JP2008013952A - 補助錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具を用いずに簡単な操作であらゆるドアに取り付けが可能であり、また、充分な取り付け強度を得ることができる補助錠装置を提供する。
【解決手段】ドア枠に対して開閉動作するドアに着脱自在に装着可能な補助錠装置であって、室外部と、室内部と、室外部及び室内部をドアを挟んで一体的に連結する連結部とを備えており、室内部が、装着時にドアの室内側の面に当接固定される室内側固定部と、この室内側固定部に固着されており、装着時に前後方向に伸長する少なくとも1つのシャフトと、少なくとも1つのシャフトに沿って移動可能であり、装着時にドア枠と係止することによって施錠可能な施錠機構と、単一操作で施錠機構の少なくとも1つのシャフトに沿った移動を阻止する前後方向ロック機構とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、後付けが可能な電子式のドア用補助錠装置に係り、特にドアを挟んで一体的に装着される室外部及び室内部を有する補助錠装置に関する。
特許文献1には、ドア枠に対してヒンジ開閉動作するドアに後付けする補助錠として、ドア自体に何等加工することなく装着可能なドア用補助錠が開示されている。
このドア用補助錠は、錠本体をドアに着脱するための着脱構造に、ドア上端に載る上端連結板とドア側端に位置する側端連結板とを設け、これらをドアと枠体とで挟持して上下左右方向への移動を阻止するものである。これにより、ドアの上から被せるだけで着脱ができ、ドア自体の加工等が不要となる。
特開2004−218296号公報
しかしながら、この特許文献1に開示されたドア用補助錠は、あらかじめ定められた形状、寸法の枠体及びドアに対してのみ装着可能であり、枠体の形状、枠体の内側の面とドアの内側の面との距離、枠体の下端とドア上端との距離、ドアの厚み等が異なる場合には装着することが全くできない。
特定のドアに限定されることなく、種々のドアに装着可能な補助錠装置について本出願人は既に作成している。しかしながら、この先行する補助錠装置は、施錠機構をドア枠及びドアに合わせて水平方向(前後方向)及び垂直方向(上下方向)に移動調整し、多数の位置調整用の穴に調整用ネジを螺合させて固定する必要があるため、ネジ回し等の工具が必ず必要であり、また、取り付け経験のないユーザにとって位置調整することがかなり難しい。さらに、価格上の制約から板部材を用いてこれに位置調整用の穴を設けた場合、充分な深さのネジ穴が形成されないので取り付け強度が不足してしまい、これを補うのに補強板を追加する必要があるため、取り付けがより困難となる。さらにまた、異なる厚みのドアに対応するためには隙間を埋める多数種類のスペーサを用意する必要がある。
従って本発明の目的は、工具を用いずにあらゆるドアに対して取り付け及び取り外しが可能な補助錠装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単な操作で誰にでも取り付け及び取り外しが可能な補助錠装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、取り付け及び取り外しが容易であるにもかかわらず充分な取り付け強度を得ることができる補助錠装置を提供することにある。
本発明によれば、ドア枠に対して開閉動作するドアに着脱自在に装着可能な補助錠装置であって、室外部と、室内部と、室外部及び室内部をドアを挟んで一体的に連結する連結部とを備えており、室内部が、装着時にドアの室内側の面に当接固定される室内側固定部と、室内側固定部に固着されており、装着時に前後方向に伸長する少なくとも1つのシャフトと、少なくとも1つのシャフトに沿って移動可能で装着時にドア枠と係止することによって施錠可能な施錠機構と、単一操作で施錠機構の少なくとも1つのシャフトに沿った移動を阻止する前後方向ロック機構とを備えている補助錠装置が提供される。
