JP2013121674A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 オブジェクトに対して適切に画像処理を行って、当該オブジェクトを含む画像を出力することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 複数のオブジェクト、及び当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置と当該複数の配置位置に配置されるオブジェクトに個別に対応する画像処理の内容とを指定するレイアウト情報を取得する。そして、複数のオブジェクトに、当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置に対して当該レイアウト情報により個別に指定されている画像処理を実行する。そのように画像処理が実行された複数のオブジェクトがレイアウト情報により示される複数の配置位置に配置された画像を出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数のオブジェクトが含まれている画像を出力する画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
印刷対象の画像を構成する複数のオブジェクトの一部を、画像ごとに差換えて、複数種類の画像を作成して、作成された画像を印刷装置に印刷させるバリアブル印刷が知られている。このバリアブル印刷では、上記のように一部のオブジェクトを差し替えることができるため、例えば同じ内容のハガキを宛て名だけ変更して印刷させることができる。
このバリアブル印刷を実現する方法として、ホストPCから印刷対象のオブジェクトをサーバに送信し、サーバにおいてオブジェクトをレイアウトする印刷システムがある。この印刷システムにおいて、印刷対象となる複数のページで共通に用いるマスタデータを、予めホストPCからサーバに転送させる。そして印刷を実行する際には、ホストPCが各ページに必要な差換データを印刷ジョブと共にサーバに転送し、サーバがその差換えデータと記憶していたマスタデータとを合成してプリンタに印刷させる。このような方法を用いれば、ホストPCのユーザが、マスタデータを複数ページに対して使用したい場合であっても、マスタデータの転送は1回で十分である。そのため、ホストPCからサーバへのデータの転送時間を短縮でき、高速印刷を実現することができる。
このようにバリアブル印刷によれば、印刷対象の画像ごとにオブジェクトを差換えて印刷を行うことができるが、さらに印刷対象の画像ごとに異なる画像処理を行うことが知られている。特許文献1には、ダイレクトメールの宛先を差し替えてバリアブル印刷を行うときに、宛先の性別・年齢・国籍などの顧客情報に基づき、印刷対象のページごとに、顧客に応じた画像処理を行う方法が開示されている。
特開2007−288349号公報
上記の特許文献1の方法により、印刷対象のページごとに画像処理の内容を変更することができたとしても、1ページに含まれているオブジェクトごとに、画像処理を変更することはできない。即ち、ユーザが、オブジェクトごとに画像処理の内容を異ならせたい場合であっても、特許文献1に記載されている方法では、1ページに含まれている全てのオブジェクトに対して一律に画像処理が行われてしまう。
例えば印刷時に使用されるインクの量を低減させるための画像処理を行う場合に、上記の画像処理がページ内の全てのオブジェクトに対して一律に実行される。よって、1ページの中に、ユーザにとって重要なオブジェクトと重要でないオブジェクトが混在していたとしても、ユーザにとって重要度の高いオブジェクトも本来の色より薄く印刷されてしまい、ユーザが満足する印刷結果が得られないことがある。
以上の課題を鑑みて本発明は、オブジェクトに対して適切に画像処理を行って、当該オブジェクトを含む画像を出力することができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を鑑みて、本発明の画像処理装置は、複数のオブジェクト、及び当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置と当該複数の配置位置に配置されるオブジェクトに個別に対応する画像処理の内容とを指定するレイアウト情報を取得する取得手段と、前記取得手段により、前記複数のオブジェクトと前記レイアウト情報とが取得されたことに応じて、当該複数のオブジェクトに、当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置に対して当該レイアウト情報により個別に指定されている画像処理を実行する実行手段と、前記実行手段により画像処理が実行された前記複数のオブジェクトが前記レイアウト情報により示される複数の配置位置に配置された画像を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、オブジェクトに対して適切に画像処理を行って、当該オブジェクトを含む画像を出力することができる。
