JP2008008188A - 作業機械の出力制御装置及び作業機械の出力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧駆動式の作業装置を有する作業機械に搭載されたエンジン6と、エンジン6によって駆動され該作業装置を駆動する油圧ポンプ7と、エンジン6の吸気通路10a上に設けられてエンジン6へ過給空気を供給する過給器8と、過給器8を駆動するための電動機9と、油圧ポンプ7に要求されている出力の大きさをエンジン6に作用する負荷の大きさとして予測するエンジン負荷予測手段2と、エンジン負荷予測手段2で予測された該負荷の大きさに基づいて電動機9の回転数を制御する電動機制御手段3とを備える。
【選択図】図1
Description
また、本発明の作業機械の出力制御装置及び出力制御方法(請求項2,5)によれば、エンジンへの過給量の制御と同時に燃料噴射量が制御されるため、負荷変動時におけるエンジン出力をより安定化させることができる。
図1〜図5は本発明の一実施形態にかかる作業機械の出力制御装置を説明するものであり、図1は本出力制御装置の全体構成を示す模式図、図2は本出力制御装置によるエンジン負荷を予測する制御内容を示す制御ブロック図、図3は本出力制御装置による電動機及びエンジンの制御内容を示す制御ブロック図、図4は本出力制御装置における制御内容を示すフローチャート、図5は本出力制御装置が適用された作業機械の全体を示す斜視図である。
〔1.全体構成〕
本出力制御装置は、図5に示す油圧ショベル50に適用されている。この油圧ショベル50は、クローラ式の油圧走行装置を装備した下部走行体51と、下部走行体51の上に旋回自在に搭載された上部旋回体52とを備えて構成される。
図1に、エンジン6の吸排気系統,油圧ポンプ7によって作動油が供給される油圧回路及びエンジン6の燃焼状態や油圧ポンプ7の作動状態を制御するための制御回路を模式的に示す。この図1に示すように、エンジン6には、吸気通路10a及び排気通路10bが接続されている。吸気通路10a上には、エンジン6の燃焼室へと供給される空気(すなわち吸気)を冷却するためのインタクーラ20が介装されている。また、吸気通路10a上におけるインタクーラ20とエンジン6との間には、吸気温度Tを検出する吸気温度センサ11と、吸気の圧力(吸気圧)Piを検出する吸気圧力センサ16とが設けられている。
コンプレッサ側インペラー8a及びタービン側インペラー8bは、互いの回転軸を共有するように連結されている。これにより、排気通路10b内を排気が流通してタービン側インペラー8bが回転すると、コンプレッサ側インペラー8aも同時に回転し、吸気通路10a内の吸気圧が上昇するようになっている。このように、ターボチャージャ8を用いた過給に係る吸気圧のことを、過給圧ともいう。
本エンジン6の回転数の目標値は、油圧ショベル50のキャブ58内に設けられた回転式のアクセルダイヤル15で設定されるようになっている。アクセルダイヤル15とは、エンジン回転数の目標値を設定するためのダイヤル型スイッチである。これにより、作業内容やオペレータの好みに応じた出力が得られるように、エンジン回転数を設定できるようになっている。
なお、上述の吸気温度センサ11,吸気圧力センサ16及びエンジン回転数センサ17のそれぞれで検出される吸気温度T,吸気圧Pi及びエンジン回転数Neの情報についても、後述するコントローラ1へと入力されるようになっている。
まず、図1に示すように、エンジン6の出力軸には容量可変型の二台の油圧ポンプ7(すなわち7a及び7b)が直列に連結されており、これらの各油圧ポンプ7a,7bはともに、エンジン6によって駆動されている。また、各油圧ポンプ7a,7bから吐出される作動油は、油圧回路上のコントロールバルブ(油圧制御弁)30を介して上述の各アクチュエータや油圧走行装置,油圧旋回装置の油圧モータへと供給されるようになっている。なお、各油圧ポンプ7a,7bには、吐出される作動油量を制御するための斜板制御器18a,18b(以下、単に斜板制御器18ともいう)が設けられている。
コントロールバルブ30は、ステム(流量制御スプール)の位置を複数の位置に切り替えて作動油の流通方向及び流量を可変制御できるスプール弁の集合体として構成されている。また、本油圧ショベル50のキャブ58内には、上述の各アクチュエータや各油圧モータの作動量を設定するための複数の操作レバー14a,14b,14c,14dが設けられており、コントロールバルブ30の各スプール弁は、各操作レバー14a〜14d(以下、操作レバー14とも総称する)の操作量に応じて、開度を制御されるようになっている。
