JP2008003901A - 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 様々な形式のコンテンツデータとフォームデータを用いて出力結果を出力する場合、コンテンツデータの種類と同じ数のフォームデータを用意し、現在対象としているコンテンツデータに適合するフォームデータをその都度選択しなければならなかった。
【解決手段】 コンテンツデータに従って、適切なデータフィールドを選択することでユーザが所望とする結果を出力すると共に、フォームデータ作成者の負担を軽減させることを目的とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、フォームデータの作成における装置、媒体、方法に関するものである。
フォームデータと、これらのフォームデータに対して入力されるコンテンツデータとを合成して出力するオーバレイ印刷が実行されている。まず、オーバレイ印刷について、図3を用いて説明する。図3では、フォームデータ301と後付データ303とをオーバレイ印刷する処理を想定している。フォームデータ301には、コンテンツデータを入力するための枠(本願ではフィールドとして記載する)302が設定されており、当該フィールドとコンテンツデータは関連付けられている。その結果、ユーザがフォームデータ301と後付データ303とを選択して、オーバレイ印刷を指示すると、フォームデータのフィールド302に対して、後付データ303のコンテンツデータが入力された出力結果304を得ることが可能となる。
そして、オーバレイ印刷およびバリアブルプリントにおいては、複数のデータベースから様々なデータ形式の後付データを取得し、これらの後付データとフォームデータとを合成して出力することが行われている。
しかしながら、図3を用いて説明したオーバレイ技術の場合、1つのフォームデータに対応できる後付データの形式は1種類であった。つまり、オーバレイ印刷およびバリアブルプリントのように様々な形式の後付データを扱う場合、後付データの種類と同じ数のフォームデータを用意し、現在対象としている後付データに適合するフォームデータをその都度選択する必要がある。例えば、図4に示すように入力される後付データとして、データ501からデータ503の3種類が予想される場合、フォームデータ504から506を作成し、オーバレイ印刷の度に後付データに適合するフォームデータを選択しなければならなかった。
そこで、上述したような課題を解決する方法として、複数種類のテンプレートを作成し、レイアウト対象のデータに基づいて、アプリケーションが適切なテンプレートを自動的に選択して、レイアウト処理を実行する技術が特許文献1に開示されている。
特開2006−48533号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術を用いてオーバレイ印刷に用いるフォームデータを選択する場合、流し込まれるコンテンツデータを想定して、それらのコンテンツデータに適合するフォームデータを予め用意しなければならなかった。例えば対象となるデータのデータ項目として「品名」、「個数」、「金額」の3種類を想定する。この場合、入力されるデータ形式は、各単体のデータ項目によって構成されるデータ、「品名」と「個数」の組み合わせ、または、「品名」と「金額」の組み合わせによって構成されるデータなど7種類の組み合わせが考えられる。よって、3種類のデータを組み合わせて出力結果を得るために、フォームデータの作成者は7種類のフォームデータを用意しなければならない。さらに想定されるデータの種類が3種類から4種類に増加すると、組み合わせの種類は14種類となる。つまり、データの種類が増えた場合、データの種類の増加分以上のテンプレートを作成しなければならない。特にオーバレイ印刷やバリアブルプリントにおいては膨大な種類の後付データを扱うため、フォーム作成者が作成すべきフォームデータ数も膨大となり、作成作業の負担が大きくなることが容易に想像される。
本願は、上記課題に鑑みてなされたものであり、オーバレイ印刷に用いる後付データに従って、適切なデータフィールドを選択することでユーザが所望とする結果を出力すると共に、フォーム作成者の負担を軽減させることを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、コンテンツデータを入力するためのデータフィールドをフォームデータに定義して、当該フォームデータにコンテンツデータを流し込んで出力結果を生成する情報処理装置において、前記フォームデータ中に配置すべきデータフィールドを決定するための使用条件を、複数のデータフィールドのそれぞれに対して設定する第1設定手段と、前記フォームデータに流し込むべく入力されるコンテンツデータの項目識別情報と、前記第1設定手段によって設定された各データフィールドの使用条件とに従って、前記フォームデータに配置すべきデータフィールドを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択されたデータフィールドを前記フォームデータに配置する配置手段と、前記配置手段によって前記フォームデータに配置されたデータフィールドに対して前記コンテンツデータを流し込むことにより出力結果を出力する出力手段を有することを特徴とする。
以上、本発明を用いることによって入力される後付データに従って、適合するフォームデータを動的に作成するため、ユーザの所望とする結果を出力すると共に、フォームデータ作成者の負担を軽減させることが可能となる。
<システム構成図>
(実施例1)
図1は帳票等のデータを印刷するシステム100を図示している。この中で示された方法は図2で詳しく説明されるホストコンピュータ101によって実行される。特にレイアウト編集、設定ファイル編集や印刷ステップはホストコンピュータ101によって実行される。
ソフトウェアは例えば以下に記述されるような記憶装置を含むコンピュータの可読媒体に格納される。ソフトウェアはコンピュータの可読媒体からロードされ、ホストコンピュータ101によって実行される。
