JPH0749915A - 自動取引エリアの防犯装置 - Google Patents

自動取引エリアの防犯装置

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JPH0749915A
JPH0749915A JP21336693A JP21336693A JPH0749915A JP H0749915 A JPH0749915 A JP H0749915A JP 21336693 A JP21336693 A JP 21336693A JP 21336693 A JP21336693 A JP 21336693A JP H0749915 A JPH0749915 A JP H0749915A
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image
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automatic transaction
transaction
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Application number
JP21336693A
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English (en)
Inventor
Masanori Osada
正範 長田
Hideyuki Okumura
秀行 奥村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/207Surveillance aspects at ATMs

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、自動取引機の防犯管理に際して、
あらゆる異常事態に対応し得る総合的な防犯システムを
構築することができる自動取引エリアの防犯装置を提供
する。 【構成】この発明は、自動取引処理する自動取引機を設
置した自動取引エリアを画像監視する自動取引エリアの
防犯装置であって、上記自動取引機およびその周辺を画
像により監視する画像監視手段と、自動取引機およびそ
の周辺に対する異常発生要素の個々に対応して検知すべ
く設けた複数の異常発生要素検知手段と、この異常発生
要素検知手段の少なくとも1つが異常発生要素を検知し
たとき、上記画像監視手段で監視した画像を記録する画
像記録手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動取引コーナに設
置される現金自動預金支払機等の防犯装置に関し、さら
に詳しくは防犯監視時のデータ管理性能に富む自動取引
エリアの防犯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、現金自動預金支払機、自動両替
機等の自動取引機を設置した自動取引エリアの防犯装置
としては、防犯カメラを配備して自動取引機およびその
周辺を監視して侵入した強盗犯人や挙動不審者を明確に
画像監視するようにしている。
【0003】また、自動取引機に対する異常が発生した
場合、例えばガスバーナで自動取引機の壁面を焼切るよ
うな不正行為がなされた場合は、温度センサが働いて警
報装置を作動させる等の各種の防犯設備の配慮がなされ
ている。また、顧客の挙動や取引操作が通常と著しく異
なる場合は、これを検知して犯罪を未然に防止するよう
な防犯装置も提供されている。
【0004】しかし、現状の防犯手段は防犯カメラや温
度センサ等の防犯設備が個別に独立して作動する防犯構
成のため、個々の異常事態に対応できても、相互間の関
連性がないため起こり得るあらゆる事態を想定した総合
的な防犯システムが構築できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、自
動取引機の防犯管理に際して、あらゆる異常事態に対応
し得る総合的な防犯システムを構築することができる自
動取引エリアの防犯装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動取引処
理する自動取引機を設置した自動取引エリアを画像監視
する自動取引エリアの防犯装置であって、上記自動取引
機およびその周辺を画像により監視する画像監視手段
と、自動取引機およびその周辺に対する異常発生要素の
個々に対応して検知すべく設けた複数の異常発生要素検
知手段と、この異常発生要素検知手段の少なくとも1つ
が異常発生要素を検知したとき、上記画像監視手段で監
視した画像を記録する画像記録手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】また、異常発生要素検知手段は、物体、顧
客、機器、取引内容、取引媒体等の個々の各異常発生要
素を検知することを特徴とする。
