JP2008014948A - 計量モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】計量モジュールにおける遊びを、所望の要求条件に容易に適合させることができるようにした計量モジュールを提供する。
【解決手段】計量モジュールは、計量対象の負荷に対して力伝達可能な状態で当接する第1マウント・デバイスと、この計量モジュールを支持する支持構造体に結合可能な第2マウント・デバイスとを有する。第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとの間にロード・セルが配設されており、このロード・セルは力伝達部材と協働するものである。この計量モジュールは、第1及び第2カップ形係合部材を有する。それらカップ形係合部材の各々は力伝達部材が係合する凹部を有する。第1及び第2カップ形係合部材は第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとの間に配設されている。少なくとも一方の凹部は、負荷からの力の作用方向に対して略々直交する平面内における断面形状が長円形である。
【選択図】図1

Description

本発明はロード・セルのための計量モジュールに関し、ロード・セルはこの計量モジュールの中に装備される。
計量モジュールは様々な用途に用いられており、その用途に適した種類のロード・セルを装備し、その用途に適した負荷レンジを有する計量モジュールが、使用されている。負荷容量の大きなロード・セルを装備した計量モジュールが用いられる主要な用途は、例えば、コンテナ、サイロ、タンク、それに反応容器などをはじめとする、様々な大容量の容器の重量を計測することで、その容器の内容物の量を計量するという用途などである。このような容器の内容物の量を計量するには、空の状態にあるときの容器の重量と、内容物が充填されているときの容器の重量とを計量して、それらの差を求めるという方法が用いられる。また、本明細書において説明する計量モジュールは、例えば、屋外環境、産業施設内環境、それに、生産プラント内環境などをはじめとする、過酷な環境条件下で好適に使用し得るものである。
現在市販されている計量モジュールには様々なものがあり、それらのうちから具体例を挙げるならば、例えば、メトラー・トレド社製の「センターライン(登録商標)計量モジュール」や、同じく「フレクスマウント(登録商標)計量モジュール」などがある。センターライン(登録商標)計量モジュールは、ビーム型のロード・セルを装備した計量モジュールである。フレクスマウント(登録商標)計量モジュールは、ビーム型の計量セルを装備し、また、リフト・オフ・セーフティ機構を装備した計量モジュールである。計量セルは2つのマウント・デバイスの間に配設されており、それら2つのマウント・デバイスは、負荷と支持構造体との間に、計量モジュールを装着できるような構造を有している。ビーム型のロード・セルは、細長い形状のロード・セルである。ビーム型のロード・セルは、その一端が計量モジュールに固定結合されており、その他端が負荷からの荷重を受けて変位する。市販の計量モジュールのうちには、ビーム型のロード・セルを装備したものの他に、ロッカー・ピン型のロード・セルを装備したものもある。
ビーム型のロード・セルを備えた計量モジュールの具体例としては、例えばヨーロッパ特許出願公開EP 1 275 943 A2号公報に開示されているものがあり、同特許公報の計量モジュールでは、ロード・セルが、ピン形の力伝達部材、またはボール形の力伝達部材と協働するようにしてある。
ヨーロッパ特許出願公開EP 1 275 943 A2号公報
従来公知の計量モジュールは、その殆どに、計量モジュールの構造的破損、及び/または、ロード・セルの構造的破損を防止するための防護が施されている。従来公知の計量モジュールは、リフト・オフ・セーフティ機構、及び/または、過負荷セーフティ機構を備えており、それら機構によって、計量モジュールが破壊してマウント・デバイスが取れてしまうのを防止し、また、過大な負荷が作用したときにロード・セルが破壊してしまうのを防止するようにしている。更に、従来公知の計量モジュールは、計量モジュールにおけるアライメントを適切に維持し、及び/または、計量モジュールにおける遊びの大きさを規制するための様々な手段を備えている。計量モジュールにおけるアライメントとしては特に、ロード・セルとマウント・デバイスとの間の相対的なアライメントと、2つのマウント・デバイスの間の相対的なアライメントとが重要であり、また計量モジュールにおける遊びの大きさとしては特に、ロード・セルとマウント・デバイスとの間の遊びの大きさと、2つのマウント・デバイスの間の遊びの大きさとが重要である。
計量モジュールにおけるアライメントが不適切であると、計量モジュールの計量結果に悪影響を及ぼすことになるが、計量モジュールの計量結果に影響を及ぼす要因は、その他にも数々存在している。それらのうちでも特に重大な要因は、水平面内に作用する衝撃力と、温度変化との2つである。水平面内に作用する衝撃力は、例えば、容器の内部に装備されている攪拌機構が容器を振動させることなどによって発生する。また、温度変化は、外気温度ないし室内温度が変化することによって発生することに加えて、計量対象の容器が温められ或いは冷やされることによっても発生する。例えば、計量対象の容器の中で化学反応が進行することによって、その容器が加熱されまたは冷却されることがあり、そのような場合には、その容器の寸法が変化するこになる。
それゆえ、複数の計量モジュールから成る計量モジュール配列体についても、また個々の計量モジュールについても、温度変化によって生じる計量対象の容器の熱膨張及び熱収縮を吸収しつつ、しかも、その容器の水平面内の振動を規制することのできる能力を備えているということが重要である。個々の計量モジュールは、一方では、計量対象の容器の荷重を支えてその振動を規制することができるだけの固有の剛性を備えていなければならず、他方では、ロード・セル及び/または計量モジュールの適切な機能性を損なわず、また計量対象の容器の転倒を確実に防止しつつ、しかも、その計量対象の容器の膨張を許容し、また、過大な力を吸収することができるだけの十分な可動性を備えていなければならない。
大容量の容器を計量するためには、複数の計量モジュールから成る計量モジュール配列体が用いられ、それら複数の計量モジュールは、互いに移動自由度が異なるものである。その具体例を挙げるならば、例えば、移動自由度を持たない1つの計量モジュールと、移動自由度を持った2つ以上の計量モジュールとが組合わされて用いられる。また、計量モジュールにおける遊びの大きさを規制する手段は、往々にして、かなり複雑な構造を有するものであり、例えば、ロード・セルとその遊び規制手段との間の精密なアライメントが必要とされることもあり、また、ロード・セルとその遊び規制手段との間に摩擦力が作用することもある。そのような摩擦力が作用すると、ロード・セルに対して横方向の大きな力が加わるために、計量精度が低下するおそれがあり、また、各部に摩耗が発生することによって、遊び規制手段の機能が変化してしまうおそれもある。
