JP6843592B2 - 電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、電話機に関し、例えば、ユーザが危険な相手と通話することを防止する迷惑電話防止機能を備えた電話機に関する。
近年、ユーザに高額商品を強引に購入させようとしたり、ユーザから金銭等をだまし取ろうとしたりする迷惑電話が増加している。ユーザが危険な相手と通話する可能性を低減するために、電話機が未登録の電話番号からの着信を受けた場合、および、電話番号を通知しない相手からの着信を受けた場合に、着番号が未登録または非通知であるという情報を通知する電話機が開発されている(特許文献1参照)。
図13は、従来の電話機9が出力するメッセージの一例を示す。図13に示すように、従来の電話機9は、電話帳に登録されていない電話番号から着信を受けた場合、『未登録の電話番号です。』などのメッセージを出力する。
特開2013−51581号公報(2013年3月14日公開)
着番号が電話機に未登録である場合であっても、着番号に関する情報、例えば、どこから発信されたかという情報は、着番号に基づいて特定される。このような情報は、発信者が危険であるかどうかをユーザが判断するために有用である。しかしながら、特許文献1に記載の電話機は、着番号が未登録である場合、着信履歴または発信履歴に基づく情報を通知するが、着番号に関する情報を通知しない。
本発明の一態様は、着番号に基づいて、ユーザが危険な相手と通話する可能性を低減するために有用な情報を通知することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機は、着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む通話履歴と、着番号に基づく情報を含む電話帳とを記憶する記憶部と、着信があった場合、相手先電話番号の情報を取得する相手先電話番号取得部と、メッセージデータを格納する記憶部と、上記相手先電話番号に係る上記通話履歴、上記着番号に基づく情報、および上記メッセージデータを用いて、メッセージを決定するメッセージ決定部と、上記メッセージ決定部が決定した上記メッセージを出力するメッセージ出力部と、を備え、上記メッセージ決定部は、着番号が上記電話帳に登録されていない場合または上記相手先電話番号取得部が着番号を取得できない場合、ユーザに対して注意喚起する内容を含むメッセージに決定するものであり、上記相手先電話番号取得部が着番号を取得しなかった場合、上記メッセージ決定部は、当該着番号を取得しなかった着信があった日時に関連する内容のメッセージを決定する
本発明の一態様によれば、着番号に基づいて、ユーザが危険な相手と通話する可能性を低減するために有用な情報を通知することができる。
実施形態1に係る電話機の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る電話機の外観図であり、電話機が出力するメッセージの一例を示す図である。 実施形態1に係る電話機が着信時に出力するメッセージの内容を示す図である。 実施形態1に係る電話機が実行する着信音の鳴動処理の流れを示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、実施形態1に係る電話機がメッセージを出力するタイミングの例を示す図である。 着番号が電話機の電話帳に登録されている場合に、実施形態1に係る電話機が出力するメッセージの例を示す図である。 着番号が電話機の電話帳に登録されていない場合、または、電話機が着番号を取得できない場合に、実施形態1に係る電話機が出力するメッセージの例を示す図である。 実施形態1に係る電話機が記憶する通話履歴の一例を示す図である。 実施形態1に係る電話機が記憶する電話帳の一例を示す図である。 実施形態2に係る電話機が出力するメッセージの例を示す図である。 着番号が電話機の電話帳に登録されていない場合に、実施形態2に係る電話機が出力するメッセージの例を示す図である。 電話機が着番号を取得できない場合に、実施形態2に係る電話機が出力するメッセージの例を示す図である。 従来の電話機が出力するメッセージの一例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7を用いて詳細に説明する。
(概要)
図2を参照して、本実施形態の概要について説明する。図2は、本実施形態に係る電話機1の概要を説明するための図である。
図2に示す電話機1は、電話番号に関する入力があった場合、例えば、ある電話番号へ発信する場合またはある電話番号から着信を受けた場合に、その電話番号に関するメッセージを音声で出力する。
