JP2008007270A - コンテナターミナルの受付システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテナターミナルに来構する外来シャシの運転手の入構の許否判断を、手続を煩雑にすることなく、既存の設備等を変更することもなく、簡単に行えるようにするコンテナターミナルの受付システムを提供する。
【解決手段】 来構した外来シャシ5の運転手がゲート受付装置14に持参した記録媒体を供すると、ゲート10に待機しているチェッカーPに対して運転手の認証指令が該チェッカーPが所持しているハンディターミナルを介して発せられ、いずれかのチェッカーPが運転手のIDカードや運転免許証等の確認により認証作業を行う。認証作業が完了したならば、ハンディターミナルを介して完了を通知し、ゲート受付装置14による荷役作業の受付手続を行う。
【選択図】図3

Description

この発明は、コンテナターミナルに入構する外来シャシの受付処理を行うに際して、特にこの外来シャシの運転手の入構の許否を判断するのに適したコンテナターミナルの受付システムに関する。
コンテナターミナルは海上輸送と陸上輸送との異種輸送手段間の接点となる施設で、これら異種輸送手段間でコンテナの積み込み、積み卸し等を行うことを主たる機能としている。このため、積み込み、積み卸しに待機するコンテナを一時的に保管するコンテナヤードを備えている。すなわち、コンテナヤードには、岸壁に接岸したコンテナ船に積み込み、コンテナ船から積み卸しされた、及び陸上輸送のシャシに積み込み、シャシから積み卸しされたコンテナが保管されている。
コンテナヤードに保管されたコンテナには、コンテナ船から積み卸しされた輸入貨物が収容されて、荷主により搬出される搬出コンテナと、輸出貨物が収容されて、荷主により搬入された搬入コンテナ、貨物を収容していない空コンテナがある。これらのうち、搬出コンテナと搬入コンテナとは、確実に輸入元の荷主に搬送され、確実に輸出国行きのコンテナ船に積み込まれなければならないから、搬出又は搬入のためにコンテナターミナルに来構した外来シャシに対して、誤ったコンテナを搬出したり、誤った位置にコンテナを搬入することがないよう、入口ゲートで外来シャシが向かうべき蔵置位置が指定される等の諸手続を行う必要がある。
図5は、この発明に係るゲートを具備させるのに適したコンテナターミナル1の概略平面図である。コンテナターミナル1は、岸壁2に接岸したコンテナ船3に積み込み、またはコンテナ船3から積み卸しされたコンテナ4が保管されている。コンテナ4は多数個が整列されてコンテナブロック4aを形成し、このコンテナブロック4aがさらに整列されて配置されている。このコンテナ4を、コンテナターミナル1と荷主との間で搬送するために前記シャシ5が用いられ、コンテナブロック4aに蔵置されたコンテナ4をシャシ5に対して積み込み、積み卸しを行うにはコンテナクレーン6が用いられる。なお、シャシ5には、前述したように荷主との間でコンテナ4を搬送する外来シャシと、コンテナターミナル1におけるコンテナ4の搬送に用いられる構内シャシとがある。
前記シャシ5のうち荷主との間で搬送を行う外来シャシ5は、コンテナターミナル1に入構する際には複数の入口ゲートGiのうちの所定のゲートGiを通過して所定の手続を行う必要がある。また、この手続は外来シャシ5の目的により異なるものである。すなわち、外来シャシ5は、輸出用貨物が収容されている輸出実入りコンテナ4を積載したもの、空のコンテナ4を積載したもの、輸入用実入りコンテナ4または空コンテナ4を受け取るためにコンテナ4が積載されていないものとの3種類があり、それぞれで入構の際の手続が異なっている。また、コンテナターミナル1によっては、入口ゲートGiが退構用のゲートを兼用するものと、入口ゲートGiとは別に出口ゲートGoとサブゲートGsが設けられているものがある。出口ゲートGoは退構する外来シャシ5が通過するゲートで、輸入品が収容された実入りコンテナ4が積載されている外来シャシ5用であり、サブゲートGsは空のコンテナ4を積載した外来シャシ5とコンテナ4を積載していない外来シャシ5用のものである。すなわち、輸入品を搬出する場合には保税手続との関係で、コンテナ4の封印等が確認された状態で所定の手続を経た後に外来シャシ5の退構が認められ、空のコンテナ4やコンテナ4を積載されていない場合には保税手続等が不要であるから、それぞれ退構のためのゲートが異なっている。
