JP2001101326A - 情報処理装置及び方法及び印刷システム - Google Patents

情報処理装置及び方法及び印刷システム

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JP2001101326A
JP2001101326A JP27937699A JP27937699A JP2001101326A JP 2001101326 A JP2001101326 A JP 2001101326A JP 27937699 A JP27937699 A JP 27937699A JP 27937699 A JP27937699 A JP 27937699A JP 2001101326 A JP2001101326 A JP 2001101326A
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JP27937699A
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Masaki Tamura
正樹 田村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で正確な入力を実現する入力用フォーム
を容易に提供できるようにする。 【解決手段】可変データ領域とそれ以外の表示オブジェ
クトを含む出力用フォームデータに基づいて出力フォー
ムのテンプレート404を表示する。このとき、出力用
フォームデータを解析して可変データ領域(407等)
を抽出し、可変データ領域へのデータ入力を行うための
入力フィールドを有した入力用フォームを生成し、これ
を表示する(406)。参照ボタン410を入力フォー
ム406内にドラッグアンドドロップし、生成された入
力用フォームに含まれる入力フィールドとデータベース
とを関連づける参照情報をドロップされた参照ボタンに
付与し、当該入力フォームデータとして付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め作成された出
力フォームを有する文書を作成するための情報処理方法
及び装置及び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、帳票等のように予め作成され
た出力フォームに対して、可変データ部分を記述する後
付けデータをマージし、これを印刷する印刷システムが
知られている。一般に、この種の印刷システムにおいて
は、印刷の品位が重視されているため、情報処理装置上
でまず印刷用の出力フォームを作成し、この出力フォー
ムに対し何らかの方法により後付けデータを作成し、当
該出力フォームに合成する。
【0003】ここで、出力フォームに対応した可変デー
タの入力や作成については、当該システムの使用者がそ
の業務にあわせて独自の入力システムを構築していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステム上において処理する帳票の数が増えるに従
い、各帳票のためのデータ入力用のフォームを開発する
のが、ユーザの重荷になっている。また、同時に、入力
フォームの操作性の向上も求められており、入力用フォ
ームの開発に関わる負荷は増加するばかりである。
【0005】また、入力フォームを用いたデータの入力
においては、キーボードから直接データを入力するの一
般的であるが、このような入力は手間がかかり、入力ミ
スがあっても見過ごされがちである。このため、誤った
データのまま印刷される原因になっている。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、簡易で正確な入力を実現する入力用フォームを
容易に提供できるようにすることを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、出力用フォー
ムに基づいて入力用フォームを自動生成するとともに、
自動生成された入力用フォームへのデータ入力時にデー
タベース上のデータを利用可能とする機能を容易に付加
できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様による情報処理装置は例えば以下の
構成を備える。すなわち、可変データ領域とそれ以外の
表示オブジェクトを含む出力用フォームデータを記憶す
る記憶手段と、前記出力用フォームデータを解析して可
変データ領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
る抽出結果に基づいて、可変データ領域へのデータ入力
を行うための入力フィールドを有した入力用フォームを
生成する生成手段と、前記生成手段で生成された入力用
フォームに含まれる入力フィールドとデータベースとを
関連づける参照情報を該入力フォームに付加する付加手
段とを備える。