例えば、電話機1は、着信を受けた場合、着信を通知するCI(Call Indicator)信号(呼出信号)を受信する。より正確には、電話機1は、電話網5(公衆網)からCAR信号(情報受信端末起動信号、CAR signal)、モデム信号(Modem signal)、およびCI信号(呼出信号)を、この順に取得する。電話機1は、CAR信号およびモデム信号を受信し、発信元についての情報を取得する処理を実行する。また、電話機1は、CAR信号およびモデム信号を受信した後にCI信号を受信し、着信があったことをユーザ(着信を受けるユーザ)に通知するための音声出力を実行する。電話機1は、モデム信号として、着番号つまり発信者の電話番号の情報を、電話網5(図1参照)内の交換機から取得する。
すなわち、電話機1は、着番号に基づいて決定したメッセージを、音声で出力する。また、電話機1は、発信をする場合、または、着信を受けた場合、通話前または終話後の少なくともいずれか一方のタイミングで、通話相手の電話番号に基づいて決定したメッセージを、音声で出力する。さらに、電話機1は、留守番電話の録音データの再生時に、留守番電話を入力した相手の電話番号に基づいて決定したメッセージを、音声で出力する。
電話機1がメッセージを出力するタイミングは特に限定されない。例えば、電話機1は、着信があった場合、ユーザが着信に応答する前に、メッセージを出力してもよい。また、電話機1は、発信する場合、ユーザが相手先電話番号を入力した後で、メッセージを出力してもよい。あるいは、電話機1は、終話後に、メッセージを出力してもよい。あるいは、電話機1は、通話の保留時または保留解除時、もしくは保留転送時に、メッセージを出力してもよい。後で、メッセージの内容(図3参照)およびメッセージの例(図6および図7参照)を説明する。なお、電話機1が着信を受けた場合、電話帳、発着信履歴、およびマニュアルダイヤルのいずれを用いて発信されたかに応じて、メッセージの内容が異なってもよい。また、電話機1が終話後にメッセージを出力する場合、電話機1が着信を受けた場合と発信した場合との間で、メッセージの内容が異なってもよい。
電話機1は、音声でメッセージを出力するとともに、または、音声でメッセージを出力する代わりに、電話機1のディスプレイ等にメッセージを表示してもよい。なお、電話機1は、ファクシミリ機能を備えていてもよい。また、電話機1は、電話網以外の通信経路(例えば、インターネット回線)を介して通信する機能を備えていてもよい。
(メッセージの内容)
図3に、電話機1が出力するメッセージの内容を示す。図3に示すように、メッセージには、後述する<通話履歴に基づく情報>に加えて、後述する<着番号に基づく情報>も含まれる。また、着番号が電話機1に登録されていない場合、メッセージには、迷惑電話に関してユーザに注意喚起する内容も含まれる。図3において、「終話後発話」は、「知り合いの方との電話はいかがでしたか?」など、ユーザを和ませたり、癒したりする内容のメッセージである。「終話後発話」を含むメッセージは、相手の電話番号が登録されている場合に出力される。
(電話機1の構成)
図1を参照して、電話機1の構成を説明する。図1は、電話機1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、電話機1は、制御部10、記憶部20、および出力部30(メッセージ出力部)を含む。電話機1は、電話網5を介して、他の電話機等と通信する。
制御部10は、電話機1における各種処理を統括して制御するものであり、着番号取得部11(相手先電話番号取得部)および鳴動出力制御部12(メッセージ決定部)を含む。着番号取得部11は、前述したように、着信を通知する呼出信号であるCI信号を取得し、取得したCI信号を、鳴動出力制御部12の着信音制御部13に送信する。また、着番号取得部11は、着番号の情報を、電話網5内の交換機から、取得可能であれば取得する。鳴動出力制御部12は、電話機1が出力する着信音を制御する。鳴動出力制御部12は、着信音制御部13および出力音声制御部14を含む。
着信音制御部13は、記憶部20に格納されている着信音データ21を取得して、出力部30から着信音を出力する。後述する出力音声制御部14が、前述したメッセージを出力している間、着信音制御部13は、着信音の音量をゼロに調整する。あるいは、着信音制御部13は、着信音の音量を、ゼロに調整する代わりに、ユーザが聞くことのできない小さい音量に調整してもよい。あるいは、着信音制御部13は、着信音を、ユーザが聞くことのできない周波数の音に切り替えてもよい。いずれの構成であっても、ユーザは着信音に遮られずに、メッセージをよく聞くことができる。
出力音声制御部14は、記憶部20に格納されているメッセージデータ22を取得して、出力部30から、前述したメッセージを音声で出力する。より詳細には、出力音声制御部14は、図示しないTTS(Text To Speech)モジュールを用いて、テキストデータとして格納されているメッセージデータ22に基づいて音声データを生成する。そして、出力音声制御部14は、生成した音声データを、前述したメッセージとして出力する。なお、TTSモジュールによるテキストデータの処理は周知の技術が利用できる。後で、出力音声制御部14がメッセージを出力するタイミングの具体例を説明する。出力部30は、鳴動出力制御部12の制御にしたがい、着信音を出力する。出力部30は例えばスピーカである。
