JP2008005579A - 電動ロータリアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動側の回転歯体と従動側の回転歯体との間のバックラッシを簡素な構成でトルクの減退なく除去でき、しかも、バックラッシ除去と同時にトルクの増大も図れる電動ロータリアクチュエータを提供する。
【解決手段】一対のステッピングモータ4・5と一対の駆動側平歯車2・3を備えて、一対の駆動側平歯車をそれぞれのステッピングモータで回転させ、それらの歯面が無負荷時において従動側平歯車1の歯面と互いに反対側で接する関係となるように、一対のステッピングモータのロータ軸4a・5aを相互設定する。これら一対のステッピングモータをモータドライブ回路にて同期駆動し、一対の駆動側平歯車にて従動側平歯車を駆動することにより、これら一対の駆動側平歯車と従動側平歯車とのバックラッシが互いに除去される。
【選択図】図5

Description

本発明は、モータにて回転される駆動側の回転歯体と従動側の回転歯体とを噛み合わせて、モータの回転を従動側に伝達して回転を出力する電動ロータリアクチュエータに関する。詳しくは、それにおける駆動側の回転歯体と従動側の回転歯体との間のバックラッシを防止する技術に係るものである。
バックラッシ防止を意図したこの種の電動ロータリアクチュエータとして、例えば、特許文献1(特開2003−235207号公報)及び特許文献2(特開2005−313302号公報)に開示されたものがある。
特許文献1に記載のものは、貫通孔を有する従動側歯車をギアケース内に軸受けし、この電動機を、ギアケース上でピンを中心に回動可能としておき、電動機の出力軸に設けられた駆動側ギアと従動側歯車との間で、バックラッシが無くなる噛み合いとなるように、電動機に水平方向及び垂直方向の力を加えてその出力軸を撓ませ、その状態で電動機をギアケースにねじ止めする。
しかし、これによると、電動機の出力軸に、これを撓ませた状態とする強い応力が常時かかるので、出力軸の回転が重くなって電動機のトルクが減退するとともに、消費電力が大きくなり、さらに、出力軸の疲労が顕著になる等の問題がある。
特許文献2に記載のものは、回転テーブルが設けられた回転軸に対してそれぞれ平行であって回転軸の両側にモータ主軸と逆転用駆動軸とを配置し、モータ主軸の正転方向の回転は、正転駆動歯車と従動歯車とを介して回転テーブルに伝達し、モータの逆転方向の回転は、タイミングベルトと逆転駆動歯車とを介して回転テーブルに伝達することにより、歯車相互間のバックラッシを回避する。
しかし、これによると、正転と逆転とで別々の伝達機構を必要とし、しかも、逆転にはタイミングベルトを用いているため、機構が複雑になるとともに、装置が大きくなる等の問題がある。
特開2003−235207号公報 特開2005−313302号公報
本発明の第1の課題は、駆動側の回転歯体と従動側の回転歯体との間のバックラッシを簡素な構成でトルクの減退なく除去でき、しかも、バックラッシ除去と同時にトルクの増大も図れる電動ロータリアクチュエータを提供することにある。
第2の課題は、バックラッシ除去のために使用するモータの駆動制御を簡単に行え、しかも、モータドライブ回路を簡素化できる電動ロータリアクチュエータを提供することにある。
第3の課題は、バックラッシ除去のための初期調整を簡便に行える電動ロータリアクチュエータを提供することにある。
第4の課題は、バックラッシ除去できる電動ロータリアクチュエータとしてその小型化を図ることにある。
第1の課題を達成するため、請求項1に係る本発明は、一対のステッピングモータと一対の駆動側回転歯体を備えて、一対の駆動側回転歯体をそれぞれのステッピングモータで回転させるようにしたこと、それらの歯面が無負荷時において従動側回転歯体の歯面と互いに反対側で接する関係となるように、一対のステッピングモータのロータ軸を相互設定したこと、これら一対のステッピングモータをモータドライブ回路にて同期駆動し、一対の駆動側回転歯体にて従動側回転歯体を駆動することにより、これら一対の駆動側回転歯体と従動側回転歯体とのバックラッシが互いに除去されるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