施錠機構が装着時に前後方向に伸長する少なくとも1つのシャフトに沿って移動可能に構成されており、施錠機構のこの移動阻止を単一操作(ワンタッチ)で行う前後方向ロック機構が設けられている。このようなワンタッチ式の前後方向ロック機構を備えることによって、ネジ回し等の工具を用いること無く、簡単な操作で誰にでも前後方向の位置調整が可能となり、ドア枠の内側の面とドアの内側の面との距離が異なるあらゆるドアに装着が可能となる。しかも、ネジ穴を設ける必要がないので、補強板等を用いることなく充分高い取り付け強度を得ることが可能となる。
なお、本明細書において、「前後方向」とは閉成したドア面に対して実質的に接近離間する方向を意味しており、「上下方向」とはドア面に沿った上下の方向を意味している。
前後方向ロック機構が、少なくとも1つのシャフトに設けられた複数の外周溝と、施錠機構に設けられており単一操作で複数の外周溝に嵌合して施錠機構の前後方向の移動を阻止する突起手段とを含んでいることが好ましい。
少なくとも1つのシャフトが、互いに平行に伸長する2つのシャフトであることも好ましい。この場合、前後方向ロック機構が、これら2つシャフトの各々に対して設けられていることがより好ましい。
室内側固定部が、装着時にドアに固定されるベース部材と、このベース部材に対して上下方向に移動可能であり少なくとも1つのシャフトが固定されるシャフト取り付け部材と、単一操作でシャフト取り付け部材のベース部材に沿った移動を阻止する上下方向ロック機構とを含んでいることも好ましい。このようなワンタッチ式の上下方向ロック機構を備えることによって、ネジ回し等の工具を用いること無く、簡単な操作で上下方向の位置調整が可能となり、ドア枠の下端とドア上端との距離が異なるあらゆるドアに装着が可能となる。
上下方向ロック機構が、シャフト取り付け部材に設けられており装着時に上下方向と垂直方向の複数の溝と、ベース部材に設けられており単一操作で上述の溝に嵌合してシャフト取り付け部材の上下方向の移動を阻止する突起手段とを含んでいることがより好ましい。この場合、複数の外周溝が少なくとも1つのシャフトの実質的に全長に渡って所定のピッチで形成されており、突起手段がこのピッチに対応する間隔で形成された複数の突起を含んでいることがより好ましい。
室内部が、施錠指示信号及び開錠指示信号に応じて施錠機構のロックアームを駆動してドア枠との係止を制御する制御回路を含んでいることが好ましい。
室外部が、装着時にドアの室外側の面に当接固定される室外側固定部と、ドアの厚みに応じて室外側固定部及び室内側固定部間の距離を調整可能な厚み調整機構とを含んでいることも好ましい。この厚み調整機構が、装着時の前後方向に伸縮可能な螺合手段を含んでいることがより好ましい。
室外側固定部が、装着時の前後方向に移動可能であり、装着時にドアの室外側の面に当接せしめられる可動スペーサを含んでいることがより好ましい。
室外部が、施錠指示信号及び開錠指示信号を受信する指示信号受信センサを含んでいることも好ましい。
室外部が、外部ケースと、外部ケースの開口部を覆うための開閉蓋と、開閉蓋が開成したことを検出する開成検出スイッチとを含んでおり、室内部が、施錠状態時にこの開成検出スイッチが開閉蓋の開成を検出した場合に、音声若しくはブザー等の音による警報又は光による警報を発生させる手段とを含んでいることが好ましい。
室外部が、ドアの室外側の面より室外部自体が離れたことを検出する離隔検出スイッチを含んでおり、室内部が、施錠状態時にこの離隔検出スイッチが室外部の離隔を検出した場合に、音声若しくはブザー等の音による警報又は光による警報を発生させる手段を含んでいることも好ましい。
少なくとも1つのシャフトの自由端に同軸に取り付けられる少なくとも1つの延長シャフトをさらに備えており、施錠機構が少なくとも1つの延長シャフトに沿って移動可能であり、前後方向ロック機構が単一操作で施錠機構の少なくとも1つの延長シャフトに沿った移動を阻止することも好ましい。
本発明によれば、ワンタッチ式の前後方向ロック機構を備えることによって、ネジ回し等の工具を用いること無く、簡単な操作で誰にでも前後方向の位置調整が可能となり、ドア枠の内側の面とドアの内側の面との距離が異なるあらゆるドアに装着が可能となる。しかも、ネジ穴を設ける必要がないので、補強板等を用いることなく充分高い取り付け強度を得ることが可能となる。