記憶部20は、前述した着信音データ21およびメッセージデータ22を記憶する。記憶部20は、ユーザが安全であると判断した電話番号(図3のあんしん番号に対応)、例えばユーザの知り合いの電話番号、が記載された電話帳24(図9)も記憶する。さらに、記憶部20は、市外局番と都道府県名との対応関係も記憶していてよい。また、記憶部20は、通話履歴23(図8)をさらに記憶する。通話履歴23は、着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む。
図8は、通話履歴23の一例を示す。図8に示すように、通話履歴23は、例えば、通話相手の名前、通話相手の電話番号、および通話日時の情報を含む。<通話履歴に基づく情報>は、図8に示す通話履歴23に基づいて生成される。<通話履歴に基づく情報>は、例えば、通話(着信および/または発信)の回数、間隔、または頻度の情報を含む。メッセージに含まれる通話の回数、間隔、または頻度の情報は、ある一人の通話相手との通話の回数または間隔の情報であってもよいし、電話機1によって行われた全ての通話の回数、間隔、または頻度の情報であってもよい。
なお、通話履歴23には、所定件数(例えば、発信記録:10件、着信記録:20件)以下のデータが含まれていてもよい。また、通話履歴23に含まれるデータが所定件数を超えた場合、通話履歴23において、最も古いデータが自動で消去されてもよい。一方、発着信回数、間隔、または頻度等に基づいて、「危険」または「親しい(安全)」と判断される電話番号のデータを、別の記憶領域に退避させてもよい。この構成によれば、「危険」または「親しい」と判断された電話番号の情報のみを、持続的に通話履歴23に残すことができる。したがって、ユーザは、通話履歴23を参照することによって、電話機1が「危険」と判断した電話番号からの着信に応答することを拒否したり、電話機1が「親しい」と判断した電話番号からの不在着信に返信したりすることができる。
<着番号に基づく情報>は、どの都道府県から発信されたかを示す情報であってもよい。特に、電話機1が電話帳24(図9)に登録済の電話番号(登録番号または「あんしん番号」)から着信を受けた場合、電話機1は、電話帳24において着番号と関連付けられている発信者の名前を、着番号に基づく情報として通知してもよい。一方、電話機1が未登録の電話番号から着信を受けた場合、電話機1は、どの都道府県から発信されたから示す情報を、<着番号に基づく情報>として通知してもよい。また、電話機1は、携帯電話機から発信されたか、それともフリーダイヤルから発信されたかという情報を、<着番号に基づく情報>として通知してもよい。
図9は、電話帳24の一例を示す。図9に示すように、電話帳24では、例えば、各電話番号の情報に対し、通話の相手の名前、および、グループの情報が関連付けられている。また、図示しないが、電話帳24では、電話番号の情報に、メールアドレス、住所、SNSなどの情報も関連付けられていてもよい。
(着信音の鳴動処理の流れ)
図4を参照して、電話機1の鳴動出力制御部12が実行する着信音の鳴動処理の流れを説明する。図4は、着信音の鳴動処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、電話機1が着信を受けたとき、鳴動出力制御部12は、着信音の鳴動処理を開始する(S101)。鳴動出力制御部12は、着信音制御部13に対し、着信音を設定された音量で出力するように指示する(S102)。次に、着信音制御部13は、着番号取得部11からCI信号を受信しているか否かを判定する(S103)。着信音制御部13は、CI信号を受信している間(S103でYES)、着信音の音量を維持する(S104)。
一方、着信音制御部13は、CI信号を受信しなくなったとき(S103でNO)、着信音の音量をゼロにする(S105)。出力音声制御部14は、記憶部20のメッセージデータ22、通話履歴23、および電話帳24を用いて、適切なメッセージを作成して、出力部30から、音声でメッセージを出力する(S106)。着信が切れる(S107)まで、または、ユーザが着信に応答する(S108)まで、前述したS103〜S106が繰り返される。あるいは、着信音制御部13は、出力音声制御部14がメッセージの出力を完了した後、CI信号を受信しなくなることを待たずに、着信音の音量を元に戻してもよい。着信が切れた後、または、ユーザが着信に応答した後、鳴動出力制御部12は、着信音の鳴動処理を終了する(S109)。
(メッセージを出力するタイミングの具体例)
