JP2008007394A - ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 - Google Patents
ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008007394A JP2008007394A JP2006338487A JP2006338487A JP2008007394A JP 2008007394 A JP2008007394 A JP 2008007394A JP 2006338487 A JP2006338487 A JP 2006338487A JP 2006338487 A JP2006338487 A JP 2006338487A JP 2008007394 A JP2008007394 A JP 2008007394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precursor
- perovskite
- oxide
- noble metal
- complex oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Compounds Of Iron (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
結晶化していない前駆体を高効率かつ安価に調製する方法、ならびにこの前駆体を用いた結晶化した貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】Aサイトを占める元素それぞれの、酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体の少なくとも1種を含有する原料と、Bサイトを占める元素それぞれの、酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体の少なくとも1種を含有する原料とを、粉砕媒液中で混合粉砕処理することにより上記前駆体が得られる。また、この前駆体と貴金属塩とを溶媒中で攪拌混合し、生成物を500〜1300℃で熱処理することにより、上記貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物が得られる。
【選択図】なし
Description
ペロブスカイト型複合酸化物」と記す。)の製造方法としては、Aサイトの元素の酸化物とBサイトの元素の酸化物などの固体原料を粉砕混合し、高温加熱により反応させる「固相法」が知られている。
元素を置換固溶させ機能を発現させなければならなくなっている。
法により得られる前駆体を用いる方法、例えば、貴金属以外の元素の金属アルコキシド(アルコキシアルコラート)の有機溶媒溶液と貴金属塩の水溶液とを混合攪拌して前駆体を生成させ、これを500〜800℃程度で焼成する「アルコキシド法」(特開平8−217461号公報:特許文献2)、貴金属以外の元素の鉱酸塩の混合水溶液に沈殿剤を添加し、前駆体の沈殿を生成させ、この沈殿にさらに貴金属塩を添加し、乾燥処理して得られる固形物を400〜700℃で熱処理する「共沈法」(特開2005−179168号公報:特許文献3)、あるいは、貴金属を含む元素の塩化物に水酸化ナトリウムを加え、乾式粉砕処理により前駆体を生成させ、この前駆体を500〜600℃で熱処理後に副生した塩化ナトリウムを水洗除去する方法(特開2005−298251号公報:特許文献4)などが知られている。
の貴金属塩としては、貴金属の有機カルボン酸塩および/またはジケトン錯体、例えばパラジウムアセチルアセトナートを好適に用いることができる。
ペロブスカイト型複合酸化物
本発明におけるペロブスカイト型複合酸化物は、一般式ABO3で表わされる、ペロブ
スカイト型構造を有する複合酸化物である。上記式中、Aサイトは希土類元素(Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu)から選ばれる少なくとも1種の希土類元素で占められ、Bサイトはマンガン(Mn)、鉄(Fe)およびコバルト(Co)からなる群より選ばれる少なくとも1種の元素で占められる。
におけるBサイトに、Pd、Rh、Ptからなる群より選ばれる少なくとも1種の貴金属元素を置換固溶させた化合物である。
AサイトあるいはBサイトに他の成分元素をあとから置換固溶させようとする量に応じて決定すればよく、A/B比が1に限定されるものではない。
本発明において、一般式ABO3におけるAサイトを占める希土類元素の原料(以下「
原料(a)」ともいう。)と、Bサイトを占める元素の原料(以下「原料(b)」ともいう。)とを、粉砕媒液中で混合粉砕処理(以下「湿式粉砕処理」ともいう。)することにより、ペロブスカイト相に結晶化していない、ペロブスカイト型複合酸化物の「前駆体」が生成される。
・原料
上記原料(a)としては、上述したAサイトを占める希土類元素の酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体が挙げられ、これらは結晶質、非晶質のどちらであっても構わない。上記酸化物、水酸化物および酸化水酸化物は、不定比な水和物または結晶水を含
有してもよい。また、これらの酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体は、単独で用いても複数を組み合わせて用いてもよい。
本発明における原料(a)と原料(b)との「湿式粉砕処理」は、通常、混合粉砕機を用いて行われる。この混合粉砕機としては、機械的に粉砕、摩砕の力が働くものであればよく、粉砕容器内に粉砕媒体(例えば、ロッド、シリンダー、ボール、ビーズ)を入れ撹拌して粉砕を行なう転動ボールミル、振動ボールミル、撹拌ボールミル、遊星ボールミル等のボールミルが好適に使用できる。これらボールミルを連続型にした粉砕機(連続型ボールミル)を使用することも推奨される。例えば市販の連続型ボールミルとしては、三井鉱山社製「SCミル」、シンマルエンタープライゼス社製「ダイノーミル」等が挙げられる。また直径1mm以下の非常に小さいボール(ビーズ)を使用できるボールミルなども推
奨される。
O3を、原料(b)としてFeO(OH)を用いて湿式粉砕処理を行う場合、水酸化物とし
て凝集力の強いLa(OH)3・nH2Oが生成し、これにFeO(OH)が混練されつつ強い粉砕応力を受けてLaFeO3の前駆体が生成すると考えられる。ここで、水の添加量を
