JP2008014355A - シャフトと自在継手のヨークとの結合部 - Google Patents

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Abstract

【課題】自在継手の旋回半径を大きくする事なく、シャフト11aの先端部をヨーク7aの基部に設けた1対の抑え板部19a、19b同士の間に、正規の位置関係でのみ、容易に挿入可能にできる構造を、低コストで実現する。
【解決手段】上記両抑え板部19a、19bと上記シャフト11aの先端部両側面との間に、突起21を含んで構成する幅方向係合部20と、この突起21及び段差部23、23を含んで構成する軸方向係合部22とを設ける。これら両係合部20、22の作用により、上記シャフト11aの先端部と上記両抑え板部19a、19bとの位置関係が、幅方向及び長さ方向の何れに関しても正規である場合にのみ、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19a、19b同士の間に挿入可能とする。
【選択図】図1

Description

この発明に係るシャフトと自在継手のヨークとの結合部は、例えばステアリング装置に於いて、このステアリング装置を構成する各種シャフトの端部と自在継手のヨークとを結合する為に利用する。
例えば図13に示す様な自動車の前輪に舵角を付与する為のステアリング装置では、ステアリングホイール1の操作に伴って回転するステアリングシャフト2の動きを、図14に詳示する様な十字軸式の自在継手3及び中間シャフト4を介して、ステアリングギヤ5の入力軸に伝達する。この自在継手3は、1対のヨーク6、7同士を十字軸8を介して結合したものである。この十字軸8に設けられた4個所の端部は、それぞれ上記各ヨーク6、7の先端部に、軸受カップ9、9内に設けられた複数本のニードルを介して揺動自在に支持している。従って、上記両ヨーク6、7の中心が同一直線上に位置しなくても、両ヨーク6、7同士の間で回転力の伝達を行なえる。
この様な自在継手3を使用してステアリング装置を組み付ける場合、例えば一方(図14の左方)のヨーク6をステアリングシャフト等の一方のシャフト10の端部に、溶接或はねじ止め等により予め結合固定し、他方(図14の右方)のヨーク7を他方のシャフト11の端部に結合する。この様な組み付け作業を行なうのに通常は、上記一方のシャフト10を車体に支持した後、このシャフト10と他方のシャフト11とを自在継手3により結合する。
従って、ステアリング装置を構成する上記自在継手3を構成する上記ヨーク6、7のうち、少なくとも上記他方のヨーク7は、例えば、特許文献1に記載されている様に、シャフト10を軸方向に動かす事なく接続作業を行なえる、所謂横入れ式のものが好ましい。例えば図14に示した自在継手3の場合、一方のヨーク6は一方のシャフト10の端部に溶接固定しているが、他方のヨーク7は、図15に示す様に、断面がU字形の基部12を有する、横入れ式のものとしている。
この横入れ式のヨーク7の基部12は、1対の抑え板部13a、13bを含んで構成される。互いに離隔して配置されたこれら両抑え板部13a、13bは、それぞれの内側面を、互いに平行な抑え面14、14としている。そして、一方(図15の左方)の抑え板部13aの開口側端部にナット15を内嵌固定する事によりねじ孔16を設けている。又、他方の抑え板部13bの開口側端部に、このねじ孔16と同心でこのねじ孔16よりも大径の通孔17を形成している。尚、ねじ孔16は、上記抑え板部13aに直接形成する場合もある。又、ナット15をヨーク7に内嵌固定しない構造のものもある。
一方、上述の様に構成されるヨーク7に、その先端部を結合されるシャフト11は、少なくとも先端部の断面形状を、図16に示す様な小判形としている。即ち、このシャフト11の先端部外周面に、互いに平行な1対の外側平面18、18を形成し、接続時にはこの外側平面18、18と上記抑え面14、14とを密接させる事により、上記ヨーク7に対するシャフト11の回転防止を図る。
上述の様な形状を有するシャフト11の端部を前述の様なヨーク7の基部12に接続固定する場合には、先ず、図14に実線で示す様に、上記シャフト11の端部を上記基部12の開口側に配置する。そして、この状態から、例えば上記ヨーク7を十字軸8を中心に回動させる事により、このヨーク7を図14の実線状態から鎖線状態にまで、同図で反時計方向に揺動させて、上記シャフト11の端部をヨーク7の基部12内に挿入する。尚、ヨーク7を動かさずにシャフト11の端部を動かす事で、シャフト11の端部をヨーク7の基部12内に挿入する場合もある。何れにしても、シャフト11の端部を基部12内に挿入する以前には、上記通孔17に抑えボルト(図示省略)を挿入しない。