バリアブル印刷システムの構成を示すブロック図である。 データ処理部107の構成を示すブロック図である。 データ処理部107の処理手順を示す図である。 バリアブル印刷を実行した結果のオブジェクトの配置例である。 データ処理部107の構成を示すブロック図である。 データ処理部107の制御部の処理手順を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
本実施例は、ホストPCとサーバ、プリンタを含むバリアブル印刷システムを例に説明する。このバリアブル印刷システムにより、複数のオブジェクトが配置されている画像を印刷することができる。また本実施例では、複数のオブジェクトのそれぞれに個別に指定されている画像処理を、複数のオブジェクトのそれぞれに実行する。
図1は、バリアブル印刷システムの構成例を示すブロック図であり、ホストコンピュータ101、バリアブル印刷サーバ102、プリンタ103を含む。ホストコンピュータ101はユーザにより操作され、バリアブル印刷におけるオブジェクトとしての画像データの生成や、印刷実行命令やレイアウト情報を含む印刷ジョブの作成などを行う情報処理装置である。バリアブル印刷サーバ102は、バリアブル印刷に対応した印刷ジョブを受信して、印刷対象のオブジェクトを配置して画像を生成し、プリンタ103にその出力対象の画像を出力する画像処理装置である。プリンタ103は、バリアブル印刷サーバ102が生成した出力対象の画像を受信して記録媒体に画像を印刷する印刷装置である。
続いて、バリアブル印刷サーバ102の内部について説明する。CPU104は、ROM106に格納されたプログラムを実行することによりサーバの制御を行う。ROM106は、サーバを制御するためのプログラムを格納している読出し可能なメモリである。RAM109は、プログラムの実行領域やデータの格納領域として使用している読書き可能なメモリである。つまり、CPU104がROM106に記録されたプログラムを読出して実行することによって、バリアブル印刷サーバ102を制御することができる。
ホストIF制御部105は、バリアブル印刷サーバ102の外部装置であるホストコンピュータ101との通信を行い、印刷ジョブの受信などを行う。データ処理部107は、印刷ジョブに含まれるレイアウト情報に従ったデータ処理を行う。プリンタIF制御部108は、プリンタ103との通信を行い、印刷データの送信などを行う。
図1に示すバリアブル印刷システムでは、ホストコンピュータ101が印刷ジョブを生成し、生成した印刷ジョブをバリアブル印刷サーバ102に送信する。バリアブル印刷サーバ102は、印刷ジョブに従ってオブジェクトを印刷領域に配置し、オブジェクトが配置された画像を作成して、プリンタ103に送信する。プリンタ103は、バリアブル印刷サーバ102から受信した画像を、印刷媒体に印刷する。
また、この印刷システムにおいてホストコンピュータ101からバリアブル印刷サーバ102に転送される印刷ジョブは、PPML(Personalized Print Markup Language)により記述される。このPPMLは、複数の画像部品(オブジェクト)の配置情報によってページを表現しており、このPPMLで記述された配置情報と複数のオブジェクトをサーバに送信して、その複数のオブジェクトが、配置情報に従って配置された画像を印刷させることができる。また、このPPMLでは、配置情報が示す配置位置に配置されるオブジェクトに対する画像処理条件を指定することができる。なお、本実施例で使用される言語はPPMLに限定されるものではなく、配置されるオブジェクト毎に画像処理条件を設定できるものであればよい。
また、印刷対象のオブジェクトには、複数の画像(ページ)に対して繰り返し使用することが可能な再利用オブジェクトと、出力対象の当該ページで1回のみ使用される非再利用(可変)オブジェクトの2つの種類がある。再利用オブジェクトとは、例えばフォームデータやマスタデータあるいは共通で配置されるデータなど、複数の画像で共通に使用されるオブジェクトである。一方、非再利用オブジェクトとは、宛名のような、画像ごとに内容を変更するオブジェクトである。
また上記のPPMLでは複数回の印刷で使用する再利用オブジェクトを宣言することができる。よって、ホストコンピュータは、オブジェクトを印刷対象としてサーバに送信するとともに、印刷ジョブ内において、そのオブジェクトを再利用オブジェクトとして指定して、そのオブジェクトをサーバに記憶させることができる。そして、次回の印刷の際にレイアウト情報に上記のオブジェクトを特定するための特定情報を含ませて、差換えオブジェクトとともにサーバに送信する。すると、配置情報に従って差換えオブジェクトを配置させることができるとともに、前回の印刷においてサーバに記憶されていた再利用オブジェクトを、メモリから読み出させて配置させることができる。
なお、ホストコンピュータ101で生成されるバリアブル印刷ジョブには、複数のオブジェクトと、複数のオブジェクトの配置情報を含むレイアウト情報が含まれている。このレイアウト情報には、オブジェクトの配置位置を示す配置情報と、画像処理の内容を示す画像処理情報が含まれる。
