JP2008015051A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小粒径の現像剤が必要以上に供給されることを抑制すること。
【解決手段】現像剤担持体(Ga2)表面に近接して配置され、前記現像剤担持体(Ga2)表面の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材(SK)と、前記層厚規制部材(SK)により規制されて前記層厚規制部材(SK)の上流側の前記現像剤担持体(Ga2)表面に付着した現像剤により構成された現像剤溜まり(Tnc,Tnd,Tne,Tnf)よりも、前記現像剤担持体(Ga2)回転方向上流側の現像剤溜まり上流側空間(12b)に現像剤が移動することを防止する上流側移動防止部材(12a,22a,33,44)と、を備えた現像装置(G)。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナーを含む現像剤により現像を行う現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置に関し、特に、摩擦帯電時に単位体積当りの帯電量が大きな異常帯電トナーが発生することがある現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置では、静電潜像をトナー像に現像する際には、静電潜像が形成された感光体に対向する現像部材(現像ロール)表面に帯電したトナーを付着させ、感光体と現像ロールとの間に電位差(バイアス)を印加して静電的にトナーを現像ロールから感光体に移動させて現像している。
前記トナーは層厚規制部材との摩擦、現像ロール表面との摩擦等により摩擦帯電される。前記トナーは、一般的には平均粒径が5μm〜10μm程度のものが使用されているが、実際にはトナーの粒径にはばらつきがあり、粒子径の小さな(数μm程度)トナーも含まれている。粒子径の小さなトナーは、体積当りの表面積が大きいので摩擦されやすく、単位体積(単位質量)当りの帯電量が大きくなりやすい。このような小粒径の高帯電トナー(異常帯電トナー)が現像ロールに付着すると、正常帯電のトナーよりも強い鏡像力で現像ロール(現像スリーブ)表面に付着する。
前記小粒径の異常帯電トナーは、鏡像力が大きく現像ロール表面への付着力が大きいので、特に白べた印字等トナーが消費されない状態が続いた場合には、現像ロール表面に小粒径の異常帯電トナーが層状(膜状)に強固に付着した状態になりやすく、その後の画像印字時に画像濃度が低下するという問題がある。この時、現像ロールの軸方向の一部分にべた画像等があるようなパターンを連続印刷した場合には、トナーが消費された部分(べた画像相当部)と、消費されなかった部分(背景画像相当部)では、現像ロール表面に付着した異常帯電トナーの量が異なるため、直後のハーフトーン画像等を印刷した場合に、いわゆるゴースト現象が発生してしまうという問題もある。
このような問題に対応するために、下記の従来技術(J01)が従来公知である。
(J01)特許文献1(特開平1−276174号公報)、特許文献2(特開平1−277265号公報)、特許文献3(特開平2−176682号公報)記載の技術
特許文献1〜3には、現像スリーブ表面に樹脂、導電性微粉末、固体潤滑剤等からなる樹脂被膜を形成することにより、高帯電トナーの電荷をリークさせることで高帯電トナーの電荷を低下させる技術が記載されている。
特開平1−276174号公報 特開平1−277265号公報 特開平2−176682号公報
(従来技術の問題点)
前記従来技術(J01)では、ゴースト等の問題は大幅に低減されるが、小粒径のトナーが多かったり、トナーの平均粒子径が小さいなど、高帯電化しやすいトナーを使用する場合には、大量の導電性微粉末や固体潤滑剤等を現像スリーブ表面の樹脂中に含有させる必要がある。この結果、現像スリーブでリークが発生しやすくなって現像スリーブの帯電付与性が低下してしまい、特に高温高湿環境下でトナーが帯電しにくくなり、濃度低下や現像ムラの発生する恐れがある。
図8は従来技術の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図である。
図9は従来技術の現像装置の現像ロール部分に新たなトナーが供給された状態の要部拡大説明図である。
図8において、従来の現像装置01では、現像容器02は、補給用の1成分磁性現像剤が収容される現像剤収容室02aと、現像ロール03が支持され且つ現像ロール03に供給される現像剤が貯留される現像室02bとを有する。前記現像剤収容室02aには、現像剤収容室02a内の現像剤を現像室02bに供給する供給部材04が支持されている。
