JP2008003619A - 光ファイバ紡糸用ダイス、光ファイバ紡糸装置、光ファイバ紡糸方法、光ファイバ紡糸用ダイスを用いた樹脂塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度が−1.3×105〜3.8×104[sec−1]の範囲となるように、光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成した。
【選択図】図1
Description
以下、この紫外線硬化樹脂を被覆して紡糸する光ファイバ紡糸装置を、図2を用いて説明する。
図2中、符号1は光ファイバ裸線であり、この光ファイバ裸線1は、光ファイバ母材2を紡糸炉3で加熱溶融して延伸して形成される。この光ファイバ裸線1を第1の樹脂塗布装置4のニップル、コーティングダイス中を通過させることにより、その外周に液状の一次被覆用紫外線硬化樹脂を塗布し、さらに紫外線を照射する第1の硬化装置5(UVランプ)内を通過させることにより、この樹脂を硬化させて、光ファイバ裸線1に一次被覆層を形成する。
さらに、この一次被覆された光ファイバを第2の樹脂塗布装置6、第2の硬化装置7を通過させることにより、一次被覆層の上に二次被覆用紫外線硬化樹脂による二次被覆層を形成させる。このようにして被覆層を形成した光ファイバ素線8を巻取機9で巻取る。この工程は、被覆厚さを制御するために、上方から下方に向けての垂直ライン上で行われる。
このような問題に対する方法として、特公平7−5336号公報に記載された方法がある。この方法は、光ファイバに塗布する液状の紫外線硬化樹脂の塗布温度と、その温度における限界せん断速度以下の領域における粘度を所定の範囲に制御することにより、被覆時において、コーティングダイス内で発生する樹脂の塗布不良(すべり)を防止する方法である。ここでは、塗布温度が60℃ないし100℃の範囲で、塗布温度におけるせん断速度が限界せん断速度以下の領域において、その粘度が500cpsないし3000cpsであることを特徴とする製造方法が示されている。
しかし、同公報において開示されているように、一般的な紫外線硬化樹脂の限界せん断速度は104〜105sec−1の間であり、界面せん断速度を限界せん断速度以下に抑えて紡糸するとなると、線速はあまり大きくすることはできない。10m/secを超える高速紡糸においては、界面せん断速度はかなり大きいものとなってしまい限界せん断速度を簡単に超えてしまう。
図3中、符号1は光ファイバ裸線であり、この光ファイバ裸線1は、ニップル10を経てダイス11を通過する際に、樹脂12が塗付される。符号13はニップル10及びダイス11を支持するためのホルダーである。符号14はニップル穴、符号15はニップル下面、符号16はダイスのテーパ部、符号17はダイスの出口穴、符号18はダイス上面、符号19はメニスカスである。
図4、図5はいずれも、ニップル10及びダイス11と形状を示したものであり、同公報においては、図4におけるBとHとの関係、GとCとの関係、GとDとの関係、角度αの範囲について開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、光ファイバ裸線に樹脂を被覆する場合と、既に樹脂を被覆された光ファイバにさらに樹脂を被覆する場合とでは、ダイス11に求められる形状も異なってくる。
さらに実際の紡糸作業においては、紡糸速度を、スタート時の低速(例えば0.5m/sec)から、定常的に製品を紡糸する高速(例えば30m/sec)まで増速する過程では、被覆される光ファイバの温度が一定でないため、被覆状態はかなり不安定になる。高品質な光ファイバを得るためには、どの紡糸速度領域でも樹脂のスリップ現象が生じないように安定してコーティングする必要がある。
また、既に樹脂被覆された光ファイバと被覆樹脂との間の界面せん断速度を、上記の式(1)に、上記の式(2)を代入した式を用いて計算し、界面せん断速度が−2.1×105〜1.7×105[sec−1]の範囲となるダイス1、又は、−2.8×105〜2.0×105[sec−1]の範囲となるダイス2を用いることにより、界面せん断速度の絶対値が105sec−1を超える場合でも、既に樹脂被覆された光ファイバに対して、安定した樹脂被覆を行うことができる。
また、本発明によると、上述した光ファイバ紡糸装置を用いて紡糸することにより、界面せん断速度の絶対値が105sec−1を超える場合でも安定した樹脂被覆を行うことができるため、紡糸速度を大きくして紡糸することが可能であり、高い生産性と低コスト化が可能な光ファイバの紡糸方法を実現することができる。
図1に、本発明の光ファイバ紡糸用ダイスの形状の一例を示す。
この紡糸用ダイスは、図2に示す上述した光ファイバ紡糸装置を構成する第1の樹脂塗布装置4、及び第2の樹脂塗布装置6において用いられるものである。
この紡糸用ダイスの形状は、図1(a)に示す寸法A、B、D及び角度C、または図1(b)に示す寸法A、B、D、E及び角度C、Fによって定まり、これらの寸法、及び角度は、被覆される光ファイバと被覆樹脂の間の界面せん断速度に基づいて定められている。
図1に示すように、寸法Dはダイス下面における穴径である。また、寸法A、B、Eはそれぞれダイス下面からの距離であり、寸法Aはダイス穴が同じ径をなしているストレート部の長さを、寸法Bはダイス上面までのダイスダイス穴の全長を、寸法Eはダイステーパ部において傾斜角度が変わる地点までの長さである。また、角度Cと角度Fは共にダイステーパ部のなす角度であり、角度Cはダイステーパ部のうち傾斜が比較的緩やかな部分のなす角度を、角度Fはダイステーパ部のうち傾斜が比較的急な部分のなす角度を、それぞれ表している。
