JP2008005951A - 生地の縫製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸を縫い目を切り替えることなく、生地の特性や縫製方向に応じて、糸の張力が最適な値となるように調整して縫製を行うことが可能な生地の縫製方法を提供する。
【解決手段】糸の張力を調整する糸張力調整手段と、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する糸の張力値が記憶された記憶手段を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であり、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、前記記憶手段に入力された情報に基づいて、糸の張力値を決定する糸張力決定工程と、前記糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、を備えた生地の縫製方法である。
【選択図】図2

Description

本発明は、生地の縫製方法にかかり、特に、糸の張力を調整する手段と、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する糸の張力値が記憶された記憶手段とを備えたミシンを用い、前記糸の張力が最適な値となるよう調整して生地を縫製する方法に関する。
従来から、縫製機または刺繍機として用いられるミシンは、例えば、ミシン本体と、このミシン本体に設けられミシン針を往復動させつつ天秤を揺動させるヘッド部と、このヘッド部の天秤を介して前記ミシン針に上糸を供給するため当該上糸を収納する上糸収納部と、この上糸収納部と前記天秤との間に配設され前記ミシン針へと供給する上糸に調子皿を介して張力を付与する糸調子とから大略構成され、前記糸調子は、スプリング等で調子皿を加圧することにより上糸に張力を付与するようになっている。
この種のミシンでは、主軸モータを回転駆動してヘッド部によりミシン針を往復動させつつ天秤を揺動させる時に、上糸収納部からの上糸を、前記天秤を介してミシン針に供給すると共に、当該ミシン針により布等に形成した縫い目の糸締めを行い、この糸締め時の張力が前記糸調子のスプリング等によって適宜に調整される。
また、ミシンの糸調子の調子皿に加えられた圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段で検出した圧力に基づき前記上糸に付与される張力を算出する張力算出手段と、この張力算出手段による上糸の張力を画面上に表示する表示手段と、この表示手段の表示内容に基づいて前記糸調子の調子皿に加えるべき圧力を可変に制御する圧力制御手段とを備え、糸調子の調子皿に加えられる圧力をフィードバック制御し、ミシンの運転状態に適した張力を上糸に付与して縫い目の品質を向上するミシンの上糸張力調整装置も紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
そしてまた、他の上糸張力調整装置として、ミシン本体の一部に固定され糸を係合する糸調子軸と、前記糸調子軸に配置される一対の糸調子皿と、当該一対の糸調子皿の少なくとも一方に付勢する駆動ロッドを有するエアシリンダとを備え、糸調子軸に係合された糸を一対の糸調子皿の間に介在させ、エアシリンダによって発生する一対の糸調子皿間の糸圧接力をエアシリンダのエアレギュレータで調節するミシンの糸張力制御装置も紹介されている。この糸張力制御装置では、前記エアレギュレータを電空式にし、該電空式エアレギュレータの設定エア圧力をマイコンで制御することで、上糸の張力を調整するものも紹介されている。(例えば、特許文献2参照)。
また、下糸の張力を調整する下糸張力調整装置として、ボビンケースを保持・開放可能とするボビンケース保持手段に保持されたボビンケースと、該ボビンケースの外周に設けられ、回転することにより下糸張力の調整を可能とする下糸張力調整手段と、この下糸張力調整手段に係合可能であり、且つ係合時に該下糸張力調整手段と共に回転可能な係合手段と、前記下糸張力調整手段に対して前記係合手段が係合する位置と離間する位置とに相対移動可能とする移動手段と、前記係合手段を正・逆自在に回転させる駆動手段と、を具備したものも紹介されている。(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−276577号公報 特開2003−62373号公報 特開平8−47590号公報
前述した従来の上糸張力調整装置が搭載されたミシンでは、上糸を切ったり、上糸をミシンから取り外したりすることなく、当該上糸の張力を調整することが可能である。また同様に、従来の下糸張力調整装置が搭載されたミシンも、下糸を切ったり、下糸をミシンから取り外したりすることなく、当該下糸の張力を調整することが可能である。しかしながら、従来のミシンでは、上糸張力調整装置及び下糸張力調整装置の両方が搭載されているミシンは提案されていない。
ここで、例えば、上糸張力調整装置によって、ミシンの上糸の張力を調整した場合、これに合わせて下糸の張力も調整する必要がある。例えば、ミシンの上糸の張力が強くなるように調整した場合、上糸が切れやすくなったり、下糸が緩くなったり、下糸が余って外見も悪くなり、縫い目不良となることがあるため、上糸の張力に合わせて下糸の張力も調整する必要がある。しかしながら、前述したように、従来のミシンでは、上糸張力調整装置及び下糸張力調整装置の両方が搭載されているミシンが無いため、下糸の張力を調整する場合、縫製者がミシンを停止させ、下糸を切り、下糸が収納されているボビンケースをミシンから取り出して、当該ボビンケースに設けられた糸張力調整用のネジ(テンション調整ネジ)をネジ回し(ドライバ)等で所定の方向に回すことで、下糸が通過する隙間の幅を調整した後、再びボビンケースをミシンにセットする必要がある。そして、再度上糸と下糸との糸調子のバランスを確認し、上糸と下糸との糸調子のバランスが未だ悪い場合は、これを何回も繰り返して行った後、再び縫い始めなければならず、手間がかかるのが実状である。
