JP2008013240A - 包装箱 - Google Patents

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Kyoichi Kato
恭一 加藤
Masahiro Oka
政弘 岡
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Abstract

【課題】化粧品等を収納して販売に供するための、開封容易な吊下げ式包装箱を提供する。
【解決手段】前板、一対の側板、後板、底板、蓋板、及び後板の後ろに重ねる吊下げ板からなる箱体であって、一方の側板に該蓋板及び差込片を順次連設し、該前板及び該後板の上辺にそれぞれ折曲片を設け、該折曲片を内側へ折り曲げ、該蓋板を閉じ、該蓋板に連設した該差込片を他方の側板と該折曲片の間に差し込むように構成された包装箱である。
【選択図】図5

Description

本発明は包装箱に関し、詳しくは、化粧品等を収納して販売に供するための、開封容易な吊下げ式包装箱に関する。
化粧品、化粧下地剤、医薬品等の販売においては、合成樹脂シートや板紙からなる吊下げ式包装箱が多く利用されている。
図1は、従来の吊下げ式包装箱の一例を示す斜視図である。図1に示すように、従来の吊下げ式包装箱は、前板1、一対の側板2、2’、後板3及び底板4を備え、前板1の上辺に蓋板5及び差込片6を順次連設し、側板2、2’の上辺に折曲片7、7’を設け、折曲片7、7’を内側へ折り曲げ、蓋板5を閉じ、蓋板5に連設した差込片6を後板3と折曲片7、7’の隙間に差し込んで封止し、後板3の上辺に延設した吊下げ片8に穿設した吊下げ穴9を利用して、店頭で吊り下げ状態で使用されている。
このような包装箱は、閉蓋状態においては、蓋板5が吊下げ片8に接しているために、蓋板5と吊下げ片8の間に指を差し込みにくく、蓋板5を開けずらいという問題があった。
吊下げ式包装箱の開封を容易にするため、蓋板に連設する差込片に摘み片を設けた包装箱(例えば、特許文献1参照)が提案されている。しかしながら、特許文献1の包装箱は、摘み片が吊下片に重なるように接しているため取扱いにくく、またその構造上、開封するのにかなりの力を要するという問題があった。
特開2001−278249号公報
本発明は、化粧品等を収納して販売に供するための、開封容易な吊下げ式包装箱を提供することを課題とする。
本発明は、前板、一対の側板、後板、底板、蓋板、及び後板の後ろに重ねる吊下げ板からなる箱体であって、一方の側板に該蓋板及び差込片を順次連設し、該前板及び該後板の上辺にそれぞれ折曲片を設け、該折曲片を内側へ折り曲げ、該蓋板を閉じ、該蓋板に連設した該差込片を他方の側板と該折曲片の間に差し込むように構成された包装箱、を提供する。
本発明によれば、化粧品等を収納して販売に供するための、開封容易な吊下げ式包装箱を提供することができる。
本発明の包装箱は、前板、一対の側板、後板、底板、蓋板、及び後板の後ろに重ねる吊下げ板からなる箱体であって、一方の側板に該蓋板及び差込片を順次連設し、該前板及び該後板の上辺にそれぞれ折曲片を設け、該折曲片を内側へ折り曲げ、該蓋板を閉じ、該蓋板に連設した該差込片を他方の側板と該折曲片の間に差し込むように構成されている。
まず図面を参照して、本発明の包装箱について説明する。図2は、本発明の包装箱を構成するブランクの一例を示す展開図である。
図2において、ブランク10は、合成樹脂シート等を打ち抜いて形成したものであり、矩形状の前板11の右辺及び左辺には、それぞれ矩形状の左側板12と右側板12’が折り線a、bを介して連接され、前板11の上辺には、外方向に広がる略台形状の折曲片17が折り線cを介して連接されている。
右側板12’には、後板13が折り線dを介して連接され、後板13の上辺には、外方向に広がる略台形状の折曲片17’が折り線eを介して連接されている。