フォーム作成アプリケーション121は、2つのソフトウェアコンポーネントを含んでいる。1つ目のコンポーネントはライブラリ105であり、オーバレイ印刷等の処理を行うソフトウェアコンポーネントである。2つ目のコンポーネントはユーザインターフェース103であり、ユーザにフォームや設定ファイルを作成させる機能を提供する。ユーザインターフェース103とライブラリ105はコミュニケーションチャネル123を介して通信する。ドキュメント生成のためのデータソースは一般的にデータベースアプリケーションを動かしている他のコンピュータによって構成されたデータベースサーバ117のデータベース119に保持されている。ホストコンピュータ101はネットワーク107を介してデータベースサーバ117と通信する。
フォーム作成アプリケーション121は、ホストコンピュータ101、または、他のコンピュータで構成されるファイルサーバ115に保存されるフォームデータまたは設定ファイルを生成する。これらのデータはホストコンピュータ101のローカルファイルシステムに保存されるか、ファイルサーバー115に保存されるか、あるいはプリンタ113によって印刷される。プリントサーバ109は直接ネットワークにつながっていないプリンタにネットワーク機能を提供する。プリントサーバー109とプリンタ113は通信チャネル111を介して接続される。
また、エンジンサーバ227には、ライブラリ105の分離バージョンのライブラリ225が含まれている。ファイルサーバ115に保存されたフォームは、印刷や他の目的において、ライブラリ225によってデータベース119に保存されたデータとオーバレイ印刷される。そのような処理はユーザインターフェース103を介して要求されるか、インターフェース228からユーザがライブラリ225に対して指示することにより可能となる。
図2にホストコンピュータ101のハードウェア構成を記載する。ホストコンピュータ101にはキーボード132、マウス133のようなポインティングデバイスなどの入力装置、および、ディスプレイ144、プリンタ145を含む出力装置が接続される。入力/出力(I/O)インターフェース138はホストコンピュータ101をネットワーク107を介して他の機器に接続する。そのネットワーク107の典型はローカルエリアネットワーク(LAN)、あるいはワイドエリアネットワーク(WAN)である。ホストコンピュータ101は少なくとも1つのプロセッサ135、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)から構成されるメモリ136を有している。さらに、ホストコンピュータ101は、ビデオインタフェース137、キーボード132やマウス133のためのI/Oインターフェース143を含んでいる。記憶装置139はハードディスクドライブ140やフロッピー(登録商標)ディスクドライブ141を含んでいる。図2には示されていないが磁気テープドライブもまた使用される可能性がある。CD−ROMドライブ142は不揮発性のデータソースとして提供される。ホストコンピュータ101はGNU/LINUXやマイクロソフトウィンドウズ(登録商標)のようなオペレーションシステム(OS)を備えている。フォーム作成アプリケーション121は、例えばハードディスクドライブ140に常駐し、プロセッサ135により実行、読み込み、コントロールされる。また、フォーム作成アプリケーション121がCD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク上でエンコードされ、ユーザに提供される。あるいは、フォーム作成アプリケーション121はネットワーク107から読み込まれる等その他の方法でホストコンピュータ101に導入されても良い。
続いて、図5を用いて本願の更なる課題を説明する。例えば、上述した本願が想定する課題を解決するための方法として、表の形式だけを作成しておく技術が挙げられる。図5では、フォームデータ604には、表の形だけが設定されておりその他の情報は一切設定されていない。よって、後付データにおけるコンテンツデータは、単純に表の左側の列から入力されるのみである。例えば、後付けデータ601から603の「金額」のような数値のコンテンツデータは、フォームデータとオーバレイ処理を行って請求書を作成する場合、「¥」マークを数値に付加して出力したい場面が考えられる。この場合、フィールドに対して「データの先頭に¥を付ける」というフィールド属性を設定することで、解決できる。しかし図5のようなフォームデータを用いる場合、どの列にどのようなデータが入力されても対応できるようにしたため、上述のようなフィールド属性を設定できない。そのため、フォームデータを後付けデータ数の種類分用意する必要はなくなるが、ユーザが所望とする出力結果を得られなくなるおそれもある。また、上述した特許文献1には、使用条件の設定しないテンプレートを用意することでテンプレートの使用条件に一致しないコンテンツデータが流し込まれた場合に対応することが記載されている。このようなテンプレートを作成することで上述したように膨大な数のフォームデータを用意する必要はなくなるが、使用条件の設定されていないテンプレートがユーザの意図に合わない場合、ユーザが所望とする出力結果を得られなくなってしまう。本願は、この点における課題も解決することで、ユーザが所望とする出力結果を得ることを目的としている。
図6は実施例1の処理を説明するための図である。上述した課題を解決するため、実施例1では、フォーム作成アプリケーション121が、フォームデータに対して表の表示領域801と、フィールド情報802を設定する。そして、フォーム作成アプリケーション121は、後付データに含まれるコンテンツデータを流し込む際、レコードに含まれる各コンテンツデータに対応する項目識別情報(項目名)に基づいて、各コンテンツデータが流し込まれるデータフィールドを選択する。そして、選択されたデータフィールドが、フォームデータに配置されることで806から808の出力結果が生成される。
