JP2008004742A - ソレノイド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイルと、コイルが巻回されたコイルボビンと、コイルボビンの内径に挿入された可動磁極と、コイルボビンの内径に挿入され、可動磁極と相対する磁極形状を有する固定磁極と、コイルに通電した際に、可動磁極、固定磁極とともに磁気回路を形成し、コイルの近傍に設けられ、固定磁極を固着するフレームと、を備えるソレノイドであって、フレームの側面に少なくとも1つ以上の開口部を設けるとともに、開口部がコイルの外周と干渉しない位置に配置されている。
【選択図】図2
Description
(1)本発明は、コイルと、該コイルが巻回されたコイルボビン(例えば、図1のコイルボビン3に相当)と、該コイルボビンの内径に挿入された可動磁極(例えば、図2のプランジャ6に相当)と、前記コイルボビンの内径に挿入され、前記可動磁極と相対する磁極形状を有する固定磁極と、前記コイルに通電した際に、前記可動磁極、前記固定磁極とともに磁気回路を形成し、前記コイルの近傍に設けられ、前記固定磁極を固着するフレーム(例えば、図1の第1の磁気フレーム2に相当)と、を備えるソレノイドであって、前記フレームの側面に少なくとも1つ以上の開口部(例えば、図1の切欠き部5あるいは図8の切欠き窓7に相当)を設けるとともに、該開口部が前記コイルの外周と干渉しない位置に配置されていることを特徴とするソレノイドを提案している。
したがって、開口部を設けて、コイルの巻線スペースを確保することにより、従来と同等の特性を維持しつつ、ソレノイドの小型化を図ることができる。
なお、開口部は、2つ以上設けてもよい。
また、開口部の形状は、四角に限らず、どんな形状であってもよい。
したがって、開口部をプランジャの中心軸に平行するフレームを形成する面の両側に設けることにより、さらに、コイルの巻線スペースを確保して、ソレノイドの小型化を図ることができる。
したがって、開口部を可動磁極の中心軸に対して、対称な幅をもって形成することにより、さらに、コイルの巻線スペースを確保して、ソレノイドの小型化を図ることができる。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1によれば、本実施形態に係るソレノイド1は、第1の磁気フレーム2と、コイルが巻回されるコイルボビン3と、第2の磁気フレーム4と、切欠き部5と、図示しないコイルと、可動磁極であるプランジャとから構成されている。
なお、フレームと図示しないプランジャ(可動磁極)とは磁気回路を形成しており、従来と同等の特性を維持するため、図2(a)に示すように、切欠き部5を含むフレームの断面積は、プランジャ6の断面積以上であることが望ましい。
ここで、断面とは、図2(b)に示すA−Aにおける断面である。
本実施例に係るソレノイドは、図4に示すように、第1の磁気フレーム2のプランジャの中心軸に平行する面のうち、一方の面に切欠き窓の一形態である切欠き部5が設けられており、切欠き部5がコイルの外周と干渉しない位置に形成されている。
また、コイルの外周が、さらにフレームの内面よりも外側に配置されていることが望ましい。これにより、コイルの巻線スペースを有効に確保することができる。
ここで、図4は、図2(b)に示すように、ソレノイドのA−Aにおける断面図を示している。
また、この場合も、切欠き部5を含むフレームの断面積は、プランジャ6の断面積以上であることが望ましい。
さらに、切欠き窓の形状は、四角に限らず、どんな形状であってもよい。
本実施例に係るソレノイドは、図5に示すように、第1の磁気フレーム2のプランジャの中心軸に平行する面のうち、対称の位置関係にある1組の面に切欠き窓の一形態である切欠き部5が設けられており、切欠き部5がコイルの外周と干渉しない位置に形成されている。
また、コイルの外周が、さらに、図3に示すように、フレームの内面よりも外側に配置されていることが望ましい。これにより、コイルの巻線スペースを有効に確保することができる。
ここで、図5は、図2(b)に示すように、ソレノイドのA−Aにおける断面図を示している。
また、この場合も、切欠き部5を含むフレームの断面積は、プランジャ6の断面積以上であることが望ましい。
さらに、切欠き部5の形状は、四角に限らず、どんな形状であってもよい。
なお、図6は、一例であって、プランジャの中心軸に対して対称であれば、図6とは、逆方向にシフトして切欠き部5を設けてもよい。この場合においても、第1の実施例よりも、さらに、ソレノイドの小型化を図ることが期待できる。
図7(a)は、第2の実施例に係るソレノイドの断面図であり、図7(b)は、第2の実施例に係るソレノイドの上面図であるが、本実施例に係るソレノイドは、図8に示すように、第1の磁気フレーム2のプランジャの中心軸に平行する面のうち、少なくとも一方の面に切欠き窓7が設けられており、コイルの外周と干渉しない位置に形成されている。
また、コイルの外周が、さらにフレームの内面よりも外側に配置されていることが望ましい。これにより、コイルの巻線スペースを有効に確保することができる。
ここで、図8(a)は、図2(b)に示すように、ソレノイドのA−Aにおける断面図であり、図8(b)は、ソレノイドの上面図である。
さらに、切欠き窓7の形状は、四角に限らず、どんな形状であってもよい。
また、切欠き窓7は、第1の磁気フレーム2のプランジャの中心軸に平行する面のうち、一方の面に限らず、第1の磁気フレーム2のプランジャの中心軸に平行する面のうち、対称の位置関係にある1組の面に設けられていてもよい。
2・・・第1の磁気フレーム
3・・・コイルボビン
4・・・第2の磁気フレーム
5・・・切欠き部
6・・・プランジャ
7・・・切欠き窓
Claims (4)
- コイルと、該コイルが巻回されたコイルボビンと、該コイルボビンの内径に挿入された可動磁極と、前記コイルボビンの内径に挿入され、前記可動磁極と相対する磁極形状を有する固定磁極と、前記コイルに通電した際に、前記可動磁極、前記固定磁極とともに磁気回路を形成し、前記コイルの近傍に設けられ、前記固定磁極を固着するフレームと、を備えるソレノイドであって、
前記フレームの側面に少なくとも1つ以上の開口部を設けるとともに、該開口部が前記コイルの外周と干渉しない位置に配置されていることを特徴とするソレノイド。 - 前記コイルの外周が前記フレームの内面よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のソレノイド。
- 前記開口部が、前記可動磁極の中心軸に平行する前記フレームを形成する面のうち、対称の位置関係にある1組の面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のソレノイド。
- 前記1組の面に設けられた前記開口部が、前記可動磁極の中心軸に対して、対称な幅をもって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006172472A JP2008004742A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006172472A JP2008004742A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | ソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008004742A true JP2008004742A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39008885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006172472A Pending JP2008004742A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008004742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-06-22 JP JP2006172472A patent/JP2008004742A/ja active Pending
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