JP2008005102A - 音声通信装置および音声通信システム - Google Patents

音声通信装置および音声通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を制御する音声通信装置および音声通信システムにおいて、発信者が次々と迷惑電話を発信する事と困難とさせて、着信者を迷惑電話から保護する事を目的とする。
【解決手段】 発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する回線保持部と、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する迷惑電話判定部と、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する回線制御部とを備えるようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を制御する音声通信装置および音声通信システムに関するものである。
着信者を迷惑電話等から保護する技術として、従来、着信者が着信を拒否する電話番号を予め登録したブラックリストや、着信者が着信を許容する電話番号を予め登録したホワイトリストを用いて着信可否を区別して呼接続を行うものがある。例えば、着信者が着信を許容する1つ又は複数個の電話番号を予め着信許可相手番号登録テーブルに登録し、着信呼毎に登録テーブルを検索して相手番号と登録テーブル内の登録番号とを照合し、着信呼の電話番号が登録されていれば着信者に接続し、登録されていない場合には、所定のオペレータ用回線にその着信呼を転送し、オペレータからの着信転送を待って着信者に呼を接続することにより、着信許可相手番号登録テーブルに登録されていない相手からの着信に対してはオペレータが応答し、必要に応じてオペレータが相手氏名・用件等を聞いて、着信者への接続を認める場合にのみ本来の着信者に呼を接続し、着信者が応答するようにするものがある(特許文献1)。
特開平8−242294号公報(段落番号[0008])
しかしながら、録音音声及び自動発信装置を用いて電話を掛けてくるような、いわゆる機械的迷惑電話の場合、発信操作が自動であるため、呼を切断した後も、発信者からは機械的に次々と電話が掛けられ、迷惑を被ると言う問題点があった。また、複数の電話番号を持つ事業所のような場合には、その事業所内の電話に迷惑電話が掛けられ、その迷惑電話の呼を切断しても別の電話に直ぐに掛かってきてしまい、迷惑を被ると言う問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、発信者が次々と迷惑電話を発信する事と困難とさせて、着信者を迷惑電話から保護する事を目的とする。
この発明に係る音声通信装置は、発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する回線保持部と、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する迷惑電話判定部と、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する回線制御部とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る音声通信システムは、発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する回線保持部と、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する迷惑電話判定部と、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する回線制御部とを備え、互いに異なる回線を用いて通信を行う複数の音声通信装置と、上記複数の音声通信装置が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置のいずれかとを接続する交換機とを有するものである。
この発明によれば、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話である場合に、上記発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって回線保持部で保持することにより、少なくとも回線が保持されている間は発信者側通信装置の回線が使用されている状態になり、発信者側通信装置から機械的に次々と迷惑電話を掛ける事を抑制し、機械的迷惑電話の連続着信を防止でき、着信者を迷惑電話から保護することができる。
また、この発明によれば、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって回線保持部で保持するように構成され、互いに異なる回線を用いて通信を行う音声通信装置を複数備え、上記複数の音声通信装置が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置のいずれかとを接続して音声通信を行う音声通信システムを構成することにより、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定されると、その呼は着信者側通信装置に代わって回線保持部で保持されるので、上記着信者側通信装置は、呼が解放されているため、別の音声通信装置が制御する回線を使用して発信及び着信することが可能となり、着信者を迷惑電話等から保護することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の一実施形態である実施の形態1による音声通信装置の構成を示す構成図である。図1において、音声通信装置1は、発信者側通信装置(図示せず)と着信者側通信装置2との間の通信の回線を制御するものであり、上記音声通信装置1が上記発信者側通信装置と着信者側通信装置2との間の通信回線を接続すると、上記発信者側通信装置を使用する発信者と上記着信者側通信装置2を使用する着信者との通話が可能となる。上記着信者側通信装置2は、例えば、着信者が通話可能な着信者電話機である。