上述の様にしてシャフト11の端部をヨーク7の基部12内に挿入し、上記各抑え面14、14と外側平面18、18(図15〜16参照)とを対向させたならば、上記通孔17に挿通した抑えボルトの先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔16に螺合し、更に緊締する。この緊締に基づき、上記1対の抑え面14、14同士の間隔が狭まり、これら各抑え面14、14と上記各外側平面18、18とが強く当接して、上記シャフト11の先端部が上記基部12に結合固定される。尚、上記シャフト11の端部片縁部には切り欠き28を形成して、このシャフト11と上記抑えボルトの杆部との干渉を防止すると共に、万一この抑えボルトが緩んだ場合にも、上記ヨーク7がシャフト11の軸方向に抜けるのを防止している。又、抑え板部13a、13b同士を締め付ける為の手段は、上述した様な構造以外に、例えば特許文献2〜4に記載された構造もある。
上述の様なヨーク7とシャフト11とを結合固定する作業は、エンジンルーム内の様な狭い空間で行なう場合が多い。従って、上記ヨーク7の基部12に設けた1対の抑え板部13a、13b同士の間に、上記シャフト11の先端部を挿入する際に、これらシャフト11と基部12とを目視しつつ行なえない場合が多い。この様な場合でも、上記抑え板部13a、13b同士の間に上記シャフト11の先端部を挿入する作業を容易に行なわせる為には、このシャフト11の先端部を上記両抑え板部13a、13b同士の間に、図17〜18に示す様な正規の位置関係でのみ挿入可能にする事が好ましい。この位置関係が正規状態からずれると、上記切り欠き28の関係で、上記抑えボルトを上記ねじ孔16及び通孔17に挿通できなくなる。この様な場合、上記シャフト11の先端部を上記両抑え板部13a、13b同士の間に挿入し直さなければならず、このシャフト11と上記ヨーク7との結合部の組立作業の能率が悪化する。この為、これらヨーク7或いはシャフト11の一部に、このシャフト11の挿入位置及び挿入方向を規制する部材を設ける事が考えられる。但し、前記自在継手3を設置する空間は限られており、しかも、この自在継手3は使用時に回転する部材である為、上記位置関係を正規に規制する為の構造が、この自在継手の旋回半径を大きくするものとなる事は好ましくない。
特許文献5には、ヨークの基部を構成する連結部の内面に突設した係合ピンと、シャフトの先端部外周面に形成した係合孔とを係合させる事で、このシャフトと上記ヨークの基部との位置関係が正規である場合にのみ、これらシャフトとヨークとを組み合わせ可能とする構造が記載されている。但し、この様な特許文献5に記載された構造の場合、係合ピンの固定作業が面倒になり、コスト上昇の原因になる。又、上記係合孔の加工に伴って、上記シャフトの先端部の強度が低下する為、その分、このシャフトの径を大きくするか、材料として強度の高い(コストも高い)ものを使用する必要が生じ、やはりコスト上昇の原因となる。更には、上記係合ピンと上記係合孔とは、シャフトをヨークの基部に挿入する作業の最終段階に係合する。従って、係合しない場合にやり直す作業の量が多くなる他、上記係合ピンと係合孔とを係合させる作業は面倒で、シャフトとヨークとの結合部の組立作業の能率化を必ずしも十分に図れない可能性がある。
米国特許第5358350号明細書 特許第2735260号公報 米国特許第5090833号明細書 欧州特許出願公開第309344号明細書 特開2005−325869号公報
本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部は、上述の様な事情に鑑みて、自在継手の旋回半径を大きくする事なく、シャフトの先端部をヨークの基部に設けた1対の抑え板部同士の間に、正規の位置関係でのみ、容易に挿入可能にできる構造を、低コストで実現すべく発明したものである。
本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部は、前述した従来のシャフトと自在継手のヨークとの結合部と同様に、使用時に回転するシャフトと、このシャフトの先端部に結合固定されるヨークとを備える。
そして、このうちのシャフトの先端部外周面に、互いに平行な1対の外側平面を形成している。
又、上記ヨークは、断面略U字形若しくはコ字形で側方が開口した基部、及び、この基部の先端縁から連続した状態で設けられて、それぞれの先端部に十字軸の端部を枢支する1対の支持腕部から成り、自在継手を構成するものである。
