JP2008015974A - 駅務機器用入力装置 - Google Patents

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明 池田
Tatsufuki Imai
達二己 今井
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Abstract

【課題】駅構内のように騒音の激しい所であっても確実に音声入力ができるようにする。
【解決手段】利用者の発する所定の音声情報に基づいて発券処理等の所定の処理を行う駅務機器に対して音声情報を入力するための駅務機器用入力装置であって、利用者の発する音声情報を収集する単一指向性マイクロホンと、その単一指向性マイクロホンを動かしてその単一指向性マイクロホンの指向方向を変化させるマイクロホン可動手段と、前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、その口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に前記単一指向性マイクロホンの指向方向が一致するように前記マイクロホン可動手段を駆動制御する駆動制御手段とを有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動券売機等の駅務機器に対して降車駅等の所定の情報を利用者が音声で入力するときに用いられる駅務機器用入力装置に関する。
大都市圏のように、鉄道網が網目状に発達している場所に設置される自動券売機においては、利用路線や乗継駅等の選択を必要とするために口座釦の押下までに多くの時間を要するようになってきている。このため、利用者の利便向上を図るために、口座釦を操作することなく、利用者(旅客)の発する音声を解析して、所定の目的地まで乗車券を発行することのできる自動券売機が提案されている。この音声入力式の自動券売機には、利用者の発生する音声波の振幅や周波数特性等に基づいて音声認識を行う周知の音声解析装置(音声認識装置)を用いて音声認識を行い、その音声認識した内容を表示画面やスピーカを介して確認して、つまり、利用者の発声した目的駅等の内容を表示画面に表示し、又はスピーカから案内して確認し、その後、金銭投入を条件に目的駅まで乗車できる乗車券の発行を行うように構成されている。
しかしながら、上記従来の音声入力式の自動券売機は、利用者が音声入力するタイミング機構が設けられていないため、例えば、自動券売機から利用者への音声案内中に利用者が音声を発声して交錯すると、つまり、利用者への案内音声と利用者の音声がバッティングしてしまうと、利用者の音声入力が正確に行えず、希望する乗車券の購入ができないという欠点があり、このような欠点を解決した駅務機器用入力装置も提案されている(特許文献1参照)。この提案に係る駅務機器用入力装置は、自動券売機の本体に利用者によって操作される音声入力釦を設け、その音声入力釦が操作されている間に入力された音声に基づいて音声の解析を行うように構成されている。
特開2003−58189号公報
しかしながら、上記従来の駅務機器用入力装置は、駅構内の雑音により利用者の音声入力が正確に行えないという問題点があった。特に、大型駅のように混雑している駅構内では、騒音が大きく、雑音と利用者の音声との区別が困難で入力ミスが生じ易いという欠点があった。さらに、上記提案係る駅務機器用入力装置は、音声入力釦を押下しながら入力しなければならず、利用者の負担が大きくなるという欠点があった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、利用者に負担をかけることなく音声入力ができ、しかも、大型駅のように混雑していて駅構内の騒音が大きく、雑音と利用者の音声との区別がしにくい場所であっても、音声入力が正確に行えるようにした駅務機器用入力装置を提供することにある。
本発明に係る駅務機器用入力装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、利用者の発する所定の音声情報に基づいて発券処理等の所定の処理を行う駅務機器に対して音声情報を入力するための駅務機器用入力装置であって、利用者の発する音声情報を収集する単一指向性マイクロホンと、その単一指向性マイクロホンを動かしてその単一指向性マイクロホンの指向方向を変化させるマイクロホン可動手段と、前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、その口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に前記単一指向性マイクロホンの指向方向が一致するように前記マイクロホン可動手段を駆動制御する駆動制御手段とを有することを特徴としている。