、第2の課題を達成するため、上記の構成において、一対のステッピングモータの同相のコイルが直列に接続され、モータドライブ回路は、一対のステッピングモータを、それらのロータ軸に所定の位相差を与え、同期駆動回転させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、一対のステッピングモータの一方にのみ、その回転を検出するエンコーダを付設したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、一対のステッピングモータが実質的に同じ構造で、トルクも同じことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、一対のステッピングモータのトルクが異なることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、第3の課題を達成するため、一対の駆動側回転歯体の少なくとも一方が、ステッピングモータのロータ軸に対し、調整固定手段にて周方向の固定角度を調整可能に固定されることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、その具体的形態で、調整固定手段が、駆動側回転歯体をステッピングモータのロータ軸と結合する継手と、該継手に設けられたねじ孔と、該ねじ孔に螺合させて駆動側回転歯体をロータ軸に固定する止めねじとで構成されることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、そのさらなる具体的形態で、ステッピングモータのロータ軸側の端面に接合させることにより、継手を覆うことができるカバーブロックを備え、このカバーブロックには、止めねじを継手のねじ孔に螺合させるための作業孔が設けられていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、第4の課題を達成するため、一対の駆動側回転歯体及び従動側回転歯体が平歯車で、これらで減速機構を構成するように従動側の平歯車の方が駆動側の平歯車よりも歯数が多く、駆動側の一対の平歯車が、並置された一対のステッピングモータのロータ軸にそれぞれ接続されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、減速比を大きくしたその具体的形態で、従動側の平歯車と噛み合う駆動側の一対の平歯車のそれぞれについて、それとステッピングモータのロータ軸との間に、該ロータ軸と一体回転する太陽歯車と、これと噛み合う遊星歯車とを設け、各太陽歯車の回転に伴い、その回りを遊星歯車が公転し、その公転により駆動側の平歯車が回転することにより、ロータ軸と一体回転する太陽歯車の回転が従動側の平歯車に減速して伝達されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動側の一対の回転歯体(平歯車やハイポイドギアやウォーム等)の歯面が、従動側の回転歯体(平歯車やハイポイドギアやウォームホイール等)の歯面に対し、無負荷時において互いに反対側で接する関係となるように、一対のステッピングモータのロータ軸を相互設定し、これら一対のステッピングモータを同期駆動して駆動側の一対の回転歯体にて従動側の回転歯体を回転させるので、駆動側の一対の回転歯体と従動側の回転歯体との協働によりそれらのバックラッシを簡単に除去できると同時に、駆動側の一対の回転歯体は、一方が従動側の回転歯体の負荷となることはなく、駆動側の両回転歯体の回転中はそのトルクが従動側の回転歯体に同時に加わるので、従動側の回転歯体の出力の増大が図れる。
請求項2に係る発明のように、一対のステッピングモータの同相のコイルを直列に接続し、これらステッピングモータを、それらのロータ軸に所定の位相差を与え、同期駆動すると、一対のステッピングモータを、別々に制御することなく、恰も一つのステッピングモータを駆動させるのと全く同じ制御で駆動できるので、その駆動制御が簡素になる。
請求項3に係る発明のように、一対のステッピングモータの一方にのみ、その回転を検出するエンコーダを付設すると、一対のステッピングモータを恰も一つのステッピングモータを制御するかのように閉ループ制御できるので、回路構成及び制御を単純化できる。