回線保持部10は、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する。迷惑電話判定部11は、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する。回線制御部12は、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する。迷惑電話情報記憶部13は、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するための迷惑電話情報を記憶している。本実施の形態では、上記迷惑電話情報として、迷惑電話の呼の発信者番号情報が格納された発信者番号情報リスト14を記憶している。発信者番号抽出部15は、発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報を抽出する。回線切断判定部16は、上記着信者側通信装置2から出力された接続中の回線を切断する切断信号を検出する。録音機能部17は、上記回線保持部10に回線が保持されている発信者側通信装置からの呼の発信者音声を録音保存する。タイマー機能部18は、上記回線保持部10が上記着信者側通信装置2に代わって回線を保持している時間を計測する。回線19は、発信者側通信装置と音声通信装置1との間の回線である。
なお、本実施の形態において、上記回線制御部12は、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続されている場合は、上記回線切断判定部16で上記着信者側通信装置2から出力された切断信号が検出された後に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって上記回線保持部に保持させるように制御するように構成されている。
また、上記迷惑電話判定部11は、上記着信者側通信装置2から出力された発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であることを通知する迷惑電話通知信号に基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するように構成されている。
また、上記迷惑電話判定部11は、上記迷惑電話情報記憶部13に記憶されている迷惑電話情報を用いて、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するように構成されており、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報と上記迷惑電話情報記憶部に上記迷惑電話情報として記憶されている迷惑電話の発信者番号情報とを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するように構成されている。
また、上記回線制御部12は、上記タイマー機能部18が予め設定した所定時間計測するまで、又は、発信者側通信装置から回線を切断されるまで上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって上記回線保持部に保持させるように制御するように構成されている。
次に動作について説明する。
図2は、本実施の形態の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、発信者側通信装置からの呼が回線19を通して音声通信装置1に到達すると、発信者番号抽出部15が発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報を抽出する(ステップS1)。次に、迷惑電話判定部11は、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報と迷惑電話情報記憶部13に上記迷惑電話情報として記憶されている迷惑電話の発信者番号情報リスト14の発信者番号情報とを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する(ステップS2)。当該判定結果に基づいて、回線制御部12は、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を制御する。
上記迷惑電話判定部11が迷惑電話でないと判定した場合(ステップS2でNo)は、上記回線制御部12は、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を接続する(ステップS3)。上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続されると、発信者と着信者は、通話可能となり、着信者は、発信者からの音声を聞き取ることが可能となる。
その後、回線制御部12で、上記着信者着信者側通信装置2からの回線切断が検知されず(ステップS5でNo)、上記発信者側通信装置からの回線切断も検知されない(ステップS6でNo)間は、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線は、接続されて、迷惑電話判定部11は、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する(ステップS4)。
本実施の形態では、予め、音声通信装置1と上記着信者側通信装置2との間で、上記着信者側通信装置2から上記音声通信装置1に、上記着信者側通信装置2から出力された発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であることを通知する所定の迷惑電話通知信号が通知された場合に、接続中の回線が迷惑電話であると判定すると設定されており、上記迷惑電話判定部11は、上記着信者側通信装置2から上記迷惑電話通知信号が通知されたか否かに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する。