【0008】さらに、異常発生要素検知手段が異常発生
エリアを検知したとき、その検知対応する異常発生エリ
アの監視画像を拡大することを特徴とする。
【0009】また、異常発生要素を検知したとき、その
時点の異常データと取引データとを画像データと共に記
録することを特徴とする。
【0010】さらに、異常発生要素検知手段の検知時間
を一定時間毎に区切り、区切られた一定時間内に異常が
発生した場合は、その時間帯の監視画像を記録すること
を特徴とする。
【0011】また、異常データと取引データと画像デー
タとから異常発生時点を検索する検索手段を備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】この発明によれば、自動取引機の防犯対策に際
して、異常発生要素検知手段の少なくとも1つが異常発
生要素を検知したとき、そのときの画像を捉えた画像監
視手段の監視画像を、画像記録手段が記録して管理す
る。
【0013】また、異常発生要素検知手段は、物体、顧
客、機器、取引内容、取引媒体等の個々の各異常発生要
素を検知し、さらに異常発生要素検知手段は、異常発生
エリアを検知したとき、その検知対応する異常発生エリ
アの監視画像を拡大して捉える。また、異常発生要素を
検知したとき、その時点の異常データと取引データとを
画像データと共に総合的に組合わせて記録し、さらに異
常発生要素検知手段の検知時間を一定時間毎に区切り、
区切られた一定時間内に異常が発生した場合は、その時
間帯の監視画像を記録する。
【0014】また、自動取引機に対する異常データと取
引データと画像データとの全データから検索手段が異常
発生時点を検索する。
【0015】
【発明の効果】この結果、自動取引機に関連して考えら
れる全ての異常発生要素を正確に捉えることができる。
このため、異常発生要素を捉えら時点で直ちに的確な防
犯措置を取ることができ、さらにどういう状況下で異常
事態が発生したかを正確に記録画像から確認することが
できる。また、不適物の持ち込み、防犯カメラの目隠し
行為、破壊行為、争い行為等のいかなる異常事態が発生
しても、これを確実に検知することができ、さらに異常
発生エリアの監視画像を拡大した場合は、明瞭に画像監
視することができる。
【0016】さらに、異常発生時のデータを画像データ
と共に記録した場合は、異常事態の分析を総合的に判定
してデータ判定時の正確性が向上する。また、一定時間
毎に検知時間を区切って異常の発生を検知した場合は、
異常未発生時の不必要な時間帯の画像を消去し、異常発
生時のみの時間帯の監視画像を効率よく記録することが
できる。また、全画像データから必要な異常発生場面を
的確に検索でき、必要画面のみを容易に再生させて画像
確認することができる。
【0017】また、既存の防犯設備に、若干の防犯ソフ
ト機能を付加するだけで、既設の防犯設備をそのまま利
用でき、大規模な設備投資を要せず効率よく改善するこ
とができる。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は自動取引エリアの防犯装置の制御回路ブ
ロック図を示し、この自動取引エリアの防犯装置は現金
自動預金支払機等の自動取引機(ATM)11と、その
周辺エリア全体を監視する防犯カメラ12と、これらか
ら求められる取引系データと監視系データとを監視して
現在の利用状況を判定処理するデータ監視装置13と、
監視した画像および監視データを表示する監視表示用の
モニタ14と、表示された特定の画像を記録する記録装
置15とから構成される。
【0019】上述の自動取引機11の内部には、現金/
通帳/カード等を取扱って各々独立して処理する図示し
ない取引処理系とその制御回路16に加えて、人体検知
センサS1 と、物理検知センサS2 とを装備している。
【0020】この場合、制御回路16は、入出金取引対
応する取引データを、通信回線aを介してセンタと交信
し、またそのときの取引データを取引データ回線bを介
してデータ監視装置13に接続し、さらに媒体異常発生
データを、媒体異常データ回線cを介してデータ監視装
置13に接続している。
【0021】また、人体検知センサS1 は自動取引機1
1の前面に人17が近付いたことを検知し、この検知デ
ータを人体検知データ回線dを介してデータ監視装置1
3に接続している。さらに、物理検知センサS2 は自動
取引機11の壁面周囲を破壊するような高温/強振動等
の物理的な外力が加わった時を検知し、この検知データ
を物理力検知データ回線eを介してデータ監視装置13
に接続している。
【0022】ところで、この自動取引機11は、金融機
関の自動取引コーナおよび無人取引コーナ等に1台ある
いは複数台設置し、これらの全体を防犯カメラ12で監
視している。
【0023】上述の防犯カメラ12は、自動取引機11
とその周辺エリアの全体を監視可能に1台〜複数台設置
し、また監視精度を高めるために監視位置を拡大可能な