、複合水酸化物LaFeO3・xH2Oの化学的量論組成であるx=3を満足する量に近づけることにより、前記粒子会合体は良好に発達し、得られた前駆体を熱処理した際のペロブスカイト相への結晶化はより促進される。なお、ここで述べた水の添加量は、酸化物、水酸化物または酸化水酸化物に由来する結晶水が存在する場合は、それを勘案して調整されうるものである。
以上のような湿式粉砕処理により調製される処理物をろ別し、沈殿物を乾燥させること
により、粉末状のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体が得られる。
る貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造に好適に用いることができるが、Aサイトに例えばSrなどの貴金属以外の微量元素を置換固溶させたペロブスカイト型複合酸化物の製造に用いることも可能である。
本発明では、前述したような湿式粉砕処理により得られるペロブスカイト型複合酸化物の前駆体に貴金属塩を添加、混合したのち、熱処理することにより、貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物を製造することができる。なお、この際に用いられる前駆体は、熱処理していない前駆体でもよく、300℃以上700℃未満の温度で熱処理して得られる非晶質相を含む前駆体でもよい。
方が無機塩類に比べて温和に分解し、吹き上がりの心配もないこと、また、無機塩類使用時のような硝酸等の有害な腐食性ガスの発生もなく、クリーンな条件での製造が可能となることなどから、本発明では、貴金属塩としてカルボン酸塩および/またはジケトン錯体を用いることが好ましい。
トン化合物から形成されるPd、Rh、Ptの金属キレート錯体が挙げられる。具体的には、パラジウムアセチルアセトナート[Pd(CH3COCHCOCH3)2]、ロジウムアセ
チルアセトナート[Rh(CH3COCHCOCH3)3]、白金アセチルアセトナート[Pt(
CH3COCHCOCH3)2]などが挙げられる。
濃度3.5mol/Lのアンモニア水1L中に濃度1mol/Lの硝酸第2鉄水溶液1L
を撹拌しながら氷温下で滴下した。この溶液を氷温下で16時間熟成後、ろ過し、沈殿物を200℃で20時間真空乾燥することにより非晶質酸化水酸化鉄[FeO(OH)]の粉末を得た。
(混合粉砕処理)
栗本鐵工所社製遊星ボールミル(窒化珪素製ポット、容積480mL)に、原料粉末La2O313.42g、前記調製により得られた非晶質酸化水酸化鉄[FeO(OH)]7.32g、2mmφ東ソー社製YTZボール(ジルコニアボール)192mL、アセトン75mLおよび水5mLを充填し、公転及び自転回転数5Hzで3時間の湿式粉砕処理を行なった。処理物をろ過し、沈殿物を80℃で12時間、真空乾燥させ、LaFeO3の複合酸
化物の前駆体を得た。
により、LaFeO3の複合酸化物の非晶質相を含む前駆体粉末を得た。
また、このLaFeO3の複合酸化物の前駆体を大気中700℃で2時間の熱処理をす
ることにより、結晶性ペロブスカイト相を含むLaFeO3の複合酸化物粉末を得た。
「前駆体」および「非晶質相を含む前駆体粉末」であることを示している。また、熱処理温度700℃のラインはLaFeO3の強いピークを示しており(○印)、「結晶性ペロ
ブスカイト相を含むLaFeO3の複合酸化物粉末」が得られたことを示している。
セトン75mLおよび30%過酸化水素水5mLを充填し、公転及び自転回転数5Hzで3時間の湿式粉砕処理を行なった。処理物をろ過し、沈殿物を80℃で12時間、真空乾燥させ、LaFeO3の複合酸化物の前駆体を得た。
により、LaFeO3の複合酸化物の非晶質相を含む前駆体粉末を得た。
また、上記LaFeO3の複合酸化物の前駆体を大気中700℃で2時間の熱処理をす
ることにより、結晶性ペロブスカイト相を含むLaFeO3の複合酸化物粉末を得た。
合酸化物粉末」が得られたことを裏付けている。
、マントルヒーターおよび冷却管を用いて加熱還流下2時間の撹拌混合を行ない、その後溶媒を留去して粉末を得た。得られた粉末は、80℃で12時間乾燥後、大気中800℃で1時間の熱処理を行ない、Pd固溶ペロブスカイト型複合酸化物[La1.00Fe0.95P
d0.05O3.00]粉末20.21gを得た。
により、LaFeO3の複合酸化物粉末の非晶質相を含む前駆体粉末20.93gを得た。
次いで、このLaFeO3の複合酸化物の非晶質相を含む前駆体粉末20.93gとパラジウムアセチルアセトナート[Pd(CH3COCHCOCH3)2]1.255gとトルエン400gとを丸底フラスコに入れ、攪拌機(翼)、マントルヒーターおよび冷却管を用いて加熱還流下2時間の撹拌混合を行ない、その後溶媒を留去して粉末を得た。得られた粉末は、80℃で12時間乾燥後、大気中800℃で1時間の熱処理を行ない、Pd固溶ペロブスカイト型複合酸化物[La1.00Fe0.95Pd0.05O3.00]粉末20.21gを得た。
また、これらLaFeO3の複合酸化物の前駆体を大気中700℃で0.5時間の熱処理をすることにより、結晶性ペロブスカイト相を含むLaFeO3の複合酸化物粉末を得た
。表1に700℃で0.5時間の熱処理で得られた粉末の比表面積値を示す。
のピークを持たず、これらが「前駆体」および「非晶質相を含む前駆体粉末」であることを示している。また、図7は熱処理温度700℃のX線回折図形を示し、LaFeO3の
強いピークを示しており(○印)、「結晶性ペロブスカイト相を含むLaFeO3の複合
酸化物粉末」が得られたことを示している。これらのうち、MEK(メチルエチルケトン)、i−PrOH(2−プロパノール)、n−BuOH(1−ブタノール)およびTHF(テトラヒドロフラン)のX線回折図形におけるLaFeO3のピークは、DMSO(ジ
メチルスルホキシド)およびi−PrOH(2−プロパノール)と比較してより明瞭であり、得られたLaFeO3の結晶性がより高いことを示している。
濃度3.5mol/Lのアンモニア水1L中に濃度1mol/Lの硝酸第2鉄水溶液1L
を撹拌しながら氷温下で滴下した。この溶液を氷温下で16時間熟成後、ろ過し、沈殿物を25時間凍結乾燥後、120℃で17時間の通風乾燥、150℃で5時間の真空乾燥を行ない非晶質酸化鉄の水和物[Fe2O3・0.66H2O]の粉末を得た。
(混合粉砕処理)