油圧回路上における各油圧ポンプ7a,7bの下流側(各油圧ポンプ7a,7bとコントロールバルブ30との間)には、作動油圧を検出する油圧センサ(油圧検出手段)13が介装されている。一方の油圧センサ13aは一方の油圧ポンプ7aから吐出される作動油圧Pp1をポンプ圧として検出し、他方の油圧センサ13bは他方の油圧ポンプ7bの作動油圧Pp2をポンプ圧として検出するものである。
図1に示すように、本油圧ショベル50には、エンジン制御器12,モータ制御器19及び斜板制御器18における各動作を総合的に制御するコントローラ(CPU,中央処理装置)1が設けられている。前述の通り、コントローラ1には、吸気温度センサ11,吸気圧力センサ16,エンジン回転数センサ17,各操作レバー14及び油圧センサ13で検出された吸気温度T,吸気圧Pi,エンジン回転数Ne,レバー操作量L及び作動油圧Pp1,Pp2が入力されるほか、キャブ58に設けられたアクセルダイヤル15の操作状態Dが入力されるようになっている。
エンジン負荷予測部2は、油圧ポンプ7に要求されている出力の大きさを、エンジン6に作用する負荷の大きさとして予測する機能部である。一方、電動機制御部3は、エンジン負荷予測部2で予測された負荷の大きさに基づいてモータ制御器19(すなわちモータ9の回転数)を制御する機能部であり、燃料噴射量設定部4は、エンジン負荷予測部2で予測された負荷の大きさに基づいてエンジン6での燃料噴射量を設定する機能部である。また、ポンプ制御部5は、斜板制御器18を制御することで油圧ポンプ7から吐出される作動油量を制御するための機能部である。これらの各機能部について、以下に順に説明する。
図2に、エンジン負荷予測部2における制御内容を表す制御ブロック図を示す。エンジン負荷予測部2は、要求流量設定器21a〜21d,要求流量加算器22a,22b,負荷動力乗算器23a,23b,要求動力加算機24,最大動力設定器25,除算器26,制限器(リミッタ)27,予測負荷乗算器28,及びポンプ流量乗算器29a,29bの各機能部を備えて構成される。
また、制限器27は、除算器26で算出された動力補正係数kのリミッタとして機能するものであり、動力補正係数kの取り得る値の範囲を0から1の間に制限する。ここでは、0≦k≦1である場合にはkの値をそのまま維持し、k>1である場合には新たにk=1に設定するようになっている。なお、制限器27でフィルタリングされた動力補正係数kの値は、予測負荷乗算器28及びポンプ流量乗算器29a,29bへと入力されるようになっている。
(1)ポンプ要求動力Pr≦最大出力をポンプ設定動力Psの場合
エンジン予測負荷Laは、要求動力加算器24で算出された、各油圧ポンプ7a,7bに要求されている出力の合計(エンジン予測負荷La=ポンプ要求動力Pr)となる。
(2)ポンプ要求動力Pr>最大出力をポンプ設定動力Psの場合
エンジン予測負荷Laは、最大動力設定器25で算出された、その時点でのエンジン6の最大出力(エンジン予測負荷La=最大出力をポンプ設定動力Ps)となる。
ポンプ流量乗算器29a,29bは、要求流量加算器22a,22bで算出された要求流量Q1,Q2に、制限器27で算出された動力補正係数kを乗算して補正を行うものである。ここでは、一方の油圧ポンプ7aに係る第1の油圧回路の要求流量がk×Q1と補正され、他方の油圧ポンプ7bに係る第2の油圧回路の要求流量がk×Q2と補正されることになる。ここで補正された各要求流量は、ポンプ制御部5へと入力されるようになっている。
ポンプ制御部5は、エンジン負荷予測部2から入力された第1の油圧回路及び第2の油圧回路における要求流量Qが供給されるように斜板制御器18a,18bを制御する制御部である。ポンプ制御部5による制御では、一方の油圧ポンプ7aからの作動油供給量がk×Q1になり、かつ、他方の油圧ポンプ7bからの作動油供給量がk×Q2となるように斜板制御がなされるようになっている。
図3に、電動機制御部3及び燃料噴射量設定部4における制御内容を表す制御ブロック図を示す。電動機制御部3は、目標過給圧設定器31,吸気温度補正器32,目標過給圧乗算器33,差圧演算器34及びモータ回転数制御器35を備えて構成される。
目標過給圧設定器31は、エンジン負荷予測部2で予測されたエンジン予測負荷Laに基づいて、目標過給圧Pt′を設定するものである。ここでは、図3中にグラフで示すように、予め設定された、エンジン予測負荷Laと目標過給圧Pt′との対応マップが用いられるようになっている。なおここでは、エンジン予測負荷Laが大きいほど、目標過給圧Pt′が高くなるように、かつ、目標過給圧Pt′の変化勾配が緩やかになるように、対応マップが設定されている。
差圧演算器34は、目標過給圧乗算器33で算出された過給圧Ptから吸気圧力センサ16で検出された吸気圧力Piを減算して、過給圧偏差ΔP(ΔP=Pt−Pi)を算出するものである。つまりここでは、その時点での吸気通路10aの内部圧力に加えてどの程度の過給が必要であるかが算出されることになる。
