JP2008005946A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技機の演出効果の一部に、磁性流体を用いることで、演出の幅を広げる。
【解決手段】図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技機1であり、外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体242を内部に収容すると共に、磁性流体242を磁界により変動表示させる磁性流体表示装置24を有している。磁性流体表示装置24には、磁性流体242に対して照明光を照射する照射装置246が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技機1であり、外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体242を内部に収容すると共に、磁性流体242を磁界により変動表示させる磁性流体表示装置24を有している。磁性流体表示装置24には、磁性流体242に対して照明光を照射する照射装置246が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、パチスロ遊技装置、パチンコ遊技装置、その他の遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機は、例えば特許文献1に記載のものがある。遊技機本来の機能に加えて、視覚的な機能を備えることで遊技機の演出効果を高める工夫がなされている。具体的には、ビッグボーナスが当籤役として決定された場合、遊技機筺体前面の一部に配置された液晶ディスプレーに、その旨を報知する画像を表示させるなど、さらに演出効果を高める試みがなされている。
しかし、遊技機が提供する視覚的な演出効果の多くは二次元であり、演出が遊技者の予想の範囲内であることが否めないという問題があった。例えば、液晶画面による画像や動画、またそれらに伴う効果音による演出が挙げられる。画面に映し出される画像や動画、またそれらに伴う効果音による演出は、家庭用ゲーム機等により広く一般に普及し、遊技者にとっては意外性の無いものであり、遊技者の予想を超える意外性を提供することは難しい。
本発明の目的は、遊技機の演出効果の一部に、磁性流体を用いることで、演出の幅を広げ、遊技者に対して、演出の意外性の提供、演出の認識のし易さ、遊技状況の把握のし易さをもたらす遊技機を提供することである。
本発明は、遊技を開始させる遊技開始手段と、前記遊技の開始により複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を抽籤により決定する内部当籤役決定手段と、前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体を内部に収容すると共に、該磁性流体を磁界により変動表示させる磁性流体表示手段と、前記磁界の発生状態を遊技状況に応じて変更する磁性流体表示制御手段と、前記磁性流体に対して照明光を照射する照射手段とを備えている。
上記の構成によれば、磁界の発生状態が遊技状況に応じて変更されると、この磁界の発生状態に応じて磁性流体が隆起し、その隆起した部分が照射装置の照明光に射される。これにより、遊技状況に応じて隆起する部分に陰影を付けることができる。その結果、隆起部分を三次元的に表現でき、遊技者は、その隆起部分を認識しやすくなる。そして、遊技状況を2次元で演出した場合との対比において、遊技者は遊技状況を把握しやすくなる場合がある。また、三次元の演出とすることで、二次元で演出するよりも遊技機の演出の幅を広げることができる場合がある。
また、本発明は、前記磁性流体表示手段は、外部から内部を視認可能に形成され、前記磁性流体を内部に貯留する貯留容器と、前記貯留容器に貯留された前記磁性流体に向けて磁界を発生する電磁石と、前記電磁石を駆動する電磁石駆動部とを有しており、前記磁性流体表示制御手段は、前記遊技状況を取得する遊技状況取得部と、取得した前記遊技状況と予め記憶された遊技状況とを比較する比較部と、前記予め記憶された遊技状況に対応する電磁石駆動パターンを記憶する電磁石駆動パターン記憶部と、前記比較部による比較の結果、取得した前記遊技状況と、予め記憶された遊技状況とが一致する場合には、前記電磁石駆動パターン記憶部から電磁石駆動パターンを取得する電磁石駆動パターン取得部と、前記電磁石駆動パターン取得部により取得された電磁石駆動パターンに基づいて、前記電磁石駆動部を制御する駆動部コントローラとを有する。
上記の構成によれば、磁界の発生状態の変更による磁性流体の変動表示を簡単なデータ構成により制御することができる場合がある。
また、本発明は、前記照射手段における照明光の照射状態を前記遊技状況に応じて制御する照射制御手段を有している。
上記の構成によれば、遊技状況に応じた磁性流体の変動表示に加えて、磁性流体に対する照明光の照明状態も遊技状態に応じて変化するため、遊技機の演出の幅を一層広げることができる場合がある。
また、本発明は、前記照明制御手段は、前記予め記憶された遊技状況に対応する前記照明光の照射パターンを記憶する照射パターン記憶部と、前記照射パターン記憶部から照射パターンを取得する照射パターン取得部と、予め記憶された照射パターンに基づいて、前記照射装置を制御する照射制御部とを備えている。
上記の構成によれば、照明光の照射状態を遊技状況に応じて変更させる動作を簡単なデータ構成により制御することができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図12に基づいて以下に説明する。
本実施形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技価値としてメダルを用いて説明する。
(遊技機1の機械的構成)
本実施形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技価値としてメダルを用いて説明する。