ズーム画像機能を備え、このときの画像検知データを画
像検知データ回線fを介してデータ監視装置13に接続
し、また同画像検知データを画像検知データ回線gを介
してモニタ14に接続している。
【0024】この場合、防犯カメラ12を移動式や回動
式にし、種々の場所を撮影可能にして監視精度を高める
ように構成してもよく、さらに取引エリア周辺で発生す
る音や声を集音する集音マイクを併設して、画像データ
と共に音声検知データを組合わせて自動取引周辺状況の
監視精度を高めることもできる。
【0025】データ監視装置13は、自動取引機11と
防犯カメラ12から入力された種々のデータに基づい
て、自動取引エリア周辺の人17や異常物体18等の個
々の異常発生要素の検知判定を行い、このとき異常発生
要素が認められた場合は、異常発生検知データ回線hを
介して出力したモニタ14に、その旨の異常発生要素を
表示出力して係員に明瞭にデータ監視させると共に、そ
のときのデータを記録装置15に記録させる。
【0026】上述の異常発生要素としては、自動取引エ
リアに異物/爆発物/カメラ目隠し部材等の不適な異常
物体18を検知した場合、自動取引機11周辺の破壊行
為/争い行為/徒党行動等の挙動不審者を検知した場
合、自動取引機11の壁面に対する加熱剪断行為/壁面
破壊行為を検知した場合、取引内容の異常を検知した場
合、現金/通帳/カード等の取引媒体の異常を検知した
場合に、異常要素が発生したと判定する。
【0027】モニタ14は、通常、防犯カメラ12で捉
えている画像検知データを表示出力しており、データ監
視装置13が異常発生要素を判定出力した時、これを表
示出力し、かつ記録装置15に記録し、さらに異常発生
した旨を警報出力して係員対処させる。
【0028】記録装置15は、磁気ディスクや光ディス
ク等を用いて記録し、予め定めた記録フォーマットに基
づいて異常発生した内容を再生確認可能に詳細に記録す
る。例えば、異常コード、異常データ、取引時刻、取引
番号、顧客番号、画像データ等を記録する。また、記録
装置15に記録された所定の記録データをキーボード1
9を介してモニタ14に表示出力させる。
【0029】このように構成された自動取引エリアの防
犯装置の防犯処理動作を図2のフローチャートを参照し
て説明する。今、自動取引機11を取引待機状態にセッ
トすると、これに連動して防犯カメラ12が自動取引機
11およびその周辺を画像監視する(ステップn1 〜n
2 )。
【0030】このとき、防犯カメラ12が異常物体18
や挙動不審者を検知したとき/物理検知センサS2 が物
理的な異常を検知したとき/取引内容の異常を検知した
とき/媒体異常を検知したとき/のいずれか1つを検知
した場合は(ステップn3 〜n7 )、そのときの異常発
生要素をモニタ14に表示出力し、かつ記録装置15に
記録させると共に、この異常発生した旨を警報出力し
て、直ちに係員対処させる(ステップn8 〜n11)。
【0031】図3は具体的な異常発生処理動作のフロー
チャートを示し、今、自動取引機11を取引待機状態に
セットすると、これに連動して防犯カメラ12が自動取
引機11およびその周辺を画像監視し、その画像を記録
装置15で記録する(ステップn21〜n23)。
【0032】このとき、防犯カメラ12が異常物体18
や挙動不審者を検知したとき/物理検知センサS2 が物
理的な異常を検知したとき/取引内容の異常を検知した
とき/媒体異常を検知したとき/のいずれか1つを検知
した場合は(ステップn24〜n28)、異常発生した旨を
警報出力し、かつそのときの異常コードデータや取引デ
ータを、画像データと共に記録装置15に記録し、さら
にこの異常発生要素をモニタ14に表示出力する。例え
ば、図4に示すように、5号機に取引データの異常が発
生すれば、モニタ14に防犯カメラ12で捉えた画像を
表示すると共に、過剰支払い等の異常発生内容「5号機
取引データ異常」「支払い金額300万」を併せて表示
出力する(ステップn29〜n31)。
【0033】このとき、係員がモニタ14の画像を視認
し、さらにその異常発生内容を明瞭に知りたい場合は、
キーボード19操作により防犯カメラ12で捉えている
監視画像を拡大させて、図5に示すように、異常発生し
ている5号機の監視画像データの取引部分を明瞭に確認
することができる(ステップn32〜n33)。
【0034】この結果、係員が正確に確認して、係員に
よる適切な処理を施すことができる(ステップn34)。
【0035】また、データ監視装置13にタイマ監視機
能を備えて一定時間毎に異常発生の有無を判定し、異常
がなければ監視が不必要な時間帯の画像を消去し、異常
発生時のみの時間帯の画像を記録するように設定して効
率よく画像管理している。例えば、一定時間経過しても
異常発生要素を検知しない場合は、記録装置15に記録
した記録画像を消去し、異常発生要素を検知した時の
み、その時間帯の画像を記録して無駄のない画像管理を
