JP2009230465A - Pos端末装置およびposシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客へのサービスの低下を伴うことなく、不正なレジ操作を防止できるPOS端末装置を提供する。
【解決手段】 POS端末装置近傍の顧客の在/不在を感知する人感センサ150を有している。許可情報記憶手段130に記憶された操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めている。操作許可判定手段110は、入力されるオペレータ識別情報ならびに人感センサ150によって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を許可情報記憶手段130から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可をこの操作許可情報に基づいて判定する。操作制御手段120は、操作許可判定手段110による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オペレータによる不正なレジ操作を防止するPOS端末装置ならびにPOSシステムに関する。
一般に、POS(Point Of Sales)システムにおいて、店長やマネージャークラス、正社員従業員クラス、あるいはパートやアルバイトクラスなどの様々なクラスのオペレータがPOS端末装置(POSレジ)を操作し得るが、ときに悪意のあるオペレータが、会計時以外にPOS端末装置のキャッシュドロワを開けて金銭を抜き取ったり、登録済みの売上データをキャンセルして金銭を抜き取るなどの不正なレジ操作を行うことが、なにきしも非ずである。
このような不正なレジ操作を防止する技術として、オペレータ個々を認証することにより、レジ操作内容をオペレータ毎に制限する技術がある。例えば、特許文献1には、オペレータのオペレータ識別情報と実行を許可するレジ操作内容との対応を表す操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段と、入力されるオペレータ識別情報に対応する操作許可情報を許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段と、操作許可判定手段による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段とを有するPOS端末装置が開示されている。
特開平6−44267号公報
しかし、特許文献1に開示された例をも含め、従来の不正なレジ操作を防止する技術において、各オペレータに対して許可するレジ操作内容が一意に決められているため、例外的なレジ操作を行うことはできない。例えば、商品の返品処理を許可されていないオペレータがレジ操作を担当しているときに、返品を希望する顧客が来た場合には、商品の返品処理を許可されているオペレータを呼び出す必要が生じる。その間は顧客を待たせなければならず、顧客へのサービスの低下となる。
それ故、本発明の課題は、顧客へのサービスの低下を伴うことなく、オペレータによる不正なレジ操作を防止できるPOS端末装置を提供することである。
本発明の他の課題は、そのようなPOS端末装置を有するPOSシステムを提供することである。
本発明によれば、複数のレジ操作について各オペレータを表すオペレータ識別情報毎の実行の許可/不許可を定めた操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段と、入力されるオペレータ識別情報に関する操作許可情報を前記許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を当該操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段と、前記操作許可判定手段による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段とを有するPOS端末装置において、POS端末装置近傍の顧客の在/不在を感知する人感センサを有し、前記操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めており、前記操作許可判定手段は、入力されるオペレータ識別情報ならびに前記人感センサによって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を前記許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を当該操作許可情報に基づいて判定することを特徴とするPOS端末装置が得られる。
尚、前記人感センサは、光学式センサ、感熱式センサ、または感圧式センサであってもよい。
さらに、前記操作許可判定手段による判定結果が出されてから前記操作制御手段によってレジ操作が制御されるまでの時間に基づいて、レジ操作の正常/異常を監視する操作監視手段をさらに有していてもよい。尚、前記操作監視手段は、監視結果が異常である場合に、その旨をPOS端末装置にネットワークを介して接続された上位装置に通知するものであってもよい。また、前記操作監視手段は、レジ操作の正常/異常をログファイルとして記憶手段に記憶させるものであってもよい。