本発明に係る駅務機器用入力装置は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、利用者の発する所定の音声情報に基づいて発券処理等の所定の処理を行う駅務機器に対して音声情報を入力するための駅務機器用入力装置であって、利用者の発する音声情報を収集する、指向方向が前記駅務機器の前面側に向き、かつ指向方向が互いに異なるように設けられた複数の単一指向性マイクロホン群と、前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、その口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に一致するように前記複数の単一指向性マイクロホン群から一つの単一指向性マイクロホンを選択するマイクロホン選択手段とを有することを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者を互いに撮像方向が異なる複数の撮像手段で撮像した撮像データを解析処理して検出するものであることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の駅務機器用入力装置は、位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者をガルバノミラーを用いた距離画像センサで検出するものであることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段で利用者の口の動きが検知されたときに、音声情報の入力を開始する音声情報入力開始手段を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項6に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者の背丈を検出し、その検出された利用者の背丈に基づいて検出するものであることを特徴としている。
本発明の請求項7に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器は乗車券等の所定の媒体を発行する出札機であることを特徴としている。
本発明の請求項8に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器はその駅務機器の本体に挿入された所定の媒体に所定の情報を書き込む媒体処理機であることを特徴としている。
本発明の請求項9に記載の駅務機器用入力装置は、所定の音声情報の入力は駅務機器の前面側に位置する利用者と会話形式で行うものであることを特徴としている。
本発明の請求項10に記載の駅務機器用入力装置は、会話形式の入力はスピーカ又は表示画面を用いて行われるものであることを特徴としている。
本発明の請求項11に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器の前面側の床面には利用者の立つ位置を示す所定のマークが設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の駅務機器用入力装置は、利用者の発する音声情報を収集する単一指向性マイクロホンと、その単一指向性マイクロホンを動かしてその単一指向性マイクロホンの指向方向を変化させるマイクロホン可動手段と、駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、その口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に前記単一指向性マイクロホンの指向方向が一致するように前記マイクロホン可動手段を駆動制御する駆動制御手段とからなるので、利用者の発する音声情報を正確に収集して入力することができる。
本発明の請求項2に記載の駅務機器用入力装置は、利用者の発する音声情報を収集する、指向方向が駅務機器の前面側に向き、かつ指向方向が互いに異なるように設けられた複数の単一指向性マイクロホン群と、前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、その口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に一致するように前記複数の単一指向性マイクロホン群から一つの単一指向性マイクロホンを選択するマイクロホン選択手段とを有しているので、利用者の発する音声情報を正確に収集して入力することができる。
本発明の請求項3に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者を互いに撮像方向が異なる複数の撮像手段で撮像した撮像データを解析処理して検出するので、利用者の口の位置を容易に検出することができる。