図っている(ステップn35〜n36)。
【0036】図6は監視データ判別処理動作のフローチ
ャートを示し、防犯カメラ12で捉えた様々な顧客、荷
物等の実際の画像データと、基準となる標準パターンの
画像データとを比較判定し(ステップn41〜n43)、規
定範囲外のデータと判定され、またその不適な状態が維
持されれば、異常発生させる一要素と判定して異常と判
定する(ステップn44〜n46)。
【0037】これに対し、規定範囲内で略データが一致
すれば、正規の適正な自動取引が行われていると判定す
る(ステップn47)。
【0038】図7は物理検知センサによる異常検知時の
フローチャートを示し、データ監視装置13は物理検知
センサS2 からの検知データを読取り判定して、自動取
引機11自体をチェックする(ステップn51)。
【0039】この物理検知センサS2 の種類としては、
温度センサ、振動センサ、音量センサ、化学センサ等を
配備して、あらゆる異常を検知できるように構成してお
り(ステップn52〜n55)、これらのセンサから異常が
認められた場合は、直ちに異常発生信号を出力して係員
に報知する(ステップn56)。
【0040】図8は取引データ異常判別時のフローチャ
ートを示し、データ監視装置13は制御回路16からの
取引データを読取り判定してデータチェックし(ステッ
プn61)、この場合、取引データの種類としては、多額
取引、多数回取引、紛失届けカード、特定客等の通常取
引と異なる特異取引か、否かを判定するように設定して
いる(ステップn62〜n65)。
【0041】そして、上述の特異取引でなければ、通常
取引と判定して通常の取引処理を許容させる(ステップ
n66)。
【0042】この場合、過剰な多額取引/誤入力による
多数回取引/取引利用禁止された紛失届けカード等の不
適な特異取引の場合は、直ちに異常発生信号を出力して
係員に報知する(ステップn67)。
【0043】また、身体障害者等の特定客と認めた場合
は、特定客である旨の検知信号を出力してモニタ14で
表示案内し、通常取引と特異取引とを明瞭に表示出力し
て管理することができる(ステップn68〜n69)。
【0044】図9は取引媒体異常判別時のフローチャー
トを示し、データ監視装置13は制御回路16からの取
引データに基づいて取引利用された取引媒体を読取り判
定してデータチェックし(ステップn71)、この取引媒
体の種類としては、紙幣の場合は真札か偽札、良券か損
券かを判定し、さらにカードの場合は正常カードか不正
カードかを読取り判定し(ステップn72〜n74)、これ
らの読取りデータから異常な取引媒体でなければ、通常
取引媒体と判定して、通常の媒体処理を実行させる(ス
テップn75)。
【0045】ところが、偽札や損券や不正カード等の異
常取引媒体の場合は、受付け拒否して返却し(ステップ
n76〜n78)、この返却に際して、規定範囲を越える異
常媒体であれば、異常発生信号を出力して係員に報知す
る。このように、通常の取引媒体と異常取引媒体とを明
瞭に区分して取扱い管理することができる(ステップn
79〜n80)。
【0046】図10は検索処理動作のフローチャートを
示し、今、係員がキーボード19を介して検索モードを
指定入力すると(ステップn81)、図11に示すよう
に、モニタ14に数種類の検索項目を表示案内し、この
うちの一つを指定入力するように表示案内する。この表
示案内に従って、係員が例えば「媒体リジェクト異常」
の検索項目を入力操作すると(ステップn82〜n83)、
この指定された検索項目の入力操作に基づいて、続いて
図12に示すように、モニタ14には「媒体リジェクト
異常検索」の蘭にさらに詳細な検索データ事項を入力操
作する旨を表示案内し、これに従って係員がキーボード
19を介して入力操作すると(ステップn84〜n85)、
この係員の入力操作に基づいて、記録装置15に記録管
理されている記憶データを読出し、このとき検索指定さ
れた対応データがあれば、図13に示すように、その対
応データをモニタ14で表示出力する(ステップn86〜
n87)。
【0047】なお、検索モード以外の処理であれば、そ
の対応する他の処理を実行させる。また、検索モードが
指定された時に、該当するデータがなければ、データが
ない旨を表示案内する(ステップn88〜n89)。
【0048】上述のように、自動取引機に関連して考え
られる全ての異常発生要素を正確に捉えることができる
ため、異常発生要素を捉えた場合には、その時点で直ち
に的確な防犯措置を取ることができ、さらにどういう状
況下で異常事態が発生したかを再生させて正確に記録画
像から確認することができる。
【0049】また、不適物の持ち込み、防犯カメラの目
隠し行為、破壊行為等のいかなる異常事態が発生して
も、これを確実に検知することができ、さらに異常発生
エリアの監視画像を拡大した場合は明瞭に画像監視する
ことができる。
【0050】さらに、異常発生時のデータを画像データ