以下に開示するのは、計量モジュールにおける遊びを、所望の要求条件に容易に適合させることができるようにした、計量モジュールである。
以下に説明する計量モジュールは、安定性に優れる一方で、本来的な融通性を備えたものとすることのできる計量モジュールである。また、以下に説明する計量モジュールは、復位性を備えたもの、即ち、復位力を有するものとすることができ、それによって、過大な力が作用したときにはその過大な力を吸収し、その過大な力の作用が治まったならば、原位置に復位する能力を備えたものとすることのできる計量モジュールである。
1つの実施の形態に係る計量モジュールは、第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとを備えている。第1マウント・デバイスは、計量対象の負荷に対して力伝達可能な状態で当接するマウント・デバイスであり、ここでいう計量対象の負荷とは、例えば計量対象の容器などである。一方、第2マウント・デバイスは、この計量モジュールを支持する支持構造体に結合可能なマウント・デバイスであり、ここでいう支持構造体とは、その計量モジュールが想定している計量対象の負荷の種類や、その計量モジュールを用いて実行しなければならない作業の種類によって、様々なものとなり得るものであって、例えば、工場建屋の床や、地面や、適当な下部構造体であることもあれば、テーブルであることもある。この計量モジュールへ作用する力は、一方のマウント・デバイスを介してロード・セルへ伝達される。ロード・セルは、第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとの間に配設されており、力伝達部材に対して力伝達可能な状態で当接している。この計量モジュールは、第1及び第2カップ形係合部材を有しており、それらカップ形係合部材の各々は、力伝達部材が係合する凹部を備えてる。また、それら第1及び第2カップ形係合部材は、第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとの間に配設されている。そして、少なくとも一方の凹部は、負荷からの力の作用方向に対して略々直交する平面内における断面形状が長円形である。尚、ここでいう凹部とは、カップ形係合部材の凹部のことである。
以上の構成の計量モジュールは、少なくとも一方の凹部の断面形状が長円形であることによって、計量モジュールの移動自由度の規制及び/または変更を容易に行えるものとなっており、これらは、例えば、複数の計量モジュールを用いて1つの負荷を計量する場合などに重要である。従って、以上の構成の計量モジュールは、例えば計量対象の容器などの負荷に関して、その熱膨張及び熱収縮を阻害することなく、その水平面内の振動を規制し、また更に、そこに作用する過大な擾乱力の影響を吸収する能力を備えており、しかもそれらのことを、いかなる機能性も損なうことなく、その負荷の転倒を確実に防止しつつ行うことのできるものである。また、計量対象の負荷の形状に応じて、即ち、容器の形状に応じて、互いに移動自由度が異なる複数の計量モジュールを組合せて、計量モジュール配列体を編成することができる。そして、その場合には、例えば、遊びを持たない1つの計量モジュールと、移動自由度を持った2つ以上の計量モジュールとを組合せて用いるようにすることができる。
この計量モジュールは、その具体的な細部構成に応じて、様々な負荷レンジを有する、様々な種類のロード・セルに対応し得るものである。使用するロード・セルの好ましい具体例は、弾性変形可能なボディに歪ゲージを貼着して成るロード・セルであり、そのようなロード・セルは、片持梁式のビーム型のロード・セルとして構成することもでき、またロッカーピン形のロード・セルとして構成することもできる。
この計量モジュールにおいては、ロード・セルと力伝達部材とが協働する構成としている。1つの実施の形態では、力伝達部材は球形に形成されており、この力伝達部材を介して、第1マウント・デバイスとロード・セルとの間に力伝達可能な当接状態が確立されている。この実施の形態は、ビーム型のロード・セルを使用する計量モジュールとする場合に特に適したものである。
別の実施の形態では、ロード・セルと力伝達部材とが一体化されてユニットを構成しており、このユニットは、その両端面が、互いに同一形状または互いに異なった形状の凸球面状に形成されている。従来公知の一般的なロッカー・ピン型のロード・セルは、このように構成してその両端面を対称的な凸球面状に形成したユニットの、1つの具体例であるといえる。
カップ形係合部材は、使用するロード・セル及び力伝達部材に適合したものとするようにしており、特にカップ形係合部材の形状及び寸法を、使用するロード・セル及び力伝達部材に適合させるようにしている。移動自由度を持たせた状態で力伝達部材を2つのカップ形係合部材に係合させるためには、カップ形係合部材の凹部の半径を、力伝達部材のうちの、カップ形係合部材の凹部に係合する部分の半径より大きくしておくようにするとよい。
第1カップ形係合部材及び/または第2カップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとすることによって、力伝達部材の変位方向を所望の一方向に定めることができ、また更に、その変位方向と直交する水平方向における計量モジュールの2つのマウント・デバイスの間の遊びの大きさを規制することができる。また、一方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、他方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が円形のものとすることによって、変位が可能な方向を、その長円形の凹部の長手方向軸の延在方向のみに限定することができる。
計量モジュールの2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部の断面形状が円形のものとすれば、力伝達部材は全方向への変位が可能となり、このような計量モジュールは、全方向の移動自由度を持つ計量モジュールであるといえる。
計量モジュールの2つのカップ形係合部材のうち、一方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、他方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が円形のものとすることによって、或いは、両方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、それら凹部の長手方向軸が互いに平行に延在するようにすることによって、力伝達部材の変位が可能な方向を、それら長円形の凹部の長手方向軸の延在方向のみに限定することができる。このような計量モジュールは、移動自由度が限定された計量モジュールであるといえる。
計量モジュールの2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、そして、それら凹部の長手方向軸の延在方向が、互いにある角度をもって、例えば90°の角度をもって、相対的に回転した角度位置にあるようにすることによって、力伝達部材の移動自由度を更に限定することができ、また特に、その角度を90°とした場合には、力伝達部材の変位を略々完全に阻止することができる。従って、このような計量モジュールは、移動自由度を持たない計量モジュールである。
