JP2008001577A - 遺骨灰焼成体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遺骨または骨灰を多く含有する焼成体を良好に製造することのできる遺骨灰焼成体の製造方法を提供すること。
【解決手段】火葬した人または愛玩動物の遺骨灰と、二酸化珪素を少なくとも含む高温焼成可能な焼成材とを混合する混合工程S1と、該混合物27を加熱して溶融させて焼成する焼成工程S2,S3,S4とを含む遺骨灰焼成体28の製造方法であって、前記混合工程S1における混合物27中に占める遺骨灰の重量%が10重量%〜90重量%であって、前記焼成工程S2,S3,S4を、減圧雰囲気中において実施する。
【選択図】図6

Description

本発明は、火葬した人骨や愛玩動物の骨灰を多く含む焼成体の製造方法に関する。
従来、亡くなられた人や愛玩動物(ペット)を追悼する手法としては、生前の写真等を写真立て等に入れて飾ることが一般的になされているが、近年にあっては、これら亡くなられた人や愛玩動物(ペット)をより身近に感じていられるようにと、これら火葬に付された遺骨または骨灰の一部を身につけていられるように、高温にて焼成して石状の焼成体としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−167135号公報
これら焼成体の製造を依頼する遺族等にとってみれば、得られる焼成体に、ほんど微量の遺骨または骨灰が含まれているのみでは、その焼成体から亡くなられた人や愛玩動物(ペット)を感じることが希薄となることから、より多くの遺骨または骨灰が含まれている、例えば、少なくとも1割(10重量%)や、好ましくはその主成分、すなわち、構成材料の半分以上が遺骨または骨灰であることを望む遺族が多いものの、特許文献1の方法によって、これら構成材料の半分以上を遺骨または骨灰とした焼成体を製造する場合においては、溶融したものの粘度等が高く、良好な焼成体が得られ難いとともに、粘度が高いことから、その内部に気泡や空隙が生じ安く、冷却時に破損したり、或いは、冷却時に破損しなくても、得られた焼成体の強度が低く、遺族が携行する場合において破損しやすいという問題があり、これら遺骨または骨灰を多く含有する焼成体を良好に製造できないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遺骨または骨灰を多く含有する焼成体を良好に製造することのできる遺骨灰焼成体の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、
火葬した人または愛玩動物の遺骨灰(遺骨)と、二酸化珪素を少なくとも含む高温焼成可能な焼成材とを混合する混合工程(粉砕・混合工程;S1)と、該混合物を加熱して溶融させて焼成する焼成工程(1次焼成工程;S2)とを含む遺骨灰焼成体28の製造方法であって、
前記混合工程における混合物27中に占める遺骨灰の重量%が10重量%〜90重量%であって、前記焼成工程を、減圧雰囲気中(真空中)において実施することを特徴としている。
この特徴によれば、遺骨灰の重量比率が10重量%〜90重量%と高含有であっても、これら遺骨灰の多く含む混合物を減圧雰囲気中において加熱焼成することで、加熱焼成時に生成するガス成分が、遺骨灰の比率が多いことで粘度が高い溶融混合物外に排出され易くなり、よって内部に気泡や空隙が生じ難くなるので、安定して良好な焼成体を製造することができる。
本発明の請求項2に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項1に記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記焼成工程(1次焼成工程;S2)後の焼成体28の表面に、焼成体に着色するための釉薬を塗布する釉薬塗布工程(S6)と、該釉薬塗布工程において塗布された釉薬を焼成する2次焼成工程(S7)を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、遺骨灰の比率が多い場合には、溶融粘度を下げることを目的として、溶融混合物の温度が非常に高温、例えば摂氏1400度程度となるので、得られる焼成体に着色するための金属や金属酸化物を混合物中に添加しても、これらの高温による焼成により、良好な発色が得られないのに対し、得られる焼成体は釉薬を焼成する2次焼成工程の焼成温度、例えば摂氏700〜1000度程度には充分耐えられるので、これら2次焼成工程を実施することで、所望の色を焼成体に付与できるばかりか、遺骨灰の比率が多いことに伴う焼成体表面の粗面状態を、研磨することなく艶のある表面にすることができる。
