JP6828964B2 - 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法 - Google Patents

通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6828964B2
JP6828964B2 JP2018174601A JP2018174601A JP6828964B2 JP 6828964 B2 JP6828964 B2 JP 6828964B2 JP 2018174601 A JP2018174601 A JP 2018174601A JP 2018174601 A JP2018174601 A JP 2018174601A JP 6828964 B2 JP6828964 B2 JP 6828964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
caller
voiceprint
callee
incoming call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018174601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020048056A (ja
Inventor
原田 智弘
智弘 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2018174601A priority Critical patent/JP6828964B2/ja
Publication of JP2020048056A publication Critical patent/JP2020048056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6828964B2 publication Critical patent/JP6828964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法に関し、特に、迷惑電話から着信者を十分に保護することができる、通話制御装置、通話制御プログラム及び通話制御方法に関する。
近年、お年寄りを狙った詐欺電話や強引な勧誘電話等の迷惑電話が増加している。このような電話に対して、様々な対策が講じられている。
例えば、ホームゲートウェイの一機能として実装されるIP電話装置が、通話後に話者の声紋を抽出して、該声紋とデータベース上の登録声紋データとの比較に応じて、通話の継続、切断、あるいは、警告音声の出力を行っている(特許文献1参照)。
特開2016−158153号公報
特許文献1では、通話後に話者の声紋認証を実施しているため、迷惑電話であっても一旦電話に出なければならない(特許文献1の図5参照)。そのため、迷惑電話への対策としては不十分であった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、迷惑電話から着信者を十分に保護することができる、通話制御装置、通話制御プログラム及び通話制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる通話制御装置は、発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御装置であって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、前記抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合する音声情報処理部と、
前記音声情報処理部により照合された結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する制御部と、
を備える。
本発明の第2の態様にかかる通話制御プログラムは、発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御プログラムであって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、
前記抽出された声紋と予め記憶された声紋情報とを照合し、
前記照合した結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する。
本発明の第3の態様にかかる通話制御方法は、発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御方法であって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、
前記抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合し、
前記照合した結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する。
本発明によれば、発信者との通話を開始する前に発信者の声紋認証を行い、着信者への不必要な呼出しを抑制することで、迷惑電話から着信者を十分に保護することができる通話制御装置、通話制御プログラム及び通話制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通話制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態3にかかる通話制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの動作を示す処理フロー図である。 実施の形態4にかかるHGWを含む通話制御システムの、声紋認証を行うまでのシーケンス図である。 実施の形態4にかかる、声紋認証(図6)に成功した場合における通話制御システムのシーケンス図である。 実施の形態4にかかる、声紋認証(図6)に失敗した場合における通話制御システムのシーケンス図である。 