【0009】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の態様によれば、以下の工程を備えた情報処理方法
が提供される。すなわち、可変データ領域とそれ以外の
表示オブジェクトを含む出力用フォームデータを解析し
て可変データ領域を抽出する抽出工程と、前記抽出工程
による抽出結果に基づいて、可変データ領域へのデータ
入力を行うための入力フィールドを有した入力用フォー
ムを生成する生成工程と、前記生成工程で生成された入
力用フォームに含まれる入力フィールドとデータベース
とを関連づける参照情報を該入力フォームに付加する付
加工程とを備える。
【0010】更に、上記の目的を達成する本発明の他の
態様によれば、以下の構成を備える印刷システムが提供
される。すなわち、可変データ領域とそれ以外の表示オ
ブジェクトを含む出力用フォームデータを記憶する記憶
手段と、前記出力用フォームデータを解析して可変デー
タ領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段による抽出
結果に基づいて、可変データ領域へのデータ入力を行う
ための入力フィールドを有した入力用フォームを生成す
る生成手段と、前記生成手段で生成された入力用フォー
ムに含まれる入力フィールドとデータベースとを関連づ
ける参照情報を該入力フォームに付加する付加手段と、
前記入力用フォームを用いてデータを入力する入力手段
と、該入力手段は、前記参照情報に基づいてデータベー
スをアクセスし、入力フィールドに関連づけられた情報
を取得、提示し、該提示された情報から所望のデータを
選択することにより対応する入力フィールドへのデータ
入力が可能であり、前記入力手段で入力されたデータ
を、前記出力用フォームの可変データ領域に対応づけて
出力用データを生成して出力するデータ出力手段と、前
記データ出力手段によって出力された出力用データに基
づいて印刷を行う印刷手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0012】図9は、本実施形態による帳票印刷システ
ムの構成を示すブロック図である。図9において、11
はCPUであり、当該システムにおける各種処理を実行
する。12はROMであり、CPU11によって実行さ
れる制御プログラムや、各種データを格納する。13は
RAMであり、CPU11によって実行される制御プロ
グラムを格納するとともに、CPU11の作業領域を提
供する。14は外部記憶装置であり、フロッピーディス
ク、ハードディスク、CD−ROM等によって構成され
る。外部記憶装置14には、図5で後述する本実施形態
の制御をCPU11に実現させるための制御プログラム
が格納されている。外部記憶装置14に格納された制御
プログラムは、適宜RAM13にロードされ、CPU1
1によって実行される。また、外部記憶装置14には、
入力支援を行うためのデーベースが格納されているが、
この点の詳細については後述する。
【0013】15はディスプレイであり、CPU11の
制御の下で各種表示を行う。16はキーボード、17は
ポインティングデバイス(本例ではマウス)であり、当
該装置に対し各種の操作入力を行う。18はインターフ
ェースであり、本実施形態ではプリンタ20が接続され
る。19はバスであり、上述の各構成を接続する。な
お、図9において外部記憶装置14やプリンタ20等は
ネットワークを介して接続されていてもよい。
【0014】図1は、作成された印刷用フォームのテン
プレートを示す図である。このようなフォームテンプレ
ート作成は通常のドローイングツールと同様な方法で行
われる。ただし、印刷時に後付けデータ(図2で後述す
る)と合成する必要がある為、後付けデータを取り込む
エリアが明確に示されている。
【0015】図1において、102、103、104、
105等のXXXXXで示される部分は、可変データ
(後付けデータ)が表示されるべきフィールド(可変デ
ータフィールド)である。各可変データフィールドには
名称が付与されており、本例は、可変データフィールド
102には「Sheet_No」、可変データフィールド103
には「Cust_Name」、可変データフィールド104には
「Cust_Adr」、可変データフィールド105には「Code
1」などの名称が付与されている。
【0016】参照番号101で示される部分等の可変デ
ータフィールド以外の表示オブジェクトは、帳票におけ
る固定分である。
【0017】図2は、図1のフォームテンプレートに合
成される後付けデータの構成例を示す図である。この例
では、例えば、フォームテンプレート上の可変データフ
ィールド102(Sheet_Noのフィールド)に「1234
5」が,可変データフィールド103(Cust_Nameのフ
ィールド)に「ABC Company」が表示され、印刷される
ことになる。
【0018】図3は、外部記憶装置14(本例ではハー