本実施形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技価値としてメダルを用いて説明する。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されており、その前面には磁性流体表示装置24が設置されている。液晶表示装置5は、後述するが、液晶表示装置5の背面側に配置された3個のリール3L・3C・3Rの複数の図柄が視認可能に構成されており、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。尚、本実施形態においては、液晶表示装置5が、リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。液晶表示装置5については後に詳述する。
また、磁性流体表示装置24は、磁性流体242を内部に収容していると共に、外部から内部の磁性流体242を視認可能に形成及び配置されている。磁性流体表示装置24は、磁性流体242を磁界により隆起させることにより変動表示させることによって、スイカ等の形状を立体的に形成及び表示する演出を行うことが可能となっている。磁性流体表示装置24の具体的構成については後述する。
液晶表示装置5の背面側には、変動表示手段としての3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、図2に示すように、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」及び「上チリ(図柄97)」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図3に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、センターライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプ及び表示部も、リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。尚、内部当籤とは、入賞成立が可能な役をCPU31により抽籤することであり、内部当籤した入賞可能な役を内部当籤役といい、詳しくは後述する。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、ボーナス回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3R・3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
(液晶表示装置5)
液晶表示装置5は、図4に示すように、保護ガラス52と表示板53とからなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、58a・58b、ランプホルダ59a〜59h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。この液晶表示装置5は、既に述べたように、リール3L・3C・3Rより手前側に設けられている。また、このリール3L・3C・3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
液晶表示装置5は、図4に示すように、保護ガラス52と表示板53とからなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、58a・58b、ランプホルダ59a〜59h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。この液晶表示装置5は、既に述べたように、リール3L・3C・3Rより手前側に設けられている。また、このリール3L・3C・3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス52及び表示板53は、透明な部材で構成されている。表示板53には、上述のBETランプ9a〜9c等に対応する位置に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板53の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル51における絵柄形成領域51bであり、表示板53の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル51における表示窓51aである(図3参照)。なお、正面パネル51に絵柄形成領域51bを形成せず、正面パネル51の全面を表示窓51aとしてもよい。この場合、表示板53に絵柄を形成しないか、又は、表示板53を省略すればよい。なお、表示板53の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル54は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。この透明液晶パネル54の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル54を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、リール3L・3C・3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、リール3L・3C・3Rに表示された識別情報(例えば、図柄)の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板55は、蛍光ランプ57a・57bからの光を透明液晶パネル54へ導き出す(透明液晶パネル54を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル54の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム56は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板35に導入された光を導光板55の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム56は、反射領域56A及び非反射領域(透過領域)56Bにより構成されている。