つまり、図6の例では、フォーム作成アプリケーション121が、ユーザにより指定された領域に基づいて表を表示するための表示領域801を設定する。さらに、ユーザからの指示に従ってフィールド情報802を作成する。図6では、フィールド情報として、「品名」、「個数」、「金額」、「金額(税込み)」、「デフォルト」が設定されている。そして、各フィールド情報には、フィールド属性が設定される。図6の主なフィールド属性は、「個数」のフィールド情報に設定されている「セル色:灰色」が挙げられる。このため、フォーム作成アプリケーション121は、後付けデータに「個数」というフィールド名が含まれていた場合、出力結果806のように個数に関連するセルを灰色に染めた出力結果を作成することが可能となる。また、「金額」のフィールド情報には、フィールド属性として「ピクチャ設定:¥99999」が設定されている。そのため、後付けデータに「金額」というフィールド名が含まれていた場合、金額に関係するコンテンツデータには「¥」マークをつけた出力結果を作成することが可能となる。つまり、フォーム作成アプリケーション121は、図7から図9の画面を介して入力される情報に従って、データフィールドを配置するための表示領域と、表示領域に対してデータフィールドの配置位置を決定するための配置属性とを設定する。なお、フォーム作成アプリケーション121は、設定された領域内に選択されたデータフィールドを配置すべく、図9を介して設定された情報に基づく配置属性に従ってデータフィールドを配置する。本願では、フォームデータに対して、表示領域801とフィールド情報802を設定することにより、入力される後付けデータに従って動的に異なる出力結果を作成することが可能となる。例えば、図6では後付けデータとして803から805が記載されているが、データの種類毎にフォームデータを作成しなくても、容易にデータごとに異なる出力結果を作成することが可能となる。
続いて、フォームデータに対する設定処理について図7から図9を用いて説明する。フォーム作成アプリケーション121は、ユーザからの指示に従って表を表示するための表示領域を設定することにより、図7の901のように表示領域が描画される。この表示領域の設定処理が完結すると、フォーム作成アプリケーション121は、ユーザからの指示に従って図9の表示領域属性を設定するための設定画面を表示する。図9の設定画面では、表示領域の外枠の枠線の太さ、色、フィールドの配置方法、行の高さ等を設定できる。配置方法は、フォームデータに使用すべきと判定されたデータフィールドを表示領域内にどのように配置するかを設定するための項目であり、行の高さの設定は、配置されたフィールドの高さを設定するための項目である。
続いて、フォーム作成アプリケーション121は、ユーザからの指示に従って図8のフィールド属性ダイアログを表示する。フィールド属性ダイアログでは、フィールド名とフィールド属性を設定可能である。なお、フィールド属性とは、データフィールドにコンテンツデータを流し込んで出力結果を出力する際に、どのように出力するかを示す情報である。よって、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド情報に設定されている内容に従ってフォームデータを作成する。また、図8を介して設定されたフィールド名は、フォームデータ中に配置すべきデータフィールドを決定するための使用条件となる。フォーム作成アプリケーション121は、図8の設定画面を介して設定された情報に従って複数のデータフィールドのそれぞれに対してフィールド名(使用条件)を設定する。これら図8および図9を介して設定された内容が、図7の902のように表示される。なお、メモリ136には、図8および図9を介して設定された内容が保持されている。図7の902では、フィールド情報として“品名”、“個数”、“金額”、“金額(税込み)”“デフォルト”が設定されていることを表している。なお、“デフォルト”は、いずれのフィールド情報にも該当しないフィールド名に関するデータを配置するためのフィールド情報である。図7の例では、フィールド名として、“品名”、“個数”、“金額”、“金額(税込み)”とは異なるフィールド名が入力された場合、当該フィールド名のデータは、デフォルトフィールドに流し込まれる。
以上のように、ユーザはフォームデータに対する設定処理として、表示領域とフィールド情報を設定する。実際にどのフィールドが表内に配置されるかは、オーバレイ印刷時に使用する後付けデータの内容に依存する。
図10は、図7から図9によってフィールド情報が設定された状態において、後付けデータをオーバレイする際の処理を説明するためのフローチャートである。本願のフローチャートにおける各ステップの処理は、情報処理装置のプロセッサ135によって実行される。なお、本願の情報処理装置は、コンテンツデータを入力するためのデータフィールドをフォームデータに定義して、当該フォームデータにコンテンツデータを流し込んで出力結果を生成できる。
フォーム作成アプリケーション121は、ユーザにより選択された後付けデータとフォームデータとを関連付ける(S1001)。具体的には、例えば、図7のような画面を開いている段階で、後付けデータを選択することにより、S1001の処理が実行される。
続いて、フォーム作成アプリケーション121は、ユーザにより選択された後付けデータを解析して、フィールド名を取得する(S1002)。なお、後付けデータには、フィールド名とデータフィールドに流し込まれるコンテンツデータが識別可能となるように構成されている。図11に後付けデータの一例を示す。後付けデータには、「フィールド名」として「品名」、「個数」、「金額」が指定されている。そして、「品名」に入るデータ値として「AA」、「BB」、「CC」、「個数」に入るデータ値として「1」、「2」、「3」、「金額」に入るデータ値として「100」、「200」、「300」と定義されている。つまり、後付けデータでは、データごとにデータ属性が定義されているため、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド名を取得することが可能となる。また、図11に示すように横方向に並ぶ複数のコンテンツデータによって構成されるデータ群をレコードという。図11の例では、「“AA”“1”“100”」の複数のコンテンツデータによって構成されるデータ群が1レコードである。そして、「AA」、「1」、「100」、「BB」等がコンテンツデータに該当する。
