーミック電極用のコンタクトホール118及びゲート電極用のコンタクトホール120を同時に開口して、これらのコンタクトホールに、オーミック電極124及びゲート電極128をそれぞれ形成する。
【選択図】図4
Description
この発明は、携帯基地局の送信用デバイス等に用いる高出力GaN−HEMTの製造方法、特に、FET特性のウエハ面内の均一を向上し、高出力化を実現するGaN−HEMTの製造方法に関するものである。
GaNを用いた電子デバイス、例えば、高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor:HEMT)は、シリコンカーバイト(Silicon Carbide:SiC)、サファイヤ、又はSi基板上に、有機金属化学気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)法、又は、分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy:MBE)法等のエピタキシャル結晶成長法により、GaNやAlGaNの結晶膜を順次結晶成長したエピタキシャル基板を使用して作製される。この時、通常は、先にHEMTのソース電極やドレイン電極のオーミック電極を形成した後、異なる金属材料でゲート電極を形成するプロセスが一般に採用されており、オーミック電極とゲートの電極のパターンの位置決めを同時に行った報告例はない。
以下、背景技術として一般に使用されているGaN−HEMTの製造工程(例えば、非特許文献1)について、図7(A)〜(C)及び図8(A)〜(C)に示した工程断面図を参照して説明する。
先ず、半絶縁性(Semi-Insulating:SI)SiC基板300上に、MOCVD法により、バッファ層302としてGaN又はAlN層、UID(Un-Intentionally-Doped)−GaNチャネル層304、UID−AlGaN電子供給層308、及びキャップ層310としてUID−GaN層とを順次結晶成長させる。この様な積層構造を形成すると、UID−GaNチャネル層304とUID−AlGaN電子供給層308とのエネルギーバンドギャップの違いから、UID−GaNチャネル層304内のUID−AlGaN電子供給層308側に2次元電子ガス層306が形成される。この様な積層構造を含む半導体本体350を用意する。そして、この半導体本体350の最上層であるキャップ層310の表面をこの半導体本体350の第1主面360とする(図7(A))。
次に、Ar(アルゴン)イオン等をイオン注入法により、半導体本体350の第1主面360の表面から2次元電子ガス層306の下側までの深さまで、選択イオン注入を行い、GaN−HEMTの活性領域以外のキャリヤを殺し、素子分離用のアイソレーション領域312を形成する(図7(B))。
続いて、GaN−HEMTのソース電極316a及びドレイン電極316bから成るオーミック電極316を形成するためのレジストパターン314を、フォトリソグラフィ技術を用いて第1主面360上に形成する(図7(C))。
次に、レジストパターン314をマスクとして、第1主面360の上面に、オーミック電極用材料としてのTiを15nm厚みに、Alを200nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりオーミック電極316をパターニング形成して図8(A)に示す構造体を得る。これらGaN−HEMTのソース電極316a及びドレイン電極316bとしてのオーミック電極316を形成した後、図8(A)に示す構造体に対して、N2ガス雰囲気中、550℃〜900℃の温度範囲内の適当な温度で数十秒〜数分間の熱処理を行うことによって、半導体本体350の第1主面360の表面のキャップ層310とオーミック電極316との電気的なオーミック接触を得ている。
次に、第1主面360上に形成されたソース電極316a及びドレイン電極316bとしてのオーミック電極316の間の中心領域のみを露出する開口を有するレジストパターンを、フォトリソグラフィにより形成し、このレジストパターンをマスクとして、ゲート電極用材料としてのNiを50nm厚みに、Auを500nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりゲート電極318をパターニング形成する(図8(B))。その後、図8(B)に示す構造体に対して、N2ガス雰囲気中、200℃〜450℃の温度範囲内の適当な温度で数分間の熱処理を行う。
次に、フォトリソグラフィ技術とリフトオフ法とを用いて、Au等の配線電極320をオーミック電極316上及びゲート電極318上に、真空蒸着及びリフトオフ法によりパターン形成して、GaN−HEMT330が作製される(図8(C))。