実施の形態5にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態5にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの動作を示す処理フロー図である。 実施の形態5にかかる通話制御システムにおける、発信者の発話から抽出された声紋が未登録の場合のシーケンス図である。 実施の形態6にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態6にかかる通話制御システムにおける、着信許可リストへの自動登録を行う場合のシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面において、同一要素には同一の符号を付し、必要に応じて重複説明を省略する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る通話制御装置10の構成を示すブロック図である。通話制御装置10は、発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する。通話制御装置10が、着信を検出した場合、発信者と着信者との間の呼接続を確立する前に、音声情報処理部110は、発話された発信者の声紋を抽出し、抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合する。制御部120は、音声情報処理部110により照合した結果に応じて、着信者への呼出しを行うか否かを決定する。
ここで、「発信者と着信者との間の呼接続した」状態とは、発信者と着信者との間で、ネットワークを介して音声を交換することで、お互いに通話することが可能になった状態をいう。
本実施の形態に係る通話制御装置10によれば、呼接続が確立する前に声紋認証を行い、迷惑電話である蓋然性の高い呼出しを抑制することで、迷惑電話から着信者を十分に保護することができる。
<実施の形態2>
次に、図2を参照して、実施の形態2に係る通信制御システムの基本シーケンスを説明する。図2は、本実施の形態にかかる通話制御システムは、通話制御装置10と、通話制御装置10と接続された電話機と、通話制御装置10と接続されたネットワークを介して接続された電話機(不図示)を含み得る。
まず、通話制御装置10は、発信者側の電話機からネットワークを介してINVITEを受信する(S101)。すなわち、通話制御装置10は、発信者側の電話機から他の通話制御装置(図示せず)を介した着信を検出する。通話制御装置10は、電話機30へRINGERを送信せずに(S102)、SIP(Session Initiation Protocol)シーケンスを開始する(S103)。インターネット上で音声データを交換するための呼セッション(Call Session)が確立された後、すなわち、発信者と通話制御装置10との間の呼接続が確立された後、制御部120は、発信者の音声データから声紋を抽出する(S104)。つまり、この時点では、発信者と着信者との間の呼接続はまだ確立していない。さらに、制御部120は、事前に登録された声紋リストと比較することで、声紋認証を実施する(S105)。
制御部120は、声紋認証が成功している場合のみ着信者側の電話機へRINGERを送信する(S106)。着信者は電話機30に出る(制御部120がOFF HOOKを検出する)(S307)ことで、発信者と着信者との間の呼接続が確立し、通話を開始することができる(S108)。
一方、声紋認証に失敗した場合は、通話制御装置10は、電話機30へRINGERを送信せずに、電話が切られたことを示すBYEメッセージを発信者側の通話制御装置(図示せず)に送信する(S109)。その後、発信者側の通話制御装置(図示せず)から200 OKメッセージを受信すると(S110)、セッションが切断される。このように、発信者の声紋が未登録の場合には着信者側電話機へRINGERを送信しないので、着信者が余計な呼出しにより電話に出ること自体を抑制でき、詐欺や迷惑電話の被害を回避することができる。
<実施の形態3>
図3は、実施の形態3に係る通話制御装置10の構成を示すブロック図である。図1と異なり、制御部120は、音声情報処理制御部121と発話促進部12を含んでいる。発話促進部12は、発信者から着信者への着信を検出した場合、発信者と着信者との間の呼接続を確立する前に、例えば、音声ガイダンスをアナウンスすることで発信者に発話を促す。音声ガイダンスは、例えば、「今から認証を開始します」「あなたの名前は何ですか?」)などの音声を発信者に送出するものである。また、発話促進部12は、発信者の電話機の液晶表示画面上に同様のメッセージを通知して、発信者に発話を促してもよい。なお、発話促進部12は、これらの形態に限定されず、電話機以外の出力装置に通知し、出力させることで発信者に発話を促すなどの様々な形態で構成され得る。出力装置としては、任意のディスプレイ、発信者が身につけるデバイス(いわゆるウェアラブルデバイス)や、スマートスピーカーなどのスピーカーが挙げられる。
音声情報処理部110は、発話促進部12により発話した発信者の音声から声紋を抽出し、抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合する。音声情報処理制御部121は、音声情報処理部110により照合された結果に応じて、着信者への呼出しを行うか否かを決定する。
本発明に係る通話制御装置10によれば、通話を開始する前に声紋認証を行い、迷惑電話である蓋然性の高い呼出しを抑制することで、迷惑電話から着信者を十分に保護することができる通話制御装置、通話制御プログラム及び通話制御方法を提供することができる。
<実施の形態4>
図4は、実施の形態4にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの構成を示すブロック図である。
