JP2000079798A - 人骨粉の永久保存方法 - Google Patents

人骨粉の永久保存方法

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JP2000079798A
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glass
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preservation
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Masaru Yamada
勝 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】骨粉等の風解を防止し、永久に保存可能で、身
近に保存すること。 【解決手段】人体を火葬した後の焼却残滓のなかから骨
粉分を篩い分けして集めた骨粉、またはこの骨粉を微粒
子に粉砕して骨微粉とし、この骨粉及び/または骨微粉
の所定量をガラス原料に混合し、この混合物を融点以上
に加熱して溶融し、所定の形状のガラス製品に成形して
徐冷して保存するか、もしくはこの混合物を溶融冷却
後、研磨・彫刻の表面加工して所定のガラス製品に成形
して保存する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇華・飛散し易
い人骨焼却灰中の骨粉等を安定的に保存する人骨粉の永
久保存方法に関する。
【0002】
【従来の技術】親しい人や身内の者が死亡したとき、こ
の死体をいつまでも身辺に置いておきたいと考えるが、
法律上,環境衛生上から室内に保管することはできな
い。このため火葬等により焼却して墓に埋葬されてい
る。しかし、昨今は地価の暴騰や環境衛生等により住居
の近隣にお墓を建てることができなくなっている。その
ため住居から遠く離れた山林地帯の遠隔地に霊園墓地が
設けられている。また、火葬などにより焼却した後の骨
残滓・焼却灰を骨壺にいれて室内の仏壇等に置くことも
行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、都会等におい
ては、お墓が遠隔地にあるので、毎日のようにお墓参り
ができず、寂しい思いをすることになっていた。また、
お骨を何らかの形で身辺に置いていても、自然に風解し
たり、変質することもあって安定的・永久的に人骨を保
存することはできない。更に、骨壺を室内におくことが
あっても装飾上芳しいものではなかった。この発明の課
題は、室内の身近なところにおいても不自然ではなく、
ガラス製品としても好ましい人骨粉の永久保存方法を提
供するものである。この発明の他の課題は衛生的に人骨
を保管できる人骨粉の永久保存方法を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の課題
を達成するために、人体を火葬した後の焼却残滓のなか
から骨分を篩い分けして集めた骨粉及び/またはこの骨
粉を微粒子に粉砕した骨微粉の所定量をガラス原料に添
加混合し、この混合物を融点以上に加熱して溶融し、所
定の形状のガラス製品に成形し、徐冷して保存するこ
と、もしくはこの混合物を溶融冷却後、研磨・彫刻の表
面加工して所定のガラス製品に成形して保存する構成と
する。
【0005】また、この発明は、前記骨粉及び/または
骨微粉にガラス着色剤を混入してガラス原料とともに加
熱溶融して冷却して成形しカラフルなガラス製品として
保存する構成によっても前記課題は達成でき、しかも、
数珠玉に成形することにより死者の供養を行うことがで
きる。
【0006】この発明は、死亡した人体を火葬等によっ
て焼却した後、焼却炉の底に残る残滓のなかから水分や
金属類を除去した骨粉分をそのまま篩い分けし集めて骨
粉及び/または更に粉砕して細かい骨微粉とする。ま
た、焼却炉内において飛散した飛灰を集積して骨粉及び
または骨微粉としてもよい。この骨粉及びまたは骨微粉
をガラス原料に混合して、加熱溶融し、通常のガラス製
品と同様に成形し、徐冷してガラス製品とするからガラ
ス製品の中に懐かしい人の骨成分が含まれることにな
り、その骨成分がガラス原料と安定的に化学結合してガ
ラス製品となるため人骨粉の永久保存が可能となる。ガ
ラス製品であるから透明感に優れるので美観に優れ、室
内に飾っても骨壺のような不自然さがなく、位牌に成形
すれば仏壇に載置することもできる。しかも、思い親し
んだ愛する人のメモリアルとしてブローチ、ペンダント
等の肌身離さず身近に置くことができるからいつでも死
亡した人が側に居るように感じることができる。
【0007】この発明に使用する骨粉等は、主成分がカ
ルシウム(Ca)や燐(P)であるから酸化珪素等のガ
ラス成分に化学結合し易い。そのため、ガラス原料に多
量に混合すると製品としての品質に悪影響を及ぼすこと
もあるからガラス原料に混合するとき注意が必要であ
り、カルシウムの量として5〜18重量%が適当であ
る。カルシウムの量が5重量%以下ではガラス製品とし
て非常に綺麗な透明感のあるものができるが、硬度が足
らず、壊れやすい。また、18重量%以上ではガラス原
料と混合したときに溶融しがたく、加工成形が困難であ
る。特に、カルシウム成分が多すぎると製品が硬く、石
に近似したものとなるので好ましくない。なお、製品の