佐野芳明 他、応用物理 第73巻 第3号 p.358−p.362(2004)
佐野芳明 他、応用物理 第73巻 第3号 p.358−p.362(2004)
しかしながら、上述の背景技術で説明したように、従来法においては、オーミック電極をフォトリソグラフィ技術により形成した後、別途、フォトリソグラフィ技術を用いてゲート電極を形成していた。このため、オーミック電極形成位置に対してゲート電極を設計通りに位置決めすることができないという問題があった。特に、コンタクト露光法においては、アライナで目視しながらオーミック電極の位置を基準にゲート電極のマスクアライメントを行うが、この時オーミック電極を構成するソース電極とドレイン電極間の僅か3〜5μm程度の間隙に、僅か0.7〜1.0μmサイズのゲート電極をマスクアライメントすることになり、ゲート電極端とソース電極端の距離はウエハ内全域で必ずしも一定とはならない。このオーミック電極とゲート電極との間の位置ズレの程度は、実際にプロセスを施したパターンを測定すると、コンタクト露光法で最大で0.5μmにも達することもあった。この位置ズレの原因は、ウエハの反りやマスクアライメント技術の習熟度に起因すると考えられる。又、機械的なマスクアライメントによるステッパー露光法を用いた場合でも、0.1〜0・2μm程度の位置ズレが生じることがあった。このウエハ面内における、フォトリソグラフィによるオーミック電極とゲート電極との位置ズレ、すなわちソース電極とゲート電極間の距離のズレ及びゲート電極とドレイン電極間の距離のズレは、作製されるHEMTの相互コンダクタンス(gm)やドレイン耐圧が一定しない等の問題点を引き起こし、HEMT特性のバラツキの原因のひとつになっていた。
従って、この発明の目的は、電極間の位置ズレを解消することができるGaN−HEMTの製造方法を提供することにある。
この発明のGaN−HEMTの製造法によれば、上記目的を達成するために、下記の特徴を有している。
第1の発明によれば、GaN−HEMT用半導体本体の上面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜にオーミック電極用のコンタクトホールとゲート電極用のコンタクトホールとを同時に形成し、然る後、オーミック電極及びゲート電極を個別に形成する。
第2の発明によれば、基板上に、バッファ層と、バッファ層上に設けられたUID−GaNチャネル層と、UID−GaNチャネル層上に設けられたUID−AlGaN電子供給層と、UID−AlGaN電子供給層上に最上層として設けられたキャップ層との積層構造を含む半導体本体を用意する第1工程と、半導体本体の、キャップ層の表面である第1主面上に第1絶縁膜を形成する第2工程と、第1絶縁膜に、オーミック電極用のコンタクトホール及びゲート電極用のコンタクトホールを同時に開口する第3工程と、コンタクトホールに、オーミック電極及びゲート電極をそれぞれ形成する第4工程とを含む。
そして、第3の発明によれば、上記第2の発明のGaN−HEMTの製造方法において、第2工程に用いられる第1絶縁膜として、窒化シリコン膜を形成する。
又、第4の発明によれば、上記第3の発明におけるGaN−HEMTの製造方法において、第1絶縁膜としての窒化シリコン膜を形成した後に、800℃から1200℃の範囲内の温度で熱処理を行うことにより、この窒化シリコン膜を改質させる。
さらに、第5の発明によれば、第2の発明おけるGaN−HEMTの製造方法において、第3工程と第4工程の間に、ゲート電極用のコンタクトホール内のキャップ層の露出面上に、第2絶縁膜を形成する。
第1の発明によれば、電極間の位置ズレを解消することにより、ウエハ面内のHEMT特性の均一性を向上して、HEMTの出力を向上することができる効果を奏する。
第2の発明によれば、第1絶縁膜に、オーミック電極用のコンタクトホール及びゲート電極用のコンタクトホールを同時に開口することにより、ウエハ内全面において作製されるHEMTのオーミック電極とゲート電極の位置、すなわちソース電極とゲート電極間の距離、及びゲート電極とドレイン電極間の距離が一定になり、一様なソース抵抗及びドレイン抵抗が得られる。従って、HEMTのgmのバラツキが抑制できる。その結果、最大発信周波数及びカットオフ周波数等のバラツキが抑えられ、引いては、出力特性のウエハ面内におけるバラツキを大きく抑制することができる。従って、HEMTの歩留りを向上し、信頼性を高めたGaN−HEMTを得ることができるという効果を有する。又、ゲート電極パターンをゲート電極用コンタクトホールパターンよりもオーバーサイズすることができることにより、第1絶縁膜、すなわち窒化シリコン膜上に残存するゲート電極部分が、フィールドプレート(Field Plate:FP)電極としての効果が得られ、電流コラプスやドレイン耐圧の改善に寄与する等の効果を奏する。