本発明の請求項3に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項1または2に記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記混合工程(粉砕・混合工程;S1)において、遺骨灰(遺骨)および/または焼成材の溶融温度を低下させるための融点降下剤(消石灰)を混合することを特徴としている。
この特徴によれば、混合物の溶融温度が低下することで、焼成工程の焼成温度を低く抑えることができ、加熱に要するコストを低減できる。
本発明の請求項4に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記溶融状態となった混合物27に振動を印加する加振工程(S3)を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、溶融状態となった混合物に振動を印加することで、溶融混合物内部からガス等が外部に排出され易くなるので、さらに内部に気泡や空隙が生じ難くなり、より安定して良好な焼成体を製造することができる。
本発明の請求項5に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記溶融状態となった混合物27を、前記減圧雰囲気中(真空中)において所定形状(勾玉形状)を有する炭素鋳型25に流入させる流入工程(S4)を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、炭素鋳型が有する所定形状を焼成体に付与することができるとともに、これら流入工程を減圧雰囲気中において実施することで該流入工程において空気等のガスが溶融混合物中に内包されてしまうことによる不良の発生を、極力回避することもできる。
本発明の請求項6に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項5に記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記流入工程(S4)後において、減圧雰囲気(真空チェンバ4)内に非酸化性ガス(窒素ガス)を導入する非酸化性ガス導入工程(S5)を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、炭素鋳型の温度がまだ低下していない状態であっても、これら減圧雰囲気内に非酸化性ガスを導入することで、炭素鋳型から焼成体を回収すること等が可能となり、1つの焼成体の製造に要する処理時間を短縮でき、よって焼成体の製造効率を向上できる。
本発明の請求項7に記載の遺骨灰焼成体の製造方法は、請求項1〜6のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法であって、
前記混合物27を、高周波加熱(高周波コイル23)により加熱焼成することを特徴としている。
この特徴によれば、減圧雰囲気内にある混合物を、効率良く加熱することができる。
本発明に係る遺骨灰焼成体の製造方法を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、ボールミル、真空溶解炉、電気炉を示す正面図であり、図2は、ボールミル、真空溶解炉、電気炉を示す側面図であり、図3は、真空溶解炉の内部構造を示す縦断正面図であり、図4は、真空溶解炉の内部構造を示す縦断側面図であり、図5は、炭素鋳型を示す斜視図であり、図6は、遺骨灰焼成体の製造方法を示すフローチャートであり、図7(a)は、坩堝内で混合物を焼成する1次焼成工程を示す図であり、図7(b)は、溶融状態の混合物を鋳型に流入させる流入工程を示す図であり、図8は、遺骨灰焼成体を示す斜視図であり、図9は、図8における遺骨灰焼成体を示すA−A端面図である。