性質上、壊れるのは良くないので硬度を増すことは必要
である。
【0008】この発明の人骨から得られた骨粉等と混合
して使用するガラス原料としては従来から知られるもの
が使用することができる。例えば、天然珪砂、粉砕珪
砂、長石等で、これら天然物は不純物を多く含むから水
洗によって不純物を除去することが望ましい。これら珪
砂に無水ほう酸、燐酸、酸化ナトリウム(チリ硝石)、
酸化カリウム、石灰、酸化マグネシウム、酸化バリウ
ム、酸化アルミニウム、酸化リチウム等を添加したもの
がガラス原料として使用することができる。
【0009】ガラス製品の装飾性を高めるためのガラス
原料の着色剤、消色剤として、一般に知られるものが使
用することができる。例えば、ガラス原料とともに溶融
して着色する着色剤としては、酸化鉄(青色、緑黄
色)、酸化マンガン等のマンガン系統(青色から紫
色)、酸化銅(青色)、酸化コバルト(青色)、酸化ク
ロム(緑色)。また、コロイドまたは懸濁の形で、ガラ
ス成分の中に分散して着色するものとして、金(赤
色)、銀(黄色)、銅(赤色)、セレン(赤色)、炭素
(茶色)、イオウ(茶色)これらはコロイド粒子として
ガラス内に分散することにより光が散乱吸収することに
よって着色するものである。更に、乳濁剤として燐酸カ
ルシウム、燐酸ソーダが使用され、ホタル石、氷晶石を
添加することにより、乳白色をつくり出すことができ
る。
【0010】
【発明の実施態様】図面に示す実施態様に基づいて説明
する。図1はこの発明の永久保存方法の工程を示す一実
施態様のブロック図である。図2はこの発明の永久保存
方法によって製造されたガラス製品の実施態様の斜視図
である。
【0011】この発明の人骨粉の永久保存方法について
説明する。死亡した人体を火葬等によって焼却したとき
の底に残った残滓から、更に水分や金属物を除去して、
骨粉を篩い分けて集め、又は、更に、粉砕して微粒の骨
微粉を得る。又焼却した時に発生する飛灰を集積した骨
微粉を得ることもできる。
【0012】このようにして得られた骨粉等の数グラム
をガラス原料の珪砂100グラム中に混合する。このと
き必要に応じて着色剤を添加し、これらの混合物を13
00°C以上で24時間、加熱溶融し、この溶融物を所
定の形にして成形する。これを徐冷してガラス製品とす
る。徐冷により熱歪みが除かれるので製品が壊れ難くな
る。
【0013】このようにして作られたガラス製品は、親
しい人、愛する人、尊敬する人の人骨の骨成分を含有す
るから位牌や衣服等に付けるブローチやペンダント等常
時身近に置くことができるのでメモリアル製品として優
れたものである。また、永久保存方法はガラス製品であ
るから壊れるおそれもあるが、万一壊れても、破片を集
めて溶融し、再度成形することも可能である。この点瀬
戸物等の陶磁器と相違する。
【0014】図2に示されるガラス製品、図2(a)は
装飾瓶、図2(b)は楕円球形置物(文鎮)、図2
(c)は位牌、図2(d)は数珠、図2(e)はペンダ
ント等に成形することができる。この他指輪、腕輪、ブ
ローチなど身に付ける物、壺、人形、動物の置物など床
の間、棚や仏壇に飾る置物に成形することができる。
【0015】実施例1 人骨の焼却灰20グラムをガラス原料である珪砂180
グラムに混合し、着色剤として銅粉1グラムを混入し、
これらを1300°Cで、24時間加熱溶融し、その加
熱物を直径約7センチ位の楕円球形に成形し、徐冷して
図2(b)に示される置物を製造した。
【0016】実施例2 骨粉2グラム、珪砂20グラムを混合して1400°C
で、24時間加熱溶融し、冷却し成形し、表面を磨耗研
磨して透明感のある装飾品として綺麗なペンダントを製
造した。
【0017】
【発明の効果】この発明の人骨粉の永久保存方法は、人
骨の成分をガラス原料と化学結合させることになるから
外環境に影響されることなく安定して保存することがで
きる。しかもガラス製品として保管することができるの
で、室内に飾っても違和感がなく、自然に保存すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の永久保存方法の工程を示す一実施態
様のブロック図である。
【図2】この発明の永久保存方法によって製造したガラ
ス製品の実施態様の斜視図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体を火葬した後の焼却残滓のなかから骨
    分を篩い分けして集めた骨粉及び/またはこの骨粉を微
    粒子に粉砕した骨微粉の所定量をガラス原料に添加混合
    し、この混合物を融点以上に加熱して溶融し、所定の形
    状のガラス製品に成形し、徐冷して保存すること、もし
    くはこの混合物を溶融冷却後、研磨・彫刻の表面加工し
    て所定のガラス製品に成形して保存することを特徴とす
    る人骨粉の永久保存方法。
  2. 【請求項2】前記骨粉及び/または骨微粉にガラス着色
    材を混合して、ガラス製品に成形することを特徴とした
    請求項1に記載の人骨粉の永久保存方法。
  3. 【請求項3】前記骨粉及び/または骨微粉を含有するガ
    ラス製品として数珠玉に成形してなることを特徴とした
    請求項1または2に記載の人骨粉の永久保存方法。
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