前記現像ロール03は、回転駆動する円筒状の現像スリーブ03aと、現像スリーブ(現像剤担持体)03a内部に固定支持されたマグネットロール(磁石ロール)03bとを有し、マグネットロール03bの磁力により現像部材収容室02bの現像剤を現像スリーブ03a表面に吸着させる。現像スリーブ03a表面に付着した現像剤は、現像スリーブ03a表面に当接する層厚規制部材06により規制されて現像スリーブ03a表面に薄層状に付着すると共に、層厚規制部材06と現像スリーブ03a表面との間の摩擦により帯電し、現像に使用される。
前記層厚規制部材06により規制された現像剤は、マグネットロール03bの磁力によって現像スリーブ03a表面に吸着される形となって、現像スリーブ03aの回転に伴い図8に示す矢印07の方向に循環するように移動し、塊状の現像剤溜まり08が形成される。
現像によりトナーが消費された部分(画像部)には、現像スリーブ03a表面が現像剤溜まり08の部分を通過する際に、内部で現像剤が流動、循環する現像剤溜まり08から現像剤が補給される。
しかし、現像によりトナーが消費されなかった部分(背景画像部、非画像部)の現像剤は、粒度分布に応じて、小粒径、中粒径、大粒径の現像剤が付着している。トナーが消費されなかった部分が現像剤溜まり08を通過する際に、現像剤溜まり08の現像剤の流動、循環により、比較的鏡像力の弱い中粒径や大粒径の現像剤は、小粒径〜大粒径の現像剤に入れ替わっていくが、スリーブ03a表面に付着した小粒径の現像剤(高帯電現像剤)は、鏡像力により強く付着しており、現像剤溜まり08通過時にほとんど入れ替わらない。この結果、現像剤溜まり08の中〜大粒径現像剤の割合が相対的に増加するとともに、トナーが消費されなかった部分では、現像スリーブ03aの表面に高帯電現像剤による表面層が形成された状態となり、高帯電現像剤の更に表面に現像剤が吸着されてしまう。
この状態で現像剤が層厚規制部材06と対向する領域に搬送されると、高帯電現像剤はさらに摩擦帯電されて帯電量が増加する。一方、高帯電現像剤の更に表面に付着した現像剤は、層厚規制部材06と現像スリーブ03a表面の凹凸の状態との関係で所定の帯電量に摩擦帯電されるはずが、層厚規制部材06と高帯電現像剤層との関係で摩擦帯電が行われることとなり、十分に摩擦帯電されず帯電不足になることがある。この結果、層厚規制後のトナー層の下層に高帯電、上層に低帯電の現像剤が存在しやすくなる。
通常の画像形成では、多少帯電量が減少しても十分現像ができるように帯電バイアス等が調整され、濃度低下は未発生または軽微となる。しかし、現像スリーブ表面の特定の位置のみトナーが消費される画像形成が繰り返し行われると、消費されなかった部分に、高帯電現像剤の層の形成が加速されてしまう。この状態で、次の印刷時に、前回の印刷の背景画像部に対応する部分の濃度が不足したり、前回の印刷の画像部に対応する部分の濃度が高くなりすぎ、画像に濃度差(いわゆるゴースト現象)が発生する問題がある。
そして、この問題は、供給部材04により供給される新たな現像剤により促進されることがわかった。即ち、前記供給部材04により新たな現像剤が現像室02bに搬送されると、現像剤溜まり08と現像室02bの底壁との間をすり抜けて現像スリーブ03a回転方向上流側の現像剤溜まり上流側空間09に搬送されてしまう。現像剤溜まり上流側空間09に搬送された現像剤はマグネットロール03bの磁力により現像スリーブ03a表面に吸着され、現像スリーブ03a表面に小〜大粒径の現像剤を含む新たな現像剤が供給されてしまう。
したがって、従来の現像装置01では、中〜大粒径の現像剤が比較的多い現像剤溜まり08の部分で現像剤の供給が行われる前に、その上流側で現像スリーブ03aに小粒径の現像剤を含む新たな現像剤が供給されているため、現像スリーブ3b表面に必要以上に小粒径現像剤が供給され、現像スリーブ3b表面に小粒径現像剤が付着する現象が促進されて、濃度低下、ゴースト等の画像不良が発生しやすくなっていることがわかった。
本発明は前記事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)小粒径の現像剤が必要以上に供給されることを抑制すること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために第1発明の現像装置(G)は、
現像剤が収容される現像容器(V)と、
現像容器(V)に連通する現像室(12,22,32,42)と、
前記現像室(12,22,32,42)に収容された現像部材(Ga)であって、現像剤を表面に担持させて回転駆動される現像剤担持体(Ga2)と、前記現像室(12,22,32,42)の現像剤を前記現像剤担持体(Ga2)表面に付着させる現像剤付着部材(Ga1)と、を有する現像部材(Ga)と、
前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接または接触して配置され、前記現像剤担持体(Ga2)表面の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材(SK)と、
前記現像容器(V)内の現像剤を前記現像室(12,22,32,42)に供給する現像剤供給部材(Gb)と、