換言すると、図1(a)においては、寸法Aがストレート部、寸法(B−A)が該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部であり、角度Cが第一の傾斜角度に相当する。また、図1(b)においては、寸法Aがストレート部、寸法(B−A)が該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部であり、角度Fが第二の傾斜角度、角度Cが第三の傾斜角度に相当する。
式(3)のナヴィエーストークスの方程式について、式(4)、式(5)の境界条件を用いて、その解を求める。
その解は、式(6)で表すことができる。
ここで未知数なのは、式(1)右辺の∂p/∂zである。この∂p/∂zを求めるためには、ダイス上部入口側の圧力Piniとダイス下部出口側の圧力Poutを決めるか、下式で表現される流量Qを導入する必要がある。すなわち、式(8)、または式(9)
ガラスからなる光ファイバ裸線に被覆を施す場合には、ダイス上部入口側の圧力Piniにコーティングポット内の被覆材圧力を代入して界面せん断速度を計算し、既に樹脂が被覆された光ファイバに被覆を施す場合は、被覆後のコーティング径から樹脂流量を求め界面せん断速度を計算する。
実験の結果、界面せん断速度の安定範囲は、ガラスである光ファイバ裸線に樹脂を被覆する場合において、タイプ1のダイスでは−1.3×105〜3.8×104[sec−1]、タイプ2のダイスでは−1.0×105〜−3.4×104[sec−1]であり、既に樹脂が被覆された光ファイバに被覆を施す場合において、タイプ1のダイスでは−2.1×105〜1.7×105[sec−1]、タイプ2のダイスでは−2.8×105〜2.0×105[sec−1]である。
ここで、タイプ1のダイスは、図1(a)に示すように、光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状が、同じ径をなしているストレート部(Aの部分)と、該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度(角度C)で径が拡大するダイステーパ部(B−Aの部分)とから構成されたものを指す。また、タイプ2のダイスは、図1(b)に示すように、光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状が、同じ径をなしているストレート部(Aの部分)と、該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度(角度F)で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度(角度C)で径が拡大するダイステーパ部(B−Aの部分)とから構成されたものを指す。
また、本発明の光ファイバ紡糸方法は、上述した光ファイバ紡糸装置を用いて光ファイバを紡糸する方法であり、紡糸速度を大きくしてもそれぞれの樹脂塗布装置において、安定して樹脂を塗布し、生産性の高い紡糸方法を実現するものである。
さらに、本発明の樹脂塗布方法は、界面せん断速度の絶対値が105sec−1を超える場合でも、光ファイバ母材が溶融紡糸されて形成された光ファイバ裸線、あるいは既に樹脂被覆された光ファイバに対して、安定した樹脂被覆を行うことができるため、高い生産性と低コスト化をもたらす。
(実施例1)
ガラスからなる光ファイバ裸線に樹脂を被覆する場合について、図1(a)、(b)に示す2種類のダイス(タイプ1、タイプ2)を使用して、コーティング圧力を0.3MPa、樹脂粘度を0.9、1.5、2.0Pa・sec、ガラス径を125μm、仕上り被覆径を190μmとする被覆条件にて、界面せん断速度の計算および紡糸実験を行なった。その結果をタイプ1のダイスについて表1に、タイプ2のダイスについて表2に示す。
図1(b)の場合、表2に示した各部の寸法または角度から次の点が読み取れる。
(1)ダイス下面からダイステーパ部において傾斜角度が変わる地点までの長さである寸法E(0.4〜0.8mm)は、何れの組合せにおいても、ダイス穴が同じ径をなしているストレート部の長さである寸法A(0.1〜0.6mm)より長く、ダイス上面までのダイス穴の全長である寸法B(2.5mm固定)より短く設定されている。
(2)タイプ1のダイスでは、ダイステーパ部は角度C(第一の傾斜角度)は8[deg]又は20[deg]という2種類の数値に変化させたことがわかる。タイプ2のダイスでは、ダイステーパ部のうち傾斜が比較的急な部分のなす角度F(第二の傾斜角度)は25[deg]という一定の数値としたのに対して、ダイステーパ部のうち傾斜が比較的緩やかな部分のなす角度C(第三の傾斜角度)は8[deg]又は20[deg]という2種類の数値に変化させたことがわかる。
表1および表2に示した○印の結果から、ガラスである光ファイバ裸線に樹脂を被覆する場合には、界面せん断速度が−1.3×105〜3.8×104[sec−1]の範囲となるダイス1、又は、−1.0×105〜−3.4×104[sec−1]の範囲となるダイス2を用いれば良いことが分かった。
既に被覆されたファイバに樹脂を被覆する場合について、図1(a)、(b)に示す2種類のダイス(タイプ1、タイプ2)を使用して、樹脂粘度を0.9、1.5、2.0Pa・sec、既に被覆された光ファイバの径を190μm、仕上り被覆径を244〜246μmとする被覆条件にて、実測値を代入して界面せん断速度を計算し、紡糸実験を行なった。その結果をタイプ1のダイスについて表3に、タイプ2のダイスについて表4に示す。
また、断線により紡糸できなかった場合は、低線速でのデータからの推定値を使用した。
表3および表4に示した○印の結果から、既に樹脂が被覆された光ファイバに被覆を施す場合には、界面せん断速度が−2.1×105〜1.7×105[sec−1]の範囲となるダイス1、又は、−2.8×105〜2.0×105[sec−1]の範囲となるダイス2を用いれば良いことがわかった。