また、上糸張力調整装置が搭載されたミシン、あるいは下糸張力調整装置が搭載されたミシンは、上糸の張力や下糸の張力を調整する機能は有しているが、生地の特性や縫製方向に応じて、上糸や下糸の最適な張力値を決定し、当該決定された張力値となるように上糸や下糸の張力を自動的に調整して生地を縫製する方法については提案されていない。さらに、生地の特性や縫製方向に応じて、上糸の張力及び下糸の張力の両方が適切な値となるように両者の張力を調整することについては、何ら提案されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、糸を縫い目を切り替えることなく、生地の特性や縫製方向に応じて、糸の張力が最適な値となるように調整して縫製を行うことが可能な生地の縫製方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、上糸の張力を調整する上糸張力調整手段と、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する上糸の張力値が記憶された記憶手段と、を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、前記記憶手段に入力された情報に基づいて、上糸の張力値を決定する上糸張力決定工程と、前記上糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、を備えた生地の縫製方法を提供するものである。
これらの工程を備えた生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて上糸の張力値を決定し、この決定された上糸の張力で生地を縫製することができるため、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、上糸の張力を簡単に調整することができる。したがって、生地が引きつる、縫いびびりが生じる等のトラブルが発生することを防止することができ、縫い目の美観を向上することもできる。また、縫い目を切り替えることなく、上糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
また、本発明にかかる生地の縫製方法では、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された上糸の張力に各々対応した入力部をさらに有するミシンを使用することができ、前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含むこともできる。
さらにまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程とをさらに備えることもできる。
そしてまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される上糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えることもできる。この工程を備えることで、ミシンのユーザーは、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に応じて、上糸の張力が常に最適な値となるように、情報を簡単に更新することができる。また、使用する生地に応じて簡単にカスタマイズすることができる。
また、本発明は、下糸の張力を調整する下糸張力調整手段と、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する下糸の張力値が記憶された記憶手段と、を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、前記記憶手段に入力された情報に基づいて、下糸の張力値を決定する下糸張力決定工程と、前記下糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、を備えた生地の縫製方法を提供するものである。
これらの工程を備えた生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて下糸の張力値を決定し、この決定された下糸の張力で生地を縫製することができるため、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、下糸の張力を簡単に調整することができる。したがって、生地が引きつる、縫いびびりが生じる等のトラブルが発生することを防止することができ、縫い目の美観を向上することもできる。また、糸を縫い目を切り替えることなく、上糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
また、本発明にかかる生地の縫製方法では、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された下糸の張力に各々対応した入力部をさらに有するミシンを使用することができ、前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含むこともできる。
そしてまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程とをさらに備えることもできる。
さらにまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される下糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えることもできる。この工程を備えることで、ミシンのユーザーは、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に応じて、下糸の張力が常に最適な値となるように、情報を簡単に更新することができる。また、使用する生地に応じて簡単にカスタマイズすることができる。
また、本発明は、上糸の張力を調整する上糸張力調整手段と、下糸の張力を調整する下糸張力調整手段と、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する上糸及び下糸の張力値が記憶された記憶手段と、を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、前記記憶手段に入力された情報に基づいて、上糸及び下糸の張力値を決定する上下糸張力決定工程と、前記上糸及び下糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、を備えた生地の縫製方法を提供するものである。
これらの工程を備えた生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて上糸及び下糸の張力値を決定し、この決定された上糸及び下糸の張力で生地を縫製することができるため、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、上糸及び下糸の張力を簡単に調整することができる。したがって、生地が引きつる、縫いびびりが生じる等のトラブルが発生することを防止することができ、縫い目の美観を向上することもできる。また、糸を縫い目を切り替えることなく、上糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
また、本発明にかかる生地の縫製方法では、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された上糸及び下糸の張力に各々対応した入力部を有するミシンを使用することができ、前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含むことができる。
そしてまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程と、をさらに備えることもできる。
さらにまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される上糸及び下糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えることもできる。この工程を備えることで、ミシンのユーザーは、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に応じて、上糸及び下糸の張力が常に最適な値となるように、情報を簡単に更新することができる。また、使用する生地に応じて簡単にカスタマイズすることができる。
なお、本願でいう「生地の特性」とは、例えば、シフォン、デシン、ブロード、ウールフラノ、ウールツイード、ベルベット、横ストレッチ等の生地の種類、生地の厚さ、生地の伸度、生地の剪断力、生地の柔らかさ等、様々な条件によって決定されるものである。また、本願でいう「縫製方向」とは、例えば、バイヤス、ハーフバイヤス等、生地を構成する縦糸あるいは横糸に対して傾きを持った方向のことである。
本発明にかかる生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて上糸の張力値を決定し、この決定された上糸の張力で生地を縫製することができる結果、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、上糸の張力を簡単に調整することができ、縫合部分や縫い目の美観を向上することができる。また、糸を縫い目を切り替えることなく、上糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
また、本発明にかかる生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて下糸の張力値を決定し、この決定された下糸の張力で生地を縫製することができる結果、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、下糸の張力を簡単に調整することができ、縫合部分や縫い目の美観を向上することができる。また、糸を縫い目を切り替えることなく、下糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
そしてまた、本発明にかかる生地の縫製方法は、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に基づいて上糸及び下糸の張力値を決定し、この決定された上糸及び下糸の張力で生地を縫製することができる結果、生地に対する縫い目の方向や、生地の特性等に応じて、上糸及び下糸の張力を簡単に調整することができ、縫合部分や縫い目の美観を向上することができる。また、糸を縫い目を切り替えることなく、上糸及び下糸の張力を簡単に調整することができるため、作業性を向上することもできる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる下糸張力調整装置、及びこの下糸張力調整装置が搭載されたミシン、並びにこの下糸張力調整装置で用いられるボビンケースについて図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施の形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる生地の縫製方法で使用されるミシンの概略を示す斜視図、図2は、図1に示すミシンに搭載された糸張力調整装置の構成ブロック図、図3は、図2に示す糸張力調整装置の構成要素である入力装置を拡大して示す平面図、図4は、図2に示す糸張力調整装置の構成要素である記憶装置に記憶されている情報の一部を示す図である。