燃料噴射量設定部4は、目標回転数設定器41,回転数偏差演算器42,燃料噴射量制御器43,ゲイン設定器44及び燃料噴射量加算器45を備えて構成される。
目標回転数設定器41は、アクセルダイヤル15の操作状態Dに応じ、図3中にグラフで示すように、予め設定された対応マップを用いて目標エンジン回転数Netを設定するものである。つまりここでは、アクセルダイヤル15の操作状態Dに応じた大きさのエンジン6の能力(エンジン最大出力)が設定されることになる。
本発明の一実施形態にかかる作業機械の出力制御装置は、図4に示すフローチャートに従って制御を実施する。なお、このフローチャートは、コントローラ1内部において所定周期で適宜繰り返し実行されている。
まず、ステップA10〜A70は、主にエンジン負荷予測部2において実施される内容を示している。
すなわち、一方の油圧ポンプ7aが作動供給を担当する第1の油圧回路における要求流量Q1と、他方の油圧ポンプ7bの作動油供給を担当する第2の油圧回路における要求流量Q2とが算出され、油圧センサ13a,13bで検出された各ポンプ圧Pp1,Pp2をそれぞれに乗算される。これにより、一方の油圧ポンプ7aの負荷動力は、Q1×Pp1となり、他方の油圧ポンプ7bの負荷動力は、Q2×Pp2となる。
続くステップA30では、エンジン負荷予測部2において、アクセルダイヤル15の操作状態Dに応じて、二つの油圧ポンプ7a,7bが出力しうる最大出力がポンプ設定動力Psとして設定される。また、燃料噴射量設定部4においては、操作状態Dに応じて、予め設定された対応マップを用いて目標エンジン回転数Netが設定される。
さらに続くステップA40では、ステップA20〜A30で算出,設定されたポンプ要求動力Pr及びポンプ設定動力Psを用いて、動力補正係数kがk=Ps/Prとして算出され、ステップA50へと進む。なお、このステップでは、図2に示す除算部26における演算内容が実施されることになる。
以上のステップA10〜70により、オペレータによって油圧ポンプ7に要求されている出力の大きさが、エンジン6に作用する負荷の大きさとして予測される。
続くステップA80〜100は、主に電動機制御部3において実施される内容を示している。
ステップA80では、ステップA10で読み込まれた吸気温度Tに基づき補正係数jが設定されるとともに、ステップA70で算出されたエンジン予測負荷Laに基づき目標過給圧Pt′が設定され、過給圧PtがPt=j×Pt′として算出される。このステップA80での制御内容は、図3に示す目標過給圧設定器31〜目標過給圧乗算器33での制御内容に対応している。
さらに続くステップA100では、前ステップで算出された過給圧偏差ΔPに基づいて、モータ制御器19へ制御信号が出力される。つまり、予測された負荷の大きさに応じてターボチャージャ8のモータ9が制御されることになる。なお、ここでの制御内容は、図3に示すモータ回転数制御器35での制御内容に対応している。
さらに、続くステップA110〜120は、主に燃料噴射量設定部4において実施される内容を示している。
ステップA110では、ステップA30で算出された目標エンジン回転数Netから、ステップA10で読み込まれたエンジン回転数Neが減算された、エンジン回転数偏差ΔNeが算出される。ここでの制御内容は、図3に示す回転数偏差演算器42での制御内容に対応しており、その時点でのエンジン回転数Neに加えてどの程度エンジン回転数を上昇させればよいか(出力変動に伴うエンジン回転数Neの変動分がどの程度か)が算出される。
このように、本実施形態にかかる作業機械の出力制御装置によれば、エンジン負荷予測部2で予測されたエンジン6への負荷の大きさに基づいて、電動機制御部3により、モータ9の回転数及び過給量を調節することができる。つまり、エンジン6に対する負荷変動に伴うエンジン回転数Neの変化に先立って過給を行い、エンジン出力を調節することができる。これにより、負荷変動に対してエンジン出力が素早く追随するようになり、エンジン6の応答性を高めることができる。また、負荷変動に対するエンジン出力の追随性を高めることで、エンジン出力を安定化させることができ、例えば、エンジン6のストールを効果的に防止でき、さらに、エンジン6の排ガスが濃くなるようなことも防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば上述の実施形態では、コントローラ1による制御対象として、エンジン制御器12,斜板制御器18及びモータ制御器19の三つの制御器を制御するものが例示されているが、少なくともモータ制御器19のみを制御する構成を備えていればよく、他のエンジン制御器12及び斜板制御器18は必須の構成要素ではない。
2 エンジン負荷予測部(エンジン負荷予測手段)