ドディスク)に格納されたフォームテンプレートデータ
のフォーマット例の概要を示す図である。301は識別
子であり、各表示オブジェクトを特定する。302は各
表示オブジェクトの属性であり、オブジェクトの種類
(例えば文字列、線、Box、イメージ等の表示オブジ
ェクト、或いは可変データフィールド)であることを表
わす。303は、オブジェクトのフォームテンプレート
(帳票)上における位置である。304は各オブジェク
ト毎のデータ内容、たとえば、文字列である場合は、そ
の実際の文字列、可変データである場合は図2で示した
様な名称が割り当てられる。その他、305では、各オ
ブジェクトごとの必要項目が詳細に示される。この詳細
項目305には、例えば各表示オブジェクトや可変デー
タフィールドの大きさ、可変データフィールドについて
は入力されるデータが文字列か数値か等を表わす情報が
格納される。
【0019】次に図4〜図8を参照して、本実施形態の
編集モードにおける入力フォームの作成方法を説明す
る。
【0020】図4は本実施形態による入力フォーム作成
ウインドウの表示例を示す図である。図4において、4
01は入力フォームを作成する為のウインドウ全体を示
し、ウインドウ401はディスプレイ15に表示され
る。402はメニューバーであり、複数のメニューボタ
ンが配置されている。なお、メニューバー402には参
照ボタン410が配置されているが、その機能について
は後述する。403は、出力フォーム用エリアであり、
出力フォームのテンプレート404を表示する。405
は、入力フォーム406を表示したり編集する為の入力
フォーム用エリアである。
【0021】図4に示されるように、出力フォーム用エ
リア403に表示した出力フォームテンプレート404
に基づいて、入力フォーム406が自動的に生成され
る。ここで、出力フォームテンプレート404に含まれ
る可変データフィールドはデータ入力用のボックスで置
き換えられる。例えば、図4では、可変データフィール
ド407がデータ入力ボックス408で置き換えられて
いる。
【0022】また、409は、出力フォームテンプレー
ト表示エリアと入力フォーム作成エリアとの境界を示
し、リサイズが可能である。
【0023】次に、本実施形態による入力フォームの生
成手順を説明する。
【0024】メニューバー402のメニューボタン群の
中にはファイル読み込みボタンが配置されている。この
ボタンを選択すると、一般的なファイルを選択する為の
選択パネルが表示される。ユーザは、このファイル選択
画面において、既に作成されている出力フォームテンプ
レートのファイルを選択する。本例では、図3に示され
ているファイルフォーマットのファイルを読み込み、図
4に示すように出力フォーム用エリア403に出力フォ
ームテンプレート404が再現されたものとする。尚、
出力フォーム用エリア403は表示のみのエリアであ
り、編集等の作業は行えない。また、出力フォームテン
プレートを再現すると同時に入力用フォームが自動的に
生成され、図4に示すように、入力フォーム用エリア4
05に入力フォーム406として表示される。
【0025】以上の動作を図5を用いて説明する。図5
は、本実施形態による入力フォーム生成の手順を説明す
るフローチャートである。
【0026】図5において、ステップS501では、再
び出力フォームテンプレートファイルを読み込む。そし
て、ステップS502以降で当該出力フォームテンプレ
ートファイルの各レコードの解析を行う。
【0027】まず、ステップS502で図3に示すよう
なファイルデータからレコードを1つずつ読み込む。そ
して、ステップS503において、当該レコードが可変
データ入力用フィールドであるか否かの判定を行う。こ
の判定は、図3の属性302の項をチェックすることで
行う。当該レコードが可変データの入力用フィールドで
ある場合はステップS504に進み、当該レコード用に
テキストフィールドを生成する。そして、ステップS5
05において、この生成されたテキストフィールドを入
力用フィールドレコードとしてメモリ(RAM13)内
に保持する。
【0028】図6は可変データフィールドに対応するテ
キストフィールド情報の保持例を示す図である。ステッ
プS505における格納処理によって、図6の如きレコ
ードが保持される。
【0029】一方、ステップS503において可変デー
タ入力フィールドではないと判定された場合は、ステッ
プS506へ進む。ステップS506では、出力フォー
ムにおいて定義されている表示オブジェクトと同様のオ
ブジェクト(線、文字列、イメージなど)が生成され
る。
【0030】ステップS507では、ステップS504
で生成されたテキストフィールド或いはステップS50
6で生成されたオブジェクトを入力フォーム上に表示す
る。ステップS508においては、出力フォームテンプ
レートファイル内のすべてのレコードが処理されたか否