栗本鐵工所社製遊星ボールミル(窒化珪素製ポット、容積480mL)に、原料粉末Ln2O3(Ln;La,Sm,Gd,Dy,Yb)あるいはPr6O11と、前記調製により
得られた非晶質酸化鉄の水和物[Fe2O3・0.66H2O]とアセトンおよび水を表2に示す重量で充填し、更に2mmφ東ソー社製YTZボール(ジルコニアボール)192mLを加え、公転及び自転回転数6Hzで3時間の湿式粉砕処理を行なった。処理物をろ過し、沈殿物を85℃で12時間、真空乾燥させ、5種類のLnFeO3あるいはPrFe
O3の複合酸化物の前駆体を得た。
はPrFeO3の複合酸化物粉末を得た。
図8は熱処理温度85℃、図9は400℃のX線回折図形を示し、LnFeO3あるい
はPrFeO3のピークを持たず、これらが「前駆体」および「非晶質相を含む前駆体粉
末」であることを示している。また、図10は熱処理温度700℃のX線回折図形を示し,LnFeO3あるいはPrFeO3の強いピークを示しており(○印)、「結晶性ペロブスカイト相を含むLnFeO3あるいはPrFeO3の複合酸化物粉末」が得られたことを示している。
よび水5.7mLを充填し、更に2mmφ東ソー社製YTZボール(ジルコニアボール)
192mLを加え、公転及び自転回転数6Hzで3時間の湿式粉砕処理を行なった。処理物をろ過し、沈殿物を85℃で12時間、真空乾燥させ、PrFeO3の複合酸化物の前
駆体を得た。
により、PrFeO3の複合酸化物の非晶質相を含む前駆体粉末を得た。
また、このPrFeO3の複合酸化物の前駆体を大気中700℃で1時間の熱処理をす
ることにより、結晶性ペロブスカイト相を含むPrFeO3の複合酸化物粉末を得た。
熱処理温度85℃および400℃のラインはPrFeO3のピークを持たず、これらが
「前駆体」および「非晶質相を含む前駆体粉末」であることを示している。また、熱処理温度700℃のラインはPrFeO3の強いピークを示しており(○印)、「結晶性ペロ
ブスカイト相を含むLaFeO3の複合酸化物粉末」が得られたことを示している。
により、LaMO3(M;Mn,Co)の複合酸化物の非晶質相を含む前駆体粉末を得た。
これら前駆体およびその熱処理により生成した粉末の、比表面積値を表5に、X線回折図形を図12から図14に示す。
Claims (11)
- 一般式ABO3(式中、Aは希土類元素から選ばれる少なくとも1種の元素で占められ、Bはマンガン、鉄、コバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素で占められる。)で表わされるペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法であって、
少なくとも、Aサイトを占める元素の酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体の少なくとも1種を含有する原料(a)と、Bサイトを占める元素の酸化物、水酸化物、酸化水酸化物および金属単体の少なくとも1種を含有する原料(b)とを、水系溶媒中で混合粉砕処理することを特徴とする、ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法。 - 一部または全部が金属単体である上記原料(a)および(b)を水系溶媒中で混合粉砕処理をする際に酸化剤を使用することを特徴とする、請求項1に記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法。
- 上記酸化剤が過酸化水素水であることを特徴とする、請求項2に記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法。
- 上記Aサイトを占める元素がY、La、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Ybからなる群より選ばれる少なくとも1種の希土類元素であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法。
- 上記Aサイトを占める元素がLaであり、上記Bサイトを占める元素が鉄であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体を300℃以上700℃未満の温度で熱処理することを特徴とする、ペロブスカイト型複合酸化物の非晶質相を含む前駆体の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体を400〜1300℃の温度で熱処理することを特徴とする、結晶性ペロブスカイト相を含むペロブスカイト型複合酸化物の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のペロブスカイト型複合酸化物の前駆体に貴金属塩を添加し、酸化雰囲気中500〜1300℃の温度で熱処理することを特徴とする貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法。
- 請求項6に記載のペロブスカイト型複合酸化物の非晶質相を含む前駆体に貴金属塩を添加し、酸化雰囲気中500〜1300℃の温度で熱処理することを特徴とする貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法。
- 上記貴金属塩が、貴金属の有機カルボン酸塩および/またはジケトン錯体であることを特徴とする、請求項8または9に記載の貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法。
- 上記貴金属塩がパラジウムアセチルアセトナートであることを特徴とする、請求項10に記載の貴金属固溶ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006338487A JP5110868B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005363235 | 2005-12-16 | ||
JP2005363235 | 2005-12-16 | ||
JP2006009140 | 2006-01-17 | ||
JP2006009140 | 2006-01-17 | ||
JP2006153907 | 2006-06-01 | ||
JP2006153907 | 2006-06-01 | ||