本発明の請求項4に記載の駅務機器用入力装置は、位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者をガルバノミラーを用いた距離画像センサで検出するので、利用者の口の位置を容易に検出することができる。
本発明の請求項5に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段で利用者の口の動きが検知されたときに音声情報の入力を開始するので、効率よく音声入力を行うことができる。
本発明の請求項6に記載の駅務機器用入力装置は、口位置検出手段は駅務機器の前面側に位置する利用者の背丈を検出し、その検出された利用者の背丈に基づいて検出するので、利用者の口の位置を容易に検出することができる。
本発明の請求項7に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器が乗車券等の所定の媒体を発行する出札機であるので、乗車券等の所定の媒体を誤り無く発行することができる。
本発明の請求項8に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器がその駅務機器の本体に挿入された所定の媒体に所定の情報を書き込む媒体処理機であるので、正確な情報を媒体に書き込むことができる。
本発明の請求項9に記載の駅務機器用入力装置は、所定の音声情報の入力は駅務機器の前面側に位置する利用者と会話形式で行うので、利用者は容易に音声入力を行うことができる。
本発明の請求項10に記載の駅務機器用入力装置は、会話形式の入力はスピーカ又は表示画面を用いて行われるので、利用者は容易に音声入力ができ、特にスピーカと表示画面の両方を用いたときは、利用者が視覚障害者や聴覚障害者等の障害者であっても容易に音声入力ができ、バリアフリーを実現することができる。
本発明の請求項11に記載の駅務機器用入力装置は、駅務機器の前面側の床面には利用者の立つ位置を示す所定のマークが設けられているので、利用者が常時、同じ位置に立つから利用者の口の位置を容易に検出することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる駅務機器を自動券売機としたときのその自動券売機の本体(以下、「券売機本体」という。)の斜視図である。この券売機本体1の前面側に当たる接客パネル2の上部中央には、この券売機本体1が利用者の発する音声により口座釦に相当する降車駅を入力して乗車券の発行を受けることができる、音声入力式の自動券売機である旨を表示する案内部3が設けられている。
図1中、4a,4bは、本発明の口位置検出手段を実現するための撮像手段を成すカメラであって、表示部3を中間にして互いに所定の間隔を保って接客パネル2の上部に設けられている。すなわち、これら二つのカメラ4a,4bは、図2に示されるように、券売機本体1の前面側に位置する利用者イの頭部を含む上部部分を同時に撮像できるように構成されている。このように互いに所定の間隔を保って設けられた二つのカメラ4a,4bで利用者イの頭部を同時に撮像すると、ステレオカメラ距離画像方式により利用者イの頭部を立体的に把握でき、したがって、その利用者イの口の位置を容易に検出することができるとともに、その口の動きを容易に検出することができる。
図3は、本発明に係わる口位置検出手段をガルバノミラーを用いた周知の距離画像センサMで実現したものである。この距離画像センサMは券売機本体1の筐体内に設けられていて、発光器Rから照射されてきたビーム光線を券売機本体1の前面側に位置する利用者イの上部部分(頭部)に向くように反射させるとともに、その利用者イから反射されてきた光線(反射光)をその距離画像センサMのミラーを介して受光器Dに受光できるように構成されている。
発光器Rから照射されるビーム光線は、距離画像センサMのミラーよってX軸方向及びY軸方向に走査される。そして、利用者イに照射されて反射してきた光線が受光器Dで受光されるまでの時間は、利用者イの表面の凹凸によって異なるので、その時間差から利用者イの顔の形が分かり、したがって、その顔の形から口の位置及びその口の動きが検出されるように構成されている。
図4は、本発明に係わる口位置検出手段を赤外線、遠赤外線、超音波あるいはマイクロ波等からなる利用者イが目視によって確認できない反射波を用いて実現したものである。すなわち、この反射波を用いた口位置検出手段は、券売機本体1の上方位置に設けられている天井等の構造物には、反射波を送信(照射)するとともに、その送信された反射波が物体(利用者イ)に当たって反射してきた反射波を受信することのできる送受信器Sが設けられている。