第3及び第4の発明によれば、それぞれ、半導体本体をプロセスに先立って第1主面上全体を、改質させた第1絶縁膜すなわち窒化シリコン膜で覆うことにより、この窒化シリコン膜がプロセス中の化学薬品やドライエッチング工程による損傷から、この半導体本体を保護するためのパッシベーション膜として働くという効果を奏する。
第5の発明によれば、ゲート電極用のコンタクトホール内の半導体本体の最上層であるキャップ層の露出面上に、第2絶縁膜を形成することにより、MIS型のGaN−HEMTを作製することができる効果を奏する。
以下、図を参照して、この発明の実施形態につき説明する。なお、これらの図は、この発明が理解できる程度に構成要素の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的及びその他の条件は単なる好適例であり、この発明はこの発明の実施形態にのみ何等限定されるものではない。なお、断面図において、図の複雑化を防ぐために、断面を表すハッチング等を一部省略して示してある。
(第1の実施形態)
図1(A)〜(C)、図2(A)〜(C)、図3(A)〜(C)、及び図4は、この発明のGaN−HEMTの製造方法の第1の実施形態を説明するための製造工程図であって、各図は、製造工程段階で得られた構造体の断面切り口を示してある。
図1(A)〜(C)、図2(A)〜(C)、図3(A)〜(C)、及び図4は、この発明のGaN−HEMTの製造方法の第1の実施形態を説明するための製造工程図であって、各図は、製造工程段階で得られた構造体の断面切り口を示してある。
先ず、この発明では、GaN−HEMT用半導体本体150を用意する。そのために、この実施形態では、下地として、SI−SiC基板100を用いる。このSI−SiC基板100上に、MOCVD法により、バッファ層102としてGaN又はAlN層、UID(Un-Intentionally-Doped)−GaNチャネル層104、UID−AlGaN電子供給層108、及びキャップ層110としてUID−GaN層を順次結晶成長させる。この様な積層構造を形成すると、UID−GaNチャネル層104とUID−AlGaN電子供給層108とのエネルギーバンドギャップの違いから、UID−GaNチャネル層104内のUID−AlGaN電子供給層108側に2次元電子ガス層106が形成される。この様な積層構造を含む半導体本体150がGaN−HEMT半導体本体である。尚、この半導体本体150の最上層であるキャップ層110の表面をこの半導体本体150の上面としての第1主面160とする(図1(A))。
次に、この半導体本体150の上面に絶縁膜を形成する。この実施形態では、半導体本体150の最上層であるキャップ層110の表面に、通常のプラズマCVD(P−CVD)法により、200℃〜400℃の温度範囲内の任意好適な温度で、第1絶縁膜として窒化シリコン膜112を100nmの厚さで均一に形成する。次に、この100nm厚さの窒化シリコン膜112が形成されている半導体本体150に対して、1070℃の温度で、アンモニア雰囲気中で熱処理を行う(図1(B))。その結果、この窒化シリコン膜112は改質され、P−CVD法によって形成された直後の膜質は、以下のような変化を示した。すなわち、フッ酸によるエッチング速度は、1.32Å/秒を示したものが0.03Å/秒となり、フッ酸ではほとんどエッチングされない窒化シリコン膜に変化した。又、屈折率の変化は、1.85が1.96に増加した。さらに、膜厚は100nmの厚みが81nmの厚みに減少した。これらの変化は、熱処理をすることにより窒化シリコン膜の密度が増加したことに起因していると思われる。この窒化シリコン膜における同様な変化が、熱処理温度800℃から1200℃の範囲内の温度で処理した場合も同様な変化を示し、雰囲気としては、アンモニア中、窒素中及び真空中でも同様の変化を示した。従って、この改質された窒化シリコン膜がプロセス中の化学薬品やドライエッチング工程による損傷から、この半導体本体を保護するためのパッシベーション膜としての役割を果たすことが理解できる。
次に、Ar(アルゴン)イオン等をイオン注入法により、半導体本体150の第1主面160上に形成された第1絶縁膜すなわち窒素化シリコン膜112を透過膜として、UID−GaNチャネル層104内の2次元電子ガス層106の下側までの深さまで、アイソレーション用のレジストパターンをマスクに選択イオン注入を行い、素子分離用のアイソレーション領域114を形成することにより、GaN−HEMTの活性領域以外のキャリヤを死滅させる(図1(C))。