近年、遺族等が亡くなられた故人をより身近に感じていられるように、遺骨の一部を高温にて焼成して石状の焼成体を製造し、この焼成体を元に装飾品を製作して、身につけられるようにしている。図1に示したのは、本発明の遺骨灰焼成体の製造方法を実施するために必要なボールミル1と、真空溶解炉2と、電気炉3である。尚、ボールミル1は遺骨を粉砕するために用いられ、真空溶解炉2は遺骨を1次焼成するために用いられ、電気炉3は遺骨灰焼成体を2次焼成するために用いられる。
図1に示すように、真空溶解炉2には、略円筒体状の真空チェンバ4と、真空チェンバ4に接続されて真空チェンバ4内の気圧を低減させて真空状態にするための真空ポンプ5と(図2参照)、真空チェンバ4と真空ポンプ5を支持し、かつ真空チェンバ4に振動を与えることができる加振動台6とが設けられている。これら真空チェンバ4と真空ポンプ5と加振動台6が電気ケーブル7,8,9を介して制御ユニット10に接続され、作業者は制御ユニット10を操作することにより真空溶解炉2の制御が行えるようになっている。
図2に示すように、真空チェンバ4の正面には、作業者が真空チェンバ4内部の様子を監視するための監視窓11が形成された開閉可能な蓋体13が設けられている。真空チェンバ4の上部には接続部14が形成され、この接続部14に監視窓12や温度センサ(図示略)等が設けられたアダプタ15が接続されている。
また、真空チェンバ4と真空ポンプ5とを連結する連結管16には、リークバルブ17が設けられている。このリークバルブ17は、本実施例における非酸化性ガスとしての窒素ガスが充填された窒素ガスタンク(図示略)と接続され、リークバルブ17を操作することにより、真空チェンバ4内部に窒素ガスを導入できるようになっている。
図3及び図4に示すように、真空チェンバ4は二重壁のデュワー瓶構造をなしており、真空チェンバ4の内部と外部とを断熱できる。真空チェンバ4の内部には、真空チェンバ4の内面に設けられた枢軸18を中心として垂直方向に揺動可能な揺動台19が設けられており、この揺動台19は真空チェンバ4の側部に取り付けられた駆動モータ20の駆動によって揺動される。
揺動台19上には、坩堝21を保持するための坩堝ソケット22が取り付けられており、坩堝ソケット22の周囲には、高周波コイル23が捲きつけられている。高周波コイル23は駆動モータ20の軸心を貫通して設けられた同軸電極24に接続されており、同軸電極24には電気ケーブル7を介して制御ユニット10から電力が供給されるようになっている(図1参照)。
図5に示したのは、遺骨灰焼成体を所定形状に成型する際に用いられる炭素鋳型25であり、この炭素鋳型25は黒鉛などの材質で形成され、その断面が半円形の略蒲鉾形状をなしており、その湾曲された湾曲面25aが坩堝21の内周面に沿って当接できる(図7(a)参照)。また、炭素鋳型25の平坦をなす平坦面25bには、勾玉形状の型穴26が形成されている。
次に、前述した本実施例におけるボールミル1、真空溶解炉2、電気炉3を用いて、遺骨(遺骨灰)から遺骨灰焼成体(装飾品)を製造するための工程を図6に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
図6に示すように、先ず、火葬場で火葬された遺骨と、二酸化珪素を少なくとも含む焼成材と、焼成材の融点を降下させる融点降下剤としての消石灰とを、ボールミル1内に投入し、遺骨と焼成材と消石灰とが粉末状になるまで粉砕するとともに、遺骨と焼成材と消石灰とを混合する(S1,粉砕・混合工程)。尚、本実施例では、焼成材の融点を降下させるための融点降下剤として消石灰を用いているが、消石灰以外にも、ホウ砂、硝石、鉛丹などを融点降下材として用いてもよい。また、遺骨の融点を降下させる目的で融点降下剤を用いてもよい。