図5の(a)〜(c)は、出力音声制御部14がメッセージを出力するタイミングの具体例を示す。図5の(a)に示す例では、まず、着信音制御部13が、着信音を出力する。着信音制御部13が着信音の音量をゼロにした後、出力音声制御部14は、前述した<相手の電話番号に基づく情報>として、発信者の名前または都道府県の情報を含むメッセージを出力する。その後、出力音声制御部14は、<通話履歴に基づく情報>を含むメッセージを出力する。以後、出力音声制御部14は、ユーザが着信に応答するか、着信が切れるまで、上述した順番で着信音およびメッセージを出力することを繰り返す。
図5の(b)に示す例では、まず、着信音制御部13が、着信音を出力する。着信音制御部13が着信音の音量をゼロにした後、出力音声制御部14は、前述した<相手の電話番号に基づく情報>(図3参照)を含むメッセージを出力する。次に、着信音制御部13によって、再度、着信音が、設定された音量で出力される。その後、出力音声制御部14は、<通話履歴に基づく情報>(図3参照)を含むメッセージを出力する。以後、出力音声制御部14は、ユーザが着信に応答するか、着信が切れるまで、上述した順番で着信音およびメッセージを出力することを繰り返す。
図5の(c)に示す例では、まず、着信音制御部13が、着信音を出力する。着信音制御部13が着信音の音量をゼロにした後、出力音声制御部14は、<相手の電話番号に基づく情報>および<通話履歴に基づく情報>を組み合わせた内容のメッセージを出力する。電話機1が未登録の電話番号から着信を受けた場合、出力音声制御部14は、前述した<注意喚起>(図3参照)のメッセージをさらに出力する。以後、出力音声制御部14は、ユーザが着信に応答するか、着信が切れるまで、上述した順番で着信音およびメッセージを出力することを繰り返す。
出力音声制御部14がメッセージを出力するタイミングは、電話機1が着信を受けてから、着信が切れるまで、または、ユーザが着信に応答するまでの期間に限られない。例えば、出力音声制御部14は、着信が切れた後で、メッセージを出力してもよい。
(メッセージの具体例)
図6および図7に、着信時に電話機1が出力するメッセージの具体例を示す。図6は、着番号が電話機1に登録されている場合、つまり、記憶部20の電話帳24が着番号を含む場合に、電話機1が出力するメッセージの例を示す。図7は、着番号が電話機1に登録されていない場合、または、着番号取得部11が着番号の情報を取得できない場合に、電話機1が出力するメッセージの例を示す。前述したように、着番号が電話機1に登録されているか否かに応じて、電話機1が出力するメッセージは異なる(図3参照)。あるいは、電話帳24において、電話番号が複数のグループに分かれている場合、着番号がどのグループに含まれるかに応じて、電話機1が出力するメッセージが異なっていてもよい。例えば、電話帳24は、ユーザがよく知る相手の電話番号(あんぜん番号)を含む電話帳24と、ユーザがあまり知らない相手の電話番号を含む電話帳24とに分かれていてもよい。なお、電話機1は、迷惑番号から着信を受けた場合、メッセージを出力するとともに、応答を自動的に拒否してもよい。
図6に示すように、着番号が電話機1に登録されている場合に電話機1が出力するメッセージは、一例では、『○○さんからです。××に電話がありましたよ。』といったメッセージであってよい。この例では、メッセージ中の『○○さん』が、図3に示す<相手の電話番号に基づく情報>である。図9に示す電話帳24から、着番号と関連付けられた通話相手の名前が抽出される。上記メッセージ中の『○○』には、電話帳24から抽出された通話相手の名前が適用される。メッセージ中の『××に電話がありました』が、図3に示す<通話履歴に基づく情報>である。
図8に示す通話履歴23中に、着番号と同じ電話番号との通話履歴(着番号に係る通話履歴)がある場合、その電話番号との最後の通話履歴が参照される。上記メッセージでは、『××』が、着番号と同じ電話番号と最後に通話した日時である。なお、図6において、下の2例に示すように、メッセージは、ユーザの知り合いからの着信であるという情報を含んでいてもよい。
図7に示すように、着番号が電話機1に登録されていない場合、電話機1は、例えば、『今日、福岡から3回目の着信です。ご注意ください。』というメッセージを出力してもよい。この例では、メッセージ中の『今日』および『3回目』が、図3に示す<通話履歴に基づく情報>である。メッセージ中の『福岡から』が、図3に示す<相手の電話番号に基づく情報>である。また、メッセージ中の『ご注意ください』が、図3に示す<注意喚起>である。他の例では、メッセージは、『非通知から今日3回目の着信です。ご注意ください。』であってよい。この例では、メッセージ中の『今日』および『3回目』が、図3に示す<通話履歴に基づく情報>である。メッセージ中の『非通知から』が、図3に示す<相手の電話番号に基づく情報>である。また、メッセージ中の『ご注意ください』が、図3に示す<注意喚起>である。
メッセージの具体例としては、上述した具体例以外に、例えば、以下の具体例も挙げることができる。
<発信の場合(終話後のメッセージ)>
[登録番号への発信]
・「○○さんはお元気でしたか?」。
・「○○さんにまた電話しましょうね」。
・「知り合いの人との電話は楽しかったですか?」。