請求項4に係る発明のように、一対のステッピングモータを実質的に同じ構造、及びトルクも同じにすれば、同じ仕様の2つのステッピングモータを用いて、簡単かつ経済的に実現できる。
請求項5に係る発明のように、一対のステッピングモータのトルクが異なる関係とすれば、そのトルク差に応じて従動側の回転歯体の出力を調整できる。
請求項6に係る発明のように、一対の駆動側回転歯体の少なくとも一方を、ステッピングモータのロータ軸に対し、調整固定手段にて周方向の固定角度を調整可能にすると、これら駆動側回転歯体の歯面が、従動側回転歯体の歯面に対し互いに反対向きで接する状態とする初期設定を簡単に行える。
請求項7に係る発明のように、駆動側回転歯体をステッピングモータのロータ軸と結合する継手にねじ孔を設け、このねじ孔に止めねじを螺合させて駆動側回転歯体をロータ軸に固定する構造とすれば、上記の初期設定を簡素な構造で容易に行える。
請求項8に係る発明のように、ステッピングモータのロータ軸側の端面に接合させるカバーブロックで上記継手を覆い、このカバーブロックに設けられた作業孔を通じて止めねじを継手のねじ孔に螺合させれば、上記の初期設定を組み立て後にも行えるとともに、駆動側回転歯体の初期設定機構を備えたステッピングモータと、それを備えないステッピングモータとを、両者をほぼ同じような状態にして並設できるので、小型化できる。
請求項9に係る発明によれば、一対の駆動側回転歯体及び従動側回転歯体を平歯車とし、駆動側の一対の平歯車を、並置された一対のステッピングモータのロータ軸にそれぞれ接続したので、平歯車による減速機構においてバッラッシが無い電動ロータリアクチュエータを、小型かつ経済的に提供できる。
請求項10に係る発明によれば、ステッピングモータのロータ軸と一体回転する太陽歯車と、その回りを公転する遊星歯車とにより、減速比を大きくすることができる。
本発明の最良の実施形態は、図1に示すように、回転を出力するための従動側の大径の同じ平歯車1に、図5に示す一対のステッピングモータ4・5で回転される駆動側の小径の一対の平歯車2・3を噛み合わせ、図6の回路図に示すように、一対のステッピングモータ4・5の同相のコイルを直列に接続し、図1に示すように、駆動側の一対の平歯車2・3の歯面が、それよりも歯数が多い従動側の平歯車1の歯面に対し、無負荷時において周方向に互いに反対向きで接するように、一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aに初期設定で所定の位相差を与え、図6に示すモータドライブ回路で同期駆動させることにより、従動側の平歯車1及び駆動側の一対の平歯車2・3のバックラッシを除去する。
これを具体的に説明すると、図1に、大径の従動側平歯車1と小径の一対の駆動側平歯車2・3との無負荷時での第1の噛み合い接触関係のモデル図、図2に第2の噛み合い接触関係のモデル図をそれぞれ示す。一対の駆動側平歯車2・3は全く同じものであるが、従動側平歯車1に対する無負荷時の噛み合い接触関係が異なるので、これら3つの平歯車1・2・3の歯1a・2a・3aの両側の歯面の方向を区別するため、一方を「片側」、他方を「反対側」として表現する。
図1の場合、無負荷時において、一方の駆動側平歯車2の歯2aは、その片側の歯面2cが従動側平歯車1の歯1aの片側の歯面1bと接し、これとは逆に、他方の駆動側平歯車3の歯3aは、その反対側の歯面3bが従動側平歯車1の歯1aの反対側の歯面1cと接するような噛み合い接触関係となっている。つまり、一対の駆動側平歯車2・3の中間で見ると、それらの歯2a・3aの内側の歯面2c・3bが、従動側平歯車1の歯1aの外側の歯面1b・1cと接するような噛み合い接触関係となっている。そして、無負荷時にこのような噛み合い接触となるように、一対の駆動側平歯車2・3のそれぞれに直結する一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aに、初期設定で所定の位相差を与えてあり、一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aは同方向に同期駆動回転される。