前記層厚規制部材(SK)により規制されて前記層厚規制部材(SK)の上流側の前記現像剤担持体(Ga2)表面に付着した現像剤により構成された現像剤溜まり(Tnc,Tnd,Tne,Tnf)よりも、前記現像剤担持体(Ga2)回転方向上流側の現像剤溜まり上流側空間(12b)に現像剤が移動することを防止する上流側移動防止部材(12a,22a,33,44)と、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の作用)
前記構成を備えた第1発明の現像装置(G)では、現像剤が収容される現像容器(V)に連通する現像室(12,22,32,42)に収容された現像部材(Ga)の現像剤担持体(Ga2)は、現像剤を表面に担持して回転駆動する。前記現像部材(Ga)の現像剤付着部材(Ga1)は、現像室(12,22,32,42)の現像剤を前記現像剤担持体(Ga2)表面に付着させる。層厚規制部材(SK)は、前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接または接触して配置され、前記現像剤担持体(Ga2)表面の現像剤の厚さを規制する。
現像剤供給部材(Gb)は前記現像容器(V)内の現像剤を前記現像室(12,22,32,42)に供給する。上流側移動防止部材(12a,22a,33,44)は、前記層厚規制部材(SK)により規制されて前記層厚規制部材(SK)の上流側の前記現像剤担持体(Ga2)表面に付着した現像剤により構成された現像剤溜まり(Tnc,Tnd,Tne,Tnf)よりも、前記現像剤担持体(Ga2)回転方向上流側の現像剤溜まり上流側空間(12b)に現像剤が移動することを防止する。これにより、現像剤担持体(Ga2)表面に過剰に小粒径の現像剤が供給されることを防止することができる。したがって、前記小粒径の現像剤によって生じる濃度低下や、ゴースト等の現像不良の発生を低減することができる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の現像装置(G)は、前記第1発明において、
1成分磁性現像剤により構成された前記現像剤と、
回転駆動する現像スリーブ(Ga2)により構成された前記現像剤担持体(Ga2)と、磁力により1成分磁性現像剤を前記現像スリーブ(Ga2)表面に付着させる磁石ロール(Ga1)により構成された前記現像剤付着部材(Ga1)と、を有する前記現像部材(Ga)と、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態1の現像装置(G)では、前記現像部材(Ga)の前記現像剤担持体(Ga2)である現像スリーブ(Ga2)は、回転駆動する。前記現像部材(Ga)の前記現像剤付着部材(Ga1)である磁石ロール(Ga1)は、現像剤を前記現像スリーブ(Ga2)表面に付着させる。
(第1発明の形態2)
第1発明の形態2の現像装置(G)は、前記第1発明および第1発明の形態1において、
前記現像室(12)の壁部材(12a)により構成された前記上流側移動防止部材(12a)であって、前記壁部材(12a)と前記現像剤担持体(Ga2)表面との距離が、前記現像剤溜まり(Tnc)が前記壁部材(12a)の内面に接触する距離(L1)に設定された前記上流側移動防止部材(12a)、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態2の現像装置(G)では、前記現像室(12)の壁部材(12a)により構成された前記上流側移動防止部材(12a)は、前記壁部材(12a)と前記現像剤担持体(Ga2)表面との距離が、前記現像剤溜まりが前記壁部材(12a)の内面に接触する距離(L1)に設定される。したがって、前記壁部材(12a)の内面に接触する現像剤溜まり(Tnc)によって、前記現像剤が前記上流側移動防止部材(12a)よりも現像剤担持体(Ga2)の回転方向上流側に搬送されることを防止することができる。
(第1発明の形態3)
第1発明の形態3の現像装置(G)は、前記第1発明または第1発明の形態1において、
前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接した内壁面(22b)を有する前記現像室(22)の壁部材(22a)により構成された前記上流側移動防止部材(22a)、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態3の現像装置(G)では、前記現像室(22)の壁部材(22a)により構成された前記上流側移動防止部材(22a)の内壁面(22b)は、前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接しているので、前記現像剤が前記上流側移動防止部材(22a)よりも現像剤担持体(Ga2)の回転方向上流側に搬送されることを防止することができる。
(第1発明の形態4)