図1〜図4に示すように、本発明の実施の形態にかかる生地の縫製方法で使用されるミシン10は、ミシンテーブル11上に配設されたミシン頭部12と、ミシンテーブル11のミシン頭部12下方に配設された下部装置13と、下部装置13の下方に配設されたミシンモータ14と、下部装置13の下方に配設されたペダル15と、ミシンテーブル11に配設された電源スイッチ16と、上糸及び下糸の張力を調整する糸張力調整装置100を備えて構成されている。
ミシン頭部12は、ミシン針を往復動させつつ天秤22を揺動させるヘッド部23と、このヘッド部23の天秤22を介してミシン針に上糸を供給する上糸供給部25と、この上糸供給部25と天秤22との間に配設され、ミシン針へ供給する上糸に調子皿を介して張力を付与する糸調子26と、から大略構成されている。そして、この糸調子26は、スプリング等で調子皿を加圧することにより上糸に張力を付与するようになっている。
下部装置13は、ミシン針の運動軌跡上に設けられた釜31と、釜31を収容するハウジング41を備えている。釜31の内部には、ボビンケース50を保持するための保持軸(図示せず)が設けられている。
糸張力調整装置100は、特に図2〜図4に示すように、入力装置110と、入力装置110から入力された情報を記憶すると共に、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する上糸及び下糸の張力値が記憶された記憶装置120と、記憶装置120から出力された情報に基づいて上糸の張力を調整する上糸張力調整部130と、記憶装置120から出力された情報に基づいて下糸の張力を調整する下糸張力調整部140と、を備えて構成されている。
入力装置110は、図3に示すように、リセットボタン110Aと、上糸及び下糸の張力の強さを段階的に5つのグループに分類する張力変更ボタン110B〜110Fを備えている。この張力変更ボタン110B〜110Fは、上糸及び下糸の張力が、この順に段階的に強くなるように設定されている。
記憶装置120は、図4に示すように、入力装置110から入力された情報(張力変更ボタン110B〜110Fのいずれが押されたか)に応じた上糸の張力値(U−1〜U−5)と、下糸の張力値(D−1〜D−5)が記憶されたテーブルを有している。具体的には、例えば、張力変更ボタン110B(弱く)が押された場合、上糸の張力値としてU−1が決定され、下糸の張力値としてD−1が決定される。
上糸張力調整部130は、上糸24の張力が記憶装置120において決定された張力値となるように、糸調子26の調子皿(図示せず)にかける圧力を制御する。
下糸張力調整部140は、下糸61の張力が記憶装置120において決定された張力値となるように、ボビンケース50の張力調整ネジ(図示せず)のねじ込み量を制御する。
次に、本実施の形態にかかる生地の縫製方法について説明する。なお、この時点では、ミシン頭部12には、上糸がセットされている。また、ボビンケース50内には、下糸が巻き付けられたボビンが収容されており、このボビンケース50が、釜31内にセットされている。そして、ミシン頭部12に配設されているミシン針の針穴(図示せず)から引き出される上糸の張力、及びボビンケース50から引き出される下糸の張力は、任意の標準状態となっている。
先ず、縫製する生地の種類と縫製方向を決定する。この工程では、例えば、ミシン10に設けた検知装置によって検知してもよく、また、縫製者によって検知してもよい。
次に、前記工程で検知した情報に基づき、入力装置110に配設された張力変更ボタン110B〜110Fのうち、操作する(押す)ボタンを選択する。この工程では、例えば、生地の種類及び縫製方向と、張力変更ボタン110B〜110Fとが対応付けされているテーブル(図5参照)を用い、このテーブルから、縫製する生地の種類及び縫製方向に対応した張力変更ボタン(110B〜110Fのいずれか)を引き当ててもよく、また、熟練した縫製者によって、操作すべき張力変更ボタン(110B〜110Fのいずれか)を選択してもよい。
具体的には、例えば、超薄シフォンをバイヤス方向(生地の縦糸に対して約45度をなす方向)に縫製する場合は、図5に示すテーブルから「強く」が引き当てられ、あるいは縫製者が「強く」を選択し、張力変更ボタン110Fを操作する(押す)。この工程によって、記憶装置120には、「強く」を示す情報が入力され、この情報が記憶される。なお、誤入力した場合は、リセットボタン110Aを操作して(押して)やり直すことができる。
次に、記憶装置120では、入力装置110から入力された情報(「強く」)に対応する上糸の張力値(U−5)及び下糸の張力値(D−5)を、図5に示すテーブルから引き当て、これらの引き当てた情報を上糸張力調整部130及び下糸張力調整部140に各々出力する。
上糸張力調整部130では、上糸の張力が、前記工程で決定された上糸の張力値(U−5)となるように、糸調子26の調子皿(図示せず)にかける圧力を制御する。一方、下糸張力調整部140では、下糸の張力が、前記工程で決定された下糸の張力値(D−5)となるように、ボビンケース50の張力調整ネジ(図示せず)のねじ込み量を制御する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる生地の縫製方法は、上糸及び下糸を縫い目を切り替えることなく、縫製する生地の特性及び縫製方向に応じて、ミシン針の針穴から引き出される上糸の張力、及びボビンケース50から引き出される下糸の張力を調整(変更)することができる。この結果、作業性を向上することができると共に、縫製する生地の特性及び縫製方向に応じて常に最適な張力の糸を用いて縫製することができ、縫合部分の美観、縫い目の美観を向上することができる。