ボールミル1としては、個体粉体の粉砕力に優れる遊星型ボールミルを好適に使用することができ、その処理時間は、使用する焼成材や遺骨灰の比率等により、適宜に選択すれば良く、本実施例では、該粉砕・混合工程にて粉砕・混合した処理粉体を、ナイロンメッシュふるい(#325)にかけて、全体が該ナイロンメッシュふるいを通過できる約50マイクロメートル以下の粉体となるまで、粉砕・混合工程の処理を実施した。
このように粉砕を実施することは、混合される各材料が、偏在すること等により焼成体の組成が部分的に異なることによる強度低下等を極力防止して、安定した焼成体を得ることができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら粉砕・混合の処理時間や、処理粉体の性状等は、適宜に決定すれば良い。
本実施例では、ボールミル1を用いることで、遺骨と焼成材と消石灰の粉砕と混合を同時に行うことができるようになっており、このようにすることは、これら粉砕・混合工程を効率良く実施できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、遺骨や焼成材や消石灰を粉砕する粉砕工程と、遺骨と焼成材と消石灰を混合する混合工程を、各々別の装置を用いて行っても良い。
尚、焼成材としては、焼成により溶融して流動性を生じる二酸化珪素を少なくとも含む鉱石等、具体的には、珪石、長石、木節粘土、一黒粘土、白雲陶土、カオリンシャモット、ガラスなどの単体、若しくは混合物が用いられる。焼成材の材料の選択や、遺骨と消石灰と焼成材の配合は、様々なパターンが考えられるが、配合パターンの例を以下に示す。(いずれも重量比)
配合パターン1 遺骨1:珪石3:長石3:ガラス1:消石灰2
配合パターン2 遺骨1:長石2:白雲陶土2:消石灰1
配合パターン3 遺骨2:ガラス5:珪石3:消石灰1
配合パターン4 遺骨2:珪石1:長石1:カオリンシャモット2
配合パターン5 遺骨4:珪石3:長石1
配合パターン6 遺骨9:珪石1
尚、本実施例では、遺骨と消石灰と焼成材とが混合された粉末状をなす混合物27中の重量に占める遺骨の重量の割合は、これが10重量%以下となると、得られる焼成体から亡くなられた人や愛玩動物(ペット)を感じることが希薄となる一方、90重量%以上となると、焼成するための温度が著しく高くなるとともに、得られる焼成体の強度が非常に低く、破損し易いものとなってしまうことから、10重量%〜90重量%とすることが好ましい。また、混合物27中に占める焼成材の割合が少ない場合には、混合物27中に消石灰を混合させなくてもよい。
次に、粉砕・混合工程後の混合物27を炭素鋳型25が取り付けられた坩堝21内に投入し(図7(a)参照)、真空チェンバ4の蓋体13を開放して真空チェンバ4内の坩堝ソケット22に坩堝21を取り付ける(図4参照)。真空チェンバ4の蓋体13を閉塞して真空ポンプ5を稼動させ、真空チェンバ4内を減圧して真空状態(減圧雰囲気状態)にする。尚、本実施例においては、遺骨灰の量が90重量%非常に多く、溶融した混合物27の粘度が著しく高くても、内包されている空気や生成ガス等が良好に外部に排出されるように、真空チェンバ4内の気圧を、比較的高い減圧状態、具体的には10−3〜10−5Pa程度に減圧するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遺骨灰の量に応じて、これら減圧状態を、これよりも低真空の減圧状態としても良い。
真空チェンバ4内が真空状態になったら高周波コイル23に電流を流し、坩堝21内の混合物を加熱焼成する1次焼成工程を開始する(S2)。高周波コイル23によって加熱された坩堝21内の混合物27の温度は摂氏1400度程度となり、この高温により混合物27の溶融粘度を下げることができる。真空状態の真空チェンバ4内で混合物27を加熱焼成することで、加熱焼成時に溶融混合物27内で生成されるガス成分が、混合物27外に排出され易くなる。