一方、図2の場合には、無負荷時において、一方の駆動側平歯車2の歯2aは、その反対側の歯面2bが従動側平歯車1の歯1aの反対側の歯面1cと接し、これとは逆に、他方の駆動側平歯車3の歯3aは、その片側の歯面3cが従動側平歯車1の歯1aの片側の歯面1bと接するような噛み合い接触関係となっている。つまり、一対の駆動側平歯車2・3の中間で見ると、それらの歯2a・3aの外側の歯面2b・3cが、従動側平歯車1の歯1aの内側の歯面1c・1bと接するような噛み合い関係となっている。そして、無負荷時にこのような噛み合い接触となるように、一対の駆動側平歯車2・3のそれぞれに直結する一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aに、初期設定で所定の位相差を与えてあり、一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aは同方向に同期駆動回転される。
図1の場合と図2の場合とでは、このように無負荷時における接触歯面が逆になっているが、いずれの場合も、従動側平歯車1を図3に示すように時計方向(CW方向)へ回転させるために、一対のステッピングモータ4・5により一対の駆動側平歯車2・3を反時計方向へ同時回転させたときには、一対の駆動側平歯車2の歯2a・3aは、その回転方向(反時計方向)の前側の歯面2b・3bが従動側平歯車1の歯1aの後側の歯面1cと接した状態で、従動側平歯車1に対して時計方向へのトルクを同時に与え、従動側平歯車1を時計方向へ回転させる。
一対のステッピングモータ4・5が停止すると、一対の駆動側平歯車2・3も回転を停止して、図1に示した噛み合い接触関係の場合には、同図に示す無負荷時の状態、図2に示した噛み合い接触関係の場合には同図に示す状態に復帰するので、いずれの場合も3つの平歯車1・2・3は、協働してバックラッシを除去し合うことになる。
一方、従動側平歯車1を図4に示すように反時計方向(CCW方向)へ回転させるために、一対のステッピングモータ4・5により一対の駆動側平歯車2・3を時計方向へ同時回転させたときには、図1及び図2のいずれの場合も、一対の駆動側平歯車2の歯2a・3aは、その回転方向(時計方向)の前側の歯面2cが従動側平歯車1の歯1aの後側の歯面1bと接した状態で、従動側平歯車1に対して反時計方向へのトルクを同時に与え、従動側平歯車1を反時計方向へ回転させる。
この際にも、一対のステッピングモータ4・5が停止すると、一対の駆動側平歯車2・3も回転を停止して、図1に示した噛み合い関係の場合には同図に示す無負荷時の状態、図2に示した噛み合い関係の場合には同図に示す無負荷時の状態に復帰するので、いずれの場合も、3つの平歯車1・2・3は、協働してバックラッシを除去し合うことになる。
従って、3つの平歯車1・2・3は、図3に示す時計方向又は図4に示す反時計方向のいずれの方向に回転しても、協働してバックラッシを除去し合うとともに、両駆動側平歯車2・3のトルクが従動側平歯車1に同時に加わる。
図6に、一対のステッピングモータ4・5を駆動するモータドライブ回路の構成を示す。ステッピングモータ4・5は、一方のステッピングモータ4にのみその回転を検出するエンコーダ(ロータリエンコーダ)6が付設されているが、モタ単体としては実質的に同じ構造で、A相とB相の2相型であり、それらのA相のコイル4A・5A同士を直列に接続してあるとともに、B相のコイル4B・5B同士も直列に接続してある。そして、A相のコイル4A・5Aは、共通の一つのA相ドライブ部7Aにより励磁され、B相のコイル4B・5Bは、共通の一つのB相ドライブ部7Bにより励磁されるようになっている。
また、A相、B相のそれぞれにおいて、コイルに流れる電流を電流センサ8A・8Bにより検出し、共通の電流帰還処理部9で処理して、両ステッピングモータ4・5を同時にフィードバック制御する。A相ドライブ部7A、B相ドライブ部7B、電流帰還処理部9は、ステッピングモータが1台のときと全く同じ構成で、しかも、1個のエンコーダ6により回転を検出するので、閉ループ系を構成して、両ステッピングモータ4・5を、恰も1台のステッピングモータを制御しているのと同様に動作させることができるようになっている。