第1発明の形態4の現像装置(G)は、前記第1発明および第1発明の形態1において、
前記現像室(32)内部に支持されて前記現像室(32)を前記現像剤溜まり(Tne)が形成される下流側現像室(32c)と上流側現像室(32b)とに仕切る仕切部材(33)であって、先端部(33a)が前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接して配置された前記仕切部材(33)により構成された前記上流側移動防止部材(33)、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態4の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態4の現像装置(G)では、前記現像室(32)内部に支持され、先端部(33a)が前記現像剤担持体(Ga2)表面に近接して配置された前記仕切部材(33)により構成された前記上流側移動防止部材(33)は、前記現像室(32)を前記現像剤溜まり(Tne)が形成される下流側現像室(32c)と上流側現像室(32b)とに仕切る。したがって、現像剤担持体(Ga2)表面に近接して配置された前記仕切部材(33)により現像剤が塞き止められるので、前記現像剤が前記上流側現像室(32b)に搬送されることを防止することができる。
(第1発明の形態5)
第1発明の形態5の現像装置(G)は、前記第1発明および第1発明の形態1において、
前記現像剤溜まり(Tnf)の前記現像剤担持体(Ga2)回転方向上流側に配置され且つ前記現像剤担持体(Ga2)表面に接触するシール部材(44)により構成された前記上流側移動防止部材(44)、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態5の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態5の現像装置(G)では、前記上流側移動防止部材(44)のシール部材(44)は、前記現像剤溜まり(Tnf)の前記現像剤担持体(Ga2)回転方向上流側に配置され且つ前記現像剤担持体(Ga2)表面に接触する。したがって、現像剤担持体(Ga2)表面に接触する上流側移動防止部材(44)により、前記現像剤が前記上流側移動防止部材(44)よりも現像剤担持体(Ga2)の回転方向上流側に搬送されることを防止することができる。
(第2発明)
前記技術的課題を解決するために第2発明の画像形成装置(U)は、
第1発明および第1発明の形態1ないし5のいずれかの現像装置(G)を備えたことを特徴とする。
(第2発明の作用)
第2発明の画像形成装置(U)は、第1発明および第1発明の形態1ないし5のいずれかの現像装置(G)を備えているので、現像剤担持体(Ga)表面に小粒径の現像剤が必要以上に供給されることを抑制することができる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)小粒径の現像剤が必要以上に供給されることを抑制することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
(実施例1)
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置としてのプリンタUは、プリンタ本体U1と、プリンタ本体U1に対して着脱可能に支持されたプロセスカートリッジ(着脱カートリッジ)U2及び定着ユニットU3とを有する。
プリンタ本体U1はマイクロコンピュータにより構成されたコントローラCと、コントローラCにより作動を制御されるIPS(イメージプロセッシングシステム)、レーザ駆動回路DL、および電源装置E等を有している。電源装置Eは、後述の帯電ローラCR、現像ローラGaおよび転写ローラTr等にバイアス電圧を印加する。
前記IPS(イメージプロセッシングシステム)は、外部のホストコンピュータ等から入力された印字データを潜像形成用の画像データに変換して所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)に出力する。
前記プロセスカートリッジU2は、回転駆動する像担持体PR、帯電ロールCR、クリーナCL、現像装置Gおよびトナー補給装置THを有している。前記トナー補給装置THは、内部に収容されている補給用のトナー(現像剤)を現像装置Gの現像容器Vに補給する。前記現像容器V内部には現像ロールGaと、現像容器Vの現像剤を現像ロールGaに供給する供給部材Gbと、トナー補給装置THから補給されたトナーを軸方向に攪拌搬送するオーガGcとが回転可能に支持されている。
回転する像担持体PRの表面は、帯電領域Q1において前記帯電ロールCRにより帯電され、潜像書込位置Q2において前記ROS(潜像書込装置)から出射するレーザビームLにより静電潜像が書き込まれる。前記静電潜像は現像領域Q3において現像ロールGaによりトナー像に現像され、像担持体PR及び転写ロールTrとの圧接領域により形成される転写領域Q4において転写ロールTrにより記録シートSに転写される。像担持体PR表面の残留トナーは、転写領域Q4の下流側のクリーニング領域Q5においてクリーナCLのクリーニングブレードCBにより除去され(擦り取られ)、トナー回収容器CLに回収される。