次に、この発明によれば、この第1絶縁膜112にオーミック電極用のコンタクトホールとゲート電極用のコンタクトホールとを同時に形成する。その目的のために、この実施形態では、第1絶縁膜である窒化シリコン膜112上に、後述するオーミック電極用のコンタクトホール118及びゲート電極用のコンタクトホール120を同時に形成するためのレジスト開口部117a,117b及び117cが形成されたレジストパターン116をパターニング形成する(図2(A))。
続いて、これらコンタクトホール118及び120を形成するための共通のレジストパターン116をエッチングマスクとして、誘導結合型反応性イオンエッチング(Inductively Coupled Plasma-Reactive Ion Etching:ICP−RIE)法を用いて、SF6ガス雰囲気中で、真空度数mTorr〜数十mTorrの範囲内の任意好適な真空度の条件で、第1絶縁膜すなわち窒化シリコン膜112をエッチングする。その結果、オーミック電極用のコンタクトホール118及びゲート電極用のコンタクトホール120が同時にエッチング形成、すなわち開口される(図2(B))。この工程により、オーミック電極とゲート電極の位置は同時に決定される。通常は、コンタクトホール118及び120を形成するためのレジスト開口部117a,117b及び117cをレジスト層に形成する位置精度は保証されているので、これらレジスト開口部117a,117b及び117cの位置が許容範囲に留まっている限り、背景技術で説明したようなオーミック電極とゲート電極の位置ズレは原理的に生じないことになる。その後、レジストパターン116を除去する。
次に、この発明では、オーミック電極と、このオーミック電極とは異なる金属材料からなるゲート電極とを個別に形成する。この目的のために、この実施形態では、先ず、オーミック電極形成用のレジストパターン122をパターニングする。このレジストパターン122は、ゲート電極形成用のコンタクトホール120を覆うとともに、このレジストパターン122には、オーミック電極の用コンタクトホール118と連通するレジスト開口部122a及び122bが形成されている。この時、前述したオーミック電極用のコンタクトホール118と同サイズの開口を用いると、コンタクト露光法では必然的にアライメントズレが生じる。このズレの発生を回避するために、オーミック電極形成用のレジストパターン122の形成は、レジスト層(図示せず)を、オーミック電極用のコンタクトホール118の開口サイズよりも大きな開口サイズのマスクを用いて、開口する。例えば、平面視したとき、コンタクトホール118の開口サイズよりも0.2〜0.5μm程度オーバーサイズに開口したマスクを用いる。この様なマスクを用いて、オーミック電極用の個々のコンタクトホール118の開口領域の全体が、オーミック電極形成用の個々のレジストパターン122のレジスト開口部122a及び122bにそれぞれ内包されるように、このオーミック電極形成用のレジストパターン122を形成する(図2(C))。
続いて、このオーミック電極形成用のレジストパターン122をマスクとして、オーミック電極用材料としてのTiを15nm厚みに、Alを200nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりオーミック電極124をパターニング形成して図3(A)に示すような構造体を得る。これらGaN−HEMTのソース電極124a及びドレイン電極124bとしてのオーミック電極124が形成された図3(A)に示す構造体に対して、N2ガス雰囲気中、615℃の温度で2分間の熱処理を行うことにより、半導体本体150の第1主面160の表面のキャップ層110とオーミック電極124との電気的なオーミック接触を確実にする(図3(A))。
次に、ゲート電極形成用のレジストパターン126をパターニングする。このレジストパターン126は、ソース電極124a及びドレイン電極124bのオーミック電極124を覆っており、このレジストパターン126には、ゲート電極用のコンタクトホール120と連通するレジスト開口部126aが形成されている。この時、オーミック電極形成用のレジストパターン122の形成を行った工程と同様に、ゲート電極形成用のレジストパターン126は、レジスト層(図示せず)を、ゲート電極用のコンタクトホール120の開口サイズよりも大きな開口サイズのマスクを用いて、開口する。例えば、ゲート電極用のコンタクトホール120の開口によるゲート長を1.0μmとすると、少なくともゲート長方向において、0.2〜0.5μm程度オーバーサイズに開口したマスクを用いる。この様なマスクによって、平面視したとき、ゲート電極用のコンタクトホール120の開口領域がゲート電極形成用のレジストパターン126のレジスト開口部126aに内包されるように、このゲート電極形成用のレジストパターン126を形成する(図3(B))。