搬出のために前記外来シャシ5が向かうべき、搬出に係るコンテナ4の蔵置位置や、搬入のためにコンテナ4の積み卸しを行うべき蔵置位置等の荷役管理は、前記入口ゲートGiの側方に設けられている管理棟8において行われており、サーバーコンピュータ等の管理装置や必要な人員が配されている。
外来シャシ5が入構する際に通過するコンテナターミナルゲートで行う際の手続の処理能力を向上させるものとして、例えば特許文献1に開示されているコンテナターミナルゲートのゲート管理方法とゲート管理装置がある。このゲート管理方法は、ゲート係員にチェッカ端末を携帯させる端末準備工程と、前記チェッカ端末が検査対象のコンテナのコンテナ番号とシール番号とを表示する番号表示工程と、前記ゲート係員に前記コンテナ番号と前記シール番号とを基に前記コンテナの目視検査をさせるコンテナ検査工程と、前記ゲート係員に前記目視検査の検査結果を前記チェッカ端末に入力させる検査結果入力工程と、を備えたものである。
また、本件出願人は、リライトカードを利用したゲート受付システムを提案している(特許文献2参照)。このゲート受付システムは、コンテナターミナルの管理センターなどに設置されたサーバと、ゲートなどに設けられた受付端末とを有すると共に、ゲートには入出力手段が設けられている。外来シャシの乗務員が持参したリライトカードを入出力手段に装填すると、リライトカードに記憶されているヘッドIDが読み出されて、読み出された情報が受付端末に転送される。受付端末は、サーバのマスタ部を検出して入構の許否を判定する。入構が許可される場合には、サーバから作業予定とコンテナ情報を読み出し、受付処理を行い、コンテナの蔵置先、即ち外来シャシの進入先の情報を、作業内容などと共に、入出力手段を介して前記リライトカードの表示部に印字するようにしたものである。
特開2004−107031 特開2005−206290
前記特許文献1、2に開示された発明は、いずれもコンテナと積荷等との関係で、外来シャシの受付作業の円滑化を図るようにしたものである。しかしながら、外来シャシの運転手や乗務員を認証することは行われていない。例えば、コンテナヤードに蔵置されたコンテナ4を搬出するために外来シャシ5が来構した場合、この外来シャシ5の運転手が入構を許可されていない者である場合で、運転手に悪意があったりする場合には、コンテナ4に収容されている積荷が盗難にあうおそれがある。近年、様々な場所に入場する場合に、セキュリティ対策が採られており、入場する人物について入場の許否が確認されるようになっている。コンテナターミナルも同様で、コンテナターミナルにおける作業員や事務員などに関しては、入場の許否の認証が行われている。しかし、コンテナターミナルにコンテナの搬出入のために来構した外来シャシ5については、前述したように、積荷に関する搬出入の情報が確認されて入構の許否が判断されることになるが、当該外来シャシ5の運転手については何ら確認作業がなされていない。
運転手の確認作業を、ゲートにおける管理装置や入出力装置によって自動化して行うとすると、確認作業が厳密となってしまいゲートにおける受付処理の円滑性が損なわれて、来構した外来シャシが渋滞するおそれがある。また、例えばIDタグを運転手に配布して、非接触による高速認証を行おうとすると、コンテナターミナルに出入する運送業者が多数であると共に、運送業者は複数箇所のコンテナターミナルに出入することになるため、前記IDタグや認証処理の仕様の統一化が必要となり、各コンテナターミナルにおける管理システムの統一化を図る必要がある等、実現の可能性が乏しい。さらに、ゲートに配されたクラークあるいはチェッカー等の認証作業員により抜き打ち的に確認することも考えられるが、人手によるため複数のレーンについての抜き打ちについて均等性を確保しにくく、ゲート全体では偏って認証作業が行われる可能性があると共に、抜き打ち的であるため、セキュリティ対策としては確実性が劣ることになってしまう。
