JP2008003117A - 光フェルール組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、構造を簡素化することができ、光ファイバ心線をスムーズに挿入して接続することができ、簡単な製造工程で容易に製造することができるようにする。
【解決手段】フェルール本体に形成され、光ファイバ装填孔を含む平面を備える切欠部と、平面と対向する下側当接面、及び、下側当接面の一端側に形成された傾斜当接面を備え、切欠部内に装填される押え部材と、フェルール本体の外周に装着された環状部材とを有し、環状部材を押え部材の一端側の外周面に当接させると、傾斜当接面が平面と対向し、下側当接面が平面に対して傾斜して平面から離間し、環状部材を押え部材の外周面全体に当接させると、傾斜当接面が平面に対して傾斜して平面から離間し、下側当接面が平面に対向する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光フェルール組立体に関するものである。
従来、光通信等に使用される光コネクタにおいては、敷設現場等において簡便に、かつ、短時間で光ファイバを接続することができるように、メカニカルスプライス(Mechanical Splice)構造を内蔵した光フェルール組立体を使用することが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
図18は従来の光フェルール組立体の構造を示す断面図である。
図において、301は光フェルール組立体におけるフェルール本体であり、中央部に半円柱状に切欠かれた切欠部302が形成されている。また、フェルール本体301の後部には円筒状のガイド部303が形成され、フェルール本体301の外周にはリング状のフランジ部304が固定されている。さらに、フェルール本体301の中心には、前端面から内部に向かって延在する光ファイバ装填孔(そうてんこう)306が形成され、該光ファイバ装填孔306内には、光ファイバ心線307が接着剤によって固定されている。また、切欠部302には、光ファイバ装填孔306に対して一直線上に整列させた断面半円状の第1光ファイバ挿入溝308が形成され、ガイド部303には、第1光ファイバ挿入溝308に対して一直線上に整列させた断面半円状の光ファイバ挿入孔309が形成されている。
そして、前記切欠部302内には、半円柱状の押え部材310が装填される。該押え部材310の下面には、断面V字状の第2光ファイバ挿入溝311が形成され、該第2光ファイバ挿入溝311が第1光ファイバ挿入溝308と協働して、光ファイバ挿入路を構成する。また、ガイド部303の外周には、リング部材312がスライド可能に装着されている。なお、フェルール本体301には屈折率整合剤注入孔317が形成され、前記光ファイバ挿入路内における光ファイバ心線307の後端に、屈折率整合剤注入孔317から注入された屈折率整合剤318があらかじめ付着している。
前記光フェルール組立体に他の光ファイバ心線を装着する際には、該他の光ファイバ心線をフェルール本体301の後端面から光ファイバ挿入孔309内に挿入する。この場合、切欠部302の上面と押え部材310の下面との間には、ある程度の隙(すき)間が設定されているので、第1光ファイバ挿入溝308と第2光ファイバ挿入溝311との間に構成される光ファイバ挿入路の断面は、他の光ファイバ心線に対して十分に大きくなっている。そのため、光ファイバ挿入孔309から光ファイバ挿入路内に他の光ファイバ心線をスムーズに挿入して、その先端を光ファイバ心線307の後端に当接させることができる。
続いて、リング部材312を前進させると、該リング部材312によって押え部材310の下面が切欠部302の上面に押付けられる。これにより、他の光ファイバ心線が第1光ファイバ挿入溝308と第2光ファイバ挿入溝311とによって挟込まれ、フェルール本体301に固定される。なお、押え部材310上面の後端にはテーパ部316が形成されているので、リング部材312をスムーズに該リング部材312上の位置にまで前進させることができる。
特開2005−114860号公報 特開2005−241956号公報
しかしながら、前記従来の光フェルール組立体においては、他の光ファイバ心線のスムーズな挿入を可能とするために切欠部302の上面と押え部材310の下面との間に隙間を生じさせる必要がある。そのため、樹脂等の弾性部材を切欠部302の上面と押え部材310の下面との間に介在させたり、樹脂等の弾性部材から成る押え部材310の下面に弾性突起を形成したりするようになっている。したがって、光フェルール組立体の部品点数が増加したり、押え部材310の構造が複雑化したりしてしまう。
本発明は、前記従来の光フェルール組立体の問題点を解決して、フェルール本体に形成された切欠部に装填される押え部材の下側当接面の一端に傾斜当接面を形成し、フェルール本体の外周に装着された環状部材を押え部材の一端側に当接させると、傾斜当接面が切欠部の平面に対向し、下側当接面が平面に対して傾斜して該平面から離間するようにして、部品点数を増加させることなく、構造を簡素化することができ、光ファイバ心線をスムーズに挿入して接続することができ、簡単な製造工程で容易に製造することができる光フェルール組立体を提供することを目的とする。
そのために、本発明の光フェルール組立体においては、光ファイバ装填孔が長手方向に延在して貫通するフェルール本体を有する光フェルール組立体であって、前記フェルール本体に形成され、前記光ファイバ装填孔を含む平面を備える切欠部と、前記平面と対向する下側当接面、及び、該下側当接面の一端側に形成された傾斜当接面を備え、前記切欠部内に装填される押え部材と、前記フェルール本体の外周に装着された環状部材とを有し、該環状部材を押え部材の一端側の外周面に当接させると、前記傾斜当接面が前記平面と対向し、前記下側当接面が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記環状部材を押え部材の外周面全体に当接させると、前記傾斜当接面が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記下側当接面が前記平面に対向する。
本発明の他の光フェルール組立体においては、さらに、前記光ファイバ装填孔は、前記フェルール本体の一端側からあらかじめ挿入された第1光ファイバを収容し、該第1光ファイバは、押え部材の一端側から切欠部内に延出し、その端面が前記光ファイバ装填孔内の下側当接面に対応する部位に位置し、前記フェルール本体の他端側から挿入される第2光ファイバは、前記環状部材を押え部材の一端側の外周面に当接させたときに、前記押え部材の他端側から切欠部内に挿入されてその端面が前記第1光ファイバの端面と当接させられ、前記環状部材を押え部材の外周面全体に当接させると、前記下側当接面によって押圧されて固定される。
本発明の更に他の光フェルール組立体においては、さらに、前記環状部材は、第1環状部材及び第2環状部材を含み、前記第1環状部材を押え部材の外周面に当接させず、前記第2環状部材を押え部材の一端側の外周面に当接させると、前記傾斜当接面が前記平面と対向し、前記下側当接面が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記第1環状部材を押え部材の外周面に当接させると、前記傾斜当接面が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記下側当接面が前記平面に対向する。