本発明によればまた、前記POS端末装置と、前記POS端末装置にネットワークを介して接続され、該POS端末装置と情報を授受するPOSホスト装置とを有することを特徴とするPOSシステムが得られる。
本発明によるPOS端末装置は、顧客へのサービスの低下を伴うことなく、オペレータによる不正なレジ操作を防止できる。
本発明によるPOS端末装置は、複数のレジ操作について各オペレータを表すオペレータ識別情報毎の実行の許可/不許可を定めた操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段と、入力されるオペレータ識別情報に関する操作許可情報を許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段と、操作許可判定手段による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段とを有している。
特に、本装置は、POS端末装置近傍の顧客の在/不在を感知する人感センサを有している。また、許可情報記憶手段に記憶された操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めている。そして、操作許可判定手段は、入力されるオペレータ識別情報ならびに人感センサによって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を操作許可情報に基づいて判定する。操作制御手段、操作許可判定手段による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する。
このような構成により、本発明によるPOS端末装置は、レジ前で顧客を待たせるなどの顧客へのサービスの低下を伴うことなく、オペレータによる不正なレジ操作を防止できる。
以下、図面を参照して、本発明によるPOS端末装置およびPOSシステムのより具体的な実施例を詳細に説明する。
[実施例1]
図1を参照すると、本発明の実施例1によるPOS端末装置100は、従来のPOS端末装置と同様に、POSシステムの一構成要素であり、複数のレジ操作について各オペレータを表すオペレータ識別情報毎の実行の許可/不許可を定めた操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段130と、入力されるオペレータ識別情報に関する操作許可情報を許可情報記憶手段130から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段110と、操作許可判定手段110による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段120とを有している。
より具体的には、許可情報記憶手段130は、後述する記憶部103(図3)によって構成されている。また、操作許可判定手段110および操作制御手段120は、記憶部103に記憶され、後述するCPU101(図3)に操作許可判定を実行させるプログラムおよび操作制限を実行させるプログラムと、当該プログラムに基づいて動作するCPU101とによって構成されている。
さて、本POS端末装置100はさらに、POS端末装置100近傍の顧客の立ち位置における顧客の在/不在を感知する人感センサ150を有している。
また、許可情報記憶手段130に記憶された操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めている。
さらに、操作許可判定手段110は、入力されるオペレータ識別情報に加えて人感センサ150によって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を許可情報記憶手段130から読み出し、要求があったレジ操作の許可/不許可を判定する。
図3を参照すると、本発明の実施例1によるPOS端末装置100は、より具体的には、オペレーションプログラムおよびアプリケーションプログラムをも含む情報を記憶する記憶部103と、記憶部103に記憶されたオペレーションシステムプログラムおよびアプリケーションプログラムに基づいて装置の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、情報を一時的に記憶するメモリ102と、POS端末装置100にネットワークを介して接続され、POS端末装置100と情報を授受する図示しないPOSホスト装置との通信手段である通信インターフェース(I/F)104と、入力デバイス105と、出力デバイス106と、電動で施開錠する金銭を収納するためのキャッシュドロワ107と、前述の人感センサ150とを有している。
入力デバイス105は、オペレータが操作すべく装置の筐体に備えられたキーボード105aと、バーコードリーダ105bと、後述するオペレーターディスプレイ106aに備えられたタッチパネル105cとを有している。出力デバイス106は、オペレータに向けて各種情報を表示するオペレーターディスプレイ106aと、顧客に向けて清算情報等を表示するカスタマーディスプレイ106bと、顧客用もしくは顧客および店舗双方用にレシートを印刷するレシートプリンタ106cとを有している。
