JP2008015686A - 金融機関ブース内監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】金融機関ブース内でのエンドユーザの不審行動を確実に検知して通報することが可能な金融機関ブース内監視システムを提供する。
【解決手段】金融機関ブース1内に対するエンドユーザの入退室を検知する入退室検知センサ41と、ブース1内に設置されたATM31と、ブース1内を撮影する監視カメラ21、51と、監視カメラ21、51の撮影画像とブース1内の状態を表示する監視端末71、81と、入退室検知センサ41の検知結果、監視カメラ21、51の撮影画像、およびATM31の使用状態を監視して記録する制御装置11および各種サーバ12、22、32、42、52を備え、入退室検知センサ41の検知結果、監視カメラ21、51の撮影画像、およびATM31の使用状態に基づいて、ブース1内でのエンドユーザの行動を追跡監視して不審行動を検知し、該エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を監視端末71、81に通報する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関ブース内におけるエンドユーザの不審行動を監視カメラにより監視して、検知した不審行動を通報する金融機関ブース内監視システムに関するものである。
近年、キャッシュカードやクレジットカードの偽造等による不正取引が大きな問題となっている。これに伴って、個人固有の生体的特徴を用いるバイオメトリックス本人認証システムが、カードの偽造や盗難や紛失等による金銭的損害を被る危険性が少ない認証手段として認識されつつある。しかし、バイオメトリックス本人認証システムを全ての金融機関の取引に組み込むまでにかかる期間と費用、および該認証システムに対応していない既存の金融機関カードの上記危険性や個人情報の漏洩といった問題の解決に対応することは、まだまだ困難である。
このような状況下で、金融機関が設置したATM(自動取引装置)等の自動機があって、行員や警備員等のいない金融機関ブース内において、悪者が盗撮カメラや偽造カードリーダ等を使用して、自動機でカードにより取引を行っている善意のエンドユーザ(一般顧客)から、該カードに記録されている個人情報や該カードの暗証番号を盗み取って、偽造カードを作成し、不正取引を行う等の問題行動についての対策が、金融機関で取り急ぎ必要となっている。この対策として、金融機関ブース内で盗撮カメラや偽造カードリーダの設置や使用等のような、問題行動の疑いがある不審行動を検知して、金融機関ブース内の監視にかかわる係員や警備員等に通報し、適切に対処させることが考えられる。
一方、下記の特許文献1には、一定空間内での不審者の不審行動を検知して通報する監視システムが開示されている。この監視システムでは、監視カメラの撮影画像に基づいて、監視領域に金庫やATM等の監視ターゲットを設定し、監視領域内でオブジェクト(監視ターゲットに不正アクセスしようとする不審者)の発生を検知し、該オブジェクトの監視ターゲットに対する相対的な変化量を取得し(監視ターゲットへの接近という不審な動きを検知し)、該変化量に応じて監視センタに注意喚起を行うか否かを判断して、必要時にはオペレータへの通知を実施し、該オブジョクトの映像を監視モニタのメイン画面に表示させる。
また、下記の特許文献2には、一定空間内に対する被監視者の入室から退室までの時間を検知して警報する監視システムが開示されている。この監視システムでは、浴室等の所定室に入室したことを入室検知センサにより検知すると、タイマが計時動作を開始し、このタイマの計測時間がタイムアップする前までに、被監視者が所定室から退室したことを退室検知センサにより検知しなければ、警告表示灯を警告表示する。
特開2000−295598号公報 特開2002−312815号公報
上述した特許文献1のような従来の監視システムを金融機関ブース内に適用した場合は、自動機への人の接近を不審行動として自動的に検知することはできるが、これ以外の自動機から離れた位置での盗撮カメラ等の設置や使用または自動機での時間稼ぎ的な取引等のような不審行動を自動的に検知することはできない。また、善意のエンドユーザが取引を行おうとして自動機に接近したときにも、不審行動として自動的に誤検知してしまう。さらに、監視カメラにより撮影した自動機近傍の画像を監視モニタに表示させて、監視員等に監視させることはできるが、監視員等の不審行動判断基準やモニタ監視能力や監視対象規模の相違等といった人為的要因により、不審行動を見逃したり過剰判断したりする等して、不審行動の判断結果がばらつくことが懸念される。
上述した特許文献2のような従来の監視システムを金融機関ブース内に適用した場合は、入退室検知センサにより金融機関ブース内での人の一定時間以上の不審滞在という不審行動を自動的に検知することはできるが、これ以外の金融機関ブース内で行われる盗撮カメラの設置等の不審行動を自動的に検知することはできない。また、金融機関ブース内が混雑していて、善意のエンドユーザが金融機関ブース内に入室して取引を行って退室するまでに時間がかかったときにも、不審滞在として自動的に誤検知してしまう。
本発明は、上述した問題を解決するものであって、その目的とするところは、金融機関ブース内でのエンドユーザの不審行動を確実に検知して通報することが可能な金融機関ブース内監視システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る金融機関ブース内監視システムは、金融機関が設置した金融機関ブース内に対するエンドユーザの入退室を検知する入退室検知センサと、金融機関ブース内に設置された所定の取引が行える自動機と、金融機関ブース内を撮影する監視カメラと、監視カメラの撮影画像と金融機関ブース内の状態を表示する端末装置と、入退室検知センサの検知結果、監視カメラの撮影画像、および自動機の使用状態を監視して記録する監視装置とから構成され、監視装置は、入退室検知センサの検知結果、監視カメラの撮影画像、および自動機の使用状態に基づいて、金融機関ブース内でのエンドユーザの行動を追跡して監視し、該エンドユーザの不審行動を検知し、検知した該エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を端末装置に通報する。
