JP2008005776A - 釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法 - Google Patents

釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
顎を有しない針部でありながら餌が落ちない釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法を提供する。
【解決手段】
釣り糸72に連結される頭部71aと、餌を付けるための本体部71bと、顎を有しない針部71cと、を備える釣り針71であり、本体部71bに、餌80が落ちないように餌止め部材73を設ける。また、軟質材により形成した受け台90の凹み部91に、餌が落ちないようにするための餌止め部材73を入れ、餌止め部材73に、釣り針71の顎を有しない針部71cから刺し、本体部71bを挿入して受け台90に刺し込み、釣り針71を受け台90から引き抜き、本体部71bに、餌80が落ちないように餌止め部材73を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、海釣りや川釣りに用いられる釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法に関するものである。
通常の釣り針は、本体部の一端の針部には、対象魚類の口中に針部が刺されて抜けないように顎が形成されている。このような釣り針は、本体部の頭部に釣り糸を結束した後、釣り糸を釣り竿に連結して使用する(特許文献1)。
特開2002-209475号公報
ところで、釣った魚を放流する最近の魚釣りでは、特許文献1に記載のような釣り針を用いると、キャッチアンドリリースする時に、魚を傷めるために、魚を傷めないよう顎のない釣り針を使うのが常識となっている。
このような顎のない釣り針では、例えばミミズやブドウ虫を刺したとき、顎がないため餌だけ魚に取られ、釣り落とすので止むを得なく、顎を有する釣り針を使用しているのが現状である。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、顎を有しない針部でありながら餌が落ちない釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、
釣り糸に連結される頭部と、
餌を付けるための本体部と、
顎を有しない針部と、を備える釣り針であり、
前記本体部に、前記餌が落ちないように餌止め部材を設けることを特徴とする釣り針である。
請求項2に記載の発明は、
前記餌止め部材は、前記餌が前記本体部に支持されるような弾性力を有する材質で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り針である。
請求項3に記載の発明は、
前記餌止め部材は、ゴムボールであり、
前記ゴムボールが、前記針部から刺されて前記本体部に挿入して設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り針である。
請求項4に記載の発明は、
前記餌止め部材は、着色されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り針である。
請求項5に記載の発明は、
軟質材により形成した受け台の凹み部に、餌が落ちないようにするための餌止め部材を入れ、
前記餌止め部材に、釣り針の顎を有しない針部から刺し、本体部を挿入して前記受け台に刺し込み、
前記釣り針を前記受け台から引き抜き、
前記本体部に、前記餌が落ちないように餌止め部材を設けることを特徴とする餌止め部材の釣り針取付方法である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、顎を有しない針部を備える針でありながら、本体部に、餌が落ちないように餌止め部材を設けたことで、餌だけ魚に取られることが軽減でき、しかも釣った魚を傷つけることなく針を外して放流することができる。
請求項2に記載の発明では、餌止め部材は、餌が本体部に支持されるような弾性力を有する材質で形成され、餌止め部材の弾性力による簡単な構成で餌を本体部に支持することができる。
請求項3に記載の発明では、 餌止め部材がゴムボールであり、簡単に針部から刺されて本体部に挿入して設けられる。
請求項4に記載の発明では、餌止め部材は、着色され、色は赤、ピンク、黄色、夜光緑等の
魚の好む色にすることが好ましい。
請求項5に記載の発明では、受け台の凹み部に餌止め部材を入れ、餌止め部材に、顎を有しない針部から刺し、本体部を挿入して受け台にまで刺し込み、釣り針を受け台から引き抜くことで、簡単に本体部に餌止め部材を設けることができる。
以下、この発明の釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法の実施の形態について説明するが、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
まず、釣り針について、図1及び図2に基づいて説明する。図1は餌止め部材を設けない釣り針の正面図、図2は餌を付けた釣り針を示す図である。
この実施の形態の釣り針71は、図1に示すように、頭部71a、本体部71b及び針部71cを備えている。頭部71aは、釣り糸72に連結される。本体部71bは、餌を付けるための部分である。針部71cは、対象魚類の当たりにより魚類の口中に浸透する部分であり、この実施の形態の針部71cは、顎を有していない。
この釣り針71は、図2(a),(b)に示すように、本体部71bに餌80を付け、この餌80が落ちないように本体部71bに餌止め部材73を設ける。餌止め部材73は、餌80が本体部71bに支持されるような弾性力を有する材質で形成され、この実施の形態ではゴムボール73aである。釣り針71には、針部71cから餌80を刺し、本体部71bに挿入し、餌80を付ける。
餌80の種類によって、図2(a)に示すように、餌80の上部を本体部71bに付ける場合、また図2(b)に示すように、餌80の全体を本体部71bに付ける場合がある。いずれの場合にも、釣り針71の本体部71bに餌80を付け、その後にゴムボール73aに、針部71cから刺し、本体部71bに挿入して設ける。本体部71bに挿入して設けるゴムボール73aの位置は、針部71cの曲がりの始まる位置であることが、餌80の多くの部分を保持でき、しかも針部71cの長さを確保できて魚に刺さり、魚が逃げることを軽減できる。ゴムボール73aの直径は、釣り針71の太さに比例して変えることが好ましく、例えば1.0〜2.0mmが好ましいが特に限定されない。