また、縦地方向には殆ど伸びず、横地方向に大きく伸びる特性を有する生地(例えば、ストレッチジャージ等)に対し、縦地方向に縫製する場合は、図5に示すテーブルから「110C」が引き当てられ、あるいは縫製者が図3に示す「やや弱く」を選択し、張力変更ボタン110Cを操作する(押す)。この工程によって、記憶装置120には、「やや弱く」を示す情報が入力され、この情報が記憶される。次に、この縫製方向を約90度変更して横地方向に縫製する場合は、図5に示すテーブルから「110F」が引き当てられ、あるいは縫製者が図3に示す「強く」を選択し、張力変更ボタン110Fを操作する(押す)。この工程によって、記憶装置120には、「強く」を示す情報が入力され、この情報が記憶される。
次に、さらなる具体例として、本実施の形態にかかる生地の縫製方法により、生地として薄デシンを用いた上着の前身頃を縫合する場合について説明する。なお、図6は、上着の左前身頃を示す平面図である。
図6に示す左前身頃200は、左前身頃本体201と、左前身頃本体201よりも脇線202側に配置された左脇身頃203とを縫合することによって形成されており、左前身頃本体201と左脇身頃203との縫合部分が、切替線204となっている。この切替線204は、袖ぐり206からバストの上部付近までのラインAと、ラインAに連続し、バストの上部付近からウエスト位置付近までのラインBと、ラインBに連続し、ウエスト位置付近から裾207までのラインCから構成されている。
ラインAでは、左前身頃200を構成する生地に対してバイヤスとなっており、生地の伸びやすい方向に沿って縫い目が形成される。ラインBでは、生地のほぼ縦地方向(生地が伸びにくい方向)に沿って縫い目が形成される。ラインCでは、生地に対して若干斜めの方向(ラインAとラインBとの中間程度である方向:ハーフバイヤス)に沿って縫い目が形成される。このように、1枚の生地に対し、異なる方向に縫い目を形成する場合、上糸及び下糸の張力は、生地の伸びやすい方向に沿った縫い目を形成する場合(ラインAの場合)は強めにし、生地の伸びにくい方向に沿った縫い目を形成する場合(ラインBの場合)は、弱めにし、その中間部分(ラインCの場合)は、その間にすることが理想的である。
したがって、ラインA、ラインB、ラインCの順番で縫合する場合は、例えば、以下の方法が考えられる。先ず、縫製者は入力装置110の張力変更ボタン110F(所望により張力変更ボタン110E)を押した後、ミシン10によってラインA部分を縫合する。この時、図4に示すテーブルから、上糸の張力はU−5(張力変更ボタン110Eを押した場合は、U−4)が引き当てられ、下糸の張力はD−5(張力変更ボタン110Eを押した場合は、D−4)が引き当てられ、上糸及び下糸の張力は、自動的にこれらの値に調整される。
次に、ラインAとラインBとの接続位置に到達した際に、ミシン10を一端停止させて、張力変更ボタン110D(所望により張力変更ボタン110C)を押した後、ミシン10によってラインB部分を縫合する。この時、図4に示すテーブルから、上糸の張力はU−3(張力変更ボタン110Cを押した場合は、U−2)が引き当てられ、下糸の張力はD−3(張力変更ボタン110Cを押した場合は、D−2)が引き当てられ、上糸及び下糸の張力は、自動的にこれらの値に調整される。
さらに、ラインBとラインCとの接続位置に到達した際に、ミシン10を一端停止させて、張力変更ボタン110Eを押した後、ミシン10によってラインC部分を縫合する。この時、図4に示すテーブルから、上糸の張力はU−4が引き当てられ、下糸の張力はD−4が引き当てられ、上糸及び下糸の張力は、自動的にこれらの値に調整される。
このように、1枚の生地に対する縫製方向が、バイヤス方向、縦地方向、ハーフバイヤス方向等、複数の方向であっても、上糸及び下糸をその縫製方向に応じた最適な張力値に設定することができるため、縫合部分の美観、縫い目の美観を向上することができる。
なお、本実施の形態では、生地の特性及び縫製方向に応じて、上糸の張力及び下糸の張力の両方を調整する場合について説明したが、これに限らず、所望により、上糸の張力のみ、あるいは下糸の張力のみを調整してもよいことは勿論である。
また、テーラーカラーの場合、返り止まりの上と下では、裏表が逆転する。返り止まりの上では、本体側になる側の糸張力を強くし、返り止まりの下では、見返し側になる側を強くすると身体側にそって、めくれない様になる。特に飾りステッチは、弱い側の糸があまらない様、上下の調整が必要となる。
そしてまた、本実施の形態では、生地の特性及び縫製方向に対応する情報と、上糸の張力値及び下糸の張力値が、予め対応付けられているテーブル(図4参照)を使用したが、生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される上糸の張力値及び/または下糸の張力値との対応関係は、縫製者等のユーザーが記憶装置120に適宜入力してもよい。
本発明の実施の形態にかかる生地の縫製方法で使用されるミシンの概略を示す斜視図である。 図1に示すミシンに搭載された糸張力調整装置の構成ブロック図である。 図2に示す糸張力調整装置の構成要素である入力装置を拡大して示す平面図である。 図2に示す糸張力調整装置の構成要素である記憶装置に記憶されている情報の一部をテーブルとして示す図である。 縫製する生地の種類及び縫製方向と、張力変更ボタン110B〜110Fとが対応付けされているテーブルの図である。 上着の左前身頃を示す平面図である。
符号の説明
10 ミシン
100 糸張力調整装置
110 入力装置
110A リセットボタン