フォーム作成アプリケーション121は、S1002によって取得されたフィールド名に対応するフィールド情報が、S1001によって関連付けたフォームデータに設定されているか否かを判定する(S1003)。図8によって上述したように、設定されたフォーム情報およびフォーム属性は、メモリ136に保存されている。よって、フォーム作成アプリケーション121が、メモリ136のフォーム情報を参照して、S1002において取得したフィールド名と比較することによりS1002の処理が可能となる。
S1003によって、現在対象としているフィールド名に対応するフィールド情報が設定されていないと判定された場合(S1003−No)、フォーム作成アプリケーション121は、現在対象としているフィールド名についてデフォルトフィールドを選択する。そして、フォーム作成アプリケーション121は、デフォルトのフィールド属性に従って図7の表示領域にデータフィールドを配置する(S1005)。
一方、S1003によって、現在対象としているフィールド名に対応するフィールド情報が設定されていると判定された場合、フォーム作成アプリケーション121は、現在対象としているフィールド名に対応するフィールド情報を選択する。そして、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド属性に従って図7の表示領域にデータフィールドを配置する(S1004)。つまり、S1003からS1005の処理により、フォーム作成アプリケーション121は、フォームデータに流し込むべく入力されるコンテンツデータのデータ項目名を認識する。そして、フォーム作成アプリケーション121は、図8を介して設定された各データフィールドのフィールド名(使用条件)に従って、フォームデータに配置すべきデータフィールドを選択する。S1004とS1005の配置処理について説明する。フィールドが選択されると、当該フィールドと同じ属性を有するフィールドが生成される。ここで生成されるフィールドは、コンテンツデータを流し込むためのデータフィールドである。もし、図9における「可変フィールド」の設定がONとなっている場合、フォーム作成アプリケーション121は、流し込まれる後付けデータ数に基づく分のデータフィールドを生成する。例えば、図6の後付データ803には、「品名」について3つのコンテンツデータが流し込まれる。よって、フォーム作成アプリケーションは、品名の項目名用のデータフィールドを配置すると共に、コンテンツデータ用に3つのデータフィールドを生成する。
そして、フォーム作成アプリケーション121は、S1004またはS1005の処理を実行することにより、選択されたデータフィールドをフォームデータに配置する。
続いて、フォーム作成アプリケーション121は、後付けデータにおいて指定されている全てのフィールド名についてS1003からS1005の処理を実行したかを判定する(S1006)。S1006において、全てのフィールド名についてS1003からS1005の処理が行われていなければ、再度、S1003へと戻る。一方、S1006において、全てのフィールド名についてS1003からS1005の処理が行われていれば、S1006までの処理によりデータフィールドが配置されている。よって、フォーム作成アプリケーション121は、後付データの各データ項目のコンテンツデータを対応するデータフィールドに流し込んで、出力する(S1007)。なお、S1007においてコンテンツデータを配置する場合、フォーム作成アプリケーションは、S1004またはS1005の配置に応じて生成されたコンテンツデータ用のデータフィールドに対して、コンテンツデータを流し込む。そして、フォーム作成アプリケーション121は、出力属性に従ってフォームデータを出力する。
図12に図10の処理を実行した際の具体例を示す。
図12では、後付けデータとしてデータ1401からデータ1403が選択されている。また、フォームデータのフィールド情報およびフィールド属性として、図6に上述した内容が設定されている。
ここで、後付けデータ1401とフォームデータ1404とを関連付けると、フォーム作成アプリケーション121は、後付けデータ1401のフォーム名を取得する。フォーム作成アプリケーション121は、後付けデータ1401から、フォーム名として「品名」、「個数」、「金額」を取得する。そして、1つ目のフィールド名「品名」が、フォームデータのフィールド情報として設定されているか判定する(S1003)。フォームデータ1404には、フィールド情報として「品名」が設定されているので、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド名「品名」に設定されているフィールド属性に従って「品名」用データフィールドをフォームデータに配置する。この際、「品名」用のデータフィールドの配置に従って、「品名」のコンテンツデータ用のデータフィールドも合わせて生成される。図10にて上述した通り、コンテンツデータ用のデータフィールド属性も項目名用のデータフィールド属性と同じである。続いてフォーム作成アプリケーション121は、残りのフィールド名についても同様の処理を行ってデータフィールドをフォームデータに配置する。データ1401には、残りのフィールド名として「個数」と「金額」が含まれている。よって、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド名「個数」と「金額」のデータフィールドとそれぞれのコンテンツデータ用のデータフィールドをフォームデータに配置する。以上の処理により、データ1401の全フィールド名のデータフィールドがフォームデータに配置されたので、フォーム作成アプリケーション121は、配置されたデータフィールドに後付けデータ1401のコンテンツデータを流し込んで出力結果を出力する。図12の後付けデータ1401については、上述したフィールド属性に従って「個数」に関連するセルは灰色で塗られており、「金額」に関連するデータには、「¥」マークが付加されて出力される。その結果、1405のような請求書が作成される。