JP2006338487A JP5110868B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008007394A true JP2008007394A (ja) | 2008-01-17 |
JP5110868B2 JP5110868B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=39065920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006338487A Active JP5110868B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5110868B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009209029A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-09-17 | Ibaraki Univ | ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
JP2011046592A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-03-10 | Ibaraki Univ | バナデート系複合酸化物の製造方法 |
JP2011078891A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Equos Research Co Ltd | 触媒用担体材料の処理方法及び電極用触媒 |
JP2011140427A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Ibaraki Univ | 複合酸化物粉末の製造方法 |
JP2012025593A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Ibaraki Univ | セリア系複合酸化物の製造方法 |
JP2012144382A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Ibaraki Univ | バナデート系複合酸化物の製造方法 |
WO2013073711A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2013-05-23 | 独立行政法人科学技術振興機構 | アモルファス導電性酸化物膜の形成方法 |
CN113769758A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-12-10 | 重庆海尔热水器有限公司 | 一种co净化器的制备方法及co净化器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0952773A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-25 | Nara Kikai Seisakusho:Kk | 複合酸化物セラミックスの製造方法 |
JP2001143525A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-05-25 | Nissan Motor Co Ltd | 固体電解質、その製造方法、並びに該固体電解質を用いた燃料電池 |
JP2002284531A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | National Institute For Materials Science | ランタン・鉄複合酸化物の製造方法 |
JP2004221519A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-08-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | サーミスタ素子用焼結体及びその製造方法、並びにサーミスタ素子、温度センサ |
JP2005169315A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk | 合成粉体製造方法 |
JP2005179168A (ja) * | 2003-03-28 | 2005-07-07 | Dowa Mining Co Ltd | ペロブスカイト型複合酸化物およびその製造方法 |
-
2006
- 2006-12-15 JP JP2006338487A patent/JP5110868B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0952773A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-25 | Nara Kikai Seisakusho:Kk | 複合酸化物セラミックスの製造方法 |
JP2001143525A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-05-25 | Nissan Motor Co Ltd | 固体電解質、その製造方法、並びに該固体電解質を用いた燃料電池 |
JP2002284531A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | National Institute For Materials Science | ランタン・鉄複合酸化物の製造方法 |
JP2004221519A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-08-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | サーミスタ素子用焼結体及びその製造方法、並びにサーミスタ素子、温度センサ |
JP2005179168A (ja) * | 2003-03-28 | 2005-07-07 | Dowa Mining Co Ltd | ペロブスカイト型複合酸化物およびその製造方法 |
