JP2008013302A - エレベータのガバナロープ振れ止め装置 - Google Patents

エレベータのガバナロープ振れ止め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008013302A
JP2008013302A JP2006185490A JP2006185490A JP2008013302A JP 2008013302 A JP2008013302 A JP 2008013302A JP 2006185490 A JP2006185490 A JP 2006185490A JP 2006185490 A JP2006185490 A JP 2006185490A JP 2008013302 A JP2008013302 A JP 2008013302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor rope
lever
lifting lever
duct
governor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006185490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008013302A5 (ja
Inventor
Katsunori Nishino
克典 西野
Tomofumi Hagitani
知文 萩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Mito Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006185490A priority Critical patent/JP2008013302A/ja
Priority to CNA2007101278160A priority patent/CN101100260A/zh
Publication of JP2008013302A publication Critical patent/JP2008013302A/ja
Publication of JP2008013302A5 publication Critical patent/JP2008013302A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】ガバナロープが装置から外れることを確実に防止することのできるエレベータのガバナロープ振れ止め装置の提供。
【解決手段】ガバナ装置を動作させる引き上げレバー6が連結されたレバー側ガバナロープ4bの周囲を覆い、かつ引き上げレバー6が通過可能な開口部を有するダクト11と、このダクト11の開口部付近に回動可能に取付けられ、取付け側から反取付け側に向かって開口部を閉塞可能なように延設されるとともに引き上げレバー6の開口部通過時にこの引き上げレバー6に当接するアーム13aを円周方向に沿って複数備えた回動体13とを備え、レバー側ガバナロープ4bをダクト11およびアーム13aにより間隙を有することなく囲い、振れ止め装置から外れることを防止する一方、引き上げレバー6が振れ止め装置を通過することを可能としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのガバナロープの振れを防止するエレベータのガバナロープ振れ止め装置に関するものである。
図3は従来のエレベータのガバナロープ振れ止め装置の正面図、図4は従来のガバナロープ振れ止め装置の平面図である。
従来のガバナロープ振れ止め装置は図3および図4に示すように、昇降体を上下方向に案内するガイドレール21に上下方向に所定間隔をおいて複数取付けられる支持部材23と、反レバー側ガバナロープ24aの振れを防止する反レバー側ガバナロープ振れ止め部材25と、ガバナ装置を動作させる引き上げレバー26が取付けられるレバー側ガバナロープ24bの左右を挟むように対となって配置されるレバー側ガバナロープ振れ止め部材27とを備えている。また、レバー側ガバナロープ振れ止め部材27は、レバー側ガバナロープ4bを案内する弾性体のロープ案内板28と、ロープ案内板28の先端に取り付けられ、互いに向き合うことにより引き上げレバーの幅寸法より若干大きく、かつレバー側ガバナロープの幅寸法より小さな間隙を形成するガバナロープ飛び出し阻止片29とを有している。
このような従来のガバナロープ振れ止め装置にあっては、ガバナロープ24の三方向の振れを防止するとともに、レバー側ガバナロープ24bについては、ガバナロープ飛び出し阻止片29が向き合うことにより、引き上げレバー26を通過可能とする一方、レバー側ガバナロープ24bが図4中上方向に抜け出すことを防止するようになっている。また、ガバナロープ飛び出し阻止片を形状変更可能なゴム等で形成するとともに、通常は左右のガバナロープ飛び出し阻止片を互いに密着状態とし、引き上げレバー26が通過するとき、これを強制的に押し開いて通過させる構造としたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−260587号公報(段落番号0015〜0020、第1図、第2図)
前述した従来のガバナロープ振れ止め装置にあっては、ガバナロープ飛び出し阻止片29が互いに向き合うことにより形成される間隙は、引き上げレバー26の幅寸法より若干大きく、かつガバナロープ24の幅寸法より小さな値に設定されている。しかしながら、一般的にガバナロープ24は直径6〜10mm程度のものが用いられており、引き上げレバー26の幅寸法と大きく差異があるわけではない。このためガバナロープ飛び出し阻止片29が互いに向き合うことにより形成される間隙を、ガバナロープ24が抜け出すことを確実に防止する値まで狭めることができず、地震または強風などにより建物に揺れが発生し、ガバナロープ24が大きく揺られた場合、ガバナロープ24がガバナロープ飛び出し阻止片29間から抜け出し、昇降路内機器に引っ掛かったり、ガバナ装置を誤作動させたりする恐れがあった。