図1は本発明の一実施形態における補助錠装置が取り付けられたドアを概略的に示す斜視図であり、図2は図1に示す補助錠装置の全体構成を概略的に示す分解斜視図であり、図3は図1に示す補助錠装置の一部の構成を概略的に示す分解斜視図である。
図1に示すように、ドア枠10に対してヒンジ開閉されるドア11の上端部に、補助錠装置12が取り付けられている。
以下、本実施形態における補助錠装置12の機械的構成について説明する。
補助錠装置12は、図1及び図2に示すように、室内部13と、室外部14と、これら室内部13及び室外部14を一体的に連結する連結部15とから主として構成される。ドア11に装着された際に、室内部13はドア11の室内側の面に当接して固定され、室外部14はドア11の室外側の面に当接して固定される。連結部15は、装着時に、これら室内部13及び室外部14がドア11を挟んで取り付けられるようにドア11の上端とドア枠10の下端との間の1〜2mm程度の隙間を通って室内部13及び室外部14にそれぞれ連結されたコ字状断面を有する板部材である。
室内部13は、本実施形態では、連結部15の一部として構成されているベース部材16(本発明の室内側固定部に対応する)と、このベース部材16に対して上下方向にのみ移動可能に構成されたシャフト取り付け部材17と、このシャフト取り付け部材17に一端がそれぞれ固着されており、装着時には前後方向に互いに平行に伸長する2つのシャフト18と、2つのシャフト18が貫通穴19a内を挿通することによりシャフト18に沿って移動することが可能であり、ロックアーム19bを上下に駆動してドア枠10との間で施錠及び開錠動作を行う施錠機構19と、必要に応じて2つのシャフト18の自由端に同軸にそれぞれ増設される2つの延長シャフト20と、施錠機構19の前後方向の移動を阻止するための前後方向ロック機構と、シャフト取り付け部材17の上下方向の移動を阻止するための上下方向ロック機構とを有している。
次に、室内部13の前後方向ロック機構について説明する。
図4は前後方向ロック機構に係るシャフトの外周溝と突起部材との嵌合状態を説明する側面図であり、図5(A)、(B)は前後方向の種々の位置で一方のシャフトに関する前後方向ロック機構を作動させた状態を示す斜視図である。
本実施形態において、前後方向ロック機構は、シャフト18のほぼ全長に渡って所定ピッチで形成された複数の外周溝18aと、施錠機構19に取り付けられており、外周溝18aのピッチと同じ間隔で形成された複数の突起21aを有する突起部材21とから構成されている。
突起部材21はその下端部を(シャフト18と平行な)軸として回動可能に施錠機構19に取り付けられており、回動してその上端部が施錠機構19に係止された際にこの突起部材21の複数の突起21aとシャフト18の複数の外周溝18aとが嵌合するようにワンタッチ式に構成されている。
従って、図5に示すように、施錠機構19をドア枠10との距離に応じたシャフト18上の前後方向位置、即ち施錠機構19のロックアーム19bとドア枠10の室内側の面とがほぼ一致するようなシャフト18上の前後方向位置に位置合わせした状態で、突起部材21を操作することにより、工具を使用することなく、ワンタッチでこの施錠機構19の前後方向の位置をロック(前後方向の移動を阻止)することができる。このように、簡単な操作で前後方向の位置調整及びロックが可能となり、ドア枠の内側の面とドアの内側の面との距離が異なるあらゆるドアに容易に装着することが可能となる。しかも、補強板等を用いることなく充分高い取り付け強度を得ることが可能となる。もちろん、取り外しも簡単に行うことができる。
前後方向ロック機構における外周溝のピッチや断面形状は任意であり、また、シャフトの一部のみに外周溝を設けても良い。突起部材が複数の突起を有する方が固定強度を高まるが、1つの突起のみを有するものであっても良い。さらに、前後方向ロック機構として、本実施形態のようにシャフトに設けた外周溝と突起とでロックする機構ではなく、その他の組み合わせによるロック機構、例えばシャフトに設けためくら穴若しくは貫通穴と突起とでロックする機構、又はシャフトの外周との摩擦でロックする機構であっても良い。