本実施例の画像処理情報は、印刷対象としてページに配置されるオブジェクト毎に、画像処理条件を個別に指定することができる。また、その画像処理情報は、ホストコンピュータ101により、オブジェクトの配置位置と個別に対応付けられてレイアウト情報内に書き込まれる。そして、バリアブル印刷サーバ102は、ホストコンピュータ101から受信したレイアウト情報により、オブジェクトを配置するときに、その配置位置と対応付けられている画像処理情報に従って、その配置位置に配置されるオブジェクトに、画像処理を実行する。なお、本実施例においては、上記の画像処理情報は、オブジェクトの配置位置ごとに個別に指定することができる。
また、図1ではバリアブル印刷サーバとプリンタは別の装置とした例を示したが、本発明はバリアブル印刷サーバの機能を有する印刷装置においても同様に実施可能である。また上記構成は実施形態の一例であり、同様の効果を得ることが可能なシステムであれば本発明に含まれる。
ここで、本実施例でのレイアウト情報について説明する。レイアウト情報は再利用オブジェクトの宣言文、各ページにおけるオブジェクトの配置文等が記述された情報である。レイアウト情報の初めに再利用オブジェクトの宣言文があり、続いてページ毎に再利用オブジェクト及び非再利用オブジェクトの配置文があるとする。上記の再利用オブジェクトの宣言文は、バリアブル印刷サーバ102が再利用オブジェクトを特定するための特定情報であり、例えばオブジェクトの名称や、オブジェクトが格納されている格納場所を示す。
バリアブル印刷サーバ102は、再利用オブジェクトの宣言文に従って再利用オブジェクトをメモリから読み出す。また、オブジェクトの配置文に従って、メモリから読み出したオブジェクトや、ホストコンピュータ101から受信したオブジェクトをページに配置する。
上記のレイアウト情報における再利用オブジェクトの宣言文にはオブジェクトの名称、オブジェクトのフォーマット、オブジェクトが格納されているフォルダ名等のオブジェクトを特定するための情報が記載されている。またレイアウト情報における配置文には、各ページに使用されるオブジェクト名とそのオブジェクトを配置する座標の情報が記述されている。この配置文は、各オブジェクトを配置するとそのオブジェクトに対応した画像処理条件が読み出せるよう記述されている。
本実施例においては、オブジェクトに対する画像処理の例としてインク量低減処理を示し、画像処理条件として、そのインク量低減処用のパラメータを示す。このインク量低減処理は、オブジェクトを印刷するときに、印刷に使用するインク量を低減させるための画像処理である。例えば、オブジェクトの画素の濃度を低くする(もしくは輝度を高くする)ようにしてもよいし、オブジェクトの画素を間引いてもよい。また、オブジェクトがベクターデータであれば、そのベクターデータに対して指定されている色を、より薄い色になるよう変更してもよい。
なお、画像処理の内容は、インク量低減処理である場合に限らず、トナー等の各種の記録剤を低減させるための処理でもよいし、オブジェクトの色調整や明るさ補正、またオブジェクトの変倍、回転等の種々の画像処理であってよい。
本実施例では、このパラメータがオブジェクトの配置位置に対応してレイアウト情報に含まれている。このインク量低減処理用のパラメータは、例えば「インク量低減処理OFF」や「インク量を20%低減」や「インク量を10%低減」と指定される。「インク量を20%低減」や「インク量を10%低減」と指定されたオブジェクトは、「インク量低減処理OFF」の場合と比べて、印刷時に消費するインク量がそれぞれ20%、10%下がるようにインク量低減処理が施される。即ち、本実施例では、画像処理内容を実行するか否か(ON/OFF)をオブジェクトに対して個別に指定し、出力対象の画像に含まれるオブジェクトのうちの、画像処理を実行させる実行対象のオブジェクトを指定することができる。また、それとともに、画像処理を実行対象のオブジェクトに実行させる場合の、画像処理のパラメータを指定することができる。このようにして、画像処理情報であるインク量低減処理パラメータの内容に応じてインク量低減処理が行われる。
レイアウト情報には更に、配置するオブジェクトが再利用オブジェクトであるか非再利用オブジェクトを示す情報が含まれている。その情報を記述方法は、例えば再利用オブジェクトと非再利用オブジェクトを使用する場合の命令文が異なるPPMLのように、再利用オブジェクトであるかを判定することが可能であればよい。
図2は、本実施例におけるバリアブル印刷サーバ102のデータ処理部107の構成を示すブロック図である。
入力部201は、ホストIF制御部105を介して、ホストコンピュータ101から受信したオブジェクトや、処理内容が指示されたレイアウト情報などを入力する。言語解析部202は、入力部201が入力したレイアウト情報を解析し、オブジェクトの配置位置を示す配置情報や、画像処理情報などレイアウト情報に含まれる情報を抽出する。
画像処理情報解析部2021は、レイアウト情報から抽出された画像処理情報を解析する。この画像処理情報は、配置情報が示すオブジェクトの配置位置のそれぞれに対応した画像処理条件を示している。つまり、この画像処理情報を解析することによって、オブジェクトの配置位置と、その配置位置に配置されるオブジェクトに対して指定されている画像処理条件を取得することができる。
そして言語解析部202は、レイアウト情報から抽出された配置情報や、画像処理情報解析部2021による画像処理情報の解析結果を、制御部203に通知する。また、入力部201が入力したオブジェクトを中間データ生成部204に送る。