・「たまには、直接顔を合わすのもいいと思いますよ」。
・その他の「終話後発話」
[未登録番号への発信]
・「知らない番号への発信にはご注意ください」。
・「詐欺が増えている○○県への発信にはご注意ください」。
・「知らない番号への折り返し発信は危険です」。
・その他の「注意喚起」
<着信の場合(終話後のメッセージ)>
[登録番号からの着信]
・「○○さんはお元気でしたか? 今度はこちらから電話してみたらいかがですか?」。
・「知り合いの人との電話は楽しかったですか? 今度はこちらから電話してみたらいかがですか?」。
・その他の「終話後発話」
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、電話機が交換機から着番号の情報を取得できない場合等に、時期、季節、または日時に応じた注意喚起の内容を含むメッセージを出力する構成を説明する。電話機が交換機から着番号の情報を取得できない場合には、例えば、発信者が発信電話番号を通知しない設定をしている場合、および、着信を受ける電話機が着番号の情報を提供するサービスに加入していない場合が含まれてよい。なお、電話機は、未登録の電話番号から着信を受けた場合にも、上記注意喚起の内容を含むメッセージを出力してもよい。
図10は、本実施形態2に係る電話機2を示す図であり、注意喚起の内容を含むメッセージの一例を示す図である。図10に示す『○日には、振り込め詐欺の迷惑電話が多いため、ご注意ください』というメッセージ中、『○日』は、電話機2が着信を受けた日時に対応する。なお、電話機2が交換機から着番号の情報を取得できた場合、電話機2は、前記実施形態1に係る電話機1と同様に、<相手の電話番号に基づく情報>、<通話履歴に基づく情報>、および<注意喚起>を含むメッセージを出力してもよい。
(メッセージの具体例)
図11および図12に、電話機2が出力するメッセージの具体例を示す。図11は、電話機2が、未登録の電話番号から着信を受けた場合に出力するメッセージの例を示す。図12は、電話機2が着番号の情報を取得できない場合に出力するメッセージの例を示す。
図11に示す『登録されていない携帯からです。ご注意ください。』というメッセージでは、メッセージ中の『登録されていない携帯』が、図3に示す<相手の電話番号に基づく情報>である。図9に示す電話帳24に着番号が登録されていない場合、電話機2は、着番号の最初のいくつかの番号に基づいて、発信元が固定電話機、フリーダイヤル、携帯電話機、およびその他のいずれであるかを判定する。発信元が携帯電話機以外である場合、上記メッセージ中の『登録されていない携帯』が、発信元の電話機の種別に応じて変更される。なお、発信元が携帯電話機である場合、メッセージ中の『ご注意ください』が、図3に示す<注意喚起>である。図11に示すメッセージには、図3に示す<通話履歴に基づく情報>は含まれていない。着番号と同じ電話番号との通話履歴(着番号に係る通話履歴)が電話機2にない場合、すなわち、電話機2がその着番号から初めて着信を受けた場合、メッセージには、図3に示す<通話履歴に基づく情報>は含まれなくてもよい。あるいは、通話履歴23中に、電話帳24に未登録の電話番号との通話履歴が含まれる場合、電話機2は、『未登録の電話番号から△回目の着信です』という内容をさらに含むメッセージを出力してもよい。
図12に示す『()曜日は、迷惑電話が多いようです。ご注意ください。』というメッセージでは、メッセージ中の『()曜日』は、電話機2が着信を受けた日時に対応している。
図11および図12に示すメッセージ中、“H”および“L”は、メッセージの優先度が高い(H)か、低い(L)かを示す。電話機2は、優先度が高いメッセージの中から、出力するメッセージを優先的に選択する。優先度が高いメッセージの中に、適切なメッセージがない場合、電話機2は、優先度が低いメッセージの中から、出力するメッセージを選択する。
図示しないが、電話機2は、着番号の情報を取得できた場合、例えば、「東京都からです。○日には、振り込め詐欺の迷惑電話が多いため、ご注意ください。」または「東京都からです。○曜日は迷惑電話が多いようです。ご注意ください。」といったメッセージを出力してもよい。すなわち、電話機2は、着番号の情報に基づいて、発信元の地域を特定して、特定した地域の情報をメッセージに含めてもよい。
本実施形態の構成によれば、電話機2が電話番号に関する入力を受けた時期、季節、または日時等に応じて、適切な内容のメッセージを通知することができる。
〔実施形態3〕
前記実施形態1および2では、電話機1、2が、メッセージのリスト(図6、7、9、10参照)を記憶する構成を説明した。本実施形態では、迷惑電話に関する情報を電話機1、2に提供するサーバが、メッセージのリストを記憶しており、サーバが電話機1、2にメッセージを送信する。電話機1、2はサーバから受信したメッセージを出力する。