また、この例の光ファイバ紡糸用ダイスによると、既に樹脂被覆された光ファイバと被覆樹脂との間の界面せん断速度をコーティング径から計算し、界面せん断速度が−2.1×105〜1.7×105[sec−1]の範囲となるダイス1、又は、−2.8×105〜2.0×105[sec−1]の範囲となるダイス2を用いることにより、界面せん断速度の絶対値が105sec−1を超える場合でも、既に樹脂被覆された光ファイバに対して、安定した樹脂被覆を行うことができる。
また、この例の光ファイバ紡糸方法によると、上述した光ファイバ紡糸装置を用いて紡糸することにより、界面せん断速度の絶対値が105sec−1を超える場合でも安定した樹脂被覆を行うことができるため、紡糸速度を大きくして紡糸することが可能であり、高い生産性と低コスト化が可能な光ファイバの紡糸方法を実現することができる。
Claims (10)
- 光ファイバ母材が溶融紡糸されて形成された光ファイバ裸線に樹脂を塗布して樹脂被覆を形成するための樹脂塗布装置に用いられる光ファイバ紡糸用ダイスにおいて、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−1.3×105〜3.8×104[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成したことを特徴とする光ファイバ紡糸用ダイス。
- 光ファイバ母材が溶融紡糸されて形成された光ファイバ裸線に樹脂を塗布して樹脂被覆を形成するための樹脂塗布装置に用いられる光ファイバ紡糸用ダイスにおいて、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−1.0×105〜−3.4×104[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成したことを特徴とする光ファイバ紡糸用ダイス。
- 樹脂被覆がなされた光ファイバにさらに樹脂を塗布して樹脂被覆を形成するための樹脂塗布装置に用いられる光ファイバ紡糸用ダイスにおいて、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−2.1×105〜1.7×105[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成したことを特徴とする光ファイバ紡糸用ダイス。
- 樹脂被覆がなされた光ファイバにさらに樹脂を塗布して樹脂被覆を形成するための樹脂塗布装置に用いられる光ファイバ紡糸用ダイスにおいて、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−2.8×105〜2.0×105[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成したことを特徴とする光ファイバ紡糸用ダイス。
- 請求項1又は2記載の光ファイバ紡糸用ダイスを用いて光ファイバ裸線に樹脂を塗布する樹脂塗付装置と、請求項3又は4記載の光ファイバ紡糸用ダイスを用いて既に樹脂が塗付された光ファイバに樹脂を塗布する樹脂塗付装置とを有することを特徴とする光ファイバ紡糸装置。
- 請求項5記載の光ファイバ紡糸装置を用いて光ファイバを紡糸することを特徴とする光ファイバ紡糸方法。
- 光ファイバ母材が溶融紡糸されて形成された光ファイバ裸線に樹脂を塗布して樹脂被覆を形成する樹脂塗布方法であって、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−1.3×105〜3.8×104[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成された光ファイバ紡糸用ダイスを用いることを特徴とする樹脂塗布方法。
- 光ファイバ母材が溶融紡糸されて形成された光ファイバ裸線に樹脂を塗布して樹脂被覆を形成する樹脂塗布方法であって、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−1.5×105〜0[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成された光ファイバ紡糸用ダイスを用いることを特徴とする樹脂塗布方法。
- 樹脂被覆がなされた光ファイバにさらに樹脂を塗布して樹脂被覆を形成する樹脂塗布方法であって、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−2.1×105〜1.7×105[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第一の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成された光ファイバ紡糸用ダイスを用いることを特徴とする樹脂塗布方法。
- 樹脂被覆がなされた光ファイバにさらに樹脂を塗布して樹脂被覆を形成する樹脂塗布方法であって、
該光ファイバ裸線と被覆樹脂との間の界面せん断速度を、下記の式(1)に、下記の式(2)を代入した式を用いて計算し、該界面せん断速度が−2.8×105〜2.0×105[sec−1]の範囲となるように、該光ファイバ裸線を通過させるダイス穴の形状を、同じ径をなしているストレート部と、該ストレート部から離れるにつれて第二の傾斜角度で径が拡大し、これに続いて第三の傾斜角度で径が拡大するダイステーパ部とから構成された光ファイバ紡糸用ダイスを用いることを特徴とする樹脂塗布方法。
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