制御部203は言語解析部202から受け取った情報を、中間データ生成部204、合成処理部205、画像処理部207に送って各部を制御する。中間データ生成部204に対しては、処理対象のオブジェクトが再利用オブジェクトであるか、または非再利用オブジェクトであるかを示す情報を送る。また、合成処理部205に対しては、オブジェクトの配置情報を送る。さらに制御部203に含まれる画像処理制御部2031は、画像処理情報を、合成処理部205を介してオブジェクト画像処理部2071に送る。
中間データ生成部204は、言語解析部202から送られたオブジェクト毎に、RIP(Raster Image Process)前の中間データを生成する。この中間データは、テキスト、図形等がビットマップデータではなく、テキストデータ、ベクターデータとして含まれている。従って、後述する画像処理により、色変換、変倍、回転等の各種の画像処理を実行する場合に、簡単な処理で、画質の損失を起こさずに編集処理を実行することができる。
このとき、制御部203から送られた情報により、中間データとして生成したオブジェクトが、再利用オブジェクトか非再利用オブジェクトかを判断することができる。このように生成された中間データが非再利用オブジェクトの場合には、その中間データを合成処理部205へ送り、一方、再利用オブジェクトであれば再利用オブジェクト格納部206に一時的に格納する。この再利用オブジェクト格納部206は、中間データ生成部204で生成された再利用オブジェクトの中間データを保存するメモリである。
さらに中間データ生成部204は、制御部203から送られた情報により再利用オブジェクトの利用が指定された場合、再利用オブジェクト格納部206から再利用オブジェクトを読み出す。
合成処理部205は、制御部203から送られた配置情報が示すレイアウトに従って、中間データ生成部204から送られてきた各オブジェクトの中間データを配置するよう合成する。このとき合成処理部205は、例えばRAM109上にオブジェクトを順次配置する。そして、合成処理部205は、オブジェクトが配置された1ページの画像になるようにRAM109上でラスタライズを行い、その画像を画像処理部207に送信する。さらに、合成処理部205は、制御部203から得た画像処理情報を画像処理部207へ通知する。
画像処理部207は、制御部203から得た画像処理情報に基づき、合成処理部205から送られるページ画像に対し、プリンタ103で印刷可能な印刷画像データになるように画像処理を施す。ここでの画像処理とは、色空間変換処理やハーフトーン処理などプリンタで印刷するために必要な画像処理である。
さらに、オブジェクト画像処理部2071は、制御部203から得た画像処理情報が示すオブジェクト毎の画像処理条件に基づき、画像処理対象のオブジェクトに対応するページ画像内の領域に対して、上述の画像処理とは別の画像処理を施す。なお、本実施例では、オブジェクト画像処理部2071で行う画像処理をインク量低減処理とする。
本実施例では、上述のように、画像処理情報によりオブジェクトごとに個別に画像処理が指定されている。そのため、オブジェクト画像処理部2071は、複数のオブジェクトに対応する複数の領域のそれぞれに対して、互いに異なる画像処理を実行することが可能である。
出力部208は合成処理部により生成された画像ページデータに基づき印刷画像データを作成して出力する。そして、この出力された印刷画像データは、プリンタIF制御部108を介してプリンタ103へ送られる。
このように合成後の画像ページデータ内のオブジェクトに対応する領域に画像処理を施す構成では、画像ページデータのどの領域がどの画像処理条件かをオブジェクト画像処理部2071に正確に通知する必要がある。そこで本実施例においては、合成処理部205における合成時に、画素毎に画像処理条件を示す属性情報を付加することができるものとする。なお、画素毎に属性情報を付加する構成以外でも、どの領域がどの画像処理条件であるかがわかればよく、本実施例の構成に限定されるものではない。
また、図2で示した構成によれば、合成処理部205において、オブジェクトが配置されているラスターデータを作成してから、そのラスターデータに基づく画像における、オブジェクトに対応する領域に画像処理を行っていた。しかし、これに限るものではなく、例えば、オブジェクトが合成される前にオブジェクトをラスターデータに変換して、そのオブジェクトのラスターデータに対して、当該オブジェクトに対して指定されていた画像処理を行ってもよい。さらに、ラスターデータに対して画像処理を行う場合に限らず、ラスターデータ化される前の、中間データに対して画像処理を行う場合であってもよい。
さらに、上記のインク量低減処理として、画像処理部の色空間変換処理やハーフトーン処理の入出力に補正処理を加える、またパラメータを変える処理であってもよい。さらに、ハーフトーン処理後の2値データに対してドットデータを間引くような間引き処理を行う処理であってもよい。つまり本発明では、インク量低減処理の内容には限定されず、再利用オブジェクトを含めて全てのオブジェクトに対してインク量低減処理を行うことができる構成であればよい。