送受信器Sから券売機本体1の前面側の床面に向けて反射波が照射されると、その送受信器Sには、券売機本体1の前面側に位置する利用者イに当たって反射してきた反射波が受信される。この照射から受信されるまでの時間は、利用者イの背丈によって異なるので、その時間から利用者イの背丈、すなわち利用者イの頭部の位置を知ることができる。そして、利用者イの背丈が分かれば頭部の位置が分かるので、その頭部の位置から口の位置が推定されて、利用者イの口の位置が検出されるように構成されている。
図1中、5は、案内部3の下部側に設けられたスラント部であって、下方ほど利用者イ側に向くように所定の角度で傾斜するように構成されている。このように券売機本体1の前面側がスラント部5に形成され、この部分に後述する硬化投入口等が設けられているので、利用者の使い勝手を向上させることができる。そして、このスラント部5の上部には、単一指向性マイクロホン6が設けられている。この単一指向性マイクロホン6は、周知の単一指向性マイクロホンと同様に、単一の指向方向を示す軸心(図2及び図5の一点鎖線参照)を中心とした狭い範囲から発せられる音のみしか集音しないように構成されている。
この単一指向性マイクロホン6は、図2に示されるように、集音部6aが券売機本体1の前面側の床面に位置する利用者イ側に向くように設けられているとともに、その向きは、本発明のマイクロホン可動手段に相当する図示しないモータを含んで構成される回動機構6bによって移動できるように構成されている。すなわち、この単一指向性マイクロホン6の指向方向は、回動機構6bによって変化することができるように構成されている。このように、単一指向性マイクロホン6の指向方向が変化することができるので、その単一指向性マイクロホン6の指向方向を券売機本体1の前面側の床面に位置する利用者イの口の位置に容易に合わせることができるとともに、その口の動きを容易に検出することができる。なお、図2の例では、指向方向の変化は上下方向に所定角度変化するようにしているが、さらにこの変化に加えて、左右方向に所定角度変化するようにしてもよい。しかし、後述するように、券売機本体1の前面側の床面には、利用者イの立つ目印となるマークが設けられているので、単一指向性マイクロホン6の指向方向の変化は上下方向で十分である。
図5は、複数本の単一指向性マイクロホン6,6…からなる単一指向性マイクロホン群で複数の指向性を作れるようにしている。すなわち、この単一指向性マイクロホン群を形成する複数本(図示の例では5本)の単一指向性マイクロホン6,6…は、指向方向が券売機本体1の前面側に向き、かつ上下方向において互いに指向性の方向が所定の角度だけ異なるように配置されている。そしてこれら単一指向性マイクロホン6,6…は、本発明のマイクロホン選択手段を成すスイッチング回路6cを介して利用者イの口の位置に合った指向性の単一指向性マイクロホン6が選択できるように構成されている。
図1中、7は、スラント部5の中央部に設けられた表示画面であり、利用者イに対して所定の内容を文字や記号により案内を行えるように構成されている。また、図1中、8は、スラント部5の中央左側に設けられているスピーカであって、利用者イに対して所定の内容を音声で案内できるように構成されている。また、表示画面7の下方のスラント部5には、乗車券の代金を硬貨で支払うときのその硬貨を投入するための硬貨投入口9と、乗車券の代金を紙幣で支払うときのその紙幣を挿入するための紙幣挿入口10と、乗車券の代金をプリペイドカード等のカード類で支払うときのそのプリペイドカード類を挿入するためのカード挿入口11と、釣銭を返却する返却口12と、乗車券を発行する発券口13とが設けられている。
図1中、14は、券売機本体1の前面側の床面に設けられている足底の形状を呈したマークであって、そのこの券売機本体1の前面側に位置する利用者イの目印となるように設けられている。すなわち、このマーク14の位置は、この位置に利用者イが立ったときに最も操作がし易やすいように決められている。
図1中、15は、券売機本体1を統括的に制御する制御器であって、図6に示されるように、ROM20に格納されているシステムプログラム及びRAM21に格納されているワーキングデータを用いて演算処理する中央処理部(CPU)22を有している。
このCPU22は、I/Oユニット23を介してカメラ4a,4bで撮像した撮像データを基に利用者イの口の位置を検出する画像処理ユニット24と、単一指向性マイクロホン6の回転機構6bを駆動制御するマイクロホン回転駆動ドライバ25と、単一指向性マイクロホン6からの音声を入力し、その入力された音声を解析処理するための音声処理ユニット26と、硬貨投入口9等から投入された金銭を検銭し、必要に応じて釣銭を返却口12に排出する金銭処理ユニット27と、乗車券を生成して発券口13に乗車券を発券する発券処理ユニット28と、カード挿入口11から挿入された磁気券からなるカードを処理する磁気券処理ユニット29と、カード挿入口11から挿入された無線通信機能を備えたICカードからなる非接触型ICカードを処理するアンテナAを備えたリーダ・ライタ30とが接続されている。