続いて、後付データとしてデータ1402を選択し、フォームデータ1404と関連付けると、同様に図10の処理が実行されて、請求書1406が作成される。また、後付けデータ1403とフォームデータ1404とを関連付けると請求書1407が作成される。
なお、フィールド属性の設定は図8の設定画面を用いて行っていたが、属性の中には、例えば「幅」など、ダイアログ上で数値だけでは設定しづらい属性もある。
そのため、表の見栄えを確認したり、その見栄えを確認しながら属性を設定する方法について説明する。図21は視覚的に属性を設定する方法を説明する図である。まずユーザは、フィールド一覧からフィールドを選択する。図の例では“品名”、“個数”、“金額”の3つのフィールドが選ばれている。任意のフィールドを選択した状態でOKボタン1602を押すと、フィールド属性に従って、フィールドが表の枠内に配置される。これにより表の実際の見栄えを確認することができる。さらにこの表を直接マウスでクリック等をすることでフィールドの幅、色等のフィールド属性を変更できる。OKボタン1604を押すと、設定したフィールド属性が、フィールド一覧上のフィールドに反映される。
従来は、入力される後付けデータごとにフォームデータを作成しなければならず、フォームデータの作成処理に大きな負荷がかかっていた。しかし、本願発明を用いることにより、複数種類のフォームデータを用意しなくても、入力されるデータに従って動的に異なる出力結果を得ることが可能となる。また、図7のような従来技術では、どのようなデータが入ってきても良いように対応することはできる。しかし、フィールド属性を設定することもできなくなるため、単一的な出力結果しか得ることができずユーザが意図する出力結果を得ることができなくなるおそれがあった。しかし本願発明を用いることにより、ユーザが所望とするフィールド属性も反映した出力結果を得ることも可能となる。
(実施例2)
実施例1の処理を実行する場合、関連付けられる後付けデータに従ってユーザが所望とする出力結果を容易に得ることが可能となる。しかし、後付けデータとフォームデータを関連付けることによって、動的に表を作成するため、例えば後付けデータに含まれるフィールド名が多数あることにより、表示領域枠に収まらなくなる場面が想定される。本第2実施例では、フィールド名が多く、表の表示領域に収まらないと判定された場合の処理について説明する。なお、実施例2では、実施例1と異なる点について説明する。
図13はフィールドの優先順位を設定するダイアログの一例である。ここで、フィールドの優先順位と、最小幅サイズの設定を行う。ダイアログ1501の例では、フィールド名のリストの中で、上にあるものが表の枠を超えた場合に優先的に小さくなる。つまり、配置されたデータフィールドが表示枠を越えると判定された場合に、どのフィールドから優先的にサイズを縮小するかを図13の設定画面を用いて設定することが可能となる。
続いて実施例2の処理について図14のフローチャートを用いて説明する。なお、図14の処理は、上述した図10のフローチャートのS1006において、全てのフィールド名についてのデータフィールドが配置されたと判定された場合(S1006−Yes)に実行される。
フォーム作成アプリケーション121は、各フィールド名のデータフィールドを配置し(S1601)、配置されたデータフィールドが表示領域に収まるか否かを判定する(S1602)。図8にて上述したようにフィールド属性の設定画面を介してフィールドサイズを設定することができる。よって、フォーム作成アプリケーション121は、各フィールド名のデータフィールドが備えるフィールドサイズの合計サイズと表示領域のサイズとを比較することにより、S1602の処理を実行することが可能となる。
S1602において、配置されたデータフィールドが表示領域に収まると判定された場合、フォーム作成アプリケーション121は、後付けデータとフォームとをオーバレイして出力する(S1606)。なお、S1606に記載した出力とは、例えば表示部において表示すること、または印刷装置において印刷処理を実行すべく印刷データを送信することを指す。
一方、配置されたデータフィールドが表示領域に収まらないと判定された場合、フォーム作成アプリケーション121は、フィールドサイズを変更可能なフィールド情報があるか否かを判定する(S1603)。図13に上述したように、どのフィールド名のデータフィールドサイズを変更するかを設定することができる。そして、各データフィールドには、最小幅サイズも設定されている。つまり、フォーム作成アプリケーション121は、優先順位に従ってフィールドサイズを変更していき、最小幅サイズより大きいフィールドサイズを有するデータフィールドの有無を判定することにより、S1603の処理を実行できる。
S1603の判定処理の結果、フィールドサイズを変更可能なデータフィールドがないと判定された場合(S1603−No)、フォーム作成アプリケーション121は、エラーとして本処理を終了する(S1605)。
一方、S1603において、フィールドサイズを変更可能なデータフィールドがあると判定された場合(S1603−Yes)、フォーム作成アプリケーション121は、優先順位に従って配置されたデータフィールドのフィールド幅を変更する(S1604)。つまり、フォーム作成アプリケーション121は、図13の設定画面を介して選択された優先順位に従って、優先順位の高いフィールド名のデータフィールドのフィールドサイズを変更する。例えば、図13では、フィールド名「デフォルト」の優先順位が一番高いので、フォーム作成アプリケーション121は、フィールド名「デフォルト」のデータフィールドのフィールドサイズを最小幅サイズに変更する。そして、変更されたサイズを反映した結果が表示領域に収まるかを再度判定する。そして、収まらないと判定された場合、フォーム作成アプリケーション121は、優先順位に従って次のフィールド名のデータフィールドのフィールドサイズを変更する。