このように、入退室検知センサの検知結果、監視カメラの撮影画像、および自動機の使用状態に基づいて、金融機関ブース内でのエンドユーザの行動を追跡して監視し、不審行動を検知すると、エンドユーザの自動機での取引前後と取引中における、金融機関ブース内での取引目的以外の不審滞在、金融機関ブース内の通常利用しない領域での盗撮カメラや偽造カードリーダの設置や使用等の不正作業、時間稼ぎ的取引、および異名義での連続取引等のような不審行動を、確実に自動検知して端末装置に通報することが可能となる。またこれにより、善意のエンドユーザの取引のための自動機への接近や金融機関ブース内の混雑による長時間滞在等の当然の行動を、不審行動と誤検知するのを防止することが可能となる。さらに、検知したエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を端末装置に通報するので、該情報を端末装置で表示して、金融機関ブース内の監視にかかわる係員等に不審者と不審行動を認識させることができ、係員等の不審行動判断基準やモニタ監視能力や監視対象規模の相違等といった人為的要因による不審行動の見逃しや過剰判断等の判断結果のばらつきを縮小させることが可能となる。そして、監視カメラや自動機等による金融機関ブース内の特定のターゲット(不審者または不審行動が検知された領域若しくは自動機等)のリアルタイム若しくは非リアルタイムな状況確認や監視、または警備員等への通報や出動要請等のような適切な対処を、係員等に容易かつ迅速に講じさせることが可能となる。加えて、エンドユーザの不審行動を検知する度に、該不審行動と該エンドユーザの撮影画像の情報を端末装置に通知するので、不審行動を頻繁に行っている不審者の特徴を把握して、マークしたり警察に通報したりする等のように適切に対処することができる。
本発明によれば、金融機関ブース内に、正当な理由で訪れている善意のエンドユーザの当然の行動を不審行動と誤検知することなく、不当な理由で訪れている悪意のエンドユーザの自動機での取引前後および取引中の種々の不審行動を確実に自動検知して、金融機関ブース内の監視にかかわる係員等に通報することが可能となり、係員等による監視、犯罪を引き起こす問題行動の早期発見、および犯罪の未然防止の効率の向上が望める。
以下、図を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係る金融機関ブース内監視システム10の構成図である。図2は、本実施形態に係る金融機関ブース1内の概略図である。金融機関ブース内監視システム10は、銀行等の金融機関で導入されていて、従来から設置されていた動作監視システム20、自動機監視システム30、および入退室検知システム40と、新しく設置されたATM(Automated Teller Machine:自動取引装置)監視カメラ51、監視カメラサーバ52、制御装置11、ブース内監視サーバ12、および監視端末71、81とから構成されている。
金融機関ブース1は、金融機関が設置した行員や警備員等のいない無人の取引サービス提供施設である。金融機関ブース1内には、動作監視カメラ21、ATM31、入退室検知センサ41、およびATM監視カメラ51が設置されていて、それぞれLAN等により接続されている。監視センタ2は、金融機関が金融機関ブース1とは別の場所に設置した有人の施設である。監視センタ2には、金融機関ブース1を遠隔監視する係員(金融機関または監視業務委託会社等の社員)等がいる。また、監視センタ2には、動作監視サーバ22、自動機監視サーバ32、入退室検知サーバ42、監視カメラサーバ52、制御装置11、ブース内監視サーバ12、および監視端末71が設置されていて、それぞれLAN等により接続されている。警備会社3は、金融機関に金融機関ブース1の警備を委託された警備員のいる会社である。金融機関に金融機関ブース1の警備だけでなく保守も委託された保守会社が警備会社3となっている場合もある。警備会社3には、警備員等が利用する監視端末81が設置されている。監視端末81は、パーソナルコンピュータまたは携帯型端末装置等から構成されている。監視端末81および金融機関ブース内監視システム10の各装置11、12、21、22、31、32、41、42、51、52、71は、ネットワーク網61とLAN等により接続されている。
入退室検知システム40の入退室検知センサ41は、赤外線センサ等から構成されている。入退室検知センサ41は、図2に示すように金融機関ブース1の出入口4に設置されていて、ブース1内に対するエンドユーザ(一般顧客)の入室および退室を検知する。入退室検知サーバ42は、入退室検知センサ41の検知信号を受信して、入退室検知センサ41で検知したエンドユーザの入室数、退室数、入退室時刻等の結果を記録する。また、入退室検知サーバ42には、エンドユーザが金融機関ブース1内に入室してから退出するまでの幾つかの行動にかかる時間を計測するタイマが備わっている。
動作監視システム20の動作監視カメラ21は、図2に示すように金融機関ブース1内の天井近傍に複数設置されていて、金融機関ブース1内全体を死角無しに撮影する。つまり、動作監視カメラ21は、金融機関ブース1内にいる全てのエンドユーザを撮影する。動作監視サーバ22は、動作監視カメラ21で撮影した画像を受信して記録するとともに、該撮影画像を認識処理して、検知した動体をエンドユーザとして、該エンドユーザの行動を追跡して監視する。動作監視カメラ21同士で撮影する領域を一部共有させているため、動作監視サーバ22は、動作監視カメラ21同士でエンドユーザをリレーして、見失わないように監視することができる。また、動作監視サーバ22は、動作監視カメラ21の撮影画像に基づいて、金融機関ブース1内にいるエンドユーザの人数を計数して混雑状態を検知する。さらに、動作監視サーバ22は、動作監視カメラ21の撮影画像に基づいて、図2で金融機関ブース1内の天井近傍に斜線で示す通常利用しない領域25へのエンドユーザの侵入を検知する。動作監視サーバ22には、その非通常利用領域25にエンドユーザが進入して停滞していた継続時間と積算時間とを計測するタイマが備わっている。
自動機監視システム30のATM31は、カードや通帳により預金口座の残高照会、支払、預入、振込、および振替等の所定の取引が行える自動機の一例である。ATM31は、図2に示すように金融機関ブース1内の奥に複数設置されている。ATM31には、タッチパネルや赤外線センサ等のようなエンドユーザの接触または接近を検知する顧客センサが搭載されている。自動機監視サーバ32は、ATM31から取引情報(操作情報)と上記顧客センサの検知信号を受信して、エンドユーザによるATM31の取引状態(操作状態)とATM31への接触または接近を監視して記録する。
ATM監視カメラ51は、図2に示すように金融機関ブース1内の各ATM31の後上方から前下方に向けて複数設置されていて、各ATM31近傍を死角無しに撮影する。つまり、各ATM監視カメラ51は、各ATM31の前面近傍と該近傍にいるエンドユーザを動作監視カメラ21より近い位置で撮影する。監視カメラサーバ52は、ATM監視カメラ51で撮影した画像を受信して記録するとともに、該撮影画像を認識処理して、検知した動体をエンドユーザとして、該エンドユーザのATM31近傍での行動を監視する。