図2は延長シャフト20を取り付ける場合の斜視図である。ドア枠10の内側の面とドア11の内側の面との距離が大きい場合は、同図に示すように、シャフト18の自由端にタップ18bを立てておき、延長シャフト20の一端に取り付けたネジ20aをこのタップ18bに螺合することによって延長シャフト20をシャフト18と同軸に延長して設けることができる。この延長シャフト20にもそのほぼ全長に渡って所定ピッチで形成された複数の外周溝が設けられており、突起部材21の複数の突起21aと嵌合するように構成されている。
次に室内部13の上下方向ロック機構について説明する。
本実施形態においては、図3に示すように、シャフト取り付け部材17の側端部がベース部材16の側方に形成された折返し部16a内に抱き込まれるように係合しており、この折返し部16aに沿って上下方向に摺動するように構成されている。従って、シャフト取り付け部材17はベース部材16に対して上下方向にのみ移動可能となっている。
図6は上下方向ロック機構の構成を説明する図であり、同図(A)は上下方向のロックが解除されている状態を示す側面図、同図(B)は上下方向のロックが実施されている状態を示す側面図である。
図3及び図6から分かるように、上下方向ロック機構は、シャフト取り付け部材17に所定ピッチで上下方向に向けて水平方向に形成された複数の鋸歯状の溝17aと、ベース部材16に一体取付けされた支持板16bに取り付けられており溝17aに嵌合する突起22aを有する突起部材22とから構成されている。突起部材22は、先端に上述した突起22aを有しておりレバー22bが一体化された摺動ピン22cと、摺動ピン22cをシャフト取り付け部材17の方向に押圧することによって突起22aを溝17aに押し当てて嵌合させるばね22dとから構成されており、ワンタッチ式となっている。
従って、図6(A)に示すように、ばね22dの押圧力に逆らって突起部材22のレバー22bを引いた状態で、施錠機構19をドア枠10の下端との距離に応じた上下方向位置、即ち施錠機構19の突出した状態(施錠した状態)のロックアーム19bがドア枠10の下端より高くなるようにシャフト取り付け部材17を上下方向に位置合わせした状態で、突起部材22のレバー22bを戻すことにより、図6(B)に示すように、突起22aを溝17aに嵌合させることができる。即ち、工具を使用することなく、ワンタッチでこの施錠機構19の上下方向の位置をロック(上下方向の移動を阻止)することができる。このように、簡単な操作で上下方向の位置調整及びロックが可能となり、ドア枠の下端とドアの上端との距離が異なるあらゆるドアに容易に装着することが可能となる。しかも、補強板等を用いることなく充分高い取り付け強度を得ることが可能となる。もちろん、取り外しも簡単に行うことができる。
上下方向ロック機構における溝のピッチや断面形状は任意であり、また、この溝をベース部材側に設けても良い。突起部材として複数の突起を有するようにしても良い。さらに、上下方向ロック機構として、本実施形態のように平面溝と突起とでロックする機構ではなく、その他の組み合わせによるロック機構、例えばシャフト取り付け部材に設けためくら穴若しくは貫通穴と突起とでロックする機構、又は摩擦でロックする機構であっても良い。
図7はドア11に対するドア枠10の種々の形態とこれら各形態に合わせて本実施形態における補助錠装置12の施錠機構19を前後方向及び上下方向に移動させて位置合わせしロックした状態とを示す側面図である。
同図(A)に示すごとく、ドア枠10の室内側の面がドア11の室内側の面より後方(ドアから離れる方向)に位置している場合は、施錠機構19のロックアーム19bが突出した状態(施錠した状態)でこのドア枠10の室内側の面に近接するように施錠機構19を前後方向に位置合わせし、前後方向ロック機構でロックする。また、ドア枠10の下端が低いので、これに合わせて施錠機構19を上下方向に位置合わせし、上下方向ロック機構でロックする。
同図(B)に示すごとく、ドア枠10の室内側の面がさらに後方に位置している場合は、施錠機構19のロックアーム19bが突出した状態(施錠した状態)でこのドア枠10の室内側の面に近接するように施錠機構19を後方に位置合わせし、前後方向ロック機構でロックする。また、施錠機構19を上下方向に位置合わせし、上下方向ロック機構でロックする。
