JP2008009585A - 生体認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 セキュリティの向上や生体情報の流出防止等を高いレベルで実現した生体認証システムを提供する。
【解決手段】 正しいパスワードが入力され、ステップS22の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS23でパスワード変更画面をディスプレイ7に表示させる。パスワードが変更され、ステップS24の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS25で書込許可指令をメモリリーダライタ16に出力する。これにより、第1静脈センサ3や第2静脈センサ6から入力された2種の静脈パターンは、メモリリーダライタ16によって登録データとしてメモリカード12に記録される。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車等に設置される生体認証システムに係り、セキュリティの向上や生体情報の流出防止等を高いレベルで実現する技術に関する。
近年の自動車では、利便性やセキュリティの向上を図るべく、スマートキー(電子キー)を携帯した運転者が車体に近づくだけでドアロックの解錠やエンジンの始動許可等が行われる、スマートキーを用いたキーレスエントリーシステム(スマートキーシステム)を搭載したものが出現している。スマートキーシステムでは、車体側にIDコードを記憶した車載機(スマートECU)を搭載する一方、スマートキーにIDコードを記憶したトランスポンダを内蔵させており、例えば、運転者がドアに近づいた際に、スマートキー側のIDコードと車載機側のIDコードとが照合され、両IDコードが一致した場合にのみドアロックが解錠される。
しかしながら、スマートキーシステムが搭載されていても、スマートキーが盗難にあったり、スマートキーを車内に残したまま運転者が自動車を離れたりした場合等には、悪意を持った第3者による盗難を防止することができなかった。また、買い物に出かけた際には、スマートキーを持っていない搭乗者がドアを開けられず、荷物の積み込み等を行えないことがあった。このような問題を解決するキーレスエントリーシステムとして、車載機が指静脈等による生体認証を行った後、予め登録された者(例えば、所有者やその家族等:以下、所有者で代表させる)のみにドアの解錠やエンジンの始動を許可する生体認証システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−262号公報
特許文献1の生体認証システムには、車載装置に所有者の生体情報を登録することに起因する別種の問題があった。自動車は、新車として販売された後に買え換え等によって中古車として流通することが多いが、この際に車載装置に登録されている元の所有者の生体情報が外部に流出してしまう。また、車載装置に生体情報が残っている場合、中古車として販売された後に元の所有者によって乗車やエンジン始動が行えることになるため、セキュリティ上も好ましくなかった。なお、車載装置でのデータ消去/登録操作によって、生体情報の書き換え(消去および新規登録)を行うことも可能であるが、操作ミスや消去方式等によって生体情報の完全な削除が行われない虞があるため、元の所有者に不安を抱かせる等の問題があった。更に、中古車ディーラー等において販売員が車両を移動する際や客が試乗する際には、生体情報の登録をその都度行う必要があり、一般に市販される自動車に採用することは現実的ではなかった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、セキュリティの向上や生体情報の流出防止等を高いレベルで実現した生体認証システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る生体認証システムは、人物の生体情報を入力データとして採取するデータ採取手段と、登録者の生体情報を登録データとして記憶する着脱式のデータ記憶手段と、前記データ記憶手段を保持する保持手段と、前記入力データと前記登録データとを比較することによって前記人物が前記登録者であるか否かを判定する判定手段と、前記データ記憶手段が前記保持手段から取り外される際に、当該データ記憶手段から前記登録データを消去するデータ消去手段と、前記データ記憶手段が前記保持手段に取り付けられた後、所定の書込許可指令の下に当該データ記憶手段への登録データの書き込みを行うデータ書込手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の生体認証システムにおいて、パスワードの入力に供されるパスワード入力手段と、登録パスワードを記憶するパスワード記憶手段と、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと前記登録パスワードとを照合するパスワード照合手段と、前記パスワード照合手段の照合結果に基づいて、前記登録パスワードの変更を許容するパスワード変更手段と、前記パスワード変更手段によって前記登録パスワードが変更されたことをもって前記書込許可指令を前記データ書込手段に出力する書込許可指令出力手段とを更に備えたことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の生体認証システムにおいて、車両に搭載され、前記人物が登録者であった場合、前記車両の開閉体の解錠/施錠を許可することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の生体認証システムにおいて、前記人物が所定の条件を満たす登録者であった場合、前記車両の運転を許可することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載の生体認証システムにおいて、前記データ記憶手段の取り外し時において、前記開閉体の解錠/施錠および前記車両の運転を可能とするキーシステムを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、データ記憶手段を取り外すとデータ記憶手段内の登録データが消去されるため、元の登録者の生体情報の流出等が起こらなくなる。