続いて、このレジストパターン126をマスクとして、ゲート電極用材料としてのNiを50nm厚みに、Auを500nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりゲート電極128をパターニング形成して図3(C)に示すような構造体を得る。この結果、ゲート電極用のコンタクトホール120は、ゲート電極128に埋め込まれることになる。その後、図3(C)に示す構造体に対して、N2ガス雰囲気中、400℃の温度で数分間の熱処理を行なう。
上述した様に作製された、GaN−HEMTのゲート長は、半導体本体150の第1主面160の表面であるキャップ層110としてのUID−GaN層と直接接するゲート電極128のパターンサイズ、すなわちゲート電極用のコンタクトホール120のサイズで決定されるので、オーバーサイズされたゲート電極128のパターンサイズはゲート長には直接影響しない。例えば、GaN−HEMT特性の相互コンダクタンスgmなどへの影響は無い。むしろ、このオーバーサイズしたゲート電極128の部分は、第1絶縁膜すなわち窒化シリコン膜112上に張り出して形成されることになり、HEMTの電流コラプスや耐圧の改善に寄与するフィールドプレート(Field Plate:FP)電極としての効果がある。
ここで、電流コラプスとは、HEMTに電圧を印加したときに、半導体本体150の第1主面160の表面、すなわちエピタキシャル層の表面に存在する表面電荷などの影響により、所定のドレイン電流が得られず、ドレイン電流が減少してしまう現象をいう。又、フィールドプレート(Field Plate:FP)電極とは、HEMTのドレイン電極側のゲート電極端に電界が集中する現象を緩和するために設けられるもので、ドレイン耐圧の向上や電流コラプスの軽減などの効果を有するものである。このフィールドプレート(Field Plate:FP)電極の形状は、ゲート電極の上部がドレイン電極方向に張り出した形状を有しており、このフィールドプレート(Field Plate:FP)電極と半導体本体150の第1主面160の表面、すなわちエピタキシャル層の表面との間に窒化シリコン膜等の絶縁膜を挟み込む構造となっている。従って、この発明の実施形態においては、HEMTのゲート電極の構造が、既に説明したように、フィールドプレート(Field Plate:FP)電極の構成を形成している。
次の工程として、フォトリソグラフィ技術とリフトオフ法とを用いて、Au等の配線電極130をオーミック電極124上及びゲート電極128上に、真空蒸着及びリフトオフ法によりパターン形成して、GaN−HEMT140が作製される(図4(A))。
この実施形態においては、最もこの発明の利点が生かされるコンタクト露光法、すなわち目視でマスクアライメントを行う方法について、説明した。しかし、ステッパー露光法や電子ビーム露光法においても、コンタクト露光法による程度ではないにせよ、オーミック電極用のコンタクトホール及びゲート電極用のコンタクトホールを個別に開口する場合、各々の装置や方式の精度以上には、アライメントを実現することはできない。これらの問題を避けるためにも、この発明は、有効である。実際に、ステッパー露光法においても、0.1μm程度のアライメントズレは起こる可能性は存在する。
又、この発明の実施形態においては、第1絶縁膜として窒化シリコン膜を利用して、オーミック電極用のコンタクトホールとゲート電極用のコンタクトホールを同時に開口形成したが、この第1絶縁膜として酸化シリコン膜、酸窒化シリコン膜、及び、アルミナ(Al2O3)膜などの絶縁膜や、これらの多層膜も第1絶縁膜として用いることができる。
(第2の実施形態)
図5(A)〜(C)及び図6(A)〜(C)は、この発明のGaN−HEMTの製造法の第2の実施形態を説明するための製造工程図であって、各図は、製造工程段階で得られた構造体の断面切り口を示してある。
図5(A)〜(C)及び図6(A)〜(C)は、この発明のGaN−HEMTの製造法の第2の実施形態を説明するための製造工程図であって、各図は、製造工程段階で得られた構造体の断面切り口を示してある。
この発明の第2の実施形態として、MIS型のGaN−HEMTの製造法について図5(A)〜(C)及び図6(A)〜(C)を参照して説明する。尚、図5及び図6においては、第1の実施形態における図1、図2、図3及び図4に示した構成要素と同一の構成要素には、第1の実施形態における図とは異なる参照番号を付して示してある。
この実施形態では、既に、第1の実施形態で説明した製造工程と初めから途中までは同一工程であるので省略し、工程の途中である、オーミック電極形成後の工程から説明する。