1次焼成工程の開始時では、図7(a)に示すように、坩堝21が立設されており、溶融混合物27は坩堝21の底部に溜まっている。作業者は真空チェンバ4の上部に設けられた監視窓12から坩堝21内を監視し、混合物27が充分に溶融されたら、駆動モータ20を駆動させて揺動台19を垂直方向に揺動させて坩堝21を揺らす。更に、加振動台6を稼動させて真空チェンバ4に振動を与えることで、真空チェンバ4内部に配置された坩堝21に振動を与える(S3,加振工程)。坩堝21を揺らしたり坩堝21に振動を与える(印加する)ことで、溶融混合物27内部に含まれるガス等が外部に排出され易くなる。
溶融混合物27内部に含まれるガス等が充分に排出させた後、揺動台19による坩堝21の揺動と、加振動台6の可動による坩堝21の振動を停止させる。そして、図7(b)に示すように、揺動台19を傾けることで坩堝21を横倒しにすると、坩堝21の底部に溜まった溶融混合物27が炭素鋳型25の型穴26に流れ込むようになる(S4,流入工程)。型穴26に流し込まれた混合物27は、型穴26の形状に合わせて勾玉形状に成形される。
混合物27が勾玉形状になったら高周波コイル23を停止させて1次焼成工程を終了し、炭素鋳型25及び混合物27温度を下げていくと、溶融混合物27が徐々に固化されて遺骨灰焼成体28が形成される。作業者は遺骨灰焼成体28の温度を下げながらリークバルブ17を操作して、真空チェンバ4内部に窒素ガスを導入する(S5,非酸化性ガス導入工程)。また、本実施例では、非酸化性ガスとしての窒素ガスが用いられているが、窒素ガスに限らずに炭酸ガスなどや、不活性ガスであるアルゴンガスやヘリウムガスなどを用いてもよい。
尚、炭素鋳型25が高温であるときに、リークバルブ17から空気等の酸化性ガスを真空チェンバ4内部に導入すると、炭素鋳型25が燃焼してしまう場合があるが、真空チェンバ4内部に窒素ガスを導入することで、炭素鋳型25の温度がまだ充分に低下していない状態であっても、真空チェンバ4の蓋体13を開放して炭素鋳型25から焼成体を回収することが可能となり、1つの遺骨灰焼成体28の製造に要する処理時間を短縮できる。そのため複数の遺骨灰焼成体28を製造する際に、真空チェンバ4内の温度が常温まで低下されない状態で次の混合物27を真空チェンバ4内に投入し、遺骨灰焼成体28の製造を開始できるようになり、1つの真空溶解炉2を効率よく使用することができる。
真空チェンバ4内から取り出した遺骨灰焼成体28に、YAGレーザ等を用いて装飾用の紐等を通すことができるように貫通孔29を形成し、その後、遺骨灰焼成体28の表面全体に釉薬を塗布する(S6,釉薬塗布工程)。釉薬は、柿釉、黒釉、灰釉など様々な種類の釉薬を用いることができ、調合した釉薬でも市販の釉薬でもよく、遺族等の要望に応じた発色が可能な釉薬を用いることができる。また、遺族等の要望に応じて遺骨灰焼成体28の表面に文字や図形等を釉薬によって描き込むようにしてもよい。
次に、表面に釉薬を塗布した遺骨灰焼成体28を電気炉3内に投入して加熱焼成する2次焼成工程を開始する(S7)。電気炉3内で加熱された遺骨灰焼成体28の温度は摂氏700〜1000度程度となり、釉薬の良好な発色が得られるようになる。
図8に示すように、電気炉3内から取り出した遺骨灰焼成体28は勾玉形状の装飾品として用いることができる。また、図9に示すように、遺骨灰焼成体28の内部には、硬い石状の硬質部30が形成されている。この硬質部30には気泡や空隙が形成されていないので、遺骨灰焼成体28を落下させたりして衝撃を与えても割れ難くなっている。また、遺骨灰焼成体28の表面が釉薬によってコーティングされて釉薬層31が形成されており、着色された表面となっている。
以上、本実施例における遺骨灰焼成体の製造方法によれば、遺骨の重量比率が10重量%〜90重量%と高含有であっても、これら遺骨を多く含む混合物27を、真空チェンバ4内部の真空中(減圧雰囲気中)において加熱焼成することで、加熱焼成時に生成するガス成分が、遺骨の比率が多いことで粘度が高い溶融混合物27外に排出され易くなり、よって混合物27内部に気泡や空隙が生じ難くなるので、安定して良好な焼成体を製造することができる。