かを判定する。未処理のレコードがあればステップS5
02に戻り、上述の処理を繰り返す。一方、すべてのレ
コードが処理された場合は本処理を終了する。
【0031】こうして、図4に示すように、出力フォー
ムテンプレートからそれに対応する入力フォームが生成
され、両者が表示される。この時点では、作成された入
力フォームは、出力フォームテンプレートと同等の配置
となっている。しかし、入力フォームが出力フォームと
同様の形式である必要はなく、より入力に適した、すな
わち入力効率の良い入力フォームが求められる。
【0032】そこで、本実施形態においては、生成され
たテキストフィールドやその他のオブジェクトの編集を
可能とする。図7は、図4のごとく生成、表示された入
力フィールドについて編集処理を施した様子を示す図で
ある。図7では、図4に示した入力フィールドについ
て、テキストフィールド及び文字列オブジェクトの位置
を変更し、入力の操作性を改善している。すなわち、生
成されたテキストフィールドを移動して整列させ、表示
オブジェクト(文字列)の内容を変更している(図7で
は、「NO」→「番号」、「様」→「顧客名」、「ご住
所」→「住所」のように変更している)。
【0033】図4及び図7に示されるように、メニュー
バー402には参照ボタン410が設けられている。参
照ボタン410はマウス17などのポインティングデバ
イスにより入力フォーム中の所望の位置にドラッグアン
ドドロップすることが可能である。すなわち、入力フォ
ーム作成過程の任意の時点で、マウス17などの操作に
より参照ボタン410を編集中の入力フォームの、任意
の位置に配置することができる。この参照ボタン410
の配置操作により、配置された参照ボタン410に関す
る動作を規定するためのインスペクタパネル(図10)
が表示され、当該参照ボタンに関わる設定を行うことが
できる。
【0034】なお、インスペクタパネルは、参照ボタン
410の配置時だけでなく、編集モード中であればいつ
の時点でもマウス17などの操作(例えばダブルクリッ
ク操作)によって開き、設定を変更することができる。
【0035】図14は参照ボタンに関わる機能設定操作
を示すフローチャートである。本処理は、編集モードで
あって、参照ボタン410がドラッグアンドドロップさ
れたとき、或いは入力フォーム中に配置済みの参照ボタ
ン410がダブルクリックされれたときに起動する。
【0036】まず、ステップS601において、図10
に示す如きインスペクタパネルが表示される。続いて、
ステップS602において、入力フォーム中のテキスト
フィールドに付与されている名称を獲得し(例えば、図
6に示すデータから獲得することができる)、テキスト
フィールドリスト1005を表示する。この時点で、イ
ンスペクタパネルには、参照データベースへの接続情報
領域1001とテキストフィールドリスト1005が表
示される。テキストフィールドリスト1005の各項目
は、互いに排他的に選択状態にすることができる。
【0037】次に、接続情報領域1001へ必要なデー
タが入力され、接続ボタン1002がクリックされる
と、処理はステップS603からステップS604へ進
む。ステップS604では、接続情報領域1001に設
定された情報に基づいて接続されたデータベースのテー
ブルを取得し、テーブルリスト1003を表示する。以
上のように、接続情報領域1001には参照ボタン41
0が押されたときのデータベース接続に必要な情報を記
入する。接続ボタン1002を選択すると、接続情報領
域1001に入力された情報を用いてデータベースへ接
続し、データベースに存在するテーブルの一覧をテーブ
ルリスト1003に表示する。
【0038】ここで、テーブルリスト1003に表示さ
れた各項目は、互いに排他的に選択状態にすることがで
きる。そして、選択状態になっているテーブル内に存在
する列の一覧が列リスト1004に表示される(ステッ
プS605)。図10では、テーブルリスト1003の
うち、“CustomerInfo”が選択状態になっており、その
結果、“CustomerInfo”テーブル内の列名の一覧が列リ
スト1004に表示されている様子を示している。列リ
スト1004の各項目は、互いに排他的に選択状態にす
ることができる。
【0039】テキストフィールドリスト1005におい
てデータベースと結びつけたい入力フィールドを選択状
態とし、それに対応するデータベース上の列を列リスト
1004で選択状態にして、追加ボタン1007を選択
すると、選択状態にしてあった、入力フィールドとデー
タベースの列の組が対応リスト1006に表示される
(ステップS606〜S608)。以上の操作を、終了
ボタン1009がクリックされるまで繰り返す(ステッ
プS609)。
【0040】対応リスト1006には、以上のようにし
てデータベースの列に結び付けられた入力フィールドの
一覧が表示される。なお、対応リスト1006の各行の