なお、前記クリーニングブレードCBの対向する側にはフィルムシールFSが設けられており、フィルムシールFSは前記トナー回収容器CL内に回収されたトナーが外にこぼれ出るのを防止する。
プリンタ本体U1の下部の前記給紙トレイTR1から、ピックアップロールRpにより取出された記録シートSは、リタードロールおよび給紙ロールを有するさばきロールRsにより1枚づつ分離されて、シート搬送路SHに沿って配置されたシート搬送ロールRaにより搬送され、転写領域Q4のシート搬送方向の上流側に配置されたレジロールRrにより所定のタイミングで、前記転写領域Q4に搬送される。
前記コントローラCにより動作が制御される電源装置Eから所定のタイミングで転写バイアスが印加される転写ロールTrは、転写領域Q4を通過する記録シートSに像担持体PR上のトナー像を転写する。
前記転写領域Q4においてトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で前記定着ユニットU3に搬送される。前記定着ユニットU3は一対の定着ロールFh,Fpからなる定着装置Fを有し、前記一対の定着ロールFh,Fpの圧接領域によって定着領域Q6が形成される。前記定着ユニットU3に搬送された記録シートSは、定着領域Q6において定着装置Fの一対の定着ロールFh,Fpによりトナー像が定着される。定着トナー像が形成された記録シートSは、シートガイドSG1,SG2によってガイドされ、排出ロールR1からプリンタ本体U1上面の前記排出トレイTRhに排出される。
図1において、前記画像形成装置本体U1の上部には、トレイカバー(開閉カバー)TC1、TC2が回転中心TC1a、TC2aを中心として回転可能に支持されており、各トレイカバーTC1,TC2の上面により前記排出トレイTRhが構成されている。前記トレイカバーTC1は、プロセスカートリッジU2を着脱するために画像形成装置U1の上端を開放する開放位置と、上端を閉塞する閉鎖位置との間を移動できる。
(トナー補給装置THと、現像装置Gの説明)
図2は、実施例1のトナー補給装置および現像装置の拡大図である。
図3は、実施例1のトナー供給装置THからGaまでのトナーの搬送方向を示す説明図である。
図1、図2、図3において、トナー補給装置THは、1成分磁性トナーを貯留するトナー補給容器TH1を有する。前記トナー補給容器TH1下端部には、前記トナー補給容器TH1と現像容器Vの間を連結するトナー補給路TH2が前後方向(X軸方向)両端部に形成されている。前記トナー補給容器TH1内には、アジテータTH3が回転自在に配置されている。前記アジテータTH3は、軸方向中央部から両端部に向けてそれぞれ異なった巻き方向で螺旋状に形成された線材により構成されている。
したがって、トナー補給容器TH1内に貯留されたトナーは、前記アジテータTH3により、前記トナー補給容器の前後方向(X軸方向)両端側に攪拌されながら搬送され、トナー補給路TH2から現像容器Vに供給される。
なお、このようなトナー補給路TH2およびアジテータTH3は、従来公知であり、例えば特開2004−109335号公報等に記載されている。
図1、図2、図3において、現像装置Gは、現像容器Vと前記現像容器Vの上部を被覆する現像容器カバーVCとを有する。
前記現像容器Vは、内部に補給装置THからトナーが供給されるトナー補給室9と、前記トナー供給室9に隣接するトナー搬送室11と、前記トナー搬送室11に隣接して現像ロールGaが収容される現像室12と、を有する。
前記トナー補給室9内には、前記オーガGcが回転自在に配置されている。前記オーガGcは、前後方向に延びる回転軸Gc1と、前記回転軸Gc1の後部に支持され且つ後方から前方にトナーを搬送する前方搬送羽根Gc2と、前記回転軸Gc1の前部に支持され且つ前方から後方にトナーを搬送する後方搬送羽根Gc2と、を有する。前記回転軸Gc1の後端にはオーガ駆動ギアG2が支持されており、図示しないモータにより駆動される。
したがって、前記トナー補給路TH2から、現像容器Vのトナー補給室9の前後方向両端部に供給されたトナーは、前記オーガGcにより前記トナー補給室9の前後方向中央側に攪拌されながら搬送され、前後両端部にトナーが偏らないように均される。したがって、前記トナー補給室9から、トナー搬送室11に軸方向にほぼ均一に分布するトナーが供給される。
トナー搬送室11には、攪拌部材Gb(現像剤供給部材)が回転自在に配置されている。前記攪拌部材Gbは、回転軸Gb1を中心に回転可能な弾性搬送部材支持部材Gb2と、前記弾性搬送部材支持部材Gb2に支持された弾性変形可能な弾性搬送部材Gb3とを有する。前記回転軸Gb1の後端には、攪拌部材駆動ギアG3が支持されており、図示しないモータにより駆動される。前記攪拌部材Gbの回転時に弾性搬送部材Gb3が前記トナー搬送室11の底面11aに接触して、弾性搬送部材支持部材Gb2をトナーを現像室12に掃き出すように搬送する。