従って、閉ループ系を構成して両ステッピングモータ4・5を駆動する図6のモータドライブ回路は、これらステッピングモータ4・5のコイルをA相、B相それぞれについて直列接続するだけで、しかも、エンコーダ6を片側のステッピングモータ4にのみ付設するだけで、1台のステッピングモータを駆動する従来のものをそのまま使用できる。
なお、一対のステッピングモータ4・5を、エンコーダ無しの開ループ系モータドライブ回路で駆動することも可能である。
一対の駆動側平歯車2・3は、従動側平歯車1に対して、無負荷時に図1又は図2に示したような噛み合い関係とするために、一対のステッピングモータ4・5相互では、それらのロータ軸4a・5aに所定の位相差を機械的に与えてあり、両者のロータ軸4a・5aは同時に同速度で回転する。
一対のステッピングモータ4・5は、上記のように一方のステッピングモータ4にのみエンコーダ6が付設され、他方のステッピングモータ5には付設されていないので、前者を「エンコーダ付きステッピングモータモータ」、後者を「エンコーダ無しステッピングモータモータ」と称すると、エンコーダ無しステッピングモータモータ5で回転される駆動側平歯車3は、上記のような噛み合い関係とする初期設定時の微調整のために、エンコーダ無しステッピングモータ5のロータ軸5aに対し、その回りを両方向に微調整可能に固定されている。
いま、両ステッピングモータ4・5が仕様まで全く同じで、同一トルク特性(sinθ)であるとすると、ロータ軸4a・5aは上記のように所定の位相差を保ったまま同時に同速回転するので、その位相差をφとすると、図7に示すように、一方のステッピングモータのトルク曲線はsinθ、他方のステッピングモータのトルク曲線はsin(θ+φ)、合成トルク曲線はsinθ+sin(θ+φ)として表すことができる。
また、片方のステッピングモータのトルク特性が1/2であると、図8に示すように、そのトルク曲線はsin(θ+φ)/2となるので、合成トルク曲線はsinθ+sin(θ+φ)/2として表すことができる。
従って、上記のように3つの平歯車1・2・3のバックラッシを協働して除去できると同時に、両ステッピングモータ4・5により従動側平歯車1のトルクの増大及びトルク調整が可能になる。
図9〜図14に上述の構成を具体化した本発明の実施例1を示す。
電動ロータリアクチュエータの本体10は、台板部11と、その円形孔11aの周縁から片側に円筒形に突出する軸受筒部12とを有する。一対のステッピングモータ4・5は、この本体10に対し、軸受筒部12とは反対側において、台板部11に平行に並べて近接して取り付けられ、一方のステッピングモータ4に付設したエンコーダ6と共にモータカバー13で覆われている。なお、一対のステッピングモータ4・5を個々のモータカバーで別々に覆ってもよい。
軸受筒部12内には、円筒形の回転ヘッド14が軸受15により回転自在に軸受けされ、回転ヘッド14の中空部14aと台板部11の円形孔11aとが、配線等のために、本体10を貫通する貫通孔を形成している。回転ヘッド14の先端部は、回転出力を取り出すため軸受筒部12の先端から突出し、また、回転ヘッド14の基端部の外周には、リング状の従動側平歯車1が、軸受筒部12内において固定(互いのねじを螺合させて固定)され、回転ヘッド14と一体に回転する。
一対のステッピングモータ4・5のロータ軸4a・5aには、駆動側平歯車2・3がそれぞれ直結され、これら駆動側平歯車2・3は、軸受筒部12内において従動側平歯車1に上述のような関係で噛み合っている。
両ステッピングモータ4・5をこのような関係にする初期設定の一例について説明する。
両ステッピングモータ4・5は、一方のステッピングモータ4にのみエンコーダ6が付設され、他方のステッピングモータ5には付設されていないので、前者を「エンコーダ付きステッピングモータ」、後者を「エンコーダ無しステッピングモータ」と称する。
(1)エンコーダ付きステッピングモータ4は本体10の台板部11に固定し、エンコーダ無しステッピングモータ5はその全体を回転可能なように台板部11に仮止めする。
(2)エンコーダ6からのパルス数を確認しながら、エンコーダ無しステッピングモータ5を台板部11に対して回転させる。その回転方向は駆動側平歯車2・3にテンションをかけるため、どちらの方向でもよい。