本実施形態では、サーバは、メッセージのリスト(図6、7、9、10参照)を記憶している。ユーザによって、通話相手の電話番号が電話機1、2に入力されたとき、電話機1、2は、通話相手の電話番号の情報および該通話相手との通話履歴23(着信履歴および発信履歴を含む)をサーバへ送信する。サーバは、電話機1、2から受信した電話番号の情報および通話履歴23を用いて、電話機1、2に送信するメッセージを作成する。あるいは、サーバは、予め作成したメッセージのリストの中から、電話機1、2に送信するメッセージを抽出してもよい。サーバは、作成または抽出したメッセージを、電話機1、2に送信する。電話機1、2は、サーバから受信したメッセージを出力する。
サーバは、どの電話機1、2にも適用可能な汎用メッセージを記憶していてもよい。汎用メッセージとは、具体的には、電話機1、2の通話履歴23によらないメッセージである。この構成では、サーバは、電話機1、2の通話相手の電話番号の情報を用いて、メッセージを作成する。サーバは、例えば『(通話相手の電話番号)は危険な電話番号です』というメッセージを記憶していてよい。この場合、サーバは、電話機1、2から受信した電話番号の情報を用いて、上記メッセージ中の(通話相手の電話番号)を埋めることによって、電話機1、2に送信するメッセージを完成させる。
〔実施形態4〕
前記実施形態では、サーバは、電話機1、2が発信するとき、または着信を受けたとき、電話機1、2にメッセージを送信する。本実施形態では、サーバは、電話機1、2から、定期的または不定期に、迷惑電話を受けたユーザの苦情または被害の内容の情報とともに、通話相手の電話番号の情報を収集する。加えて、サーバは、サービス提供業者がサーバに登録した迷惑電話に関する情報、例えば、ある地域から発信される迷惑電話が多いという情報を記憶する。サーバは、迷惑電話に関する情報を用いて、「○○地域からの未登録の電話番号からの着信は迷惑電話である可能性がありますので、気をつけて下さい」等のメッセージを作成する。そして、任意のタイミング(例えば、朝または設定された時刻)で、電話機1、2に上記メッセージを送信する。電話機1、2は、サーバから危険な電話番号の情報を受信したとき、その情報をユーザに通知する。本実施形態の構成によれば、迷惑電話に関してユーザに日常的に注意喚起することができる。
〔実施形態5〕
市外局番と、都道府県とは、完全に一対一で対応していない場合がある。例えば、兵庫県尼崎市の市外局番は、大阪府の市外局番と同じ”06”である。そこで、一実施形態では、電話機1、2は、特定の市外局番から着信を受けた場合、メッセージ中に相手の都道府県の情報を含めなくてもよい。メッセージ中に都道府県の情報を含めないように、ユーザが設定可能であってもよい。例えば、ユーザが、市外局番”06”を電話機1、2に登録した場合において、相手の電話番号が”06-xxxx-xxxx”である場合、鳴動出力制御部12は、メッセージが「大阪府」というワードを含まないように、基本メッセージの内容を変更する。例えば、基本メッセージが「頻繁に大阪府から着信しています。ご注意ください。」である場合、鳴動出力制御部12は、「頻繁にこの市外局番から着信しています。ご注意ください。」または「頻繁に着信しています。ご注意ください。」というメッセージに変更する。
〔実施形態6〕
一実施形態では、電話機1、2がメッセージを記憶している代わりに、サーバ(図示せず)がメッセージリストを記憶している。サーバは、電話機1、2から受信する相手先電話番号および通話履歴に応じて、上記メッセージリストを用いて、適切なメッセージを作成または抽出する。そして、作成または抽出したメッセージを、電話機1、2に送信する。なお、サーバは、決まったメッセージのみを記憶している必要はない。例えば、サーバは、汎用メッセージ、すなわち、どの電話機1、2にも適用可能なメッセージ(例えば「×××は危険な番号です」)を記憶していてもよい。この構成では、サーバは、電話機1、2から受信する相手先電話番号の情報を、上記汎用メッセージ中に埋め込むことによって、電話機1、2に送信するメッセージを作成する。
〔実施形態7〕
一実施形態では、電話機1、2は、前記実施形態6で説明したサーバが通話履歴23を受け取ったタイミングで、メッセージを送信する。あるいは、電話機1、2は、サーバが通話履歴23を受け取ったタイミング以外のタイミングで、メッセージを送信してもよい。
前記実施形態6で説明したサーバは、多数の電話機から収集した危険な電話番号の情報、および、ユーザからサービスセンタに通知される苦情または被害の情報に基づいて、電話機1、2に送信するメッセージを作成してもよい。例えば、サーバは、ある地域からの迷惑電話が多いという情報を他の電話機から取得した場合、「○○地域からの電話は番号である可能性がありますので気をつけて下さい」というメッセージを、任意のタイミング(例えば、朝、または決まった時間)で、電話機1、2に送信する。電話機1、2は、サーバから受信したメッセージを出力する。上記の構成によれば、サーバは、電話機1、2の代わりに、電話機1、2が出力するメッセージを作成することができる。