制御装置11は、パーソナルコンピュータ等から構成されていて、金融機関ブース内監視システム10の各装置12、21、22、31、32、41、42、51、52、71を統括的に制御する。制御装置11は、入退室検知センサ41の検知結果、監視カメラ21、51の撮影画像、およびATM31の使用状態に基づいて、金融機関ブース1内に入室したエンドユーザの退室までの行動を追跡して監視し、該エンドユーザの不審行動を検知する。また、制御装置11は、検知したエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を、ブース内監視サーバ12に記録する。さらに、制御装置11は、検知したエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を、監視端末71に通報する。
監視端末71は、パーソナルコンピュータ等から構成されていて、金融機関ブース1内を遠隔監視する係員等が利用する。監視端末71は、監視カメラ21、51の撮影画像や各サーバ12、22、32、42に記録されている各種情報を、オペレータ操作によって読み出して、監視モニタに表示する。また、監視端末71は、制御装置11から受信したエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を、監視モニタに表示する。また、監視端末71は、エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報に基づいて、金融機関ブース1内の不審レベルを判断して、監視モニタに表示する。さらに、監視端末71には、エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報と不審レベルとを、警備会社3の監視端末81に通報する。監視端末81は、監視端末71から通報されたエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報と不審レベルとを、監視モニタに表示する。
図3および図4は、金融機関ブース1内でのエンドユーザの取引前後の不審滞在という不審行動の検知手順を示すフローチャートである。各ステップは、制御装置11が金融機関ブース内監視システム10の各装置を制御して実行する。先ず、入退室検知センサ41にてエンドユーザが金融機関ブース1内に入室したことを検知すると(図3のステップN1)、入退室検知サーバ42にて入室時刻を記録する。また、動作監視サーバ22にて動作監視カメラ21の撮影画像に基づいて、入室したエンドユーザの行動の追跡監視を開始する(ステップN2)。また、入退室検知サーバ42に備わるタイマ1にて入室したエンドユーザが金融機関ブース1内から退室するまでの経過時間の計測を開始する(ステップN3)。入退室検知サーバ42には、上記のタイマ1以外に、図5に示すようにATM31で取引可能になってから取引を開始するまでの経過時間を計測するタイマ2と、ATM31で取引を終了してから退室するまでの経過時間を計測するタイマ3とが備わっている。
また、図3のステップN4で、動作監視サーバ22および監視カメラサーバ52にて各監視カメラ21、51の撮影画像に基づいて、金融機関ブース1内およびATM31の混雑状態を検知する。そして、検知した混雑状態に基づいて入退室検知サーバ42に備わるタイマ2、3の制限時間を設定する(ステップN5)。詳しくは、例えば上記混雑状態を示す情報として、金融機関ブース1内にいるエンドユーザの総人数およびATM31を順に使用するために金融機関ブース1内の整列待機位置に並んで待っているエンドユーザの待機人数を検知する。そして、例えば図6に示すタイマ制限時間設定テーブルに従って、エンドユーザの待機人数に対応するタイマ2の制限時間と、エンドユーザの総人数に対応するタイマ3の制限時間とを設定する。図6のタイマ制限時間設定テーブルの情報は、金融機関ブース1内にATM31が2台設置されている場合を想定して予め設定されたものである。図6のタイマ制限時間設定テーブルの情報および図5のタイマ設定テーブルの情報は、入退室検知サーバ42またはブース内監視サーバ12に記録されている。図5に示す例では、タイマ2、3の制限時間をそれぞれ「60秒」に設定し、タイマ1の制限時間を「なし」に設定している。ステップN4およびN5の処理は、ステップN1の前に行ってもよいし、図3および図4の一連の処理から分離して行うようにしてもよい。
また、図3のステップN6で、制御装置11にて動作監視サーバ22、監視カメラサーバ52、および自動機監視サーバ32から通知される各監視カメラ21、51の撮影画像情報および各ATM31の取引情報や稼動情報(顧客センサのON・OFF状態やATM31での障害の発生有無の情報等)に基づいて、各ATM31の使用状態を確認する。該確認の結果、エンドユーザによって使用されていない空のATM31が有って(ステップN7:NO)、該空のATM31が障害発生中であれば(ステップN8:YES)、取引可能なATM31は無いので、他に空のATM31が発生するのを待つ(ステップN9:NO)。対して、空のATM31が有って(ステップN7:NO)、該空のATM31が障害発生中でなければ(ステップN8:NO)、またはしばらくして空のATM31が発生すれば(ステップN9:YES)、取引可能なATM31が有るので、入退室検知サーバ42のタイマ2にて該ATM31が取引可能になってから該ATM31で行動監視中のエンドユーザが取引を開始するまでの経過時間の計測を開始する(ステップN10)。
上記処理の際、ステップN6で、行動監視中のエンドユーザが待つことなく直ぐにATM31で取引可能な状態にあるのか、または行動監視中のエンドユーザがATM31で取引可能になるのを待つ順は何番目かということを検知するようにしてもよい。そしてこの検知情報に基づいて、ステップN7およびN9で、行動監視中のエンドユーザがこれから使用してもよい空のATM31が有るか否かを判定し、ステップN10へ進むようにしてもよい。
タイマ2の計測を開始すると、動作監視サーバ22、監視カメラサーバ52、および自動機監視サーバ32にて各監視カメラ21、51の撮影画像およびATM31から通知される取引情報に基づいて、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始したか否かを判定する(ステップN11)。そして、取引が開始されなければ(ステップN11:NO)、入退室検知サーバ42にてタイマ2がタイムオーバ、即ち制限時間以上になったか否かを確認し(ステップN12)、タイムオーバになっていなければ(ステップN12:NO)、再びステップN11で取引を開始したか否かを判定する。タイマ2がタイムオーバになる前に(ステップN12:NO)、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始すると(ステップN11:YES)、自動機監視サーバ32および入退室検知サーバ42に取引開始時刻を記録して、タイマ2の計測を終了する(ステップN15)。