図14の処理を図15、図16を用いて具体的に説明する。図15の例では、出力結果が表示領域1701を越えている。ここで、図14の処理を実行する。なお、フィールドサイズの変更順序を示す優先順位は、“個数”、“品名”、“金額”の順に変更することが設定されているとする。よって、フォーム作成アプリケーション121は、“個数”のデータフィールドのフィールドサイズを図13の設定画面を介して設定された最小幅サイズに変更する。その結果、データフィールドの出力結果が表示領域1701に収まったことが図16に示されている。このように、ユーザが設定した優先順位に従ってフィールドサイズを変更することにより、後付けデータに含まれるフィールド名が多数あり、表示領域枠に収まらない場合に対応することが可能となる。なお、図14では、設定されている優先順位に従ってフィールドサイズを変更したが、例えば、実際に各フィールドに入力されるデータ数に従って変更すべきデータフィールドを決定しても良い。例えば、図15の場合、“個数”のフィールドに入るデータが1番小さい。そのため“個数”のフィールドからフィールドサイズが変更される。
フィールドの優先順位か、それともデータの大きさによってフィールドが小さくなるかは、設定画面を介してユーザが選択できる。
(実施例3)
帳票印刷において、特定のフィールド名のデータ値を計算することが可能である。その例について、図17に示す。図17では、フォームデータに対して、フィールド名「品名」のデータが変化した時に合計フィールドを挿入して、当該変化が起こるまでの金額フィールドのデータを合計することが設定されている。その結果、図17に示すようにフィールド名「品名」のデータが「AA」から「BB」に変化した場合、合計フィールドが挿入され、変化が発生するまでの「金額」フィールドの合計値が計算される。このように特定のデータ項目のコンテンツデータ値が変化した場合、指定されたデータ項目において当該変化が発生するまでのコンテンツデータ値の集計処理の実行について説明する。なお、ある項目において、データが変化することをブレイクといい、ブレイクが発生したか否かを特定のフィールド名についてのみ判定する場合、当該特定のフィールド名をブレイクキーという。実施例3では、実施例1および実施例2と異なる点について説明する。
図18は、フィールド属性として設定される内容を示している。図18は、ユーザが設定したフィールド名の組み合わせを有する後付けデータがフォームデータに関連付けられた場合に、図17のような表を作成するための設定画面である。ユーザは、項目2002に対してフィールド名の組み合わせを入力し、項目2003に対して計算方法を入力する。さらに、項目2004には、ブレイクキーを入力することが可能となる。また、ボタン2005を指示することにより、集計結果の出力位置やサイズを設定することが可能となる。このように図18の設定画面を介して入力された値に従って、フォーム作成アプリケーション121は、集計処理を実行するための条件を設定する。
図19を用いて実施例3の処理を説明する。
まず、フォーム作成アプリケーション121は、関連付けられた後付けデータのフィールド名の組み合わせと、図18の設定画面を介して設定されたフィールド名の組み合わせが一致するか否かを判定する(S2101)。
S2101により両者の組み合わせが一致しないと判定された場合(S2101−No)、上述の図10の処理に従ってオーバレイ結果を出力する(S2104)。
一方、S2101によって両者の組み合わせが一致すると判定された場合(S2101−Yes)、フォーム作成アプリケーション121は、図18の設定画面を介して設定された内容に従ってデータを集計する(S2102)。図18の設定画面を用いて設定された集計対象項目、集計方法、ブレイクキー等がメモリ136に保持されている。フォーム作成アプリケーション121は、これらの内容に従って集計対象項目のデータを設定された集計方法に従って集計する。
フォーム作成アプリケーション121は、S2102による集計結果を設定された内容に従って、生成された表に適用する(S2103)。
フォーム作成アプリケーション121は、オーバレイ結果を出力する際に、S2102の処理によって集計した集計結果を挿入して出力する(S2104)。
図20を用いて図19の処理を具体的に説明する。なお、フォームデータ2203には、図18の設定画面に入力されている内容が設定されているものとする。ここで、後付データ2201とフォームデータ2203が関連付けられた場合、フォーム作成アプリケーション121は、後付データのフィールド名の組み合わせとフォームデータに設定されている後付データの組み合わせが一致しているかを判断する。今回は、フィールド名の組み合わせが「品名」、「個数」、「金額」で一致しているため、フォーム作成アプリケーション121は、図18の設定画面に入力された値に従って集計処理を行う。図18の設定画面では、「金額」のデータに対する合計値が求められているので、フォーム作成アプリケーション121は、「金額」項目のデータを合計する。この際、図18の設定画面ではブレイクキーとして「品名」が設定されているので、フォーム作成アプリケーション121は、「品名」のデータが変化する度に(ブレイクが発生する度に)、集計処理を実行する。その結果が、2204、2205である。一方、後付けデータ2202とフォームデータ2203を関連付けた場合、後付データ2202のフィールド名の組み合わせとフォームデータに設定されているフィールド名の組み合わせが一致していない。そのため、フォーム作成アプリケーション121は、上述した実施例1、2に従って処理を行う。そのため、後付データ2202の出力結果である2206には、集計処理が行われていない。