なお、画像処理ユニット24は、図3に示されるガルバノミラーを用いた距離画像センサMが用いられたときはガルバノミラー処理ユニットとされ、また、画像処理ユニット24は、図4に示される送受信器Sが用いられたときは送受信処理ユニットとされ、さらに、上記マイクロホン回転駆動ドライバ25は、図5に示される単一指向性マイクロホン群が用いられたときは、スイッチング回路6cを駆動制御するスイッチング駆動制御ドライバとされる。
次に、図7のフローチャートを用いて制御動作について説明する。今、券売機本体1が稼動中であり、このときに利用者イがマーク14の位置に立ったとする(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)。マーク14の位置に立った利用者イはカメラ4a,4bで撮像され、その撮像された撮像データは、画像処理ユニット24で所定の画像処理が行われて利用者イの口の位置が検出される(S102)。
画像処理ユニット24で利用者イの口の位置が検出されると、その利用者イの口の位置にマイクロホン回転駆動ドライバ25を介して単一指向性マイクロホン6の指向方向が合うように調整される(S104肯定)。そして、表示画面7に降車駅(下車駅)がどの駅であるかを問う内容が表示され、また、スピーカ8を介して降車駅がどの駅であるかを問う内容が音声案内されるので、その案内に従って利用者イが所定の降車駅を発声すると、その音声が単一指向性マイクロホン6を介して音声処理ユニット26に取り込まれる(S106)。なお、この音声の取り込みは、画像処理ユニット24で利用者イの口の動きが検知されたときに開始するようにしてもよい。この場合は、利用者イの音声を効率よく取り込むことができる。
音声処理ユニット26に取り込まれた利用者イの音声は、その音声処理ユニット26で解析処理され表示画面7に降車駅及びその降車駅までの運賃が表示されるとともに、スピーカ8を介して降車駅及びその降車駅までの運賃が音声案内され、その案内の降車駅で間違いがなければ運賃(乗車料金)を満たす金銭の投入案内が行われる。なお、表示画面7に表示された降車駅及びスピーカ8を介して案内された降車駅が利用者イの希望するものと異なるときは、再度、利用者イが所定の降車駅を発して音声入力が行われる(S108否定)。
表示画面7に表示された降車駅及びスピーカ8を介して案内された降車駅が利用者イの希望するものと一致して、乗車券の発行の基礎となる口座釦が決定し、さらに運賃を満たす金銭の投入が行われると(S110肯定)、発券処理ユニット28を介して乗車券を生成して発券口13に乗車券が発券される(S112)。発券口13に発券された乗車券が引き抜かれると、その利用者イに対する一連の発券処理が終了となり、券売機本体1は、次客のための待機モードとなる(S114否定)。
上述の例では、口位置検出手段をカメラ4a,4bで撮像した撮像データを基に利用者イの口の位置を検出する画像処理ユニット24で構成したが、この口位置検出手段を図3に示されるガルバノミラーを用いた距離画像センサMで構成したときは、受光器Dに受光されたデータをガルバノミラー処理ユニットで処理して利用者イの口の位置が検出される。また、口位置検出手段を図4に示される送受信器Sで構成したときは、送受信器Sで検知されたデータが送受信処理ユニットで処理して利用者イの口の位置が検出される。
さらに、上述の例では、単一指向性マイクロホン6の指向方向の調整を回動機構6bを用いて行うように構成したが、この指向方向の調整を図5に示される複数本の単一指向性マイクロホン6,6…からなる単一指向性マイクロホン群で構成したときは、指向方向の調整はスイッチング回路6cを介して行われる。
また、上述の例では、役務機器を自動券売機としたが、自動精算機、磁気券又は非接触型ICカードからなるプリペイドカードやSFカード等のカード類のカード発行機、あるいは自動定期券発売機等の出札機としてもよく、そらには、上記カード類に対する金額積増機等の媒体処理機とすることもできる。
本発明の駅務機器を自動券売機としたときのその自動券売機の本体の斜視図である。 利用者の口位置を検出する口位置検出手段及び単一指向性の指向方向を変化させるマイクロホン可動手段の説明図である。 利用者の口位置を検出する他の口位置検出手段の説明図である。 利用者の口位置を検出するさらに他の口位置検出手段の説明図である。 複数の単一指向性マイクロホン群及びそのなかから一つの単一指向性マイクロホンを選択するマイクロホン選択手段の説明図である。 制御器のブロック図である。 制御動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