JP2005169315A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk | 合成粉体製造方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009209029A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-09-17 | Ibaraki Univ | ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
JP2011046592A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-03-10 | Ibaraki Univ | バナデート系複合酸化物の製造方法 |
JP2011078891A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Equos Research Co Ltd | 触媒用担体材料の処理方法及び電極用触媒 |
JP2011140427A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Ibaraki Univ | 複合酸化物粉末の製造方法 |
JP2012025593A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Ibaraki Univ | セリア系複合酸化物の製造方法 |
JP2012144382A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Ibaraki Univ | バナデート系複合酸化物の製造方法 |
WO2013073711A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2013-05-23 | 独立行政法人科学技術振興機構 | アモルファス導電性酸化物膜の形成方法 |
CN103946930A (zh) * | 2011-11-18 | 2014-07-23 | 独立行政法人科学技术振兴机构 | 无定形导电性氧化物膜的形成方法 |
JPWO2013073711A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2015-04-02 | 独立行政法人科学技術振興機構 | アモルファス導電性酸化物膜の形成方法 |
CN113769758A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-12-10 | 重庆海尔热水器有限公司 | 一种co净化器的制备方法及co净化器 |
CN113769758B (zh) * | 2021-07-29 | 2024-01-09 | 重庆海尔热水器有限公司 | 一种co净化器的制备方法及co净化器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5110868B2 (ja) | 2012-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5110868B2 (ja) | ペロブスカイト型複合酸化物の前駆体の製造方法およびペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 | |
JP5066090B2 (ja) | 金属(m1)酸化物粒子の表面に金属(m2)酸化物超微粒子をコートする方法 | |
JP2009528974A (ja) | 複数のキレート前駆体を用いたセラミック粉末の製造方法 | |
JP2010240646A (ja) | 水素製造触媒およびそれを用いた水素製造方法 | |
JP2010099638A (ja) | 触媒、排ガス浄化用触媒及び触媒の製造方法 | |
WO2005058490A9 (ja) | 触媒組成物 | |
CN101998933B (zh) | 复合氧化物 | |
JPWO2020195973A1 (ja) | ジルコニア系多孔質体 | |
JP2013129554A (ja) | 複合酸化物、その製造法及び排ガス浄化用触媒 | |
JP4972868B2 (ja) | 表面修飾されたセリア・ジルコニア系水和酸化物、その酸化物及びそれらの製造方法並びに用途 | |
WO2017094688A1 (ja) | 炭化水素の水蒸気改質触媒 | |
PL240446B1 (pl) | Związek tlenkowy na bazie perowskitu do magazynowania tlenu oraz sposób jego przygotowania | |
JP5907482B2 (ja) | セリア系複合酸化物の製造方法 | |
JP4604211B2 (ja) | ペロブスカイト型複合酸化物およびその製造方法ならびにこれを用いた触媒 | |
JP5690372B2 (ja) | 酸化鉄−ジルコニア系複合酸化物およびその製造方法 | |
JP5147573B2 (ja) | ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 | |
JP5737954B2 (ja) | バナデート系複合酸化物の製造方法 | |
JP6322218B2 (ja) | 酸素吸蔵材料及びその製造方法 | |
JP2011046592A (ja) | バナデート系複合酸化物の製造方法 | |
JP2010069451A (ja) | ペロブスカイト型酸化触媒およびその製造方法 | |
JP2005187311A (ja) | ペロブスカイト型複合酸化物の製造法およびその方法に使用する前駆体物質。 | |
CN101462060A (zh) | 纳米钙钛矿型稀土氧化物的制备方法 | |
CN108502924B (zh) | 一种金属元素掺杂BiOF材料的制备方法及其应用 | |
JP2003275580A (ja) | 酸素貯蔵材 | |
JP6941315B2 (ja) | ペロブスカイト型複合酸化物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110519 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121009 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5110868 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |