JP2002219009A - 乳歯記念指環とその発展型となる立体指環 - Google Patents

乳歯記念指環とその発展型となる立体指環

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JP2002219009A
JP2002219009A JP2001235584A JP2001235584A JP2002219009A JP 2002219009 A JP2002219009 A JP 2002219009A JP 2001235584 A JP2001235584 A JP 2001235584A JP 2001235584 A JP2001235584 A JP 2001235584A JP 2002219009 A JP2002219009 A JP 2002219009A
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Mitsunori Kachi
三典 可知
Daisuke Kachi
大輔 可知
Natsumi Kachi
菜摘 可知
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、生え変わりにより抜け落ちた後、廃棄
されていた乳歯を指環などの装飾具の一部として、幼児
期の記念品として残すとともに、従来の指環のもつ審美
性や神秘性を、台に用いる宝石をレンズとして機能させ
ることによって、より一層楽しむことを目的とした乳歯
記念指環とその発展型となる立体指環を提供する。 【解決手段】 天然石などのように、乳歯(1)を修復
および加工をして、指環(2)の台座(3)に組み込み
乳歯記念指環とすることを特徴とする。そして、指環
(2)に、上段部(4)と下段部(6)の構造をもつ台
座(3)を設け、上段部(4)に宝石(5)を固定し、
宝石(5)の真下の下段部(6)に、装飾板(7)を固
定または接合して立体指環とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然石などのよう
に乳歯を修復および加工をして、幼児期の記憶として後
世に残る記念品を作るために、指環の台座に乳歯を組み
込んだ装飾指環(以下、乳歯記念指環という)に関する
ものである。そしてさらに、指環の装飾部の上部に、固
定された宝石(貴石・半貴石・模造石の総称である)を
レンズの代用として、内部の各種の装飾板を、上方から
宝石越しに見ることのできる装飾指環(以下、立体指環
という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指環の台座の中に組み込まれるも
のとして天然石や真珠などがあるが、その他にも珊瑚・
象牙などが装飾品の一部として利用されている。しか
し、人の乳児期における乳歯などの歯牙は、利用される
こともなく抜け落ちた後などは、そのまま廃棄されてい
た。そして、指環などの装飾品は、本体に使用される金
属の品質・デザイン・輝きなどとともに、宝石の神秘性
や複雑なカット面から生じる光の乱反射による輝きなど
との、平面的な協調からなる外観的審美性が求められて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。乳歯などの歯牙は、過去に於いて魔除けの儀
式などに利用されたことを除くと、学術的研究用に保存
される以外は利用されることもなく廃棄されていた。そ
して、幼児期の記念として乳歯を後世に残す手段も方法
もなかった。また、従来の技術で述べた宝石の神秘性の
要因の中に色と透明度があるが、これは、色の濃淡・透
明度の強弱によって、希少価値が変わるというだけのも
のであり、それ以外の使用方法が開発されることもな
く、発展的工夫が近年見られていなかった。本発明は、
以上の欠点を解決し、乳歯を指環などの装飾具の一部と
して幅広く利用するものであり、さらに、宝石の色の濃
淡や透明度の強弱を斬新かつ革命的に利用した、乳歯記
念指環とその発展型となる立体指環を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】乳歯(1)を修復および
加工をする。それを指環(2)の台座(3)に組み込
む。(請求項1記載) また、指環(2)に、上段部(4)と下段部(6)の構
造を持つ台座(3)を設ける。そして、上段部(4)に
宝石(5)を固定する。その宝石(5)の真下の下段部
(6)に、乳歯(1)を組み込んだ装飾板(7)を固定
または接合する。(請求項2記載) 本発明は、以上の構成からなる乳歯記念指環とその発展
型となる立体指環である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1と請求項
2の実施の形態について説明する。本発明の請求項1の
乳歯記念指環は、図1・2・3の実施例に示すように、
天然石などの替わりに脱落した乳歯(1)を、臨機応変
に修復および加工をして、指環(2)の台座(3)に組
み込み使用するものである。修復とは、脱落した乳歯
(1)の一部が、う蝕などにより侵食されている場合
に、解剖学的形態に復元することであり、加工とは、乳
歯(1)の咬頭や溝などの特徴を損なわずに、整形・穴
あけ・着色・研磨など、指環(2)の台座(3)に組み
込むための作業のことである。そして、本発明に使用す
ることのできる歯牙として、図1・2に於いては乳臼歯
を挙げたが、例えば図3に示すような乳切歯のほかに、
永久歯、使用済みの金属冠、好みの歯牙から型取りをし
て樹脂・陶材・金属に置き換える複製歯、市販の人工
歯、ペットおよび動物の歯牙などが利用できる。
【0006】次に、本発明の請求項2の立体指環は、図
4・5の実施例に示すように、指環(2)の台座(3)
を、上段部(4)と下段部(6)の2段構造としたもの
である。上段部(4)に固定される宝石(5)のカット
面の形態は、上面と下面はレンズの代用として、内部を
覗き込める形態とするが、側面の形態は限定しないもの
とする。本発明の立体指環に使用する宝石(5)の主な
る形態の種類は、図4の実施例で示すカボション・タイ
プと、図5の実施例で示すカット・タイプなどがある。
下段部(6)に、固定または接合される乳歯(1)を組
み込んだ装飾板(7)とは、乳歯(1)の他に、宝石
(5)や彫刻部(各種デザイン・文字・数字などを刻印
または印字したもの)を、単独あるいは各種を組み合わ
せたものであり、他にも、写真や各種関連記念物など様
々なものが応用できる。図4の断面図に於いて、立体指
環の下段部(6)の装飾板(7)に、乳歯(1)のみを
使用した実施例である。図5の平面図に於いては、立体
指環の上段部(4)の宝石(5)を通して、下段部
(6)の装飾板(7)が、上から見えている状態であ
り、装飾板(7)の中央に象徴的なデザインを施し、そ
の周囲に氏名や記念日などを、刻印または印字したもの
が示されている。
【0007】宝石(5)と装飾板(7)の台座(3)へ
の固定または接合の方法は、特に限定をせず、現在の技
術の常法に従うものであるが、例を挙げると、固定の方
式には、台座(3)のバネを利用して宝石(5)を止め
る方法が一例として挙げられる。そして、接合の方式に
はロウやネジを用いて台座(3)と装飾板(7)を止め
る方法、あるいは、指環(2)の製作時に、台座(3)
と装飾板(7)を一体とする方法が挙げられる。その他
にも、装飾板(7)を台座(3)に固定も接合もせず
に、自由に引張り出すことのできる引き出し型も挙げら
れる。立体指環の台座(3)の上段部(4)に使用され
る実施例として、宝石(5)の替わりに透かし彫りを施
した彫刻板が挙げられるが、この透かし彫りを施した彫
刻版や宝石(5)は、台座(3)の上段部のみに限ら
ず、台座(3)の側面や台座(3)の底面にも使用する
ことができるものとする。また、他の実施例として、台
座(3)を円筒型もしくは円錐型の壁となるように製作
して、上段部(4)の宝石(5)と、下段部(6)の装
飾板(7)の間にできる空間の中を、固定することもな
く自由に移動することのできる小粒状の宝石や彫刻体を
設けた指環も考えられる。本発明の指環以外の応用例と
して、イヤリング・ピアス・ペンダント・ブローチなど
の身につける装飾具が挙げられるが、置物の一部として
も利用することができるものとする。以上が、本発明の
実施の形態である。
【0008】
【発明の効果】本発明の乳歯記念指環とその発展型とな
る立体指環の特徴を述べると、 (A)歯牙の外側を覆うエナメル質のモース硬度は6〜
7の硬さであり、天然石の水晶と同等の硬さを持つ。 (B)歯牙の色調は乳白色であり、天然石に該当するも
のはない。 (C)装飾具の一部として組み込まれた歯牙の形状は、
歯牙の咬頭や溝を取り込むことにより、今までにない独
特な個性をもつ装飾具となる。 (D)本発明の乳歯記念指環は、脱落した天然歯や加工
歯を記念品として残すものであり、高価な天然石を組み
込んだ装飾具より経済的に安価である。 (E)応用例の複製歯や人工歯を用いた場合は、審美的
かつ衛生的である。 (F)従来の指環が、中心となる装飾部を本体あるいは
周辺部が盛り上げるという、平面的かつ外観的な審美性
を求めるものであったものを、相互の審美性を損なわぬ
ように立体的に重ね、中心となる宝石をレンズの代用と
して、内部の装飾を観賞できるという、外観的にも内面
的にも、より一層審美性や神秘性を増すものにした。 以上が本発明の特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乳歯記念指環の平面図
【図2】本発明の乳歯記念指環の正面図
【図3】本発明の乳歯記念指環の他の実施例を示す平面
【図4】本発明の立体指環の実施例を示す断面図
【図5】本発明の立体指環の他の実施例を示す平面図
【符号の説明】
1 乳歯 2 指環 3 台座 4 上段部 5 宝石 6 下段部 7 装飾板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳歯(1)を修復および加工をして、指
    環(2)の台座(3)に組み込むことを特徴とする乳歯
    記念指環。
  2. 【請求項2】 指環(2)に、上段部(4)と下段部
    (6)を有する台座(3)を設け、上段部(4)に宝石
    (5)を固定し、下段部(6)に乳歯(1)を組み込ん
    だ装飾板(7)を固定または接合した請求項1記載の乳
    歯記念指環の発展型となる立体指環。
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