図3は、データ処理部107による画像処理条件の設定処理を説明するための図であり、言語解析部202及び画像処理情報解析部2021から得られた情報に基づいて制御部203及び画像処理制御部2031により実行される。なお、図3で示す処理はデータ処理部107で実行してもよいし、図3に示す処理に対応するプログラムがROM106に記憶されており、CPU104がそのプログラムを実行することにより図3に示す処理を実現してもよい。
またデータ処理部107が複数のオブジェクトを含むページ画像を生成する場合には、レイアウト情報に基づいて、その複数のオブジェクトを順々に配置していくことになる。なお、図3のフローチャートは2ページ目以降の印刷を説明する図であり、1ページ目の印刷により、再利用オブジェクトが再利用オブジェクト格納部206に既に保持されているものとする。また、処理の一例としてここでは、1ページ目の最初のオブジェクトが再利用オブジェクトで、2つ目のオブジェクトが非再利用オブジェクトである場合について説明する。
まず、1つ目のオブジェクトの処理から説明する。ステップS300では、制御部203が、言語解析部202から、オブジェクトの配置位置を示す配置情報、オブジェクトの種類を示す情報、画像処理条件等の対象オブジェクトに関する情報を受信する。ステップS301では、S300で受信したオブジェクトの種類を示す情報に応じて、対象オブジェクトが再利用オブジェクトであるかを判定する。再利用オブジェクトである場合はステップS302へ進み、非再利用オブジェクトである場合はステップS303へ進む。
ここでは1ページ目の最初のオブジェクトが再利用オブジェクトであるため、ステップS302へ進む。ステップS302では、制御部203は、対象オブジェクトが再利用オブジェクトであることを中間データ生成部204に通知することによって、中間データ生成部204がオブジェクトを取出す先を再利用オブジェクト格納部206に設定する。なお、このとき、当該オブジェクトの配置位置や、当該オブジェクトのファイル名などオブジェクトを特定するための情報も、中間データ生成部204に設定する。これによって、合成処理部205、画像処理部207により、オブジェクトの配置、画像の出力が行われるときに、中間データ生成部204に当該再利用オブジェクトを、再利用オブジェクト格納部206から読み出させることができる。
次にステップS304では、制御部203は、言語解析部202から得られた色空間変換処理やハーフトーン処理の画像処理条件を画像処理部207に設定する。このとき、レイアウト情報において、オブジェクトの配置位置に対応付けられている画像処理条件を、その配置位置の座標情報とともに、画像処理部207に設定する。これにより、中間データ生成部204が取得したオブジェクトが合成処理部205において配置されるときに、画像処理部207に、そのオブジェクトに当該画像処理条件に対応する画像処理を実行させることができる。本実施例においては、画像処理部207に、インク量低減処理を実行させる。
ステップS305では、制御部203は、さらに画像処理情報解析部2021から得られたインク量低減処理パラメータを、オブジェクト画像処理部2071に設定する。
続いてステップS306では、S300で受信したオブジェクトのうち、画像処理条件を設定していないオブジェクトがあるか確認する。本実施例では、2つ目のオブジェクト(非再利用オブジェクト)が、未処理のまま残っているため、S301に戻る。
2つ目のオブジェクトは非再利用オブジェクトであるため、ステップS301で再利用オブジェクトでないと判定され、ステップS303へ進む。ステップS303では、指定された非再利用オブジェクトの取出し先が言語解析部202であることを中間データ生成部204に設定する。ステップS304及びステップS305は再利用オブジェクトである場合と同様である。このように、S300〜S306の処理により、出力対象のページへ配置されるオブジェクトとして入力された非再利用オブジェクト、また当該ページへの配置対象として指定された再利用オブジェクトに対し、配置位置が設定される。また、それとともに、画像処理条件、画像処理パラメータが、オブジェクトのそれぞれに対して個別に指定される。このS301〜S306の処理を配置対象となっている全てのオブジェクトに対して繰り返し行うと、S307に進む。
ステップS307では、合成処理部205とともに、画像処理部207の処理が開始される。まず、合成処理部205が、S300において受信した配置情報に従い、オブジェクトを配置する処理を行い、オブジェクトが配置された画像を作成する。このとき、S302、S303の処理により設定された情報に従って、非再利用オブジェクトは言語解析部202から取出され、再利用オブジェクトは再利用オブジェクト格納部206から取出される。
そして、画像処理部207は、S304及びS305で、オブジェクトのそれぞれに個別に設定された画像処理条件及びインク量低減処理パラメータに基づいて、インク量低減処理を実行する。このとき画像処理部207は、配置情報に従って、合成処理部205により配置されたオブジェクトの中間データに対してインク量低減処理を実行する。なお、合成処理部205がレンダリングを行っていた場合には、レンダリングされた画像における、オブジェクトのそれぞれに対応する領域を特定し、その領域に対してインク量低減処理を実行してもよい。