蛍光ランプ57a・57bは、導光板55の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ59により支持されている。この蛍光ランプ57a・57bから照射される光は、反射フィルム56の反射領域56Aで反射して透明液晶パネル54を照明する。
蛍光ランプ58a・58bは、反射フィルム56の裏側の上方位置及び下方位置にリール3L・3C・3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ58a・58bから出てリール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56Bへ入射した光は、透明液晶パネル54を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ57a・57bから照射され、反射フィルム56の反射領域56Aで反射した光と、蛍光ランプ58a・58bから照射され、リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56Bへ入射した光とが、透明液晶パネル54を照明する。従って、反射フィルム56の非反射領域56Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム56の反射領域56Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
遊技機1では、液晶表示装置5の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、遊技機1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム56を全て非反射領域56Bとするか、反射フィルム56を省略すればよい。
(磁性流体表示装置24)
上記のように構成された液晶表示装置5の前面側であって停止ボタン7L・7C・7Rの上方には、磁性流体表示装置24が配置されている。磁性流体表示装置24は、図5(a)・(b)に示すように、外部から内部を視認可能に形成され、磁性流体242を内部に貯留する貯留容器241と、貯留容器241に貯留された磁性流体242に向けて磁界を発生する電磁石243aを備えた電磁石ユニット243と、これら貯留容器241及び電磁石ユニット243を収納した収納枠体245とを有している。
上記のように構成された液晶表示装置5の前面側であって停止ボタン7L・7C・7Rの上方には、磁性流体表示装置24が配置されている。磁性流体表示装置24は、図5(a)・(b)に示すように、外部から内部を視認可能に形成され、磁性流体242を内部に貯留する貯留容器241と、貯留容器241に貯留された磁性流体242に向けて磁界を発生する電磁石243aを備えた電磁石ユニット243と、これら貯留容器241及び電磁石ユニット243を収納した収納枠体245とを有している。
貯留容器245は、磁界を透過させる材質、例えば、プラスチック材料により形成されている。収納枠体245は、上面が長方形状に開口された縦断面凹形状に形成されている。また、貯留容器241は、磁性流体242を全体的に均一な深さで貯留するように、底面全体が平坦状に形成されている。
上記の収納枠体245に貯留された磁性流体242は、貯留容器241に全体的に均一な深さで、遊技者に上面が視認可能な位置に貯留されている。
貯留容器241の下方には、電磁石ユニット243が設けられている。電磁石ユニット243は、複数の電磁石243aを有している。各電磁石243aは、円柱形状に形成されていると共に、上端面が貯留容器241の底面に対向するように立設されている。これらの電磁石243aは、水平面における縦方向及び横方向にマトリックス状に配置されている。そして、これらの電磁石243aは、各電磁石243aの上方に位置する磁性流体242の各部に対して磁界を印加することによって、各部の磁性流体242を上下方向に隆起させるようになっている。これにより、磁性流体表示装置24は、各電磁石243aが発生する磁界の強度や有無等の発生状態の組み合わせにより各部の磁性流体242の隆起の程度を変動させることによって、所定の形状や図柄、記号等の表示態様で磁性流体242全体を3次元的に変動表示させることを可能にしている。
上記の磁性流体242を貯留した貯留容器241の上面には、透明蓋247が設けられている。透明蓋247は、貯留容器241の上面を覆いながら磁性流体242が外部から見えるように透明な材質で形成されている。また、透明蓋247の左右両端には、磁性流体242に対して照明光を照射する照射装置246が設けられている。
照射装置246は、平板状の光源支持板246bと、光源支持板246bの磁性流体242側の面に設けられた照射光源246aとを有している。、照射光源246aは、4×4の合計16個のマトリックス状に配置されている。尚、照射光源246aは、単数であっても複数であってもよい。照射光源246aは、複数の発光色で発光するLEDにより構成されている。尚、照射光源246aは、単一色で発光するLEDやランプの出射光側に複数色のフィルターを切り替え可能に備えた構成にされていてもよい。これにより、照射装置246は、磁界の発生状態に応じて磁性流体242が隆起したときに、その隆起した部分を照明光で照明することによって、隆起した部分に陰影を付けることを可能にしている。