例えば、上記着信者側通信装置2に着信した呼に対し、着信者が迷惑電話であると判断した場合、上記着信者は、上記着信者側通信装置2から上記迷惑電話通知信号を出力させるための操作を行う。例えば、上記着信者は、「###」とダイヤルボタンを押す。この操作により、上記着信者側通信装置2から上記音声通信装置1に、迷惑電話通知信号が通知される。当該通知を検知して、上記迷惑電話判定部11は、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定し、その判定結果を回線制御部12に通知する。
また、本実施の形態では、上記迷惑電話判定部11が、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合、上記迷惑電話判定部11は、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者番号情報を発信者番号情報リスト14に追加し、迷惑電話情報記憶部13に記憶させておく。
上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続された後、回線制御部12が上記発信者側通信装置からの回線切断を検知すると(ステップS6でYes)、上記回線制御部12は、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を切断する(ステップS11)。
また、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続された後、着信者が電話を切る操作をすると、着信者側通信装置2から接続中の回線を切断する切断信号が音声通信装置1に通知される。回線切断判定部16は、上記着信者側通信装置2からの切断信号を検出して、当該検出結果を回線制御部12に通知する。この通知によって、回線制御部12が上記着信者側通信装置2からの回線切断を検知すると(ステップS5でYes)、上記回線制御部12は、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かに基づいて、回線を制御する。
本実施の形態では、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続されてから上記発信者側通信装置又は上記着信者側通信装置2のいずれかから切断信号が音声通信装置1に通知されるまでの間に、上記迷惑電話判定部11から上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した判定結果が通知された場合に、回線制御部12は、迷惑電話であると判定する。
上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話である場合は(ステップS7でYes)、回線制御部12は、上記着信者側通信装置2からの回線切断が検知されたことを上記発信者側通信装置に通知することなく、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって回線保持部10に保持させるように制御するとともに(ステップS8)、回線保持部10に保持させるように制御を切り替えた旨をタイマー機能部18に通知する。当該通知に応じて、タイマー機能部18は、計測を開始し、予め設定された所定時間経過後にタイマーが満了した旨を上記回線制御部12に通知する。
その後、回線制御部12で、上記タイマー機能部18からのタイマーが満了した旨の通知が検知されず(ステップS9でNo)、上記発信者側通信装置からの回線切断も検知されない(ステップS10でNo)間は、上記発信者側通信装置と上記回線保持部10との間の通信の回線は、接続され、保持し続けられ、録音機能部17が回線保持部10で保持されている発信者側通信装置からの呼の発信者音声を録音保存する。
このように、着信者が電話を切る操作をした後も、回線保持部10で回線が保持し続けられる事により、少なくとも回線が保持されている間は発信者側通信装置の回線が使用されている状態になる。したがって、着信者が電話を切る操作をした後に発信者側通信装置から機械的に次々と迷惑電話を掛ける事を抑制し、機械的迷惑電話の連続着信を防止できる。
回線制御部12が上記タイマー機能部18からのタイマーが満了した旨の通知を検知した(ステップS9でYes)、又は、上記発信者側通信装置からの回線切断を検知した(ステップS10でYes)場合は、回線制御部12は、上記発信者側通信装置と上記回線保持部10との間の通信の回線を切断する(ステップS11)。
一方、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話でない場合は(ステップS7でNo)、回線制御部12は、上記回線制御部12は、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を切断する(ステップS11)。本実施の形態では、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続されてから上記発信者側通信装置又は上記着信者側通信装置2のいずれかから切断信号が音声通信装置1に通知されるまでの間に、上記迷惑電話判定部11から上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した判定結果が通知されなかった場合には、回線制御部12は、迷惑電話ではないと判定する。
また、過去に迷惑電話と判定され、その発信者番号情報が迷惑電話情報記憶部13の発信者番号情報リスト14に記憶されている発信者側通信装置から再び着信があった場合には、迷惑電話判定部11は、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報と迷惑電話情報記憶部13に上記迷惑電話情報として記憶されている迷惑電話の発信者番号情報リスト14の発信者番号情報とを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定する(ステップS2でYes)。この判定結果に基づいて、回線制御部12は、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって回線保持部10に保持させるように制御するとともに(ステップS8)、回線保持部10に保持させるように制御を切り替えた旨をタイマー機能部18に通知する。この際、上記着信者側通信装置2で着信音が鳴らないように構成してもよい。以降、前述の上記ステップS9から上記ステップS11と同様に動作する。
