JP2010270958A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルやソファなどの障害物を避けて、床面温度を正しく検知できる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機1は、筐体10に熱交換器15とクロスフローファン16を収納し、筐体10の正面側には、空調対象空間の床Fの表面温度を検知する床面温度センサ21を備えている。室内機1の制御部は床面温度センサ21の検知結果に基づき動作制御を行う。床面温度センサ21の検知範囲22には方向性があり、室内機1は床面温度センサ21をユニバーサルマウント24により検知方向可変に搭載している。ユニバーサルマウント23には床面温度センサ21の検知方向を変えるツマミ25が設けられている。ツマミ25は、床面温度センサ21が標準として定められた方向を向いているときは水平姿勢をとる。
【選択図】図2

Description

本発明は空気調和機の室内機に関する。
空調対象空間の空調を効率的に行うため、空気調和機の室内機には様々な工夫が取り入れられている。空調対象空間の床面温度を検知し、それに基づき室内機の動作制御を行うといったやり方もその一つである。このような仕組みを備えた室内機の例を特許文献1、2に見ることができる。
特許文献1には、床面の輻射温度を輻射温度検出手段で検出する室内機が記載されている。この室内機では、「足もと優先」運転時に床面温度が低ければ、設定温度及び室内送風機の設定回転数が所定値アップされ、風向ルーバーも暖房運転時には下方向に、冷房・除湿運転時には水平方向に向けられる。その結果、床面温度が上昇し、冷房時の冷え過ぎも解消され、「足もと」の快適性が優先されることになる。
特許文献2に記載された室内機は、床面温度を検知する床面温度検知器にて、単位時間当たりの温度上昇度合を監視し、この温度上昇値が設定値以上ならば床面中心に空気を流し、設定値以下ならば、天井面、壁面を中心に空気を流し、人体に気流を感じさせることを少なくしている。
特開2002−310492号公報 特開平5−322272号公報
空調対象空間の床面温度を検知する床面温度センサを備えた従来の室内機において、床面温度センサは方向を固定された状態で搭載されていた。そのため、床面温度センサが指向する方向にテーブルやソファなどが置かれていたりすると、床面ではない物体の温度を検知してしまうことになり、適切な室温制御を行うことができなかった。
本発明は上記の問題に鑑みなされたものであり、テーブルやソファなどの障害物を避けて、床面温度を正しく検知できる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、空調対象空間の床面温度を検知する床面温度センサと、前記床面温度センサの検知結果に基づき動作制御を行う制御装置を備えた空気調和機の室内機において、前記床面温度センサは検知範囲に方向性を有するものであり、この床面温度センサを検知方向可変に搭載したことを特徴としている。
この構成によると、床面温度センサと床面との間に障害物が入り込んだ場合は床面温度センサの向きを変えることにより検知範囲に床面をとらえ続けることができるから、床面温度に基づく動作制御を正しく遂行することができる。
上記構成の空気調和機の室内機において、前記床面温度センサの検知方向を変えるツマミを設けることが好ましい。
この構成によると、指でツマミを操作することにより床面温度センサの検知方向を手軽に、手早く変えることができる。複雑な方向変更機構は不要であり、故障の懸念がなく、製造コストも安い。
上記構成の空気調和機の室内機において、前記床面温度センサが標準として定められた方向を向いているとき、前記ツマミは水平姿勢をとることが好ましい。
この構成によると、床面温度センサの向きが標準として定められた方向からどの程度ずれているかが一目で認識できる。
上記構成の空気調和機の室内機において、前記床面温度センサの検知範囲を可視光で照らす照準ライトを搭載することが好ましい。
この構成によると、床面温度センサが赤外線センサであったとしても、検知範囲を視覚的に認識することができる。
本発明によると、床面上の障害物を回避して、床面温度を確実に検知することができるから、空気調和機の室内機に、床面温度に基づく動作制御を正しく遂行させることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。 図1の室内機の垂直断面図である。 図1の室内機による温度検知状況を説明する空調対象空間の斜視図である。 図1の室内機による温度検知範囲変更状況を説明する空調対象空間の断面図である。
図1には室外機と室内機からなるセパレート型空気調和機の室内機1が示されている。室外機は図示しない。室内機1は、図3及び図4に示すように空調対象空間である室Rの壁Wの上方に取り付けられている。室Rは室内機1を取り付けた壁Wと床Fのみを描き、壁W以外の3面の壁と天井は図示を省略してある。
室内機1は横長の筐体10を有する。筐体10は、天面に空気吸込口11を有し、正面下部に空気吹出口12(図2参照)を有する。空気吹出口12は上下風向板13で覆われる。上下風向板13は軸14を支点として電動で回動するものであり、室内機1を運転しないときは図1及び図2に示すように空気吹出口12を閉ざしているが、室内機1を運転するときは図2において反時計回りに回動し、空気吹出口12を開く。
筐体10の内部には熱交換器15とクロスフローファン16が設けられている。空気吹出口12が開いた状態でクロスフローファン16が回転すると、室内の空気が空気吸込口11から吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器15からクロスフローファン16を通り、空気吹出口12より室内に吹き出される。熱交換器15に冷媒が流れていれば、その冷媒のもたらす温熱または冷熱が空気に伝えられ、空気の温度調節がなされる。空気吸込口11と熱交換器15の間にはフィルタ17が配置されていて、吸い込まれた空気に含まれる塵埃はフィルタ17で捕捉される。空気吹出口12は縦ルーバと水平ルーバ(いずれも図示せず)を備え、吹き出す風の向きを左右方向及び上下方向に調整できる。