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記の遊技機1は、図6に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記の遊技機1は、図6に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のCPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(BETランプ9a・9b・9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ボーナス回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す上述のホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダルの枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルや、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図7に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音やLEDランプ29からの光の出力制御、及び磁性流体表示装置24の制御を行う。この副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、磁性流体表示装置24の電磁石ユニット243を制御する電磁石駆動制御回路42、磁性流体表示装置24の照射装置246を制御する照射装置制御回路43を備えている。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図7に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音やLEDランプ29からの光の出力制御、及び磁性流体表示装置24の制御を行う。この副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、磁性流体表示装置24の電磁石ユニット243を制御する電磁石駆動制御回路42、磁性流体表示装置24の照射装置246を制御する照射装置制御回路43を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する後述の図12に示す磁性流体制御ルーチン等の制御プログラムや、電磁石駆動パターンテーブル、照射パターンテーブル等を格納している。ここで、電磁石駆動パターンテーブルとは様々な遊技状況に応じて磁性流体を動作させる、または磁性流体の動作を変化させるための、遊技状況に対応した電磁石駆動パターンを記憶しており、照射パターンデータテーブルとは様々な遊技状況に応じて変化する磁性流体に光を照射する、遊技状況に対応した照射パターンを記憶している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。LED駆動回路77は、サブCPU74からの制御指令に基づいて、LEDランプ29を制御する。音源IC78は、パワーアンプ79を制御し、スピーカ21L・21Rの音量を調節することができる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位有価価値に対して遊技者に付与される有価価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『BB一般遊技状態』は、『一般遊技状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB一般遊技状態』は、30回の小役ゲーム又は3回のRB(レギュラーボーナス)を消化すると終了する。なお、『BB一般遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了するようにしてもよい。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『BB一般遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。RBの入賞は、一般遊技状態又はBB一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、『BB一般遊技状態』においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称し、その後のゲームを『JACゲーム』と称す。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
(電磁石駆動パターンテーブル)
次に、図8を参照して電磁石駆動パターンテーブルについて説明する。電磁石駆動パターンテーブルは入賞信号が副制御回路72に送信される毎に後述する磁性流体制御ルーチンにおいて選択されるものである。
次に、図8を参照して電磁石駆動パターンテーブルについて説明する。電磁石駆動パターンテーブルは入賞信号が副制御回路72に送信される毎に後述する磁性流体制御ルーチンにおいて選択されるものである。
電磁石駆動パターンテーブルは、入賞信号欄と、電磁石位置欄と、磁界発生量欄とを有している。入賞信号欄は内部当籤役と同一の役からなっており、『ハズレ』、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、『スイカの小役』、『再遊技』、『RB』、『BB』及び『役物』を有している。電磁石位置欄は電磁石243aの位置座標を格納する。磁界発生量欄は電磁石243aに発生させる磁界の大きさを格納する。つまり、夫々の入賞ごとの各電磁石243aにおける磁界発生量が格納されている。
(照射パターンテーブル)
次に、図8を参照して照射パターンテーブルについて説明する。照射パターンテーブルは入賞信号が副制御回路72に送信される毎に後述する磁性流体制御ルーチンにおいて選択されるものである。
(照射パターンテーブル)
次に、図8を参照して照射パターンテーブルについて説明する。照射パターンテーブルは入賞信号が副制御回路72に送信される毎に後述する磁性流体制御ルーチンにおいて選択されるものである。
