JP2005319671A

JP2005319671A - 画像形成装置及び印刷システム

Info

Publication number: JP2005319671A
Application number: JP2004138999A
Authority: JP
Inventors: Masateru Kumagai; 政輝熊谷
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2004-05-07
Filing date: 2004-05-07
Publication date: 2005-11-17

Abstract

【課題】入力されるデータにより適したフォームデータを生成することが可能なプリンタを提供する。
【解決手段】出力制御装置１から送信されるプリンタ言語によって記述されたデータを受信して印刷するプリンタ２において、フォームデータ記憶手段２４と、入力データに応じてフォームデータ記憶手段２４の描画コマンドの設定を適宜変更し最終的な描画結果とするフォーム処理手段３２とを備えた。
【選択図】図１

Description

本発明は、出力制御装置から送信される所定形式のデータを受信して印刷する画像形成装置、及び出力制御装置と画像形成装置からなる印刷システムに関する。

従来から帳票等の印刷においては、入力データから異なるフォームの出力を得たい場合が発生する。異なるフォームの出力を得たい場合としては、例えば、行数がデータ毎に異なる場合などが挙げられる。
特許文献１には、印刷データを作成するのに、帳票に印刷するデータが記録されているデータベースのテーブル名やカラム名を知らなくても帳票に印刷するデータと帳票フォームとの関連付けを簡単に行え、フィールド相互の関係を把握可能とする印刷装置が提案されている。
特開２００２−１０８５９０公報

しかしながら、従来の印刷方法では、フォームデータは固定データとされる。このため、入力データから異なるフォームの出力を得たい場合は、行数が異なれば、その数だけフォームデータを用意しておく必要があり、フォームデータを記憶しておくメモリの容量が増大するという問題点があった。
そこで、本発明は上記したような点を鑑みてなされたものであり、少ないメモリの使用量で、入力データから異なるフォームを出力することができる画像形成装置および印刷システムを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、請求項１記載の発明は、出力制御装置から送信されてくる所定形式のデータを受信して印刷する画像形成装置において、フォームデータを記憶したフォームデータ記憶手段と、入力データに応じて前記フォームデータ記憶手段の描画コマンドの設定を変更して描画を出力するフォーム処理手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項２記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、前記フォーム処理手段は、フォームデータが帳票の枠線とされる場合、入力されるデータの行数に基づいて、適合フォームデータの行数を変更することを特徴とする。
請求項３記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、前記フォーム処理手段は、フォームデータが帳票の枠線とされる場合、入力されるデータの列数に基づいて、適合フォームデータの列数を変更することを特徴とする。
請求項４記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、描画コマンド処理手段は、帳票印刷を行う場合、描画データの最下行に、各列の数値データを加算した数値データを生成して付加することを特徴とする。
請求項５記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、帳票印刷を行う場合、入力データが数式データのときは、描画データの最下行に、数式データに応じた数値データを付加することを特徴とする。
請求項６記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、帳票印刷を行う場合、描画データの最右列に、各行の数値データを加算した数値データを生成して付加することを特徴とする。
請求項７記載の発明は、請求項１記載の画像形成装置において、帳票印刷を行う場合、入力データが数式のときは、描画データの最右列に、数式データに応じた数値データを付加することを特徴とする。
請求項８記載の発明は、請求項１乃至７の何れか一項に記載された画像形成装置と、所定形式のデータを、前記画像形成装置に対して送信する出力制御装置とから構成されることを特徴とする。

本発明によれば、フォーム処理手段により、入力されるデータに適したフォームデータを生成することができるので、フォームデータ記憶手段に行数分のフォームデータを用意しておく必要がなく、フォームデータ記憶手段の省メモリ化が可能となる。
また、入力データの行数の変更に伴い、フォームデータを変更する必要がなくなる。また、入力データの列数の変更に伴いフォームデータを変更する必要がなくなる。また、数値データの自動生成が可能になるという利点もある。

以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図１は本発明の実施の形態に係る印刷システムのブロック図である。
この図１に示す、本実施の形態に係る印刷システムは、出力制御装置であるプリンタドライバ１と画像形成装置であるプリンタ２とから構成される。このような印刷システムにおいては、出力制御装置１により作成された所定形式のデータを、画像形成装置であるプリンタ２が受信して画像形成を行うようにされる。所定形式のデータは、例えば、プリンタ言語によって記述されたデータなどとされる。
プリンタ２は、コントローラ部１１と画像形成部１２とにより構成される。コントローラ部１１は、出力制御装置１から送信されてくるプリンタ言語データを受信し、受信したデータを画像形成部１２が画像形成できるようにビットマップデータに変換する。画像形成部１２は、コントローラ部１１から送られてくるビットマップデータにしたがって画像を形成するようにされる。
コントローラ部１１は、インタプリタ部２１、ラスタライズ部２２、ビットマップ記憶部２３、フォームデータ記憶部２４とから構成される。
インタプリタ部２１は、描画コマンド処理部３１とフォーム処理部３２とを備え、出力制御装置１より送信されてくるプリンタ言語データを解釈してディスプレイリストに変換して出力するようにされる。ラスタライズ部２２は、インタプリタ部２１から入力されるディスプレイリストを解釈してラスタライズを行うようにされる。ビットマップ記憶部２３はラスタライズ後のビットマップを記憶しておくようにされる。フォームデータ記憶部２４にはフォームデータが記憶されており、後述するようにインタプリタ部２１において描画処理を行うときに利用される。
インタプリタ部２１の描画コマンド処理部３１では、入力される文字データやフォーム処理部３２からのフォームデータに基づいて描画処理を行う。
フォーム処理部３２は、入力データとフォームデータ記憶部２４に記憶されているフォームデータとに基づいて、入力データに適合したフォームデータを生成して描画コマンド処理部３１に出力するようにされる。
すなわち、本実施の形態のプリンタ２においては、インタプリタ部２１にフォーム処理部３２を設け、このフォーム処理部３２においてフォームデータ記憶部２４のフォームデータを適宜変更することにより、文字データに適合したフォームデータを生成し、生成したフォームデータと文字データとに基づいて、描画コマンド処理部３１において描画処理を行って最終的な描画結果を得るようにしている。