このように、着信者通信装置2に回線を接続せずに、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって回線保持部10に保持させることにより、着信者が着信に対して応答、操作しなくても、回線保持部10で回線が保持し続けられる事により、少なくとも回線が保持されている間は発信者側通信装置の回線が使用されている状態になる。したがって、発信者側通信装置から機械的に次々と迷惑電話を掛ける事を抑制し、機械的迷惑電話の連続着信を防止できる。
以上のように、本実施の形態によれば、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話である場合に、上記発信者側通信装置と着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって回線保持部10で保持することにより、少なくとも回線が保持されている間は発信者側通信装置の回線が使用されている状態になり、発信者側通信装置から機械的に次々と迷惑電話を掛ける事を抑制し、機械的迷惑電話の連続着信を防止でき、着信者を迷惑電話から保護することができる。
機械的迷惑電話の場合、着信者側で呼を切断すれば直ぐに同じ着信先、或いは、異なる着信先に電話を掛ける事となり、着信者側で直ぐに呼を切断すればするほど、迷惑電話で被害を被る着信者が増える事となるが、本実施の形態によれば、例えば、着信者が電話を切る操作をした後も、回線保持部10で回線が保持し続けられる事により、少なくとも回線が保持されている間は発信者側通信装置の回線が使用されている状態になり、発信者側通信装置から機械的に次々と迷惑電話を掛ける事を抑制し、機械的迷惑電話の連続着信を防止でき、着信者を迷惑電話から保護することができる。また、従来のように、オペレータによる応答が不要であり、着信側の負担を軽減できる。
また、本実施の形態によれば、発信者側通信装置と着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続されている場合は、上記着信者側通信装置2から出力された切断信号が検出された後に、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって上記回線保持部10で保持することにより、着信者による回線切断操作に応じて回線制御することができる。
また、本実施の形態によれば、迷惑電話判定部11が、着信者側通信装置2から出力された発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であることを通知する迷惑電話通知信号に基づいて、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者による迷惑電話であるか否かの判断結果に応じて回線制御することができる。
また、本実施の形態によれば、迷惑電話判定部11が、迷惑電話情報記憶部13に記憶されている迷惑電話情報を用いて、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者が迷惑電話であるか否かの判断をしなくても、迷惑電話であるか否かの判断がされ、回線制御することができるので、着信者の操作を削減することができる。
また、本実施の形態によれば、迷惑電話判定部11が、発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報と迷惑電話情報記憶部13に記憶されている迷惑電話の発信者番号情報とを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を接続する前に迷惑電話であるか否かの判断ができるので、着信者が迷惑電話に応答しないようにすることができる。
また、本実施の形態によれば、回線保持部10に回線が保持されている発信者側通信装置からの呼の発信者音声を録音保存する録音機能部17を備えたことにより、回線を切断した後も上記発信者側通信装置からの呼の発信者音声を利用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、回線保持部が着信者側通信装置2に代わって回線を保持している時間を計測するタイマー機能部を備え、当該タイマー機能部が予め設定された所定時間計測されるまで、又は、発信者側通信装置から回線を切断されるまで発信者側通信装置と着信者側通信装置2との間の通信の回線を上記着信者側通信装置2に代わって回線保持部10で保持することにより、上記回線保持部10による回線の保持時間を制御することができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の一実施形態である実施の形態2による音声通信装置の構成を示す構成図であり、前述の図と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。図3において、有音/無音検出部20は、発信者側通信装置からの呼の発信者音声の有音/無音パターンを検出するものである。
なお、本実施の形態において、迷惑電話情報記憶部13は、迷惑電話情報として、発信者番号情報リスト14に加え、迷惑電話の呼の発信者音声の有音/無音パターンが格納された音声パターンリスト21を記憶している。また、迷惑電話判定部11は、上記有音/無音検出部20で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声の有音/無音パターンと上記迷惑電話情報記憶部13に記憶されている迷惑電話の呼の発信者音声の有音/無音パターンとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定可能に構成されている。
次に動作について説明する。なお、本実施の形態の基本的な動作の流れは、前述の実施の形態1と同様であるため、本実施の形態における特徴部分を説明する。