以上の図3の処理により、オブジェクトごとに個別に指定されている画像処理条件を判定して、その画像処理条件に従って、オブジェクトのそれぞれに対して画像処理(例えばインク量低減処理)を実行することができる。なお、S304において、当該オブジェクトに対するインク量低減処理を行わないことが確認された場合には、S305の処理をスキップするようにしてもよい。
図4は、本実施例におけるバリアブル印刷を実行した結果のオブジェクトの配置例である。401〜404は印刷ページであり、411〜415はオブジェクトである。上記のように、ページにおいて配置されるオブジェクトと、オブジェクトの種類(再利用オブジェクト、非再利用オブジェクト)、またそのオブジェクトの配置位置は、入力部201が入力する配置情報により指定されている。
この例の場合、オブジェクト412は顧客の氏名であり、他の印刷ページで再利用されることはないため非再利用オブジェクトとして指定されている。411、413〜415は、ページ401〜404を印刷させるための配置情報において再利用オブジェクトとして指定されており、その配置情報を入力したときには、再利用オブジェクト格納部206に既に格納されている。411、413についてはすべての印刷ページの配置情報において印刷対象として指定されている。
414、415は顧客の属性により差し替え印刷を行う。例えば414は「各店舗における特売品」を表示しており、顧客の住所から最も近い店舗の情報を掲載している。また、415は「嗜好に応じた特売品」を表示しており、顧客の嗜好に合う情報を掲載している。このようにオブジェクト414、415は、顧客に応じたものが選択される。このオブジェクト選択処理は、ホストコンピュータ101のユーザにより指定されてもよいし、データ処理部107において、顧客の氏名、顧客情報(住所、嗜好等)に応じて、自動的にオブジェクトを選択してもよい。
このとき、ホストコンピュータ101のユーザは、ページに配置されるオブジェクトごとに、個別に画像処理条件を設定する。例えば、図4に示されている全ページに配置されるオブジェクト411に対して、インク量低減処理を指定してもよいし、ページ401、402に含まれるオブジェクト411に対してのみ、インク量低減処理を指定してもよい。 また、1つのページ内において、一部のオブジェクトに対してのみ、インク量低減処理を指定してもよい。例えば、ページ401において、オブジェクト411、「全店の特売品」を示すオブジェクト413に対してのみインク量低減処理を指定し、オブジェクト412、オブジェクト414、オブジェクト415には、インク量低減処理を行わないようにしてもよい。これにより、顧客の氏名や、顧客情報に関する重要な情報についてはインク量を低減させずに印刷し、その他のオブジェクトについて、印刷に使用するインク量を低減することができる。
以上の実施例によれば、ホストコンピュータ101においてユーザがオブジェクトのそれぞれに対して画像処理条件を個別に指定すると、配置情報において、オブジェクトのそれぞれが配置される配置位置に個別に対応付けられて、画像処理の内容が指定される。そして、バリアブル印刷サーバ102は、ホストコンピュータ101から受信した配置情報に従って、配置位置に対応する画像処理を、その配置位置に配置されるオブジェクトのそれぞれに対して実行する。
従って、ユーザは、ホストコンピュータ101を用いて、出力対象のページに配置するオブジェクトを指定するとともに、そのオブジェクトのそれぞれが配置される配置位置に対して、画像処理の内容を個別に指定することができる。そして、このように指定した画像処理が実行されたオブジェクトが配置された画像を、印刷させることができる。
また特に、本実施例では、オブジェクトに対して直接画像処理の内容を指定するのではなく、オブジェクトの配置位置に対して画像処理の内容が指定される。そのため、複数の複数のページのそれぞれに対して個別に画像処理を指定できるとともに、1つのページ内の複数のオブジェクトのそれぞれに対して、個別に画像処理を指定することができる。
例えば、1つのページに複数のオブジェクトがあった場合に、ユーザはそのオブジェクトの内容に応じて、画像処理を異ならせることができる。また、そのページと同じ配置位置に、同じオブジェクトを配置する場合であっても、配置位置に対応する画像処理の内容を、ページごとに異ならせて指定することにより、同じオブジェクトに対して、ページ毎に異なる画像処理を実行させることができる。
このようにして、オブジェクトを配置する度に画像処理条件を付加させることが可能なレイアウト情報と、オブジェクトを配置する度に画像処理条件を変更する構成により、1ページ毎に画像データの最適化が可能になる。つまり、再利用オブジェクトを再利用する度に画像処理結果を異ならせることができる。例えば、インク量低減処理を行う場合、再利用オブジェクトを含む全てのオブジェクトに対して個別に最適なインク量低減処理を行うことができるため、対象となるオブジェクトの選択肢が増え、個々に低減量の設定ができる。一方で高品位な画質を保ちたいオブジェクトに対してはインク量低減処理をOFFにして、画像品質を維持することもできる。これにより、顧客に対して品質を保ちたいオブジェクトの品質を維持しながら、それ以外のオブジェクトに対してはインク量低減処理を行うことで、効果的にインク量の低減ができる。