そこで、この発明は、コンテナターミナルに来構した外来シャシの全てについて均一な割合で運転手の認証を行えるようにすると共に、異なるコンテナターミナル間における仕様等の統一化も必要がなく、しかも極力少ない人員で運転手の認証を行うことができるようにしたコンテナターミナルの受付システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係るコンテナターミナルの受付システムは、コンテナターミナルへ搬入しまたはコンテナターミナルから搬出すべきコンテナと、該コンテナに収容されている貨物に関する情報が予め記録された、外来シャシの運転手が持参する記録媒体と、前記記録媒体に記録された情報を読み出し、必要な情報を該記録媒体に書き込む、コンテナターミナルのゲートに配されたゲート受付装置と、前記ゲートに配されて、必要に応じて所望の作業を行う作業員と、前記作業員が所持して該作業員に対する認証指令を行い、作業員が指令の応答と実行とを通知する端末装置とを備え、前記外来シャシが来構して前記ゲート受付装置に前記記録媒体が供されると、前記貨物及びコンテナの搬出入に関する情報に基づく荷役作業の指示に先立って、前記端末装置を介して該外来シャシの運転手を認証する運転手認証指令を前記作業員に対して行い、作業員は運転手認証指令に対する応答と運転手認証作業の完了とを前記端末装置から通知することを特徴としている。
コンテナの搬出入のためにコンテナターミナルに来構した外来シャシの運転手は、持参したリライトカード等の記録媒体を、通過すべきゲートに備えられているゲート受付装置に供する。これにより、ゲート受付装置は、外来シャシが来構したことを検出し、予め設定された割合で、即ち、全外来シャシに対して、または適当な割合で、この外来シャシの運転手の認証を行うべきことを出力する。これにより、チェッカー等の作業員が所持している端末装置に、運転手認証指令が表示される。作業員はこの認証指令を受信した旨を端末装置を操作することによって応答を通知して、前記外来シャシの運転手が、コンテナターミナルへの入構を許可されている者であるか否かを確認する。例えば、運転手に予め貸与したIDカードや運転手が所持している運転免許証等を作業員が確認することにより行われる。運転手の認証が完了したならば、作業員は完了の旨を端末装置を操作して通知する。これにより、ゲート受付装置は当該外来シャシのコンテナの搬出入に関する処理を行って、外来シャシが向かうべきコンテナターミナルにおける蔵置位置等を指示する。
また、請求項2の発明に係るコンテナターミナルの受付システムは、前記ゲート受付装置と前記端末装置とのそれぞれとの間で、コンテナターミナルの運営に関する種々の情報を交換する管理装置を備え、前記端末装置と管理装置との間における情報の交換を無線通信によって行い、前記記録媒体が供されたゲート受付装置からの外来シャシの来構情報によって前記管理装置から、前記端末装置であって待機状態にある作業員の端末装置に来構した外来シャシの運転手認証指令を行い、前記運転手認証指令に対する作業員の応答を前記端末装置により行って前記管理装置に該応答を通知し、前記応答を受けた管理装置は、適宜な作業員に対して認証作業指令を行い、該認証作業指令を受けた作業員は、運転手の認証を行った後、認証完了を前記端末装置から前記管理装置に通知し、前記管理装置は認証完了によって前記ゲート受付装置に、コンテナの搬出入に関する作業の指示を行うことを特徴としている。
コンテナターミナルは、前述したように、広い蔵置エリアに多数のコンテナが蔵置されるものであるため、これらコンテナと該コンテナに収容された貨物、その貨物の荷主、運搬業者、該コンテナの出荷国等の情報が確実に管理される必要があり、これらの情報の管理が、例えば前記管理棟8に備えられた管理装置によって行われている。この管理装置では、コンテナターミナルに来構した外来シャシやその搬出入作業等に関する情報が保存されており、これらの情報がゲートに備えられたゲート受付装置との間で交換されるようにして、前記外来シャシの搬出入作業が管理されるようにしてある。外来シャシの来構時における情報を、前記ゲート受付装置からそれぞれの端末装置に通知するようにしても構わないが、前記管理装置を介して、ゲート受付装置と作業員が所持する端末装置との間の情報を交換するようにしたものである。端末装置は作業員と共に移動するから、管理装置と端末装置との間の情報の交換は無線通信によって行うようにしたものである。
また、請求項3の発明に係るコンテナターミナルの受付システムは、前記運転手認証指令は、待機状態にある作業員の端末装置に対して発信し、最初に当該指令に対する応答をした作業員がこの運転手認証作業を行い、該作業員以外の作業員は待機状態とすることを特徴としている。