図2のフローチャートにおいて、ステップS3で、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続され、発信者と着信者が通話可能となり、上記発信者側通信装置からの呼の発信者音声が音声通信装置1で受信されると、ステップS4において、迷惑電話判定部11は、発信者音声の有音/無音パターンに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する。
まず、上記発信者側通信装置からの呼の発信者音声が音声通信装置1で受信されると、有音/無音検出部20が、上記受信された発信者音声から有音/無音パターンを検出し、その結果を迷惑電話判定部11に通知する。迷惑電話判定部11は、上記有音/無音検出部20で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声の有音/無音パターンと、迷惑電話情報記憶部13に迷惑電話情報として記憶されている音声パターンリスト21に格納された迷惑電話の呼の発信者音声の有音/無音パターンとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定し、当該判定結果を回線制御部12に通知する。
また、上記迷惑電話判定部11が、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合、上記迷惑電話判定部11は、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者番号情報を発信者番号情報リスト14に追加し、迷惑電話情報記憶部13に記憶させておく。
このように、発信者音声の有音/無音パターンに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者が迷惑電話であるか否かの判断をしなくても、迷惑電話であるか否かの判断がされ、回線制御することができるので、着信者の操作を削減することができる。
図4は、有音/無音検出部20の動作を説明するための説明図である。
所定の有音検出閾値が設定され、発信者音声において、上記有音検出閾値を越える大きさの音声部分は「有音」と判定し、上記有音検出閾値を超えない大きさの音声部分は「無音」と判定される。この判定結果による有音/無音パターンが有音/無音検出部20の出力となる。
なお、有音/無音パターンの検出は、上記の技術に限定されるものではなく、発信者音声から有音/無音パターンを検出できる技術であれば、上記以外の技術に置き換え可能であることはいうまでもない。
以上のように、本実施の形態によれば、前述の実施の形態の効果に加え、発信者音声の有音/無音パターンに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者が迷惑電話であるか否かの判断をしなくても、迷惑電話であるか否かの判断がされ、回線制御することができるので、着信者の操作を削減することができる。
なお、本実施の形態において、音声パターンリスト21に格納されている迷惑電話の有音/無音パターンは、外部からそのパターンデータを更新可能に構成してもよい。また、着信者が迷惑電話であると判断した場合、上記着信者は、着信者側通信装置2から上記迷惑電話通知信号を出力させるための操作を行う。例えば、上記着信者は、「###」とダイヤルボタンを押す。この操作により、上記着信者側通信装置2から上記音声通信装置1に、迷惑電話通知信号が通知され、当該通知を迷惑電話判定部11が検知した時点で観測できた有音/無音パターンを新たな迷惑電話の有音/無音パターンとして記憶するように構成してもよい。
実施の形態3.
図4は、本発明の一実施形態である実施の形態3による音声通信装置の構成を示す構成図であり、前述の図と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。キーワード検出部30は、発信者側通信装置からの呼の発信者音声からキーワードを検出するものである。
なお、本実施の形態において、迷惑電話情報記憶部13は、迷惑電話情報として、発信者番号情報リスト14に加え、迷惑電話の呼の発信者音声に含まれるキーワードが格納されたキーワードリスト31を記憶している。また、迷惑電話判定部11は、上記キーワード検出部30で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声に含まれていたキーワードと上記迷惑電話情報記憶部に記憶されている迷惑電話の呼の発信者音声に含まれるキーワードとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定可能に構成されている。
次に動作について説明する。なお、本実施の形態の基本的な動作の流れは、前述の実施の形態1と同様であるため、本実施の形態における特徴部分を説明する。
図2のフローチャートにおいて、ステップS3で、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置2との間の通信の回線が接続され、発信者と着信者が通話可能となり、上記発信者側通信装置からの呼の発信者音声が音声通信装置1で受信されると、ステップS4において、迷惑電話判定部11は、発信者音声に含まれていたキーワードに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する。
まず、上記発信者側通信装置からの呼の発信者音声が音声通信装置1で受信されると、キーワード検出部30が、上記受信された発信者音声に含まれていたキーワードを検出し、その結果を迷惑電話判定部11に通知する。迷惑電話判定部11は、上記キーワード検出部30で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声に含まれていたキーワードと、迷惑電話情報記憶部13に迷惑電話情報として記憶されているキーワードリスト31に格納された迷惑電話の呼の発信者音声に含まれるキーワードとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定し、当該判定結果を回線制御部12に通知する。例えば、キーワードを照合した結果、一致したキーワードの出現率を計算して、所定の閾値よりもキーワード出現率が高くなったならば、その呼は迷惑電話であると判断する。