さらに、以上の実施例では、オブジェクトの中間データに対して画像処理を行う構成であるため、オブジェクトに関する処理の負荷も低減することもできる。このようにして、オブジェクトに関する処理の負荷を低減しつつ、どのオブジェクトに対してインク量低減処理を施すかを自由に選択することができる。そのため、1つ1つの画像に対しての最適化だけでなく、画像を再利用する度に最適化することが可能になり、バリアブル印刷システムでの1ページ毎の画像最適化が可能になる。
また、本実施例において、インク量低減処理を指定可能なオブジェクトは、再利用オブジェクト、非再利用オブジェクトのいずれかであってもよいし、両方であってもよい。非再利用オブジェクトに対してインク量低減処理を指定できる場合には、ホストコンピュータ101で処理を行わなくても、バリアブル印刷サーバ102に、インク量低減処理を実行させることができるという効果がある。
特に、本実施例では、再利用オブジェクトに対して、出力対象の画像ごとに、画像処理の内容を指定することができる。そのため、複数の出力対象の画像において共通のオブジェクトであっても、画像ごとに異なる画像処理を行うことができる。
実施例1では、画像処理情報とオブジェクト画像処理部をインク量低減処理に関する情報及び処理であるものとして扱う例であった。さらに、再利用オブジェクトが中間データとして保持されており、その保持された再利用オブジェクトを用いるものとして扱う例であった。
本実施例においては、肌色補正処理に関する情報及び処理であり、再利用オブジェクトが画像処理後のデータとして保持されるものを扱う例である。即ち、再利用オブジェクトについては、画像処理を行った状態で再利用オブジェクト格納部に格納しておく。なお、バリアブル印刷システム構成、バリアブル印刷を実行した結果のオブジェクトの配置例は、実施例1の図1、図4とほぼ同様である。そのため、データ処理部及びレイアウト情報及びフローチャートの違いのみを説明する。
図5は、本実施例におけるバリアブル印刷サーバ102のデータ処理部107の構成を示すブロック図である。実施例1の図2との違いは、再利用オブジェクトを格納するデータが画像処理後のデータであることと、合成処理部と画像処理部の順が異なることである。さらに、オブジェクト画像処理部5071がインク量低減処理ではなく肌色補正処理であることである。よって、その違いのみを説明する。入力部501は、言語解析部502は、画像処理情報解析部5021は、実施例1の図2と同様である。
制御部503は、言語解析部502から得た情報を元に画像処理部507を制御する。画像処理部507へは対象オブジェクトが再利用オブジェクトか非再利用オブジェクトかの情報と、対象オブジェクトの画像処理条件の情報などを通知する。さらに、画像処理制御部5031は、オブジェクト画像処理部5071へ画像処理情報を通知する。中間データ生成部504は、オブジェクトの中間データを画像処理部507へ送ること以外は実施例1の図2と同様である。画像処理部507は、ラスタライズを含めた画像処理を行うことと、画像処理を施すオブジェクトを取出先が異なる以外は実施例1の図2と同様である。
画像処理部507は、非再利用オブジェクトである場合は中間データ生成部504から該当するオブジェクトを取出す。一方、画像処理を施すオブジェクトが再利用オブジェクトである場合は再利用オブジェクト格納部506から該当するオブジェクトを取出す。再利用オブジェクト格納部506は、画像処理部507で画像処理を施された再利用オブジェクトを保存する。
合成処理部505は、画像処理部507から送られてきた各オブジェクトのデータを1つ画像ページデータになるように合成を行う。出力部508は実施例1の図2と同様である。また、肌色補正処理とは、画像処理部の色空間変換処理やハーフトーン処理の入出力に補正処理を加えたり、パラメータを変える処理であってもよい。
本実施例でのレイアウト情報について説明する。レイアウト情報は、実施例1で説明した内容とほぼ同様である。実施例1と異なる点は、画像処理情報の内容がインク量低減処理用のパラメータではなく、肌色補正処理用のパラメータであることである。よって、その差分のみを説明する。本実施例における画像処理情報の内容は、肌色補正処理用のパラメータであるため、例えば、「肌色補正処理OFF」や「肌色補正処理ON」と指定されているとする。このとき、「肌色補正処理ON」の場合、オブジェクトを配置する度にレコード情報などに含まれる国籍・性別・年齢に応じて肌色補正処理を行う。
図6は本実施例における制御部503のフローチャートである。図6では、ステップS602、ステップS603の内容が図3と異なる。ステップS602では、指定された再利用オブジェクトの取出し先が再利用オブジェクト格納部506であることを、画像処理部507に設定する。ステップS603では、指定された非再利用オブジェクトの取出し先が中間データ生成部504であることを、画像処理部507に設定する。ステップS605では、画像処理情報解析部5021から得られた肌色補正処理パラメータを、肌色補正を行うオブジェクト画像処理部5071に設定する。