〔実施形態8〕
(ソフトウェアによる実現例)
電話機1、2の制御部10(特に、着番号取得部11および鳴動出力制御部12)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、電話機1、2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電話機(1、2)は、着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む通話履歴と、電話番号に関連付けて登録された情報を含む電話帳とを記憶する記憶部(20)と、発信する場合、または、着信があった場合、相手先電話番号の情報を取得する相手先電話番号取得部(着番号取得部11)と、上記相手先電話番号に係る上記通話履歴、および、上記電話帳に登録された着番号に係る情報を用いて、メッセージを決定するメッセージ決定部(鳴動出力制御部12)と、上記メッセージ決定部が決定した上記メッセージを出力するメッセージ出力部(出力部30)と、を備えている。
上記の構成によれば、相手先電話番号に係る通話履歴、および、相手先電話番号に係る情報を用いて決定したメッセージを出力する。ユーザは、出力されたメッセージを参考に、相手は危険であるか否かを判断することができる。あるいは、メッセージは、ユーザが相手と通話するかどうかを判断する助けになる。これにより、ユーザが危険な相手と通話する可能性を低減することができる。
本発明の態様2に係る電話機は、上記態様1において、上記電話帳は、危険な電話番号が登録された電話帳と、安全な電話番号が登録された電話帳とを含み、上記メッセージ決定部は、相手先電話番号がどちらの電話帳に登録されているかに応じて、異なる内容のメッセージを決定してもよい。
上記の構成によれば、相手先電話番号が安全な電話番号であるか危険な電話番号であるかに応じて、メッセージの内容が異なるので、ユーザは、メッセージの内容に応じて、相手と通話するかどうかを決定することができる。
本発明の態様3に係る電話機は、上記態様1または2において、上記メッセージ決定部は、相手先電話番号に基づいて特定される発信元が、固定電話機、フリーダイヤル、および携帯電話機のいずれであるかに応じて、異なる内容のメッセージを決定してもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、メッセージの内容に基づいて、相手の電話機が固定電話機、フリーダイヤル、および携帯電話機のいずれであるかを判断することができる。
本発明の態様4に係る電話機は、上記態様1から3のいずれかにおいて、相手先電話番号が上記電話帳に未登録である場合、上記メッセージ決定部は、相手先電話番号の市外局番に関連する内容のメッセージを決定してもよい。上記の構成によれば、ユーザは、メッセージの内容に基づいて、相手が知り合いであるかどうかを判断することができる。
本発明の態様5に係る電話機は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記相手先電話番号取得部が相手先電話番号を取得しなかった場合、上記メッセージ決定部は、発信した日時または着信があった日時に関連する内容のメッセージを決定してもよい。
上記の構成によれば、発信した日時または着信があった日時に関連する内容のメッセージをユーザに通知することができる。例えば、メッセージは、着信があった時間帯に迷惑電話が統計的に多いという情報を含んでいてもよいし、着信があった季節に多い詐欺の電話の情報を含んでいてもよい。
本発明の態様6に係る電話機は、上記態様1から5のいずれかにおいて、上記通話履歴は、着信回数、発信回数、着信頻度、および発信頻度のうち少なくともいずれか1つの情報を含んでいてもよい。上記の構成によれば、出力されるメッセージには、通話履歴に基づく情報として、例えば、発信した日または着信があった日の着信回数の情報が含まれる。電話機の着信回数が多い場合、ユーザは、いつもよりも迷惑電話に気を付けることができる。
本発明の態様7に係る電話機は、上記態様1から6のいずれかにおいて、上記メッセージ出力部は、通話前、および、終話後の少なくともいずれか一方のタイミングで、上記メッセージを出力してもよい。
上記の構成によれば、通話前にメッセージが出力される場合、メッセージの内容に基づいて、通話するかどうかを、ユーザに判断させることができる。また、終話後にメッセージが出力される場合、通話の内容が信用できるかどうかを、ユーザに省みさせることができる。なお、電話機がメッセージを出力するタイミングを、ユーザが設定することができてもよい。
本発明の態様8に係る電話機は、上記態様1から7のいずれかにおいて、着信があった場合、上記メッセージ出力部は、着信音のリング中に、着信音のリングと重ならないタイミングで、上記メッセージ決定部が決定したメッセージを出力してもよい。上記の構成によれば、メッセージをユーザに聞こえ易くすることができる。