通話制御装置10は、ネットワークを介したデータ通信等で用いられるIP(Internet Protocol)に準じた音声データの送受信を行うことで音声による電話機能を実現するものである。なお、通話制御装置10は、ルータ機能を有するホームゲートウェイ(Home Gateway:HGW)等の据え置き型装置の一機能として実装することができる。
通話制御装置10は、発信者からネットワーク20を介して送信された音声データを受信し、着信者に対して送信する。具体的には、通話制御装置10は、例えば、発信者が電話機に対して発話したアナログ音声をデジタル変換して音声パケットとして、ネットワーク20を介して、着信者が有する電話機に送信する。一方、通話制御装置10は、発信者が電話機を介して発話した内容が別の通話制御装置(図示せず)により符号化された音声パケットを、ネットワーク20を介して受信し、復号する。つまり、通話制御装置10は、通話制御システムにおいて、IPパケットの送受信、送信する音声データに基づくIPパケットの生成、受信したIPパケットから音声データの抽出、及び通信に関する各種制御を行う。
通話制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラムを実行可能な演算部を備え、当該プログラムにより以下で説明する各機能ブロックを実行するものとする。また、以下の説明では、プログラムにより実現される各機能を機能ブロックとして説明する。通話制御装置10は、当該機能ブロックをそれぞれハードウェアとして実装することもできる。
ここで、上述のプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
図4に示すように、通話制御装置10は、音声情報処理部110と、制御部120と、記憶部130と、ネットワークインターフェース140と、電話機インターフェース150と、を備える。
音声情報処理部110は、声紋抽出部112で音声データから声紋を抽出し、声紋比較部111で声紋記憶部131から読み出した、予め登録された声紋情報との照合を行う。
記憶部130は通話制御装置10の全般のデータの保持を行う。記憶部130は、声紋記憶部131と、アナウンス情報記憶部132と、音声記憶部133と、を有する。
声紋記憶部131は、発信者の声紋情報を記憶する。アナウンス情報記憶部132は、通話制御装置10が着信を受けた際に、当該着信に応答して、発信者に氏名を名乗るように促す認証開始アナウンス等のアナウンス音声を記憶する。また、アナウンス情報記憶部132は、声紋認証に失敗した場合に、発信者の用件を聞くための留守録アナウンス等のアナウンス音声を記憶してもよい。さらに、アナウンス情報記憶部132は、発信者に対して、利用者の知人しか知らない秘密の質問を尋ねるアナウンス音声を記憶してもよい。音声記憶部133は発信者と着信者との間で行われる通話内容を記憶する。
ネットワークインターフェース140は公衆ネットワーク(WAN:Wide Area Network)などのネットワーク20と接続する物理的WANインターフェースであってもよい。
電話機インターフェース150は電話機30との物理的インターフェースである。電話機インターフェース150は、有線LAN(Local Area Network)インターフェースであってもよいし、無線LANインターフェースであってもよい。すなわち、電話機インターフェース150と電話機30との間は、有線接続されていてもよいし、Wi−Fi(登録商標)方式に基づく無線LANを介して無線接続されていてもよい。
制御部120は通話制御装置10の全般の制御を行う。制御部120は、音声情報処理制御部121と、記憶制御部122と、ネットワーク制御部123と、電話機制御部124と、を含む。
音声情報処理制御部121は、音声情報処理部110へのデータ送信や、音声情報処理部110からのデータ受信を行う。記憶制御部122は、記憶部130への書き込み、記憶部130からの読み出しを行う。ネットワーク制御部123はネットワークインターフェース140を通じてネットワーク20からのデータ受信、ネットワーク20へのデータ送信を行う。電話機制御部124は、発信、着信、保留、及び切断等の電話機制御と、アナウンス情報記憶部132に記憶されたアナウンス音声を読み出し、及び発信者の電話機への送信等の制御を行う。なお、本実施の形態では、電話機制御部124が発話促進部12の機能を果たす。
ネットワーク20は、インターネットやイントラネット、広域イーサネット(登録商標)などのIPネットワークとすることができ、公衆電話回線網、又は無線通信網などにより構築され得る。またネットワーク20は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用したIP電話サービスの管理・制御を行うSIPサーバを含む。
電話機30は電話機インターフェース150を介して通話制御装置10に接続することができる。また、電話機30は、VoIP(Voice over Internet Protocol)に対応したIP電話機としてもよい。
図4及び図5を参照して、通話制御装置の処理フローを説明する。図5は、実施の形態4にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの動作を示す処理フロー図である。
通話制御装置10が電話待ち受け状態から着信を受けると、電話機制御部124は、着信に応答して発信者に名乗るよう促す認証開始アナウンスを、発信者側の電話機に送出する(S501)。声紋抽出部112は、発信者の音声データから発信者の声紋を抽出し、声紋比較部111は、抽出された発信者の声紋を、事前に登録された声紋リストと比較することで声紋認証を行う(S503)。
声紋認証が成功した場合(S505)は、電話機制御部124は着信者の電話機30を鳴動させる。着信者が電話機30を出る(電話機制御部124がOFF HOOKを検出する)と、発信者との通話が開始される(S506)。この状態を、発信者と着信者との間の呼接続が確立された状態という。その後は、通常の通話動作となり、終話後、電話待ち受け状態に戻って処理を完了する。