(3)エンコーダ6からのパルス数により、両モータ4・5の機械的な励磁角のズレを判断できるので、希望する励磁角(パルス数)となったところで、エンコーダ無しステッピングモータ5を台板部11に固定する。
また、エンコーダ付きステッピングモータ4側の駆動側平歯車2は、ロータ軸4aに対してその周方向に予め固定されているが、エンコーダ無しステッピングモータ5の駆動側平歯車3は、従動側平歯車1に対して初期設定の際の調整のため、実施例1では、次のような調整固定手段によりロータ軸5aに対してその周方向に調整可能となっており、その構造を図15、図16に示す。
駆動側平歯車3は、短い有底円筒形の継手16の突出軸部16aと一体的になっており、この継手16を段付きのロータ軸5aと嵌合させ、継手16に設けられた複数(例えば4個)のねじ孔17の少なくとも一つに、図示しない止めねじを螺合させ、ロータ軸5aに対する周方向の回転を任意の角度のところで止めねじにて規制してこれに固定するようになっている。
エンコーダ付きステッピングモータ4の駆動側平歯車2は、ロータ軸4aに予め固定されているので、エンコーダ6からのパルス数を確認しながら、エンコーダ無しステッピングモータ5側を調整することにより、上述のように、エンコーダ6からのパルス数によって、一対の駆動側平歯車2・3が従動側平歯車4に対して図1又は図2に示したような噛み合い関係となる場合の両モータ4・5の機械的な励磁角のズレを判断できる。
継手16とロータ軸5aとの嵌合部分を保護するため、ステッピングモータ5の方形の端面5bに接合させる方形のカバーブロック18が用意されている。このカバーブロック18には、継手16が挿入する中央孔19が設けられているとともに、各側面に、中央孔19の周方向にやや長い作業孔20が設けられている。
従って、カバーブロック18をステッピングモータ5の端面5bに接合して固定した後も、作業孔20を通じて工具を差し込み、継手16のねじ孔17に止めねじを螺合させることが可能である。その作業のためにモータカバー13にも、工具を差し込む作業孔13aが設けられている。
本体10の台板部11にはセンサ取り付け孔11bが設けられ、その中に、回転ヘッド14の原位置を検出するホールセンサ等の原位置検出センサ14bが設置されている。
図17〜図20に実施例2を示す。実施例2は、遊星歯車を用いて実施例1よりも減速比を大きくしたもので、一対のステッピングモータ4・5、そのロータ軸4a・5bに上記のような初期設定状態にして固定される一対の駆動側平歯車2・3については実施例1と同じであるが、これら一対の駆動側平歯車2・3のそれぞれついて、それと従動側平歯車1との間に、次のような遊星歯車ユニット21A・21Bが付加されている。
遊星歯車ユニット21A・21Bは実質的に同じ構造で、それぞれ、本体10の台板部11に固定された軸受22A・22Bに中継軸23A・23Bが軸受けされ、この中継軸23A・23Bの基端に、遊星歯車24A・24Bが3個ずつ設けられ、中継軸23A・23Bの先端に駆動側平歯車25A・25Bが固定されている。
そして、エンコーダ付きステッピングモータ4側の遊星歯車ユニット21Aでは、3個の遊星歯車24Aが、ステッピングモータ4のロータ軸4aに固定された駆動側平歯車2を太陽歯車としてその回りを公転するようにこれと噛み合い、その公転により駆動側平歯車25Aが中継軸23Aと一体に自転して従動側平歯車1を回転させるようにこれと噛み合っている。同様に、エンコーダ無しステッピングモータ5側の遊星歯車ユニット21Bでは、3個の遊星歯車24Bが、ステッピングモータ5のロータ軸5aに固定された駆動側平歯車3を太陽歯車としてその回りを公転するようにこれと噛み合い、その公転により駆動側平歯車25Bが中継軸23Bと一体に自転して従動側平歯車1を回転させるようにこれと噛み合っている。
実施例2の場合も、エンコーダ無しステッピングモータ5側の駆動側平歯車3を実施例1と同様に調整することにより、駆動側平歯車25A・25Bを、従動側平歯車1に対して、図1又は図2に示した駆動側平歯車2・3の場合と同様の噛み合い関係にすることができる。