作業員の数は、来構する外来シャシが多数の場合には全てのゲートで受付業務が行われる必要があるから、ゲート数と等しい人数が配置されることが好ましいが、受付業務の無人化のためには、極力少ない作業員数であることが好ましい。これらの作業員で外来シャシの運転手の認証作業をおこなうため、いずれの作業員に認証作業を行うことを指令するかが、受付業務の円滑化にとって重要となる。そこで、待機状態にある作業員に対して運転手認証指令を発することが好ましく、さらに、運転手認証指令を受けた待機作業員のうちの最初に応答した作業員に対して運転手の認証作業を行わせるようにしたものである。
この発明に係るコンテナターミナルの受付システムによれば、作業員によって確実に外来シャシの運転手を認証することができるから、コンテナターミナルのセキュリティを向上させることができる。しかも、コンテナターミナルのそれぞれについてシステムの統一化等を図る必要がないから、早急に実現させることができる。また、抜き打ちによるものでないため、恣意的な認証作業とならず、認証の確実性を向上させることができる。さらに、運転手に貸与されたIDカードや運転免許証などを作業員によって認証するため、認証作業を、確実、かつ、迅速に行うことができて、ゲートでの渋滞を極力抑制することができる。
また、請求項2の発明に係るコンテナターミナルの受付システムによれば、既存の管理装置に運転手に認証に関する情報処理を追加することにより実装させることができるから、設備コスト等を上昇させることがなく、容易に実現させることができる。
また、請求項3の発明に係るコンテナターミナルの受付システムによれば、応答が早い作業員により認証作業を行うことにより、認証作業をより迅速に行わせて、円滑なゲート受付作業を行うことができる。
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいて、この発明に係るコンテナターミナルの受付システムを具体的に説明する。
図3はコンテナターミナル1のゲート10を示す概略の平面図であり、図4は図3のレーン11に外来シャシ5が進入した状態を示す側面図である。ゲート10には、コンテナターミナル1の規模に応じた数のレーン11が備えられており、外来シャシ5は来構目的に応じて指定されたレーン11に進入する。なお、図3には8本のレーンを示してあり、それぞれにa〜hの添え字を付してある。各レーン11は外来シャシ5が進入する通路12と、該通路12の側方であって外来シャシ5の運転席側に配されたプラットホーム13とが設けられている。プラットホーム13には、レーン11内の所定の位置で停車した外来シャシ5のキャブの近傍に臨んでゲート受付装置14が設けられている。なお、該ゲート受付装置14を運転席に臨んだ状態に設けて、運転手が降車することなく、運転席に座った状態で操作して諸手続を行えるようにしたものもある。このゲート受付装置14は、例えば外来シャシ5の運転手が持参したリライトカードなどの記録媒体を供することにより、該記録媒体に記録された情報を読み出し、さらに必要な情報を記録媒体に書き込むようにしてある。特に、記録媒体にリライトカードが用いられる場合には、必要な情報が印字されることにより運転手がその情報を視認することができて、汎用性が良好なものとなる。
前記ゲート受付装置14と、例えば前記管理棟8に備えられたサーバーコンピュータ等からなる管理装置20とが接続されており、必要な情報の交換が行われるようにしてある。すなわち、図2に示すように、管理装置20を中心として構成され、前記各レーン11a〜11hに対応したゲート受付装置14が、それぞれ管理装置20と接続されている。なお、この接続は、ゲート受付装置14が、固定式のものであればケーブルによって接続し、移動式のものであれば無線通信によって接続する。また、前記管理装置20とハンディターミナル21との間で無線通信を介して情報が交換されるようにしてある。また、ゲート受付装置14にはタッチパネル等の入出力手段が備えられており、前記管理装置20からの情報をパネルに表示し、パネルタッチによる操作により運転手等から必要な情報を管理装置20に送出することができるようにしてある。
前記ハンディターミナル21はゲート10において種々の作業を行うために待機しているクラークあるいはチェッカーP等の作業員が所持しており、例えば、このハンディターミナル21の表示部に作業員への作業指示に関して前記管理装置20から送出された情報が表示され、タッチペンやキーボタン等の入力手段により入力された作業に関する情報を管理装置20に送出することにより、各種の情報の交換を行うことができるようにしてある。