また、新規登録時に新しいデータ記憶手段を用いれば、元の所有者は、生体情報の流出に対する不安を抱くことが全くなくなる。また、請求項2の発明によれば、データ記憶手段に新たに生体情報を登録する場合、登録パスワードの変更が必要となるため、元の登録者による不正乗車等を防ぐことができる。また、請求項3や請求項4の発明によれば、生体認証システムを搭載した自動車の売買時等において、生体情報の流出や元の所有者による盗難等を確実に防ぐことができる。また、請求項5の発明によれば、中古車ディーラー等における自動車の移動や試乗も円滑に行えるようになる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施形態に係る自動車の車室内前部を示す斜視図であり、図2は実施形態に係る生体認証ECUの概略構成を示すブロック図である。
≪実施形態の構成≫
図1に示すように、実施形態の自動車(車両)Vは、いわゆる4ドアセダン型の乗用車であり、運転席側ドア1のアウタハンドル2にあたる部位に右手の親指を除いた4指(図示せず)の背面側静脈パターンを撮像する第1静脈センサ(赤外線CCDカメラ:データ採取手段)3が内装され、インストルメントパネル4の右端に右手人差し指5の表面側静脈パターンを撮像する第2静脈センサ(データ採取手段)6が設置されている。また、インストルメントパネル4には、その中央上部にナビゲーションシステムやテレビ等のディスプレイ7が設置され、ステアリングコラム8の左にカードホルダ(保持手段)9が設置され、中央下部に生体認証ECU10が内装されている。
カードホルダ9は、電動アクチュエータにより開放される電動リッド11と、メモリカード(データ記憶手段)12が挿入/保持されるMCスロット(保持手段)13と、スマートカード14が挿入/保持されるSCスロット15とを備えている。MCスロット13内には、メモリカード12からのデータの読み出しと、メモリカード12へのデータの書き込み/消去とを行うメモリリーダライタ(データ書込手段,データ消去手段)16(図2参照)が配設されている。また、SCスロット15内には、スマートカード14が差し込まれているか否かを検出するカードセンサ18(図2参照)が配設されている。メモリカード12としては、例えばCFカードやSDカード等のフラッシュメモリが採用でき、市販品あるいは自動車メーカの純正部品として供給されることが望ましい。一方、生体認証ECU10は、マイクロコンピュータやROM、RAM、周辺回路、各種ドライバ等から構成されており、通信回線(本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して上述した各機器と接続されている。なお、自動車Vの車体には、スマートカード14との間で通信を行うアンテナ17(図2参照)が適所に設置されている。
<生体認証ECU>
図2に示すように、生体認証ECU10は、入力インタフェース21と、生体認証部(判定手段)22と、スマート認証部23と、パスワード確認/通信部(パスワード記憶手段、パスワード照合手段)24と、認証切換部25と、認証信号生成部26と、データ消去/書込部27と、出力インタフェース28とを備えている。
入力インタフェース21には、第1,第2静脈センサ3,6やディスプレイ7、メモリリーダライタ16、アンテナ17、カードセンサ18が接続している。生体認証部22は、第1,第2静脈センサ3,6からの入力データと、メモリリーダライタ16からの登録データとを比較して生体認証を行う。スマート認証部23は、アンテナ17から入力したスマートカード14のIDコードと、内蔵したメモリに登録されたIDコードとを照合してスマート認証を行う。パスワード確認/通信部24は、ディスプレイ7との間で通信を行い、後述する認証切換部25やデータ消去/書込部27に各種の指令を出力する。
認証切換部25は、パスワード確認/通信部24から入力した認証切換指令に基づいて生体認証とスマート認証とを切り換える。認証信号生成部26は、認証切換部25から入力した認証結果に基づいて、運転席側ドアロックやエンジンECU(ともに図示せず)等への認証信号を生成する。データ消去/書込部27は、パスワード確認/通信部24から入力したデータ消去指令やデータ書込指令に基づいてリッド開放信号やデータ消去/書込信号を生成する。出力インタフェース28は、認証信号生成部26やデータ消去/書込部27等からの信号を運転席ドアロックやエンジンECUの他、電動リッド11、メモリリーダライタ16等に出力する。
≪実施形態の作用≫
<生体認証>
人物が駐車された自動車Vに接近して運転席側ドア1のアウタハンドル2を手で掴むと、第1静脈センサ3によって右手の4指の背面側静脈パターンが撮像されると同時に、図示しないハンドルセンサからの検出信号が生体認証ECU10に送られ、生体認証ECU10が図3のフローチャートにその手順を示す生体認証制御を開始する。
生体認証制御を開始すると、生体認証ECU10は、先ず図3のステップS1で第1静脈センサ3からの入力データ(撮像結果)を取り込み、ステップS2でメモリリーダライタ16から入力したメモリカード12内の登録データと入力データとを照合して人物が登録者であるか否かを判定する。そして、この判定がNoであれば、生体認証ECU10は以降の処理を行わずに生体認証制御を終了する。一般に、人物が登録者である場合、入力データは、メモリカード12内に存在する1つの登録データと所定の一致度をもって一致する。なお、第1静脈センサ3は右手の4指の背面側静脈パターンを撮像するが、ステップS2での照合は中指等に対してのみ行ってもよい。