また、上記迷惑電話判定部11が、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合、上記迷惑電話判定部11は、上記発信者番号抽出部15で抽出された発信者番号情報を発信者番号情報リスト14に追加し、迷惑電話情報記憶部13に記憶させておく。
このように、発信者音声に含まれていたキーワードに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者が迷惑電話であるか否かの判断をしなくても、迷惑電話であるか否かの判断がされ、回線制御することができるので、着信者の操作を削減することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、前述の実施の形態の効果に加え、発信者音声に含まれていたキーワードに基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することにより、着信者が迷惑電話であるか否かの判断をしなくても、迷惑電話であるか否かの判断がされ、回線制御することができるので、着信者の操作を削減することができる。
なお、本実施の形態において、キーワードリスト部31に格納されている迷惑電話のキーワードは、外部からそのキーワードデータを更新可能に構成してもよい。また、着信者が迷惑電話であると判断した場合、上記着信者は、着信者側通信装置2から上記迷惑電話通知信号を出力させるための操作を行う。例えば、上記着信者は、「###」とダイヤルボタンを押す。この操作により、上記着信者側通信装置2から上記音声通信装置1に、迷惑電話通知信号が通知され、当該通知を迷惑電話判定部11が検知した時点で観測できたキーワードを新たな迷惑電話のキーワードとして記憶するように構成してもよい。
実施の形態4.
次に、前述の実施の形態1から実施の形態3のいずれかの音声通信装置について、交換機と共に適用される音声通信システムを構成した場合の実施の形態4について説明する。
図6は、本発明の一実施形態である実施の形態4による音声通信システムの構成を示す構成図であり、前述の図と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。複数の音声通信装置1は、互いに異なる回線を用いて通信を行うものであり、交換機3は、複数の音声通信装置1が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置2のいずれかとを接続する。
また、上記複数の音声通信装置1は、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するための迷惑電話情報を記憶している迷惑電話情報記憶部14をそれぞれ備え、当該複数の迷惑電話情報記憶部を互いに共有するように構成されている。
このように、上記複数の音声通信装置1が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置2のいずれかとを接続して音声通信を行う音声通信システムを構成することにより、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定されると、その呼は着信者側通信装置2に代わって回線保持部10で保持されるので、上記着信者側通信装置2は、呼が解放されているため、別の音声通信装置1が制御する回線を使用して発信及び着信することが可能となる。
以上のように、本実施の形態によれば、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって回線保持部で保持するように構成され、互いに異なる回線を用いて通信を行う音声通信装置1を複数備え、上記複数の音声通信装置が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置のいずれかとを接続して音声通信を行う音声通信システムを構成することにより、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定されると、その呼は着信者側通信装置に代わって回線保持部で保持されるので、上記着信者側通信装置は、呼が解放されているため、別の音声通信装置が制御する回線を使用して発信及び着信することが可能となり、着信者を迷惑電話等から保護することができる。
また、本実施の形態によれば、複数の音声通信装置1が各々備えている迷惑電話情報記憶部13を互いに共有するように構成することにより、記憶容量を削減できる。
また、以上の実施の形態1から実施の形態4の音声通信装置1において、回線制御部12をインターネットプロトコルに基づいて回線を制御するように構成してもよい。これにより、インターネットプロトコル上で通信可能となり、いわゆるIP電話における機械的迷惑電話に対して、前述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
この発明の実施の形態1による音声通信装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の動作の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による音声通信装置の構成を示す構成図である。 有音/無音検出部20の動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3による音声通信装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による音声通信装置の構成を示す構成図である。
符号の説明
1 音声通信装置、2 着信者側通信装置、3 交換機、10 回線保持部、11 迷惑電話判定部、12 回線制御部、13 迷惑電話情報記憶部、14 発信者番号情報リスト、15 発信者番号抽出部、16 回線切断判定部、17 録音機能部、18 タイマー機能部、19 回線、20 有音/無音検出部、21 音声パターンリスト、30 キーワード抽出部、31 キーワードリスト。

Claims (12)