左側板12には、蓋板15とそれに連設した差込片16が折り線fを介して連接され、また、吊下げ穴19を穿設した吊下げ板18が折り線gを介して連接されている。
図2において、右側板12’の下辺には、底板14とそれに連設した差込片が折り線hを介して連接され、前板11の下辺には、外方向に広がる略台形状の折曲片が折り線iを介して連接され、吊下げ板18の下辺には、外方向に広がる略台形状の折曲片が折り線jを介して連接されている。しかしながら、ブランク10における、底板14及び底部の折曲片の構成は、図2に限定されるものではなく、従来公知の構成を採用できる。すなわち、例えば、後板13の下辺に底板14を連設し、左側板12と右側板12’のそれぞれの下辺に折曲片を連設することもできる。
また、図2に示すように、蓋板15の先端辺(蓋板15と差込片16との連設辺)には指掛け片21を設け、ブランク10を組み立てた際に、蓋板15から突設する指掛け片21に対向する位置の右側板12’の上辺近傍に、切欠き部22を設けることが好ましい。
図3(a)は蓋板15とそれに連設する差込片16の拡大平面図であり、(b)は蓋板15に連設する差込片16を折り曲げた状態の拡大斜視図である。蓋板15と差込片16とを連設する辺は、3つの切断線m、n、oと2つの半切り線又は山折り線p、qにより形成されている。
差込片16を下に折り曲げると、例えば半切り線p、qがヒンジ(支軸)となり、差込片16が下向きに回動し、切断線oにより形成された指掛け片21が蓋板15に突設されたように現れる。
指掛け片21の形態は、指を掛けて開封動作を補助しうる形状、大きさであればよく、特に限定されない。例えば、矩形状、半円状、台形状等に形成することができ、その大きさは包装箱の大きさ、材質、収納時の便宜等を考慮して適宜決定することができる。
指掛け片21の基端部の幅は、開封動作を容易にする観点から、蓋板15と差込片16との連設辺の長さの10〜30%とすることが好ましい。また、指掛け片21の設置位置は、蓋板15と差込片16との連設辺の近傍であれば特に制限はないが、開蓋動作を容易にする観点から、蓋板15と差込片16との連設片の中央部分、又は中央部分より左右どちらかにずらした部分に設けることが好ましい。
ブランク10の材質は特に限定されず、合成樹脂シート、板紙、合成紙、合成樹脂シートと板紙、合成紙等からなる積層材等を用いることができ、これらの板材を裁断してブランク10が形成される。これらの板材の中でも、透明な合成樹脂シートを用いてブランク10を形成すれば、その商品の優れた外観、模様、色彩等が陳列時に視認できるため、化粧品、化粧下地剤等の販売には特に好適である。合成樹脂シートの素材は特に限定されないが、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)等が好ましい。
ブランク10の厚さはその材質等により異なるが、取り扱い易さと強度を考慮して適宜決定することができる。例えば、合成樹脂シートの場合は、好ましくは0.1〜0.5mm、より好ましくは0.2〜0.4mmであり、板紙の場合は、好ましくは0.3〜1mmである。
ブランク10を折り曲げて包装箱を形成する際の折り線a〜j及び半切り線又は山折り線p、qは、折り曲げ易さと強度の観点から、好ましくはブランク10の厚さの40〜80%の深さ、好ましくは50〜70%の深さの切込み溝を入れるか、又は紙板の場合はエンボス加工により形成することが望ましい。
ブランク10を組み立てるには、図2に示す各折り線a、b、d、gで内側にほぼ直角に折り曲げて筒状の胴部を形成し、残余の各折り線で内側にほぼ直角に折り曲げて折曲片17、17’、蓋板15、及び底部を形成し、さらに半切り線又は山折り線p、qをほぼ直角に折り曲げて、差込片16と指掛け片21を形成する。そして、後板13を吊下げ板18の内側に重ねるようにして、その一部又は全部を、接着剤、接着テープ、熱融着等による公知の接合手段により、吊下げ板18に接合することによって本発明の包装箱を形成することができる。