第1カップ形係合部材及び/または第2カップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、そして、その凹部の長手方向軸を、所定の複数の角度位置に位置付け得るようにするならば、それによって、力伝達部材のロード・セルないし計量モジュールに対する相対的な変位の方向を変更することが可能となる。より具体的には、例えば、移動自由度を持たない計量モジュールを、移動自由度が限定された計量モジュールに転換することが可能となり、この転換は、長円形の凹部を有するカップ形係合部材を回転させて、その角度位置を変更するだけで行うことができる。
1つの実施の形態では、第1カップ形係合部材を上側のマウント・デバイスに結合し、第2カップ形係合部材をロード・セルに形成した構成としている。この構成は、計量モジュールの全高寸法を小さくすることができ、計量モジュールの安定性を高めることができるという点で、有利なものである。
別の実施の形態では、ロード・セルと力伝達部材とが一体化されてユニットを構成しており、このユニットは、その両端面が、互いに同一形状または互いに異なった形状の凸球面状に形成されている。従来のロッカー・ピン型のロード・セルであって、その両端面が互いに同一形状の凸球面状に形成されているものは、この種のユニットの1つの具体例であるといえる。このようなロード・セルは、各々が2つのマウント・デバイスの夫々に結合されている2つのカップ形係合部材の間に配設するようにすることが好ましい。この構成とした計量モジュールは、設置するに際しての計量モジュールの姿勢として、特に好適な姿勢というものが存在せず、そのため、2つのマウント・デバイスのうちのどちらを負荷を結合するようにしても構わない。
1つの実施の形態では、各々がロード・セルを内蔵している少なくとも3つの計量モジュールから成る計量モジュール配列体を用いて、負荷の質量と、その質量から導出される負荷の物理量との、少なくとも一方を計測するようにしており、その負荷は、それら少なくとも3つの計量モジュールに固定結合されている。また、その負荷は、例えば、容器及び/またはその容器の内容物などである。計量モジュール配列体を構成している個々の計量モジュールは、その変位の主方向を予め定めておくことができ、それら計量モジュールのうちの、移動自由度を持たない計量モジュールを、固定アンカー点として利用することができる。
以下に図面を参照しつつ、様々な実施の形態に係る計量モジュールについて詳細に説明して行く。
図1に示したのは、本明細書においてこれから説明する1つの実施の形態に係る計量モジュールの簡略化した立体図である。この計量モジュールは、略々プレート形状の2つのマウント・デバイス1、2と、それら2つのマウント・デバイスの間に配設されたビーム型のロード・セル3とを備えている。ロード・セル3は、いかなる種類のビーム型のロード・セルであってもよい。また、ロード・セル3を、ダミー・ロード・セルとする場合もある。ダミー・ロード・セルとすることが好都合であるのは、例えば、計量モジュールを輸送するとき、及び/または、設置するときなどである。この計量モジュールの供用状態における好ましい姿勢は、第1マウント・デバイス1が計量対象の負荷に当接しており、第2マウント・デバイス2が支持構造体に結合されているようにした姿勢である。
供用状態においては、第1マウント・デバイス1は、計量対象の負荷に対して力伝達可能な状態で当接している。この計量モジュールを負荷及び/または支持構造体に止着するために、マウント・デバイス1、2はいずれも、それらの四隅の各々に、適当な止着手段を挿通するための開口4を有している。図3には、1つの実施の形態に係るマウント・デバイス1が負荷に当接している状態を示し、図4には、マウント・デバイス2が支持構造体に結合されている状態を示した。
第1マウント・デバイス1は、ロード・セルとは反対側を向いた側面に、大きな表面凹部5を備えており、この表面凹部5は第1マウント・デバイス1の上面の略々全域に亘って延在している。表面凹部5はその輪郭が突条6によって画成されており、この突条6の上面は、負荷に止着するための止着デバイスが当接する当接面を成している。
表面凹部5の略々中央に更にもう1つの貫通開口7が設けられており、この貫通開口7はカップ形係合部材を止着するための開口である。カップ形係合部材は、そこに力伝達手段が係合する部材であり、この力伝達手段は、ロード・セル3に対して力伝達可能な状態で当接する(図2及び図3を併せて参照されたい)。開口7を設ける位置は、主として、ロード・セル3を計量モジュール内のいかなる位置にいかなる姿勢で配置するかということに従って決められるものである。
供用状態においては、第2マウント・デバイス2は支持構造体に結合されている。この第2マウント・デバイス2も、その四隅の各々に、適当な止着手段を挿通するための開口を有する。
第2マウント・デバイス2は、ロード・セル3に臨む側の側面に、マウント・ベース8を備えており、このマウント・ベース8にロード・セル3が固定結合している。ロード・セル3は、その一端がマウント・ベース8に固定結合するような姿勢で配設されている。ロード・セル3のその他端は、負荷からの力が作用する方向に変位可能であって、第2マウント・デバイス2から離隔しており、この離隔距離は、マウント・ベース8の高さ寸法と装着補助部9の深さ寸法とによって決まるものである。装着補助部9は、第2マウント・デバイス2に形成されている溝状の凹部であって、この溝状の凹部は、マウント・ベース8から、第2マウント・デバイス2のこのマウント・ベース8とは反対側の端縁へ向かって下るように傾斜している。この装着補助部9は、組付けられた状態にある計量モジュールに対してロード・セル3の装着ないし交換を行う際に、それらを容易に行えるようにするために形成されている。
供用状態においては、力伝達部材(不図示)を介して2つのマウント・デバイス1、2の間に力伝達可能な当接状態が確立されている。この計量モジュールは複数のセーフティ機構を備えており、それらセーフティ機構は、2つのマウント・デバイス1、2の間の、水平方向及び鉛直方向の遊びの大きさを規制するように機能する。
2つのマウント・デバイス1、2の間には、リフト・オフ・セーフティ機構が配設されている。このリフト・オフ・セーフティ機構は複数の構成要素で構成されており、特に、図示した実施の形態では、互いに係合する2本ずつのフック10、11によって構成されている。2本のフック10は第1マウント・デバイス1に接続しており、別の2本のフック11は第2マウント・デバイスに接続している。それらフック10、11は、2組のペアを成しており、それら2組のフックのペアの間にロード・セル3が位置している。
この計量モジュールは、セーフティ機構のもう1つの具体例として、過負荷セーフティ機構を備えており、この過負荷セーフティ機構は、図2及び図3から明らかなように、第1マウント・デバイス1に結合されている。フックのペア10、11と、過負荷セーフティ機構12とは、第1マウント・デバイス1と第2マウント・デバイス2との間の水平方向の遊びの大きさを規制するものである。