この様なヨークのうちの基部に、互いに離隔して配置され、それぞれの内側面を上記両外側平面と対向する抑え面とした1対の抑え板部と、これら両抑え板部同士を上記基部の開口と反対側部分で互いに連結する連結部と、これら両抑え板部に形成された通孔若しくはねじ孔とを設けている。
そして、上記シャフトと上記ヨークの基部とを、上記通孔を挿通した抑えボルトの先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔若しくはナットに螺合させる事で結合する。
特に、本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部に於いては、上記両抑え板部と上記シャフトの先端部両側面との間に、上記両外側平面の中間部に存在してこれら両外側平面に対し平行な仮想平面に関して非対称な、幅方向係合部を設けている。
又、上記ヨークの基部の長さ方向に異なる2個所位置と上記シャフトの先端部及び中間部先端寄り部分の軸方向2個所位置との間に、軸方向係合部を設けている。
そして、上記シャフトの先端部を上記両抑え板部同士の間に、これらシャフトの先端部と両抑え板部との位置関係が、幅方向及び長さ方向の何れに関しても正規である場合にのみ、挿入可能としている。
上述の様な本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部を実施する場合に、例えば請求項2に記載した様に、上記軸方向係合部を構成する、ヨークの基部の軸方向2個所位置を、両抑え板部のうちの少なくとも一方の抑え板部の長さ方向両端部とする。
或いは、請求項3に記載した様に、上記軸方向係合部を構成する、ヨークの基部の軸方向2個所位置のうちの少なくとも先端側位置を、連結部の長さ方向先端側端縁とする。
又、上述の様な本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部を実施する場合に、上記幅方向係合部を構成する為に、例えば請求項4に記載した様に、上記両抑え板部の長さ方向両端縁のうち、上記ヨークの先端側の端縁の長さ方向位置を、これら両抑え板部同士の間で互いに異ならせる。これと共に、上記シャフトの先端部片側面に、このシャフトの先端部をこれら両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみこれら両抑え板部と干渉する事のない突起を設ける。
或いは、請求項5に記載した様に、上記幅方向係合部を構成する為に、上記ヨークの一部内側面で一方の抑え板部よりもこのヨークの先端側に外れた位置に、衝合片を突設する。これと共に、上記シャフトの先端部側面に、このシャフトの先端部をこれら両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみ上記衝合片と干渉する事のない突起を設ける。
或いは、請求項6に記載した様に、上記幅方向係合部を構成する為に、上記両抑え板部の長さ方向両端縁のうちのヨークの基端側の端縁の長さ方向位置を、これら両抑え板部同士の間で互いに異ならせる。これと共に、上記シャフトに設けた外側平面の基端側部分に存在する段差部のこのシャフトの軸方向位置を、1対の外側平面同士の間で互いに異ならせる。そして、このシャフトの先端部を上記両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみ、上記段差部と上記両抑え板部の基端側の端縁とが干渉しない様にする。
又、上述の様な本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部を実施する場合に、前記軸方向係合部を構成する為に、例えば請求項7に記載した様に、上記シャフトの先端部側面に形成した突起と外側平面の基端側部分に存在する段差部とを抑え板部又は連結部の長さ方向両端縁に係合させる。
又、本発明のうちの請求項1、2、4、7に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部を実施する場合に、例えば請求項8に記載した様に、上記幅方向係合部を構成する為の突起と、上記軸方向係合部を構成する突起とを同一の突起とする事もできる。
上述の様に構成する、本発明のシャフトと自在継手のヨークとの結合部によれば、自在継手の旋回半径を大きくする事なく、シャフトの先端部をヨークの基部に設けた1対の抑え板部同士の間に、正規の位置関係でのみ挿入可能にできる。この為、エンジンルーム内の様な狭い空間で、上記両抑え板部同士の間に上記シャフトの先端部を挿入する作業を容易に行なえる。
