JP2008015724A - カード類の真贋判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の運転免許証の識別装置は挿入口から運転免許証の全体が内部へ入ってしまうため、アンローディング時に引っ掛かり等が生じてしまうと当該免許証を取り出すことが困難となってしまう事態も発生していたという点である。
【解決手段】 挿入口は複数種のサイズのカード類の挿入が可能とされ、小型サイズのカード類の挿入ガイド片は下方からスプリングで附勢されて支持され、その挿入ガイド片は大型サイズのカード類の挿入時には押されて下降するものとされ、カード類の全体が装置の中に入らない構造とし、かつ、挿入したカード類を摘み出し易くする構造が設けられていることとする。
【選択図】 図1

Description

本発明はカード類、主として自動二輪車も含めた自動車運転免許証の真贋判定装置に関する。
近時、自動販売機によって本来は未成年者に対する販売が規制されているアルコール飲料、煙草をはじめ成人向けの録画済ビデオテープ、DVD、雑誌等が自由に購入できる状態となっている。
かかる商品を取り扱う自動販売機には現在年齢を確認し、購入状態にセットアップするため、自動運転免許証を挿入させて年齢を算出する運転免許証の識別装置が付設されるようになってきている。
特願2000−81546号出願書類
本発明が解決しようとする問題点は、前記した運転免許証の識別装置としてコピー機やプリンタを使用した偽造免許証に対しても対応が十分とはいえず、特に真正の運転免許証の生年月日の欄にコピー機による数字を小さく切って貼着したタイプの偽造免許証を識別できる装置は存在していないという点である。
また、運転免許証は現在、大型のものと小型のものの二種類が真正のものとして発行され存在しているが、その両者の生年月日欄の数字位置を同一場所で揃えて捉える手段としてスプリングで附勢されたローラを用いて横方向からガイドする機構のものが知られているが、この機構は運転免許証を斜めにしてしまい、常に整然と処理することが難しいものとなっており、さらには、挿入口から運転免許証の全体が内部へ入ってしまうため、アンローディング時に引っ掛かり等が生じてしまうと当該免許証を取り出すことが困難となってしまう事態も発生していたという点である。
この目的を達成するために、本発明に係るカード類の真贋判定装置は挿入口から挿入されたカード類を光学系センサーを使用し、反射率、透過率の差を比較して真贋を判定する装置であって、前記した光学系センサーとして赤外線センサー、可視光センサー、紫外線センサーの三つを用いてあることを特徴とし、挿入口は複数種のサイズのカード類の挿入が可能とされ、小型サイズのカード類の挿入ガイド片は下方からスプリングで附勢されて支持され、その挿入ガイド片は大型サイズのカード類の挿入時には押されて下降するものとされ、カード類の全体が装置の中に入らない構造とし、かつ、挿入したカード類を摘み出し易くする構造が設けられていることを特徴とし、前記した挿入したカード類を摘み出し易くする構造は切り欠き部の形成としたことを特徴とし、前記した押入したカード類を摘み出し易くする構造はスプリングで附勢されたヒンジ機構としたことを特徴とし、カード類として自動車運転免許証を対象としていることを特徴としている。
かかる構成としたことにより、三種の光学センサーによる三つの条件をクリアする必要が生じ偽造したカード類は誤りなく拒否されることとなり、また、大型のカード類、小型のカード類にも全く同様の対処となって、カード類を作動させることもなくなるので正確で整然とした対処がなされることとなり、挿入したカード類を摘み出すことが非常に容易となるのである。
図面として示す実施例のように構成することで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明を運転免許証に対応させて実施したカード類の真贋判定装置を示す平面図、図2は同じく図1におけるA矢視側面図、図3は同じく電子回路ブロック図、図4は別途の実施例を示す図である。
これらの図にあって1はケーシングを示し、このケーシング1の前面には運転免許証Lの挿入口2が設けられており、この挿入口2には挿入した運転免許証が摘み出し易いように切り欠き部2aが形成されている。具体的には挿入口2は略17mm前方へ突き出され、切り欠き部2aにおいて免許証を摘める部分を略14mmに想定してある。
前記したケーシング1内には挿入口2に続いて運転免許証の引き込みローラ3、3が軸支されており、この引き込みローラ3、3は運転免許証の挿入距離を計測するための回転スリットが備えられているもので、搬送中及び停止時に運転免許証の高さ位置を固定保持する。なお、4、4はこの引き込みローラ3、3と転接する送り補助ローラである。
前記した引き込みローラ3、3は運転免許証が挿入口2へ挿入されたことを検知する光学系のスタートセンサー5、5が入力され、特に図示しないモータ等の駆動源が起動することによって回転を開始し、運転免許証を装置内へローディングする。
また、引き込みローラ3、3及び補助ローラ4、4に続く搬路には可視光LED及びその受光素子から成る可視光センサー6及び赤外線LED及びその受光素子から成る赤外線センサー7が備えられ、続いて透過型の可視光センサー8が備えられている。
さらには、紫外線LED及びその受光素子から成る紫外線センサー9が設けられ、大型の運転免許証が挿入された場合、それを検知するサイズセンサー10と奥端まで運転免許証が到達し、計測終了されたことを検出するエンドセンサー11が設けられている。
そして、図中12は運転免許証に記載された生年月日を読み取る密着型のラインセンサーであり、このラインセンサー12にはCPUから信号を受ける、横向きに取り付けた貼り付けを検出するLED14の信号も送られるものとなっている。