第2マウント・デバイス2は、計量モジュールを支持構造体に止着する止着手段を挿通するための開口4の他に、更に3つの開口13を有しており、ただし図1には、それら3つの開口13のうちの1つだけしか見えていない。3つの開口13には、夫々に、鉛直方向規制手段を螺合できるようにしてあり、それら鉛直方向規制手段は、フック10(図1では開口13の真上に描かれている)と協働し、また、過負荷セーフティ機構12と協働するものである。鉛直方向規制手段の構成及び機能については、後に図2及び図5を参照して更に詳細に説明する。
計量対象の容器が攪拌機構を備えている場合や、劣悪な環境条件下で計量を行う場合などには、トルクや横方向荷重が作用することがあるため、従来公知の横方向案内部材を装備して、そのトルクや横方向荷重を補償できるようにしておくとよい。またそうする場合には、第2マウント・デバイス2に、横方向案内部材を取付けるための止着ブロック14を設け、第1マウント・デバイス1に、少なくとも1つの止着デバイスを設けるようにするとよく、図示した実施の形態において少なくとも1つの止着デバイスに該当しているのは、2つの孔15である。
図2に示したのは、図1の実施の形態に係る計量モジュールの矢印Bの方向から見た簡略化した端面図である。この端面図から明らかなように、第1マウント・デバイス1及び第2マウント・デバイス2の各々は、それらのロード・セル3とは反対側を向いた側面に表面凹部5、16が形成されている。それら表面凹部5、16は、計量モジュールを負荷及び/または支持構造体から断熱する機能を有するものである。
第1マウント・デバイス1に接続している2本のフック10と、過負荷セーフティ機構12とは、各々が先端に凹部17を有しており、それら3つの凹部17は、第2マウント・デバイス2に取付けられている3つの鉛直方向規制手段18と協働するものである。凹部17の寸法は、鉛直方向規制手段18の寸法に合わせてある。
第2マウント・デバイス2には、2つのフック10の夫々の直下と、過負荷セーフティ機構12の直下とに、各々1つずつの鉛直方向規制手段18が配設されている。各々の鉛直方向規制手段18は、3つの機能要素部から成り、それら機能要素部は、第2マウント・デバイス2の中にその大部分が螺合される取付部19と、この取付部19と比べて断面が大きいヘッド部20と、第1マウント・デバイス1に臨む規制ストッパ部21との3つである。かかる構成の鉛直方向規制手段18は、例えば、有頭ボルトや、適当なナットを螺合させた長ねじボルトなどで構成することができる。この鉛直方向規制手段18は、調節可能であり、即ち、鉛直方向規制手段18のうちの第2マウント・デバイス2から突出している部分の高さを変更することができ、そのため、第1マウント・デバイスと第2マウント・デバイスとの間の鉛直方向の遊びの大きさを調節することが可能となっている。
鉛直方向規制手段18は、過負荷セーフティ機構12並びにフック10の下方移動限度を定める規制ストッパ手段として機能するばかりでなく、2つのマウント・デバイス1、2の間の鉛直方向の遊びを無くすように、それら鉛直方向規制手段18を調節した場合には、それら鉛直方向規制手段18と過負荷セーフティ機構12及びフック10とが協働して、計量モジュールの休止位置を規定するものとなる。
ロード・セル3と協働する力伝達部材22は、フックのペア10、11と過負荷セーフティ機構12との間に、そして第2マウント・デバイス2とロード・セル3との間に配設されている。力伝達部材22としては、公知の様々な荷重担持部材の任意のものを用いてもよいが、ただし、図示した実施の形態のように、2つのカップ形係合部材23、24に移動可能な状態で係合する球形の部材とするのもよい。2つのマウント・デバイス1、2の間の力伝達可能な当接状態は、ロード・セル3と、2つのカップ形係合部材23、24の内部で移動可能な状態にあるこの力伝達部材22とを介して確立される。
一方のカップ形係合部材23は第1マウント・デバイス1に結合されており、他方のカップ形係合部材24はロード・セル3に結合されている。それら2つのカップ形係合部材23、24は、その各々が凹部25、26を有しており、それら凹部は、その断面形状を円形にする場合もあり、長円形にする場合もある。図示した実施の形態では、カップ形係合部材23の凹部25はその断面形状を長円形としてあり、その長円形の長手方向軸の延在方向は図2の紙面に垂直な方向である。このカップ形係合部材23は、第1マウント・デバイスの装着孔7に嵌合させることで固定できるようにしてある。装着孔7と、この装着孔7に嵌合させるカップ形係合部材23の端部とは、それらの断面形状を、例えば正方形や正六角形などのような対称性を有する多角形とすることが好ましく、そうすれば、カップ形係合部材23を、複数の固定角度位置のうちの1つに位置付けることができ、ひいては、このカップ形係合部材23の凹部の断面形状を長円形とされている場合に、力伝達部材22が変位可能な方向を設定することができる。
他方のカップ形係合部材24は、第2マウント・デバイス2に固定接続したものとしてもよく、或いは、複数の角度位置のうちの1つに位置付けることのできる構造としてもよく、また更に、このカップ形係合部材24をロード・セル3に形成して、ロード・セル3と一体化したものとしてもよい。カップ形係合部材24をロード・セル3と一体化することによって、計量モジュールの全高寸法を低減することができる。カップ形係合部材24の凹部26はその断面形状を円形としてある。このように、2つのカップ形係合部材23と24とで、凹部の形状を異ならせることによって、球形の力伝達部材22の移動自由度を拘束して、この力伝達部材22の変位可能な方向を所望の一方向のみに限定することができ、即ち、長円形の凹部25の長手方向軸の延在方向のみに限定することができる。
2つのマウント・デバイス1、2の間の水平方向の遊びの大きさを設定及び/または規制するために、フック10、11並びに過負荷セーフティ機構12には、固定式の水平方向規制手段31及び/または調節可能な水平方向規制手段32を備えるようにしている。図示した実施の形態における固定式の水平方向規制手段31は、フック10に直接的に形成されたところの、従ってこのフック10の一部分であるところの、単なる規制ストッパ部である。一方、調節可能な規制手段32は、例えば止めねじや長ねじなどで構成することができ、そのようなものを、負荷からの力が作用する方向に対して直交する方向に延在させて形成したねじ孔33に螺合させておけばよい。フック10、11、並びに過負荷セーフティ機構12には、固定式の水平方向規制手段31を設けるようにしてもよく、また調節可能な水平方向規制手段32を設けるようにしてもよいが、調節可能な水平方向規制手段23を設けておけば、計量モジュールを様々な外部条件に適合させることができる。
図2には更に、溝形の凹部である装着補助部9と、液体排出部とが示されている。第2マウント・デバイス2のロード・セル3に臨んでいる表面27は液体排出面として形成されており、この液体排出面は、計量モジュールが図2に示した姿勢で装着されているときに、第2マウント・デバイスの外縁へ向かって下るように傾斜している。これによって、第2マウント・デバイス2上に流下した水などの液体が、第2マウント・デバイス2上から速やかに排出されるようにしている。尚、装着補助部9も、このような液体排出面と同様の機能を提供し得るものである。