本発明の更に他の光フェルール組立体においては、さらに、前記第1環状部材の締付力は、前記第2環状部材の締付力より強く設定されている。
本発明の更に他の光フェルール組立体においては、さらに、前記押え部材は、前記傾斜当接面に形成された溝部を備え、前記傾斜当接面が前記平面と対向したときに、光ファイバ装填孔に溝部が対向する。
本発明によれば、光フェルール組立体は、フェルール本体に形成された切欠部に装填される押え部材の下側当接面の一端に傾斜当接面を形成し、フェルール本体の外周に装着された環状部材を押え部材の一端側に当接させると、傾斜当接面が切欠部の平面に対向し、下側当接面が平面に対して傾斜して該平面から離間するようになっている。これにより、押え部材の他端寄りの下面を切欠部の上面から離間させるようにして、部品点数を増加させることなく、構造を簡素化することができ、光ファイバ心線をスムーズに挿入して接続することができ、簡単な製造工程で容易に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における光コネクタの断面図、図2は本発明の第1の実施の形態における光コネクタの斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における光コネクタの分解組立図である。
図において、10は本実施の形態における光フェルール組立体であり、光コネクタ30において、光伝送路の終端に固定される部材である。なお、本実施の形態においては、光伝送路としてのベア(Bare:被覆のない)ファイバに保護被覆層を被覆した線状体を「光ファイバ心線」と呼び、該「光ファイバ心線」から保護被覆層を除去した状態の線状体、すなわち、ベアファイバ又はベアファイバに相当するファイバを「光ファイバ」と呼ぶものとする。また、本実施の形態において、光コネクタ30及び光フェルール組立体10に含まれる各部材の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、光コネクタ30及び光フェルール組立体10に含まれる各部材が図に示される姿勢である場合に適切であるが、光コネクタ30及び光フェルール組立体10に含まれる各部材の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記光フェルール組立体10は、円柱状のフェルール本体11、該フェルール本体11の外周に装着された環状部材としての円筒状のスリーブ部材15、及び、フェルール本体11の後端に嵌(かん)着された心線固定部材16を有する。なお、前記スリーブ部材15は、前端(図1における左端)に一体的に形成されたフランジ部15aを備える。また、前記フェルール本体11は、いかなる種類の材料から成るものであってもよく、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、LCP(液晶ポリマー)、PPS(ポリフェニルスルフィド)、ポリアミド、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等のエンジニアリングプラスチックや、ジルコニアセラミック等のセラミックから成るものであってもよいが、本実施の形態においては、ジルコニアセラミックから成る、いわゆるジルコニアフェルールであるものとして説明する。なお、前記フェルール本体11の寸法は、例えば、外径が2.5〔mm〕程度であるが、任意に設定することができる。
そして、前記フェルール本体11の中心には、長手方向に延在して貫通する円形断面の光ファイバ装填孔13が形成され、該光ファイバ装填孔13には第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202が挿入されている。なお、前記第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202を統合的に説明する場合には、光ファイバ20として説明する。また、前記フェルール本体11の途中には半円柱状に切欠かれた切欠部12が形成され、該切欠部12の位置におけるフェルール本体11の断面は半円形となっている。該切欠部12の上面は、円柱状のフェルール本体11の中心を通過する平面であり、その中心を光ファイバ装填孔13を半分にした半円形断面の溝が通過する。すなわち、前記平面は光ファイバ装填孔13を含んでいる。
なお、該光ファイバ装填孔13の内径は、第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の外径よりも極くわずかに、例えば、0.05〜2.0〔μm〕程度大きく形成されることが望ましい。また、第1光ファイバ201と第2光ファイバ202は、シングルモードファイバであってもよいし、マルチモードファイバであってもく、また、石英から成る石英系ファイバであってもよいし、アクリル樹脂、フッ素樹脂等のポリマーから成るプラスチック系ファイバであってもよい。さらに、前記第1光ファイバ201と第2光ファイバ202の外径は、例えば、125〔μm〕程度であるが、任意に設定することができる。そして、前記第1光ファイバ201と第2光ファイバ202とは互いに相違する部材であってもよいし、同一の部材であってもよいが、ここでは、少なくとも外径が同一の部材であるものとする。
ここで、前記第1光ファイバ201は、あらかじめ光ファイバ装填孔13の前側部分(図1における左側部分)に挿入されて接着剤等によって固定されているものとする。そして、前記第1光ファイバ201の前端面(図1における左端面)はフェルール本体11の前端面11aと面一となり、また、後端面(図1における右端面)は切欠部12内に位置する。
一方、前記第2光ファイバ202は、図3に示されるように、光ファイバ心線21の先端から所定の長さの範囲の保護被覆層を除去したものであり、フェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入され、前端面が切欠部12内において第1光ファイバ201の後端面に当接している。そして、前記切欠部12に装填された押え部材18によって上から押圧されることにより、フェルール本体11に固定されている。なお、光ファイバ心線21の保護被覆層は、例えば、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等であるが、光ファイバ20を物理的及び化学的に保護することができる材料であればいかなる種類の材料から成るものであってもよい。また、光ファイバ心線21の保護被覆層の外径は、例えば、250〔μm〕程度であるが、任意に設定することができる。
また、光ファイバ心線21の外周には、心線用スリーブ部材23が嵌着されている。そして、第2光ファイバ202をフェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入する際に、前記心線用スリーブ部材23がフェルール本体11の後端に嵌着された心線固定部材16と係合することによって、光ファイバ心線21がフェルール本体11に対して固定される。
