JP6843592B2 - 電話機 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7を用いて詳細に説明する。
図2を参照して、本実施形態の概要について説明する。図2は、本実施形態に係る電話機1の概要を説明するための図である。
図3に、電話機1が出力するメッセージの内容を示す。図3に示すように、メッセージには、後述する<通話履歴に基づく情報>に加えて、後述する<着番号に基づく情報>も含まれる。また、着番号が電話機1に登録されていない場合、メッセージには、迷惑電話に関してユーザに注意喚起する内容も含まれる。図3において、「終話後発話」は、「知り合いの方との電話はいかがでしたか?」など、ユーザを和ませたり、癒したりする内容のメッセージである。「終話後発話」を含むメッセージは、相手の電話番号が登録されている場合に出力される。
図1を参照して、電話機1の構成を説明する。図1は、電話機1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、電話機1は、制御部10、記憶部20、および出力部30(メッセージ出力部)を含む。電話機1は、電話網5を介して、他の電話機等と通信する。
図4を参照して、電話機1の鳴動出力制御部12が実行する着信音の鳴動処理の流れを説明する。図4は、着信音の鳴動処理の流れを示すフローチャートである。
図5の(a)〜(c)は、出力音声制御部14がメッセージを出力するタイミングの具体例を示す。図5の(a)に示す例では、まず、着信音制御部13が、着信音を出力する。着信音制御部13が着信音の音量をゼロにした後、出力音声制御部14は、前述した<相手の電話番号に基づく情報>として、発信者の名前または都道府県の情報を含むメッセージを出力する。その後、出力音声制御部14は、<通話履歴に基づく情報>を含むメッセージを出力する。以後、出力音声制御部14は、ユーザが着信に応答するか、着信が切れるまで、上述した順番で着信音およびメッセージを出力することを繰り返す。
図6および図7に、着信時に電話機1が出力するメッセージの具体例を示す。図6は、着番号が電話機1に登録されている場合、つまり、記憶部20の電話帳24が着番号を含む場合に、電話機1が出力するメッセージの例を示す。図7は、着番号が電話機1に登録されていない場合、または、着番号取得部11が着番号の情報を取得できない場合に、電話機1が出力するメッセージの例を示す。前述したように、着番号が電話機1に登録されているか否かに応じて、電話機1が出力するメッセージは異なる(図3参照)。あるいは、電話帳24において、電話番号が複数のグループに分かれている場合、着番号がどのグループに含まれるかに応じて、電話機1が出力するメッセージが異なっていてもよい。例えば、電話帳24は、ユーザがよく知る相手の電話番号(あんぜん番号)を含む電話帳24と、ユーザがあまり知らない相手の電話番号を含む電話帳24とに分かれていてもよい。なお、電話機1は、迷惑番号から着信を受けた場合、メッセージを出力するとともに、応答を自動的に拒否してもよい。
[登録番号への発信]
・「○○さんはお元気でしたか?」。
・「○○さんにまた電話しましょうね」。
・「知り合いの人との電話は楽しかったですか?」。
・「たまには、直接顔を合わすのもいいと思いますよ」。
・その他の「終話後発話」
[未登録番号への発信]
・「知らない番号への発信にはご注意ください」。
・「詐欺が増えている○○県への発信にはご注意ください」。
・「知らない番号への折り返し発信は危険です」。
・その他の「注意喚起」
<着信の場合(終話後のメッセージ)>
[登録番号からの着信]
・「○○さんはお元気でしたか? 今度はこちらから電話してみたらいかがですか?」。
・「知り合いの人との電話は楽しかったですか? 今度はこちらから電話してみたらいかがですか?」。
・その他の「終話後発話」
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図11および図12に、電話機2が出力するメッセージの具体例を示す。図11は、電話機2が、未登録の電話番号から着信を受けた場合に出力するメッセージの例を示す。図12は、電話機2が着番号の情報を取得できない場合に出力するメッセージの例を示す。
前記実施形態1および2では、電話機1、2が、メッセージのリスト(図6、7、9、10参照)を記憶する構成を説明した。本実施形態では、迷惑電話に関する情報を電話機1、2に提供するサーバが、メッセージのリストを記憶しており、サーバが電話機1、2にメッセージを送信する。電話機1、2はサーバから受信したメッセージを出力する。
前記実施形態では、サーバは、電話機1、2が発信するとき、または着信を受けたとき、電話機1、2にメッセージを送信する。本実施形態では、サーバは、電話機1、2から、定期的または不定期に、迷惑電話を受けたユーザの苦情または被害の内容の情報とともに、通話相手の電話番号の情報を収集する。加えて、サーバは、サービス提供業者がサーバに登録した迷惑電話に関する情報、例えば、ある地域から発信される迷惑電話が多いという情報を記憶する。サーバは、迷惑電話に関する情報を用いて、「○○地域からの未登録の電話番号からの着信は迷惑電話である可能性がありますので、気をつけて下さい」等のメッセージを作成する。そして、任意のタイミング(例えば、朝または設定された時刻)で、電話機1、2に上記メッセージを送信する。電話機1、2は、サーバから危険な電話番号の情報を受信したとき、その情報をユーザに通知する。本実施形態の構成によれば、迷惑電話に関してユーザに日常的に注意喚起することができる。