同図(C)及び(D)の場合も同様に、施錠機構19を前後方向及び上下方向に移動させて位置合わせしロックする。
図2に示すように、室外部14は、本実施形態では、連結部15に固着されており、ドア11の厚みに応じて室内部13と室外部14との距離を調整する厚み調整機構と、この厚み調整機構によって、補助錠装置をドアに装着した際の前後方向に移動可能な可動スペーサ23と、厚み調整機構及び可動スペーサ23を内部に有する外部ケース24と、外部ケース24の調整用の開口部を覆い、外部から見えないようにするための開閉蓋25とを有している。
図8は本実施形態における厚み調整機構の構成を説明する図であり、同図(A)は側面図、同図(B)は部分断面図であり、図9はこの厚み調整機構の一部を拡大して表示した部分拡大断面図である。
これらの図から分かるように、厚み調整機構は、連結部15に固着されている雌ネジ部26と、この雌ネジ部26に螺合している雄ネジ部27とから主として構成されており、この雄ネジ部27によって可動スペーサ23が前後方向に移動可能となっている。
厚み調整は、外部ケース24の開閉蓋25を開成し、調整用治具28を調整用穴24aから差し込んでこの調整用治具28の先端を雄ネジ部27の後端に嵌合させ、時計方向に回す。これにより、可動スペーサ23がドア11方向に移動してドア11の室外側の面に当接する。その結果、ドア11は、連結部15を介してこの可動スペーサ23と室内部13のベース部材16とによってしっかりと挟まれ、補助錠装置12がドア11に堅固に固定されることとなる。
このように、ネジ回し等の工具を使用することなく、調整用治具28を差し込んで回すのみでドア厚調整を簡単に行うことができる。従って、ドア厚の異なるあらゆるドアに容易に装着することが可能となると共に多数のスペーサを用意する必要がないので、その点からも取り付けが容易となる。しかも、補強板等を用いることなく充分高い取り付け強度を得ることが可能となる。
なお、厚み調整機構としては、上述した構成以外に種々の構成が適用可能である。
次に、本実施形態における補助錠装置12の電気的構成について説明する。
図10は本実施形態における補助錠装置12の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
同図において、30はリモコン31からの施錠指示信号及び開錠指示信号を受信する赤外線センサ、32は開閉蓋25が開成したことを検出する開成検出スイッチ、33は室外部14がドア11の室外側の面より離れたことを検出する離隔検出スイッチ、34は主としてマイクロコンピュータによって構成される制御回路、35は音声回路、36は音声警報等を発生するスピーカ、37はブザー出力回路、38は警報等を発生するブザー、39はモータ駆動回路、40はロックアーム19bを動作させるモータをそれぞれ示している。
赤外線センサ30(図2参照)、開成検出スイッチ32及び離隔検出スイッチ33は室外部14の外部ケース24内に設けられており、それらの検出信号は、図示しないフラットケーブルを介して室内部13の施錠機構19内に設けられた制御回路34へ送られる。
開成検出スイッチ32は、図11(A)に示すように、外部ケース24の開閉蓋25の近傍に設けられたマイクロスイッチである。図11(B)に示すように開閉蓋25が閉じている場合は開成検出スイッチ32のアクチュエータピン先端がこの開閉蓋25によって押し込まれていて開成検出信号が出力されないが、図11(C)に示すように開閉蓋25が開くと開成検出スイッチ32のアクチュエータピン先端が開放されるので開成検出信号が出力される。なお、図11(A)において、29は開閉蓋25の開閉用治具である。