そして、光ファイバ心線21及び第2光ファイバ202が取付けられたフェルール本体11は、スリーブ部材15のフランジ部15aより前方の部分がコネクタハウジング31の内部空間内に挿入された後、フランジ部15aが弾性部材であるスプリング24によって後方からコネクタハウジング31の内部突起に押圧されることにより、光コネクタ組立体としての光コネクタ30内に組込まれる。すなわち、フランジ部15aがコネクタハウジング31の内部突起とスプリング24とによって前後から弾性的に挟持されている。なお、前記スプリング24は、コネクタハウジング31の後端に取付けられた押え部材26によって後方から支持されている。
また、該押え部材26には、後方に延在するストレインリリースブーツ27が取付けられている。該ストレインリリースブーツ27は、光ファイバ心線21の周囲を覆う中空部材であって、光ファイバ心線21の光コネクタ30近傍の部分を曲げ応力等から保護する部材である。さらに、前記コネクタハウジング31、押え部材26及びストレインリリースブーツ27の一部の外周には、アウターケーシング32が取付けられている。該アウターケーシング32の外面には、相手側コネクタと接続するための位置合せ等に使用される凹凸が形成されている。
次に、前記第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続する構造について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における光フェルール組立体の第1の断面図、図5は本発明の第1の実施の形態における光フェルール組立体の第2の断面図、図6は本発明の第1の実施の形態における押え部材の斜視図、図7は本発明の第1の実施の形態における他の押え部材を使用した光フェルール組立体の断面図である。
前述のように、第1光ファイバ201は、あらかじめ光ファイバ装填孔13の前側部分に挿入されて接着剤等によって固定されているものとする。そして、第1光ファイバ201の後端面は、図4に示されるように、切欠部12内に位置する。また、該切欠部12内には、押え部材18が載置され、その上面の後端近傍部分には、スリーブ部材15の前端が係合した状態となっている。
本実施の形態において、前記押え部材18は、図6に示されるように、概略半円柱状の形状を有する部材である。そして、前記押え部材18の下側当接面としての下面18aは、第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202を押圧する押圧面として機能する平面であり、切欠部12の上面に対向する。また、前記下面18aの前端には、上方に向けて傾斜する傾斜当接面としての第1傾斜面18bが形成されている。なお、該第1傾斜面18bの角度、大きさ等は任意に設定することができる。また、必要に応じて、下面18aと第1傾斜面18bとの境界に曲面を形成したり、テーパ面を形成することによって、下面18aと第1傾斜面18bとの繋(つな)がりをより滑らかなものとすることができる。
また、押え部材18の外周面は、半円筒形状を有しているが、その後端には円錐(すい)面状の第2傾斜面18cが形成されている。該第2傾斜面18cは、側方から観た場合に下方に向けて傾斜する面であり、その角度、大きさ等は任意に設定することができる。さらに、必要に応じて、押え部材18の外周面の前端にテーパ面を形成することもできる。なお、前記押え部材18は、いかなる種類の材料から成るものであってもよく、例えば、ジルコニアセラミック等のセラミックから成るものであってもよいし、PBT、PC、LCP、PPS、ポリアミド、PEEK等のエンジニアリングプラスチックから成るものであってもよいが、ここでは、ある程度の弾性を備えるエンジニアリングプラスチックから成るものとして説明する。
そして、第2光ファイバ202が光ファイバ装填孔13に挿入される前には、オペレータが手指等によって操作することにより、スリーブ部材15は、フェルール本体11の前端寄りに移動させられ、図4に示されるように、その後端が切欠部12の前端近傍の上方を覆うようになっている。
ここで、前記スリーブ部材15は、ある程度の弾性を備えるエンジニアリングプラスチックから成り、円筒の側壁を長手方向に切断するように延在するスリット15bを備え、わずかに拡径された状態でフェルール本体11の外周に装着されている。すなわち、スリーブ部材15は、フェルール本体11に対して、緩い締り嵌めの状態で取付けられている。そのため、スリーブ部材15は、フェルール本体11に対して長手方向に移動することができる。なお、スリーブ部材15がフェルール本体11を締付ける力は、オペレータが手指等によって操作することにより、スリーブ部材15をフェルール本体11に対して長手方向に移動させることができる程度に設定されることが望ましいが、自由な状態におけるスリーブ部材15の内径、肉厚等を調整することによって、制御することができる。また、スリーブ部材15の材料に、エンジニアプラスチックなどを用いた場合は、それ自身が弾性体であるので、前記スリット15bは省略することもできる。なお、スリーブ部材15は、金属材料を用いてもよく、同様にスリット15bを設けることで同様の効果を得ることもできる。
一方、図4及び5に示されるような側断面において、押え部材18の高さ寸法、すなわち、下面18aから外周面の最上部までの寸法は、第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面からフェルール本体11の外周面の最上部までの寸法よりもわずかに大きくなっている。換言すると、下面18aが第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面に載るように切欠部12内に押え部材18を載置すると、その外周面の最上部は、切欠部12の前後におけるフェルール本体11の外周面の最上部よりもわずかに突出した状態となる。
そのため、スリーブ部材15の後端及びその近傍が切欠部12の前端近傍の上方を覆うようになっていると、押え部材18の外周面の最上部がスリーブ部材15の内面に当接し、押え部材18の前端近傍は、スリーブ部材15によって上方から下向きに押圧される。すると、押え部材18の下面18aの前端には上方に向けて傾斜する第1傾斜面18bが形成されているので、図4に示されるように、押え部材18は、前端が下降して後端が上昇し、全体として傾斜する。すなわち、スリーブ部材15を押え部材18の前端側の外周面に当接させると、第1傾斜面18bが切欠部12の平面と対向し、下面18aが前記平面に対して傾斜して該平面から離間する。
これにより、第1傾斜面18bが水平となって第1光ファイバ201の上面に対向し、下面18aが上方に向けて傾斜して切欠部12の上面との間に空間が生じる。この場合、長手方向に関し、第1傾斜面18bの範囲よりも下面18aの範囲の方が広いので、切欠部12の後端から広い範囲に亘(わた)って下面18aが上昇したことによる空間が生じる。なお、第1傾斜面18bの前後方向の寸法は、図4に示されるような状態において、第1光ファイバ201の後端面が下面18aの下方に位置するように設定される。