110B、110C、110D、110E、110F 張力変更ボタン
120 記憶装置
130 上糸張力調整部
140 下糸張力調整部
200 左前身頃

Claims (12)

  1. 上糸の張力を調整する上糸張力調整手段と、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する上糸の張力値が記憶された記憶手段と、
    を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、
    前記記憶手段に入力された情報に基づいて、上糸の張力値を決定する上糸張力決定工程と、
    前記上糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、
    を備えた生地の縫製方法。
  2. 前記ミシンは、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された上糸の張力に各々対応した入力部を有し、
    前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含む請求項1記載の生地の縫製方法。
  3. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、
    前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程と、
    をさらに備えた請求項1または請求項2記載の生地の縫製方法。
  4. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される上糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えた請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の生地の縫製方法。
  5. 下糸の張力を調整する下糸張力調整手段と、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する下糸の張力値が記憶された記憶手段と、
    を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、
    前記記憶手段に入力された情報に基づいて、下糸の張力値を決定する下糸張力決定工程と、
    前記下糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、
    を備えた生地の縫製方法。
  6. 前記ミシンは、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された下糸の張力に各々対応した入力部を有し、
    前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含む請求項5記載の生地の縫製方法。
  7. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、
    前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程と、
    をさらに備えた請求項5または請求項6記載の生地の縫製方法。
  8. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される下糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えた請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の生地の縫製方法。
  9. 上糸の張力を調整する上糸張力調整手段と、
    下糸の張力を調整する下糸張力調整手段と、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する上糸及び下糸の張力値が記憶された記憶手段と、
    を備えたミシンを用いて生地を縫製する縫製方法であって、
    生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力工程と、
    前記記憶手段に入力された情報に基づいて、上糸及び下糸の張力値を決定する上下糸張力決定工程と、
    前記上糸及び下糸の張力が前記決定された張力値となるよう調整し、前記生地を縫製する縫製工程と、
    を備えた生地の縫製方法。
  10. 前記ミシンは、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報を前記記憶手段に入力する入力手段をさらに備え、当該入力手段は、段階的に分類された上糸及び下糸の張力に各々対応した入力部を有し、
    前記入力工程は、前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報に応じて前記入力部を選択する工程を含む請求項9記載の生地の縫製方法。
  11. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向を検知する検知工程と、
    前記検知された情報に基づいて、前記入力手段に入力する情報を決定する入力情報決定工程と、
    をさらに備えた請求項9または請求項10記載の生地の縫製方法。
  12. 前記生地の特性及び当該生地を縫製する方向に対応する情報と、当該情報から決定される上糸及び下糸の張力値との対応関係を、前記記憶手段に入力する工程をさらに備えた請求項9ないし請求項11のいずれか一項に記載の生地の縫製方法。
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