一方、声紋認証に失敗した場合(S507)、電話機制御部124は、認証失敗を伝えるアナウンスと、発信者の用件を聞くためのアナウンスを発信者に送出し、発信者からの通話内容を音声記憶部133に録音する。この場合、通話制御装置10は、着信者側の電話機30を鳴動させない(すなわち、呼出しを行わない)。つまり、発信者と着信者との間の呼接続が確立せずに、録音終了後、電話待ち受け状態に戻って処理を完了する。
以上のように、本実施の形態によれば、発信者と着信者との間の呼接続が確立する前に、声紋認証を行い、呼出しをするか否かを決定することで、不必要な呼出しが利用者を煩わせることがない。また、本実施の形態によれば、この通話制御装置10をHGWに搭載することで回線側のサービスに契約することなく、迷惑電話を防止することができる。
図6、7、8を参照して、着信に対して声紋認証により通話を開始する、または切断する動作を説明する。以下では、通話制御装置10が、家庭内もしくは建物内に配置されるホームゲートウェイ(Home Gateway:HGW)である場合を例に説明する。
図6は、HGWがネットワークからINVITEを受信してから、HGWで声紋認証を行うまでのシーケンスを示す。まず、HGWはINVITEを受信する(S601)とネットワークへ200 OKを返す(S602)。その後、HGWがACKを受信する(S603)と、HGWと発信者との通話が開始される(S604)。つまり、発信者とHGWとの間の呼接続が確立される。通話開始直後、HGWは声紋認識のため発信者に氏名を名乗るよう促すアナウンスを送出する(S605)。音声情報処理部110は、発信者が名乗った声(S606)から声紋を抽出し、声紋認証を行う(S607)。
図7には声紋認証(図6)に成功した場合のシーケンスを示す。HGWは電話機へRINGERを送出し、着信者への呼出しを行う(S701)とともに、ネットワークへリングバックトーンを送出する(S702)。ここで、着信者が、鳴動している電話機に出る(HGWがOFF HOOKを検出する)(S703)と、通話を開始可能な状態となる(S704)。つまり、これにより、発信者と着信者との間の呼接続が確立される。以降は通常の通話シーケンス(S705)が行われる。
図8は声紋認証(図6)に失敗した場合のシーケンスを示す。HGWはネットワークを介して発信者へ留守録アナウンスを送出して、発信者に用件を話すよう促し(S801)、録音を開始する(S802)。HGWは発信者の話した音声メッセージ(S803)を録音し、ネットワーク介して着信者側のHGWからBYEを受信(S804)する。その後、HGWは200 OKを返して(S805)、処理を終了する。
以上により、HGWは、発信者から着信者への着信を検出した場合、発信者と着信者との間の呼接続が確立される前に、発信者に発話を促し、その声紋を抽出し、抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合する。そして、HGWは、照合された結果に応じて、着信者への呼出しを行うか否かを決定することで、迷惑電話の蓋然性の高い呼出しを抑制することができる。
<実施の形態5>
図9を参照して、実施の形態5にかかる通話制御装置10を含む通話制御システムの構成を説明する。なお、本実施形態において、前述した実施の形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9に示すように、本実施の形態における通話制御装置10の記憶部130の声紋記憶部は、着信許可声紋記憶部134と、着信拒否声紋記憶部135とを含む。着信許可声紋記憶部134は着信を許可された発信者のリスト(いわゆるホワイトリスト)に登録された声紋情報を記憶する。一方、着信拒否声紋記憶部135は着信を拒否された発信者のリスト(いわゆるブラックリスト)に登録された声紋情報を記憶する。
図10を参照して、実施の形態5にかかる通話制御装置10を含む通話制御システムの処理フローを説明する。
通話制御装置10が電話待ち受け状態から着信を受けると、電話機制御部124は、着信に応答して発信者に名乗るよう促す認証開始アナウンスを、発信者側の電話機に送出する(S901)。通話制御装置10の声紋抽出部112は、発信者の音声データから発信者の声紋を抽出し、声紋比較部111は、抽出された発信者の声紋を、事前に登録された、着信許可リストと着信拒否リストとを含む声紋リストと比較することで声紋認証を行う(S902)。
ここで、抽出された発信者の声紋が着信許可リストに登録済みの場合は、電話機制御部124は、着信者の電話機30を鳴動させる。着信者が電話機30に出る(電話機制御部124がOFF HOOKを検出する)と、発信者との通話が開始される(S904)。この状態を、発信者と着信者との間の呼接続が確立された状態という。その後は、通常の通話動作となり、終話後、電話待ち受け状態に戻って処理を完了する。
一方、抽出された発信者の声紋が着信拒否リストに登録済みの場合は、電話機制御部124は、電話機30を鳴動させず録音もせずに通信を切断する(S906)。その後電話待ち受け状態に戻って処理を完了する。なお、本例では、着信拒否リストに登録済みの場合、通信を切断したが、これに限定されない。例えば、発信者に電話をかけるのをやめさせる警告アナウンスを再生するようにしてもよいし、別の電話機に転送してもよい。
さらに、着信許可リストにも着信拒否リストにも登録されていない、すなわち、未登録の場合、電話機制御部124は、電話機は鳴動させず、知人しか正答を知らない秘密の質問を発信者に送出して発信者の回答を録音する(S907)。秘密の質問としては、例えば、着信者の生年月日、着信者のニックネームなどが挙げられる。
録音終了後、電話機を鳴動させ、利用者に録音があったことを報知する(S908)。この場合は、電話機の鳴動は、利用者に録音を聞くことを促すためのものである。そのため、この場合の着信音は、通常の着信と混同して、利用者が間違って電話に出てしまわないように、通常の着信音と異なるようにしてもよい。