以上により構成されたこの発明に係るコンテナターミナルの受付システムを、図1を参照して、その作用を具体的に説明する。なお、図3に示すように、8個のゲート11a〜11hに対して8人以下であるn人の作業員としてのチェッカーP1、…、Pnが担当しているものとする。
外来シャシ5が来構すると、運転手は持参したリライトカード等の記録媒体を通過すべきレーン11iに設置されている前記ゲート受付装置14iに供する(ステップ101)。この場合、例えばゲート受付装置14の挿入口から記録媒体を挿入したり、あるいは記録媒体に印字されているバーコード等の識別記号をゲート受付装置14の情報読み取り部に押し当てて、この記録媒体に記録されている情報を読み出す。記録媒体を供されたゲート受付装置14iは外来シャシ5が来構したことを前記管理装置20に通知し、管理装置20は認証が必要な数に達したか否かを確認し(ステップ102)、認証が必要な数に達していない場合には(ステップ102/NO)、ゲート受付装置14iに認証不要の指示を返して、運転手に受付作業の継続を促す(ステップ112)。認証が必要な数に達した場合には(ステップ102/YES)、ゲート受付装置14iが有している図示しない表示部に、運転手に待機すべき旨を表示する(ステップ103)。この表示は、例えば、「チェッカーにより認証を受けて下さい。」等の文言を表示したり、予め設けられている表示内容を指示するランプを点灯させたりして、運転手が把握できるようにすればよい。管理装置20は作業に従事していない待機状態にあるチェッカーPを確認する(ステップ104)。このとき、待機状態にあるチェッカーPが存しない場合には、管理装置20はいずれかのチェッカーPが従事中の作業を完了して待機状態となるまで待機する。待機状態にあるチェッカーPが存する場合には、それらのチェッカーPが所持している端末装置であるハンディターミナル21に認証指示情報を出力する(ステップ105)。この場合、待機状態にあるチェッカーPが複数人である場合には、それら全てのチェッカーPのハンディターミナル21に認証指示情報を出力する。この認証指示情報を受信したチェッカーPであって、認証作業を担当できるチェッカーPjはその旨をハンディターミナル21jに入力する(ステップ106)。これは、例えばハンディターミナル21jが備えた入力手段から「了解」等の文言を入力したり、予め設定されている押しボタンを操作することにより入力する。この入力された信号が前記管理装置20で受信されると、チェッカーPにより応答されたことが確認され、最初に応答信号を受信したチェッカーPjのハンディターミナルに対して運転手の認証作業指示を、対象のレーン番号とともに出力する(ステップ107)。
運転手の認証作業の指示を受けたチェッカーPj以外のチェッカーPに対しては、管理装置20から待機指示を行ってその旨をハンディターミナル21に表示する(ステップ108)。そして、運転手の認証指示を受けたチェッカーPjは、図4に示すように、該当する外来シャシ5が存しているレーン11iに移動して、その運転手に対して認証作業を行う(ステップ109)。これは、例えば、予め運転手に貸与してあるIDカードや運転手が所持している運転免許証等を視認して運転手の身分等を確認することにより行う。この際、例えばIDカードの識別番号や運転免許証の番号等を予め管理装置20に登録してあれば、チェッカーPjはこれらの番号をハンディターミナル21を介して照会することにより行うことができる。
運転手の認証作業が終了したならば、担当したチェッカーPjは終了した旨をハンディターミナルに入力して管理装置20に通知する(ステップ110)。管理装置20は運転手の認証作業が終了した外来シャシ5が通過するレーン11iにある前記ゲート受付装置14iに対して受付手続の続行を指示し、該ゲート受付装置14iの表示部に認証作業が終了したことと、コンテナターミナル1におけるコンテナ4の搬出入についての荷役作業に関する受付作業を開始する旨を表示して(ステップ111)、運転手に受付手続の継続を促すことになる(ステップ112)。そして、運転者は所定の操作を、ゲート受付装置14の入力手段を介して行い、入構の許可を受けて所定の荷役作業を行うよう、外来シャシ5をコンテナターミナル1内に進入させる。