イ…利用者
1…券売機本体(役務機器の本体)
2…接客パネル
3…案内部
4a,4b…カメラ
5…スラント部
6…単一指向性マイクロホン
6c…スイッチング回路
7…表示画面
8…スピーカ
9…硬貨投入口
10…紙幣挿入口
11…カード挿入口
12…返却口
13…発券口
14…マーク
15…制御器
M…距離画像センサ
S…送受信器

Claims (11)

  1. 利用者の発する所定の音声情報に基づいて発券処理等の所定の処理を行う駅務機器に対して音声情報を入力するための駅務機器用入力装置であって、
    利用者の発する音声情報を収集する単一指向性マイクロホンと、
    前記単一指向性マイクロホンを動かしてその単一指向性マイクロホンの指向方向を変化させるマイクロホン可動手段と、
    前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、
    前記口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に前記単一指向性マイクロホンの指向方向が一致するように前記マイクロホン可動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
    を有することを特徴とする駅務機器用入力装置。
  2. 利用者の発する所定の音声情報に基づいて発券処理等の所定の処理を行う駅務機器に対して音声情報を入力するための駅務機器用入力装置であって、
    利用者の発する音声情報を収集する、指向方向が前記駅務機器の前面側に向き、かつ指向方向が互いに異なるように設けられた複数の単一指向性マイクロホン群と、
    前記駅務機器の前面側に位置する利用者の口の位置を検出する口位置検出手段と、
    前記口位置検出手段で検出された利用者の口の位置に一致するように前記複数の単一指向性マイクロホン群から一つの単一指向性マイクロホンを選択するマイクロホン選択手段と、
    を有することを特徴とする駅務機器用入力装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駅務機器用入力装置において、前記口位置検出手段は、前記駅務機器の前面側に位置する利用者を互いに撮像方向が異なる複数の撮像手段で撮像した撮像データを解析処理して検出するものであることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  4. 請求項1又は2に記載の駅務機器用入力装置において、前記口位置検出手段は、前記駅務機器の前面側に位置する利用者をガルバノミラーを用いた距離画像センサで検出するものであることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の駅務機器用入力装置において、前記口位置検出手段で利用者の口の動きが検知されたときに、音声情報の入力を開始する音声情報入力開始手段を設けたことを特徴とする駅務機器用入力装置。
  6. 請求項1又は2に記載の駅務機器用入力装置において、前記口位置検出手段は、前記駅務機器の前面側に位置する利用者の背丈を検出し、その検出された利用者の背丈に基づいて検出するものであることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の駅務機器用入力装置において、前記駅務機器は、乗車券等の所定の媒体を発行する出札機であることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の駅務機器用入力装置において、前記駅務機器は、その駅務機器の本体に挿入された所定の媒体に所定の情報を書き込む媒体処理機であることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の駅務機器用入力装置において、前記所定の音声情報の入力は、前記駅務機器の前面側に位置する利用者と会話形式で行うものであることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  10. 請求項9に記載の駅務機器用入力装置において、前記会話形式の入力は、スピーカ又は表示画面を用いて行われるものであることを特徴とする駅務機器用入力装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の駅務機器用入力装置において、前記駅務機器の前面側の床面には、利用者の立つ位置を示す所定のマークが設けられていることを特徴とする駅務機器用入力装置。
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