筐体10の内部には、正面上部にあたる箇所に制御室20が区画形成される。制御室20は室内機1の制御部を構成する制御基板(図示せず)を収納するものである。制御基板に加えて制御室20は、正面から見て中央にあたる箇所に、床面温度センサ21を収納している。
床面温度センサ21は赤外線センサであり、検知範囲に方向性(指向性)を有する。床面温度センサ21の検知範囲22は、図3及び図4に示すように、円錐形をなしている。筐体10には、床面温度センサ21からの検知光を通過させる窓23が形成される。窓23には赤外線を通すレンズが嵌め込まれる。
床面温度センサ21はユニバーサルマウント24に保持されている。ユニバーサルマウント24は上下左右に向きを変えることができ、それに従って床面温度センサ21も向きを変える。ユニバーサルマウント24にはツマミ25が設けられている。ツマミ25は筐体10に形成された窓26から前方に突き出しており、これを指先で操作してユニバーサルマウント24の向きを調整することができる。ツマミ25は、床面温度センサ21が標準として定められた方向を向いているときには水平姿勢をとり、また正面から見て真っ直ぐ前方を向く。なお工場出荷時には床面温度センサ21は標準として定められた方向に向けられている。
上記のように構成された室内機1は、冷房運転、除湿運転、暖房運転などの運転を行う際、床面温度センサ21で床Fの表面温度を検知し、その検知結果に基づき室内機1の制御部は動作制御を行う。動作制御の具体的なやり方については、様々な方法が公知になっているので、ここでは詳細な説明を省略する。
床面温度センサ21の検知範囲22には床Fのみが含まれるべきであるが、時として、床F以外の障害物が侵入することがある。図3及び図4には、検知範囲22にテーブルTが入り込んだ状況が描かれている。床面温度センサ21が検知するテーブルTの表面温度は床Fの表面温度を正確に反映している訳ではないので、テーブルTの表面温度に基づき動作を制御したのでは適切な室温制御を行うことができない。
そこで、床面温度センサ21の検知範囲22に障害物が侵入したときは、ツマミ25を操作して床面温度センサ21の検知方向を変える。ツマミ25を押し上げれば、検知範囲を図4の22aのようにすることができる。検知範囲22aはテーブルTから外れており、床Fの表面温度が検知対象となる。ツマミ25を押し下げ、検知範囲を図4の22bのようにすることもできる。検知範囲22bもテーブルTから外れており、床Fの表面温度が検知対象となる。あるいは、ツマミ25を左右に動かして検知範囲22を左右に振り、テーブルTから外すこともできる。上下の動きと左右の動きを組み合わせた立体的な動きで検知範囲22を動かすこともできる。
ツマミ25による床面温度センサ21の方向変更は手軽で手早く、確実である。構造も簡単で、故障の懸念がなく、製造コストも安い。
床面温度センサ21が標準として定められた方向を向いているとき、ツマミ25は水平姿勢をとり、また真っ直ぐ前方を向くので、ツマミ25を見れば、床面温度センサ21が標準方向からずれた方向を向いているかどうか、そのずれの程度はどのくらいかを一目で判断することができる。ツマミ25が向いている方向の目安をつけやすいように、窓26の周囲に目印や目盛りを設けておいてもよい。
筐体10の正面を開閉自在なカバーパネルで覆い、その内側にツマミ25を納めるようにしてもよい。このようにすれば、室内機1の外観が向上する。
自動車のドアミラーのように、床面温度センサ21の方向変更をモータで行うようにすることもできる。そのモータを室内機1のリモートコントローラで制御できるようにしておけば、背の低い使用者でも踏み台などを用いることなく床面温度センサ21の向きを変えることができ、便利である。
床面温度センサ21の検知範囲22は肉眼で見ることができない。そのため、検知範囲22が床Fをとらえているのか、それとも床F以外の障害物をとらえているのかを確認することが難しい。この問題を克服するため、検知範囲22を可視光で照らす照準ライトを室内機1に搭載することができる。照準ライトとしては、例えば、検知範囲22の中心を点状の光で照らすレーザーポインタのようなものを考えることができる。このようにすれば、検知範囲22の中心がわかるので、検知範囲22を床Fに向けるのが容易になる。あるいは、検知範囲22と同じ広がりを有する円錐形の可視光ビームを照射する構成とすることもできる。このようにすれば、検知範囲22の広がりそのものが視覚的にわかるので、それを容易に障害物から外すことができる。
上記照準ライトは必要なときだけスイッチでONにできるようにしておくのがよい。ツマミ25にスイッチの機能を設け、ツマミ25に触れている間だけ照準ライトがONになるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は床面温度センサを有する空気調和機の室内機に広く利用可能である。
1 室内機
10 筐体
11 空気吸込口
12 空気吹出口
15 熱交換器
16 クロスフローファン
20 制御室
21 床面温度センサ
22 検知範囲
23 窓
24 ユニバーサルマウント
25 ツマミ
R 室(空調対象空間)
W 壁
F 床
T テーブル(障害物)

Claims (4)

  1. 空調対象空間の床面温度を検知する床面温度センサと、前記床面温度センサの検知結果に基づき動作制御を行う制御装置を備えた空気調和機の室内機において、
    前記床面温度センサは検知範囲に方向性を有するものであり、この床面温度センサを検知方向可変に搭載したことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記床面温度センサの検知方向を変えるツマミを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記床面温度センサが標準として定められた方向を向いているとき、前記ツマミは水平姿勢をとることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記床面温度センサの検知範囲を可視光で照らす照準ライトを搭載したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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