第3実施例のような処理を用いることにより本願のように汎用的なオーバレイ印刷と共に特定の組み合わせのフィールド名を有する後付データについては特徴的なオーバレイ印刷を実行することが可能となる。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本願の処理を実行するためのシステムである。 情報処理装置のハードウェア構成図である。 オーバレイ出力の一例を説明する図である。 表形式のフォームを用いてオーバレイ出力する一例を示す図である。 本願において解決すべき課題の一例を示す図である。 本願発明を説明するための図である。 本願発明によるフォーム設計処理を説明する図である。 フィールド属性を設定する設定画面を説明する図である。 表の表示領域属性を設定するための設定画面を説明する図である。 本願発明の実施例1における処理を説明するためのフローチャートである。 本願発明の後付けデータを説明するための図である。 図10のフローチャートにおける処理を説明するための図である。 フィールドの優先順位を設定する設定画面を説明するための図である。 本願発明の実施例2における処理を説明するためのフローチャートである。 データフィールドと表示領域の関係を示す図である。 データフィールドと表示領域の関係を示す図である。 特定のフィールド名のデータ値の集計結果を示す図である。 本願発明の実施例3における処理内容を設定するための設定画面を示す図である。 本願発明の実施例3における処理を説明するためのフローチャートである。 図20のフローチャートにおける処理を説明するための図である。 視覚的に属性を設定する方法を説明するための図である。
符号の説明
101 ホストコンピュータ
103 ユーザインタフェース
105 ライブラリ
121 フォーム作成アプリケーション

Claims (18)

  1. コンテンツデータを入力するためのデータフィールドをフォームデータに定義して、当該フォームデータにコンテンツデータを流し込んで出力結果を生成する情報処理装置において、
    前記フォームデータ中に配置すべきデータフィールドを決定するための使用条件を、複数のデータフィールドのそれぞれに対して設定する第1設定手段と、
    前記フォームデータに流し込むべく入力されるコンテンツデータの項目識別情報と、前記第1設定手段によって設定された各データフィールドの使用条件とに従って、前記フォームデータに配置すべきデータフィールドを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたデータフィールドを前記フォームデータに配置する配置手段と、
    前記配置手段によって前記フォームデータに配置されたデータフィールドに対して前記コンテンツデータを流し込むことにより出力結果を出力する出力手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択手段は、レコードに含まれる各コンテンツデータに対応する項目識別情報に基づいて、前記各コンテンツデータが流し込まれるデータフィールドを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記フォームデータに対して、前記データフィールドを配置するための領域と、当該領域に対して前記選択手段によって選択されたデータフィールドの配置位置を決定するための配置属性とを設定する第2設定手段を更に有し、
    前記配置手段は、前記第2設定手段によって設定された領域内に前記選択されたデータフィールドを配置すべく、前記設定された配置属性に従って当該データフィールドを配置することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1設定手段は、前記データフィールドに前記コンテンツデータを流し込んで前記出力結果を出力する際に、どのように出力するかを示す出力属性を設定し、
    前記出力手段は、前記選択されたデータフィールドにコンテンツデータを流し込み、かつ、前記出力属性に従って前記フォームデータを出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記選択手段によって選択されたデータフィールドを、前記第2設定手段によって設定された領域に配置可能か否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記判定手段により、前記選択されたデータフィールドを配置できないと判定された場合、前記配置手段は、前記データフィールドのサイズを変更して配置することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記コンテンツデータにおける特定のデータ項目のデータ値が変化した場合、前記コンテンツデータの指定されたデータ項目において当該変化が発生するまでのデータ値を集計する集計手段と、
    前記集計手段による集計処理を実行するための条件を設定する集計条件設定手段とを更に有し、
    前記集計手段は、前記コンテンツデータに含まれる項目識別情報の組み合わせが前記集計条件設定手段によって設定された条件に合致する場合、前記集計処理を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. コンテンツデータを入力するためのデータフィールドをフォームデータに定義して、当該フォームデータにコンテンツデータを流し込んで出力結果を生成する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記フォームデータ中に配置すべきデータフィールドを決定するための使用条件を、複数のデータフィールドのそれぞれに対して設定する第1設定工程と、
    前記フォームデータに流し込むべく入力されるコンテンツデータの項目識別情報と、前記第1設定工程によって設定された各データフィールドの使用条件とに従って、前記フォームデータに配置すべきデータフィールドを選択する選択工程と、
    前記選択工程によって選択されたデータフィールドを前記フォームデータに配置する配置工程と、