そして、オペレータは、図4に示されるように、スリーブ部材15をフェルール本体11の前端寄りに移動させて押え部材18を傾斜させた状態で、第2光ファイバ202を、フェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入する。この場合、切欠部12の後端から広い範囲に亘って下面18aが上昇したことによる空間が生じているので、第2光ファイバ202の先端を切欠部12内にスムーズに進行させることができる。そして、オペレータは、第2光ファイバ202を前進させ、その前端面を切欠部12内において第1光ファイバ201の後端面に当接させる。
続いて、オペレータは、スリーブ部材15をスライドさせて後方に移動させ、図5に示されるように、スリーブ部材15の後端縁をフェルール本体11の後端に嵌着された心線固定部材16の前端縁に当接させる。これにより、切欠部12全体の上方がスリーブ部材15によって覆われ、押え部材18の外周面の全体がスリーブ部材15の内面に当接し、押え部材18の全体は、スリーブ部材15によって上方から下向きに押圧される。そのため、下面18aは、図4に示されるような状態から下降して、水平となって第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面に対向する。すなわち、スリーブ部材15を押え部材18の外周面全体に当接させると、第1傾斜面18bが切欠部12の平面に対して傾斜して該平面から離間し、下面18aが前記平面に対向する。
この場合、押え部材18の下面18aから外周面の最上部までの寸法が第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面からフェルール本体11の外周面の最上部までの寸法よりもわずかに大きくなっているので、押え部材18は、スリーブ部材15がフェルール本体11を締付ける力によって下向きに付勢される。したがって、押え部材18の下面18aが第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面を押圧し、切欠部12内における光ファイバ装填孔13の底面に押付ける。これにより、第2光ファイバ202は、切欠部12における光ファイバ装填孔13内に固定される。なお、第2光ファイバ202は、その先端面が第1光ファイバ201の後端面に当接した状態を維持して固定される。また、第2光ファイバ202の先端面と第1光ファイバ201の後端面とが当接する部位には、必要に応じて屈折率整合剤を付与することができる。
前述したように、スリーブ部材15がフェルール本体11を締付ける力は、スリーブ部材15の内径、肉厚等を調整することによって制御することができるので、第2光ファイバ202を確実に固定することができる程度に設定されることが望ましい。
また、前記押え部材18は、必ずしも単一の部材である必要はなく、複数の部材から成るものであってもよく、例えば、図7に示されるように、上側の第1押え部材181と下側の第2押え部材182とを組合せたものであってもよい。この場合、第1押え部材181と第2押え部材182とは、接着剤等によって相互に結合されて一体化したものであってもよいし、相互に結合されることなく分離し得る状態のままであってもよい。
このようにして、第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続することができる。そのため、例えば、敷設現場等においても、リムーバ等の保護被覆層除去用の工具を使用して光ファイバ心線21の保護被覆層を除去すれば、その他は特殊な工具を使用することなく、第2光ファイバ202をフェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入し、スリーブ部材15をスライドさせて後方に移動させるだけでよい。また、その後は、前述したように、フェルール本体11をコネクタハウジング31の内部空間内に挿入し、押え部材26、ストレインリリースブーツ27、アウターケーシング32等を取付けることによって、光コネクタ30を組立てることができる。したがって、特殊な工具を使用することなく、簡単な作業だけで、容易に、かつ、確実に第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続し、光コネクタ30を組立てることができる。
次に、一対の相手側の光コネクタ30を相互に接続する動作について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態における相互に接続される光コネクタの断面図、図9は本発明の第1の実施の形態における相互に接続される光コネクタの斜視図である。
図8及び9に示されるように、一方の光コネクタ30には接続アダプタ35が取付けられている。そして、該接続アダプタ35の他方側に他方の光コネクタ30を取付けることによって、一対の光コネクタ30は、接続アダプタ35を介して、他方の光コネクタ30と接続される。この場合、両方の光コネクタ30のフェルール本体11における前端面11a同士及び第1光ファイバ201の前端面同士が互いに当接し、第1光ファイバ201同士の中心軸は互いに一致するようになっている。これにより、一方の第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202内を伝送されてきた光を他方の第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202に伝えることができる。
なお、光コネクタ30に接続される相手側コネクタは、同一種類の光コネクタ30でなくてもよく、例えば、受光素子及び発光素子を備え、基板に固定されたヘッダーコネクタ等のものであってもよい。
このように、本実施の形態において、光フェルール組立体10は、半円柱状に切欠かれた切欠部12が形成されたフェルール本体11を備え、前記切欠部12内において第1光ファイバ201と第2光ファイバ202とを当接させ、切欠部12に装填される押え部材18によって第2光ファイバ202を切欠部12内における光ファイバ装填孔13の底面に押付けることにより、第2光ファイバ202を固定する。この場合、前記押え部材18の下面18aの前端に第1傾斜面18bを形成し、第2光ファイバ202をフェルール本体11の光ファイバ装填孔13に挿入する際には、スリーブ部材15によって押え部材18の前端近傍における外周面を押圧して押え部材18をその後端が上昇するように傾斜させる。これにより、第1傾斜面18bが水平となって第1光ファイバ201の上面に対向し、下面18aが上方に向けて傾斜して切欠部12の上面との間に空間が生じるので、第2光ファイバ202の先端を切欠部12内にスムーズに進行させ、第2光ファイバ202の前端面を切欠部12内において第1光ファイバ201の後端面に当接させることができる。
また、第2光ファイバ202の前端面を切欠部12内において第1光ファイバ201の後端面に当接させた状態でスリーブ部材15をスライドさせて後方に移動させ、押え部材18の全体を押圧させる。これにより、押え部材18の下面18aが第2光ファイバ202の上面を押圧して切欠部12内における光ファイバ装填孔13の底面に押付けるので、第2光ファイバ202は、切欠部12における光ファイバ装填孔13内に固定される。