利用者は、電話機30を操作して、通話制御装置10の音声記憶部133に録音された音声を聴き、その声紋を着信許可リストに登録するか、それとも、着信拒否リストに登録するかを自ら選択する(S909)。なお、本例では、電話機30で録音を聴く例を説明したが、これに限定されず、スマートスピーカー又はスマートウォッチで録音を聴くようにしてもよい。また、本例では、電話機30の操作で声紋の登録を行ったが、これに限定されない。例えば、利用者がスマートスピーカー又はスマートウォッチに対して着信許可リストか、着信拒否リストのいずれかを音声で伝えることにより、声紋を登録してもよい。
許可リストに登録する場合は、その後、通話を開始する(S910)。
一方、着信拒否リストに登録する場合は、発信者に認証失敗を伝えるアナウンスを送出して、通話を切断する(S911)。その後、電話待ち受け状態へ戻って処理を完了する。
続いて、図11を参照して、実施の形態5にかかるHGWを含む通話制御システムのシーケンスを説明する。図11は、発信者の発話から抽出された声紋が未登録の場合のシーケンス図である。
なお、HGWがネットワークからINVITEを受信してから声紋認証するまでのシーケンスは実施の形態4(図6)と同様であるので、説明を省略する。また、相手の声紋が着信許可リスト登録済みの場合は、実施の形態4の声紋認証が成功した場合(図7)と同様であるので、説明を省略する。さらに、発信者の声紋が着信拒否リストに登録済みの場合、HGWはネットワークへBYEを送出して通話を切断するだけであるので、詳細な説明を省略する。
図11に示すように、未登録の場合、HGWは利用者の知人しか正答を知らない質問(いわゆる秘密の質問)をネットワークを介して発信者にアナウンスする(S201)。その後、HGWは、録音を開始する(S202)。HGWは発信者の回答を録音する(S203)。その後、HGWは、利用者に秘密の質問に対する回答の録音があった旨を報知するために、RINGERを電話機に送出する(S206)。利用者は、電話機を用いて、録音音声を聞いてその声紋を着信許可リストに登録するか、それとも着信拒否リストに登録するかを判断し、電話機の特番操作等で登録する(S207)。
発信者の声紋を着信許可リストに登録した後、利用者は電話に出ると、HGWは、図7で説明したように、OFF HOOKを検出し、通話が開始可能な状態となる。以降は、通常の通話シーケンスが行われる。
一方、発信者の声紋を着信拒否リストに登録する場合、HGWはネットワークへBYEを送出して通話を切断する。
以上のように、本実施の形態では、発信者の声紋が未登録の場合、着信者は、秘密の質問を予め用意し、その秘密の質問に対する発信者の回答に応じて、手動で、着信許可リストに登録するか、着信拒否リストに登録するかを選択することができる。そのため、利用者は、迷惑電話である蓋然性の高い不必要な電話に出る必要がなくなる。
なお、本実施の形態では、秘密の質問に対する発信者の回答を録音し、その録音を利用者に聞かせる実施例を説明した。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、HGWが、音声認識部を含み、この音声認識部で認識された秘密の質問に対する発信者の回答が正しいかを、自動で判定してもよい。具体的には、秘密の質問に対する発信者の回答が正しい場合には、HGWは自動で電話機を鳴動させ(すなわち、呼出しを行い)、当該回答が間違っている場合には、自動で、呼出しを行わずに通話を切断するようにしてもよい。
<実施の形態6>
図12を参照して、実施の形態6にかかる通話制御装置を含む通話制御システムの構成を説明する。なお、本実施形態において、実施の形態2と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施の形態における通話制御装置10の記憶部130の声紋記憶部は、声紋・電話番号記憶部136である。声紋・電話番号記憶部136は、声紋情報とナンバーディスプレイ(Number Display:ND)(登録商標)表示用の電話番号を紐付けて記憶する。ここで、ナンバーディスプレイ(登録商標)とは、かけてきた相手の電話番号、電話を出る前に電話機などのディスプレイに表示されるサービスである。本実施の形態の電話機30は、HGWに接続可能なND対応の電話機である。
なお、本実施の形態において、利用者が自ら電話をかけた場合、発信した相手(すなわち、着信者)を、今後も着信を許可する人とみなし、その相手の声紋を自動的に着信許可リストに登録するようにしてもよい。この場合、HGWは、HGWに接続された電話機からの発信を検出した場合、発信者と着信者との間の呼接続が確立した後、発信者と着信者との通話の録音を開始する。そして、HGWは、録音された通話音声データから発信した相手(すなわち、着信者)の声紋を抽出し、着信許可リストに自動的に登録する。これにより、効率的に着信許可リストを作成することができる。
図13を参照して実施の形態6にかかるHGWを含む通話制御システムにおいて、着信許可リストへの自動登録を行う場合のシーケンスを説明する。
本実施の形態では、利用者が電話機を用いて通常のシーケンスで発信すると、HGWはその通話内容を録音する(S301)。通話終了後、HGWは録音音声から通話相手の声紋を抽出し、発信した電話番号に紐付けて着信許可リストに自動で登録する(S302)。ここで、自動登録された声紋は、声紋・電話番号記憶部136(図12)に記憶される。
その後、HGWがネットワークを介して、発信者からの着信を検出した場合、実施の形態4と同様に声紋認証までのシーケンス(図5)が行われる。
相手の声紋が着信許可リストに未登録の場合、実施の形態4で声紋認証に失敗した場合と同様のシーケンス(図8)が行われる。
