JP2008014594A - 空気調和機用人体検出装置及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】人体以外の温度変化による誤検知を確実に防ぎ、容易で安価に誤検知防止を施すことができる空気調和機用人体検出装置を提供する。
【解決手段】赤外線を集光する赤外線集光部1と、集光された赤外線量を検出する赤外線検出部2と、前記赤外線集光部1の一部領域を遮蔽する遮蔽板3とから構成されたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぐとともに、より容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
【選択図】図1
【解決手段】赤外線を集光する赤外線集光部1と、集光された赤外線量を検出する赤外線検出部2と、前記赤外線集光部1の一部領域を遮蔽する遮蔽板3とから構成されたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぐとともに、より容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機用人体検出装置及び空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機用人体検出装置を利用したものとして、人体より放射される赤外線を検出し、その人の検出に応じて運転/停止、設定温度、風量、風向等を制御するようにした空気調和機などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−36442号公報
しかしながら、上記従来の空気調和機用人体検出装置では、赤外線センサが検知した赤外線量の変化波形によって人体か人体以外かを判断するため、人体の動きに類似する温度変化を検知すると、必ずしも人体以外の温度変化を排除できず、誤検知が生じるという課題を有していた。
本発明は、空気調和機の風向変更羽根の動きやカーテンの揺らぎ等の人体以外の温度変化による誤検知をより確実に防ぎ、容易で安価に誤検知防止手段を施すことができる空気調和機用人体検出装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機用人体検出装置は、赤外線を集光する赤外線集光部と、集光された赤外線量を検出する赤外線検出部と、前記赤外線集光部の一部領域を遮蔽する遮蔽板とから構成されたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぐとともに、より容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
また、本発明の空気調和機は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機用人体検出装置を備えたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぎ、人の活動量や在不在等を確実に検出して制御される空気調和機を提供することができる。
本発明の空気調和機用人体検出装置は、人体の誤検知を防止しながら人の活動量や在不在等を確実に検出して空気調和機を制御することができる。
第1の発明は、赤外線を集光する赤外線集光部と、集光された赤外線量を検出する赤外線検出部と、前記赤外線集光部の一部領域を遮蔽する遮蔽板とから構成されたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぐとともに、より容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気調和機用人体検出装置が、空気調和機の室内機の吹出口の右側に設けられる場合は赤外線集光部の左方内側に遮蔽板を設け、前記吹出口の左側に設けられる場合は前記赤外線集光部の右方内側に前記遮蔽板を設けるもので、吹出口に設けられ吹出の風向を変更する風向変更羽根の動きによる赤外線量変化の検知を排
除して誤検知を防ぐことができ、室内機における空気調和機用人体検出装置の設置位置に応じて容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
除して誤検知を防ぐことができ、室内機における空気調和機用人体検出装置の設置位置に応じて容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の空気調和機用人体検出装置が空気調和機の壁掛けタイプの室内機に設けられる場合、赤外線集光部の下方内側に遮蔽板を設けるもので、室内機が設置された壁下方のカーテン等の揺らぎによる赤外線量変化の検知を排除して誤検知を防ぐことができ、壁掛け室内機への空気調和機用人体検出装置の設置において容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
第4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機用人体検出装置を空気調和機に備えたもので、人体の動きとは無関係の温度変化が生じる可能性がある視野からの赤外線量変化の検知を排除して誤検知をより確実に防ぎ、人の活動量や在不在等を確実に検出して制御される空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用人体検出装置を真上から見た図、(b)は、同空気調和機用人体検出装置の赤外線集光部を正面から見た図、図2は、同空気調和機用人体検出装置を取り付けた空気調和機の室内機の外観図である。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用人体検出装置を真上から見た図、(b)は、同空気調和機用人体検出装置の赤外線集光部を正面から見た図、図2は、同空気調和機用人体検出装置を取り付けた空気調和機の室内機の外観図である。
本実施の形態における空気調和機用人体検出装置4(以下「人体検出装置4」という」は、赤外線を検出する視野範囲を広げるフレネルレンズ等の赤外線を集光するレンズを形成する赤外線集光部1と、背景と温度差がある物体の動きによって反応する焦電素子等によって赤外線量を検出する赤外線検出部2と、赤外線集光部1の一部領域を遮蔽すると共に、赤外線を遮蔽する樹脂および金属等で形成された遮蔽板3から構成されている。
図2に示すように、これらによって構成された人体検出装置4は、空気調和機の室内機5の吹出口5aの右側に装着され、室内における人の在不在や活動量を検知し、空気調和機の運転ON/OFFや、設定温、風向、風量等を制御するようになっている。
この場合、吹出口5aから吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根6が、上下に風向を変更すると、風向変更羽根6の動きが赤外線の検出視野範囲に入るため、赤外線集光部1の左方内側で赤外線検出部2との間に遮蔽板3を設け、温風又は冷風によって暖められたり冷やされたりした風向変更羽根6の動きを赤外線集光部1が検知しないように遮蔽板3によって赤外線量変化を遮蔽し、誤検知を防ぐことができる。