したがって、簡単な作業だけで、容易に、かつ、確実に第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続し、光フェルール組立体10を組立てることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図10は本発明の第2の実施の形態における光コネクタの断面図、図11は本発明の第2の実施の形態における光コネクタの分解組立図である。
本実施の形態において、フェルール本体11の外周に装着された環状部材としての円筒状のスリーブ部材15は、第1スリーブ部材151、第2スリーブ部材152及び第3スリーブ部材153から成る。なお、第1スリーブ部材151は後端に一体的に形成されたフランジ部151aを備え、第3スリーブ部材153は後端に一体的に形成されたフランジ部153aを備える。
そして、光ファイバ心線21及び第2光ファイバ202が取付けられたフェルール本体11は、第3スリーブ部材153のフランジ部153aより前方の部分がコネクタハウジング31の内部空間内に挿入された後、第1スリーブ部材151のフランジ部151aが弾性部材であるスプリング24によって後方からコネクタハウジング31の内部突起に押圧されることにより、光コネクタ組立体としての光コネクタ30内に組込まれる。すなわち、スリーブ部材15のフランジ部がコネクタハウジング31の内部突起とスプリング24とによって前後から弾性的に挟持されている。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、第1スリーブ部材151、第2スリーブ部材152及び第3スリーブ部材153から成るスリーブ部材15によって、第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続する構造について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態における光フェルール組立体の第1の断面図、図13は本発明の第2の実施の形態における光フェルール組立体の第2の断面図である。
前記第1の実施の形態と同様に、第1光ファイバ201は、あらかじめ光ファイバ装填孔13の前側部分に挿入されて接着剤等によって固定されているものとする。そして、第1光ファイバ201の後端面は、図12に示されるように、切欠部12内に位置する。また、該切欠部12内には、押え部材18が載置され、その上面の後端近傍部分には、第2スリーブ部材152が係合した状態となっている。
第2光ファイバ202を光ファイバ装填孔13に挿入する前に、オペレータが手指等によって操作することにより、第1スリーブ部材151は、フェルール本体11の後端寄りに移動させられ、図12に示されるように、その後端縁がフェルール本体11の後端に嵌着された心線固定部材16の前端縁に当接し、その前端が切欠部12の後端近傍の上方に突出するようになっている。また、第2スリーブ部材152は、その前端縁が第3スリーブ部材153の後端縁と当接し、切欠部12の前端近傍の上方を覆う位置に配設されている。なお、切欠部12及び該切欠部12内に装填された押え部材18の構造は、前記第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態における第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152は、ある程度の弾性を備えるエンジニアリングプラスチックから成り、円筒の側壁を長手方向に切断するように延在するスリット151b及びスリット152bを備え、わずかに拡径された状態でフェルール本体11の外周に装着されている。すなわち、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152は、フェルール本体11に対して、緩い締り嵌めの状態で取付けられている。なお、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152は、金属材料を用いてもよく、同様にスリット151b及びスリット152bを設けることで同様の効果を得ることもできる。そのため、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152は、フェルール本体11に対して長手方向に移動することができる。また、第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力は、第1スリーブ部材151がフェルール本体11を締付ける力よりも弱く設定されている。なお、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力は、自由な状態における第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152の内径、肉厚等を調整することによって制御することができる。また、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152の材料に、エンジニアリングプラスチックなどを用いた場合は、それ自身が弾性体であるので、前記スリット151b及びスリット152bは省略することもできる。
なお、第3スリーブ部材153は、その内面がフェルール本体11の外面に密着するよに嵌着され、第3スリーブ部材153がフェルール本体11を締付ける力は、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力よりも強く、第3スリーブ部材153がフェルール本体11に対して長手方向に移動することができない程度に設定されている。なお、必要に応じて接着剤を付与して第3スリーブ部材153をフェルール本体11に接着することもできる。そして、図12及び13に示されるように、第3スリーブ部材153の後端縁は、切欠部12の前端縁と一致する位置にある。この場合、第3スリーブ部材153がフェルール本体11に固定されているので、第2スリーブ部材152は、その前端縁を第3スリーブ部材153の後端縁と当接させることによって、容易に、かつ、確実に、図12に示される位置に、位置決めされる。
ここで、第2スリーブ部材152が切欠部12の前端近傍の上方を覆うようになっているので、押え部材18の外周面の最上部が第2スリーブ部材152の内面に当接し、押え部材18の前端近傍は、第2スリーブ部材152によって上方から下向きに押圧される。すると、押え部材18の下面18aの前端には上方に向けて傾斜する第1傾斜面18bが形成されているので、図12に示されるように、押え部材18は、前端が下降して後端が上昇し、全体として傾斜する。これにより、第1傾斜面18bが水平となって第1光ファイバ201の上面に対向し、下面18aが上方に向けて傾斜して切欠部12の上面との間に空間が生じる。この場合、長手方向に関し、第1傾斜面18bの範囲よりも下面18aの範囲の方が広いので、切欠部12の後端から広い範囲に亘って下面18aが上昇したことによる空間が生じる。なお、第1傾斜面18bの前後方向の寸法は、図12に示されるような状態において、第1光ファイバ201の後端面が下面18aの下方に位置するように設定される。また、第1スリーブ部材151の前端が切欠部12の後端近傍の上方に突出しているが、第1スリーブ部材151の前端の内面には上方に向けて傾斜する傾斜面151cが形成され、押え部材18の後端には円錐面状の第2傾斜面18cが形成されているので、押え部材18は、第1スリーブ部材151と干渉することなく、傾斜することができる。