対して、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始しないまま(ステップN11:NO)、タイマ2がタイムオーバになると(ステップN12:YES)、該タイムオーバが2度目以上か否かを判定する(ステップN13)。タイマ2のタイムオーバが1度目ならば(ステップN13:NO)、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引を行う以外の目的で一定時間(タイマ2の制限時間)以上金融機関ブース1内に滞在したという取引前の不審行動が行われたことを検知し、該検知結果をブース内監視サーバ12に記録するとともに、該エンドユーザの不審行動と監視カメラ21、51で撮影してサーバ22、52に記録した撮影画像の情報とを、監視センタ2の監視端末71に通報する(ステップN14)。この後、行動監視中のエンドユーザが依然として取引可能なATM31で取引を開始しないまま(ステップN11:NO)、タイマ2が前にタイムオーバになってからまたさらにタイムオーバになると(ステップN12:YES)、即ちタイマ2の計測時間が制限時間の(N+1)倍以上になると(Nはタイマ2が既にタイムオーバになった回数)、該タイムオーバは2度目以上なので(ステップN13:YES)、重複する不審行動等の通報をせず、上記取引前の不審行動が継続していることを検知し、該検知結果とタイムオーバ回数Nをブース内監視サーバ12に記録して、タイマ2の計測を終了する(ステップN15)。
タイマ2の計測を終了すると、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始したか否かを判定し(図4のステップN16)、取引を開始していなければ(ステップN16:NO)、該エンドユーザが金融機関ブース1内から退室した否かを判定する(ステップN17)。そして、動作監視サーバ22および入退室検知サーバ42にて動作監視カメラ21の撮影画像および入退室検知センサ41の検知結果に基づいて、行動監視中のエンドユーザが退室したことを検知すると(ステップN17:YES)、タイマ1の計測を終了して(ステップN25)、各タイマ1、2、3の計測結果と退室時刻とを入退室検知サーバ42に記録して保存し(ステップN26)、各タイマ1、2、3をリセットする(ステップN27)。この場合、入退室検知サーバ42には、タイマ3が未計測であることが記録される。
対して、タイマ2の計測を終了してから、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始したことを検知すると(ステップN16:YES)、自動機監視サーバ32および入退室検知サーバ42に取引開始時刻を記録して、自動機監視サーバ32にて該ATM31の取引情報に基づいて、該エンドユーザが取引を終了したか否かを判定する(ステップN18)。そして、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引を終了すると(ステップN18:YES)、自動機監視サーバ32および入退室検知サーバ42に取引終了時刻を記録して、入退室検知サーバ42のタイマ3にて該エンドユーザがATM31で取引を終了してから金融機関ブース1内より退室するまでの経過時間の計測を開始する(ステップN19)。次に、動作監視サーバ22および入退室検知サーバ42にて動作監視カメラ21の撮影画像および入退室検知センサ41の検知結果に基づいて、行動監視中のエンドユーザが金融機関ブース1内から退室した否かを判定する(ステップN20)。退室が検知されなければ(ステップN20:NO)、タイマ3がタイムオーバ、即ち制限時間以上になったか否かを確認し(ステップN21)、タイムオーバになっていなければ(ステップN21:NO)、再びステップN20で退室を検知したか否かを判定する。タイマ3がタイムオーバになる前に(ステップN21:NO)、行動監視中のエンドユーザが金融機関ブース1内から退室すると(ステップN20:YES)、タイマ3の計測を終了し(ステップN24)、タイマ1の計測を終了する(ステップN25)。
対して、行動監視中のエンドユーザが金融機関ブース1内から退室しないまま(ステップN20:NO)、タイマ3がタイムオーバになると(ステップN21:YES)、該タイムオーバが2度目以上か否かを判定する(ステップN22)。タイマ3のタイムオーバが1度目ならば(ステップN22:NO)、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引を行う以外の目的で一定時間(タイマ3の制限時間)以上金融機関ブース1内に滞在したという取引後の不審行動が行われたことを検知し、該検知結果をブース内監視サーバ12に記録するとともに、該エンドユーザの不審行動と監視カメラ21、51で撮影してサーバ22、52に記録した撮影画像の情報とを監視端末71に通報する(ステップN23)。この後、行動監視中のエンドユーザが依然として金融機関ブース1内から退室しないまま(ステップN20:NO)、タイマ3が前にタイムオーバになってからまたさらにタイムオーバになると(ステップN21:YES)、即ちタイマ3が制限時間の(N+1)倍以上になると(Nはタイマ3が既にタイムオーバになった回数)、該タイムオーバは2度目以上なので(ステップN22:YES)、重複する不審行動等の通報をせず、上記取引後の不審行動が継続していることを検知し、該検知結果とタイムオーバ回数Nをブース内監視サーバ12に記録して、タイマ3の計測を終了し(ステップN24)、タイマ1の計測を終了する(ステップN25)。
タイマ1の計測を終了すると、各タイマ1、2、3の計測結果と退室時刻とを入退室検知サーバ42に記録して保存し(ステップN26)、各タイマ1、2、3をリセットする(ステップN27)。そして、入退室検知サーバ42に60日間保管しているタイマ1、2、3の計測値等のデータがあれば(ステップN28:YES)、該データを削除して(ステップN29)、終了する。
図7は、金融機関ブース1内でのエンドユーザの非通常利用領域25での不審行動の検知手順を示すフローチャートである。各ステップは、制御装置11が金融機関ブース内監視システム10の各装置を制御して実行する。先ず、入退室検知センサ41にてエンドユーザが金融機関ブース1内に入室したことを検知すると(ステップN31)、入退室検知サーバ42にて入室時刻を記録する。また、動作監視サーバ22にて動作監視カメラ21の撮影画像に基づいて、入室したエンドユーザの行動の追跡監視を開始する(ステップN32)。そして、行動監視中のエンドユーザが非通常利用領域25で検知されたか否かを判定し(ステップN33)、非通常利用領域25で検知されていなければ(ステップN33:NO)、該エンドユーザが金融機関ブース1内から退室したか否かを判定する(ステップN47)。