オーミック電極形成工程として、レジストパターンをマスクとして、オーミック電極用材料としてのTiを15nm厚みに、Alを200nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりオーミック電極220をパターニング形成する。これらGaN−HEMTのソース電極220a及びドレイン電極220bから成るオーミック電極220を形成した後、N2ガス雰囲気中、615℃の温度で2分間の熱処理を行うことにより、半導体本体250の第1主面260の表面のキャップ層210とオーミック電極220との電気的なオーミック接触を得る(図5(A))。
次に、MIS型のGaN−HEMTのゲート絶縁膜となる第2絶縁膜222を、P−CVD法により、窒化シリコン膜212、オーミック電極220、及びゲート電極形成用のコンタクトホール218を開口した半導体本体250の第1主面260の表面のキャップ層210、の各表面を覆うように均一に形成する。この第2絶縁膜222としては、二層構造の絶縁膜とし、下層として窒化シリコン膜を3nm厚みで形成し、上層として酸化シリコン膜を3nm厚みで形成する(図5(B))。
次に、ゲート電極形成用のレジストパターン224をパターニングする。この時、オーミック電極形成用のレジストパターンを形成行った工程と同様に、ゲート電極形成用のレジストパターン224は、ゲート電極用のコンタクトホール218の開口サイズよりも大きなパターンサイズのマスクを用いて開口する。例えば、ゲート電極用のコンタクトホール218の開口によるゲート長を1.0μmとすると、0.2〜0.5μm程度オーバーサイズしたマスクを用いて、ゲート電極用のコンタクトホール218のパターンがゲート電極形成用のレジストパターン224に内包されるように、このゲート電極形成用のレジストパターン224を形成する(図5(C))。
続いて、このレジストパターン224をマスクとして、ゲート電極用材料としてのNiを50nm厚みに、Auを500nm厚みに連続的に真空蒸着法により積層し、リフトオフ法によりゲート電極226をパターニング形成する。この結果、ゲート電極用のコンタクトホール218は、ゲート電極226に内包されることになる。その後、N2ガス雰囲気中、400℃の温度で数分間の熱処理を行なう(図6(A))。
以上の様に作製された、MIS型のGaN−HEMTのゲート長は、半導体本体250の第1主面260の表面であるキャップ層210としてのi−GaN層と直接接するゲート絶縁膜、すなわち第2絶縁膜222のパターンサイズ、すなわちゲート電極用のコンタクトホール218のサイズで決定されるので、オーバーサイズされたゲート電極226のパターンサイズは直接影響しない。例えば、GaN−HEMT特性の相互コンダクタンスgmなどへの影響は無い。むしろ、このオーバーサイズしたゲート電極226の部分は、第1絶縁膜すなわち窒化シリコン膜212上に張り出して形成されることになり、HEMTの電流コラプスや耐圧の改善に寄与するフィールドプレート(Field Plate:FP)電極としての効果がある。
ここでの電流コラプスや耐圧の改善に寄与するフィールドプレート(Field Plate:FP)電極としての効果については、第1の実施形態で説明したものと同様なので、省略する。
次に、ソース電極220a及びドレイン電極220bから成るオーミック電極220上の第2絶縁膜222に、配線電極230とのコンタクトを取るための配線コンタクトホール228a及び228bを開口するためのレジストパターンを形成し、ICP−RIE法を用いて、SF6ガス雰囲気中で、真空度数mTorr〜数十mTorrの範囲内の任意好適な真空度の条件で、第2絶縁膜222をエッチングして、配線コンタクトホール228a及び228bを開口する(図6(B))。
次の工程として、フォトリソグラフィ技術とリフトオフ法とを用いて、Au等の配線電極230を、コンタクトホール228a及び228bを通してオーミック電極220上、及びゲート電極226上に、真空蒸着及びリフトオフ法によりパターン形成して、MIS型のGaN−HEMT240が作製される(図6(C))。
100、200、300:SI−SiC基板
102、202、302:バッファ層
104、204、304:UID−GaNチャネル層
106、206、306:2次元電子ガス層
108、208、308:UID−AlGaN電子供給層
110、210、310:キャップ層
112:第1絶縁膜、窒化シリコン膜
114、214、312:アイソレーション領域
116:レジストパターン
117a,117b,117c:レジスト開口部
118:オーミック電極用のコンタクトホール