そして、オペレータは、図12に示されるように、押え部材18を傾斜させた状態で、第2光ファイバ202を、フェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入する。この場合、切欠部12の後端から広い範囲に亘って下面18aが上昇したことによる空間が生じているので、第2光ファイバ202の先端を切欠部12内にスムーズに進行させることができる。そして、オペレータは、第2光ファイバ202を前進させ、その前端面を切欠部12内において第1光ファイバ201の後端面に当接させる。
続いて、オペレータは、第1スリーブ部材151をスライドさせて前方に移動させ、図13に示されるように、第1スリーブ部材151の前端縁を第2スリーブ部材152の後端縁に当接させる。この場合、第2スリーブ部材152の前端縁がフェルール本体11に固定された第3スリーブ部材153の後端縁に当接しているので、第1スリーブ部材151は、その前端縁を第2スリーブ部材152の後端縁に当接させることによって、容易に、かつ、確実に、図13に示される位置に、位置決めされる。
これにより、切欠部12全体の上方が第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152によって覆われ、押え部材18の外周面の全体が第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152の内面に当接し、押え部材18の全体は、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152によって上方から下向きに押圧される。そのため、下面18aは、図12に示されるような状態から下降して、水平となって第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面に対向する。
前述のように、第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力は、第1スリーブ部材151がフェルール本体11を締付ける力よりも弱く設定されている。そのため、第2スリーブ部材152の締付力によって傾斜していた押え部材18は、第1スリーブ部材151が前進すると、その締付力によって後端が下方に押付けられ、全体として水平になる。この場合、押え部材18の後端が第1スリーブ部材151のより強い締付力によって下降させられるので、押え部材18の前端は、第2スリーブ部材152から受ける下向きの力に抗して上昇することができる。
このようにして、押え部材18は、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力によって下向きに付勢され、押え部材18の下面18aが第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面を押圧し、切欠部12内における光ファイバ装填孔13の底面に押付ける。これにより、第2光ファイバ202は、切欠部12における光ファイバ装填孔13内に固定される。
なお、その他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態において、スリーブ部材15は、フェルール本体11に対して移動可能な第1スリーブ部材151と、切欠部12の前端近傍の上方を覆う位置に配設された第2スリーブ部材152とを含んでいる。そして、第1スリーブ部材151を後方に移動させて心線固定部材16に当接させ、かつ、第2スリーブ部材152を第3スリーブ部材153に当接させると、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152を所定位置に位置決めさせることができ、押え部材18が傾斜して第2光ファイバ202の先端を切欠部12内にスムーズに進行させることができる。また、第2光ファイバ202の挿入後に、第1スリーブ部材151を前方に移動させ、第3スリーブ部材153に当接している第2スリーブ部材152に当接させると、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152を他の所定位置に位置決めさせることができ、押え部材18の下面18aが第2光ファイバ202の上面を押圧し、第2光ファイバ202を切欠部12における光ファイバ装填孔13内に固定される。
したがって、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152の位置決めを容易に、かつ、確実に行うことができ、短時間で、かつ、正確に第2光ファイバ202をフェルール本体11に固定されている第1光ファイバ201に接続し、光コネクタ30を組立てることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図14は本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続される前の状態を示す第1の斜視図、図15は本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続される前の状態を示す第2の斜視図、図16は本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続された状態を示す断面図、図17は本発明の第3の実施の形態における押え部材の斜視図である。
本実施の形態において、フェルール本体11は、第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112から成る。なお、該第2フェルール本体112には押え部材18が装填される切欠部12が形成され、第1フェルール本体111には切欠部12が形成されていないが、その他の点について、第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112は同一の構造を有する。そして、第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112は、前端面同士が互いに当接し、相互の光ファイバ装填孔13同士の軸線が一致して一直線となるように接続され、前端近傍を覆うように第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112の外面に嵌着された第3スリーブ部材153によって、互いに固定されている。なお、第1フェルール本体111と第2フェルール本体112は、一体の構造でもよく、一体の場合は、第3スリーブ部材153を省略することができる。