また、ガバナロープ飛び出し阻止片として形状変更可能なゴム等を使用したものにあっても、例えば高層ビルにあって長尺のガバナロープ24が揺れると、ガバナロープ24の振れ量が大きくなるとともに作用する力も大きくなることから、ガバナロープ24がガバナロープ飛び出し阻止片に当たった際に、ガバナロープ飛び出し阻止片の形状を変形させ、ガバナロープ飛び出し阻止片間から抜け出す恐れがあった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、ガバナロープが装置から外れることを確実に防止することのできるエレベータのガバナロープ振れ止め装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、調速機と張り車の間との間に無端状に張設され、片側の一箇所にガバナ装置を動作させる引き上げレバーが連結されたガバナロープの揺れを防止するエレベータのガバナロープ揺れ止め装置において、前記引き上げレバーが連結されたレバー側ガバナロープの周囲を覆い、かつ前記引き上げレバーが通過可能な開口部を有するダクトと、このダクトの開口部付近に回動可能に取付けられ、取付け側から反取付け側に向かって開口部を閉塞可能なように延設されるとともに前記引き上げレバーの開口部通過時にこの引き上げレバーに当接するアームを円周方向に沿って複数備えた回動体とを備えことを特徴としている。
このように構成した本発明では、引き上げレバーが連結されたレバー側ガバナロープは、ダクトおよび回動体に備えられダクトの開口部を塞ぐように延びるアームにより周囲が囲われ、レバー側ガバナロープの揺れおよび開口部からの抜け出しが防止される。一方、引き上げレバーが振れ止め装置を通過する場合、引き上げレバーは回動体のアームに当接しこれを回動させ、1つのアームとこれと隣接する他のアームとの間のスペースに位置しつつ上昇あるいは下降することにより、ダクトの開口部を移動する。このように、レバー側ガバナロープをダクトおよびアームにより間隙を有することなく囲うことが可能となり、したがって、ガバナロープが振れ止め装置から外れることを確実に防止することができる。
本発明によれば、ガバナロープが振れ止め装置から外れることを確実に防止することにより、昇降路内機器への引っ掛かりやガバナ装置の誤作動を防ぎ、エレベータの安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係るエレベータのガバナロープ振れ止め装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータのガバナロープ振れ止め装置の一実施形態を示す正面図、図2はガバナロープ振れ止め装置の平面図である。
本実施形態のガバナロープ振れ止め装置は図1および図2に示すように、昇降体を上下方向に案内するガイドレール1に支持部材固定金具2により上下方向に所定間隔をおいて複数取付けられる支持部材3と、この支持部材3に取付けられ、反レバー側ガバナロープ4aの振れを防止する略U字状の反レバー側ガバナロープ振れ止め部材5と、支持部材3に取付けられ、ガバナ装置を動作させる引き上げレバー6が取付けられるレバー側ガバナロープ4bの振れを防止するレバー側ガバナロープ振れ止め部材10とを有している。なお、前述の引き上げレバー6は、ガバナロープ4の端部を互いに連結して無端状とする連結部材7に取付けられている。
また、レバー側ガバナロープ振れ止め部材10は、引き上げレバー6が連結されたレバー側ガバナロープ4bの周囲を覆い、かつ引き上げレバー6が通過可能な開口部11aを有するダクト11と、このダクト11の開口部11a付近に支持軸12を介して回動可能に取付けられ、取付け側から反取付け側に向かって開口部11aを閉塞可能なように延設されるとともに引き上げレバー6の開口部11a通過時にこの引き上げレバー6に当接するアーム13aを円周方向に沿って複数備えた回動体13とを備えている。
さらに、前述の回動体13は、いずれの角度にあっても1つ以上のアーム13aが開口部11aを回動体13の取付け側から反取付け側に向かって横切ることにより閉塞する形状となっている。また、前述のダクト11には、レバー側ガバナロープ4bと対向する面に緩衝材14が設けられるとともに、前述の引き上げレバー6には、アーム13aと当接する部分に緩衝材15が設けられている。
本実施形態にあっては、引き上げレバー6が連結されたレバー側ガバナロープ4bは、ダクト11および回動体13に備えられダクト11の開口部11aを塞ぐように延びるアーム13aにより周囲が囲われ、レバー側ガバナロープ4bの揺れおよび開口部11aからの抜け出しが防止される。一方、引き上げレバー6が振れ止め装置を通過する場合、引き上げレバー6は回動体13のアーム13aに当接しこれを回動させ、1つのアーム13aとこれと隣接する他のアーム13aとの間のスペースに位置しつつ上昇あるいは下降することにより、ダクト11の開口部11aを移動する。
本実施形態によれば、レバー側ガバナロープ4bをダクト11およびアーム13aにより間隙を有することなく囲うことにより、レバー側ガバナロープ4bが振れ止め装置から外れることを確実に防止し、これによって、昇降路内機器への引っ掛かりやガバナ装置の誤作動を防ぎ、エレベータの安全性の向上を図ることができる。また、ダクト11のレバー側ガバナロープ4bと対向する面に緩衝材14を設けることにより、レバー側ガバナロープ4bの損傷を防止することができる。さらに、引き上げレバー6のアーム13aと当接する部分に緩衝材15を設けることにより、引き上げレバー6がアーム13aに当接する際の衝撃を緩和し、低音化を図るとともに機器の損傷を防ぐことができる。
本発明に係るエレベータのガバナロープ振れ止め装置の一実施形態を示す正面図である。 ガバナロープ振れ止め装置の平面図である。 従来のエレベータのガバナロープ振れ止め装置の正面図である。 従来のガバナロープ振れ止め装置の平面図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 支持部材固定金具
3 支持部材
4a 反レバー側ガバナロープ
4b レバー側ガバナロープ
5 反レバー側ガバナロープ振れ止め部材
6 引き上げレバー
10 レバー側ガバナロープ振れ止め部材
11 ダクト
11a 開口部
12 支持軸
13 回動体
13a アーム