図4は、現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。
前記現像室12には、現像ロールGa(現像部材)が配置されている。前記現像ロールGaは、回転不能の磁石ロールGa1(現像剤付着部材)と、磁石ロールGa1の外周に配置されて回転駆動する現像スリーブGa2(現像剤担持体)とを有している。前記磁石ロールGa1は、現像領域Q3に対向して配置された現像磁極S1を有している。前記現像磁極S1の現像ロールGaの回転方向上流側には、前記磁石ロールGa1の磁力を安定させるとともに現像スリーブGa2表面にトナーを吸着させて現像領域Q3に搬送する第1搬送磁極N1が形成されている。前記搬送磁極N1の現像ロールGaの回転方向上流側には、現像室12内のトナーを現像スリーブGa2表面に吸着させるピックアップ・トリミング磁極S2が形成されている。前記ピックアップ・トリミング磁極S2の、現像ロールGaの回転方向上流側には、第2搬送磁極N2が配置されている。前記第2搬送磁極N2は、前記磁石ロールGa1の磁力を安定させるとともに現像室12に搬送されたトナーが現像室12と現像ロールGaの間から現像領域Q3に漏れ出すのを防止する。
前記ピックアップ・トリミング磁極S2の近傍の現像スリーブGa2表面には、前記現像容器カバーVCに支持された層厚規制部材SKが当接している。前記層厚規制部材SKは、前記現像スリーブGa2表面に付着したトナーの層厚を規制するとともに、層厚規制部材SKと現像スリーブGa2との間でトナーを摩擦帯電させる。
前記現像ロールGaの下方には、左方に向かって上方に傾斜する現像室12の底壁(上流側移動防止部材)12aが形成されている。前記底壁12aと、現像スリーブGa2表面との距離は、上流側移動防止距離L1に設定されている。
すなわち、前記現像ロールGaと底壁12aの間には、前記層厚規制部材SKにより規制されて前記層厚規制部材SKの上流側の前記現像ロールGa表面に付着したトナーにより構成されたトナー溜まりTncが形成されているが、トナー溜まりTncの上流端が搬送磁極N2近傍に到達する前にトナー溜まりTncの下端が底壁12aに接触するように前記上流側移動防止距離L1が設定されている。
これにより、トナー溜まりTncによって、現像スリーブGa2と底壁12aとの間に障壁が形成された状態となる。この結果、攪拌部材Gbにより新たなトナーが供給されても、トナー溜まりTncの障壁により、トナー溜まりTncの上流側の現像剤溜まり上流側空間12bにトナーが搬送されることが防止できる。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uの現像装置Gでは、層厚規制部材SKにより規制されたトナーは、前記層厚規制部材SKの上流側の前記現像ロールGa表面に付着してトナー溜まりTncを形成する。実施例1の現像容器Vの現像室12の底壁12aは、前記トナー溜まりTncの現像スリーブGa2の回転方向上流端が磁石ロールGa1の搬送磁極N2近傍の上流側空間12bに到達する前に、トナー溜まりTncの下端が底壁12aに接触するように、現像スリーブGa2表面との距離である上流側移動防止距離L1が設定されている。
このため、トナー溜まりTncによって、現像スリーブGa2と底壁12aとの間に障壁が形成されるため、トナー搬送室11から現像室12に新たなトナーが搬送された際に、前記搬送されたトナーが前記上流側空間12bに搬送されることを防止することができる。
したがって、上流側空間12bにトナーが供給され、搬送磁極N2近傍で現像スリーブGa2表面にトナーが供給されることを減らすことができる。この結果、ピックアップ・トリミング磁極S2近傍以外で、前記現像スリーブGa2表面に高帯電トナー(異常帯電トナー)が供給、付着する機会を減らすことができる。これにより、現像スリーブGa2表面に過剰に異常帯電トナーが供給されることを防止することができる。よって、前記異常帯電トナーTnaによって生じる濃度低下や、ゴースト等の現像不良の発生を低減することができる。
図5は、実施例2の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。
次に、本発明の実施例2の説明を行うが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図5において、実施例2の現像容器Vでは、前記現像室22の底壁22a(壁部材)は、現像領域Q3の回転方向下流側近傍から現像スリーブGa2のピックアップ・トリミング磁極S2の現像ロールGaの回転方向上流側近傍に渡って、現像スリーブGa2表面に沿って近接して形成された現像室上流側内壁部22bを有している。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の現像装置では、現像室上流側内壁部22bが現像スリーブGa2に近接して配置されているので、層厚規制部材SKにより規制されたトナーにより形成されたトナー溜まりTndや、新たにトナー搬送室11から現像室22に搬送されたトナーは、搬送磁極N2近傍へ搬送されることが防止される。よって、実施例2の現像装置は、実施例1と同様の作用効果を奏する。