本発明の態様9に係る電話機は、上記態様1から8のいずれかにおいて、特定の相手先電話番号に基づいて特定される地域が複数あり、かつ、上記相手先電話番号が上記特定の相手先電話番号である場合、上記メッセージ決定部は、地域に関連する内容を上記メッセージに含めなくてもよい。上記の構成によれば、相手の地域として誤った地域の情報をユーザに通知することを防止できる。
本発明の態様10に係る電話機は、上記態様1から9のいずれかにおいて、上記メッセージ決定部は、当該電話機から上記相手先電話番号へ発信する場合、上記相手先電話番号がどのように入力されたかに応じて、発信後に出力される上記メッセージの内容を異ならせてもよい。上記の構成によれば、ユーザが相手先電話番号を入力した手順または方法等に応じて、適切な内容のメッセージを通知することができる。
本発明の態様11に係る電話機は、上記態様1から10のいずれかにおいて、当該電話機から上記相手先電話番号へ発信する場合と、当該電話機が上記相手先電話番号から着信があった場合との間で、上記メッセージの内容を異ならせてもよい。上記の構成によれば、電話機が発信したか着信を受けたかに応じて適切な内容のメッセージを通知することができる。
本発明の各態様に係る電話機は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電話機が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記電話機をコンピュータにて実現させる電話機の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 電話機
11 着番号取得部(相手先電話番号取得部)
12 鳴動出力制御部(メッセージ決定部)
20 記憶部
23 通話履歴
24 電話帳
30 出力部(メッセージ出力部)

Claims (7)

  1. 着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む通話履歴と、着番号に基づく情報を含む電話帳とを記憶する記憶部と、
    着信があった場合、相手先電話番号の情報を取得する相手先電話番号取得部と、
    メッセージデータを格納する記憶部と、
    上記相手先電話番号に係る上記通話履歴、上記着番号に基づく情報、および上記メッセージデータを用いて、メッセージを決定するメッセージ決定部と、
    上記メッセージ決定部が決定した上記メッセージを出力するメッセージ出力部と、
    を備え、
    上記メッセージ決定部は、着番号が上記電話帳に登録されていない場合または上記相手先電話番号取得部が着番号を取得できない場合、ユーザに対して注意喚起する内容を含むメッセージに決定するものであり、
    上記相手先電話番号取得部が着番号を取得しなかった場合、
    上記メッセージ決定部は、当該着番号を取得しなかった着信があった日時に関連する内容のメッセージを決定することを特徴とする電話機。
  2. 上記電話帳は、危険な電話番号が登録された電話帳と、安全な電話番号が登録された電話帳とを含み、
    上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号がどちらの電話帳に登録されているかに応じて、異なる内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号に基づいて特定される相手が、固定電話機、フリーダイヤル、および携帯電話機のいずれであるかに応じて、異なる内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
  4. 上記相手先電話番号が上記電話帳に未登録である場合、
    上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号の市外局番に関連する内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電話機。
  5. 上記通話履歴は、着信回数、発信回数、着信頻度、および発信頻度のうち少なくともいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電話機。
  6. 上記メッセージ出力部は、通話前、および、終話後の少なくともいずれか一方のタイミングで、上記メッセージを出力することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電話機。
  7. 着信があった場合、上記メッセージ出力部は、着信音のリング中に、着信音のリングと重ならないタイミングで、上記メッセージ決定部が決定したメッセージを出力することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電話機。
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