人物が登録者であり、ステップS2の判定がYesとなると、生体認証ECU10は、ステップS3で解錠指令を運転席側ドア1のドアロックやトランクロック等に出力する。これにより、運転者や同乗者は、自動車Vの車室内に乗り込める他、図示しないトランクに荷物を積み込むこと等が可能となる。
ステップS3で解錠指令を出力すると、生体認証ECU10は、ステップS4で第2静脈センサ6からの入力データを取り込んだ後、ステップS5で人物が登録運転者であるか否かを判定し、この判定がNoであれば以降の処理を行わずに生体認証制御を終了する。また、人物が登録運転者であり、ステップS5の判定がYesとなった場合、生体認証ECU10は、ステップS6でエンジンの始動許可指令をエンジンECUに出力する。これにより、運転免許を所有していない搭乗者(子供等)による自動車Vの運転が防止される一方、登録運転者は図示しないスタートボタン等を操作してエンジンを始動することができる。なお、人物が登録運転者であった場合、その登録運転者に対応したドライビングポジション(シートやステアリングハンドルのポジション、ドアミラー角度等)をメモリから呼び出して再生するようにしてもよい。
<自動車の売却>
中古車ディーラ等に自動車Vを売却するにあたり、現在の所有者がディスプレイ7のメニュー操作を複数回行って「売却」を選択すると、生体認証ECU10が図4のフローチャートにその手順を示す売却時制御を開始する。
売却時制御を開始すると、生体認証ECU10は、先ず図4のステップS11でパスワードの入力画面をディスプレイ7に表示させる。次に、生体認証ECU10は、ステップS12で現在のパスワード(例えば、A1234)が入力されたか否かを判定し、この判定がNoであれば以降の処理を行わず売却時制御を終了する。
正しいパスワードが入力され、ステップS12の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS13でメモリカード12の初期化確認画面をディスプレイ7に表示した後、ステップS14で「OK」ボタンが選択されたか否かを判定する。そして、この判定がNoであれば、生体認証ECU10は、以降の処理を行わずに売却時制御を終了する。これは、登録者が複数存在した場合、メモリカード12が誤って初期化されると、再登録作業に多大な手間と時間を要するためである。なお、現在の所有者は、自動車Vの売却時おいて、中古車ディーラの販売員等に現在のパスワードを知らせておく。
現在の所有者によりメモリカード12の初期化が確認され、ステップS14の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS15でメモリカード12の初期化指令をメモリリーダライタ16に出力する。これにより、メモリリーダライタ16によるメモリカード12の初期化が実行され、メモリカード12内の登録データ(生体情報)が全て消去される。
次に、生体認証ECU10は、ステップS16で生体認証からスマート認証への認証切換を行い、ステップS17で電動リッド11に開放指令を出力する。これにより、生体認証によるドア等の解錠やエンジンの始動が行えなくなる一方で、カードホルダ9から取り出したスマートカード14を用いることで、中古車ディーラー等における販売員による車両の移動や客の試乗が可能となる。
次に、生体認証ECU10は、ステップS18でメモリリーダライタ16およびカードセンサ18からの検出信号に基づき、メモリカード12とスマートカード14とが取り出されたか否かを繰り返し判定し、この判定がYesになったら電動リッド11に閉鎖指令を出力して売却時制御を終了する。なお、元の所有者は、メモリカード12を引き抜いて破壊することにより、生体情報の流出に対する不安を感じなくすることができる。
<自動車の購入>
中古車ディーラ等で自動車Vが売却され、新たな所有者がディスプレイ7のメニュー操作を複数回行って「購入」を選択すると、生体認証ECU10が図5のフローチャートにその手順を示す購入時制御を開始する。
購入時制御を開始すると、生体認証ECU10は、先ず図4のステップS21でパスワードの入力画面をディスプレイ7に表示させる。次に、生体認証ECU10は、ステップS12で現在のパスワードが入力されたか否かを判定し、この判定がNoであれば以降の処理を行わず購入時制御を終了する。なお、現在のパスワードは、中古車ディーラの販売員等から新たな所有者に知らされる。
正しいパスワードが入力され、ステップS22の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS23でパスワード変更画面をディスプレイ7に表示させる。次に、生体認証ECU10は、ステップS24で新しいパスワード(例えば、B5678)が入力されたか否かを判定し、この判定がNoであれば(例えば、現在のパスワードが誤って入力された場合等には)以降の処理を行わず購入時制御を終了する。
パスワードが変更され、ステップS24の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS25で電動リッド11に開放指令を出力する。これにより、新たな所有者は、新しいメモリカード12をMCスロット13に挿入することができる。なお、元の所有者が生体情報の流出に対する不安を感じることがなければ、売却時に引き抜いたメモリカード12を中古車ディーラ等で保管して、そのメモリカード12を再使用することもできる。