一方、図中13は小型の運転免許証用の側縁ガイドで、この側縁ガイドは下方でスプリングによって支持された前端上縁をアール状に形成したもので、大型の運転免許証を挿入口2に挿入した際には、その大型の運転免許証によって押され容易に下降するものとなっており、大型の免許証も小型の免許証も強制的にラインセンサー12の位置に合せガイドできる構成となっている。13aはこの側縁ガイド13が下降するための切り欠きである。
本実施の形態に係る運転免許証を対象としたカード類の真贋判定装置は上記のように構成されている。ここで、挿入口2に運転免許証を挿入して、スタートセンサー5、5を横切ってメカニズムのスイッチがON状態となると、紫外線センサー9と貼り付けを検出するLED14以外のLEDが点灯し、引き込みローラ3、3に設けられたスリットで挿入距離を計測し、共にラインセンサー12によって運転免許証に記載された生年月日を読み取る。また、運転免許証の紋様を可視光センサー6、赤外線センサー7及び透過型の可視光センサー8によって読み取る。
運転免許証がローディングされてエンドセンサー11を横切ると計測終了となり、前記したLEDは消灯し、今度は紫外線センサー9が点灯して運転免許証の引き抜き時に引き込みローラ3、3のスリットで引き抜き距離を計測するとともに紫外線の反射率を計測する。同時に貼り付けを検出するLED14を点灯させて貼り付けの有無をラインセンサー12によって読み取ることとなる。
本実施の形態における可視光センサー6と赤外線センサー7は運転免許証の写真部分と対応する配置となっており、波長による反射率の相違を利用して真贋を判定する。即ち、赤外線センサー7における赤外線の反射率は写真上と写真のない部分での変化はないが、可視光センサー6、8における反射率、透過率は写真の有無によって大きく異なり、運転免許証の引き抜き時に作用する紫外線センサー9における紫外線は真正の運転免許証とコピー等の偽造したものとの紙質による反射率が大きく異なるので、この三つの条件をクリアしたものが真正の運転免許証と認定される。
また、真正の運転免許証の生年月日の欄に紙片等を貼着したものは運転免許証の横側からLED14によって光を照射して、貼着された紙片等の分表面より突起して反射率が高くなることを検出して行う。貼着された紙片等の端面は予想できないので反射検出はラインセンサー12によって行う。即ち、ラインセンサー12は挿入時には生年月日の数値を読み取り、引き抜き時に貼着された紙片等の検出を行うこととなる。
各センサーで受光されたアナログ値はマルチプレクサを経由して多重化されてA/Dコンバータによって変換されCPUに取り込まれ真贋の判定が行われる。また、ラインセンサー12のアナログ値は高速A/Dコンバータによって変換されてCPUに取り込まれ数値を認識させて基準年齢に達しているか否かの算定が行なわれる。
算定結果を商品購入希望者に認識させる手段として、装置前面に結果表示用のLEDが取り付けられ、装置使用可能時は「受付可」、基準年齢に達していれば「購入可」、基準年齢以下であれば「販売不可」を点灯させる。同時に外部機器に対してはインターフェースを介して「販売可」の信号を出力して自動販売機や扉開閉の制御がなされるようになっている。
また、図4として示すのは運転免許証を摘み出し易くする別途の構造例であり、挿入口2の先端部分の下部にスプリング15で附勢されたヒンジ16を付設したものである。係る構造によると挿入口2の先端部分を指先で下方に押せばその部分が枢動して下降し、免許証を摘むスペースが生じることとなり、取り出し後、挿入口2の先端は復帰し、受け入れのスタンバイ状態となる。
なお、本実施の形態は運転免許証を対象として述べたが、運転免許証以外のカード類にあっても応用実施することができるのは勿論である。
本発明を運転免許証に対応させて実施したカード類の真贋判定装置を示す平面図である。 図1におけるA矢視側面図である。 電子回路ブロック図である。 別途の実施例を示す図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 挿入口
3 引き込みローラ
4 補助ローラ
5 スタートセンサー
6 可視光センサー
7 赤外線センサー
8 透過型の可視光センサー
9 紫外線センサー
10 サイズセンサー
11 エンドセンサー
12 ラインセンサー
13 側縁ガイド
14 貼り付けを検出するLED
15 スプリング
16 ヒンジ
L 運転免許証

Claims (5)

  1. 挿入口から挿入されたカード類を光学系センサーを使用し、反射率、透過率の差を比較して真贋を判定する装置であって、前記した光学系センサーとして赤外線センサー、可視光センサー、紫外線センサーの三つを用いてあることを特徴とするカード類の真贋判定装置。
  2. 挿入口は複数種のサイズのカード類の挿入が可能とされ、小型サイズのカード類の挿入ガイド片は下方からスプリングで附勢されて支持され、その挿入ガイド片は大型サイズのカード類の挿入時には押されて下降するものとされ、カード類の全体が装置の中に入らない構造とし、かつ、挿入したカード類を摘み出し易くする構造が設けられていることを特徴とするカード類の真贋判定装置。
  3. 前記した挿入したカード類を摘み出し易くする構造は切り欠き部の形成としたことを特徴とする請求項2に記載のカード類の真贋判定装置。
  4. 前記した押入したカード類を摘み出し易くする構造はスプリングで附勢されたヒンジ機構としたことを特徴とする請求項2に記載のカード類の真贋判定装置。
  5. カード類として自動車運転免許証を対象としていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の真贋判定装置。
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