又、ヨークに係合ピンを固設したり、シャフトの先端部に係合孔を形成したりする必要がない為、製造コストを低く抑えられ、しかも上記ヨークと上記シャフトとの組み合わせ作業も容易に行なえる。
図1〜2は、請求項1、2、4、7、8に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、シャフト11aの先端部とヨーク7aの基部12aとの、このシャフト11aの軸方向(図1〜2の左右方向)及び幅方向(図1の上下方向)に関する位置関係を正規な状態にしない限り、上記シャフト11aの先端部を上記ヨーク7aの基部12aに設けた1対の抑え板部19a、19b同士の間に挿入できない様にする為の構造にある。
その他の部分の構造及び作用に就いては、前述の図14〜18に示した従来構造と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例の場合には、上記両抑え板部19a、19bと上記シャフト11aの先端部両側面との間に、両外側平面18、18の中間部に存在してこれら両外側平面18、18に対し平行な仮想平面α(=上記シャフト11aの中心軸を含み、これら両外側平面18、18と平行な面、図1参照)に関して非対称な、幅方向係合部20を設けている。この幅方向係合部20を構成する為に本例の場合には、上記両抑え板部19a、19bの長さ方向(上記シャフト11aとの組み合わせ状態でこのシャフト11aの軸方向と一致する方向で、図1〜2の左右方向)両端縁のうち、上記ヨーク7aの先端側(図1〜2の左端側)の端縁の長さ方向位置を、上記両抑え板部19a、19b同士の間で互いに異ならせる。具体的には、これら両抑え板部19a、19bの基端側(図1〜2の右端側)の端縁位置を一致させると共に、これら両抑え板部19a、19bの長さ寸法を互いに異ならせる。これにより、一方(図1の下方)の抑え板部19aの先端側(図1〜2の左端側)の端縁の長さ方向位置を、他方(図1の上方)の抑え板部19bの先端側の端縁の長さ方向位置よりも、基端側に偏らせている。
一方、上記シャフト11aの先端部片側面に、この片側面からこのシャフト11aの先端部の幅方向(図1の上下方向)側方に突出する、突起21を、削り出し加工等により形成している。この突起21は、次述する軸方向係合部22との兼ね合いで、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19a、19b同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみ、これら両抑え板部19a、19bと干渉する事なく、これら両抑え板部19a、19b同士の間への上記シャフト11aの先端部の挿入を可能にする。言い換えれば、上記幅方向に関する位置関係が不正規である場合には、上記シャフト11aの先端部とヨーク7aの基部12aとの、このシャフト11aの軸方向に関する位置関係が適正であっても、上記突起21と、上記他方の抑え板部19bの先端部とが干渉して、上記両抑え板部19a、19b同士の間に上記シャフト11aの先端部を挿入できない様にしている。
又、上記ヨーク7aの基部12aの長さ方向に異なる2個所位置と上記シャフト11aの先端部及び中間部先端寄り部分の軸方向2個所位置との間に軸方向係合部22を設けている。そして、この軸方向係合部22により、上記シャフト11aの先端部と上記両抑え板部19a、19bとの長さ方向の位置関係が正規である場合にのみ、上記両抑え板部19a、19b同士の間に上記シャフト11aの先端部を挿入可能としている。この為に本例の場合には、上記突起21と、このシャフト11aの先端部両側面に形成した外側平面18、18の基端側部分に存在する段差部23、23とを、上記抑え板部19a、19bの長さ方向端縁に係合させている。即ち、上記シャフト11aの中間部の断面形状は円形である為、上記両外側平面18、18の基端側部分には、これら両外側平面18、18と円筒状周面とを連続させる段差部23、23が存在する。本例の軸方向係合部22は、このうちの一方(図1の下方)の段差部23と上記突起21とにより構成している。即ち、これら段差部23と突起21との距離Dを、上記短い抑え板部19aの長さLa よりも大きく、上記長い抑え板部19bの長さLb よりも小さく(La <D<Lb )している。