一方、相手の声紋が着信許可リストに登録済みの場合、HGWは発信者の声紋に紐付けられた電話番号をNDシーケンスでND対応の電話機へ送出する(S303)。その後、HGWはRINGERを電話機に送出する(S305)とともにネットワークへリングバックトーンを送出する(S306)。利用者が電話機に出る(HGWがOFF HOOKを検出する)(S307)と、通話を開始可能な状態となる(S308)。つまり、これにより、発信者と着信者との間の呼接続が確立される。以降は通常の通話シーケンス(S309)が行われる。
以上のように、本実施の形態によれば、利用者が発信した電話番号に紐付けて着信許可リストに自動で登録することで、効率的に着信許可リストを作成することができる。また、このような着信許可リストを作成しておくことで、その後、利用者がナンバーディスプレイ(登録商標)のサービスを停止した場合であっても、声紋情報から紐付けた電話番号を電話機に表示させることができる。つまり、本実施の形態によれば、擬似的にナンバーディスプレイ(登録商標)と同様の機能を実現することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、記憶部130を通話制御装置10の内部に設けたが、この記憶部130を通話制御装置10の外部に設けて、ネットワークを介して、所望のデータを適宜取得するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、通話制御装置10と電話機30を別々に記載したが、通話制御装置10は、スマートスピーカーのような電話機能と一体に構成してもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御装置であって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、前記抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合する音声情報処理部と、
前記音声情報処理部により照合された結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する制御部と、
を備える、通話制御装置。
(付記2)
前記声紋を抽出するために前記発信者に発話を促す発話促進部と、を更に備える、
付記1に記載の通話制御装置。
(付記3)
前記予め記憶された声紋情報は、着信許可リストと着信拒否リストと、を含み、
前記制御部は、前記抽出された声紋が前記着信許可リストと一致する場合、前記呼出しを行い、
前記抽出された声紋が前記着信拒否リストと一致する場合、呼出しを行わない、付記1又は2に記載の通話制御装置。
(付記4)
前記制御部は、前記抽出された声紋が前記着信許可リストにも前記着信拒否リストにも一致しない場合は、前記発信者に対して前記着信者の予め登録された秘密の質問を行うことを決定し、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答に応じて、呼出しを行うか否かを決定する、付記3に記載の通話制御装置。
(付記5)
前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して前記録音を聴くように促すために呼出しを行う、付記4に記載の通話制御装置。
(付記6)
前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して、前記発信者を前記着信許可リストに登録するか、それとも前記着信拒否リストに登録するかを前記着信者に選択させる、付記5に記載の通話制御装置。
(付記7)
前記制御部は、発信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立した後、録音を開始し、前記発信した相手の声紋を前記着信許可リストに登録する、付記3に記載の通話制御装置。
(付記8)
前記発話促進部は、前記発信者に対して、電話機による音声、又は電話機の表示画面で発話を促す、請求項2に記載の通話制御装置。
(付記9)
発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御プログラムであって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、
前記抽出された声紋と予め記憶された声紋情報とを照合し、
前記照合した結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する、通話制御プログラム。
(付記10)
発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御方法であって、
着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、前記発信者から発話された声紋を抽出し、
前記抽出された声紋と、予め記憶された声紋情報とを照合し、
前記照合した結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する、通話制御方法。
(付記11)
前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答が正しい場合には、呼出しを行い、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答が誤っている場合には、呼出しを行わない、付記4に記載の通話制御装置。
(付記12)
前記ネットワークは、公衆ネットワークである、付記1に記載の通話制御装置。
10 通話制御装置
12 発話促進部
20 ネットワーク
30 電話機
110 音声情報処理部
111 声紋比較部
112 声紋抽出部
120 制御部
121 音声情報処理制御部
122 記憶制御部
123 ネットワーク制御部
124 電話機制御部
130 記憶部
131 声紋記憶部
132 アナウンス情報記憶部
133 音声記憶部
134 着信許可声紋記憶部
135 着信拒否声紋記憶部
136 声紋・電話番号記憶部
140 ネットワークインターフェース
150 電話機インターフェース

Claims (7)