行動監視中のエンドユーザの退室を入退室検知センサ41にて検知することなく(ステップN47:NO)、該エンドユーザを非通常利用領域25で検知すると(ステップN33:YES)、動作監視サーバ22にてタイマ32が計測中か否かを判定する(ステップN34)。動作監視サーバ22には、図8に示すようにエンドユーザが非通常利用領域25に侵入して停滞した継続時間を計測するタイマ31と積算時間を計測するタイマ32とが備わっている。図8の例では、タイマ31の制限時間は「20秒」に設定されていて、タイマ32の制限時間は「120秒」に設定されている。図8のタイマ設定テーブルの情報は、動作監視サーバ22に記録されている。タイマ32が計測中でなければ(ステップN34:NO)、動作監視サーバ22のタイマ31、32にて行動監視中のエンドユーザが非通常利用領域25に侵入して停滞した継続時間と積算時間の計測を開始する(ステップN35)。
そして、タイマ32がタイムオーバ、即ち制限時間以上になったか否かを確認し(ステップN37)、タイムオーバになっていなければ(ステップN37:NO)、行動監視中のエンドユーザを非通常利用領域25で検知しなくなったか否かを判定する(ステップN40)。行動監視中のエンドユーザを非通常利用領域25で検知し続けていれば(ステップN40:NO)、タイマ31がタイムオーバになったか否かを判定し(ステップN44)、タイムオーバになっていなければ(ステップN44:NO)、再びステップN40で該エンドユーザを非通常利用領域25で検知しなくなったか否かを判定する。タイマ31がタイムオーバになる前に(ステップN44:NO)、行動監視中のエンドユーザを非通常利用領域25で検知しなくなると(ステップN40:YES)、タイマ31の計測を終了し(ステップN41)、動作監視サーバ22にタイマ31の計測結果を保存して(ステップN42)、タイマ31をリセットする(ステップN43)。
対して、行動監視中のエンドユーザを非通常利用領域25で検知し続けたまま(ステップN40:NO)、タイマ31がタイムオーバになると(ステップN44:YES)、該タイムオーバが2度目以上か否かを判定する(ステップN45)。タイマ31のタイムオーバが1度目ならば(ステップN45:NO)、行動監視中のエンドユーザが非通常利用領域25に一定時間(タイマ31の制限時間)以上継続して停滞しているという不審行動が行われたことを検知し、該検知結果をブース内監視サーバ12に記録するとともに、該エンドユーザの不審行動と動作監視カメラ21で撮影して動作監視サーバ22に記録した撮影画像の情報とを監視端末71に通報する(ステップN46)。
この後、行動監視中のエンドユーザを依然として非通常利用領域25で検知し続けたまま(ステップN40:NO)、タイマ31が前にタイムオーバになってからまたさらにタイムオーバになると(ステップN44:YES)、即ちタイマ31が制限時間の(N+1)倍以上になると(Nはタイマ31が既にタイムオーバになった回数)、該タイムオーバは2度目以上なので(ステップN45:YES)、重複する不審行動等の通報をせず、上記非通常利用領域25での不審行動が継続していることを検知し、該検知結果とタイムオーバ回数Nをブース内監視サーバ12に記録する。そして、行動監視中のエンドユーザを非通常利用領域25で検知しなくなると(ステップN40:YES)、タイマ31の計測を終了し(ステップN41)、動作監視サーバ22にタイマ31の計測結果を保存して(ステップN42)、タイマ31をリセットする(ステップN43)。
タイマ31をリセットした後、行動監視中のエンドユーザの退室を検知することなく(ステップN47:NO)、該エンドユーザを再び非通常利用領域25で検知すると(ステップN33:YES)、タイマ32は計測中なので(ステップN34:YES)、タイマ31の計測を再び開始する(ステップN36)。そして、タイマ32がタイムオーバになったか否かを確認し(ステップN37)、タイムオーバになっていれば(ステップN37:YES)、該タイムオーバが2度目以上か否かを判定する(ステップN38)。タイマ32のタイムオーバが1度目ならば(ステップN38:NO)、行動監視中のエンドユーザが非通常利用領域25に一定時間(タイマ32の制限時間)以上継続して停滞しているという不審行動、または非通常利用領域25に頻繁に出入りしてトータルで一定時間以上(タイマ32の制限時間)停滞したという不審行動が行われたことを検知し、該検知結果(非通常利用領域25へのエンドユーザの侵入回数を含む)をブース内監視サーバ12に記録するとともに、該エンドユーザの不審行動と動作監視カメラ21で撮影して動作監視サーバ22に記録した撮影画像の情報とを監視端末71に通報する(ステップN39)。
この後、上述したようにステップN40〜N46、N47、N33、N34、およびN36を行った後、ステップN37でタイマ32が前にタイムオーバになってからまたさらにタイムオーバになると(ステップN37:YES)、即ちタイマ32が制限時間の(N+1)倍以上になると(Nはタイマ32が既にタイムオーバになった回数)、該タイムオーバは2度目以上なので(ステップN38:YES)、重複する不審行動等の通報をせず、上記非通常利用領域25での不審行動が続いていることを検知し、該検知結果とタイムオーバ回数Nをブース内監視サーバ12に記録する。そして、上述したようにステップN40〜N46を行った後、ステップN47で入退室検知センサ41にて行動監視中のエンドユーザの金融機関ブース1内からの退室を検知すると(ステップN47:YES)、タイマ32の計測を終了し(ステップN48)、動作監視サーバ22にタイマ32の計測結果を保存して(ステップN49)、タイマ32をリセットする(ステップN50)。そして、動作監視サーバ22に60日間保管しているタイマ31、32の計測値等のデータがあれば(ステップN51:YES)、該データを削除して(ステップN52)、終了する。
図9は、金融機関ブース1内でのエンドユーザのATM31での取引中の不審行動の検知手順を示すフローチャートである。各ステップは、制御装置11が金融機関ブース内監視システム10の各装置を制御して実行する。先ず、監視カメラ21、51およびサーバ22、52にて行動を監視中のエンドユーザがATM31を取り扱ったことをATM31に備わる顧客センサにて検知すると(ステップN61)、サーバ22、52および自動機監視サーバ32からブース内監視サーバ12へ該エンドユーザによる該ATM31での取引開始を通知する(ステップN62)。また、自動機監視サーバ32にて該ATM31から通知される取引情報(入力された操作情報やカードまたは通帳の記録情報等)を確認する(ステップN63)。
そして、顧客センサ、動作監視サーバ22、および監視カメラサーバ52にて顧客センサの検知結果および監視カメラ21、51の撮影画像に基づいて、同一のエンドユーザがATM31前から離れていないことを検知しつつ、自動機監視サーバ32にてATM31の取引情報に基づいて、同一名義ユーザがATM31で連続して取引を行ったことを検知すると(ステップN64:YES)、該ATM31で所定の不審な取引パターンが実施されたか否かを判定する(ステップN65)。不審な取引パターンとしては、例えば図10に示すように同一名義ユーザによる3回以上の残高照会取引というパターン1、同一名義ユーザによる3回以上の無帳(通帳を使用しない)支払取引というパターン2、同一名義口座への連続した振込取引または振替取引というパターン3、同一ユーザによる3回以上の取消キー操作というパターン4、および同一名義ユーザによる2回以上の残高照会取引および2回以上の無帳支払取引の連続実施というパターン5が予め設定されている。図10の不審取引パターン設定テーブルの情報は、自動機監視サーバ32またはブース内監視サーバ12に記録されている。