図6は、実施例3の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。
次に、本発明の実施例3の説明を行うが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図6において、実施例3の現像容器Vでは、前記現像室32の底壁32aの上面に、上方に突出する仕切部材33が支持されている。前記仕切部材33の上端部33aは、現像スリーブGa2の表面に近接するように形成されている。前記現像室32は、前記仕切部材33により、マグネットロールGa1のピックアップ・トリミング磁極S2側に形成された下流側現像室32bと、搬送磁極N2側に形成された上流側現像室32cとに仕切られる。
(実施例3の作用)
前記構成要件を備えた実施例3の現像装置では、仕切部材33の上端部33aが現像スリーブGa2の表面に近接するように形成されているので、層厚規制部材SKにより規制されたトナーにより形成されたトナー溜まりTneや、新たにトナー搬送室11から現像室32に搬送されたトナーは、下流側現像室32bにおいて塞き止められ、上流側現像室32cに搬送されることが防止される。
よって、実施例3の現像装置では、実施例1と同様の作用効果を奏する。
図7は、実施例4の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。
次に、本発明の実施例4の説明を行うが、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例4は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図7において、実施例4の現像容器Vでは、前記現像室42の底壁42aの上面には、上方に突出するシール支持部材43が支持されている。前記シール支持部材43には、上端部がマグネットロールGa1のピックアップ・トリミング磁極S2の回転方向上流側の現像スリーブGa2表面に接触するシール(シール部材)44が支持されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の現像装置では、シール44がピックアップ・トリミング磁極S2の回転方向上流側の現像スリーブGa2表面に接触しているので、層厚規制部材SKにより規制されたトナーにより形成されたトナー溜まりTnfや、新たにトナー搬送室11から現像室42に搬送されたトナーは、搬送磁極N2近傍へ搬送されることが防止される。よって、実施例4の現像装置は、実施例1と同様の作用効果を奏する。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H05)を下記に例示する。
(H01)本発明は、プリンタに限定されず、複写機、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、モノクロの画像形成装置に限定されず、カラーの画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、トナー補給装置THと現像容器Vとが一体的に交換可能なプロセスユニットを例示したが、これに限定されず、トナーカートリッジと現像装置とが別個のユニットで構成された場合にも適用可能である。また、トナー補給装置THやトナーカートリッジを省略し、容積の多い現像容器Vのみで構成することも適用可能である。
(H03)前記実施例において、トナー補給路TH2を前後方向両端部に形成し、トナー補給容器TH1内のトナーを前後方向両端側に搬送するトナー補給装置とし、前後両端部のトナーを端部から内側に搬送するオーガGcとパドル状のトナー搬送部材Gbを有する現像装置の組み合わせとしたが、これに限定されず、従来公知の任意のトナー補給装置と現像装置の組み合わせとすることができる。例えば、トナー補給路TH2を前後方向一端部に設けることも可能である。このとき、現像装置は、一端部に形成されたトナー補給路TH2から補給されたトナーを循環しながら搬送する一対の撹拌搬送部材(オーガ)を有する現像装置とすることもできる。(例えば、特開2004−109367号公報参照)
(H04)前記実施例において、トナー補給装置THは、トナーを貯留するトナー補給容器TH1による構成としたが、これに限定されず、トナー補給容器TH1と、トナー補給容器TH1からのトナーを一時的に貯留するリザーブタンクとを有するトナー補給装置とすることもできる。