  1. 発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御装置であって、
    着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、声紋を抽出するために前記発信者に発話を促す発話促進部と、
    前記発信者から発話された声紋を抽出し、前記抽出された声紋と、着信許可リストと着信拒否リストを含む予め記憶された声紋情報とを照合する音声情報処理部と、
    前記音声情報処理部により照合された結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定する制御部と、
    を備
    前記制御部は、前記抽出された声紋が前記着信許可リストと一致する場合、前記呼出しを行い、
    前記抽出された声紋が前記着信拒否リストと一致する場合、呼出しを行わず、
    前記抽出された声紋が前記着信許可リストにも前記着信拒否リストにも一致しない場合は、前記発信者に対して前記着信者の予め登録された秘密の質問を行うことを決定し、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答に応じて、呼出しを行うか否かを決定し、
    前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して前記録音を聴くように促すために呼出しを行う、通話制御装置。
  2. 前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して、前記発信者を前記着信許可リストに登録するか、それとも前記着信拒否リストに登録するかを前記着信者に選択させる、請求項に記載の通話制御装置。
  3. 前記制御部は、発信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立した後、録音を開始し、前記発信した相手の声紋を前記着信許可リストに登録する、請求項1又は2に記載の通話制御装置。
  4. 前記発話促進部は、前記発信者に対して、電話機による音声、又は電話機の表示画面で発話を促す、請求項1〜3のいずれか一項に記載の通話制御装置。
  5. 前記制御部は、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答が正しい場合には、呼出しを行い、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答が誤っている場合には、呼出しを行わない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の通話制御装置。
  6. 発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御プログラムであって、
    着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、声紋を抽出するために前記発信者に発話を促し、
    前記発信者から発話された声紋を抽出し、前記抽出された声紋と、着信許可リストと着信拒否リストを含む予め記憶された声紋情報と、を照合し、
    前記照合された結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定前記抽出された声紋が前記着信許可リストと一致する場合、前記呼出しを行い、
    前記抽出された声紋が前記着信拒否リストと一致する場合、呼出しを行わず、
    前記抽出された声紋が前記着信許可リストにも前記着信拒否リストにも一致しない場合は、前記発信者に対して前記着信者の予め登録された秘密の質問を行うことを決定し、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答に応じて、呼出しを行うか否かを決定し、
    前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して前記録音を聴くように促すために呼出しを行う、
    ことをコンピュータに実行させる、通話制御プログラム。
  7. 発信者と着信者との間でネットワークを介して音声データを送受信する通話制御方法であって、
    着信を検出した場合、前記発信者と前記着信者との間の呼接続を確立する前に、声紋を抽出するために前記発信者に発話を促し、
    前記発信者から発話された声紋を抽出し、前記抽出された声紋と、着信許可リストと着信拒否リストを含む予め記憶された声紋情報と、を照合し、
    前記照合された結果に応じて、前記着信者への呼出しを行うか否かを決定前記抽出された声紋が前記着信許可リストと一致する場合、前記呼出しを行い、
    前記抽出された声紋が前記着信拒否リストと一致する場合、呼出しを行わず、
    前記抽出された声紋が前記着信許可リストにも前記着信拒否リストにも一致しない場合は、前記発信者に対して前記着信者の予め登録された秘密の質問を行うことを決定し、前記秘密の質問に対する前記発信者の回答に応じて、呼出しを行うか否かを決定し、
    前記秘密の質問に対する前記発信者の回答を録音するとともに前記着信者に対して前記録音を聴くように促すために呼出しを行う
    通話制御方法。
JP2018174601A 2018-09-19 2018-09-19 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法 Active JP6828964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018174601A JP6828964B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018174601A JP6828964B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020048056A JP2020048056A (ja) 2020-03-26