図9のステップN65で、不審な取引パターン1〜5のいずれかの実施を検知すると(ステップN65:YES)、監視端末71へ不審行動を通報済みでなければ(ステップN68:NO)、行動監視中のエンドユーザがATM31で該取引パターンを実施したという取引中の不審行動が行われたことを検知し、該検知結果をブース内監視サーバ12に記録するとともに、該エンドユーザの不審行動と監視カメラ21、51で撮影してサーバ22、52に記録した撮影画像の情報とを監視端末71に通報する(ステップN69)。
そして、行動監視中のエンドユーザがATM31から離れて取引を終了したことを検知せず(ステップN70:NO)、さらに同一名義ユーザが該ATM31で連続取引を行ったことを検知しなければ(ステップN64:NO)、または再び同一名義ユーザが該ATM31で連続取引を行ったことを検知し(ステップN64:YES)、かつ該ATM31で不審な取引パターンの実施が検知されなければ(ステップN65:NO)、該ATM31で異名義ユーザによる取引の連続実施が行われたか否かを判定する(ステップN66)。行動監視中のエンドユーザがATM31から離れることなく、該ATM31で異なるカード等を使用して異名義ユーザによる取引を連続して実施したことを検知すると(ステップN66:YES)、暗証番号の入力を2回連続してミスしたか否かを判定する(ステップN67)。ATM31では、カード等での取引時に行う暗証番号の入力を3回連続してミスすると、該カード等での取引を以降自動的に禁止するようになっている。ステップN67では、取引を禁止する前の暗証番号入力の2回連続ミスという不審行動を検知している。暗証番号入力の2回連続ミスを検知すると(ステップN67:YES)、監視端末71へ不審行動を通報済みであれば(ステップN68:YES)、重複する不審行動等の通報をせず、上記の異名義ユーザカードでの暗証番号入力の2回連続ミスという取引中の不審行動が行われたことを検知し、該検知結果をブース内監視サーバ12に記録する。
その後、顧客センサ、動作監視サーバ22、および監視カメラサーバ52にて顧客センサの検知結果および監視カメラ21、51の撮影画像に基づいて、動作監視中のエンドユーザがATM31前から離れたことを検知しつつ、自動機監視サーバ32にて該ATM31の取引情報に基づいて、該ATM31での取引が終了したことを検知すると(ステップN70:YES)、自動機監視サーバ32によるATM31の監視結果を自動機監視サーバ32に保存し(ステップN71)、自動機監視サーバ32に60日間保管している監視結果等のデータがあれば(ステップN72:YES)、該データを削除して(ステップN73)、終了する。
図11は、金融機関ブース1内でのエンドユーザの不審行動の検知時対応手順を示すフローチャートである。ステップN81〜N84は、監視センタ2の監視端末71が実行し、ステップN85〜N96は、監視端末71を利用している係員等が実行する。先ず前述した図3のステップN14、図4のステップN23、図7のステップN39とN46、または図9のステップN69で制御装置11から通報されたエンドユーザの不審行動と撮影画像等の情報を受領すると(ステップN81)、監視端末71は各監視カメラ21、51とリアルタイム接続する(ステップN82)。
そして、受領したエンドユーザの不審行動の情報に基づいて、不審レベルを判断する(ステップN83)。監視端末71には、図12に示すような不審レベル判断テーブルの情報が記録されている。同一のエンドユーザの不審行動として、前述した取引前取引開始タイムオーバ(図3のステップN14)、取引後退室タイムオーバ(図4のステップN23)、非通常利用領域継続タイムオーバ(図7のステップN46)、非通常利用領域積算タイムオーバ(図7のステップN39)、または取引中不審取引パターン(図9のステップN69)のいずれか1つが通報された場合、または取引前取引開始タイムオーバと取引後退室タイムオーバがともに通知された場合は、不審レベルをレベル1と判断する。このレベル1では、金融機関ブース1内の状況確認の必要がある。また、同一のエンドユーザの不審行動として、取引前取引開始タイムオーバと取引後退室タイムオーバの少なくとも1つと、非通常利用領域継続タイムオーバ、非通常利用領域積算タイムオーバ、または取引中不審取引パターンのいずれか1つが通報された場合、または非通常利用領域継続タイムオーバ、非通常利用領域積算タイムオーバ、または取引中不審取引パターンのいずれか2つが通報された場合は、不審レベルをレベル2と判断する。このレベル2では、金融機関ブース1内への警備員の出動を検討する必要がある。不審レベルを判断すると、監視端末71は具備しているアラームを鳴動しつつ、受領したエンドユーザの不審行動および撮影画像の情報等、判断した不審レベル、該不審レベルで取り敢えずすべき対処(状況確認、警備員出動検討)、および監視カメラ21、51のリアルタイムな撮影画像を監視モニタに表示して通知する(ステップN84)。
すると、監視センタ2の係員等が監視端末71にて通知されたデータの内容と監視モニタの表示を確認して(ステップN85、N86)、金融機関ブース1内に問題が有るか否かを判断する(ステップN87)。このとき、必要に応じて、例えば監視カメラ21、51の撮影画像を検証したり、該撮影画像から金融機関ブース1内の混雑状態等を確認したり、ATM31の取引状態を検証したり、サーバ12、22、32、42、52から該当するエンドユーザの行動情報やATM31での取引情報等を抽出して検証したりする。そして、監視モニタで確認した不審行動等から犯罪を招くおそれのある問題が有ると判断すると(ステップN87:YES)、係員等は監視端末71を操作し、サーバ12、22、32、42、52にある過去のデータベースの情報を監視端末71へ読み出して表示させて確認する(ステップN88)。そして、対策を検討し(ステップN89)、警備会社3への依頼が必要であると判断すると(ステップN90:YES)、依頼済みでなければ(ステップN91:NO)、警備会社3へ警備員の出動を依頼し(ステップN92)、検知したエンドユーザの不審行動および撮影画像と不審レベル等の警備の参考になるデータを、警備会社3の監視端末81に送信(通報)する(ステップN93)。この後、警備会社3の警備員が監視端末71から送信されたデータを監視端末81の監視モニタで確認して、金融機関ブース1内に出動し、該ブース1内の状況確認や該ブース1内に設置された盗撮カメラの除去等の適切な対応を行う。これにより、金融機関ブース1内の問題は解消される(ステップN87:NO)。