本例の構造では、上述の様に、上記各部の寸法La 、D、Lb を規制している為、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19a、19b同士の間に、図1に示した位置関係とした場合にのみ、挿入可能になる。従って、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19a、19b同士の間に挿入した状態では、抑えボルトをねじ孔及び通孔に確実に挿通できる。位置関係が不正規の場合には、挿入作業の初期段階で挿入不能になる。この為、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19a、19b同士の間に挿入し直す作業が必要にならず、このシャフト11aと前記ヨーク7aとの結合部の組立作業の能率化を図れる。
又、本例の場合には、前記幅方向係合部20及び前記軸方向係合部22を、上記シャフト11aと上記ヨーク7aの基部12aとを結合固定する為のボルトの緊締に伴って互いに当接する締め付け面、即ち、上記シャフト11aの外側平面18、18と上記両抑え板部19a、19bの内側面との当接面から外れた位置に設けている。この為、上記幅方向係合部20及び上記軸方向係合部22を構成する突起21や段差部23、23等の加工に伴って、バリや、面精度或は寸法精度の悪化が生じても、最も重要である、締め付け保持機能への悪影響を防止できる。又、この締め付けに伴う当接面全体を、締め付け保持に利用できる為、上記ボルトの締め付けに伴って安定した保持力を得られる。更に、この締め付け面の一部の接触面圧が局部的に過度に上昇する事を防止して、この締め付け面の塑性変形(へたり)を抑え、上記ヨーク7aと上記シャフト11aとの結合強度が低下する事を、長期間に亙り防止できる。
[実施の形態の第2例]
図3も、請求項1、2、4、7、8に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、シャフト11bの先端部片側面に突起21を形成すると共に、段差部23を、他側面側にのみ設けている。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する重複する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図4〜5も、請求項1、2、4、7、8に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、シャフト11cの先端面にかしめ工具の先端面を押し当てる等により、このシャフト11cの先端部を塑性変形させて、このシャフト11cの先端部片側面に突起21aを形成している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する重複する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図6〜7は、請求項1、2、5、7、8に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、ヨーク7bの基部12bを構成する1対の抑え板部19、19の軸方向長さを互いに等しくすると共に、これら両抑え板部19、19の長さ方向両端縁の長さ方向位置を、互いに一致させている。本例の場合には、幅方向係合部20aを構成する為に、上記ヨーク7bの一部内側面で一方(図6の上方)の抑え板部19よりもこのヨーク7bの先端側(図6〜7の左側)に外れた位置(支持腕部25の基部内側面)に衝合片24を、当該部分にプレス加工等の塑性加工を施す事により突設している。これと共に、シャフト11aの先端部片側面(図6の下面)に、前述した実施の形態の第1例の場合と同様の、突起21を形成している。
本例の場合には、上記シャフト11aの先端部を上記両抑え板部19、19同士の間に正規の位置関係で挿入する場合にのみ、上記突起21及び段差部23、23と、上記衝合片24及び上記両抑え板部19、19の基端縁とが何れも干渉せず、上記シャフト11aの先端部をこれら両抑え板部19、19同士の間に挿入できる。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する重複する説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