上述した実施例1及び実施例2は、一対のステッピングモータでそれぞれ回転される一対の駆動側回転歯体が平歯車、これらと噛み合って回転される従動側回転歯体も平歯車の場合であるが、実施例3は、一対のステッピングモータでそれぞれ回転される一対の駆動側回転歯体が一対のウォーム、これらにより駆動される従動側回転歯体がウォームホイールの場合である。
実施例3の場合には、図21〜図24に示すように、同じウォームホイール31に対して一対のウォーム32・33がウォームホイール31の両側に配置されて、ウォームホイール31に同時に噛み合うようになっており、その無負荷時における噛み合い接触関係として2つの形態があり、図21と図22にそれぞれの形態のモデル図を示す。
図21の第1の形態の場合、二分線24から見て、両方のウォーム32・33の歯32a・33aが、二分線24の左側で、ウォームホイール31の歯31aの歯面と接する噛み合い接触関係となっている。
図22の第2の形態の場合、図23の場合とは逆に、二分線34から見て、両方のウォーム32・33の歯32a・33aが、二分線34の右側で、ウォームホイール31の歯31aの歯面と接する噛み合い接触関係となっている。
これら図21及び図22のいずれの場合も、一対のステッピングモータのロータ軸に所定の位相差を与えることで、無負荷時におけるそれぞれの噛み合い接触形態に設定されており、いずれの場合も、一対のウォーム32・33の同時回転により双方のトルクがウォームホイール31に同時に加わり、図23に示すように時計方向に回転されたり、図24に示すように反時計方向に回転される。
そして、一対のウォーム32・33が停止すると、無負荷時におけるそれぞれの噛み合い接触形態に復帰するので、一対のウォーム32・33とウォームホイール31とが協働してバックラッシュを除去し合うことになる。
一対のステッピングモータでそれぞれ回転される一対の駆動側回転歯体、及びこれらに従動して回転される従動側回転歯体としては、、傘歯車やハイポイドギアーや歯付きプーリ等でもよい。
本発明の実施例における従動側平歯車と一対の駆動側平歯車との無負荷時での第1の噛み合い接触関係のモデル図である。 同じく第2の噛み合い接触関係のモデル図である。 図1又は図2の場合において、従動側平歯車を時計方向へ回転させるときの噛み合い状態図である。 同じく従動側平歯車を反時計方向へ回転させるときの噛み合い状態図である。 従動側平歯車と一対の駆動側平歯車と一対のステッピングモータと一つのエンコーダの関係を示す斜視図である。 一対のステッピングモータとそのモータドライブ回路を示す回路図である。 一対のステッピングモータが同一トルク特性の場合のトルク曲線図である。 片方のステッピングモータのトルクが1/2の場合のトルク曲線図である。 本発明の実施例1を本体と共に一対のステッピングモータの位置で切断した断面図である。 モータカバーを切断した実施例1の平面図である。 実施例1の正面図である。 モータカバーを切断した実施例1の背面図である。 その簡略化した背面図である。 実施例1における本体の断面図である エンコーダ無しステッピングモータのロータ軸に対する駆動側平歯車の固定角度を調整する調整固定手段の分解斜視図である。 その側面図である。 本発明の実施例2を本体と共に一対のステッピングモータの位置で切断した断面図である。 モータカバーを切断した実施例2の平面図である。 モータカバーを切断した実施例2の背面図である。 その簡略化した背面図である。 本発明の実施例3における一対のウォームとウォームホイールとの第1の噛み合い接触形態のモデル図である。 同じく第2の噛み合い接触形態のモデル図である。 図21又は図22の場合において、ウォームホイールを時計方向に回転させるときの噛み合い状態図である。 同じく反時計方向に回転させるときの噛み合い状態図である。
符号の説明
1 従動側平歯車
1a 従動側平歯車の歯
2・3 駆動側平歯車
2a・3a 駆動側平歯車の歯
1b・1c・2b・2c・3b・3c 歯面
4・5 ステッピングモータ
4a・5a ロータ軸
4A・5A・4B・5B コイル
6 エンコーダ
7A A相ドライブ部
7B B相ドライブ部
8A・8B 電流センサ
9 電流帰還処理部
10 本体
11 台板部
11a 円形孔
11b センサ取り付け孔
12 軸受筒部
13 モータカバー
13a 作業孔
14 回転ヘッド
14a 中空部