これにより、再利用オブジェクトに関する処理の負荷を低減するとともに、どのオブジェクトに対して肌色補正処理を施すかを自由に選択することができるため、1ページ毎の画像データを最適にすることが可能になる。また、本実施例では、画像処理部507で画像処理された後のデータを再利用オブジェクト格納部へ保持する構成であるため、再利用オブジェクトに関する処理の負荷の低減を実施例1に比べてより大きな効果を得ることができる。
なお、本実施例及び実施例1では、インク量低減処理と肌色補正処理についてオブジェクト画像処理部の処理として述べたが、これに限定されない。例えば、スムージング処理などであってもよいし、オブジェクトの色、明るさの調整や、オブジェクトの回転、変倍等の各種の編集処理であってもよい。この場合、画像処理のパラメータとして、調整値や、回転角度、変倍率を指定できるようにすればよい。また、配置オブジェクト画像処理に含まれる処理は、1つでもよいし、複数であってもよい。例えば、インク量低減処理と肌色補正処理の両方が含まれていてもよい。
また、以上の実施例では、データ処理部107で画像処理を施すことを扱った例を示した。しかし、以上の実施例は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。例えば、データ処理部107の処理内容の一部あるいは全てをプログラム化したコードをROM106へ格納してCPU104にて実行する方法であってもよい。また、上記のプログラムを1つのコンピュータ(CPUやMPU)が実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することにより実行する場合であってもよい。
104 CPU
105 ホストIF制御部
106 ROM
107 データ処理部
108 プリンタIF制御部
109 RAM

Claims (7)

  1. 複数のオブジェクト、及び当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置と当該複数の配置位置に配置されるオブジェクトに個別に対応する画像処理の内容とを指定するレイアウト情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により、前記複数のオブジェクトと前記レイアウト情報とが取得されたことに応じて、当該複数のオブジェクトに、当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置に対して当該レイアウト情報により個別に指定されている画像処理を実行する実行手段と、
    前記実行手段により画像処理が実行された前記複数のオブジェクトが前記レイアウト情報により示される複数の配置位置に配置された画像を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記取得手段により複数のレイアウト情報が取得された場合に、前記実行手段は、当該複数のレイアウト情報のそれぞれが示す配置位置に配置されるオブジェクトに画像処理を実行し、前記出力手段は、前記実行手段により画像処理が実行されたオブジェクトが、当該複数のレイアウト情報のそれぞれが示す配置位置に配置された複数の画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記レイアウト情報は、オブジェクトを特定するための特定情報を含み、前記取得手段は、当該レイアウト情報に含まれている当該特定情報によりメモリから特定されたオブジェクトを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記レイアウト情報とともに第1のオブジェクトを取得し、前記出力手段は、当該第1のオブジェクトと、当該レイアウト情報に含まれている前記特定情報によりメモリから特定された第2のオブジェクトとが配置された画像を出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記実行手段は、前記出力対象の画像に含まれるオブジェクトの印刷のために印刷装置により用いられる記録剤の量を低減させるための画像処理を、当該オブジェクトに実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 複数のオブジェクト、及び当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置と当該複数の配置位置に配置されるオブジェクトに個別に対応する画像処理の内容とを指定するレイアウト情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において、前記複数のオブジェクトと前記レイアウト情報とが取得されたことに応じて、当該複数のオブジェクトに、当該複数のオブジェクトが配置される複数の配置位置に対して当該レイアウト情報により個別に指定されている画像処理を実行する実行工程と、
    前記実行工程において画像処理が実行された前記複数のオブジェクトが前記レイアウト情報により示される複数の配置位置に配置された画像を出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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