  1. 発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する回線保持部と、
    発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する迷惑電話判定部と、
    発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する回線制御部と
    を備えたことを特徴とする音声通信装置。
  2. 上記着信者側通信装置から出力された接続中の回線を切断する切断信号を検出する回線切断判定部を備え、
    上記回線制御部は、発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線が接続されている場合は、上記回線切断判定部で上記着信者側通信装置から出力された切断信号が検出された後に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  3. 上記迷惑電話判定部は、上記着信者側通信装置から出力された発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であることを通知する迷惑電話通知信号に基づいて、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  4. 発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するための迷惑電話情報を記憶している迷惑電話情報記憶部を備え、
    上記迷惑電話判定部は、上記迷惑電話情報記憶部に記憶されている迷惑電話情報を用いて、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  5. 発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報を抽出する発信者番号抽出部を備え、
    上記迷惑電話情報記憶部は、上記迷惑電話情報として、迷惑電話の呼の発信者番号情報を記憶している構成にされ、
    上記迷惑電話判定部は、上記発信者番号抽出部で抽出された発信者側通信装置からの呼の発信者番号情報と上記迷惑電話情報記憶部に上記迷惑電話情報として記憶されている迷惑電話の発信者番号情報とを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の音声通信装置。
  6. 発信者側通信装置からの呼の発信者音声の有音/無音パターンを検出する有音/無音検出部を備え、
    上記迷惑電話情報記憶部は、上記迷惑電話情報として、迷惑電話の呼の発信者音声の有音/無音パターンを記憶している構成にされ、
    上記迷惑電話判定部は、上記有音/無音検出部で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声の有音/無音パターンと上記迷惑電話情報記憶部に記憶されている迷惑電話の呼の発信者音声の有音/無音パターンとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の音声通信装置。
  7. 発信者側通信装置からの呼の発信者音声からキーワードを検出するキーワード検出部を備え、
    上記迷惑電話情報記憶部は、上記迷惑電話情報として、迷惑電話の呼の発信者音声に含まれるキーワードを記憶している構成にされ、
    上記迷惑電話判定部は、上記キーワード検出部で検出された発信者側通信装置からの呼の発信者音声に含まれていたキーワードと上記迷惑電話情報記憶部に記憶されている迷惑電話の呼の発信者音声に含まれるキーワードとを照合して、上記発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の音声通信装置。
  8. 上記回線保持部に回線が保持されている発信者側通信装置からの呼の発信者音声を録音保存する録音機能部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  9. 上記回線保持部が上記着信者側通信装置に代わって回線を保持している時間を計測するタイマー機能部を備え、
    上記回線制御部は、上記タイマー機能部が予め設定された所定時間計測するまで、又は、発信者側通信装置から回線を切断されるまで上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  10. 上記回線制御部は、インターネットプロトコルに基づいて回線を制御することを特徴とうする請求項1に記載の音声通信装置。
  11. 発信者側通信装置と着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって保持する回線保持部と、
    発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定する迷惑電話判定部と、
    発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を制御するものであって、上記迷惑電話判定部が発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であると判定した場合に、上記発信者側通信装置と上記着信者側通信装置との間の通信の回線を上記着信者側通信装置に代わって上記回線保持部に保持させるように制御する回線制御部と
    を備え、互いに異なる回線を用いて通信を行う複数の音声通信装置と、
    上記複数の音声通信装置が制御する複数の回線のいずれかと、複数の着信者側通信装置のいずれかとを接続する交換機と
    を有することを特徴とする音声通信システム。
  12. 上記複数の音声通信装置は、発信者側通信装置からの呼が迷惑電話であるか否かを判定するための迷惑電話情報を記憶している迷惑電話情報記憶部をそれぞれ備え、当該複数の迷惑電話情報記憶部を互いに共有することを特徴とする請求項11に記載の音声通信システム。
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