3 電動機制御部(電動機制御手段)
4 燃料噴射量設定部(燃料噴射量設定手段)
5 ポンプ制御部
6 エンジン
7(7a,7b) 油圧ポンプ
8 ターボチャージャ(過給器)
8a コンプレッサ側インペラー
8b タービン側インペラー
9 モータ(電動機)
10a 吸気通路
10b 排気通路
11 吸気温度センサ(吸気温度検出手段)
12 エンジン制御器(電子ガバナ,燃料噴射量制御手段)
13(13a,13b) 油圧センサ(油圧検出手段)
14(14a〜14d) 操作レバー(作動量設定手段)
15 アクセルダイヤル
16 吸気圧力センサ
17 エンジン回転数センサ
18(18a,18b) 斜板制御器
19 モータ制御器
20 インタクーラ
21a〜21d 要求流量設定器
22a,22b 要求流量加算器
23a,23b 負荷動力乗算器
24 要求動力加算機
25 最大動力設定器
26 除算器
27 制限器(リミッタ)
28 予測負荷乗算器
29a,29b ポンプ流量乗算器
30 コントロールバルブ
31 目標過給圧設定器
32 吸気温度補正器
33 目標過給圧乗算器
34 差圧演算器
35 モータ回転数制御器
41 目標回転数設定器
42 回転数偏差演算器
43 燃料噴射量制御器
44 ゲイン設定器
45 燃料噴射量加算器
50 油圧ショベル(作業機械)
51 下部走行体
52 上部旋回体
53 ブーム装置
54 スティック装置
55 バケット装置
56 作業装置
57 エンジンルーム
58 キャブ
Claims (6)
- 油圧駆動式の作業装置を有する作業機械に搭載されたエンジンと、
該エンジンによって駆動され該作業装置を駆動する油圧ポンプと、
該エンジンの吸気通路上に設けられて該エンジンへ過給空気を供給する過給器と、
該過給器を駆動するための電動機と、
該油圧ポンプに要求されている出力の大きさを該エンジンに作用する負荷の大きさとして予測するエンジン負荷予測手段と、
該エンジン負荷予測手段で予測された該負荷の大きさに基づいて該電動機の回転数を制御する電動機制御手段と
を備えたことを特徴とする、作業機械の出力制御装置。 - 該エンジンへ供給される過給空気の温度を検出する吸気温度検出手段と、
該エンジンにおける燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御手段と、
該吸気温度検出手段で検出された該温度及び該エンジン負荷予測手段で予測された該負荷の大きさに基づいて、該燃料噴射量制御手段で制御される該燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と
をさらに備えたことを特徴とする、請求項1記載の作業機械の出力制御装置。 - 該油圧ポンプから該油圧駆動式の作業装置へ供給される作動油の圧力を検出する油圧検出手段と、
該作業装置の作動量を設定するための作動量設定手段と、をさらに備え、
該エンジン負荷予測手段が、油圧検出手段で検出された該圧力及び該作動量設定手段における該作動量に基づいて、該油圧ポンプに要求されている出力の大きさを予測する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の作業機械の出力制御装置。 - エンジンと、油圧駆動式の作業装置を駆動すべく該エンジンによって駆動される油圧ポンプと、該エンジンの吸気通路上に設けられて該エンジンへ過給空気を供給する過給器と、該過給器を駆動するための電動機とを備えた作業機械の制御方法であって、
該油圧ポンプに要求されている出力の大きさを該エンジンに作用する負荷の大きさとして予測するエンジン負荷予測ステップと、
該エンジン負荷予測ステップで予測された該負荷の大きさに基づいて該電動機の回転数を制御する電動機制御ステップと
を備えたことを特徴とする、作業機械の出力制御方法。 - 該エンジンにおける燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御ステップと、
該エンジンへ供給される過給空気の温度及び該エンジン負荷予測ステップで予測された該負荷の大きさに基づいて、該燃料噴射量制御ステップで制御される該燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定ステップと
をさらに備えたことを特徴とする、請求項4記載の作業機械の出力制御方法。 - 該エンジン負荷予測ステップにおいて、該油圧ポンプから該油圧駆動式の作業装置へ供給される作動油の圧力及び該作業装置の作動量に基づいて、該油圧ポンプに要求されている出力の大きさを予測する
ことを特徴とする、請求項4又は5記載の作業機械の出力制御方法。
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