市外局番と、都道府県とは、完全に一対一で対応していない場合がある。例えば、兵庫県尼崎市の市外局番は、大阪府の市外局番と同じ”06”である。そこで、一実施形態では、電話機1、2は、特定の市外局番から着信を受けた場合、メッセージ中に相手の都道府県の情報を含めなくてもよい。メッセージ中に都道府県の情報を含めないように、ユーザが設定可能であってもよい。例えば、ユーザが、市外局番”06”を電話機1、2に登録した場合において、相手の電話番号が”06-xxxx-xxxx”である場合、鳴動出力制御部12は、メッセージが「大阪府」というワードを含まないように、基本メッセージの内容を変更する。例えば、基本メッセージが「頻繁に大阪府から着信しています。ご注意ください。」である場合、鳴動出力制御部12は、「頻繁にこの市外局番から着信しています。ご注意ください。」または「頻繁に着信しています。ご注意ください。」というメッセージに変更する。
一実施形態では、電話機1、2がメッセージを記憶している代わりに、サーバ(図示せず)がメッセージリストを記憶している。サーバは、電話機1、2から受信する相手先電話番号および通話履歴に応じて、上記メッセージリストを用いて、適切なメッセージを作成または抽出する。そして、作成または抽出したメッセージを、電話機1、2に送信する。なお、サーバは、決まったメッセージのみを記憶している必要はない。例えば、サーバは、汎用メッセージ、すなわち、どの電話機1、2にも適用可能なメッセージ(例えば「×××は危険な番号です」)を記憶していてもよい。この構成では、サーバは、電話機1、2から受信する相手先電話番号の情報を、上記汎用メッセージ中に埋め込むことによって、電話機1、2に送信するメッセージを作成する。
一実施形態では、電話機1、2は、前記実施形態6で説明したサーバが通話履歴23を受け取ったタイミングで、メッセージを送信する。あるいは、電話機1、2は、サーバが通話履歴23を受け取ったタイミング以外のタイミングで、メッセージを送信してもよい。
(ソフトウェアによる実現例)
電話機1、2の制御部10(特に、着番号取得部11および鳴動出力制御部12)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る電話機(1、2)は、着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む通話履歴と、電話番号に関連付けて登録された情報を含む電話帳とを記憶する記憶部(20)と、発信する場合、または、着信があった場合、相手先電話番号の情報を取得する相手先電話番号取得部(着番号取得部11)と、上記相手先電話番号に係る上記通話履歴、および、上記電話帳に登録された着番号に係る情報を用いて、メッセージを決定するメッセージ決定部(鳴動出力制御部12)と、上記メッセージ決定部が決定した上記メッセージを出力するメッセージ出力部(出力部30)と、を備えている。
11 着番号取得部(相手先電話番号取得部)
12 鳴動出力制御部(メッセージ決定部)
20 記憶部
23 通話履歴
24 電話帳
30 出力部(メッセージ出力部)
Claims (7)
- 着信履歴および発信履歴の少なくとも一方を含む通話履歴と、着番号に基づく情報を含む電話帳とを記憶する記憶部と、
着信があった場合、相手先電話番号の情報を取得する相手先電話番号取得部と、
メッセージデータを格納する記憶部と、
上記相手先電話番号に係る上記通話履歴、上記着番号に基づく情報、および上記メッセージデータを用いて、メッセージを決定するメッセージ決定部と、
上記メッセージ決定部が決定した上記メッセージを出力するメッセージ出力部と、
を備え、
上記メッセージ決定部は、着番号が上記電話帳に登録されていない場合または上記相手先電話番号取得部が着番号を取得できない場合、ユーザに対して注意喚起する内容を含むメッセージに決定するものであり、
上記相手先電話番号取得部が着番号を取得しなかった場合、
上記メッセージ決定部は、当該着番号を取得しなかった着信があった日時に関連する内容のメッセージを決定することを特徴とする電話機。 - 上記電話帳は、危険な電話番号が登録された電話帳と、安全な電話番号が登録された電話帳とを含み、
上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号がどちらの電話帳に登録されているかに応じて、異なる内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1に記載の電話機。 - 上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号に基づいて特定される相手が、固定電話機、フリーダイヤル、および携帯電話機のいずれであるかに応じて、異なる内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
- 上記相手先電話番号が上記電話帳に未登録である場合、
上記メッセージ決定部は、上記相手先電話番号の市外局番に関連する内容のメッセージを決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電話機。 - 上記通話履歴は、着信回数、発信回数、着信頻度、および発信頻度のうち少なくともいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電話機。
- 上記メッセージ出力部は、通話前、および、終話後の少なくともいずれか一方のタイミングで、上記メッセージを出力することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電話機。
- 着信があった場合、上記メッセージ出力部は、着信音のリング中に、着信音のリングと重ならないタイミングで、上記メッセージ決定部が決定したメッセージを出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電話機。
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