また、1次焼成工程後の遺骨灰焼成体28の表面に、遺骨灰焼成体28に着色するための釉薬を塗布し、塗布された釉薬を焼成する2次焼成工程を行うようにしており、1次焼成工程では、遺骨の比率が多い場合に溶融粘度を下げることを目的として、溶融混合物27の温度が非常に高温の摂氏1400度程度となるので、得られる遺骨灰焼成体28に着色するための金属や金属酸化物を混合物27中に添加しても、これらの高温による焼成により、良好な発色が得られないのに対し、得られる遺骨灰焼成体28は釉薬を焼成する2次焼成工程の焼成温度の摂氏700〜1000度程度には充分耐えられるので、これら2次焼成工程を実施することで、所望の色を遺骨灰焼成体28に付与できるばかりか、遺骨の比率が多いことに伴う遺骨灰焼成体28表面の粗面状態を、研磨することなく艶のある表面にすることができる。
また、混合工程において、遺骨および/または焼成材の溶融温度を低下させるための融点降下剤としての消石灰を混合することで、混合物27の溶融温度が低下することで、1次焼成工程の焼成温度を低く抑えることができ、加熱に要するコストを低減できる。
また、溶融状態となった混合物27に振動を印加することで、溶融混合物27内部からガス等が外部に排出され易くなるので、さらに内部に気泡や空隙が生じ難くなり、より安定して良好な遺骨灰焼成体28を製造することができる。
また、溶融状態となった混合物27を、真空中(減圧雰囲気中)において所定形状を有する炭素鋳型に流入させることで、炭素鋳型25が有する所定形状を遺骨灰焼成体28に付与することができるとともに、これら流入工程を真空中において実施することで該流入工程において空気等のガスが溶融混合物27中に内包されてしまうことによる不良の発生を、極力回避することもできる。
また、流入工程後において、真空チェンバ4(減圧雰囲気)内に窒素ガス(非酸化性ガス)を導入することで、炭素鋳型25の温度がまだ低下していない状態であっても、真空チェンバ4内に窒素ガスを導入することで、炭素鋳型25から遺骨灰焼成体28を回収すること等が可能となり、1つの遺骨灰焼成体28の製造に要する処理時間を短縮でき、よって遺骨灰焼成体28の製造効率を向上できる。
また、混合物27を、高周波コイル23による高周波加熱により加熱焼成することで、真空状態の真空チェンバ4内にある混合物27を、効率良く加熱することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、本発明の遺骨灰焼成体の製造方法が、故人の遺骨を焼成して遺骨灰焼成体28を製造するときに用いられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、犬や猫などの愛玩動物等を火葬にした際の骨灰を焼成して遺骨灰焼成体28を製造するときに用いてもよい。
また、前記実施例では、1次焼成工程後の遺骨灰焼成体28の表面に釉薬を塗布し、2次焼成工程を行うことで、得られる遺骨灰焼成体28に着色していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、釉薬の塗布や2次焼成工程を行わずに、1次焼成工程前の混合物27中に、粉末状の銅、黄銅、酸化銅、真鍮、酸化コバルト、酸化ニッケル、鉄粉、ジルコンなどを添加することで、1次焼成工程後に得られる遺骨灰焼成体28が発色されるようにしてもよい。
また、前記実施例では、得られる焼成体を遺族が携行できる充分な強度を確保するために、混合物27中の重量に占める遺骨の重量の割合を10重量%〜90重量%としているが、得られる焼成体を遺族が携行したりすることなく、仏壇内等に安置して使用する等の場合で、破損する可能性を考慮する必要がない場合等においては、90重量%を超えて混合物27中の重量に占める遺骨の重量の割合を100重量%に近づけたり、或いは混合物27を全て遺骨で構成することも可能であり、この場合には、遺骨灰焼成体28の表面に釉薬層31を形成することで、硬質部30が保護されるようになり、遺骨灰焼成体28に衝撃を与えても割れ難くできる。
また、前記実施例では、真空チェンバ4内の混合物27を加熱焼成する際に、高周波コイル23を用いた高周波加熱を行っているが、混合物27を加熱焼成する際に用いる加熱手段は高周波加熱に限らず、レーザ光線を用いた光加熱によって混合物27を加熱焼成してもよいし、電気抵抗による発熱を利用した電気加熱によって混合物27を加熱焼成してもよい。