もっとも右側の欄には、オン・オフの入力が可能なトグ
ルボタンが表示されている。これがオンの場合、フォー
ムへの入力実行時に、このペアに対する入力候補一覧を
表示することを指定し、オフの場合、入力侯補一覧を表
示しないことを指定する。
【0041】なお、対応リスト1006は、互いに排他
的に選択状態にすることができる。削除ボタン1008
を選択すると、対応リスト1006のうちの選択状態の
ものが削除される。
【0042】図11は“参照”ボタンに関する設定デー
タが、外部記憶装置14(本例ではハードディスク)に
格納されるときのフォーマットの概要を示している。こ
れは、図6に示したデータと共に、入力フォームデータ
の一部として保存される。入力フォーム中に配置された
参照ボタンの動作は、本例では、図11のデータによっ
て以下のように定義されている。
【0043】“DBServer”“Name”“Pass”のデータを
用いてデータベースに接続し、“CustomerInfo”テーブ
ルからデータを取り出す。列“お客様名”のデータを、
フォーム入力の選択肢として一覧表示する。一覧からデ
ータが選択されると、選択されたデータを入力フィール
ド“Cust_Nme”に、そして同じデータ行の、列“お客様
住所”のデータを入力フィールド“Cust_Adr”に挿入す
る。
【0044】ここで、入力フォームが所望のものとなっ
た場合はいったんこのファイルは、オペレータの操作に
より(本例では、メニューバー402の「保存」ボタン
を指示することにより)セーブされる(本例では、外部
記憶装置14に格納される)。上記では、読み込んだ出
力フォームファイルに基づいて入力フォームを生成しこ
れを編集する手順を示したが、既存の入力フォームファ
イルを読み込んでこれに編集を加えることももちろん可
能である。
【0045】以上のようにして、入力用フォームが完成
し、データがセーブされると、モード変更ボタンの操作
により、編集モードから実行モードへの変更が可能とな
る。上述した入力フォームの作成および編集は編集モー
ドでの作業である。一方、作成された入力フォームを用
いて実際にデータを入力し、これを印刷する場合には、
実行モードに移行させる。実行モードへの移行が可能な
のは、ファイル読込操作において入力フォームのファイ
ルを読み込んだ場合や、作成、もしくは編集した入力フ
ォームを保存した後である。
【0046】さて、実行モードでは、図8或いは図12
に示されるように、ウインドウ内にはメニューバー40
2'が表示される。メニューバー402'では、印刷ボタ
ンが追加され、印刷処理を選択することが可能となる。
尚、印刷ボタンは編集モードでは機能しない為、選択不
可の状態となっている(本例では、図4に示すように印
刷ボタンそのものを表示しない)。
【0047】実行モードでは、作成された入力フォーム
に対し、実際のデータ入力が可能であり、生成されたテ
キストフィールドに対してキーボード16よりデータの
入力を行える。
【0048】この状況は図12、図13で示されてい
る。図12では、入力フォーム内のテキストフィールド
にデータを入力している状態を示している。幾つかのテ
キストフィールドにはデータが入力済みとなっている。
ここで、顧客名のテキストフィールド121と、住所の
テキストフィールド122にデータを入力するに際し
て、上述の編集モードにおいて配置した参照ボタン12
3を用いる。
【0049】参照ボタン123が選択されると、図13
の画面が現れる。リスト131には、図11に示す情報
に従ってデータベースへの接続を行い、その結果得られ
た、“CustomerInfo”テーブルの列“お客様名”のデー
タが一覧表示される。この一覧は互いに排他的に選択可
能である。ユーザの操作により、所望のデータ(お客様
名)を選択状態にし、決定ボタン132を選択すると、
選択状態のデータがテキストフィールド121に、ま
た、選択状態のデータと同一行であり、列“お客様住
所”に対応するデータがテキストフィールド122に表
示される。そして、図13の画面が消去される。
【0050】以上のようにしてすべてのデータを入力す
ると、例えば図8のようになる。その後、印刷ボタンを
選択すると、テキストフィールドに入力されたデータ
は、図6に示されたテキストフィールドを示すデータと
マージされ(すなわちテキストフィールドの名称と入力
されたデータが対応付けられ)、図2で示した形式のキ
ーと値とのペアを記述した、いわゆる後づけデータが作
成される。そして、この後づけデータを出力フォームテ
ンプレートとマージしてプリンタ20によって印刷する
ことにより、帳票がえられる。
【0051】なお、上記実施形態では、出力フォーム上
のテキストフィールドに関わる編集作業として、テキス
トフィールドの移動を示したが、編集作業はこれに限ら
れるものではない。例えば、出力フォーム上のテキスト
フィールドの属性(数値、文字列)やボックスの大きさ
等を変更可能とすることもできる。また、参照ボタンを