図8〜9は、請求項1、2、6〜8に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、幅方向係合部20bを構成する為に、両抑え板部19c、19dの長さ方向両端縁のうちのヨーク7cの基部12cの基端側の端縁の長さ方向位置を、これら両抑え板部19c、19d同士の間で互いに異ならせている。これと共に、シャフト11dに設けた外側平面18a、18bの基端側部分に存在する段差部23a、23bのこのシャフト11dの軸方向位置を、上記両外側平面18a、18b同士の間で互いに異ならせている。又、上記シャフト11dの先端部両側面に、それぞれ軸方向係合部22aを構成する為の突起21a、21aを形成している。
本例の場合には、上記シャフト11dの先端部を上記両抑え板部19c、19d同士の間に正規の位置関係で挿入する場合にのみ、上記両突起21a、21a及び段差部23a、23bと、上記両抑え板部19c、19dの長さ方向両端縁とが何れも干渉せず、上記シャフト11dの先端部をこれら両抑え板部19c、19d同士の間に挿入できる。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する重複する説明は省略する。
[実施の形態の第6例]
図10〜11は、請求項1、2、5、7、8に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、ヨーク7dを構成する、1対ずつの抑え板部19e、19eの先端縁と支持腕部25、25との間に、幅方向に関する位置がこれら抑え板部19e、19eの先端縁と支持腕部25、25との中間位置となる、中間段部26、26を形成している。そして、一方(図10の上方)の中間段部26に、幅方向係合部20cを構成する為の衝合片24aを形成している。
この様な本例の場合、上記中間段部26、26を形成した分だけ、上記衝合片24aの高さ寸法を低く抑える事ができ、この衝合片24aの加工が容易になる。
その他の部分の構成及び作用は、前述の図6〜7に示した実施の形態の第4例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第7例]
図12は、請求項1、3、6〜8に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、軸方向係合部22bを構成する、ヨーク7cの基部12cの軸方向2個所位置のうちの先端側位置を、連結部27の長さ方向先端側端縁としている。この為に本例の場合には、シャフト11eの先端部で上記連結部27に対向する部分に突起21bを、当該部分を塑性変形させる事で形成している。
その他の部分の構成及び作用は、前述の図8〜9に示した実施の形態の第5例と同様であるから、重複する説明は省略する。
本発明の実施の形態の第1例を示す、図17と同様の図。 図1の下方から見た側面図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1の右半部に相当する図。 本発明の実施の形態の第3例を示す、図17と同様の図。 図4の下方から見た側面図。 本発明の実施の形態の第4例を示す、図17と同様の図。 図6の下方から見た側面図。 本発明の実施の形態の第5例を示す、図17と同様の図。 図8の下方から見た側面図。 本発明の実施の形態の第6例を示す、図17と同様の図。 図10の下方から見た側面図。 本発明の実施の形態の第7例を示す、図9と同様の図。 本発明の対象となるシャフトと自在継手のヨークとの結合部を備えた自動車用操舵装置の1例を示す側面図。 本発明の対象となる構造で、シャフトの端部とヨークの基部とを結合する状態を示す側面図。 図14のA−A断面図。 同B−B断面図。 ヨークの基部にシャフトの先端部を挿入すると共に一部を切断した状態で、図14の上方から見た図。 図17の下方から見た図。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 自在継手
4 中間シャフト
5 ステアリングギヤ
6 ヨーク
7、7a、7b、7c、7d ヨーク
8 十字軸
9 軸受カップ
10 シャフト
11、11a、11b、11c、11d、11e シャフト
12、12a、12b、12c 基部
13a、13b 抑え板部
14 抑え面
15 ナット
16 ねじ孔
17 通孔
18、18a、18b 外側平面
19、19a、19b、19c、19d、19e 抑え板部
20、20a、20b、20c 幅方向係合部
21、21a、21b 突起
22、22a、22b 軸方向係合部
23、23a、23b 段差部
24、24a 衝合片
25 支持腕部
26 中間段部
27 連結部
28 切り欠き

Claims (8)