また、離隔検出スイッチ33は、図12(B)に示すように、外部ケース24内の可動スペーサ23に取り付けられたマイクロスイッチである。同図に示すように室外部14が正常状態にある場合は、離隔検出スイッチ33のアクチュエータピン先端がドア11の室外側の面によって押し込まれていて、離隔検出信号が出力されない。図12(C)に示すように、外部より故意に室外部14を矢印方向に折り曲げようとした場合、可動スペーサ23がドア11の室外側の面から離れ、離隔検出スイッチ33のアクチュエータピン先端が開放されるので離隔検出信号が出力される。具体的には、図12(A)に示すように、離隔検出スイッチ33に保護シート41を当接し、保護シート41の両端を接着面41a、41aにより固定する。保護シート41は水平方向に掛け回して外部ケース24の両側に固定する。なお、図12(D)に示すように、外部ケース24の上下面に保護シート41を掛け回し、外部ケース24の下側と上側とに接着面41a、41aにより固定しても良い。外部ケース24の上側では図示するように、通穴42を設け、通穴42に挿直して固定する方式も採用できる。この場合には、上側で保護シート41がストッパー的役割を果たすことができる。
音声回路35、スピーカ36、ブザー出力回路37、ブザー38、モータ駆動回路39及びモータ40は、室内部13の施錠機構19内に設けられており、制御回路34からの制御出力信号が、音声回路35、ブザー出力回路37及びモータ駆動回路39へそれぞれ送られる。
図13は、制御回路34による施錠及び開錠制御処理を示すフローチャートである。
ドア11の外部から外部ケース24に向けたリモコン31の施錠ボタンを押下すると、赤外線センサ30がこの施錠指示信号を検知し、制御回路34へ検知信号を送る。制御回路34は、これにより図14の施錠及び開錠制御処理をスタートさせる。もちろん、リモコン31からの信号はパルス列等による識別子コードを有しており、制御回路34はその識別子コードに基づいて特定のリモコン31からの指示信号であることを識別するように構成されている。
まず、この指示信号が施錠指示信号であるかどうか判別する(ステップS1)。施錠指示信号である場合は、モータ駆動回路39に対して施錠動作指示を出力し(ステップS2)、この施錠及び開錠制御処理を終了する。モータ駆動回路39は、この施錠動作指示に従って施錠機構19のロックアーム19bが突出する方向に動くようにモータ40を駆動する。
指示信号が施錠指示信号ではない場合は、開錠指示信号であるかどうか判別する(ステップS3)。開錠指示信号である場合は、モータ駆動回路39に対して開錠動作指示を出力し(ステップS4)、この施錠及び開錠制御処理を終了する。モータ駆動回路39は、この開錠動作指示に従って施錠機構19のロックアーム19bが引っ込む方向に動くようにモータ40を逆駆動する。
図14は、制御回路34による、開成検出時の警報処理を示すフローチャートである。
外部ケース24の開閉蓋25が開くと、これを開成検出スイッチ32が検知し、制御回路34へ検知信号を送る。制御回路34は、これにより図15の警報処理をスタートさせる。
まず、現在、施錠状態であるかどうかを判別する(ステップS10)。施錠状態ではない場合は、取り付けや調整等のために開閉蓋25を開いたと見なし、警報を発することなくこの処理を終了する。施錠状態である場合は、外部からの侵入が生じたとして、音声回路35及び/又はブザー出力回路37に警報発生指示を出力し(ステップS11)、これにより、スピーカ36から警報音声が及び/又はブザー38から警報音が出される。なお、警報音声や警報音の代わり又はこれに加えて光による警報を出すようにしても良いことは明らかである。
図15は、制御回路34による、離隔検出時の警報処理を示すフローチャートである。
可動スペーサ23がドア11の室外側の面から離れると、これを離隔検出スイッチ33が検知し、制御回路34へ検知信号を送る。制御回路34は、これにより図16の警報処理をスタートさせる。
まず、現在、施錠状態であるかどうかを判別する(ステップS20)。施錠状態ではない場合は、取り付けや調整等のために可動スペーサ23がドア11から離されたと見なし、警報を発することなくこの処理を終了する。施錠状態である場合は、外部から侵入するために外部ケース24が折り曲げられたとして、音声回路35及び/又はブザー出力回路37に警報発生指示を出力し(ステップS21)、これにより、スピーカ36から警報音声が及び/又はブザー38から警報音が出される。なお、警報音声や警報音の代わり又はこれに加えて光による警報を出すようにしても良いことは明らかである。
以上述べた制御回路34による施錠及び開錠制御処理及び警報処理の流れは、単なる一例であり、種々の変更態様が適用可能であることはもちろんである。