照射パターンテーブルは、入賞信号欄と、照射装置欄と、光源位置欄と、照射光色欄を有している。入賞信号欄は内部当籤役と同一の役からなっており、『ハズレ』、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、『スイカの小役』、『再遊技』、『RB』、『BB』及び『役物』を有している。照射装置欄は2つある照射装置246のうち、どちらの照射装置に対応しているかを格納する。光源位置欄は照射光源246aの位置座標を格納する。照射光色欄は照射光の色を格納する。つまり、夫々の入賞ごとの各照射装置246における各照射光源246aの照射光色が格納されている。
(主制御回路71の動作)
上記の構成において、図11に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図11に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(S1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(S3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(S4:NO)、S4を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(S4:YES)、遊技開始信号を副制御回路72に送信すると共に、抽籤用の乱数を抽出する(S5)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(S6)。即ち、今回のゲームの遊技状態をBB一般遊技状態、RB遊技状態及び一般遊技状態の何れかにセットする。
そして、確率抽籤処理を行い(S7)、内部当籤役を決定する。続いて、停止テーブル群選択処理が実行される(S8)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のA10において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、内部当籤役や、遊技状態、停止テーブル群、内部当籤役に対応する図柄に係る情報を含む遊技情報信号を副制御回路72へ送信する。続いて、リール回転処理が行われる(S9)。具体的には、リール3L・3C・3Rを回転させ、所定速度(例えば、定速回転)に達した際に、リール停止許可信号を副制御回路72に送信する。リール停止許可信号には、所定速度に達した後、リール位置検出回路47が内部当籤役に対応する図柄が有効ライン(具体的には、センターライン8c)に位置したときに検出する検出信号が含まれる。
次に、リール回転停止処理が実行される(S10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、S9において決定(選択)された停止テーブル、停止操作位置及び停止制御位置に基づいて滑りコマ数を決定する。『滑りコマ数』は、停止ボタンが操作された後、リールが停止するまでの間に移動する図柄の数である(リールが停止するまでの間における図柄の移動量(移動距離)を示す)。なお、本実施の形態では『滑りコマ数』は「0」とする。即ち、停止ボタン7L・7C・7Rが操作されると同時にリールが停止する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリールが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(S11)。入賞判定とは、透過液晶パネル54を介して視認可能なリールの9つの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別する。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブルに基づいて入賞役を識別する。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(S12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者がC/Pボタン14を切り替えることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを選択することができる。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB又はRB遊技状態の発生を行う。
次に、現在の遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(S13)。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』でない場合には(S13:NO)、A2に戻る。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』である場合には(S13:YES)、ボーナス(BB,RB)の『遊技数チェック処理』を行う(A14)。この『遊技数チェック処理』では、RB遊技状態が発生した回数、BB一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックすると共に、BB一般遊技状態及びRB遊技状態間における遊技状態の移行(セット)を行う。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(S15)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、3回目のRB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判別する。また、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことによりRBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか否かを判別する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(S15:NO)、S2に戻る。一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(S15:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(S16)、S2に戻る。