120:ゲート電極用のコンタクトホール
122:オーミック電極形成用のレジストパターン
122a,122b:レジスト開口部
124:オーミック電極
124a:ソース電極
124b:ドレイン電極
126:ゲート電極形成用のレジストパターン
126a:レジスト開口部
128:ゲート電極
130:配線電極
140:GaN−HEMT
150、250,350:半導体本体
160、260,360:第1主面
212:窒化シリコン膜
216:オーミック電極用のコンタクトホール
218:ゲート電極用のコンタクトホール
220:オーミック電極
220a:ソース電極
220b:ドレイン電極
222:第2絶縁膜
224:ゲート電極形成用のレジストパターン
226:ゲート電極
228a,228b:配線コンタクトホール
230:配線電極
240:MIS型のGaN−HEMT
314:レジストパターン
316:オーミック電極
316a:ソース電極
316b:ドレイン電極
318:ゲート電極
320:配線電極
330:GaN−HEMT
102、202、302:バッファ層
104、204、304:UID−GaNチャネル層
106、206、306:2次元電子ガス層
108、208、308:UID−AlGaN電子供給層
110、210、310:キャップ層
112:第1絶縁膜、窒化シリコン膜
114、214、312:アイソレーション領域
116:レジストパターン
117a,117b,117c:レジスト開口部
118:オーミック電極用のコンタクトホール
120:ゲート電極用のコンタクトホール
122:オーミック電極形成用のレジストパターン
122a,122b:レジスト開口部
124:オーミック電極
124a:ソース電極
124b:ドレイン電極
126:ゲート電極形成用のレジストパターン
126a:レジスト開口部
128:ゲート電極
130:配線電極
140:GaN−HEMT
150、250,350:半導体本体
160、260,360:第1主面
212:窒化シリコン膜
216:オーミック電極用のコンタクトホール
218:ゲート電極用のコンタクトホール
220:オーミック電極
220a:ソース電極
220b:ドレイン電極
222:第2絶縁膜
224:ゲート電極形成用のレジストパターン
226:ゲート電極
228a,228b:配線コンタクトホール
230:配線電極
240:MIS型のGaN−HEMT
314:レジストパターン
316:オーミック電極
316a:ソース電極
316b:ドレイン電極
318:ゲート電極
320:配線電極
330:GaN−HEMT
Claims (5)
- GaN−HEMT用半導体本体の上面に絶縁膜を形成し、該絶縁膜にオーミック電極用のコンタクトホールとゲート電極用のコンタクトホールとを同時に形成し、然る後、オーミック電極及びゲート電極を個別に形成する
ことを特徴とするGaN−HEMTの製造方法。 - 基板上に、バッファ層と、該バッファ層上に設けられたUID−GaNチャネル層と、該UID−GaNチャネル層上に設けられたUID−AlGaN電子供給層と、該UID−AlGaN電子供給層上に最上層として設けられたキャップ層との積層構造を含む半導体本体を用意する第1工程と、
該半導体本体の、前記キャップ層の表面である第1主面上に第1絶縁膜を形成する第2工程と、
前記第1絶縁膜に、オーミック電極用のコンタクトホール及びゲート電極用のコンタクトホールを同時に開口する第3工程と、
前記コンタクトホールに、オーミック電極及びゲート電極をそれぞれ形成する第4工程とを含む
ことを特徴とするGaN−HEMTの製造方法。 - 請求項2に記載のGaN−HEMTの製造方法において、前記第2工程における前記第1絶縁膜として、窒化シリコン膜を形成することを特徴とするGaN−HEMTの製造方法。
- 請求項3に記載のGaN−HEMTの製造方法において、前記窒化シリコン膜を形成した後に、800℃から1200℃の範囲内の温度で熱処理を行うことにより、前記窒化シリコン膜を改質させることを特徴とするGaN−HEMTの製造方法。
- 請求項2に記載のGaN−HEMTの製造方法において、前記第3工程と前記第4工程の間に、前記ゲート電極用のコンタクトホール内の前記キャップ層の露出面上に、第2絶縁膜を形成することを特徴としたGaN−HEMTの製造方法。
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-
2006
- 2006-07-10 JP JP2006189063A patent/JP2008016762A/ja not_active Withdrawn
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