尚、人感センサ150は、例えば、遮光検知タイプもしくはカメラおよび画像処理回路を備えた画像処理タイプ等の光学式センサ、赤外線タイプ等の感熱式センサ、あるいは床埋込タイプ等の感圧式センサである。
ここで、図2を参照すると、許可情報記憶手段130に記憶された操作許可情報は、複数のレジ操作としての、売り上げ処理、領収書発行、返品処理、キャッシュドロワのオープン、点検レポート出力、および精算処理それぞれについて、オペレータ識別情報によって識別される店長・マネージャークラス、正社員従業員クラス、およびパート・アルバイトクラス毎、かつ、顧客の在/不在毎に条件設定された実行の許可/不許可を定めている対応表的な情報である。
具体的には、売り上げ処理、領収書発行、返品処理については、店長・マネージャークラスがレジ担当中に、顧客が居合わせる際には許可する一方、顧客が居ない際には設定が無しであり、正社員従業員クラスやパート・アルバイトクラスがレジ担当中に、顧客が居合わせる際には許可する一方、顧客が居ない際には不許可に設定されている。
キャッシュドロワのオープンについては、店長・マネージャークラスがレジ担当中は、顧客の在/不在に関わらず許可し、正社員従業員クラスやパート・アルバイトクラスがレジ担当中は、顧客の在/不在に関わらず不許可に設定されている。
点検レポート出力については、店長・マネージャークラス、正社員従業員クラス、ならびにパート・アルバイトクラスいずれの担当中にも、顧客が居合わせる際には設定が無しである一方、顧客が居ない際には許可に設定されている。
精算処理については、店長・マネージャークラスがレジ担当中に、顧客が居合わせる際には設定が無しである一方、顧客が居ない際には許可に設定されており、正社員従業員クラスやパート・アルバイトクラスがレジ担当中は、顧客の在/不在に関わらず不許可に設定されている。
次に、図1〜図4を参照して、POS端末装置100の動作を説明する。
まず、POS端末装置100を担当するオペレータにより、店長・マネージャークラス、正社員従業員クラス、あるいはパート・アルバイトクラスを表すオペレータ識別情報としてのIDキーが、タッチパネル105cから入力される。CPU101は、記憶部103またはメモリ102に現在のオペレータとして当該IDキーを記憶し、登録する(ステップS1)。本例では、パート・アルバイトクラスが登録されたものとする。尚、オペレータ識別情報は、手動入力ではなく、ICカードやRF(Radio Frequency)タグ等の記憶媒体を用いたり、あるいは、オペレータの指紋などの人体認証情報で代用してもよい。
担当するオペレータがレジ操作をすべく入力デバイス105のいずれかを操作することにより、レジ操作要求が操作制御手段120(CPU101)になされる(ステップS2)と、操作制御手段120は、そのレジ操作内容(売り上げ処理、領収書発行・・・いずれか)を操作許可判定手段110(CPU101)に通知する。
操作許可判定手段110は、登録されているIDキーを記憶部103またはメモリ102から読み出すと共に、人感センサ150によってPOS端末装置100の前の顧客の在/不在を検出する(ステップS3)。
操作許可判定手段110はさらに、許可情報記憶手段130(記憶部103)から操作許可情報を読み出して参照し(ステップS4)、操作制御手段120から通知されたレジ操作内容について、記憶部103またはメモリ102に登録されているIDキーと、人感センサ150によって感知した顧客の在/不在とにより、そのレジ操作を許可するか否かを判定する(ステップS5)。
操作許可判定手段110による判定の結果が許可である場合には、要求されたレジ操作が操作制御手段120によって実行される(ステップS6)。一方、操作許可判定手段110による判定の結果が不許可である場合には、要求されたレジ操作が操作制御手段120によって禁止されると共に、そのレジ操作が許可されていない旨がエラー通知としてオペレーターディスプレイ106aや図示しないブザーかスピーカからオペレータに通知される(ステップS7)。
例えば、要求されたレジ操作が売り上げ処理の場合、ステップS4において操作許可判定手段110は許可情報記憶手段130から売り上げ処理の操作許可情報を読み出して参照し、ステップS5において記憶部103またはメモリ102に登録されているパート・アルバイトのIDキーと、人感センサ150によって感知した顧客の在/不在とによって許可するか否かを判定する。顧客が居合わせる場合にはステップS6に移行し、キーボード105a、バーコードリーダ105b、タッチパネル105cを用いた商品登録、キャッシュドロワ107を用いた金銭授受、レシートプリンタ106cを用いたレシート発行といった一連の売り上げ処理が実行される。顧客が居合わせていない場合にはステップS7に移行し、売り上げ処理が操作制御手段120によって禁止されると共に、その旨がエラー通知としてオペレーターディスプレイ106a等からオペレータに通知される。
また、要求されたレジ操作が返品処理の場合、ステップS4において操作許可判定手段110は許可情報記憶手段130から売り上げ処理の操作許可情報を読み出して参照し、ステップS5において記憶部103またはメモリ102に登録されているパート・アルバイトのIDキーと、人感センサ150によって感知した顧客の在/不在とによって許可するか否かを判定する。顧客が居合わせる場合にはステップS6に移行し、キーボード105a、バーコードリーダ105b、タッチパネル105cを用いた返品商品の登録、返品商品の回収、キャッシュドロワ107を用いた返金、必要に応じてレシートプリンタ106cを用いた会計し直したレシート発行といった一連の返品処理が実行される。顧客が居合わせていない場合にはステップS7に移行し、返品処理が操作制御手段120によって禁止されると共に、その旨がエラー通知としてオペレーターディスプレイ106a等からオペレータに通知される。