(副制御回路72の動作:磁性流体制御)
次に、図12に示す処理ルーチンのフローチャートを参照して、上記の副制御回路72の磁性流体制御動作について説明する。上記のように、図11に示すメインルーチンにおいて、CPU31が入賞判定を行う(S11)と入賞信号が副制御回路72に送信され、図12に示す磁性流体制御ルーチンが呼び出される。副制御回路72が入賞信号を受け取る(A1)と、副制御回路72はプログラムROM75内の電磁石駆動パターンテーブル(図8参照)にアクセスして、受け取った入賞信号に対応する電磁石駆動パターン(各電磁石243aに対する磁界発生量)が存在するか比較する(A2)。存在した場合は(A3:YES)、プログラムROM75内の電磁石駆動パターンテーブルにアクセスして、受け取った入賞信号に対応する電磁石駆動パターンを取得する(A4)。そして、取得した電磁石駆動パターンを電磁石駆動制御回路42に送信し、電磁石駆動制御回路42は送信された電磁石駆動パターンに基づき、電磁石ユニットを駆動させる(A5)。次に、副制御回路72はプログラムROM75内の照射パターンテーブル(図9参照)にアクセスして、A1で受け取った入賞信号に対応する照射パターン(各照射装置246の光源246aに対する照射光色)を取得する(A6)。そして、取得した照射パターンを照射装置制御回路43に送信し、照射装置制御回路43は送信された照射パターンに基づき、照射装置を駆動させる(A7)。そして、本ルーチンを終了する。
次に、図12に示す処理ルーチンのフローチャートを参照して、上記の副制御回路72の磁性流体制御動作について説明する。上記のように、図11に示すメインルーチンにおいて、CPU31が入賞判定を行う(S11)と入賞信号が副制御回路72に送信され、図12に示す磁性流体制御ルーチンが呼び出される。副制御回路72が入賞信号を受け取る(A1)と、副制御回路72はプログラムROM75内の電磁石駆動パターンテーブル(図8参照)にアクセスして、受け取った入賞信号に対応する電磁石駆動パターン(各電磁石243aに対する磁界発生量)が存在するか比較する(A2)。存在した場合は(A3:YES)、プログラムROM75内の電磁石駆動パターンテーブルにアクセスして、受け取った入賞信号に対応する電磁石駆動パターンを取得する(A4)。そして、取得した電磁石駆動パターンを電磁石駆動制御回路42に送信し、電磁石駆動制御回路42は送信された電磁石駆動パターンに基づき、電磁石ユニットを駆動させる(A5)。次に、副制御回路72はプログラムROM75内の照射パターンテーブル(図9参照)にアクセスして、A1で受け取った入賞信号に対応する照射パターン(各照射装置246の光源246aに対する照射光色)を取得する(A6)。そして、取得した照射パターンを照射装置制御回路43に送信し、照射装置制御回路43は送信された照射パターンに基づき、照射装置を駆動させる(A7)。そして、本ルーチンを終了する。
また、受け取った入賞信号に対応する電磁石駆動パターンが存在するか、電磁石駆動パターンテーブルと比較した(A2)結果、存在しない場合は(A3:NO)、副制御回路72は電磁石駆動制御回路42にアクセスして、電磁石ユニットが駆動しているかどうか判定する(A8)。電磁石ユニットが駆動している場合は、副制御回路72は電磁石駆動制御回路42に停止信号を送信し、電磁石ユニットの駆動を停止させる(A9)。次に、副制御回路72は照射装置制御回路43にアクセスして、照射装置が駆動しているかどうか判定する(A10)。照射装置が駆動している場合は(A10:YES)、副制御回路72は照射装置制御回路43に停止信号を送信し、照射装置の駆動を停止させる(A11)。照射装置が駆動していない場合は(A10:NO)、本ルーチンを終了する。
(副制御回路72の動作:遊技の演出)
以上のようにして、遊技が実施されている場合等において、副制御回路72においては、図12に示す磁性流体制御ルーチンを実行することにより磁性流体表示装置24における磁性流体を隆起させることで、遊技状況に対応した演出を行う。
以上のようにして、遊技が実施されている場合等において、副制御回路72においては、図12に示す磁性流体制御ルーチンを実行することにより磁性流体表示装置24における磁性流体を隆起させることで、遊技状況に対応した演出を行う。
例えば、「スイカ」に入賞した場合の演出についての動作を示す。主制御回路71から入賞信号として「スイカ」の信号が送られてきた場合、副制御回路72は「スイカ」の信号を受け取る(A1)。すると副制御回路72はプログラムROM75内の電磁石駆動パターンテーブルにアクセスして、「スイカ」に対応する電磁石駆動パターンが存在するか比較する(A2)。「スイカ」に入賞した場合の電磁石駆動パターンは予め電磁石駆動パターンテーブルに記憶されており、「スイカ」に対応する電磁石駆動パターンは存在する(A2:YES)ので、プログラムROM75にアクセスして、「スイカ」に対応する電磁石パターンを取得する(A3)。そして、取得した「スイカ」に対応する電磁石パターンを電磁石駆動制御回路42に送信し、電磁石駆動制御回路42は送信された「スイカ」に対応する電磁石パターンに基づき、電磁石ユニット243を駆動させる(A4)。電磁石ユニットは各電磁石243aに対して、「スイカ」に対応する電磁石パターンに基づいた電流を供給し、各電磁石243aに磁界を発生させることで、磁性流体242を隆起させ、半球が隆起した形を形成する。次に、副制御回路72はプログラム75内の照射パターンテーブルにアクセスして、A1で受け取った「スイカ」の入賞信号に対応する照射パターンを取得する(A5)。そして、取得した「スイカ」に対応する照射パターンを照射装置制御回路43に送信し、照射装置制御回路43は送信された照射パターンに基づき、照射装置246を駆動し、A4で電磁石ユニット243を駆動した結果、磁性流体表示装置24に形成された半球状に隆起した磁性流体242に向けて、緑の照射光を照射する。その結果、磁性流体表示装置24には、図10に示すように緑色をした半球状の物体が形成され、遊技者に対して「スイカ」が立体的に隆起しているように見せることができる。