と共に記録した場合は、異常事態の分析を総合的に判定
してデータ判定時の正確性が向上する。また、一定時間
毎に検知時間を区切って異常の発生を検知した場合は、
異常未発生時の監視が不必要な時間帯の画像を消去し、
異常発生時のみの時間帯の監視画像を効率よく捉えて記
録することができる。また、全画像データから必要な異
常発生場面を検索して必要画面のみを容易に再生させて
画像確認することができる。
【0051】また、既存の防犯設備に、若干の防犯ソフ
ト機能いわゆる総合的なデータ管理機能を付加するだけ
で、既設の防犯設備をそのまま利用でき、大規模な設備
投資を要せず効率よく改善することができる。
【0052】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の画像監視手段は、実施例の防犯カ
メラ12とモニタ14に対応し、以下同様に、異常発生
要素検知手段は、データ監視装置13と、制御回路16
と、人体検知センサS1 と、物理検知センサS2 とに対
応し、画像記録手段は、記録装置15に対応し、検索手
段は、データ監視装置13に対応するも、この発明は、
上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動取引エリアの防犯装置を示す制
御回路ブロック図。
【図2】この発明の防犯処理動作を示すフローチャー
ト。
【図3】この発明の他の実施例の防犯処理動作を示すフ
ローチャート。
【図4】この発明の異常発生時のモニタ表示例を示す表
示図。
【図5】この発明の異常発生時のモニタ拡大表示例を示
す拡大表示図。
【図6】この発明の監視データの判別処理動作を示すフ
ローチャート。
【図7】この発明の物理検知センサの異常検知処理動作
を示すフローチャート。
【図8】この発明の取引データ異常判別時の処理動作を
示すフローチャート。
【図9】この発明の取引媒体異常判別時の処理動作を示
すフローチャート。
【図10】この発明の監視データ検索時の処理動作を示
すフローチャート。
【図11】この発明の検索モード選択時のモニタ画面を
示す表示図。
【図12】この発明の検索データ入力時のモニタ画面を
示す表示図。
【図13】この発明の検索したモニタの検索出力画面を
示す表示図。
【符号の説明】
11…自動取引機 12…防犯カメラ 13…データ監視装置 14…モニタ 15…記録装置 16…制御回路 17…人 18…異常物体 S1 …人体検知センサ S2 …物理検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/00 510 M 7323−5G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動取引処理する自動取引機を設置した自
    動取引エリアを画像監視する自動取引エリアの防犯装置
    であって、上記自動取引機およびその周辺を画像により
    監視する画像監視手段と、上記自動取引機およびその周
    辺に対する異常発生要素の個々に対応して検知すべく設
    けた複数の異常発生要素検知手段と、上記異常発生要素
    検知手段の少なくとも1つが異常発生要素を検知したと
    き、上記画像監視手段で監視した画像を記録する画像記
    録手段を備えた自動取引エリアの防犯装置。
  2. 【請求項2】異常発生要素検知手段は、物体、顧客、機
    器、取引内容、取引媒体等の個々の各異常発生要素を検
    知することを特徴とする請求項1記載の自動取引エリア
    の防犯装置。
  3. 【請求項3】異常発生要素検知手段が異常発生エリアを
    検知したとき、その検知対応する異常発生エリアの監視
    画像を拡大することを特徴とする請求項1記載の自動取
    引エリアの防犯装置。
  4. 【請求項4】異常発生要素を検知したとき、その時点の
    異常データと取引データとを画像データと共に記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引エリアの防犯
    装置。
  5. 【請求項5】異常発生要素検知手段の検知時間を一定時
    間毎に区切り、区切られた一定時間内に異常が発生した
    場合は、その時間帯の監視画像を記録することを特徴と
    する請求項1記載の自動取引エリアの防犯装置。
  6. 【請求項6】異常データと、取引データと、画像データ
    とから異常発生時点を検索する検索手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の自動取引エリアの防犯装置。
JP21336693A 1993-08-04 1993-08-04 自動取引エリアの防犯装置 Pending JPH0749915A (ja)

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