図3および図4は、人体検出装置4が、室内機5の吹出口5aの左側に装着される場合の人体検出装置4の構成図および室内機5の外観図を示すものである。
図3(a)は、人体検出装置4を真上から見た図、(b)は、同人体検出装置4の赤外線集光部を正面から見た図、図4は、同人体検出装置4を取り付けた空気調和機の室内機5の外観図である。
遮蔽板3は、赤外線集光部1の右方内側で赤外線検出部2との間に設けられ、人体検出装置4が、吹出口5aの右側に装着された場合と同様に、風向変更羽根6の動きを赤外線集光部1が検知しないように遮蔽板3によって赤外線量変化を遮蔽し、誤検知を防ぐことができる。
図5及び図6は、人体検出装置4が、壁掛け型の空気調和機の室内機5に装着される場合の人体検出装置4の構成図および室内機5の外観図を示すものである。
図5(a)は、人体検出装置4の赤外線集光部1を正面から見た図、(b)は、同人体検出装置4を横から見た図、図6は、同人体検出装置が装着された空気調和機の室内機の取り付け例を示す図である。
本例では、図5に示すように、人体検出装置4の赤外線集光部1の左方内側の遮蔽板3aだけでなく、下方内側にも遮蔽板3bを設けたものである。これによって、図6の室内機の外観図に示すように、壁掛け型の室内機5の下方に設置されたカーテン7のゆらぎによる赤外線量変化の入射を遮蔽し、赤外線を検出する視野範囲から室内機下方領域を排除して誤検知を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、空気調和機において、風向変更羽根6の動きやカーテンの揺らぎ等の人体以外の温度変化による誤検知をより確実に防止することによって、人の活動量や在不在等を確実に検出して空気調和機を制御することができる。
また、人体検出装置4を室内機5に装着する場合、例えば、空気調和機の機種毎に異なる個々の室内機5の構造やデザインによって、人体検出装置4の室内機5での配置が異なることが容易に予想される。この場合、風向変更羽根6の動きやカーテン7の揺らぎ等の誤検知を防ぐために、機種毎の個々の室内機5に合わせてフレネルレンズ等の赤外線集光部1を設計し、新たな金型をつくって赤外線集光部1を量産するには多大なコストを要する。しかし、個々の室内機5に合わせて詳細な設計を必要としない遮蔽板3のみを追加すれば、量産した一種類のフレネルレンズを全ての室内機5の機種に適用することが可能となり、容易且つ安価に誤検知防止対策を施すことができる。
以上のように、本発明にかかる人体検出装置は、人体検出機能を有した空気調和機、空気清浄機、除湿機、加湿器、扇風機、換気扇等さまざまな機器にも搭載可能であり、非常に広範囲な用途展開を図ることができる。
1 赤外線集光部
2 赤外線検出部
3、3a、3b 遮蔽板
4 空気調和機用人体検出装置(人体検出装置)
5 室内機
6 風向変更羽根
7 カーテン
2 赤外線検出部
3、3a、3b 遮蔽板
4 空気調和機用人体検出装置(人体検出装置)
5 室内機
6 風向変更羽根
7 カーテン
Claims (4)
- 赤外線を集光する赤外線集光部と、集光された赤外線量を検出する赤外線検出部と、前記赤外線集光部の一部領域を遮蔽する遮蔽板とから構成されたことを特徴とする空気調和機用人体検出装置。
- 空気調和機用人体検出装置が、空気調和機の室内機の吹出口の右側に設けられる場合は赤外線集光部の左方内側に遮蔽板を設け、前記吹出口の左側に設けられる場合は前記赤外線集光部の右方内側に前記遮蔽板を設けることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用人体検出装置。
- 空気調和機用人体検出装置が空気調和機の壁掛けタイプの室内機に設けられる場合、赤外線集光部の下方内側に遮蔽板を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機用人体検出装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機用人体検出装置を備えた空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006187560A JP2008014594A (ja) | 2006-07-07 | 2006-07-07 | 空気調和機用人体検出装置及び空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006187560A JP2008014594A (ja) | 2006-07-07 | 2006-07-07 | 空気調和機用人体検出装置及び空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008014594A true JP2008014594A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39071777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006187560A Pending JP2008014594A (ja) | 2006-07-07 | 2006-07-07 | 空気調和機用人体検出装置及び空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008014594A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255948A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機とその人体検知装置 |
JP5696307B2 (ja) * | 2009-12-02 | 2015-04-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気調和機 |
JP2016035364A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JP2020034221A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社コロナ | 空気調和装置の室内機 |
-
2006
- 2006-07-07 JP JP2006187560A patent/JP2008014594A/ja active Pending
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JP2016035364A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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