また、第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112の後端には心線固定部材16が各々嵌着され、該心線固定部材16の円筒状の圧着部16aの内部には、軸線が前記光ファイバ装填孔13の軸線とほぼ一致する中心貫通孔を備える厚肉円筒状の弾性スリーブ部材29が収容されている。該弾性スリーブ部材29は、例えば、ゴム等の弾性材料から成るものであるが、弾性を備える柔らかい材料であれば、いかなる材料から成るものであってもよい。
そして、押え部材18は、図17に示されるように、第1傾斜面18bの少なくとも幅方向の中心部に形成された長手方向に延在する溝部18dを有する。該溝部18dは、その底面が第1傾斜面18bとほぼ平行であり、長手方向に関して少なくとも第1傾斜面18bの全域に亘るように形成されている。また、溝部18dの幅は、切欠部12内における光ファイバ装填孔13の内径以上となるように設定され、溝部18dの深さは、切欠部12内における光ファイバ装填孔13に挿入される第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の半径以上に設定される。なお、前記溝部18dは、複数形成することもでき、例えば、図17に示されるように、第1傾斜面18bの幅方向の両端にも形成することができる。
前記第1及び第2の実施の形態においては、前述のように、第1光ファイバ201をあらかじめフェルール本体11の光ファイバ装填孔13の前側部分に挿入して固定しておき、その後、第2光ファイバ202を前記フェルール本体11の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入して光コネクタ30を組立てるようになっている。これに対し、本実施の形態においては、第1光ファイバ201と第2光ファイバ202とを、各々同様に、第1フェルール本体111及び第2フェルール本体112の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入して光コネクタ30を組立てるようになっている。
図14に示されるように、第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202を光ファイバ装填孔13に挿入する前に、オペレータが手指等によって操作することにより、第1スリーブ部材151は、第2フェルール本体112の後端寄りに移動させられ、その前端が切欠部12の後端近傍の上方に突出するようになっている。また、第2スリーブ部材152は、切欠部12の前端近傍の上方を覆う位置に配設されている。
そして、オペレータは、図14に示されるように、押え部材18を傾斜させた状態で、第1光ファイバ201を第1フェルール本体111の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入し、第2光ファイバ202を第2フェルール本体112の後端側から光ファイバ装填孔13に挿入する。なお、第1光ファイバ201は、第1光ファイバ心線211の先端から所定長さの範囲の保護被覆層を除去したものであり、第2光ファイバ心線212の先端から所定長さの範囲の保護被覆層を除去した第2光ファイバ202よりも長くなるように設定されている。そして、前記第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202は、各々の前端面が切欠部12内に到達し、該切欠部12内において相互に当接するまで、光ファイバ装填孔13内に挿入される。
この場合、第2スリーブ部材152が切欠部12の前端近傍の上方を覆うようになっているので、押え部材18の外周面の最上部が第2スリーブ部材152の内面に当接し、押え部材18の前端近傍は、第2スリーブ部材152によって上方から下向きに押圧される。すると、押え部材18の下面18aの前端には上方に向けて傾斜する第1傾斜面18bが形成されているので、押え部材18は、前端が下降して後端が上昇し、全体として傾斜する。これにより、第1傾斜面18bが水平となって第1光ファイバ201の上面に対向し、下面18aが上方に向けて傾斜して切欠部12の上面との間に空間が生じる。そのため、第2光ファイバ202の先端を切欠部12内にスムーズに進行させることができる。
また、第1傾斜面18bの幅方向の中心部に溝部18dが形成され、該溝部18dが切欠部12における光ファイバ装填孔13に対向しているので、第1フェルール本体111の後端側から挿入された第1光ファイバ201の先端を、光ファイバ装填孔13と溝部18dとの間に形成された空間を通して、切欠部12内にスムーズに進行させることができる。これにより、第1光ファイバ201の前端面と第2光ファイバ202の前端面とを切欠部12内において当接させることができる。
続いて、オペレータは、第1スリーブ部材151をスライドさせて前方に移動させ、図16に示されるように、第1スリーブ部材151の前端縁を第2スリーブ部材152の後端縁に当接させる。これにより、切欠部12全体の上方が第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152によって覆われ、押え部材18の外周面の全体が第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152の内面に当接し、押え部材18の全体は、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152によって上方から下向きに押圧される。そのため、下面18aは、図16に示されるように、水平となって第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面に対向する。このように、押え部材18は、第1スリーブ部材151及び第2スリーブ部材152がフェルール本体11を締付ける力によって下向きに付勢され、押え部材18の下面18aが第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202の上面を押圧し、切欠部12内における光ファイバ装填孔13の底面に押付ける。これにより、第2光ファイバ202は、切欠部12における光ファイバ装填孔13内に固定される。
続いて、オペレータは、ラジオペンチ等の工具を使用し、心線固定部材16の圧着部16aの側壁を挟付けて該側壁を内方に向けて塑性変形させる、すなわち、かしめることにより、圧着部16aの内部を通過する第1光ファイバ心線211及び第2光ファイバ心線212を前記側壁によって挟付けて固定する。このようにして、第1光ファイバ心線211の第1光ファイバ201と第2光ファイバ心線212の第2光ファイバ202とを光フェルール組立体10によって接続することができる。