図3に示したのは、1つの実施の形態に係る第1マウント・デバイス1の簡略化した側面図であり、この側面図は図1の矢印Aの方向から見た図である。この第1マウント・デバイス1には、2本のフック10(図3ではそれらのうちの1本だけが見えている)と、固定式の水平方向規制手段31を備えた過負荷セーフティ機構12と、長円形の凹部25を有するカップ形係合部材23とが設けられている。この第1マウント・デバイス1の、供用状態にあるときにロード・セルとは反対側を向く側面に、表面凹部5が形成されている。この表面凹部5は、計量モジュールを断熱する機能を果たすものである。表面凹部5はその輪郭が突条6によって画成されており、この突条6の上面は、止着デバイス28が当接する当接面を成している。
止着デバイス28は、例えば、第1マウント・デバイス1の寸法に対応した寸法としたフランジ部材などである。この止着デバイス28によって、第1マウント・デバイス1の上面(図面で見て上側の面)の表面凹部5が閉塞され、それによって、閉塞中空空間が形成される。この閉塞中空空間は、例えば、真空状態の空間としてもよく、或いは、一体型エアクッションを形成する空間としてもよく、更には、この閉塞中空空間に所定の熱伝導率を有する材料を充填するようにしてもよいが、ただし、それらのうちで好ましいのは、一体型エアクッションを形成する空間とするものである。
止着デバイス28は、適当な止着手段29によって、第1マウント・デバイス1に結合されている。特に好ましいのは、第1マウント・デバイス1の四隅の各々に1つずつ(図1を併せて参照されたい)、合計4つの止着手段29を用いるというものである。止着手段29は、例えば、1本の有頭ボルトと1個のナットとを組合せたものとしてもよく、或いは、1本の長ねじボルトと2個のナットを組合せたものとしてもよく、更には、フランジ部材を止着することのできる手段であるならば、公知の任意の止着手段としてもよい。止着デバイス28は更に、負荷30にも結合される。図示した実施の形態では、止着デバイス28が結合されている負荷30は、計量対象の容器の底部である。
図4に示したのは、1つの実施の形態に係る第2マウント・デバイス2の簡略化した側面図であり、この側面図は図1の矢印Aの方向から見た図である。尚、図を見易くするために、この側面図では、鉛直方向規制手段(図2を参照されたい)を不図示とした。
この第2マウント・デバイス2には、2本のフック11(図4ではそれらのうちの1本だけが見えている)と、横方向案内部材を取付けるための止着ブロック14と、溝形の凹部である装着補助部9とが設けられており、装着補助部9は、マウント・ベース8から、図4で見て左側へ向かって下るように傾斜している。第2マウント・デバイス2のロード・セルに臨んでいる上面27は、四辺の全ての外縁へ向かって下るように傾斜した斜面の形に形成されている。ロード・セル3に結合しているカップ形係合部材24は、断面形状が円形の凹部26を有するものであり、この凹部26に、球形の力伝達部材22が係合するようにしてある。
供用状態にあるときには、第2マウント・デバイス2は、支持構造体34に結合されている。支持構造体34は、止着デバイス35として機能するフランジ部材を備えたものとすることが好ましい。第2マウント・デバイス2と止着デバイス25とは、適当な止着手段29によって互いに結合されている。第2マウント・デバイス2は、第1マウント・デバイス1と同様に、断熱手段を備えた構成としてもよく、或いは、図4に示した第2マウント・デバイス2のように、断熱手段を備えていない構成としてもよい。
図5に示したのは、1つの実施の形態に係る第2マウント・デバイス2の簡略化した上面図であり、ロード・セルを除いて示した図である。また、図5に示した第2マウント・デバイス2は更に横方向規制ストッパ36を備えている。横方向規制ストッパ36は、ロード・セルの横方向の変位の限度位置を規制するものであって、ビーム型のロード・セル(不図示)が結合されるマウント・ベース8に隣接した位置に設けられている。ロード・セルは、その変位する側の端部が2本のフック11の間に位置するようにして配置され、このことを力伝達部材22の位置によって図示した。図5に示した実施の形態は、公知構造の横方向案内部材を、横方向規制ストッパ36に直接取付けることができるようにしたものである。
図5の実施の形態に係る第2マウント・デバイス2は、略々矩形の形状に形成されており、その四隅の全てに、止着手段を挿通するための貫通開口4が形成されている。それら止着手段によって、この第2マウント・デバイス2を支持構造体または負荷に結合できるようにしている。
この第2マウント・デバイス2は、鉛直方向規制手段(図2参照)を取付けるための3つの貫通開口即ち孔13を備えている。それら3つの孔13は、力伝達部材22の位置をもって略々中心とする三角形の、その3つの頂角に相当する位置に形成されている。またそれら3つの孔13の位置は、計量モジュールを正立姿勢としたときに、第1マウント・デバイスに設けられている2本のフック10並びに過負荷セーフティ機構12の夫々の直下に相当する位置である。それらのうちの2つの孔13は、2本のフック11の各々に隣接して、各フック11と横方向規制ストッパ36との間に形成されており、残りの1つの孔13は、溝形の凹部である装着補助部9の中に、そして第2マウント・デバイス2のマウント・ベース8とは反対側の端縁の近傍に、形成されている。
図6に示したのは、本明細書で説明する別の実施の形態に係る計量モジュールの簡略化した側面図である。この計量モジュールは、ロッカー・ピン型のロード・セル37を装備したものであるが、ただし、ロッカー・ピン型のロード・セルに対応したダミー・ロード・セルが装着されることもある。ロード・セル37は、2つのマウント・デバイス38、39の間に配設されている。ロッカー・ピン型のロード・セル37は、計量モジュールを設置するに際してのロード・セルの姿勢として、特に好適な姿勢というものが存在せず、そのため、供用状態にあるときに、2つのマウント・デバイス38、39のうちのどちらが計量対象の負荷に対して力伝達可能な当接状態にあり、どちらが支持構造体に結合しているようにしても構わない。2つのマウント・デバイス38、39は、いずれも、ロード・セル37とは反対側を向いた側面に、断熱手段としての表面凹部40、41を備えている。計量モジュールの防護のために、マウント・デバイス38と39との間に、複数の構成要素から成るリフト・オフ・セーフティ機構42が配設されている。
図6の計量モジュールにおいて、アライメント及び調節が適切になされたならば、2つのマウント・デバイス38と39とは、ロード・セル37を介してのみ、互いに当接した状態となっている。ロード・セル37は、2つのカップ形係合部材43、44に係合して装着されており、それら2つのカップ形係合部材43、44は、2つのマウント・デバイス38、39の夫々に結合されている。また、それら2つのカップ形係合部材43、44は、その各々が凹部45、46を有しており、それら凹部は、その断面形状を円形にすることもあり、長円形にすることもある。図示した実施の形態では、凹部45はその断面形状を長円形としてあり、凹部46はその断面形状を円形としてある。カップ形係合部材の凹部45、46の断面形状によって、ロッカー・ピン型のロード・セル39が横方向変位する際の変位方向を適切に設定することができる。
図6の計量モジュールの寸法は、この計量モジュールに装備しようとするロード・セル37の寸法に合わせて決めればよい。そうすることによって、様々な計測レンジを有する様々なロード・セル37を使用することができ、即ち、大容量ロード・セルを使用することも、精密ロード・セルを使用することも可能となる。
リフト・オフ・セーフティ機構42は、リフト・オフ・セーフティ部材47と拘束部材48とで構成されている。リフト・オフ・セーフティ部材47は複数の構成部品から成る部材であり、一方のマウント・デバイス39に結合されている。拘束部材48はリフト・オフ・セーフティ部材47を拘束するための部材であり、他方のマウント・デバイス38に結合されている。リフト・オフ・セーフティ部材47は、その複数の構成部品として、ベース49と、このベース49に着脱可能に連結された係止ピン50とを備えている。係止ピン50の、ベース49に連結されている側の端部は、マウント・デバイス38に臨んでいる側の端部である先端よりも小径とされている。この計量モジュールが適切に調節された状態にあるときには、リフト・オフ・セーフティ部材47は、拘束部材48の内部に収容され、この拘束部材48によって周囲を封鎖されており、ただし、そのとき、リフト・オフ・セーフティ部材47と拘束部材48とは互いに接触していない。この計量モジュールを設置する際には、例えば、マウント・デバイス38を計量対象の容器などの負荷に当接させ、マウント・デバイス39を支持構造体に当接させるようにすればよいが、ただしこの計量モジュールは、それとは逆向きにして設置することも可能である。
2つのマウント・デバイス38、39の形状は、プレート形状としてもよく、或いは、計量対象の容器及び/または支持構造体の形状に合わせた形状としてもよい。この計量モジュールを計量対象の容器及び/または支持構造体に取付けるために、2つのマウント・デバイス38、39は、夫々が、複数の適当な止着手段29を備えている。
係止ピン50は、普段は拘束部材48の内部空間51の壁面に接触していないが、計量モジュールが引きちぎられることがないように、即ち、2つのマウント・デバイス38、39が分離してしまわないように、そのような事態が発生するのを防止することを目的としたものである。
拘束部材48の内部空間51の形状は、計量モジュールのアライメントが適切に確保されている状態で、複数の構成部品から成るリフト・オフ・セーフティ部材47が、拘束部材48の内部に収容されて、この拘束部材48により周囲を封鎖されているときに、そのリフト・オフ・セーフティ部材47がこの内部空間51の内壁に接触しておらず、また、リフト・オフ・セーフティ部材47とマウント・デバイス38との間にも、ある大きさの隙間が確保されるような形状とされている。従って、拘束部材48は、リフト・オフ・セーフティ部材47がその中に嵌合されるところの、一種のスリーブであり、その内部空間51の形状は、リフト・オフ・セーフティ部材47の形状に、略々対応した形状とされている。
過大な力が擾乱力として計量モジュールに作用したときには、マウント・デバイス38が係止ピン50に当接する。また、過大な力が横方向に作用したときには、リフト・オフ・セーフティ部材47の構成部品が拘束部剤48の内壁に当接する。そして、これらによって、計量モジュールの遊びの大きさが規制されている。従って拘束部材48は、水平方向の規制手段であると同時に、鉛直方向の規制手段としても機能しており、係止ピン50は一種の過負荷セーフティ機構を成すものである。更に、リフト・オフ・セーフティ部材47と拘束部材48との間の離隔距離を精密に調整するために、拘束部材48に複数の規制手段52を設け、それらによってリフト・オフ・セーフティ部材47と拘束部材48との間の離隔距離を設定するとよい。また、そのような規制手段52を、調節可能なものとすることによって、遊びの大きさを調整可能にしておくことが好ましい。
大容量の容器の計量を行うためには、複数の計量モジュールから成る計量モジュール配列体を用いるようにする。1つの実施の形態に係る計量モジュール配列体は、少なくとも3つの計量モジュールを含んでおり、それらのうちの1つの計量モジュールは、殆ど移動自由度を持たない計量モジュールとなるように調節し、その他の計量モジュールは、所与の大きさの遊びを持つ計量モジュールとなるように調節したものである。複数の計量モジュールの各々の、その他の計量モジュールに対する相対的な配置及び向きは、計量対象の容器の形状に応じて様々な配置及び向きとされ、より具体的には、例えば、計量対象の容器の底部の形状などに応じて定められる。複数の計量モジュールの各々の、その他の計量モジュールに対する相対的な配置及び向きは、計量対象の容器の振動、過大な擾乱力、それに、その容器の熱膨張ないし熱収縮が、計量結果に影響を及ぼすことのないような配置及び向きとしておく。図7a〜図7cに、様々な計量モジュール配列体の実施の形態を示した。
図7aには、1つの実施の形態として、円形の底部を有する容器60と、この容器60に固定結合されている計量モジュール配列体とを示した。この計量モジュール配列体は、その向きを放射状とした4つの計量モジュール61、62、62、63を含んでおり、それらは互いの間に90°の間隔を空けて容器60の外周に沿って配置されている。この実施の形態では、計量モジュール61、62、62、63は、略々長方形の形状を有しており、それら長方形の長手方向軸が、容器60の底部の中心から、放射方向へ向けられている。1つの計量モジュール61は、殆ど移動自由度を持たない計量モジュールとなるように設定されており、この計量モジュール61は、固定点及び/またはアンカー点としての機能を果たすものである。この計量モジュール61の向かい側に設置されている計量モジュール63は、一方向にのみ移動できるように移動自由度が限定されている。残りの2箇所には、全方向の移動自由度を持つ2つの計量モジュール62、62が設置されている。
図1〜図6に示した計量モジュールは、力伝達部材を2つのカップ形係合部材の間に配置した構成としてあるため、或いは、ロード・セルと力伝達部材とを一体化して構成したユニットを2つのカップ形係合部材の間に配置した構成としてあるため、それら2つのカップ形係合部材を取付ける角度位置、及び/または、それら2つのカップ形係合部材の種類を適宜選択することにより、計量モジュール61、62、62、及び63を様々に設定することができる。即ち、図1及び図2に示したように、カップ形係合部材を嵌合させる開口の形状によって、カップ形係合部材を位置付け得る複数の角度位置が予め用意されているため、2つのうちの一方のカップ形係合部材の角度位置を別の角度位置に変更することによっても、或いはまた、2つのうちの一方のカップ形係合部材を別の種類のカップ形係合部材に単に交換することによっても、その計量モジュールを、様々に設定することができる。尚、ビーム型のロード・セルを使用している場合には、マウント・デバイスに結合している方のカップ形係合部材を交換するようにすることが好ましい。
移動自由度を持たない計量モジュール61となるように設定するには、2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、そして、それら2つのカップ形係合部材を、それらの凹部の長円形の長手方向軸が互いに直交するような角度位置で配設すればよい。移動自由度が限定された計量モジュール63は、一方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が円形のものとし、他方のカップ形係合部材を、その凹部の断面形状が長円形のものとすることによって設定することができ、この場合、断面形状が長円形の凹部を有するカップ形係合部材を回転させることによって、移動自由度を持つ方向を、所望の方向に任意に変更することができる。全方向の移動自由度を持つ計量モジュール62は、2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部の断面形状が円形のものとした計量モジュールである。
図7bには、同様に1つの実施の形態として、円形の底部を有する容器60を示した。この容器60に固定結合されている計量モジュール配列体は3つの計量モジュール61、62、70から成り、それら3つの計量モジュールは、容器60の外周に沿って、接線方向に向けて配置されている。この計量モジュール配列体は、移動自由度を持たない計量モジュール61と、移動自由度が限定された計量モジュール70と、全方向の移動自由度を持つ計量モジュール62とから成り、それら3つの計量モジュールは、互いに間に、容器60の底部の中心角にして、約120°の間隔を空けて配置されている。
図7cはに、これも同様に1つの実施の形態として、長方形の底部を有する容器64を示した。この容器64は4つの計量モジュール61、62、62、63により支持されており、それら4つの計量モジュールは容器64の四隅に配置されている。全方向の移動自由度を持つ2つの計量モジュール62、62が対角を成す二隅に配置されており、移動自由度を持たない計量モジュール61と、移動自由度が限定された計量モジュール62とが残りの二隅に配置されている。
図7a〜図7cから明らかなように、様々な実施の形態の複数の計量モジュールを容器を支持する支持機構として用いており、しかもそれら計量モジュールによって、その容器と、その容器を支持する支持構造体との間の当接状態が確立されている。特に容器の内容物が、劇物に該当する化学薬品や環境に有害な物質などである場合には、その容器の安定性が常時確保されていなければならないが、計量モジュールの調整が不適切であると、その容器の安定性に悪影響を及ぼすことにもなりかねない。従って、計量モジュールの安定性をできる限り高め得るように、また、過負荷、過大な擾乱力、それにトルクの影響などから計量モジュールを防護できるように、複数の計量モジュールを設定しておく必要がある。
図8及び図9は、カップ形係合部材、力伝達部材、及びロード・セルの、2通りの実施の形態を示した側面図である。図8に示したのはビーム型のロード・セル3である。図9に示したのはロッカー・ピン型のロード・セル37であり、力伝達部材とこのロード・セルとが一体化されてユニットを構成している。
図8に示した実施の形態においては、ロード・セル3に、1つのカップ形係合部材24が結合されている。球形の力伝達部材22は、ロード・セル3に結合されたこのカップ形係合部材24と、もう1つのカップ形係合部材23との間に配設されている。2つのカップ形係合部材23、24は、それらの凹部25、26の断面形状が互いに異なっている。凹部26は断面形状が円形であり、凹部25は断面形状が長円形である。凹部25の長円形の長手方向軸は、図8の紙面に垂直に延在しており、そのため、力伝達部材22が変位し得る方向は、図8の紙面に垂直な一方向だけに限定されている。尚、2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部の断面形状が長円形のものとし、それら凹部の長手方向軸の方向を互いに平行にした場合にも、これと同等の作用効果が得られる。2つの凹部はいずれも、その半径を力伝達部材22の半径より大きくしてある。
図9に示したロッカー・ピン型のロード・セル37は、2つのカップ形係合部材43、44の間に直接配設されており、この実施の形態では、それら2つのカップ形係合部材の両方を、その凹部45、45の断面形状が長円形のものとしている。それら凹部45、45の長円形の長手方向軸は、図9の紙面に垂直に延在しており、そのため、ロード・セルの遊びが存在し得る方向は、更に強力に拘束されて、この方向だけに限定されている。
図10及び図11は、負荷からの力の作用方向に対して直交する平面内における断面図であり、2通りの実施の形態におけるカップ形係合部材65、68を示した図である。カップ形係合部材65は凹部66を有し、また、カップ形係合部材68は凹部69を有しており、それら凹部66、69に、力伝達部材67が、または、力伝達部材とロード・セルとが一体化されて構成されたユニット67が係合している。図10に示したカップ形係合部材65の凹部66は、その断面形状が円形であり、そのため力伝達部材67は全方向への移動自由度を有している。図11に示したカップ形係合部材68の凹部69は、その断面形状が長円形であり、これによって力伝達部材67が案内されるため、その移動方向を所望の一方向にすることができる。
従って、カップ形係合部材の凹部の断面形状を適宜選定するだけで、力伝達部材の移動方向を所望の方向に指定することができ、ひいては、計量モジュールの移動自由度の方向を所望の方向に定めることができる。更に、凹部の断面形状が長円形のカップ形係合部材だけを備えた計量モジュールとすることも可能である。
また、ロッカー・ピン型のロード・セルを使用する場合に、そのロード・セルの両端面の形状を、互いに異なった形状とすることもでき、例えば、一方の端面の形状を、その断面形状が円形のものとし、他方の端面の形状を、その断面形状が長円形のものとすることもできる。
以上に説明した、力伝達部材を案内してその移動方向を限定するという概念は、計量モジュールに振動が作用する場合、それに、計量対象の容器などの負荷の寸法が例えば温度変化などによって変化する場合に、特に有用なものである。
当業者には容易に理解されるように、本発明は、その概念ないし本質的特徴から逸脱することなく、以上に示した具体的な実施の形態以外の様々な形態でも実施し得るものである。従って、以上に開示した実施の形態は、そのあらゆる点において、具体例を提示することを目的としたものであって、本発明がそれら実施の形態に限定されるというものではない。本発明の範囲は、以上の説明によってではなく、特許請求の範囲の記載によって規定されるものであり、特許請求の範囲の記載に該当する変更形態、その記載の範疇に属する変更形態、並びにそれらの均等物に該当する変更形態は全て、本発明の範囲に包含されるべきものである。
1つの実施の形態に係る計量モジュールの簡略化した立体図である。 図1の実施の形態に係る計量モジュールの矢印Bの方向から見た簡略化した端面図である。 止着デバイスに結合された第1マウント・デバイスの(図1の矢印Aの方向から見た)簡略化した側面図である。 止着デバイスに結合された第2マウント・デバイスの(図1の矢印Aの方向から見た)簡略化した側面図である。 1つの実施の形態に係る計量モジュールの第2マウント・デバイスの簡略化した上面図である。 1つの実施の形態に係る計量モジュールの簡略化した側面図であり、ロッカー・ピン型のロード・セルの部分を断面図で示した図である。 4つの計量モジュールを放射方向に向けて配置した1つの実施の形態に係る計量モジュール配列体の模式的な上面図である。 3つの計量モジュールを周方向に向けて配置した1つの実施の形態に係る計量モジュール配列体の模式的な上面図である。 矩形の容器の計量を行うための4つの計量モジュールを配置した1つの実施の形態に係る計量モジュール配列体の模式的な上面図である。 1つの実施の形態における2つのカップ形係合部材を示した簡略化した側面図であり、それら2つのカップ形係合部材の間には、球形に形成された力伝達部材が配設されている。 1つの実施の形態における2つのカップ形係合部材を示した簡略化した側面図であり、それら2つのカップ形係合部材の間には、力伝達部材とロード・セルが一体化されて構成されたユニットが配設されている。 1つの実施の形態におけるカップ形係合部材を示した図であり、このカップ形係合部材の凹部は、負荷からの力の作用方向に対して直交する平面内におけるその断面形状を円形としたものである。 1つの実施の形態におけるカップ形係合部材を示した図であり、このカップ形係合部材の凹部は、負荷からの力の作用方向に対して直交する平面内におけるその断面形状を長円形としたものである。
符号の説明
1…マウント・デバイス
2…マウント・デバイス
3…ロード・セル
4…開口
5…マウント・デバイス1の表面凹部
6…突条
7…開口
8…マウント・ベース
9…装着補助部
10…フック
11…フック
12…過負荷セーフティ機構
13…開口
14…止着ブロック
15…孔
16…マウント・デバイス2の表面凹部
17…凹部
18…鉛直方向規制手段
19…取付部
20…ヘッド部
21…規制ストッパ部
22…力伝達部材
23…カップ形係合部材
24…カップ形係合部材
25…カップ形係合部材23の凹部
26…カップ形係合部材24の凹部
27…マウント・デバイス2の表面
28…止着手段
29…止着手段
30…負荷
31…固定式の水平方向規制手段
32…調節可能な水平方向規制手段
33…ねじ孔
34…支持構造体
35…止着デバイス
36…横方向規制ストッパ
37…ロード・セル
38…マウント・デバイス
39…マウント・デバイス
40…マウント・デバイス38の表面凹部
41…マウント・デバイス39の表面凹部
42…リフト・オフ・セーフティ機構
43…カップ形係合部材
44…カップ形係合部材
45…カップ形係合部材43の凹部
46…カップ形係合部材44の凹部
47…リフト・オフ・セーフティ部材
48…拘束部材
49…ベース
50…係止ピン
51…内部空間
52…規制手段
60…容器
61…移動自由度を持たない計量モジュール
62…全方向の移動自由度を持つ計量モジュール
63…移動自由度が限定された計量モジュール
64…容器
65…カップ形係合部材
66…カップ形係合部材65の凹部
67…力伝達部材
68…カップ形係合部材
69…カップ形係合部材68の凹部
70…移動自由度が限定された計量モジュール

Claims (10)

  1. 計量モジュールにおいて、
    計量対象の負荷に対して力伝達可能な状態で当接する第1マウント・デバイスと、
    該計量モジュールを支持する支持構造体に結合可能な第2マウント・デバイスと、
    前記第1マウント・デバイスと前記第2マウント・デバイスとの間に配設され、力伝達部材と協働するロード・セルとを備えており、
    該計量モジュールは第1及び第2カップ形係合部材を有しており、それらカップ形係合部材の各々は前記力伝達部材が係合する凹部を有しており、前記第1及び第2カップ形係合部材は前記第1マウント・デバイスと前記第2マウント・デバイスとの間に配設されており、少なくとも一方の前記凹部は、前記負荷からの力の作用方向に対して略々直交する平面内における断面形状が長円形である、
    ことを特徴とする計量モジュール。
  2. 前記力伝達部材が球形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の計量モジュール。
  3. 前記ロード・セルと前記力伝達部材とが一体化されてユニットを構成しており、該ユニットは、その両端面が、互いに同一形状または互いに異なった形状の凸球面状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の計量モジュール。
  4. 前記第1及び第2カップ形係合部材の少なくとも一方の凹部の断面形状が円形であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の計量モジュール。
  5. 前記凹部の半径は、前記力伝達部材のうちの、前記凹部に係合する部分の半径より大きいことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の計量モジュール。
  6. 前記第1及び第2カップ形係合部材の少なくとも一方は、その凹部の断面形状が長円形に形成されており、その凹部の長手方向軸の角度位置を、互いに相対的に回転した位置である少なくとも2通りの角度位置に位置付け得るようにしてあることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の計量モジュール。
  7. 前記第1カップ形係合部材は、その凹部の断面形状が長円形に形成されており、前記第2カップ形係合部材は、その凹部の断面形状が長円形に形成されており、前記第1カップ形係合部材及び/または前記第2カップ形係合部材は、その凹部の長手方向軸の角度位置を、互いに相対的に90°回転した位置である2通りの角度位置に位置付け得るようにしてあることを特徴とする請求項6記載の計量モジュール。
  8. 前記第1及び第2カップ形係合部材の各々が、前記第1及び第2マウント・デバイスの夫々に結合されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の計量モジュール。
  9. 前記第1カップ形係合部材がマウント・デバイスに結合されており、前記第2カップ形係合部材が前記ロード・セルに形成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載の計量モジュール。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項記載の前記計量モジュールを少なくとも3つ備え、負荷の質量と、その質量から導出される負荷の物理的特性との、少なくとも一方を計測するための計量モジュール配列体であって、前記負荷と前記計量モジュール配列体とが力伝達可能な状態で当接していることを特徴とする、計量モジュール配列体。
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