以上に説明した実施形態では、運転手の認証に関する指令や情報の交換を、前記管理棟8に備えられた管理装置20を介して、ゲート受付装置14とハンディターミナル21との間で行うものとして説明したが、運転手の認証に関する指令と認証完了の情報の交換を行うものであるから、レーン単位で認証の割合を管理する場合は、管理装置20を介することなく、ゲート受付装置14とハンディターミナル21との間で直接情報交換を行える受付システムとすることもできる。
この発明に係るコンテナターミナルの受付システムによれば、簡単なシステムで運転手を確実に認証することができるので、コンテナターミナルにおけるセキュリティを向上させることができる。しかも、各コンテナターミナルにおいて規格等を統一化する必要がないから、既存のコンテナターミナルに容易に実施させることができ、セキュリティ対策に迅速に対応することができる。
この発明に係るコンテナターミナルの受付システムにおける運転手の認証作業の手順を説明するフローチャートである。 この発明に係るコンテナターミナルの受付システムの概略の構成を示すブロック図である。 この発明に係るコンテナターミナルの受付システムを導入するのに適したコンテナターミナルゲートの概略を示す平面図である。 この発明に係るコンテナターミナルの受付システムを導入するのに適したコンテナターミナルゲートの一のレーンを示す概略の側面図である。 一般的なコンテナターミナルの構造を説明する平面図である。
符号の説明
1 コンテナターミナル
3 コンテナ船
4 コンテナ
5 シャシ
Gi 入口ゲート
Go 出口ゲート
Gs サブゲート
8 管理棟
10 ゲート
11a〜11h レーン
12 通路
13 プラットホーム
14 ゲート受付装置
20 管理装置
21 端末装置
P 作業員

Claims (3)

  1. コンテナターミナルへ搬入しまたはコンテナターミナルから搬出すべきコンテナと、該コンテナに収容されている貨物に関する情報が予め記録された、外来シャシの運転手が持参する記録媒体と、
    前記記録媒体に記録された情報を読み出し、必要な情報を該記録媒体に書き込む、コンテナターミナルのゲートに配されたゲート受付装置と、
    前記ゲートに配されて、必要に応じて所望の作業を行う作業員と、
    前記作業員が所持して該作業員に対する認証指令を行い、作業員が指令の応答と実行とを通知する端末装置とを備え、
    前記外来シャシが来構して前記ゲート受付装置に前記記録媒体が供されると、前記貨物及びコンテナの搬出入に関する情報に基づく荷役作業の指示に先立って、前記端末装置を介して該外来シャシの運転手を認証する運転手認証指令を前記作業員に対して行い、作業員は運転手認証指令に対する応答と運転手認証作業の完了とを前記端末装置から通知することを特徴とするコンテナターミナルの受付システム。
  2. 前記ゲート受付装置と前記端末装置とのそれぞれとの間で、コンテナターミナルの運営に関する種々の情報を交換する管理装置を備え、
    前記端末装置と管理装置との間における情報の交換を無線通信によって行い、
    前記記録媒体が供されたゲート受付装置からの外来シャシの来構情報によって前記管理装置から、前記端末装置であって待機状態にある作業員の端末装置に来構した外来シャシの運転手認証指令を行い、
    前記運転手認証指令に対する作業員の応答を前記端末装置により行って前記管理装置に該応答を通知し、
    前記応答を受けた管理装置は、適宜な作業員に対して認証作業指令を行い、
    該認証作業指令を受けた作業員は、運転手の認証を行った後、認証完了を前記端末装置から前記管理装置に通知し、
    前記管理装置は認証完了によって前記ゲート受付装置に、コンテナの搬出入に関する作業の指示を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテナターミナルの受付システム。
  3. 前記運転手認証指令は、待機状態にある作業員の端末装置に対して発信し、最初に当該指令に対する応答をした作業員がこの運転手認証作業を行い、該作業員以外の作業員は待機状態とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテナターミナルの受付システム。
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