入力フォーム上に複数配置することも可能である。
【0052】以上のように、本実施形態によれば、出力
用フォームに基づいて入力用フォームを自動生成すると
ともに、自動生成された入力用フォームへのデータ入力
時にデータベース上のデータを利用可能とする機能を容
易に付加することができる。このため、簡易で正確な入
力を実現する入力用フォームを容易に提供できるように
なる。
【0053】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0054】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0055】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易で正確な入力を実現する入力用フォームを容易に提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作成された印刷用フォームのテンプレートを示
す図である。
【図2】図1のフォームテンプレートに合成される後付
けデータの構成例を示す図である。
【図3】外部記憶装置に格納されたフォームテンプレー
トデータのフォーマット例の概要を示す図である。
【図4】本実施形態による入力フォーム作成ウインドウ
の表示例を示す図である。
【図5】本実施形態による入力フォーム生成の手順を説
明するフローチャートである。
【図6】可変データフィールドに対応するテキストフィ
ールド情報の保持例を示す図である。
【図7】図4のごとく生成、表示された入力フォームに
ついて編集処理を施した様子を示す図である。
【図8】入力フォームに対してデータ入力を行った状態
を示す図である。
【図9】本実施形態による帳票印刷システムの構成を示
すブロック図である。
【図10】データベースに連携するボタンに関する各種
設定のための画面を示す図である。
【図11】入力用フォームにおいて、特にデータベース
に連携するボタン情報に関するデータ構造を示す図であ
る。
【図12】実行モードにおいて、データベースに連携す
るボタンが表示されている画面を示す図である。
【図13】実行モードにおいて、データベースに連携す
るボタンを選択したときに表示される画面例を示す図で
ある。
【図14】参照ボタンに関わる機能設定操作を示すフロ
ーチャートである。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変データ領域とそれ以外の表示オブジ
    ェクトを含む出力用フォームデータを記憶する記憶手段
    と、 前記出力用フォームデータを解析して可変データ領域を
    抽出する抽出手段と、 前記抽出手段による抽出結果に基づいて、可変データ領
    域へのデータ入力を行うための入力フィールドを有した
    入力用フォームを生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された入力用フォームに含まれる入
    力フィールドとデータベースとを関連づける参照情報を
    該入力フォームに付加する付加手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記付加手段は、前記入力用フォームに
    含まれる所望の入力フィールドと、所望のデータベース
    におけるテーブルの列とを対応づけることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力フォームを用いたデータ入力時
    において、前記参照情報に基づいてデータベースをアク
    セスし、入力フィールドに関連づけられた該データベー
    スにおけるテーブルの列に登録されている情報を提示す
    る提示手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記提示手段で提示された情報から所望
    のデータを選択することにより、対応する入力フィール
    ドへのデータ入力が行われることを特徴とする請求項3
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記付加手段は前記提示手段を起動する
    ための表示オブジェクトを前記入力フォーム上に貼り付
    ける機能を有することを特徴とする請求項3に記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記生成手段で生成された入力用フォー
    ムに含まれる入力フィールドの位置を変更する編集手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 可変データ領域とそれ以外の表示オブジ
    ェクトを含む出力用フォームデータを解析して可変デー