  1. 使用時に回転するシャフトと、このシャフトの先端部に結合固定されるヨークとを備え、このうちのシャフトの先端部外周面に互いに平行な1対の外側平面が形成されており、上記ヨークは、断面略U字形若しくはコ字形で側方が開口した基部、及び、この基部の先端縁から連続した状態で設けられて、それぞれの先端部に十字軸の端部を枢支する1対の支持腕部から成り、自在継手を構成するものであり、上記ヨークのうちの基部に、互いに離隔して配置され、それぞれの内側面を上記両外側平面と対向する抑え面とした1対の抑え板部と、これら両抑え板部同士を上記基部の開口と反対側部分で互いに連結する連結部と、これら両抑え板部に形成された通孔若しくはねじ孔とが設けられており、上記シャフトと上記ヨークの基部とが、このうちの通孔を挿通した抑えボルトの先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔若しくはナットに螺合させる事で結合されるシャフトと自在継手のヨークとの結合部に於いて、上記両抑え板部と上記シャフトの先端部両側面との間に、上記両外側平面の中間部に存在してこれら両外側平面に対し平行な仮想平面に関して非対称な幅方向係合部を設けると共に、上記ヨークの基部の長さ方向に異なる2個所位置と上記シャフトの先端部及び中間部先端寄り部分の軸方向2個所位置との間に軸方向係合部を設ける事により、上記シャフトの先端部を上記両抑え板部同士の間に、これらシャフトの先端部と両抑え板部との位置関係が、幅方向及び長さ方向の何れに関しても正規である場合にのみ挿入可能とした事を特徴とするシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  2. 軸方向係合部を構成する、ヨークの基部の軸方向2個所位置が、両抑え板部のうちの少なくとも一方の抑え板部の長さ方向両端部である、請求項1に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  3. 軸方向係合部を構成する、ヨークの基部の軸方向2個所位置のうちの少なくとも先端側位置が、連結部の長さ方向先端側端縁である、請求項1に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  4. 1対の抑え板部の長さ方向両端縁のうちのヨークの先端側の端縁の長さ方向位置を、これら両抑え板部同士の間で互いに異ならせると共に、シャフトの先端部片側面に、このシャフトの先端部をこれら両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみこれら両抑え板部と干渉する事のない突起を設けて幅方向係合部とした、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  5. ヨークの一部内側面で一方の抑え板部よりもこのヨークの先端側に外れた位置に衝合片を突設すると共に、シャフトの先端部側面に、このシャフトの先端部をこれら両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみ上記衝合片と干渉する事のない突起を設けて幅方向係合部とした、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  6. 1対の抑え板部の長さ方向両端縁のうちのヨークの基端側の端縁の長さ方向位置を、これら両抑え板部同士の間で互いに異ならせると共に、シャフトに設けた外側平面の基端側部分に存在する段差部のこのシャフトの軸方向位置を、1対の外側平面同士の間で互いに異ならせ、このシャフトの先端部を上記両抑え板部同士の間に、幅方向に関する位置関係を正規の状態として挿入した場合にのみ、上記段差部と上記両抑え板部の基端側の端縁とが干渉しない様にして幅方向係合部とした、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  7. シャフトの先端部側面に形成した突起と外側平面の基端側部分に存在する段差部とを抑え板部又は連結部の長さ方向両端縁に係合させる事により軸方向係合部とした、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
  8. 幅方向係合部を構成する為の突起と軸方向係合部を構成する突起とが同一の突起である、請求項1、2、4、7のうちの何れか1項に記載したシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
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