このように、本装置は、オペレータクラスだけではなく顧客が装置近傍に居合わせているか否かに応じてレジ操作を制御するため、顧客を待たせることなく、セキュリティを確保できる。
[実施例2]
本発明の実施例1によるPOS端末装置100’は、レジ操作の正常/異常を監視する操作監視手段を有している点で実施例1とは異なる。このため、実施例1と同一または同様の構成、動作については、詳細な説明を省略する。
図5を参照すると、本発明の実施例2によるPOS端末装置100’は、実施例1と同様に、複数のレジ操作について各オペレータを表すオペレータ識別情報毎の実行の許可/不許可を定めた操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段130と、入力されるオペレータ識別情報に関する操作許可情報を許可情報記憶手段130から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段110と、操作許可判定手段110による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段120と、POS端末装置100近傍の顧客の立ち位置における顧客の在/不在を感知する人感センサ150とを有している。許可情報記憶手段130に記憶された操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めている。操作許可判定手段110は、入力されるオペレータ識別情報に加えて人感センサ150によって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を許可情報記憶手段130から読み出し、要求があったレジ操作の許可/不許可を判定する。
POS端末装置100’はさらに、操作許可判定手段110による判定結果が出されてから操作制御手段120によってレジ操作が制御されるまでの時間に基づいて、所定時間内にレジ操作が制御されない場合はレジ操作の異常と判断するように、レジ操作の正常/異常を監視する操作監視手段140を有している。
より具体的には、操作監視手段140は、図3のPOS端末装置100をPOS端末装置100’と読み替えて援用すると、記憶部103に記憶され、CPU101にレジ操作監視を実行させるプログラムと、当該プログラムに基づいて動作するCPU101とによって構成されている。
また、操作監視手段140は、監視結果が異常である場合に、その旨を店舗のバックヤードや本部設置され、ネットワークを介して接続されている上位装置としてのPOSホスト装置(図示せず)に通信インターフェース104を通して通知する。
さらに、操作監視手段140は、レジ操作の正常/異常を記憶手段にログファイルとして記憶させる。
さらにまた、操作監視手段140は、人感センサ150による顧客の在/不在の情報を操作許可判定手段110を介して得、顧客の在/不在の情報を監視結果が異常である旨と共に、POSホスト装置に通信インターフェース104を通して通知するようにしてもよい。
次に、援用する図3と、図5および図6とを参照して、POS端末装置100’の動作を説明する。
実施例1と同様に、まず、POS端末装置100’を担当するオペレータにより、オペレータのクラスを表すオペレータ識別情報としてのIDキーがタッチパネル105cから入力される。CPU101は、記憶部103またはメモリ102に現在のオペレータとして当該IDキーを記憶し、登録する(ステップS1)。本例では、パート・アルバイトクラスが登録されたものとする。
担当するオペレータがレジ操作をすべく入力デバイス105のいずれかを操作することにより、レジ操作要求が操作制御手段120(CPU101)になされる(ステップS2)と、操作制御手段120は、そのレジ操作内容(売り上げ処理、領収書発行・・・いずれか)を操作許可判定手段110(CPU101)に通知する。
操作許可判定手段110は、登録されているIDキーを記憶部103またはメモリ102から読み出すと共に、人感センサ150によってPOS端末装置100の前の顧客の在/不在を検出する(ステップS3)。
操作許可判定手段110はさらに、許可情報記憶手段130(記憶部103)から操作許可情報を読み出して参照し(ステップS4)、操作制御手段120から通知されたレジ操作内容について、記憶部103またはメモリ102に登録されているIDキーと、人感センサ150によって感知した顧客の在/不在とにより、そのレジ操作を許可するか否かを判定する(ステップS5)。
操作許可判定手段110による判定の結果が不許可である場合には、要求されたレジ操作が操作制御手段120によって禁止されると共に、そのレジ操作が許可されていない旨がエラー通知としてオペレーターディスプレイ106aや図示しないブザーかスピーカからオペレータに通知される(ステップS7)。