図２は、本実施の形態に係るプリンタ２のインタプリタ部２１の描画処理を具体的に示した図である。
図２には帳票データに数字の文字データを印刷する場合が示されている。
この場合、インタプリタ部２１のフォーム処理部２１では、１ページに描画される数字の行数や列数に応じてフォームのセル数を変化させるようにしている。このため、例えば、入力データ４１として３行３列の文字データが入力された場合は、この文字データは描画コマンド処理部３１とフォーム処理部３２に入力する。そしてフォーム処理部３２において、入力データ４１とフォームデータ記憶部２４に記憶されているフォームデータ４２から、入力データに適合した適合フォームデータ４３を生成して描画コマンド処理部３１に出力するようにしている。これにより、描画コマンド処理部３１からは、図示するような最終描画結果４４の描画データが出力されることになる。
また、本実施の形態のプリンタ２においては、帳票印刷を行う場合は、描画コマンド処理部５において、入力される文字データの各行の数値をセル単位で加算して、その総和の数値データを自動的に生成して列の右端に付加した描画データを出力したり、或いは各列の数値をセル単位で加算して、その総和を示す数値データを自動的に生成して最下行に付加した描画データを出力するといったことが可能とされる。

また、例えば図３に示すように、帳票印刷を行う時に、入力データ５１に数式コマンド５２が含まれている場合は、フォーム処理部３２では、このような入力データ５１に適合したフォームデータを生成する。そして、描画コマンド処理部３１において、フォーム処理部３２からのフォームデータと入力データ５１に基づいて、図示するような描画結果５３の描画データを出力することも可能とされる。
もちろん、入力データ５１に含まれる数式コマンド５２を各行の右端に記述しておけば、その数式コマンドに応じた数値データを各行の右端に表示することも可能とされる。またこのとき、数式データとして、文字データ５１の各行の数値をセル単位で加算するような数式データを記述しておけば、各行の右端に総和を表示することが可能になる。
なお、図３に示す例では、数式コマンドとして、総和を求めるコマンドを例に挙げたが、これはあくまでも一例であり、総和だけでなく複雑な計算結果を描画することも可能である。

本発明の実施の形態に係る印刷システムのブロック図である。本実施の形態に係るプリンタの処理動作を示した図である。本実施の形態に係るプリンタの処理動作を示した図である。

符号の説明

１出力制御装置、２プリンタ、１１コントローラ部、１２画像形成部、２４フォームデータ記憶部、３１描画コマンド処理部、３２フォーム処理部

Claims

出力制御装置から送信されてくる所定形式のデータを受信して印刷する画像形成装置において、
フォームデータを記憶したフォームデータ記憶手段と、
入力データに基づいて、前記フォームデータ記憶手段に記憶されているフォームデータから入力データに適合した適合フォームデータを生成するフォーム処理手段と、
前記入力データと前記適合フォームデータに基づいて描画データを出力する描画コマンド処理手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
前記フォーム処理手段は、フォームデータが帳票の枠線とされる場合、入力されるデータの行数に基づいて、適合フォームデータの行数を変更することを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
前記フォーム処理手段は、フォームデータが帳票の枠線とされる場合、入力されるデータの列数に基づいて、適合フォームデータの列数を変更することを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
描画コマンド処理手段は、帳票印刷を行う場合、描画データの最下行に、各列の数値データを加算した数値データを生成して付加することを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
帳票印刷を行う場合、入力データが数式データのときは、描画データの最下行に、数式データに応じた数値データを付加することを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
帳票印刷を行う場合、描画データの最右列に、各行の数値データを加算した数値データを生成して付加することを特徴とする画像形成装置。
請求項１記載の画像形成装置において、
帳票印刷を行う場合、入力データが数式のときは、描画データの最右列に、数式データに応じた数値データを付加することを特徴とする画像形成装置。
請求項１乃至７の何れか一項に記載された画像形成装置と、所定形式のデータを、前記画像形成装置に対して送信する出力制御装置とから構成されることを特徴とする印刷システム。