なお、その他の点の構成及び動作については、前記第1及び第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、押え部材18の第1傾斜面18bに溝部18dが形成され、該溝部18dが切欠部12における光ファイバ装填孔13に対応しているので、第1光ファイバ201の先端を切欠部12内にスムーズに進行させることができる。そのため、光フェルール組立体10によって、第1光ファイバ心線211の第1光ファイバ201と第2光ファイバ心線212の第2光ファイバ202とを接続することができる。また、押え部材18に溝部18dを備えることで、第1光ファイバ201及び第2光ファイバ202を、光コネクタ30や接続アダプタ35を用いることなく、接続が可能となる。さらに、第1の実施の形態と第2の実施の形態とに記載した第1光ファイバ201をあらかじめ接着固定することなく、光ファイバ同士を接続することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における光コネクタの断面図である。 本発明の第1の実施の形態における光コネクタの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における光コネクタの分解組立図である。 本発明の第1の実施の形態における光フェルール組立体の第1の断面図である。 本発明の第1の実施の形態における光フェルール組立体の第2の断面図である。 本発明の第1の実施の形態における押え部材の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における他の押え部材を使用した光フェルール組立体の断面図である。 本発明の第1の実施の形態における相互に接続される光コネクタの断面図である。 本発明の第1の実施の形態における相互に接続される光コネクタの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における光コネクタの断面図である。 本発明の第2の実施の形態における光コネクタの分解組立図である。 本発明の第2の実施の形態における光フェルール組立体の第1の断面図である。 本発明の第2の実施の形態における光フェルール組立体の第2の断面図である。 本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続される前の状態を示す第1の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続される前の状態を示す第2の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態における光フェルール組立体の光ファイバが接続された状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における押え部材の斜視図である。 従来の光フェルール組立体の構造を示す断面図である。
符号の説明
10 光フェルール組立体
11、301 フェルール本体
11a 前端面
12、302 切欠部
13、306 光ファイバ装填孔
15 スリーブ部材
15a、151a、153a、304 フランジ部
15b、151b、152b スリット
16 心線固定部材
16a 圧着部
18、26、310 押え部材
18a 下面
18b 第1傾斜面
18c 第2傾斜面
18d 溝部
21、307 光ファイバ心線
23 心線用スリーブ部材
24 スプリング
27 ストレインリリースブーツ
29 弾性スリーブ部材
30 光コネクタ
31 コネクタハウジング
32 アウターケーシング
35 接続アダプタ
111 第1フェルール本体
112 第2フェルール本体
151 第1スリーブ部材
151c 傾斜面
152 第2スリーブ部材
153 第3スリーブ部材
181 第1押え部材
182 第2押え部材
201 第1光ファイバ
202 第2光ファイバ
211 第1光ファイバ心線
212 第2光ファイバ心線
303 ガイド部
308 第1光ファイバ挿入溝
309 光ファイバ挿入孔
311 第2光ファイバ挿入溝
312 リング部材
316 テーパ部
317 屈折率整合剤注入孔
318 屈折率整合剤

Claims (5)

  1. (a)光ファイバ装填孔(13)が長手方向に延在して貫通するフェルール本体(11)を有する光フェルール組立体(10)であって、
    (b)前記フェルール本体(11)に形成され、前記光ファイバ装填孔(13)を含む平面を備える切欠部(12)と、
    (c)前記平面と対向する下側当接面(18a)、及び、該下側当接面(18a)の一端側に形成された傾斜当接面(18b)を備え、前記切欠部(12)内に装填される押え部材(18)と、
    (d)前記フェルール本体(11)の外周に装着された環状部材(15)とを有し、
    (e)該環状部材(15)を押え部材(18)の一端側の外周面に当接させると、前記傾斜当接面(18b)が前記平面と対向し、前記下側当接面(18a)が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、
    (f)前記環状部材(15)を押え部材(18)の外周面全体に当接させると、前記傾斜当接面(18b)が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記下側当接面(18a)が前記平面に対向することを特徴とする光フェルール組立体(10)。
  2. (a)前記光ファイバ装填孔(13)は、前記フェルール本体(11)の一端側からあらかじめ挿入された第1光ファイバ(201)を収容し、
    (b)該第1光ファイバ(201)は、押え部材(18)の一端側から切欠部(12)内に延出し、その端面が前記光ファイバ装填孔(13)内の下側当接面(18a)に対応する部位に位置し、
    (c)前記フェルール本体(11)の他端側から挿入される第2光ファイバ(202)は、前記環状部材(15)を押え部材(18)の一端側の外周面に当接させたときに、前記押え部材(18)の他端側から切欠部(12)内に挿入されてその端面が前記第1光ファイバ(201)の端面と当接させられ、
    (d)前記環状部材(15)を押え部材(18)の外周面全体に当接させると、前記下側当接面(18a)によって押圧されて固定される請求項1に記載の光フェルール組立体(10)。
  3. (a)前記環状部材(15)は、第1環状部材(151)及び第2環状部材(152)を含み、
    (b)前記第1環状部材(151)を押え部材(18)の外周面に当接させず、前記第2環状部材(152)を押え部材(18)の一端側の外周面に当接させると、前記傾斜当接面(18b)が前記平面と対向し、前記下側当接面(18a)が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、
    (c)前記第1環状部材(151)を押え部材(18)の外周面に当接させると、前記傾斜当接面(18b)が前記平面に対して傾斜して該平面から離間し、前記下側当接面(18a)が前記平面に対向する請求項1に記載の光フェルール組立体(10)。
  4. 前記第1環状部材(151)の締付力は、前記第2環状部材(152)の締付力より強く設定されている請求項3に記載の光フェルール組立体(10)。
  5. (a)前記押え部材(18)は、前記傾斜当接面(18b)に形成された溝部(18d)を備え、
    (b)前記傾斜当接面(18b)が前記平面と対向したときに、光ファイバ装填孔(13)に溝部(18d)が対向する請求項1に記載の光フェルール組立体(10)。
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