(本実施形態の概要)
以上のように、本実施形態における遊技機1は、図1及び図10に示すように、遊技を開始させる遊技開始手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S、1−BETボタン11、1−BETスイッチ11S、最大BETボタン13、最大BETスイッチ13S等)と、遊技の開始により複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を抽籤により決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71等)と、図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体242を内部に収容すると共に、磁性流体242を磁界により変動表示させる磁性流体表示装置24と、電磁石243aによる磁界の発生状態を遊技状況に応じて変更する磁性流体表示制御手段と、磁性流体242に対して照明光を照射する照射装置246とを備えている構成にされている。
以上のように、本実施形態における遊技機1は、図1及び図10に示すように、遊技を開始させる遊技開始手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S、1−BETボタン11、1−BETスイッチ11S、最大BETボタン13、最大BETスイッチ13S等)と、遊技の開始により複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を抽籤により決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71等)と、図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体242を内部に収容すると共に、磁性流体242を磁界により変動表示させる磁性流体表示装置24と、電磁石243aによる磁界の発生状態を遊技状況に応じて変更する磁性流体表示制御手段と、磁性流体242に対して照明光を照射する照射装置246とを備えている構成にされている。
上記の構成によれば、磁界の発生状態が遊技状況に応じて変更されると、この磁界の発生状態に応じて磁性流体242が隆起し、その隆起した部分が照射装置の照明光に射される。これにより、遊技状況に応じて隆起する部分に陰影を付けることができる。その結果、隆起部分を三次元的に表現でき、遊技者は、その隆起部分を認識しやすくなる。そして、遊技状況を2次元で演出した場合との対比において、遊技者は遊技状況を把握しやすくなる場合がある。また、三次元の演出とすることで、二次元で演出するよりも遊技機の演出の幅を広げることができる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、磁性流体表示装置24は、外部から内部を視認可能に形成され、磁性流体242を内部に貯留する貯留皿241と、貯留皿241に貯留された磁性流体242に向けて磁界を発生する電磁石243aと、電磁石243aを駆動する電磁石ユニット243とを有しており、磁性流体表示制御手段は、遊技状況を取得する遊技状況取得部と、取得した遊技状況と予め記憶された遊技状況とを比較する比較部と、予め記憶された遊技状況に対応する電磁石駆動パターンを記憶する電磁石駆動パターンテーブルと、比較部による比較の結果、取得した遊技状況と、予め記憶された遊技状況とが一致する場合には、電磁石駆動パターンテーブルから電磁石駆動パターンを取得する電磁石駆動パターン取得部と、電磁石駆動パターン取得部により取得された電磁石駆動パターンに基づいて、電磁石ユニット243を制御する電磁石駆動制御回路42とを有する構成にされている。
上記の構成によれば、磁界の発生状態の変更による磁性流体242の変動表示を簡単なデータ構成により制御することができる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、照射装置246における照明光の照射状態を遊技状況に応じて制御する照射制御手段を有している構成にされている。
上記の構成によれば、遊技状況に応じた磁性流体242の変動表示に加えて、磁性流体242に対する照明光の照明状態も遊技状態に応じて変化するため、遊技機の演出の幅を一層広げることができる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、照明制御手段は、予め記憶された遊技状況に対応する照明光の照射パターンを記憶する照射パターンテーブルと、照射パターンテーブルから照射パターンを取得する照射パターン取得部と、予め記憶された照射パターンに基づいて、照射装置を制御する照射装置制御回路43とを備えている構成にされている。
上記の構成によれば、照明光の照射状態を遊技状況に応じて変更させる動作を簡単なデータ構成により制御することができる場合がある。
尚、本実施形態においては、遊技機1としてパチスロ機を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、パチンコ機やアーケードゲーム機であってもよい。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
上述の実施形態では、磁性流体242による演出を表示する部分を磁性流体表示装置24として遊技機の外部の液晶前面に設置していたが、これに限定されることはない。例えば、遊技機の外部の他の場所に設置されていてもよい。また、磁性流体表示装置24として設置されているのではなく、遊技機自体が上記実施例における磁性流体表示装置24としての機能を含むものでもよい。
また、上述の実施形態では、磁性流体表示装置24において、照射装置246を左右に設置し、磁性流体242に対して左右から照射光を照射していたが、これに限定されることはない。例えば、背面に照射装置246を設置し、背面から磁性流体242に対して照射光を照射するものでもよい。
また、上述の実施形態では、電磁石243aを垂直に設置し、磁界を垂直方向にしか発生できなかったが、これに限定されることはない。例えば、電磁石243aを斜めに設置するものでもよい。