(H05)前記実施例において、内部に4つの磁極を有する磁石ロールGa2を使用したが、これに限定されず、設計等に応じて任意の磁極数(例えば5つ)を有する磁石ロールを使用することも可能である。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は、実施例1のトナー補給装置および現像装置の拡大図である。 図3は、実施例1のトナー供給装置THからGaまでのトナーの搬送方向を示す説明図である。 図4は、現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。 図5は、実施例2の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。 図6は、実施例3の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。 図7は、実施例4の現像装置の現像ロール部分の要部拡大図である。 図8は従来技術の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図である。 図9は従来技術の現像装置の現像ロール部分に新たなトナーが供給された状態の要部拡大説明図である。
符号の説明
12,22,32,42…現像室、12a,22b,33,44…上流側移動防止部材、
12a…壁部材、22a…壁部材、22b…内壁面、32b…上流側現像室、
32c…下流側現像室、33…仕切部材、33a…先端部、44…シール部材、
G…現像装置、Ga…現像部材、Ga1…現像剤付着部材、Ga2…現像剤担持体、
Gb…現像剤供給部材、L1…距離、SK…層厚規制部材、Tna,Tnb…現像剤、
Tnd,Tne,Tnf…現像剤溜まり、U…画像形成装置、V…現像容器。

Claims (7)

  1. 現像剤が収容される現像容器と、
    現像容器に連通する現像室と、
    前記現像室に収容された現像部材であって、現像剤を表面に担持させて回転駆動される現像剤担持体と、前記現像室の現像剤を前記現像剤担持体表面に付着させる現像剤付着部材と、を有する現像部材と、前記現像剤担持体表面に近接または接触して配置され、前記現像剤担持体表面の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材と、
    前記現像容器内の現像剤を前記現像室に供給する現像剤供給部材と、
    前記層厚規制部材により規制されて前記層厚規制部材の上流側の前記現像剤担持体表面に付着した現像剤により構成された現像剤溜まりよりも、前記現像剤担持体回転方向上流側の現像剤溜まり上流側空間に現像剤が移動することを防止する上流側移動防止部材と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 1成分磁性現像剤により構成された前記現像剤と、
    回転駆動する現像スリーブにより構成された前記現像剤担持体と、磁力により1成分磁性現像剤を前記現像スリーブ表面に付着させる磁石ロールにより構成された前記現像剤付着部材と、を有する前記現像部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像室の壁部材により構成された前記上流側移動防止部材であって、前記壁部材と前記現像剤担持体表面との距離が、前記現像剤溜まりが前記壁部材の内面に接触する距離に設定された前記上流側移動防止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤担持体表面に近接した内壁面を有する前記現像室の壁部材により構成された前記上流側移動防止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  5. 前記現像室内部に支持されて前記現像室を前記現像剤溜まりが形成される下流側現像室と上流側現像室とに仕切る仕切部材であって、先端部が前記現像剤担持体表面に近接して配置された前記仕切部材により構成された前記上流側移動防止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記現像剤溜まりの前記現像剤担持体回転方向上流側に配置され且つ前記現像剤担持体表面に接触するシール部材により構成された前記上流側移動防止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013027267A1 (ja) 2011-08-23 2013-02-28 トヨタ自動車株式会社 ターボ過給機付き内燃機関の制御装置
JP2018022136A (ja) * 2016-07-22 2018-02-08 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置

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