ステップN90で、警備会社3への依頼は必要ないと判断すると(ステップN90:NO)、必要に応じて係員等で行える監視センタ2からまたは金融機関ブース1内での状況確認等のような他の対策を判断して実施する。そして、何らかの対策を実施すると(ステップN94:YES)、該対策の内容、実施結果、およびその他連絡事項等を、金融機関の所定の部署へ報告し(ステップN95)、かつ端末装置71および端末装置71を介してブース内監視サーバ12に記録する。この後、すべき対策が無くなると(ステップN96:YES)、終了する。
以上によると、入退室検知センサ41の検知結果、監視カメラ21、51の撮影画像、およびATM31の使用状態に基づいて、金融機関ブース1内でのエンドユーザの行動を追跡して監視し、不審行動を検知するので、エンドユーザのATM31での取引前後と取引中における、金融機関ブース1内での取引目的以外の不審滞在、金融機関ブース1内の非通常利用領域25での盗撮カメラや偽造カードリーダの設置や使用等の不正作業、時間稼ぎ的取引、および異ユーザ名義での連続取引等のような不審行動を、確実に自動検知して監視端末71に通報することが可能となる。またこれにより、善意のエンドユーザの取引のためのATM31への接近や金融機関ブース1内の混雑による長時間滞在等の当然の行動を、不審行動と誤検知するのを防止することが可能となる。さらに、検知したエンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を監視端末71に通報するので、該情報を監視端末71で表示して、係員等に不審者と不審行動を認識させることができ、係員等の不審行動判断基準やモニタ監視能力や監視対象規模の相違等といった人為的要因による不審行動の見逃しや過剰判断等の判断結果のばらつきを縮小させることが可能となる。加えて、監視端末71から警備会社3の監視端末81にも不審行動と不審者の画像等を通報するので、警備会社3の警備員にも不審者と不審行動を認識させることができる。
この結果、監視カメラ21、51やATM31等による金融機関ブース1内の特定のターゲット(不審者または不審行動が検知された領域若しくはATM31等)のリアルタイム若しくは非リアルタイムな状況確認や監視、または警備員等への通報や出動要請等のような適切な対処を、係員等に容易かつ迅速に講じさせることが可能となる。また、警備員にも金融機関ブース1内での状況確認や問題の有無の判断および解消等の適切な対処を、容易かつ迅速に講じさせることが可能となる。加えて、エンドユーザの不審行動を検知する度に、該不審行動と該エンドユーザの撮影画像の情報を監視端末71に通知するので、不審行動を頻繁に行っている不審者の特徴を把握して、マークしたり警察に通報したりする等のように適切に対処することができる。
また、金融機関ブース1内全体を撮影する動作監視カメラ21と、ATM31近傍を撮影するATM監視カメラ51とを設置しているので、金融機関ブース1内のATM31から離れた位置とATM31の近傍位置でのエンドユーザの行動を確実に追跡して監視することができる。また、動作監視カメラ21を複数設置しているので、金融機関ブース1内を死角無しに撮影して監視することができる。加えて、動作監視カメラ21同士で撮影する領域を一部共有させているので、動作監視カメラ21同士でエンドユーザをリレーして、見失わないようにすることができる。さらに、ATM監視カメラ51を各ATM31毎に設置しているので、各ATM31の近傍にいるエンドユーザをより詳細に撮影して監視することができ、該エンドユーザの外見的特徴を取得することができる。加えて、各ATM31の使用状態や混雑状態を撮影して監視することができる。
また、ATM31が取引可能になってから該ATM31で行動監視中のエンドユーザが取引を開始するまでの経過時間に基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知しているので、エンドユーザが金融機関ブース1内に入室してからATM31での取引をせずに行っている取引前の不審行動を検知することができる。
また、ATM31の使用状態と監視カメラ21、51の撮影画像とに基づいて、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引可能になった時(時刻)を検知することで、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引可能になってから該ATM31で取引を開始するまでの経過時間を正確に計測することができる。このため、他のエンドユーザが取引可能なATM31を使用したため、行動監視中のエンドユーザが該ATM31で取引を開始できなくなっても、それを不審行動として誤検知するのを防止することができる。
また、監視カメラ21、51の撮影画像に基づいて金融機関ブース1内の混雑状態を検知し、該混雑状態と、行動監視中のエンドユーザが取引可能なATM31で取引を開始するまでの経過時間とに基づいて、該エンドユーザの取引前の不審行動を検知しているので、金融機関ブース1内が混雑しているため、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引を開始するまでに時間がかかっても、それを不審行動として誤検知するのを防止することができる。加えて、金融機関ブース1内の混雑状態を監視端末71に通知することで、該混雑状態を係員等に把握させて、不審行動の問題有無の判断材料とすることができる。
また、行動監視中のエンドユーザがATM31で取引を終了してから金融機関ブース1内より退室するまでの経過時間に基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知しているので、エンドユーザが取引を終了してから金融機関ブース1内より退室せずに行っている取引後の不審行動を検知することができる。
また、行動監視中のエンドユーザが金融機関ブース1内の非通常利用領域25に侵入して停滞した継続時間または積算時間に基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知しているので、エンドユーザが非通常利用領域25に継続してまたは何回かに分けて侵入して停滞して行っている盗撮カメラの設置等の不審行動を検知することができる。特に、継続時間または積算時間を計測するタイマ31、32の制限時間を小さく設定することで、エンドユーザが短時間のうちに非通常利用領域25で不審行動を行っていたり、複数回に分けて金融機関ブース1内に来て逐次短時間で非通常利用領域25に入って不審行動を行っていたりしても、該不審行動を検知することができる。