このように、釣り針71は、顎を有しない針部71cを備えた針でありながら、本体部71bに、餌80が落ちないように餌止め部材73を設けたことで、餌止め部材73のゴムボール73aによって餌80だけ魚に取られることが軽減でき、しかも釣った魚から釣り針71を外して魚を傷付けることなく放流することができる。図2(c)に示すように、針部71cに餌80が落ちないように餌止め部材73を設けると、対象魚類の当たりにより魚類の口中に浸透する部分が少なくなり、魚が逃げることが多くなり好ましくない。
また、餌止め部材73は、餌80が本体部71bに支持されるような弾性力を有する材質で形成され、例えばゴム、樹脂などで形成され、餌止め部材73の弾性力による簡単な構成で餌80を本体部71bに支持することができる。また、餌止め部材73がゴムボール73aであり、簡単に針部71cから刺し、本体部71bまで挿入して設けられる。また、餌止め部材73は、着色され、色は赤、ピンク、黄色、夜光緑等の魚の好む色にすることが好ましい。釣り針71の形状は、この実施の形態に示すように、英語のJの字の形状が餌止め部材73を容易に取り付けることができ好ましく、従来から鐙形と称して釣り針の原型されているが、これに限定されない。
次に、餌止め部材の釣り針取付方法について、図3乃至図7に基づいて説明する。図3はケースに入れた受け台の斜視図、図4はケースに入れた受け台の断面図、図5乃至図7は釣り針に餌止め部材を取り付ける状態を示す図である。
この実施の形態では、軟質材により受け台90を形成し、この受け台90をケース95に入れて保持できるようになっている。ケース95は、樹脂で形成され、小型で、かつ軽量であり、携帯に便利になっている。受け台90には、複数個の凹み部91が所定の間隔で形成され、この凹み部91に餌80が落ちないようにするための餌止め部材73を入れるようになっている。
この実施の形態では、図3及び図4に示すように、受け台90が軟質材であるスポンジで形成されているが、発泡スチロールなどで形成してもよい。また、餌止め部材73としてゴムボール73aを用いており、凹み部91は円筒部91a、半円状底部91bを有する。凹み部91の円筒部91aの直径D10は、ゴムボール73aの直径D11よりやや小さく、凹み部91の深さH10は、ゴムボール73aの直径D11よりやや大きくなっており、ゴムボール73aをスポンジの弾性力で確実に保持するための形状に形成されている。このため、凹み部91のスポンジの弾性力によりゴムボール73aが確実に保持され、しかもゴムボール73aが凹み部91から飛び出ることなく入っており、ゴムボール73aが携帯時や使用時に凹み部91から容易に落下することがない。
次に、餌止め部材73の釣り針71への取付は、図5に示すように、まず餌80を釣り針71の本体部71bに付け、この釣り針71の顎を有しない針部71cから凹み部91に入っているゴムボール73aに刺す。このとき、ゴムボール73aは凹み部91に弾性支持されており、ゴムボール73aの動きが抑えられて容易に刺すことができる。そして、図6に示すように、餌80を付けた本体部71bまで挿入して針部71cを受け台90まで刺し込み、図7に示すように、釣り針71を受け台90から引き抜くと、本体部71bに、餌80が落ちないようにゴムボール73aを設けることができる。このように、受け台90の凹み部91にゴムボール73aを入れ、ゴムボール73aに、顎を有しない針部71cから刺し、本体部71bまで挿入して受け台90に刺し込み、釣り針71を受け台90から引き抜く、簡単な作業で、容易に本体部71bにゴムボール73aを設けることができる。
また、この発明は、練り餌にも使用でき、練り餌に使用する場合には、先に釣り針の本体部に餌止め部材を設け、その後に本体部に餌を付ける。例えば、練り餌に使用するへら鮒釣りに餌止め部材としてゴムボールを使用すると、ゴムボールによって練り餌を落ちないようにすることができる。このために、へら鮒釣りの釣り針を、太い針より刺さりのよい細い針を使用することができ、細い針にしても練り餌が割れて落ちることがなくなることから、大玉の練り餌を釣り針に装着でき、有利に集魚することが可能になる。
この発明は、海釣りや川釣りに用いられる釣り針及び餌止め部材の釣り針取付方法に適用でき、顎を有しない針部でありながら餌が落ちないことで、餌だけ魚に取られることが軽減でき、しかも釣った魚から釣り針を外して魚を傷付けることなく放流することができる。
餌止め部材を設けない釣り針の正面図である。 餌を付けた釣り針を示す図である。 ケースに入れた受け台の斜視図である。 ケースに入れた受け台の断面図である。 釣り針に餌止め部材を取り付ける前の状態を示す図である。 釣り針に餌止め部材を取り付ける途中の状態を示す図である。 釣り針に餌止め部材を取り付けた後の状態を示す図である。
符号の説明
71 釣り針
71a 頭部
71b 本体部
71c 針部
72 釣り糸
73 餌止め部材
80 餌
90 受け台
91 凹み部


Claims (5)

  1. 釣り糸に連結される頭部と、
    餌を付けるための本体部と、
    顎を有しない針部と、を備える釣り針であり、
    前記本体部に、前記餌が落ちないように餌止め部材を設けることを特徴とする釣り針。
  2. 前記餌止め部材は、前記餌が前記本体部に支持されるような弾性力を有する材質で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り針。
  3. 前記餌止め部材は、ゴムボールであり、
    前記ゴムボールが、前記針部から刺されて前記本体部に挿入して設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り針。
  4. 前記餌止め部材は、着色されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り針。
  5. 軟質材により形成した受け台の凹み部に、餌が落ちないようにするための餌止め部材を入れ、
    前記餌止め部材に、釣り針の顎を有しない針部から刺し、本体部を挿入して前記受け台に刺し込み、
    前記釣り針を前記受け台から引き抜き、
    前記本体部に、前記餌が落ちないように餌止め部材を設けることを特徴とする餌止め部材の釣り針取付方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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