上述した実施形態では、リモコン31から送られる施錠指示信号及び開錠指示信号が赤外線信号であり、これを受信するにも赤外線センサ30を用いているが、赤外線以外に可視光線若しくはその他の光線又は無線による信号を用いても良いことはいうまでもない。
施錠機構19のロックアーム19bを動作させるアクチュエータとしては、モータの代わりにソレノイドを用いても良いことは明らかである。
上述した実施形態においては、2つのシャフトを用いているが、補助錠装置として要求される強度に応じて、1つのシャフト又は3つ以上のシャフトを設けるようにしても良い。また、延長シャフトについても同様である。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明の一実施形態における補助錠装置が取り付けられたドアを概略的に示す斜視図である。 図1に示す補助錠装置の全体構成を概略的に示す分解斜視図である。 図1に示す補助錠装置の一部の構成を概略的に示す分解斜視図である。 前後方向ロック機構に係るシャフトの外周溝と突起部材との嵌合状態を説明する側面図である。 前後方向の種々の位置で一方のシャフトに関する前後方向ロック機構を作動させた状態を示す斜視図である。 上下方向ロック機構の構成を説明する図であり、(A)は上下方向のロックが解除されている状態を示す側面図、(B)は上下方向のロックが実施されている状態を示す側面図である。 ドアに対するドア枠の種々の形態とこれら各形態に合わせて補助錠装置の施錠機構を前後方向及び上下方向に移動させて位置合わせしロックした状態とを示す側面図である。 厚み調整機構の構成を説明する図であり、(A)は側面図、(B)は部分断面図である。 厚み調整機構の一部を拡大して表示した部分拡大断面図である。 補助錠装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 外部ケースの開閉蓋及び開成検出スイッチの構成を示す断面図である。 室外部及び離隔検出スイッチの構成を示す断面図と平面図である。 施錠及び開錠制御処理を示すフローチャートである。 開成検出スイッチからの検出信号に基づく警報処理を示すフローチャートである。 離隔検出スイッチからの検出信号に基づく警報処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ドア枠
11 ドア
12 補助錠装置
13 室内部
14 室外部
15 連結部
16 ベース部材
17 シャフト取り付け部材
17a 溝
18 シャフト
18a 外周溝
19 施錠機構
19a 貫通穴
19b ロックアーム
20 延長シャフト
20a ネジ
21、22 突起部材
21a、22a 突起
22b レバー
22c ピン
22d ばね
23 可動スペーサ
24 外部ケース
24a 調整用穴
25 開閉蓋
26 雌ネジ部
27 雄ネジ部
28 調整用治具
29 開閉用治具
30 赤外線センサ
31 リモコン
32 開成検出スイッチ
33 離隔検出スイッチ
34 制御回路
35 音声回路
36 スピーカ
37 ブザー出力回路
38 ブザー
39 モータ駆動回路
40 モータ
41 保護シート
42 通穴

Claims (15)

  1. ドアに着脱自在に装着可能な補助錠装置であって、室外部と、室内部と、該室外部及び該室内部を前記ドアを挟んで一体的に連結する連結部とを備えており、前記室内部が、装着時に前記ドアの室内側の面に当接固定される室内側固定部と、該室内側固定部に固着され、装着時に前後方向に伸長する少なくとも1つのシャフトと、該少なくとも1つのシャフトに沿って移動可能で装着時にドア枠と係止することによって施錠可能な施錠機構と、単一操作で該施錠機構の前記少なくとも1つのシャフトに沿った移動を阻止する前後方向ロック機構とを備えていることを特徴とする補助錠装置。
  2. 前記前後方向ロック機構が、前記少なくとも1つのシャフトに設けられた複数の外周溝と、前記施錠機構に設けられており単一操作で前記外周溝に嵌合して前記施錠機構の前後方向の移動を阻止する突起手段とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の補助錠装置。