    タ領域を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程による抽出結果に基づいて、可変データ領
    域へのデータ入力を行うための入力フィールドを有した
    入力用フォームを生成する生成工程と、 前記生成工程で生成された入力用フォームに含まれる入
    力フィールドとデータベースとを関連づける参照情報を
    該入力フォームに付加する付加工程とを備えることを特
    徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記付加工程は、前記入力用フォームに
    含まれる所望の入力フィールドと、所望のデータベース
    におけるテーブルの列とを対応づけることを特徴とする
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記入力フォームを用いたデータ入力時
    において、前記参照情報に基づいてデータベースをアク
    セスし、入力フィールドに関連づけられた該データベー
    スにおけるテーブルの列に登録されている情報を提示す
    る提示工程を更に備えることを特徴とする請求項7に記
    載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記提示工程で提示された情報から所
    望のデータを選択することにより、対応する入力フィー
    ルドへのデータ入力が行われることを特徴とする請求項
    9に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記付加工程は前記提示工程を起動す
    るための表示オブジェクトを前記入力フォーム上に貼り
    付ける機能を有することを特徴とする請求項9に記載の
    情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記生成工程で生成された入力用フォ
    ームに含まれる入力フィールドの位置を変更する編集工
    程を更に備えることを特徴とする請求項7乃至11のい
    ずれかに記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 可変データ領域とそれ以外の表示オブ
    ジェクトを含む出力用フォームデータを記憶する記憶手
    段と、 前記出力用フォームデータを解析して可変データ領域を
    抽出する抽出手段と、 前記抽出手段による抽出結果に基づいて、可変データ領
    域へのデータ入力を行うための入力フィールドを有した
    入力用フォームを生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された入力用フォームに含まれる入
    力フィールドとデータベースとを関連づける参照情報を
    該入力フォームに付加する付加手段と、 前記入力用フォームを用いてデータを入力する入力手段
    と、該入力手段は、前記参照情報に基づいてデータベー
    スをアクセスし、入力フィールドに関連づけられた情報
    を取得、提示し、該提示された情報から所望のデータを
    選択することにより対応する入力フィールドへのデータ
    入力が可能であり、 前記入力手段で入力されたデータを、前記出力用フォー
    ムの可変データ領域に対応づけて出力用データを生成し
    て出力するデータ出力手段と、 前記データ出力手段によって出力された出力用データに
    基づいて印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とす
    る印刷システム。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、出力用フォームに対
    応した入力用フォームを生成させるための制御プログラ
    ムを格納する記憶媒体であって、該制御プログラムが、 可変データ領域とそれ以外の表示オブジェクトを含む出
    力用フォームデータを解析して可変データ領域を抽出す
    る抽出工程のコードと、 前記抽出工程による抽出結果に基づいて、可変データ領
    域へのデータ入力を行うための入力フィールドを有した
    入力用フォームを生成する生成工程のコードと、 前記生成工程で生成された入力用フォームに含まれる入
    力フィールドとデータベースとを関連づける参照情報を
    該入力フォームに付加する付加工程のコードとを備える
    ことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003901A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理プログラム

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