Claims (3)

  1. 調速機と張り車の間との間に無端状に張設され、片側の一箇所にガバナ装置を動作させる引き上げレバーが連結されたガバナロープの揺れを防止するエレベータのガバナロープ揺れ止め装置において、
    前記引き上げレバーが連結されたレバー側ガバナロープの周囲を覆い、かつ前記引き上げレバーが通過可能な開口部を有するダクトと、このダクトの開口部付近に回動可能に取付けられ、取付け側から反取付け側に向かって開口部を閉塞可能なように延設されるとともに前記引き上げレバーの開口部通過時にこの引き上げレバーに当接するアームを円周方向に沿って複数備えた回動体とを備えたことを特徴とするエレベータのガバナロープ振れ止め装置。
  2. 前記ダクトの前記ガバナロープと対向する面に緩衝材を設けたこと特徴とする請求項1記載のエレベータのガバナロープ振れ止め装置。
  3. 前記引き上げレバーの前記アームと当接する部分に緩衝材を設けたこと特徴とする請求項1記載のエレベータのガバナロープ振れ止め装置。
JP2006185490A 2006-07-05 2006-07-05 エレベータのガバナロープ振れ止め装置 Pending JP2008013302A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185490A JP2008013302A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 エレベータのガバナロープ振れ止め装置
CNA2007101278160A CN101100260A (zh) 2006-07-05 2007-07-03 电梯用调速器绳索晃动防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185490A JP2008013302A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 エレベータのガバナロープ振れ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008013302A true JP2008013302A (ja) 2008-01-24
JP2008013302A5 JP2008013302A5 (ja) 2008-08-07

Family

ID=39034750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006185490A Pending JP2008013302A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 エレベータのガバナロープ振れ止め装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008013302A (ja)
CN (1) CN101100260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101948063A (zh) * 2010-08-25 2011-01-19 康力电梯股份有限公司 一种电梯电缆固定架
CN105984778A (zh) * 2014-12-08 2016-10-05 东芝电梯株式会社 电梯用调速机钢索的防振装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920883A (zh) * 2010-08-25 2010-12-22 康力电梯股份有限公司 限速器绳防护装置
CN104310161B (zh) * 2014-11-20 2016-05-25 东南电梯股份有限公司 一种斜弧行电梯限速器钢丝绳导向系统
JP5911556B1 (ja) * 2014-12-08 2016-04-27 東芝エレベータ株式会社 ガバナロープの振止装置および振止装置の取り付け方法
JP6785254B2 (ja) * 2018-01-19 2020-11-18 株式会社日立製作所 エレベーター装置
CN113830650B (zh) * 2021-09-26 2023-01-13 浙江尼邦电梯有限公司 一种高稳定性运行电梯
CN114655810B (zh) * 2022-03-23 2023-07-21 金华六和机械有限公司 一种升降机用层间驻车防下坠机构及控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101948063A (zh) * 2010-08-25 2011-01-19 康力电梯股份有限公司 一种电梯电缆固定架
CN105984778A (zh) * 2014-12-08 2016-10-05 东芝电梯株式会社 电梯用调速机钢索的防振装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101100260A (zh) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008013302A (ja) エレベータのガバナロープ振れ止め装置
JP5472311B2 (ja) エレベータ用非常止め装置
JP5240687B2 (ja) エレベータのロープ振れ止め装置
JP5325904B2 (ja) 非常止め装置及びそれを備えたエレベーター装置
KR20130093650A (ko) 엘리베이터 장치
JP4861996B2 (ja) 角度を形成するアンダースラング式ローピング配置を有するエレベータかご
WO2007004293A1 (ja) エレベータ用調速機ロープの張り車装置
JP2009208914A (ja) エレベータの縦振動抑制装置
US20190177124A1 (en) Housing assembly for a safety actuation device
JP4992281B2 (ja) エレベータ装置
JP2009007098A (ja) エレベータのガバナロープ状態検出装置およびエレベータの制御システム
JPWO2006054328A1 (ja) エレベータの安全装置
KR20110010665A (ko) 산업용 리프트의 추락방지장치
JP2007204165A (ja) エレベータの非常止め装置
JP5053549B2 (ja) ガバナ
JP2004142914A (ja) エレベーターの非常止め装置
JP4401148B2 (ja) エレベータのテールコード振れ止め装置
JP6116731B2 (ja) エレベータ装置
JP2012006696A (ja) ガバナテンショナ
WO2014006667A1 (ja) エレベーターロープの振れ止め装置
JP2017001822A (ja) エレベータ装置
JP2009062176A (ja) エレベータ
JPH04260587A (ja) エレベータのガバナロープ振れ止め装置
JP6733684B2 (ja) シーブカバーを備えるエレベータ用かご及びそれを備えるエレベータ
KR100486192B1 (ko) 엘리베이터의 조속기 진동저감장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080625

A621 Written request for application examination

Effective date: 20080625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20090701

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02