  3. 前記複数の外周溝が前記少なくとも1つのシャフトの実質的に全長に渡って所定のピッチで形成されており、前記突起手段が前記ピッチに対応する間隔で形成された複数の突起を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の補助錠装置。
  4. 前記少なくとも1つのシャフトが、互いに平行に伸長する2つのシャフトであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  5. 前記前後方向ロック機構が、前記2つシャフトの各々に対して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の補助錠装置。
  6. 前記室内側固定部が、装着時に前記ドアに固定されるベース部材と、該ベース部材に対して上下方向に移動可能であり前記少なくとも1つのシャフトが固定されるシャフト取り付け部材と、単一操作で該シャフト取り付け部材の前記ベース部材に沿った移動を阻止する上下方向ロック機構とを含んでいることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  7. 前記上下方向ロック機構が、前記シャフト取り付け部材に設けられており装着時に上下方向と垂直方向の複数の溝と、前記ベース部材に設けられており単一操作で前記溝に嵌合して前記シャフト取り付け部材の上下方向の移動を阻止する突起手段とを含んでいることを特徴とする請求項6に記載の補助錠装置。
  8. 前記室内部が、施錠指示信号及び開錠指示信号に応じて前記施錠機構のロックアームを駆動して前記ドア枠との係止を制御する制御回路を含んでいることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  9. 前記室外部が、装着時に前記ドアの室外側の面に当接固定される室外側固定部と、前記ドアの厚みに応じて前記室外側固定部及び前記室内側固定部間の距離を調整可能な厚み調整機構とを含んでいることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  10. 前記厚み調整機構が、装着時の前後方向に伸縮可能な螺合手段を含んでいることを特徴とする請求項9に記載の補助錠装置。
  11. 前記室外側固定部が、装着時の前後方向に移動可能であり、装着時に前記ドアの室外側の面に当接せしめられる可動スペーサを含んでいることを特徴とする請求項9又は10に記載の補助錠装置。
  12. 前記室外部が、施錠指示信号及び開錠指示信号を受信する指示信号受信センサを含んでいることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  13. 前記室外部が、外部ケースと、該外部ケースの開口部を覆うための開閉蓋と、該開閉蓋が開成したことを検出する開成検出スイッチとを含んでおり、前記室内部が、施錠状態時に該開成検出スイッチが開閉蓋の開成を検出した場合に警報を発生させる手段を含んでいることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  14. 前記室外部が、前記ドアの室外側の面より当該室外部自体が離れたことを検出する離隔検出スイッチを含んでおり、前記室内部が、施錠状態時に該離隔検出スイッチが室外部の離隔を検出した場合に警報を発生させる手段を含んでいることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の補助錠装置。
  15. 前記少なくとも1つのシャフトの自由端に同軸に取り付けられる少なくとも1つの延長シャフトをさらに備えており、前記施錠機構が該少なくとも1つの延長シャフトに沿って移動可能であり、前記前後方向ロック機構が単一操作で該施錠機構の該少なくとも1つの延長シャフトに沿った移動を阻止することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の補助錠装置。
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