14b 原位置検出センサ
15 軸受
16 継手
16a 突出軸部
17 ねじ孔
18 カバーブロック
19 中央孔
20 作業孔
31 ウォーム
31a ウォームの歯
32・33 ウォームホイール
32a・33a ウォームホイールの歯
34 二分線

Claims (10)

  1. モータにて回転される駆動側の回転歯体と従動側の回転歯体とを噛み合わせて、モータの回転を従動側に伝達して回転を出力する電動ロータリアクチュエータにおいて、前記モータとして一対のステッピングモータ、前記駆動側の回転歯体として一対の駆動側回転歯体を備えて、一対の駆動側回転歯体をそれぞれのステッピングモータで回転させるようにしたこと、それらの歯面が無負荷時において前記従動側回転歯体の歯面と互いに反対側で接する関係となるように、一対のステッピングモータのロータ軸を相互設定したこと、これら一対のステッピングモータをモータドライブ回路にて同期駆動し、一対の駆動側回転歯体にて従動側回転歯体を駆動することにより、これら一対の駆動側回転歯体と従動側回転歯体とのバックラッシが互いに除去されるようにしたことを特徴とする電動ロータリアクチュエータ。
  2. 一対のステッピングモータの同相のコイルが直列に接続され、モータドライブ回路は、一対のステッピングモータを、それらのロータ軸に所定の位相差を与え、同期駆動回転させることを特徴とする請求項1に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  3. 一対のステッピングモータの一方にのみ、その回転を検出するエンコーダを付設したことを特徴とする請求項2に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  4. 一対のステッピングモータが実質的に同じ構造で、トルクも同じことを特徴とする請求項2又は3に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  5. 一対のステッピングモータのトルクが異なることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  6. 一対の駆動側回転歯体の少なくとも一方が、ステッピングモータのロータ軸に対し、調整固定手段にて周方向の固定角度を調整可能に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動ロータリアクチュエータ。
  7. 調整固定手段が、駆動側回転歯体をステッピングモータのロータ軸と結合する継手と、該継手に設けられたねじ孔と、該ねじ孔に螺合させて駆動側回転歯体をロータ軸に固定する止めねじとで構成されることを特徴とする請求項6に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  8. ステッピングモータのロータ軸側の端面に接合させることにより、継手を覆うことができるカバーブロックを備え、このカバーブロックには、止めねじを継手のねじ孔に螺合させるための作業孔が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の電動ロータリアクチュエータ。
  9. 一対の駆動側回転歯体及び従動側回転歯体が平歯車で、これらで減速機構を構成するように従動側の平歯車の方が駆動側の平歯車よりも歯数が多く、駆動側の一対の平歯車が、並置された一対のステッピングモータのロータ軸にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電動ロータリアクチュエータ。
  10. 従動側の平歯車と噛み合う駆動側の一対の平歯車のそれぞれについて、それとステッピングモータのロータ軸との間に、該ロータ軸と一体回転する太陽歯車と、これと噛み合う遊星歯車とを設け、各太陽歯車の回転に伴い、その回りを遊星歯車が公転し、その公転により駆動側の平歯車が回転することにより、ロータ軸と一体回転する太陽歯車の回転が従動側の平歯車に減速して伝達されることを特徴とする請求項9に記載の電動ロータリアクチュエータ。
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