次に、生体認証ECU10は、ステップS26で書込許可指令をメモリリーダライタ16に出力する。これにより、第1静脈センサ3や第2静脈センサ6から入力された2種の静脈パターンは、メモリリーダライタ16によって登録データとしてメモリカード12に記録される。なお、MCスロット13にメモリカード12が挿入されていない場合、メモリカード12への登録データの記録は当然に行えないため、ディスプレイ7に「メモリカード12を挿入して下さい」等の表示を行うようにしてもよい。
次に、生体認証ECU10は、ステップS27で登録データの書き込みが完了したか否かを繰り返し判定し、この判定がNoである間は以降の処理を行わない。これは、例えば1種の静脈パターンのみ登録された状態で後述する認証切換が行われた場合、スマートカード14によるドアの解錠あるいはエンジンの始動が行えなくなるためである。
メモリカード12への登録データの書き込みが完了し、ステップS27の判定がYesになると、生体認証ECU10は、ステップS28でスマート認証から生体認証への認証切換を行う。これにより、スマートカード14が無効になる一方で、生体認証によって新たな所有者がドア等の解錠やエンジンの始動が行えるようになる。
次に、生体認証ECU10は、ステップS29でカードセンサ18からの検出信号に基づき、スマートカード14が収納されたか否かを繰り返し判定し、この判定がYesになったらステップS30で電動リッド11に閉鎖指令を出力して購入時制御を終了する。
本実施形態では、上述した構成を採ったことにより、生体情報の外部への流出や元の所有者による不正行為が効果的に防止できるだけでなく、中古車ディーラー等における自動車Vの移動や試乗も円滑に行えるようになった。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれら実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では生体情報として指の静脈パターンを用いたが、指紋や顔、声紋等を採用してもよい。また、上記実施形態ではデータ記憶手段への登録データの消去時や書換時にパスワードの入力や変更を行うようにしたが、複製の難しいICカードやメカニカルキー等を用いてもよいし、これらとパスワードとを併用するようにしてもよい。また、上記実施形態では所有者が変わる間の自動車の移動や試乗にスマートカードを用いるようにしたが、イモビライザ付きのメカニカルキー等を用いるようにしてもよい。その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、車両の具体的構成や制御の具体的手順等を適宜変更可能である。
実施形態に係る自動車の車室内前部を示す斜視図である。 実施形態に係る生体認証ECUの概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る生体認証制御の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る売却時制御の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る購入時制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
3 第1静脈センサ(データ採取手段)
6 第2静脈センサ(データ採取手段)
7 ディスプレイ(パスワード入力手段)
9 カードホルダ(保持手段)
10 生体認証ECU
12 メモリカード(データ記憶手段)
14 スマートカード(キーシステム)
16 メモリリーダライタ(データ書込手段,データ消去手段)
22 生体認証部(判定手段)
24 パスワード確認/通信部(パスワード記憶手段、パスワード照合手段)
V 自動車(車両)

Claims (5)

  1. 人物の生体情報を入力データとして採取するデータ採取手段と、
    登録者の生体情報を登録データとして記憶する着脱式のデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段を保持する保持手段と、
    前記入力データと前記登録データとを比較することによって前記人物が前記登録者であるか否かを判定する判定手段と、
    前記データ記憶手段が前記保持手段から取り外される際に、当該データ記憶手段から前記登録データを消去するデータ消去手段と、
    前記データ記憶手段が前記保持手段に取り付けられた後、所定の書込許可指令の下に当該データ記憶手段への登録データの書き込みを行うデータ書込手段と
    を備えたことを特徴とする生体認証システム。
  2. パスワードの入力に供されるパスワード入力手段と、
    登録パスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと前記登録パスワードとを照合するパスワード照合手段と、
    前記パスワード照合手段の照合結果に基づいて、前記登録パスワードの変更を許容するパスワード変更手段と、
    前記パスワード変更手段によって前記登録パスワードが変更されたことをもって前記書込許可指令を前記データ書込手段に出力する書込許可指令出力手段と
    を更に備えたことを特徴とする、請求項1に記載の生体認証システム。
  3. 車両に搭載され、
    前記人物が登録者であった場合、前記車両の開閉体の解錠/施錠を許可することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の生体認証システム。
  4. 前記人物が所定の条件を満たす登録者であった場合、前記車両の運転を許可することを特徴とする、請求項3に記載の生体認証システム。
  5. 前記データ記憶手段の取り外し時において、前記開閉体の解錠/施錠および前記車両の運転を可能とするキーシステムを備えたことを特徴とする、請求項4に記載の生体認証システム。
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