操作許可判定手段110による判定の結果が許可である場合には、操作監視手段140は、要求されたレジ操作が操作制御手段120によって実行されるまでの時間を計時し始め、所定時間内に要求されたレジ操作が操作制御手段120によって実行されるか否かを判別する(ステップS6)。
操作許可判定手段110による判定の結果が許可である場合には、要求されたレジ操作が操作制御手段120によって実行される(ステップS8)。
一方、所定時間が経過しても要求されたレジ操作が操作制御手段120によって実行されない場合は、操作監視手段140は、例えばPOS端末装置100’にオペレータが不在であるか、あるいは、レジ操作の実行直前に問い合わせやクレームのため顧客がPOS端末装置100’前に立ち寄った場合等と見做し、レジ操作の異常として判断する。そして、レジ操作の異常の旨と顧客の在/不在の情報とを、バックヤードや本部に設置されたPOSホスト装置(図示せず)に通信インターフェース104を通して通知すると共に、異常である旨のログファイルを記憶部103に記憶する(ステップS9)。POSホスト装置は、通知を受け取ると、メッセージ表示、ランプ表示、ブザー鳴動等をなすことにより、本部責任者にPOS端末装置100’の確認を促す。責任者は、店内の監視カメラ確認や実際の売り場へ出向くなどして、POS端末装置100’の状況を確認し、対処する。
以上のように、本実施例ではPOS端末装置が無人になり顧客を待たせてしまった場合や、問い合わせやクレームなどでオペレータが対応しきれない状況、またはレジ操作をせずに商品を顧客に渡してしまう不正行為等が発生した場合、迅速に責任者に通知し、適任者を現場に急行させるなどして対処することが可能となる。
以上説明した実施例に限定されることなく、本発明は、当該特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。
本発明の実施例1によるPOS端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示されたPOS端末装置における許可情報記憶手段に記憶される操作許可情報を示す図である。 図1に示されたPOS端末装置のより具体的な構成を示すブロック図である。 図1に示されたPOS端末装置の動作を示すフロー図である。 本発明の実施例1によるPOS端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示されたPOS端末装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
101 CPU
102 メモリ
103 記憶部
104 通信インターフェース
105 入力デバイス
105a キーボード
105b バーコードリーダ
105c タッチパネル
106 出力デバイス
106a オペレーターディスプレイ
106b カスタマーディスプレイ
106c レシートプリンタ
107 キャッシュドロワ
110 操作許可判定手段
120 操作制御手段
130 許可情報記憶手段
140 操作監視手段
150 人感センサ

Claims (6)

  1. 複数のレジ操作について各オペレータを表すオペレータ識別情報毎の実行の許可/不許可を定めた操作許可情報を記憶する許可情報記憶手段と、入力されるオペレータ識別情報に関する操作許可情報を前記許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を当該操作許可情報に基づいて判定する操作許可判定手段と、前記操作許可判定手段による判定結果に基づいて要求されたレジ操作を制御する操作制御手段とを有するPOS端末装置において、
    POS端末装置近傍の顧客の在/不在を感知する人感センサを有し、
    前記操作許可情報は、複数のレジ操作についてオペレータ識別情報毎かつ顧客の在/不在毎の実行の許可/不許可を定めており、
    前記操作許可判定手段は、入力されるオペレータ識別情報ならびに前記人感センサによって感知された顧客の在/不在に関する操作許可情報を前記許可情報記憶手段から読み出し、要求されたレジ操作の許可/不許可を当該操作許可情報に基づいて判定することを特徴とするPOS端末装置。
  2. 前記人感センサは、光学式センサ、感熱式センサ、または感圧式センサである請求項1に記載のPOS端末装置。
  3. 前記操作許可判定手段による判定結果が出されてから前記操作制御手段によってレジ操作が制御されるまでの時間に基づいて、レジ操作の正常/異常を監視する操作監視手段をさらに有する請求項1または2に記載のPOS端末装置。
  4. 前記操作監視手段は、監視結果が異常である場合に、その旨をPOS端末装置にネットワークを介して接続された上位装置に通知する請求項3に記載のPOS端末装置。
  5. 前記操作監視手段は、レジ操作の正常/異常をログファイルとして記憶手段に記憶させる請求項3または4に記載のPOS端末装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のPOS端末装置と、前記POS端末装置にネットワークを介して接続され、該POS端末装置と情報を授受するPOSホスト装置とを有することを特徴とするPOSシステム。
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