更に、1次焼成工程における混合物27の加熱焼成を全て高周波加熱によって行う必要はなく、例えば、1次焼成工程の初めに電気加熱を用いて混合物27を所定の温度になるまで加熱し、その後、高周波加熱による加熱に切り替えることで、混合物27をより高温になるまで加熱してもよい。尚、1次焼成工程中に複数の加熱手段を交互に切り替えて使用したり、同時に使用したりしてもよい。
また、前記実施例では、遺骨灰焼成体28が勾玉状の装飾品として形成されていたが、その他にも、本発明の遺骨灰焼成体の製造方法を用いて、ペンダント、ブレスレット、指輪、イヤリング、ピアス、数珠、厨子、携帯電話等のストラップ、キーホルダー、オブジェなどの装飾品を形成したり、故人や愛玩動物の生前の姿が模られた置物等を形成してもよい。
また、前記実施例では、遺骨灰焼成体28の製造に用いる混合物27中に、本発明の遺骨灰としての遺骨を配合しているが、本実施例における遺骨には、遺体が火葬場で火葬されたときに発生する骨灰なども含んでいる。
ボールミル、真空溶解炉、電気炉を示す正面図である。 ボールミル、真空溶解炉、電気炉を示す側面図である。 真空溶解炉の内部構造を示す縦断正面図である。 真空溶解炉の内部構造を示す縦断側面図である。 炭素鋳型を示す斜視図である。 遺骨灰焼成体の製造方法を示すフローチャートである。 (a)は、坩堝内で混合物を焼成する1次焼成工程を示す図であり、(b)は、溶融状態の混合物を鋳型に流入させる流入工程を示す図である。 遺骨灰焼成体を示す斜視図である。 図8における遺骨灰焼成体を示すA−A端面図である。
符号の説明
1 ボールミル
2 真空溶解炉
3 電気炉
4 真空チェンバ
5 真空ポンプ
6 加振動台
7,8,9 電気ケーブル
10 制御ユニット
11,12 監視窓
13 蓋体
14 接続部
15 アダプタ
16 連結管
17 リークバルブ
18 枢軸
19 揺動台
20 駆動モータ
21 坩堝
22 坩堝ソケット
23 高周波コイル
24 同軸電極
25 炭素鋳型
25a 湾曲
25b 平坦面
26 型穴
27 混合物
28 遺骨灰焼成体
29 貫通孔
30 硬質部
31 釉薬層

Claims (7)

  1. 火葬した人または愛玩動物の遺骨灰と、二酸化珪素を少なくとも含む高温焼成可能な焼成材とを混合する混合工程と、該混合物を加熱して溶融させて焼成する焼成工程とを含む遺骨灰焼成体の製造方法であって、
    前記混合工程における混合物中に占める遺骨灰の重量%が10重量%〜90重量%であって、前記焼成工程を、減圧雰囲気中において実施することを特徴とする遺骨灰焼成体の製造方法。
  2. 前記焼成工程後の焼成体の表面に、焼成体に着色するための釉薬を塗布する釉薬塗布工程と、該釉薬塗布工程において塗布された釉薬を焼成する2次焼成工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
  3. 前記混合工程において、遺骨灰および/または焼成材の溶融温度を低下させるための融点降下剤を混合することを特徴とする請求項1または2に記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
  4. 前記溶融状態となった混合物に振動を印加する加振工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
  5. 前記溶融状態となった混合物を、前記減圧雰囲気中において所定形状を有する炭素鋳型に流入させる流入工程を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
  6. 前記流入工程後において、減圧雰囲気内に非酸化性ガスを導入する非酸化性ガス導入工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
  7. 前記混合物を、高周波加熱により加熱焼成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遺骨灰焼成体の製造方法。
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