JP6828964B2 true JP6828964B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=69901938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018174601A Active JP6828964B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6828964B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5143062B2 (ja) * 2009-03-12 2013-02-13 Kddi株式会社 悪意の第三者からの不当呼を判定する方法及び電話自動応対装置
JP5479084B2 (ja) * 2009-12-28 2014-04-23 京セラ株式会社 通信端末及び通信端末における通信方法
JP5351787B2 (ja) * 2010-01-29 2013-11-27 日本電信電話株式会社 通信処理システム及びプログラム
JP5957021B2 (ja) * 2014-02-10 2016-07-27 ビッグローブ株式会社 電話帳管理装置、電話帳管理システム、電話帳管理方法およびプログラム
CH709795B1 (fr) * 2014-06-18 2021-02-26 Katia Sa Procédé et système de filtrage d'appels téléphoniques entrants indésirables.
JP6407634B2 (ja) * 2014-09-02 2018-10-17 株式会社Kddiテクノロジー 通話装置、声紋データの判定結果通知方法およびプログラム
JP6368666B2 (ja) * 2015-03-05 2018-08-01 日本電信電話株式会社 迷惑電話対策システム、および、迷惑電話対策方法
JP2016184807A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社Nttドコモ 中継装置および中継方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020048056A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11917100B2 (en) Real-time voice paging voice augmented caller ID/ring tone alias
US8135119B1 (en) Techniques for protecting telephone users from caller ID spoofing attacks
US9300807B2 (en) Using personalized tones to indicate when a participant arrives and/or leaves a conference call
US6704395B1 (en) System and method for reducing call interruptions on a telephone
JP5685488B2 (ja) 電話装置及びその制御方法
JP6828964B2 (ja) 通話制御装置、通話制御プログラム、及び通話制御方法
JP5191638B2 (ja) 音声通信装置および音声通信システム
JP2016184807A (ja) 中継装置および中継方法
JP2012124550A (ja) 録音通信システム、録音通信装置、録音通信方法および録音通信プログラム
EP1892934A1 (en) Simulated ring tone comprising the caller's voice in real time
JP6480229B2 (ja) 中継装置
JP7349281B2 (ja) 制御装置および制御装置の制御方法
JP6843592B2 (ja) 電話機
US8514844B2 (en) System, method and apparatus for providing simulated stutter dial tone from an IP end point device
JP2016134819A (ja) ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムおよびその動作方法
US10560573B2 (en) Apparatus and method for managing communications
JP7117061B2 (ja) 通信端末、制御方法、及びプログラム
US20210281678A1 (en) Method and system for screening voice calls
JP7339804B2 (ja) 制御装置、通信機器および制御装置の制御方法
JP2008306283A (ja) コールバック装置、コールバックプログラム、電話機及びそのプログラム
JP6253165B6 (ja) 通信制御システム、通信制御方法、および通信制御プログラム
JP6253165B2 (ja) 通信制御システム、通信制御方法、および通信制御プログラム
WO2015159996A1 (en) Meaning of names and ringback tones audio system
JP2010166393A (ja) 電話装置
JP5311484B2 (ja) ボタン電話装置、着信制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6828964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150