    前記配置工程によって前記フォームデータに配置されたデータフィールドに対して前記コンテンツデータを流し込むことにより出力結果を出力する出力工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記選択工程は、レコードに含まれる各コンテンツデータに対応する項目識別情報に基づいて、前記各コンテンツデータが流し込まれるデータフィールドを選択することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記フォームデータに対して、前記データフィールドを配置するための領域と、当該領域に対して前記選択工程によって選択されたデータフィールドの配置位置を決定するための配置属性とを設定する第2設定工程を更に有し、
    前記配置工程は、前記第2設定工程によって設定された領域内に前記選択されたデータフィールドを配置すべく、前記設定された配置属性に従って当該データフィールドを配置することを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理方法。
  10. 前記第1設定工程は、前記データフィールドに前記コンテンツデータを流し込んで前記出力結果を出力する際に、どのように出力するかを示す出力属性を設定し、
    前記出力工程は、前記選択されたデータフィールドにコンテンツデータを流し込み、かつ、前記出力属性に従って前記フォームデータを出力することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  11. 前記選択工程によって選択されたデータフィールドを、前記第2設定工程によって設定された領域に配置可能か否かを判定する判定工程を更に有し、
    前記判定工程により、前記選択されたデータフィールドを配置できないと判定された場合、前記配置工程は、前記データフィールドのサイズを変更して配置することを特徴とする請求項9または10に記載の情報処理方法。
  12. 前記コンテンツデータにおける特定のデータ項目のデータ値が変化した場合、前記コンテンツデータの指定されたデータ項目において当該変化が発生するまでのデータ値を集計する集計工程と、
    前記集計工程による集計処理を実行するための条件を設定する集計条件設定工程とを更に有し、
    前記集計工程は、前記コンテンツデータに含まれる項目識別情報の組み合わせが前記集計条件設定工程によって設定された条件に合致する場合、前記集計処理を実行することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  13. コンテンツデータを入力するためのデータフィールドをフォームデータに定義して、当該フォームデータにコンテンツデータを流し込んで出力結果を生成する情報処理装置としてのコンピュータにおいて実行される情報処理プログラムであって、
    前記フォームデータ中に配置すべきデータフィールドを決定するための使用条件を、複数のデータフィールドのそれぞれに対して設定する第1設定工程と、
    前記フォームデータに流し込むべく入力されるコンテンツデータの項目識別情報と、前記第1設定工程によって設定された各データフィールドの使用条件とに従って、前記フォームデータに配置すべきデータフィールドを選択する選択工程と、
    前記選択工程によって選択されたデータフィールドを前記フォームデータに配置する配置工程と、
    前記配置工程によって前記フォームデータに配置されたデータフィールドに対して前記コンテンツデータを流し込むことにより出力結果を出力する出力工程を有することを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な情報処理プログラム。
  14. 前記選択工程は、レコードに含まれる各コンテンツデータに対応する項目識別情報に基づいて、前記各コンテンツデータが流し込まれるデータフィールドを選択することを特徴とする請求項13に記載の情報処理プログラム。
  15. 前記フォームデータに対して、前記データフィールドを配置するための領域と、当該領域に対して前記選択工程によって選択されたデータフィールドの配置位置を決定するための配置属性とを設定する第2設定工程を更に有し、
    前記配置工程は、前記第2設定工程によって設定された領域内に前記選択されたデータフィールドを配置すべく、前記設定された配置属性に従って当該データフィールドを配置することを特徴とする請求項13または14に記載の情報処理プログラム。
  16. 前記第1設定工程は、前記データフィールドに前記コンテンツデータを流し込んで前記出力結果を出力する際に、どのように出力するかを示す出力属性を設定し、
    前記出力工程は、前記選択されたデータフィールドにコンテンツデータを流し込み、かつ、前記出力属性に従って前記フォームデータを出力することを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  17. 前記選択工程によって選択されたデータフィールドを、前記第2設定工程によって設定された領域に配置可能か否かを判定する判定工程を更に有し、
    前記判定工程により、前記選択されたデータフィールドを配置できないと判定された場合、前記配置工程は、前記データフィールドのサイズを変更して配置することを特徴とする請求項15または16に記載の情報処理プログラム。
  18. 前記コンテンツデータにおける特定のデータ項目のデータ値が変化した場合、前記コンテンツデータの指定されたデータ項目において当該変化が発生するまでのデータ値を集計する集計工程と、
    前記集計工程による集計処理を実行するための条件を設定する集計条件設定工程とを更に有し、
    前記集計工程は、前記コンテンツデータに含まれる項目識別情報の組み合わせが前記集計条件設定工程によって設定された条件に合致する場合、前記集計処理を実行することを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
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