また、ATM31の取引状態を監視し、該ATM31で行動監視中のエンドユーザが所定の不審な取引パターンを実施したことに基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知しているので、同一のエンドユーザが同一取引を繰り返し行う等の時間稼ぎ的取引と、同一のエンドユーザが異ユーザ名義のカードで取引を行う不正取引等の不審行動を検知することができる。
さらに、各不審行動を検知する都度、該不審行動とそれを行ったエンドユーザの撮影画像の情報を監視端末71に通報し、該情報に基づいて監視端末71で不審レベルを判断して、それぞれ監視モニタに表示しているので、係員等に不審者、不審行動、および不審レベルを認識させて、より適切な対処を容易かつ迅速に講じさせることが可能となる。
金融機関ブース内監視システムの構成図である。 金融機関ブース内の概略図である。 取引前後の不審行動の検知手順を示すフローチャートである。 図3の続きのフローチャートである。 タイマ設定テーブルを示す図である。 タイマ制限時間設定テーブルを示す図である。 非通常利用領域での不審行動の検知手順を示すフローチャートである。 タイマ設定テーブルを示す図である。 取引中の不審行動の検知手順を示すフローチャートである。 不審取引パターン設定テーブルを示す図である。 不審行動の検知時対応手順を示すフローチャートである。 不審レベル判断テーブルを示す図である。
符号の説明
1 金融機関ブース
10 金融機関ブース内監視システム
11 制御装置
12 ブース内監視サーバ
20 動作監視システム
21 動作監視カメラ
22 動作監視サーバ
30 自動機監視システム
31 ATM
32 自動機監視サーバ
40 入退室検知システム
41 入退室検知センサ
42 入退室検知サーバ
51 ATM監視カメラ
52 監視カメラサーバ
71 監視端末
81 監視端末

Claims (9)

  1. 金融機関が設置した金融機関ブース内に対するエンドユーザの入退室を検知する入退室検知センサと、
    前記金融機関ブース内に設置された所定の取引が行える自動機と、
    前記金融機関ブース内を撮影する監視カメラと、
    前記監視カメラの撮影画像と前記金融機関ブース内の状態を表示する端末装置と、
    前記入退室検知センサの検知結果、前記監視カメラの撮影画像、および前記自動機の使用状態を監視して記録する監視装置と、から構成され、
    前記監視装置は、前記入退室検知センサの検知結果、前記監視カメラの撮影画像、および前記自動機の使用状態に基づいて、前記金融機関ブース内でのエンドユーザの行動を追跡して監視し、該エンドユーザの不審行動を検知し、検知した該エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を前記端末装置に通報することを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  2. 請求項1に記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視カメラは、前記金融機関ブース内全体を撮影する第1の監視カメラと、前記自動機近傍を撮影する第2の監視カメラと、から構成されていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、前記自動機が取引可能になってから該自動機で行動監視中のエンドユーザが取引を開始するまでの経過時間を計測する手段と、前記経過時間に基づいて前記エンドユーザの取引前の不審行動を検知する手段と、を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  4. 請求項3に記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、前記自動機の使用状態と前記監視カメラの撮影画像とに基づいて、前記自動機で取引可能になった時を検知する手段を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  5. 請求項3または請求項4に記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、前記監視カメラの撮影画像に基づいて前記金融機関ブース内の混雑状態を検知する手段を備え、
    前記取引前の不審行動を検知する手段は、前記混雑状態と前記経過時間とに基づいて行動監視中のエンドユーザの取引前の不審行動を検知することを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、行動監視中のエンドユーザが前記自動機で取引を終了してから前記金融機関ブース内より退室するまでの経過時間を計測する手段と、前記経過時間に基づいて前記エンドユーザの取引後の不審行動を検知する手段と、を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、行動監視中のエンドユーザが前記金融機関ブース内の通常利用しない領域に侵入して停滞した継続時間と積算時間を計測する手段と、前記継続時間または前記積算時間に基づいて前記エンドユーザの前記領域での不審行動を検知する手段と、を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、前記自動機の取引状態を監視し、該自動機で行動監視中のエンドユーザが所定の不審な取引パターンを実施したことに基づいて、該エンドユーザの取引中の不審行動を検知する手段を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
  9. 請求項1または請求項2に記載の金融機関ブース内監視システムにおいて、
    前記監視装置は、
    行動監視中のエンドユーザが取引可能な前記自動機で取引を開始するまでの経過時間または取引の終了後に前記金融機関ブース内より退室するまでの経過時間に基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知する手段と、
    行動監視中のエンドユーザが通常利用しない領域に侵入して停滞した継続時間または積算時間に基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知する手段と、
    行動監視中のエンドユーザが前記自動機で所定の不審な取引パターンを実施したことに基づいて、該エンドユーザの不審行動を検知する手段と、
    前記各手段で前記エンドユーザの不審行動を検知する都度、該エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報を前記端末装置に通報する手段と、を備え、
    前記端末装置は、前記監視装置から通報された前記エンドユーザの不審行動と撮影画像の情報に基づいて、不審レベルを判断して通知する手段を備えていることを特徴とする金融機関ブース内監視システム。
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