また、上述の実施形態では、電磁石駆動制御回路42を副制御回路72内に設置していたが、これに限定されることはない。例えば、電磁石駆動制御回路42を磁性流体表示装置24内に設置するものでも良い。
また、上述の実施形態では、照射装置制御回路43を副制御回路72内に設置していたが、これに限定されることはない。例えば、照射装置制御回路43を磁性流体表示装置24内に設置するものでも良い。
また、上述の実施形態では、電磁石ユニット243の制御と照射装置246の制御を同じルーチン内で処理していたが、これに限定されることはない。例えば、夫々別ルーチンにすることで電磁石ユニット243を同じ状態で駆動させつつ、照射装置246により照射光を細かく変化させるものでも良い。
また、上述の実施形態では、磁性流体制御ルーチンを入賞信号が発生したとき、即ち、遊技状態において、入賞したときの演出のみとしていたが、これに限定されることはない。例えば、内部当籤しているときの演出や遊技機が待機状態のときの演出としても良い。
1 遊技機
3L・3C・3R リール
6 スタートレバー
11 1−BETボタン
13 最大BETボタン
24 磁性流体表示装置
40 ホッパー
49L・49C・49R ステッピングモータ
42 電磁石駆動制御回路
43 照射装置制御回路
71 主制御回路
72 副制御回路
241 貯留容器
242 磁性流体
243 電磁石ユニット
243a 電磁石
246 照射装置
3L・3C・3R リール
6 スタートレバー
11 1−BETボタン
13 最大BETボタン
24 磁性流体表示装置
40 ホッパー
49L・49C・49R ステッピングモータ
42 電磁石駆動制御回路
43 照射装置制御回路
71 主制御回路
72 副制御回路
241 貯留容器
242 磁性流体
243 電磁石ユニット
243a 電磁石
246 照射装置
Claims (4)
- 遊技を開始させる遊技開始手段と、
前記遊技の開始により複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、
前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を抽籤により決定する内部当籤役決定手段と、
前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
外部から内部を視認可能に形成及び配置され、磁性流体を内部に収容すると共に、該磁性流体を磁界により変動表示させる磁性流体表示手段と、
前記電磁石による磁界の発生状態を遊技状況に応じて変更する磁性流体表示制御手段と、
前記磁性流体に対して照明光を照射する照射手段と
を備えていることを特徴とする遊技機。 - 前記磁性流体表示手段は、
外部から内部を視認可能に形成され、前記磁性流体を内部に貯留する貯留容器と、
前記貯留容器に貯留された前記磁性流体に向けて磁界を発生する電磁石と、
前記電磁石を駆動する電磁石駆動部とを有しており、
前記磁性流体表示制御手段は、
前記遊技状況を取得する遊技状況取得部と、
取得した前記遊技状況と予め記憶された遊技状況とを比較する比較部と、
前記予め記憶された遊技状況に対応する電磁石駆動パターンを記憶する電磁石駆動パターン記憶部と、
前記比較部による比較の結果、取得した前記遊技状況と、予め記憶された遊技状況とが一致する場合には、前記電磁石駆動パターン記憶部から電磁石駆動パターンを取得する電磁石駆動パターン取得部と、
前記電磁石駆動パターン取得部により取得された電磁石駆動パターンに基づいて、前記電磁石駆動部を制御する駆動部コントローラとを有することを特徴とする請求項1に記載に遊技機。 - 前記照射手段における照明光の照射状態を前記遊技状況に応じて制御する照射制御手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記照明制御手段は、
前記予め記憶された遊技状況に対応する前記照明光の照射パターンを記憶する照射パターン記憶部と、
前記照射パターン記憶部から照射パターンを取得する照射パターン取得部と、
予め記憶された照射パターンに基づいて、前記照射装置を制御する照射制御部と
を備えていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177536A JP2008005946A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177536A JP2008005946A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008005946A true JP2008005946A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39064699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006177536A Pending JP2008005946A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008005946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019061373A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 富士通コンポーネント株式会社 | 触感提示装置 |
-
2006
- 2006-06-28 JP JP2006177536A patent/JP2008005946A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019061373A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 富士通コンポーネント株式会社 | 触感提示装置 |
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