図4は、本発明の包装箱20の開蓋状態を示す上部斜視図であり、図5は、本発明の包装箱20の開蓋又は閉蓋直前の状態を示す上部斜視図である。
図4及び図5に示すように、ブランク10が組み立てられた本発明の包装箱20は、蓋板15とそれに連設した差込片16が、左側板12の上辺に連接され、左側板12の上辺を支軸として右側板12’の上辺に向かって回動し、開閉するようになっている。そのため、開蓋に際して、従来品のように指を蓋板15と吊下げ片18の間に差し込む必要がないため、指の動作が自由となり、蓋板5を容易に開封することができる。
また、図5に示すように、蓋板15の先端辺(蓋板15と差込片16との連設辺)に指掛け片21を突設し、閉蓋状態で指掛け片21に対向する右側板12’の上辺近傍に略半円状、略台形状等の切欠き部22を設けることが好ましい。このように構成すれば、開蓋時に、指を指掛け片21に当接して開蓋したり、指で指掛け片21を摘んだりして開蓋できるため、開蓋動作を更に容易に行うことができる。
このように構成すれば、蓋板15に連設された差込片16を、右側板12’の上辺と折曲片17、17’の隙間に差し込んで係止する際に、差込片16の両端部と折曲片17、17’の端部が、蓋板15と差込片16との連設辺に設けられた両端の切断線m、nの作用と関係して相互に弾性的に変形し、折曲片17、17’の下側に入り込んで係合する。そのため、閉蓋時に蓋板15が確実にロックされ、安易に開蓋しないという効果を発揮する。この効果を高める観点から、切断線m及びoの長さは、蓋板15と差込片16を連設する辺の長さの10〜20%とすることが好ましい。
本発明の包装箱は、上記のように構成されているため開封が容易であり、蓋板15の先端辺に指掛け片21を突設すれば、開封が更に容易となる。また、右側板12’の上辺近傍の上部開口を、右側板12’に向って略凹状に形成すれば、差込片16の差し込み又は抜き出しが容易となり、かつ閉蓋時に差込片16が折曲片17、17’が係合し、確実にロックされるため、安易な開放が防止できる。
従来の吊下げ式包装箱の一例を示す斜視図である。 本発明の包装箱を構成するブランクの一例を示す展開図である。 (a)は蓋板とそれに連設する差込片の拡大平面図であり、(b)は蓋板に連設する差込片16を折り曲げた状態の拡大斜視図である。 本発明の包装箱の開蓋状態を示す斜視図である。 本発明の包装箱の開蓋又は閉蓋直前の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1、11:前板
2、2’、12、12’:側板
3、13:後板
4、14:底板
5、15:蓋板
6、16:差込片
7、7’、17、17’:折曲片
8、18:吊下げ片
9、19:吊下げ穴
10:ブランク
20:本発明の包装箱
21:指掛け片
22:切欠き部
a〜j:折り線
p、q:半切り線又は山折り線
m、n、o:切断線
本発明の包装箱は、開封が容易であり、各種の包装箱として有用である。特に、透明な合成樹脂シートを用いて形成すれば、その商品の優れた外観、模様、色彩等が陳列時に視認できるため、化粧品、化粧下地剤等の吊下げ式包装箱として好適に利用することができる。

Claims (4)

  1. 前板、一対の側板、後板、底板、蓋板、及び後板の後ろに重ねる吊下げ板からなる箱体であって、一方の側板に該蓋板及び差込片を順次連設し、該前板及び該後板の上辺にそれぞれ折曲片を設け、該折曲片を内側へ折り曲げ、該蓋板を閉じ、該蓋板に連設した該差込片を他方の側板と該折曲片の間に差し込むように構成された包装箱。
  2. 蓋板の先端辺に指掛け片を突設した請求項1に記載の包装箱。
  3. 他方の側板の上辺近傍であって、蓋板に突設した指掛け片に対向する位置に、切欠き部を設けた請求項2に記載の包装箱。
  4. 合成樹脂シートからなる請求項1〜3のいずれかに記載の包装箱。
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